JPH06208687A - 機械振動磁気要素を備えた電子式品物監視用タグ及び改良ハウジング並びにその製造方法 - Google Patents
機械振動磁気要素を備えた電子式品物監視用タグ及び改良ハウジング並びにその製造方法Info
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- JPH06208687A JPH06208687A JP5202582A JP20258293A JPH06208687A JP H06208687 A JPH06208687 A JP H06208687A JP 5202582 A JP5202582 A JP 5202582A JP 20258293 A JP20258293 A JP 20258293A JP H06208687 A JPH06208687 A JP H06208687A
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- G08B13/2442—Tag materials and material properties thereof, e.g. magnetic material details
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- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S206/818—Magnet
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】小型で、美観を損ねることなく、かつ信頼のお
ける電子式品物監視用タグを提供する。 【構成】中央領域1A、中央領域1Aに一体的に連続す
る側壁領域1B−1E及び側壁領域に一体的に連続する
折返し領域1F−1Iを有するタグ体を含んでなる電子
式品物監視用タグ。タグ体は、中央領域と側壁領域の間
及び側壁領域と折返し領域との間に折曲げ線 b1 - b4、
b5 - b8 を有する。タグ体をこれらの折曲げ線で折り曲
げ、この折曲げ加工の際に、第1の磁気要素3を挿入す
ることによって、内部に第1の磁気要素を遊びを持たせ
て収納した実質的に箱型のハウジングが成形される。
ける電子式品物監視用タグを提供する。 【構成】中央領域1A、中央領域1Aに一体的に連続す
る側壁領域1B−1E及び側壁領域に一体的に連続する
折返し領域1F−1Iを有するタグ体を含んでなる電子
式品物監視用タグ。タグ体は、中央領域と側壁領域の間
及び側壁領域と折返し領域との間に折曲げ線 b1 - b4、
b5 - b8 を有する。タグ体をこれらの折曲げ線で折り曲
げ、この折曲げ加工の際に、第1の磁気要素3を挿入す
ることによって、内部に第1の磁気要素を遊びを持たせ
て収納した実質的に箱型のハウジングが成形される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式品物監視装置に
関し、特に、磁気によって振動する磁気要素を用いた電
子式品物監視タグに関する。
関し、特に、磁気によって振動する磁気要素を用いた電
子式品物監視タグに関する。
【0002】
【従来の技術】アメリカ合衆国特許第4,510,489 号及び
第4,510,490 号は、品物の盗難防止のためのタグ及びタ
グの構造、並びに、タグを品物に取り付けて使用する電
子式品物監視装置を開示する。これらの特許装置におい
ては、いずれの電子式品物監視用タグも、特定周波数の
磁界に反応してその周波数で機械的振動を生ずる第1の
磁気要素を有する。この振動は、第1の磁気要素の透磁
率を変え、第1の磁気要素にその周波数の磁界を生じさ
せる。次に、この磁界がタグ、ひいてはタグが取り付け
られた品物の存在を調べるために検出される。
第4,510,490 号は、品物の盗難防止のためのタグ及びタ
グの構造、並びに、タグを品物に取り付けて使用する電
子式品物監視装置を開示する。これらの特許装置におい
ては、いずれの電子式品物監視用タグも、特定周波数の
磁界に反応してその周波数で機械的振動を生ずる第1の
磁気要素を有する。この振動は、第1の磁気要素の透磁
率を変え、第1の磁気要素にその周波数の磁界を生じさ
せる。次に、この磁界がタグ、ひいてはタグが取り付け
られた品物の存在を調べるために検出される。
【0003】上記アメリカ合衆国特許においては、半硬
質あるいは硬質の第2の磁気要素が更にタグに用いられ
ている。この第2の磁気要素は第1の磁気要素に近接し
て置かれ、磁化されたならば、第1の要素を偏倚させ、
即ち作動させ、監視用の所定周波数の磁界に反応させて
振動を生じさせる。第2の磁気要素の磁化を解くことに
より、第1の磁気要素は偏倚しなくなるので、第1の磁
気要素は共振しなくなって磁界検出のための磁界を発生
しない。タグは、このように、第2の磁気要素を励磁及
び解除することにより、作動され解除される。
質あるいは硬質の第2の磁気要素が更にタグに用いられ
ている。この第2の磁気要素は第1の磁気要素に近接し
て置かれ、磁化されたならば、第1の要素を偏倚させ、
即ち作動させ、監視用の所定周波数の磁界に反応させて
振動を生じさせる。第2の磁気要素の磁化を解くことに
より、第1の磁気要素は偏倚しなくなるので、第1の磁
気要素は共振しなくなって磁界検出のための磁界を発生
しない。タグは、このように、第2の磁気要素を励磁及
び解除することにより、作動され解除される。
【0004】上記アメリカ合衆国特許の電子式品物管理
用タグにおいては、第1の磁気要素が機械振動を行うこ
とが可能なようにハウジング内に設けられることが必須
要件である。また、第2の磁気要素を正確な位置に配し
かつ第1の磁気要素に対して適度に近接させてタグ内に
保持することも必須要件である。ただし、第1の磁気要
素のように振動可能とする必要はない。これらの要件が
満たされないと、第1の磁気要素は適度に振動すること
ができず、故に、タグの所望の振幅及び周波数の振動を
満足しない。
用タグにおいては、第1の磁気要素が機械振動を行うこ
とが可能なようにハウジング内に設けられることが必須
要件である。また、第2の磁気要素を正確な位置に配し
かつ第1の磁気要素に対して適度に近接させてタグ内に
保持することも必須要件である。ただし、第1の磁気要
素のように振動可能とする必要はない。これらの要件が
満たされないと、第1の磁気要素は適度に振動すること
ができず、故に、タグの所望の振幅及び周波数の振動を
満足しない。
【0005】この種の現在の電子式品物監視用タグにお
いては、タグはヒートシーラを設けたプラスチック材料
から形成されている。この材料は、最初に熱加工され、
フランジ部分によって周囲が囲まれ上部に開口を有する
状態の四角の箱型のハウジングとして形成される。第1
の磁気要素を上部開口からハウジング内に挿入し、次に
プラスチックシートにて上部開口を塞ぎそれを熱融着
し、即ち、プラスチックシートを周囲フランジに積層さ
せてハウジングを閉鎖して、第1の磁気要素をケーシン
グ内に遊びを持たせて配設する。
いては、タグはヒートシーラを設けたプラスチック材料
から形成されている。この材料は、最初に熱加工され、
フランジ部分によって周囲が囲まれ上部に開口を有する
状態の四角の箱型のハウジングとして形成される。第1
の磁気要素を上部開口からハウジング内に挿入し、次に
プラスチックシートにて上部開口を塞ぎそれを熱融着
し、即ち、プラスチックシートを周囲フランジに積層さ
せてハウジングを閉鎖して、第1の磁気要素をケーシン
グ内に遊びを持たせて配設する。
【0006】第2の磁気要素は担持体の第1の側部に接
着される。この担持体の第2の側部には剥離可能なライ
ナーが接着されている。担持体の第1の側部は、ハウジ
ングフランジに積層された前述のプラスチックシート部
分を含みそのプラスチックシートに積層され、又は緊結
される。第2の磁気要素がこのように担持体を介してハ
ウジングに緊結されて、タグが成形される。タグを用い
るときは、担持体からライナーを剥がし、あらわになっ
た接着面を品物に対して強く押し付けることにより、タ
グを品物にしっかりと接着する。
着される。この担持体の第2の側部には剥離可能なライ
ナーが接着されている。担持体の第1の側部は、ハウジ
