JPH0620877Y2 - シヤツター用中柱のラツチ掛け構造 - Google Patents
シヤツター用中柱のラツチ掛け構造Info
- Publication number
- JPH0620877Y2 JPH0620877Y2 JP5344788U JP5344788U JPH0620877Y2 JP H0620877 Y2 JPH0620877 Y2 JP H0620877Y2 JP 5344788 U JP5344788 U JP 5344788U JP 5344788 U JP5344788 U JP 5344788U JP H0620877 Y2 JPH0620877 Y2 JP H0620877Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center pillar
- latch
- shutter
- pillar
- latch hook
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、幅広い窓にシヤツターを連らねて取付ける場
合の取外し自在なシヤツター用中柱のラツチ掛り構造に
関するものである。
合の取外し自在なシヤツター用中柱のラツチ掛り構造に
関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題] 近代建築の合理化が進むに従い住宅の窓に従来の雨戸に
替えてシヤツターを取付けることが多くなつてきたが、
開口幅の広い窓の場合には一般シヤツターの場合と同様
にシヤツターを二連としてその中間に着脱可能な中柱を
設けことになる。この場合、中柱にもラツチ錠杆を係止
する所謂ラツチ掛りを設ける必要があるが、従来、ラツ
チ掛りは第7図、第8図に示す如く左右別個のラツチ掛
りをビス止めしていたが、これは幅狭い案内溝底への固
定であることもあつて、作業はしづらく、また左右案内
溝底間の間隔A寸法が小さいので反対側の固定用ビトと
ぶつからないよう位置づれしてビス止めしなければなら
ない許りでなく、このビス止めは防犯性を考慮して強固
にせざるを得ず、構造が複雑化せざるを得なかつた。
替えてシヤツターを取付けることが多くなつてきたが、
開口幅の広い窓の場合には一般シヤツターの場合と同様
にシヤツターを二連としてその中間に着脱可能な中柱を
設けことになる。この場合、中柱にもラツチ錠杆を係止
する所謂ラツチ掛りを設ける必要があるが、従来、ラツ
チ掛りは第7図、第8図に示す如く左右別個のラツチ掛
りをビス止めしていたが、これは幅狭い案内溝底への固
定であることもあつて、作業はしづらく、また左右案内
溝底間の間隔A寸法が小さいので反対側の固定用ビトと
ぶつからないよう位置づれしてビス止めしなければなら
ない許りでなく、このビス止めは防犯性を考慮して強固
にせざるを得ず、構造が複雑化せざるを得なかつた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃す
ることができる連窓シヤツターの中柱構造を提供するこ
とを目的として創案されたものであつて、左右に連装さ
れるシヤツターカーテンの案内をする中柱にラツチ掛り
を組付けるに、該ラツチ掛りは、ラツチ錠杆が係止する
左右係止部が連結部を介して一体的に連結されたものと
し、そして前記連結部を、左右係止部が中柱の案内溝の
溝底部を左右に挟む状態で、溝底部に切欠形成した係合
溝に下側から挿入嵌合し、中柱の室内側面からビス固定
したことを特徴とするものである。
ることができる連窓シヤツターの中柱構造を提供するこ
とを目的として創案されたものであつて、左右に連装さ
れるシヤツターカーテンの案内をする中柱にラツチ掛り
を組付けるに、該ラツチ掛りは、ラツチ錠杆が係止する
左右係止部が連結部を介して一体的に連結されたものと
し、そして前記連結部を、左右係止部が中柱の案内溝の
溝底部を左右に挟む状態で、溝底部に切欠形成した係合
溝に下側から挿入嵌合し、中柱の室内側面からビス固定
したことを特徴とするものである。
そして本考案は、この考案によつて、取外し自在な中柱
に左右ラツチ掛りを簡単かつ強固に取付けることができ
るようにしたものである。
に左右ラツチ掛りを簡単かつ強固に取付けることができ
るようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1は相隣るシヤツターカーテン(図示しな
い)の中間に着脱可能に取付けられる左右対称に形成さ
れる中柱であつて、該中柱1には左右のシヤツターカー
テンを案内する案内溝1aがそれぞれ設けられている。ま
た2は中柱1の中央部、即ち前記案内溝1aの裏側に設け
られる補強板、3はシヤツターカーテンに設けられ水平
スライドするラツチ錠杆(図示せず)を係止して錠受け
するラツチ掛りであるが、このラツチ掛り3は、前記ラ
ツチ錠杆が係止すべく横方向に垂直状に突出する係止部
3a、この係止部3aから上方へ傾斜してラツチ錠杆のガイ
ドをする傾斜面3b、傾斜面3bに連続し案内溝1aの底面1b
に接当する上側接当部3c、前記係止部3aから下方へ延設
されて溝底1bに接当する下側接当部3d、並びに左右の下
側接当部3dを一体的に連結する連結部3eとからなつてお
り、これによつて左右係止部3aが一体化されたラツチ掛
り3が形成される。そしてラツチ掛り3は、左右上側接
当部3cで中柱溝底1bを挟むようにして下側接当部3dが溝
底1bの下端に切欠形成した係合溝1cに係合するまで押込
み嵌合し、しかる後、ビス11を中柱1の室内側から孔1d
を通してねじ孔3fに螺入することでラツチ掛り3は中柱
1に一体的に取付けられるようになつている。
面において、1は相隣るシヤツターカーテン(図示しな
い)の中間に着脱可能に取付けられる左右対称に形成さ
れる中柱であつて、該中柱1には左右のシヤツターカー
テンを案内する案内溝1aがそれぞれ設けられている。ま
た2は中柱1の中央部、即ち前記案内溝1aの裏側に設け
られる補強板、3はシヤツターカーテンに設けられ水平
スライドするラツチ錠杆(図示せず)を係止して錠受け
するラツチ掛りであるが、このラツチ掛り3は、前記ラ
ツチ錠杆が係止すべく横方向に垂直状に突出する係止部
3a、この係止部3aから上方へ傾斜してラツチ錠杆のガイ
ドをする傾斜面3b、傾斜面3bに連続し案内溝1aの底面1b
に接当する上側接当部3c、前記係止部3aから下方へ延設
されて溝底1bに接当する下側接当部3d、並びに左右の下
側接当部3dを一体的に連結する連結部3eとからなつてお
り、これによつて左右係止部3aが一体化されたラツチ掛
り3が形成される。そしてラツチ掛り3は、左右上側接
当部3cで中柱溝底1bを挟むようにして下側接当部3dが溝
底1bの下端に切欠形成した係合溝1cに係合するまで押込
み嵌合し、しかる後、ビス11を中柱1の室内側から孔1d
を通してねじ孔3fに螺入することでラツチ掛り3は中柱
1に一体的に取付けられるようになつている。
4は中柱1の案内溝1aの開口側出口に取付ける消音用モ
ヘア、5は中柱1の下部に上下摺動自在取付けられる上
げ落し板であつて、該上げ落し板5は、前記ビス位置を
超えて更に下方まで延設されている。6は中柱1の上部
に設けられる差込み鈎、7はシヤツター収納ケース側に
取付けられる引掛金具である。8は中柱1の受け皿であ
つて、該受け皿8は断面略状をなし建物開口部下縁に
設ける水切板9の中柱1支持位置に対応して設けられる
が、中柱1を組付けるべく中柱1の室内面を受け皿8の
立上り片8aに穿設した係止孔8bにビス11が嵌入係合して
位置決めし、この状態で上げ落し板5を、摘み5aによつ
て押下げることで、上げ落し5の下片が受け皿8の立上
り片8aを挟むように下動し、これによつて中柱1の下端
部の支持固定ができるようになつている。また、10はシ
ヤツタガイドである。
ヘア、5は中柱1の下部に上下摺動自在取付けられる上
げ落し板であつて、該上げ落し板5は、前記ビス位置を
超えて更に下方まで延設されている。6は中柱1の上部
に設けられる差込み鈎、7はシヤツター収納ケース側に
取付けられる引掛金具である。8は中柱1の受け皿であ
つて、該受け皿8は断面略状をなし建物開口部下縁に
設ける水切板9の中柱1支持位置に対応して設けられる
が、中柱1を組付けるべく中柱1の室内面を受け皿8の
立上り片8aに穿設した係止孔8bにビス11が嵌入係合して
位置決めし、この状態で上げ落し板5を、摘み5aによつ