ングフランジに積層された前述のプラスチックシート部
分を含みそのプラスチックシートに積層され、又は緊結
される。第2の磁気要素がこのように担持体を介してハ
ウジングに緊結されて、タグが成形される。タグを用い
るときは、担持体からライナーを剥がし、あらわになっ
た接着面を品物に対して強く押し付けることにより、タ
グを品物にしっかりと接着する。
【0007】上述されたように完成されたタグは、その
性質上有効性を制限される場合がある。例えば、ハウジ
ングの開口端を塞ぐプラスチックシートを取り付けるた
めに必要とされるハウジングフランジのために、ハウジ
ングを大きくする必要があり、また、多くの場合、フラ
ンジは美観を損ねるものである。このことから、ある種
の品物、ひいては、ある市場においてはタグの使用が敬
遠されていた。
性質上有効性を制限される場合がある。例えば、ハウジ
ングの開口端を塞ぐプラスチックシートを取り付けるた
めに必要とされるハウジングフランジのために、ハウジ
ングを大きくする必要があり、また、多くの場合、フラ
ンジは美観を損ねるものである。このことから、ある種
の品物、ひいては、ある市場においてはタグの使用が敬
遠されていた。
【0008】また、タグを製造する際に行われる熱成形
及び積層工程は、第1の磁気要素をタグ体のヒートシー
ラに接着する結果となりうる。これが生じれば、第1の
磁気要素に対して要求される機械振動は制限され、タグ
は役目を果たさなくなる。このような不良のタグを取り
除く必要があり、製造工程の効率を悪化させかつ材料を
無駄にする。
及び積層工程は、第1の磁気要素をタグ体のヒートシー
ラに接着する結果となりうる。これが生じれば、第1の
磁気要素に対して要求される機械振動は制限され、タグ
は役目を果たさなくなる。このような不良のタグを取り
除く必要があり、製造工程の効率を悪化させかつ材料を
無駄にする。
【0009】更に、タグの製造が完了した後において
も、タグ体フランジのヒートシーラは軟らかいまま残存
する結果、タグの出荷の際、第1の磁気要素がそのコー
ティングに付着することになる。そうすれば、タグは満
足には機能せず、購入者は購入したタグを返品するしタ
グに対して不信感を持つことになる。
も、タグ体フランジのヒートシーラは軟らかいまま残存
する結果、タグの出荷の際、第1の磁気要素がそのコー
ティングに付着することになる。そうすれば、タグは満
足には機能せず、購入者は購入したタグを返品するしタ
グに対して不信感を持つことになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を解決する電子式品物監視用タグを提供すること
にある。
問題点を解決する電子式品物監視用タグを提供すること
にある。
【0011】本発明の別の目的は、小さなサイズの、か
つ、審美的な電子式品物監視用タグを提供することにあ
る。
つ、審美的な電子式品物監視用タグを提供することにあ
る。
【0012】本発明の更に別の目的は、タグの第1の磁
気要素がタグ体によって邪魔されることのない電子式品
物監視用タグを提供することにある。
気要素がタグ体によって邪魔されることのない電子式品
物監視用タグを提供することにある。
【0013】本発明の更に別の目的は、上記目的に合致
するタグを製作する装置及び方法を提供することにあ
る。
するタグを製作する装置及び方法を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の原理によれば、
上記及びその他の目的は、以下のタグにより達成され
る。即ち、タグは、中央領域を有するタグ体と、該中央
領域に一体的に接続された側壁領域と、該側壁領域に一
体的に接続された折返し領域とを有する。タグ体は、中
央領域と側壁領域との境目、及び側壁領域と折返し領域
との境目に折曲げ線を有する。これらの折曲げ線でタグ
体を折り曲げ、かつ、その折曲げの過程において第1の
磁気要素を挿入することによって、第1の磁気要素が遊
びを持って収納される実質的に閉鎖された箱型のハウジ
ングが形成される。
上記及びその他の目的は、以下のタグにより達成され
る。即ち、タグは、中央領域を有するタグ体と、該中央
領域に一体的に接続された側壁領域と、該側壁領域に一
体的に接続された折返し領域とを有する。タグ体は、中
央領域と側壁領域との境目、及び側壁領域と折返し領域
との境目に折曲げ線を有する。これらの折曲げ線でタグ
体を折り曲げ、かつ、その折曲げの過程において第1の
磁気要素を挿入することによって、第1の磁気要素が遊
びを持って収納される実質的に閉鎖された箱型のハウジ
ングが形成される。
【0015】成形折畳みを行う際に、側壁領域は立ち上
げ状態となるように曲げ起され、次に第1の磁気要素が
中央領域に置かれて、側壁上部の開口を閉鎖するために
折返し領域がすべて折曲げられる。閉鎖された折返し領
域は側壁領域の高さ距離離間して中央領域に対向する蓋
を形成する。このようにして、閉鎖した箱状のハウジン
グが出来上がる。
げ状態となるように曲げ起され、次に第1の磁気要素が
中央領域に置かれて、側壁上部の開口を閉鎖するために
折返し領域がすべて折曲げられる。閉鎖された折返し領
域は側壁領域の高さ距離離間して中央領域に対向する蓋
を形成する。このようにして、閉鎖した箱状のハウジン
グが出来上がる。
【0016】タグを完成させるために、第2の磁気要素
を担持する担持体を一側において折返し領域によって形
成された蓋にしっかりと接着する。このとき、担持体の
第2側部に設けられた剥離紙には接近可能であるので、
これを剥がして接着面を露出させタグを品物に対して取
り付けることができる。
を担持する担持体を一側において折返し領域によって形
成された蓋にしっかりと接着する。このとき、担持体の
第2側部に設けられた剥離紙には接近可能であるので、
これを剥がして接着面を露出させタグを品物に対して取
り付けることができる。
【0017】異なる複数の加工ステーションにおいて協
働する複数のマンドレルとダイを用いて一枚のシート材
あるいは帯材に対して折曲げ及び成形加工を順次行って
タグを成形する方法及び装置も開示されている。これら
の成形及び折曲げ工程にあっては、帯材折曲げ線を作
り、帯材をその折曲げ線で折り曲げ、箱型タグハウジン
グを形成してこのハウジング内に第1の磁気要素を収納
する。また、別の加工ステーションにおいて、接着処理
を行って、第2の磁気要素を剥離紙に付けて担持体を形
成する。形成した担持体及びタグハウジングを次に共通
の加工ステーションに搬送し合体させてタグを完成させ
る。この方法及び装置においては、各製造サイクルにつ
き複数のタグが成形される。
働する複数のマンドレルとダイを用いて一枚のシート材
あるいは帯材に対して折曲げ及び成形加工を順次行って
タグを成形する方法及び装置も開示されている。これら
の成形及び折曲げ工程にあっては、帯材折曲げ線を作
り、帯材をその折曲げ線で折り曲げ、箱型タグハウジン
グを形成してこのハウジング内に第1の磁気要素を収納
する。また、別の加工ステーションにおいて、接着処理
を行って、第2の磁気要素を剥離紙に付けて担持体を形
成する。形成した担持体及びタグハウジングを次に共通
の加工ステーションに搬送し合体させてタグを完成させ
る。この方法及び装置においては、各製造サイクルにつ
き複数のタグが成形される。
【0018】
【実施例】本発明の上記及びその他の特徴は、添付図面
を参照しての以下の詳細な説明からより明白になる。
を参照しての以下の詳細な説明からより明白になる。
【0019】図1は、本発明による電子式品物監視用タ
グ20(図6参照)の箱型タグ体10(図5参照)を成
形するために用いる薄いシート状又は帯状の材料1を示
す。帯材1は折曲可能な比較的硬いプラスチック又は紙
のような材料である。一般的な材質は、例えば、塩化ビ
ニル(PVC)である。
グ20(図6参照)の箱型タグ体10(図5参照)を成
形するために用いる薄いシート状又は帯状の材料1を示
す。帯材1は折曲可能な比較的硬いプラスチック又は紙
のような材料である。一般的な材質は、例えば、塩化ビ
ニル(PVC)である。
【0020】図示されるように、帯材1は六角形の形状
を呈し、長さの等しい2つの長辺S1,S2 と長さの等し
い4つの短辺S3,S4,S5,S6 とを有する。辺S3-S6
の辺はそれぞれ中間部に切欠き2を有する。切欠き2を
設けることにより、帯材1は、第1折曲げ線セットb1
−b4 及び第2折曲げ線セットb5 −b8 において容易
に折り曲げられる。これらの折曲げ線によって、シート
は、中央領域1Aと、中央領域に一体的に連続する側壁
領域1B,1C,1D,1Eと、側壁領域1B−1Eに
それぞれ一体的に連続する折返し領域1F,1G,1
H,1Iとに順次領域化される。
を呈し、長さの等しい2つの長辺S1,S2 と長さの等し
い4つの短辺S3,S4,S5,S6 とを有する。辺S3-S6
の辺はそれぞれ中間部に切欠き2を有する。切欠き2を
設けることにより、帯材1は、第1折曲げ線セットb1
−b4 及び第2折曲げ線セットb5 −b8 において容易
に折り曲げられる。これらの折曲げ線によって、シート
は、中央領域1Aと、中央領域に一体的に連続する側壁
領域1B,1C,1D,1Eと、側壁領域1B−1Eに
それぞれ一体的に連続する折返し領域1F,1G,1
H,1Iとに順次領域化される。
【0021】図示されるように、中央領域1Aと側壁領
域1B−1Eは長方形、折返し領域1F,1Hは台形、
折返し領域1G,1Iは三角形である。さらに、各L型
切欠きの二辺は等しく、また各台形折返し領域の側辺と
各三角形折返し領域の側辺とがすべて等しい。帯材の領
域と折曲げ線がこのように構成されているので、帯材1
は、第1の磁気要素を取り囲む箱型のタグ体として形成
される。詳細は、図2乃至6に概略的に示す成形工程に
関連して以下に説明する。
域1B−1Eは長方形、折返し領域1F,1Hは台形、
折返し領域1G,1Iは三角形である。さらに、各L型
切欠きの二辺は等しく、また各台形折返し領域の側辺と
各三角形折返し領域の側辺とがすべて等しい。帯材の領
域と折曲げ線がこのように構成されているので、帯材1
は、第1の磁気要素を取り囲む箱型のタグ体として形成
される。詳細は、図2乃至6に概略的に示す成形工程に
関連して以下に説明する。
【0022】図2は、ダイ及びマンドレルによる成形加
工がなされ、第1折曲げ線セットb5 −b8 、従って折
返し領域1F−1Iが形成されている。この場合、ダイ
と、このダイと協働するフラットマンドレルとが幅W1
、長さL1 の寸法を有し帯材1に作用し、図2に示す
ように、折曲げ線及び折返し領域を作る。折返し領域
は、シート(中央領域)から突き出た状態になってい
る。
工がなされ、第1折曲げ線セットb5 −b8 、従って折
返し領域1F−1Iが形成されている。この場合、ダイ
と、このダイと協働するフラットマンドレルとが幅W1
、長さL1 の寸法を有し帯材1に作用し、図2に示す
ように、折曲げ線及び折返し領域を作る。折返し領域
は、シート(中央領域)から突き出た状態になってい
る。
【0023】この第1の成形折曲げ加工の後、機械的に
振動する第1の磁気要素3−この要素の寸法は幅がW3
、長さがL3 である−が中央領域1A上に置かれる。
第1の磁気要素3は、前述のアメリカ合衆国特許第4,51
0,489 号及び第4,510,490 号に記載されているタイプの
強磁性材料(例えば、磁気ひずみ強磁性材料)を含んで
なることとしても良い。ダイとマンドレルによる第2の
工程が次に行われる。このとき、ダイと、このダイと協
働するフラットマンドレルの寸法は幅がW2 、長さがL
2 である。この結果、帯材に折曲げ線b1 −b4 を形成
し、この折曲げ線b1 −b4 と最初に形成された折曲げ
線b5 −b8 とによって側壁領域が1B−1Eが形成さ
れる。
振動する第1の磁気要素3−この要素の寸法は幅がW3
、長さがL3 である−が中央領域1A上に置かれる。
第1の磁気要素3は、前述のアメリカ合衆国特許第4,51
0,489 号及び第4,510,490 号に記載されているタイプの
強磁性材料(例えば、磁気ひずみ強磁性材料)を含んで
なることとしても良い。ダイとマンドレルによる第2の
工程が次に行われる。このとき、ダイと、このダイと協
働するフラットマンドレルの寸法は幅がW2 、長さがL
2 である。この結果、帯材に折曲げ線b1 −b4 を形成
し、この折曲げ線b1 −b4 と最初に形成された折曲げ
線b5 −b8 とによって側壁領域が1B−1Eが形成さ
れる。
【0024】帯材1の最終形状は図3に示すようにな
る。図から理解されるように、側壁領域1B−1E及び
折返し領域1F−1Iは立ち上がっており、第1の磁気
要素3は中央領域1A上にある。第1の磁気要素3の寸
法W3 、L3 を中央領域3の寸法W2 、L2 の寸法より
も小さくとることにより、第1の磁気要素3は側壁領域
1B−1Eから離間されて自由な状態となる。第1の磁
気要素はこのようにして、帯材1の側壁から影響を受け
ることなく収納され、機械振動に必要な条件を満たすこ
となる。
る。図から理解されるように、側壁領域1B−1E及び
折返し領域1F−1Iは立ち上がっており、第1の磁気
要素3は中央領域1A上にある。第1の磁気要素3の寸
法W3 、L3 を中央領域3の寸法W2 、L2 の寸法より
も小さくとることにより、第1の磁気要素3は側壁領域
1B−1Eから離間されて自由な状態となる。第1の磁
気要素はこのようにして、帯材1の側壁から影響を受け
ることなく収納され、機械振動に必要な条件を満たすこ
となる。
【0025】また、側壁領域1B−1Eの高さ(切欠き
2の辺の長さによって決まる)は、第1の磁気要素の厚
みtよりも大きくする。これにより、折返し領域が閉じ
られたときに磁気要素の動作を妨げることがない。これ
については、以下に詳細に説明する。
2の辺の長さによって決まる)は、第1の磁気要素の厚
みtよりも大きくする。これにより、折返し領域が閉じ
られたときに磁気要素の動作を妨げることがない。これ
については、以下に詳細に説明する。
【0026】帯材1は、直前に行われた工程に用いられ
たものと同サイズのダイに保持されており、更に、ダイ
とマンドレルによる1工程が行われる。この場合、使用
されるマンドレルの側部はすべてが外側に向かって45
°傾斜している。これらの側部は外側端部が終端となっ
ており、そこでの幅及び長さはそれぞれW4 、L4 であ
る。この寸法W4 、L4 はそれぞれW2 、L2 より僅か
小さい。そのため、マンドレルは帯材1の側壁1B−1
Eを折曲げ線b1 −b4 において深く折り曲げる。従っ
て、折返し領域とこれらに連続する側壁領域がその折曲
げ線で内側に折り曲げられ互いに接近整合して上部の開
口部を部分的に閉鎖する。図4にこの状態が示される。
たものと同サイズのダイに保持されており、更に、ダイ
とマンドレルによる1工程が行われる。この場合、使用
されるマンドレルの側部はすべてが外側に向かって45
°傾斜している。これらの側部は外側端部が終端となっ
ており、そこでの幅及び長さはそれぞれW4 、L4 であ
る。この寸法W4 、L4 はそれぞれW2 、L2 より僅か
小さい。そのため、マンドレルは帯材1の側壁1B−1
Eを折曲げ線b1 −b4 において深く折り曲げる。従っ
て、折返し領域とこれらに連続する側壁領域がその折曲
げ線で内側に折り曲げられ互いに接近整合して上部の開
口部を部分的に閉鎖する。図4にこの状態が示される。
【0027】ダイ及びマンドレルによる最終工程におい
ては、帯材1は先の2工程と同サイズのダイに再度保持
される。この場合、フラットマンドレルは、そのサイズ
がW2 、L2 より僅かに小さいものが用いられる。この
マンドレルは折返し領域1F−1Iの外表面に作用して
折曲げ線b5 −b8 においてこれらの領域を深く折り曲
げる。従って、これらの領域は接触し、いま直立状態に
なった側壁領域上部の開口を閉鎖する。マンドレルは、
折返し領域が閉じたときにそれらの領域が重なることを
防止するために、閉じた折返し領域を軽く押す。
ては、帯材1は先の2工程と同サイズのダイに再度保持
される。この場合、フラットマンドレルは、そのサイズ
がW2 、L2 より僅かに小さいものが用いられる。この
マンドレルは折返し領域1F−1Iの外表面に作用して
折曲げ線b5 −b8 においてこれらの領域を深く折り曲
げる。従って、これらの領域は接触し、いま直立状態に
なった側壁領域上部の開口を閉鎖する。マンドレルは、
折返し領域が閉じたときにそれらの領域が重なることを