て押下げることで、上げ落し5の下片が受け皿8の立上
り片8aを挟むように下動し、これによつて中柱1の下端
部の支持固定ができるようになつている。また、10はシ
ヤツタガイドである。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、中柱1
を取付けるには、先ず、中柱1の上端がシヤツターガイ
ド10に突当るまで押上げて、上部の差込み鈎6をシヤツ
タケース側の引掛金具7に差込んで上方の位置付けをな
し、次いで中柱1の室内側下部のビス11の頭を受け皿8
に穿設された係止孔8bに挿入させるよう中柱1をセツト
し、この状態で上げ落し板5を押下げ立上り片8aを覆う
ように挟み付け、これによつて中柱1の取付けは完了す
る。
を取付けるには、先ず、中柱1の上端がシヤツターガイ
ド10に突当るまで押上げて、上部の差込み鈎6をシヤツ
タケース側の引掛金具7に差込んで上方の位置付けをな
し、次いで中柱1の室内側下部のビス11の頭を受け皿8
に穿設された係止孔8bに挿入させるよう中柱1をセツト
し、この状態で上げ落し板5を押下げ立上り片8aを覆う
ように挟み付け、これによつて中柱1の取付けは完了す
る。
この様に、本考案にあつては、中柱1は着脱自在なもの
であるが、この中柱1に取付けられるラツチ掛り3は、
左右係止部3aが一体化されたものであり、そしてその組
付けはラツチ掛り3を中柱1の下側から押込み嵌合した
後、ビス11を従来の如く案内溝1a内においてではなく、
室内側の面から螺入することで取付けられることとな
る。この結果、ラツチ掛り3の組付け作業が著しく簡略
化して作業性が大幅に向上する。しかもラツチ掛り3
は、連結部3eを中柱1に切欠形成した係合溝1cに下側か
ら嵌合係止するものであるためシヤツターカーテンを無
理に押上げようとする力が作用した場合ビス11によつて
単純に中柱1に固定するものであつても下側接当部3dが
係合溝1c上端に係止してこれ以上寸法に移動することが
なく、従つて防犯性の点からも強固な組付けが容易にで
きることとなる。
であるが、この中柱1に取付けられるラツチ掛り3は、
左右係止部3aが一体化されたものであり、そしてその組
付けはラツチ掛り3を中柱1の下側から押込み嵌合した
後、ビス11を従来の如く案内溝1a内においてではなく、
室内側の面から螺入することで取付けられることとな
る。この結果、ラツチ掛り3の組付け作業が著しく簡略
化して作業性が大幅に向上する。しかもラツチ掛り3
は、連結部3eを中柱1に切欠形成した係合溝1cに下側か
ら嵌合係止するものであるためシヤツターカーテンを無
理に押上げようとする力が作用した場合ビス11によつて
単純に中柱1に固定するものであつても下側接当部3dが
係合溝1c上端に係止してこれ以上寸法に移動することが
なく、従つて防犯性の点からも強固な組付けが容易にで
きることとなる。
しかも、このものでは、ラツチ掛り3を取付けるための
ビス11の頭部が受け皿8への位置決め係止部材に兼用さ
れることとなつて、上下方向のガタもなく、そして部品
の有効な活用が計れるという利点もある。
ビス11の頭部が受け皿8への位置決め係止部材に兼用さ
れることとなつて、上下方向のガタもなく、そして部品
の有効な活用が計れるという利点もある。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであ
るから、中柱に組付けられるラツチ掛りは、左右係止部
が一体化されたユニットものとなり、しかもその組付け
は、左右係止部で案内溝の溝底部を左右両側から挟むよ
うにして、連結部を溝底部に形成の係合溝に挿入み嵌合
し、そして中柱の室内側面から連結部を中柱にビス固定
するのみで良く、従つて従来の様に、左右別々のラツチ
掛りを用い、しかもこれを案内溝からビス固定するもの
の様に、狭い空間での面倒かつ煩雑な組付け作業が強い
られることがなく、極めて容易で迅速かつ確実な組付け
作業ができて、著しい作業性の向上が計れることにな
る。そのうえ連結部の係合溝への嵌合係止によつて、ラ
ツチ掛りは上方への移動が規制されるため、施錠時、シ
ヤツターカーテンを無理に押上げようとしてもラツチ掛
りが持上つてしまうことがなく、防犯性も著しく向上す