防止するために、閉じた折返し領域を軽く押す。
【0028】この位置で、折返し領域は、側壁の高さH
だけ中央領域1Aから離間し、かつ、磁気要素3から離
間する蓋10Aを形成する。この結果、図5に示すよう
に、閉鎖された長方形の箱型のタグ体10が形成され、
その中に第1の磁気要素3が遊びを持って収納されるの
で要素3が機械振動を行うことを可能にする。
だけ中央領域1Aから離間し、かつ、磁気要素3から離
間する蓋10Aを形成する。この結果、図5に示すよう
に、閉鎖された長方形の箱型のタグ体10が形成され、
その中に第1の磁気要素3が遊びを持って収納されるの
で要素3が機械振動を行うことを可能にする。
【0029】図5のタグ体10は、担持体11をタグ体
に取り付けることにより、図6に示すようにタグとして
完成される。担持体11はライナー12を有し、ライナ
ー12は一側12Aに第1の接着層13を有している。
接着層13の寸法は、長さがL2 、幅がW2 であるの
で、タグ体の閉鎖折返し領域によって形成された蓋10
Aを包含する。
に取り付けることにより、図6に示すようにタグとして
完成される。担持体11はライナー12を有し、ライナ
ー12は一側12Aに第1の接着層13を有している。
接着層13の寸法は、長さがL2 、幅がW2 であるの
で、タグ体の閉鎖折返し領域によって形成された蓋10
Aを包含する。
【0030】アメリカ合衆国特許第4,510,489 号及び第
4,510,490 号に記載されたタイプの半硬質あるいは硬質
の第2の磁気要素14は、第1の磁気要素3を偏倚させ
機械振動を起させるために、接着層13に固定される。
第2の磁気要素14の幅及び長さは接着層の寸法よりも
僅か小さい。第1接着層13と同様な寸法の第2接着層
15は、第2の磁気要素14、及び第1接着層13の部
分であって第2磁気要素から突き出した部分上に設けら
れている。
4,510,490 号に記載されたタイプの半硬質あるいは硬質
の第2の磁気要素14は、第1の磁気要素3を偏倚させ
機械振動を起させるために、接着層13に固定される。
第2の磁気要素14の幅及び長さは接着層の寸法よりも
僅か小さい。第1接着層13と同様な寸法の第2接着層
15は、第2の磁気要素14、及び第1接着層13の部
分であって第2磁気要素から突き出した部分上に設けら
れている。
【0031】担持体11は、第2接着層15を蓋10A
に押し付けることにより、タグ体10に固定される。こ
れにより、蓋を形成する折返し領域1F−1Iの閉じた
状態が保持され、かつまた、折返し領域の間に隙間があ
ったとしてもそれは埋められる。
に押し付けることにより、タグ体10に固定される。こ
れにより、蓋を形成する折返し領域1F−1Iの閉じた
状態が保持され、かつまた、折返し領域の間に隙間があ
ったとしてもそれは埋められる。
【0032】完成されたタグ20を用いるときは、ライ
ナー12を第1接着層13から剥がし、接着面を露出さ
せる。次に第1接着層13をタグが付けられる品物に対
して押圧してタグは品物に固定される。
ナー12を第1接着層13から剥がし、接着面を露出さ
せる。次に第1接着層13をタグが付けられる品物に対
して押圧してタグは品物に固定される。
【0033】理解されるとおり、図6の完成タグ20
は、その外部境界がまっすぐな側壁領域1B−1Eであ
り、すなわち、周囲フランジを有しない。これにより、
タグは審美的な流線外観を呈し、電子式品物監視装置に
用いようという使用意識を高揚させる。
は、その外部境界がまっすぐな側壁領域1B−1Eであ
り、すなわち、周囲フランジを有しない。これにより、
タグは審美的な流線外観を呈し、電子式品物監視装置に
用いようという使用意識を高揚させる。
【0034】さらに、タグ体10は1個体すなわち一体
的な折り曲げられた構造であるので、成形に際し、熱成
形やヒートシール工程が無い。従って、第1の磁気要素
3は、ヒートシーラ面に取り付けられるわけではないの
で熱を受けることはない。第1の磁気要素の振動能力
は、このようにタグ体すなわち成形工程によって疎外さ
れることはない。故に、視覚的かつ出来栄えの観点から
より受け入れられるタグ20が実現化された。
的な折り曲げられた構造であるので、成形に際し、熱成
形やヒートシール工程が無い。従って、第1の磁気要素
3は、ヒートシーラ面に取り付けられるわけではないの
で熱を受けることはない。第1の磁気要素の振動能力
は、このようにタグ体すなわち成形工程によって疎外さ
れることはない。故に、視覚的かつ出来栄えの観点から
より受け入れられるタグ20が実現化された。
【0035】1つのタグの製造に関連してタグ20を製
造する方法が説明されてきたが、図7乃至9に多数のタ
グを製造する装置70を示す。この装置70において、
曲げ加工可能で比較的硬い連続したプラスチック又は紙
のような材料101がロール102から引っ張られパン
チングステーション72に供給される。パンチングステ
ーションでは、搬送材料の所定のセグメント101Aが
配列された四角い複数のパンチ72Aによってパンチン
グ加工される。
造する方法が説明されてきたが、図7乃至9に多数のタ
グを製造する装置70を示す。この装置70において、
曲げ加工可能で比較的硬い連続したプラスチック又は紙
のような材料101がロール102から引っ張られパン
チングステーション72に供給される。パンチングステ
ーションでは、搬送材料の所定のセグメント101Aが
配列された四角い複数のパンチ72Aによってパンチン
グ加工される。
【0036】図10に示すとおり、これらのパンチは材
料セグメント101Aに対して縦横方向に四角い孔2A
を打ち抜く。孔2Aは、セグメント101Aから切断あ
るいは打ち抜かれる複数の帯材1の前記切欠き2とな
る。
料セグメント101Aに対して縦横方向に四角い孔2A
を打ち抜く。孔2Aは、セグメント101Aから切断あ
るいは打ち抜かれる複数の帯材1の前記切欠き2とな
る。
【0037】パンチングステーション72から連続ウェ
ブ材101が引っ張られてパンチ加工されたセグメント
101Aはアイドルステーション73に持っていかれ
る。アイドルステーションはセグメントが切断ステーシ
ョン74へ入る前に待機する場所である。切断ステーシ
ョン74において、パンチ加工されたセグメント101
Aは所定の切断用ダイ74Aによって切断され該セグメ
ントにおいて複数の六角形帯材1が製作される。これら
の帯材1は完全に切断分離されるわけではなくセグメン
ト101Aに僅かながら連結された状態である。なお、
セグメント101A自体はダイ74Aによって材料10
1から切り離されている。複数の帯材1が切断された状
態のセグメント101Aを図11に示す。
ブ材101が引っ張られてパンチ加工されたセグメント
101Aはアイドルステーション73に持っていかれ
る。アイドルステーションはセグメントが切断ステーシ
ョン74へ入る前に待機する場所である。切断ステーシ
ョン74において、パンチ加工されたセグメント101
Aは所定の切断用ダイ74Aによって切断され該セグメ
ントにおいて複数の六角形帯材1が製作される。これら
の帯材1は完全に切断分離されるわけではなくセグメン
ト101Aに僅かながら連結された状態である。なお、
セグメント101A自体はダイ74Aによって材料10
1から切り離されている。複数の帯材1が切断された状
態のセグメント101Aを図11に示す。
【0038】切断ステーション74を後にして、セグメ
ント101Aは、割出しテーブルアッセンブリ81の第
1のステーション81Bに搬送される。割出しテーブル
アッセンブリ81は、割出しテーブルアッセンブリ81
の周辺の種々のステーションに対して一緒に割り出され
るダイアッセンブリ82及びエジェクタアッセンブリ8
3(図9参照)を支持する。テーブルアッセンブリ81
は、また、これらのステーションのうちのあるステーシ
ョンにおいて、各ダイアッセンブリ82がそのステーシ
ョンに割出されたときに、そのダイアッセンブリと相互
作動する配列マンドレルを支持する。
ント101Aは、割出しテーブルアッセンブリ81の第
1のステーション81Bに搬送される。割出しテーブル
アッセンブリ81は、割出しテーブルアッセンブリ81
の周辺の種々のステーションに対して一緒に割り出され
るダイアッセンブリ82及びエジェクタアッセンブリ8
3(図9参照)を支持する。テーブルアッセンブリ81
は、また、これらのステーションのうちのあるステーシ
ョンにおいて、各ダイアッセンブリ82がそのステーシ
ョンに割出されたときに、そのダイアッセンブリと相互
作動する配列マンドレルを支持する。
【0039】図12はダイアッセンブリ82の拡大部分
図であり、図15は全ダイアッセンブリ82のうちの1
つのダイアッセンブリの全体を示した図である。図から
理解されるとおり、各ダイアッセンブリ82は材料セグ
メント101Aに形成された帯材1の数に等しくかつ千
鳥に配列されたダイキャビティ82Aを含む。配列中の
それぞれのダイキャビティ82Aは特定の帯材1をタグ
体10に成形するために用いられる。詳細は以下に説明
する。
図であり、図15は全ダイアッセンブリ82のうちの1
つのダイアッセンブリの全体を示した図である。図から
理解されるとおり、各ダイアッセンブリ82は材料セグ
メント101Aに形成された帯材1の数に等しくかつ千
鳥に配列されたダイキャビティ82Aを含む。配列中の
それぞれのダイキャビティ82Aは特定の帯材1をタグ
体10に成形するために用いられる。詳細は以下に説明
する。
【0040】図13及び14はそれぞれ、ダイアッセン
ブリ82のダイキャビティ82Aのうちの1つを図12
の13−13線及び14−14線で切断して示した断面
図である。図16は、図15の16−16矢視断面図で
あって、1列に並んだダイキャビティの断面を示す。
ブリ82のダイキャビティ82Aのうちの1つを図12
の13−13線及び14−14線で切断して示した断面
図である。図16は、図15の16−16矢視断面図で
あって、1列に並んだダイキャビティの断面を示す。
【0041】これらの図から理解されるように、各ダイ
キャビティ82Aには段が設けられており、これにより
キャビティ82Aは、長さがL1 で幅がW1 の上サブキ
ャビティ82Bと、長さL2 、幅W2 の下サブキャビテ
ィ82Cとを形成する。上下サブキャビティはそれぞ
れ、対応する帯材1の折曲げ線セットb5 −b8 及びb
1 −b4 を形成するために用いられる。この詳細につい
ては以下に説明する。
キャビティ82Aには段が設けられており、これにより
キャビティ82Aは、長さがL1 で幅がW1 の上サブキ
ャビティ82Bと、長さL2 、幅W2 の下サブキャビテ
ィ82Cとを形成する。上下サブキャビティはそれぞ
れ、対応する帯材1の折曲げ線セットb5 −b8 及びb
1 −b4 を形成するために用いられる。この詳細につい
ては以下に説明する。
【0042】図示されるように、各ダイキャビティ82
Aは、エジェクタアッセンブリ83の1対のエジェクタ
ヘッド83A,83Bと協働する。エジェクタアッセン
ブリ83はその詳細が図17及び18に示されてる。図
17及び18は、それぞれ、ダイアッセンブリ82の幅
及び長さ方向に延伸して連なる1列のダイキャビティ8
2Aにそって存するエジェクタアッセンブリを示す。エ
ジェクタヘッドは、図17において、下がった位置にあ
り、図18においては、上がった位置にある。
Aは、エジェクタアッセンブリ83の1対のエジェクタ
ヘッド83A,83Bと協働する。エジェクタアッセン
ブリ83はその詳細が図17及び18に示されてる。図
17及び18は、それぞれ、ダイアッセンブリ82の幅
及び長さ方向に延伸して連なる1列のダイキャビティ8
2Aにそって存するエジェクタアッセンブリを示す。エ
ジェクタヘッドは、図17において、下がった位置にあ
り、図18においては、上がった位置にある。
【0043】これらの図及び図13から理解されるよう
に、エジェクタヘッド83A,83Bは、下がった位置
(図13,16,17)にあるときに、下サブキャビテ
ィ82C内の開口82D,82Eと一直線をなし、下サ
ブキャビティの底面を形成する。下サブキャビティ82
C内において、更に別のキャビティ82Fが開口82D
と82Eの間に設けられ、このキャビティ82Fは、中
央位置決めの目的で使用される磁石片82Gを収納す
る。この詳細を以下に示す。
に、エジェクタヘッド83A,83Bは、下がった位置
(図13,16,17)にあるときに、下サブキャビテ
ィ82C内の開口82D,82Eと一直線をなし、下サ
ブキャビティの底面を形成する。下サブキャビティ82
C内において、更に別のキャビティ82Fが開口82D
と82Eの間に設けられ、このキャビティ82Fは、中
央位置決めの目的で使用される磁石片82Gを収納す
る。この詳細を以下に示す。
【0044】テーブルアッセンブリ81の第1ステーシ
ョン81Bにおいて、複数の帯材1を含むセグメント1
01Aはダイアッセンブリ82上に置かれ、それぞれの
帯材1が、対応するダイキャビティ82Aの位置に合致
するようにその上にくる。ステーション81Bに位置し
た第1マンドレル配列84は、千鳥配列されたダイキャ
ビティ82Aに対応するように千鳥配列された複数のフ
ラットマンドレル84Aを有してなる。マンドレル配列
84Aのそれぞれのダイヘッドは、その長さと幅がL1
、W1 であるので、ダイキャビティ82Aの上サブキ
ャビティ82Bと合う。
ョン81Bにおいて、複数の帯材1を含むセグメント1
01Aはダイアッセンブリ82上に置かれ、それぞれの
帯材1が、対応するダイキャビティ82Aの位置に合致
するようにその上にくる。ステーション81Bに位置し
た第1マンドレル配列84は、千鳥配列されたダイキャ
ビティ82Aに対応するように千鳥配列された複数のフ
ラットマンドレル84Aを有してなる。マンドレル配列
84Aのそれぞれのダイヘッドは、その長さと幅がL1
、W1 であるので、ダイキャビティ82Aの上サブキ
ャビティ82Bと合う。
【0045】マンドレル配列84を作動させたとき、マ
ンドレル84Aは下方へ移動しセグメント101Aの各
帯材1を該セグメントから分離させて対応する下サブキ
ャビティ内に押し込める。従って、帯材1は折り曲げら
れて図2に示す形状となる。
ンドレル84Aは下方へ移動しセグメント101Aの各
帯材1を該セグメントから分離させて対応する下サブキ
ャビティ内に押し込める。従って、帯材1は折り曲げら
れて図2に示す形状となる。
【0046】次に、マンドレル配列84のマンドレルを
後退させ、テーブルアッセンブリ81のテーブル81A
の割出しを行いダイアッセンブリ82をテーブルアッセ
ンブリ81の第1ステーションから第2ステーション8
1Cへと移動させる。第2ステーション81Cにおい
て、第1磁気要素3はダイアッセンブリ82のダイキャ
ビティ82Aの配列と同様に千鳥とされる。磁気要素3
の配列は次に持ち上げられてキャビティの配列と直線上
に位置するように位置決めされる。磁気要素配列を降下
させて、各磁気要素をダイキャビティ82A内の帯材1
の中央面上に着座させる。その後、磁気要素は解放され
て帯材の中に保持される。また、各キャビティ82A内
の磁石82G吸着力によって磁気要素3は中央位置に保
持される。
後退させ、テーブルアッセンブリ81のテーブル81A
の割出しを行いダイアッセンブリ82をテーブルアッセ
ンブリ81の第1ステーションから第2ステーション8
1Cへと移動させる。第2ステーション81Cにおい
て、第1磁気要素3はダイアッセンブリ82のダイキャ
ビティ82Aの配列と同様に千鳥とされる。磁気要素3
の配列は次に持ち上げられてキャビティの配列と直線上
に位置するように位置決めされる。磁気要素配列を降下
させて、各磁気要素をダイキャビティ82A内の帯材1
の中央面上に着座させる。その後、磁気要素は解放され
て帯材の中に保持される。また、各キャビティ82A内
の磁石82G吸着力によって磁気要素3は中央位置に保
持される。
【0047】磁気要素3をこのように載置した後、テー
ブル81Aの割出しを再度行ってダイアッセンブリ82
Aを第2ステーションから第3ステーション81Dへと
移動させる。第3ステーションでは帯材1に対する第2
折曲げ工程が実施される。この第3ステーションでは、
千鳥に配列された第2マンドレル配列85が設けられて
おり、この配列85はダイアッセンブリ82のダイキャ
ビティ82Aと相互作動する。この場合、各マンドレル
ヘッド85Aはフラットであり、その長さと幅はそれぞ
れL2 、W2 であるので、対応する各ダイキャビティ8