るものである。
るから、中柱に組付けられるラツチ掛りは、左右係止部
が一体化されたユニットものとなり、しかもその組付け
は、左右係止部で案内溝の溝底部を左右両側から挟むよ
うにして、連結部を溝底部に形成の係合溝に挿入み嵌合
し、そして中柱の室内側面から連結部を中柱にビス固定
するのみで良く、従つて従来の様に、左右別々のラツチ
掛りを用い、しかもこれを案内溝からビス固定するもの
の様に、狭い空間での面倒かつ煩雑な組付け作業が強い
られることがなく、極めて容易で迅速かつ確実な組付け
作業ができて、著しい作業性の向上が計れることにな
る。そのうえ連結部の係合溝への嵌合係止によつて、ラ
ツチ掛りは上方への移動が規制されるため、施錠時、シ
ヤツターカーテンを無理に押上げようとしてもラツチ掛
りが持上つてしまうことがなく、防犯性も著しく向上す
るものである。
図面は、本考案に係るシヤツター用中柱のラツチ掛り構
造の実施例を示したものであつて、第1図は一部を切欠
いた中柱の側面図、第2図は同じく一部切欠き正面図、
第3図は同平面図、第4図はラツチ掛り取付け説明斜視
図、第5図は同側面図、第6図は中柱固定説明斜視図、
第7図は従来の中柱の固定側面図、第8図は従来のラツ
チ掛り側面図、第9図は従来の中柱の説明図である。
造の実施例を示したものであつて、第1図は一部を切欠
いた中柱の側面図、第2図は同じく一部切欠き正面図、
第3図は同平面図、第4図はラツチ掛り取付け説明斜視
図、第5図は同側面図、第6図は中柱固定説明斜視図、
第7図は従来の中柱の固定側面図、第8図は従来のラツ
チ掛り側面図、第9図は従来の中柱の説明図である。
Claims (1)
- 【請求項1】左右に連装されるシヤツターカーテンの案
内をする中柱にラツチ掛りを組付けるに、該ラツチ掛り
は、ラツチ錠杆が係止する左右係止部が連結部を介して
一体的に連結されたものとし、そして前記連結部を、左
右係止部が中柱の案内溝の溝底部を左右に挟む状態で、
溝底部に切欠形成した係合溝に下側から挿込み嵌合し、
中柱の室内側面からビス固定したことを特徴とするシヤ
ツター用中柱のラツチ掛り構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5344788U JPH0620877Y2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | シヤツター用中柱のラツチ掛け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5344788U JPH0620877Y2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | シヤツター用中柱のラツチ掛け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01157890U JPH01157890U (ja) | 1989-10-31 |
JPH0620877Y2 true JPH0620877Y2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=31279427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5344788U Expired - Lifetime JPH0620877Y2 (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | シヤツター用中柱のラツチ掛け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0620877Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-20 JP JP5344788U patent/JPH0620877Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01157890U (ja) | 1989-10-31 |
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