2Aの下サブキャビティ82Cと対応する。従って、マ
ンドレル配列85が降下されたときに、各マンドレルヘ
ッドは対応するサブキャビティ82Cと係合するので、
キャビティ内の帯材1を再び折り曲げることになる。こ
の折曲げは、図3に示すものとなる。
ブル81Aの割出しを再度行ってダイアッセンブリ82
Aを第2ステーションから第3ステーション81Dへと
移動させる。第3ステーションでは帯材1に対する第2
折曲げ工程が実施される。この第3ステーションでは、
千鳥に配列された第2マンドレル配列85が設けられて
おり、この配列85はダイアッセンブリ82のダイキャ
ビティ82Aと相互作動する。この場合、各マンドレル
ヘッド85Aはフラットであり、その長さと幅はそれぞ
れL2 、W2 であるので、対応する各ダイキャビティ8
2Aの下サブキャビティ82Cと対応する。従って、マ
ンドレル配列85が降下されたときに、各マンドレルヘ
ッドは対応するサブキャビティ82Cと係合するので、
キャビティ内の帯材1を再び折り曲げることになる。こ
の折曲げは、図3に示すものとなる。
【0048】マンドレル配列85のよって第2の折曲げ
加工がなされた後、マンドレル配列85は後退され、テ
ーブル81Aの割出しが再度行われ、ダイアッセンブリ
82が第3ステーションから第4ステーション81Eへ
移動される。この第4ステーション81Eにおいて、千
鳥配列された別のマンドレル配列86がダイアッセンブ
リの82のダイキャビティ配列82Aと相互作用する。
図25A乃至25Cに示すように、マンドレル配列86
の各マンドレルヘッド86Aの側部は平面を呈し、外側
に向かって45゜ 傾斜している。これらの側部はすべ
て、これら側部の上端(図25A乃至25Cにおける上
端。マンドレルの先端)−この長さ及び幅はそれぞれL
2 、W2 より僅かに小さい−で終わっている。
加工がなされた後、マンドレル配列85は後退され、テ
ーブル81Aの割出しが再度行われ、ダイアッセンブリ
82が第3ステーションから第4ステーション81Eへ
移動される。この第4ステーション81Eにおいて、千
鳥配列された別のマンドレル配列86がダイアッセンブ
リの82のダイキャビティ配列82Aと相互作用する。
図25A乃至25Cに示すように、マンドレル配列86
の各マンドレルヘッド86Aの側部は平面を呈し、外側
に向かって45゜ 傾斜している。これらの側部はすべ
て、これら側部の上端(図25A乃至25Cにおける上
端。マンドレルの先端)−この長さ及び幅はそれぞれL
2 、W2 より僅かに小さい−で終わっている。
【0049】マンドレル配列86が降下されると、各ヘ
ッド86Aは帯材1の側壁1B−1Eと接触する。これ
により、帯材は折曲げ線b1 −b4 で深く折り曲げられ
る。従って、帯材1のその折曲げ線より上の部分、即
ち、4方の連続する折返し領域及び側壁領域は互いに接
近する。帯材1は、ダイ82A内において図4に示す形
状をなす。
ッド86Aは帯材1の側壁1B−1Eと接触する。これ
により、帯材は折曲げ線b1 −b4 で深く折り曲げられ
る。従って、帯材1のその折曲げ線より上の部分、即
ち、4方の連続する折返し領域及び側壁領域は互いに接
近する。帯材1は、ダイ82A内において図4に示す形
状をなす。
【0050】この成形加工がマンドレル配列86によっ
てなされた後、マンドレル配列はダイアッセンブリ82
から後退し、テーブル81が第4ステーションから第5
ステーション81Fに割出される。この第5ステーショ
ンにおいて、マンドレル配列86と同様な別のマンドレ
ル配列87が千鳥に設けられており、ダイアッセンブリ
82と相互作用する。この場合、各マンドレルヘッド8
7Aの寸法は、マンドレル配列86のヘッドの寸法と同
様である。ただし、ヘッドはフラットであり、そのフラ
ット面に肩(ショルダー)、即ち、盛り上がりパターン
が折返し領域の形状で設けられている。この形状は図2
6A−26Cに示され、ショルダーパターンは87Bで
示されている。
てなされた後、マンドレル配列はダイアッセンブリ82
から後退し、テーブル81が第4ステーションから第5
ステーション81Fに割出される。この第5ステーショ
ンにおいて、マンドレル配列86と同様な別のマンドレ
ル配列87が千鳥に設けられており、ダイアッセンブリ
82と相互作用する。この場合、各マンドレルヘッド8
7Aの寸法は、マンドレル配列86のヘッドの寸法と同
様である。ただし、ヘッドはフラットであり、そのフラ
ット面に肩(ショルダー)、即ち、盛り上がりパターン
が折返し領域の形状で設けられている。この形状は図2
6A−26Cに示され、ショルダーパターンは87Bで
示されている。
【0051】マンドレル配列87が作動されると、各マ
ンドレルヘッド87Aは、これと対応する帯材ワーク1
の部分閉鎖状態の折返し領域の外面に対して作用するの
で、帯材ワークを折曲げ線b5 - b8 において深く折り
曲げることができる。これにより、側壁領域が直立した
まま、4方の折返し領域はぴったりと合い、即ち整合し
て完全に閉鎖する。ショルダーパターン87Bが存在す
るため、互いに接近する折返し領域は重なることがな
い。各ダイキャビティ82A内の帯材ワークは、図5の
箱状タグ体10になる。
ンドレルヘッド87Aは、これと対応する帯材ワーク1
の部分閉鎖状態の折返し領域の外面に対して作用するの
で、帯材ワークを折曲げ線b5 - b8 において深く折り
曲げることができる。これにより、側壁領域が直立した
まま、4方の折返し領域はぴったりと合い、即ち整合し
て完全に閉鎖する。ショルダーパターン87Bが存在す
るため、互いに接近する折返し領域は重なることがな
い。各ダイキャビティ82A内の帯材ワークは、図5の
箱状タグ体10になる。
【0052】ステーション81Fにおける折曲げ加工の
後、ダイアッセンブリ82は、そのダイキャビティ82
A内にタグ体10の配列を保持することになる。これら
のタグ体をタグとして完成させるために、タグ体に担持
体を取り付ける必要がある。この目的のために、タグ製
造装置70に担持体成形アッセンブリ91を設けてい
る。
後、ダイアッセンブリ82は、そのダイキャビティ82
A内にタグ体10の配列を保持することになる。これら
のタグ体をタグとして完成させるために、タグ体に担持
体を取り付ける必要がある。この目的のために、タグ製
造装置70に担持体成形アッセンブリ91を設けてい
る。
【0053】担持体成形アッセンブリ91(図7及び図
8)は、連続ライナーロール94から供給されるライナ
ー材12を受け取る。このライナー材12は、種々の材
料とすることができる。一般的な材料として、片面(外
面)12Aにシリコーンコーティングが施されたクラフ
ト紙があげられる。
8)は、連続ライナーロール94から供給されるライナ
ー材12を受け取る。このライナー材12は、種々の材
料とすることができる。一般的な材料として、片面(外
面)12Aにシリコーンコーティングが施されたクラフ
ト紙があげられる。
【0054】連続したライナー12は担持体成形アッセ
ンブリ91の第1の接着、即ち糊付けステーション91
Aまで引っ張られる。このステーションにおいて、ライ
ナーの1つのセグメント12Bの1面12Aに対して、
複数の長方形接着セグメント13を適度に離間して縦横
の列にパターン配列した接着層を付着させる。各接着セ
グメント13は、長さ及び幅がそれぞれL2 、W2 であ
り、従って、キャビティアッセンブリ82内のタグ体1
0の外寸法と一致する。各接着セグメント13は、水平
方向にL2 - L1 の距離だけ、垂直方向にW2 - W1 だ
け隣接セグメントから離間される。これらの距離は、ア
ッセンブリ82におけるキャビティ82Aの隣接キャビ
ティからの水平及び垂直離間距離に相当する。図19
は、ライナー12のセグメント12Bに対して接着セグ
メント13を貼着した状態を示すものである。
ンブリ91の第1の接着、即ち糊付けステーション91
Aまで引っ張られる。このステーションにおいて、ライ
ナーの1つのセグメント12Bの1面12Aに対して、
複数の長方形接着セグメント13を適度に離間して縦横
の列にパターン配列した接着層を付着させる。各接着セ
グメント13は、長さ及び幅がそれぞれL2 、W2 であ
り、従って、キャビティアッセンブリ82内のタグ体1
0の外寸法と一致する。各接着セグメント13は、水平
方向にL2 - L1 の距離だけ、垂直方向にW2 - W1 だ
け隣接セグメントから離間される。これらの距離は、ア
ッセンブリ82におけるキャビティ82Aの隣接キャビ
ティからの水平及び垂直離間距離に相当する。図19
は、ライナー12のセグメント12Bに対して接着セグ
メント13を貼着した状態を示すものである。
【0055】接着ステーション91における接着工程の
後、ライナー12を再度引っ張りセグメント12Bを第
2ステーション91Bに搬送する。この第2ステーショ
ン91Bにおいて、第2の磁気要素14をライナーセグ
メント12B上の各接着セグメント13に付着させる。
各第2磁気要素14は、その長さ及び幅がL3 、W3で
ある。
後、ライナー12を再度引っ張りセグメント12Bを第
2ステーション91Bに搬送する。この第2ステーショ
ン91Bにおいて、第2の磁気要素14をライナーセグ
メント12B上の各接着セグメント13に付着させる。
各第2磁気要素14は、その長さ及び幅がL3 、W3で
ある。
【0056】第2磁気要素14は供給アッセンブリ96
によって、接着セグメント配列と同じ配列にされる。次
に第2磁気要素配列は、各磁気要素14がこれと対応す
る各接着セグメントと同位置となるように、供給アッセ
ンブリ96によってライナーセグメント12B上に搬送
される。その後、磁気要素14は下降され対応する接着
セグメント13に押し付けられて接着される。接着セグ
メント13と磁気要素14とが貼着されたライナーセグ
メント12Bの状態を図20に示す。
によって、接着セグメント配列と同じ配列にされる。次
に第2磁気要素配列は、各磁気要素14がこれと対応す
る各接着セグメントと同位置となるように、供給アッセ
ンブリ96によってライナーセグメント12B上に搬送
される。その後、磁気要素14は下降され対応する接着
セグメント13に押し付けられて接着される。接着セグ
メント13と磁気要素14とが貼着されたライナーセグ
メント12Bの状態を図20に示す。
【0057】供給アッセンブリ96が上記加工を行った
後、ライナー12は引っ張られ、セグメント12Bは担
持体成形アッセンブリ91の別のもう1つのステーショ
ン91Cへ搬送される。このステーション91Cにおい
て、第1接着セグメント配列と同様な別の接着セグメン
ト配列がライナーに糊付け即ち、貼着される。即ち、接
着セグメント15の配列が貼り付けられ、各接着セグメ
ント15は対応する磁気要素14と接着セグメント13
とを覆う。この第2接着工程を終えたライナーセグメン
ト12Bを図21に示す。
後、ライナー12は引っ張られ、セグメント12Bは担
持体成形アッセンブリ91の別のもう1つのステーショ
ン91Cへ搬送される。このステーション91Cにおい
て、第1接着セグメント配列と同様な別の接着セグメン
ト配列がライナーに糊付け即ち、貼着される。即ち、接
着セグメント15の配列が貼り付けられ、各接着セグメ
ント15は対応する磁気要素14と接着セグメント13
とを覆う。この第2接着工程を終えたライナーセグメン
ト12Bを図21に示す。
【0058】ライナーセグメント12Bに第2接着セグ
メントを付着したならば、ライナー12、第1接着セグ
メント13、第2磁気要素14及び第2接着セグメント
15は担持体11を構成する。ライナーセグメント12
Bによって構成される担持体11の配列は、次に、テー
ブル81の第6ステーション81Gに運ばれる。また、
さらにテーブル81Aの割出しを行って、成形されたタ
グ体10を担持体11に結合してタグ20を形成するた
めにダイアッセンブリ82をタグ体10と共に第6ステ
ーション81Gに運ぶ。
メントを付着したならば、ライナー12、第1接着セグ
メント13、第2磁気要素14及び第2接着セグメント
15は担持体11を構成する。ライナーセグメント12
Bによって構成される担持体11の配列は、次に、テー
ブル81の第6ステーション81Gに運ばれる。また、
さらにテーブル81Aの割出しを行って、成形されたタ
グ体10を担持体11に結合してタグ20を形成するた
めにダイアッセンブリ82をタグ体10と共に第6ステ
ーション81Gに運ぶ。
【0059】ライナー12を引っ張ってライナーセグメ
ント12Bをステーション81Gに搬送した際に、ライ
ナー12は反転される(図8参照)のでライナーセグメ
ント12Bの担持体が付着している面13Aは下方を向
き、キャビティアッセンブリ82に保持されたタグ体1
0に対向する。ライナーセグメント12Bがこの位置に
あるときに、各担持体11は対応するキャビティ82A
と直線上に位置する。エジェクタアッセンブリ83のエ
ジェクタヘッド83A,83Bが次に作動されて前述の
上位置(図18参照)に移動される。これにより、キャ
ビティ82A内のタグ体10は上方に移動されて担持体
11の接着セグメント15と当接する。タグ体はこのよ
うにして接着セグメントに付着されてキャビティから解
放される。
ント12Bをステーション81Gに搬送した際に、ライ
ナー12は反転される(図8参照)のでライナーセグメ
ント12Bの担持体が付着している面13Aは下方を向
き、キャビティアッセンブリ82に保持されたタグ体1
0に対向する。ライナーセグメント12Bがこの位置に
あるときに、各担持体11は対応するキャビティ82A
と直線上に位置する。エジェクタアッセンブリ83のエ
ジェクタヘッド83A,83Bが次に作動されて前述の
上位置(図18参照)に移動される。これにより、キャ
ビティ82A内のタグ体10は上方に移動されて担持体
11の接着セグメント15と当接する。タグ体はこのよ
うにして接着セグメントに付着されてキャビティから解
放される。
【0060】ライナーセグメント12B上に千鳥配列で
完成されたタグ20の配列を図22に示す。この空にな
った中間担持体位置(今現在、完成された千鳥配列のタ
グが存する位置)を用いてここでまたタグを完成させる
ために、ライナー12をタグ1つの幅寸法だけ戻すよう
にライナー12を割出し、そして、別の千鳥配列された
タグ体10を保持するキャビティアッセンブリ82を該
割出したライナーの下に来るようにテーブル81Aを割
出す。これらの割出しによって、今までライナー進行方
向において隣にあった担持体が空の中間担持体位置に来
るので、これらの担持体が前記別のキャビティアッセン
ブリのタグ体10と直線上に揃う。
完成されたタグ20の配列を図22に示す。この空にな
った中間担持体位置(今現在、完成された千鳥配列のタ
グが存する位置)を用いてここでまたタグを完成させる
ために、ライナー12をタグ1つの幅寸法だけ戻すよう
にライナー12を割出し、そして、別の千鳥配列された
タグ体10を保持するキャビティアッセンブリ82を該
割出したライナーの下に来るようにテーブル81Aを割
出す。これらの割出しによって、今までライナー進行方
向において隣にあった担持体が空の中間担持体位置に来
るので、これらの担持体が前記別のキャビティアッセン
ブリのタグ体10と直線上に揃う。
【0061】前記別のキャビティアッセンブリのエジェ
クタを作動させることにより、キャビティアッセンブリ
内に保持されたタグ体10は割出されたライナー上の接
着セグメント15に接着される。先に完成されたタグ
と、今回完成されたタグを示す状態、即ち、完成したタ
グ20が離間して長方形に配列されている状態のライナ
ーセグメント12Bを図23に示す。
クタを作動させることにより、キャビティアッセンブリ
内に保持されたタグ体10は割出されたライナー上の接
着セグメント15に接着される。先に完成されたタグ
と、今回完成されたタグを示す状態、即ち、完成したタ
グ20が離間して長方形に配列されている状態のライナ
ーセグメント12Bを図23に示す。
【0062】タグ配列20が形成された後、ライナー1
2を引っ張ってライナーセグメント12Bをステーショ
ン81Gから担持体成形装置91の貯蔵ステーション9
8に搬送する。貯蔵ステーションにおいて、ライナーセ
グメント12Bは、ライナー12のその他のセグメント
と共に巻きとられ、あるいは、ジグザグに折り畳まれて
貯蔵される。この貯蔵されたセグメントは、後にタグ間
のスペース部分で切断されて個々のタグに分離され、あ
るいは分離されてタググループにまとめられる。
2を引っ張ってライナーセグメント12Bをステーショ
ン81Gから担持体成形装置91の貯蔵ステーション9
8に搬送する。貯蔵ステーションにおいて、ライナーセ
グメント12Bは、ライナー12のその他のセグメント
と共に巻きとられ、あるいは、ジグザグに折り畳まれて
貯蔵される。この貯蔵されたセグメントは、後にタグ間
のスペース部分で切断されて個々のタグに分離され、あ
るいは分離されてタググループにまとめられる。
【0063】このようにしてタグ製造装置70によっ
て、大量のタグ20を効率良くかつ容易に連続して製造
することができる。
て、大量のタグ20を効率良くかつ容易に連続して製造
することができる。
【0064】図24は、図6のタグ20を用いた電子式
品物監視装置を示す。図示されるように、トランスミッ
タ(発振器)201は、タグ20が付着された品物20
3の位置する監視区域202へ所定の周波数で磁場を伝
播する。
品物監視装置を示す。図示されるように、トランスミッ
タ(発振器)201は、タグ20が付着された品物20
3の位置する監視区域202へ所定の周波数で磁場を伝
播する。
【0065】タグ20の磁気要素3は前記所定周波数で
もって機械的振動を行うものであり、タグの磁気要素1
4は磁化されて磁気要素3を偏倚させて振動させる。ト
ランスミッタによって伝播された磁場によってタグ20
が作動する結果、レシーバ204は磁気エネルギ即ち磁
気信号を受信する。これにより、タグの存在、ひいては
品物203の監視区域における存在が検出される。トラ
ンスミッタ201及びレシーバ204は前述のアメリカ
合衆国特許第4,510,489 号及び第4,510,490 号に記載さ
れたタイプのものでよい。
もって機械的振動を行うものであり、タグの磁気要素1
4は磁化されて磁気要素3を偏倚させて振動させる。ト
ランスミッタによって伝播された磁場によってタグ20
が作動する結果、レシーバ204は磁気エネルギ即ち磁
気信号を受信する。これにより、タグの存在、ひいては
品物203の監視区域における存在が検出される。トラ
ンスミッタ201及びレシーバ204は前述のアメリカ
合衆国特許第4,510,489 号及び第4,510,490 号に記載さ
れたタイプのものでよい。
【0066】上記説明された本発明の実施例において、
本発明のタグ20は、箱型のハウジングすなわち箱体1
0に収納される第1磁気要素3と、第1磁気要素を収納
して箱体10の外側に固定される担持体11によって支
持される第2磁気要素14とを含んでなる。第2磁気要
素を担持体11で支持する代りに箱体10内に設けたタ
グも本発明に含む。これは種々の方法によって達成され
るが、1つの方法は、磁気要素14を磁気要素3の一部
として形成し、例えば、磁気要素3の半硬質又は硬質磁
気面層として形成することである。この場合、担持体1
1はライナー12と接着層との簡単な積層体とすること
ができる。
本発明のタグ20は、箱型のハウジングすなわち箱体1
0に収納される第1磁気要素3と、第1磁気要素を収納
して箱体10の外側に固定される担持体11によって支
持される第2磁気要素14とを含んでなる。第2磁気要
素を担持体11で支持する代りに箱体10内に設けたタ
グも本発明に含む。これは種々の方法によって達成され
るが、1つの方法は、磁気要素14を磁気要素3の一部
として形成し、例えば、磁気要素3の半硬質又は硬質磁
気面層として形成することである。この場合、担持体1
1はライナー12と接着層との簡単な積層体とすること
ができる。
【0067】また、図7乃至9の装置の説明において
は、材料101の連続ウェブがロール102から引っ張
りだされ、連続ロール材のセグメント101Aが加工切
断されて帯材1が形成される。しかし、材料の個々のセ
グメント101Aを最初に連続ウェブから切断し、その
後に、個々のセグメントを加工する装置として構成する
こととしても良い。この場合、切断されたセグメント
は、ウェブに接続していた場合と同じ方法で加工され
る。
は、材料101の連続ウェブがロール102から引っ張
りだされ、連続ロール材のセグメント101Aが加工切
断されて帯材1が形成される。しかし、材料の個々のセ
グメント101Aを最初に連続ウェブから切断し、その
後に、個々のセグメントを加工する装置として構成する
こととしても良い。この場合、切断されたセグメント
は、ウェブに接続していた場合と同じ方法で加工され
る。
【0068】すべての場合において、上記説明された態
様は、単に、本発明のいくつかの可能な特定の実施例を
示したものであることを理解されたい。本発明の範囲か
ら逸脱することなく、本発明の原理に従い無数の変形態
様を創作することが可能である。
様は、単に、本発明のいくつかの可能な特定の実施例を
示したものであることを理解されたい。本発明の範囲か
ら逸脱することなく、本発明の原理に従い無数の変形態
様を創作することが可能である。
【図1】本発明原理に基づく電子式品物監視用タグのタ
グ体が折り曲げられていない状態を示すタグ体平面図。
グ体が折り曲げられていない状態を示すタグ体平面図。
【図2】図1のタグ体の第1折曲げ工程を終えた状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図3】図1乃至2のタグ体の第2折曲げ工程を終え、
第1の磁気要素を挿入した状態を示す斜視図。
第1の磁気要素を挿入した状態を示す斜視図。
【図4】図1乃至3のタグ体の第3折曲げ工程を終えた
状態を示す斜視図。
状態を示す斜視図。
【図5】図1乃至4のタグ体の第4工程を終えた状態を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図6】図5のタグ体に第2の磁気要素を取り付けタグ
を完成した状態を示す図。
を完成した状態を示す図。
【図7】図1乃至6を参照して説明する成形工程におけ
る本発明タグ製造装置の1姿勢を示す図。
る本発明タグ製造装置の1姿勢を示す図。
【図8】図7同様、成形工程における本発明タグ製造装
置の1姿勢を示す図。
置の1姿勢を示す図。
【図9】図7同様、成形工程における本発明タグ製造装
置の1姿勢を示す図。
置の1姿勢を示す図。
【図10】図7乃至9の装置においてダイによるパンチ
加工を受けた後の材料片を示す図。
加工を受けた後の材料片を示す図。
【図11】図7乃至9の装置において図10の材料片が
ダイによるカッティング加工を受けた後の状態を示す
図。
ダイによるカッティング加工を受けた後の状態を示す
図。
【図12】図7乃至9の装置に用いるダイキャビティア
ッセンブリの一部を示す図。
ッセンブリの一部を示す図。
【図13】図12の13−13矢視断面図。
【図14】図12の14−14矢視断面図。
【図15】図7乃至9の装置のダイキャビティアッセン
ブリの全部分を示す図。
ブリの全部分を示す図。
【図16】図15のダイキャビティアッセンブリの16
−16矢視断面図。
−16矢視断面図。
【図17】図7乃至9の装置のエジェクタアッセンブリ
の略詳細図。
の略詳細図。
【図18】図17同様、図7乃至9の装置のエジェクタ
アッセンブリの略詳細図。
アッセンブリの略詳細図。
【図19】図7乃至9の装置によって成形される担持体
の一部を示す図であって、その形成過程を示す図。
の一部を示す図であって、その形成過程を示す図。
【図20】同じく、図7乃至9の装置によって成形され
る担持体の一部を示す図であって、その形成過程を示す
図。
る担持体の一部を示す図であって、その形成過程を示す
図。
【図21】同じく、図7乃至9の装置によって成形され
る担持体の一部を示す図であって、その形成過程を示す
図。
る担持体の一部を示す図であって、その形成過程を示す
図。
【図22】図7乃至9の装置によって成形された完成タ
グを示す図。
グを示す図。
【図23】同じく、図7乃至9の装置によって成形され
た完成タグを示す図。
た完成タグを示す図。
【図24】図6に示すタグを用いた電子式品物監視装置
を示す図。
を示す図。
【図25】図25A、は、図7乃至9の装置のダイキャ
ビティアッセンブリと共に用いられるマンドレルヘッド
の平面図。図25Bは、図25Aマンドレルヘッドの側
面図。図25Cは、同じく、図25Aマンドレルヘッド
の側面図。
ビティアッセンブリと共に用いられるマンドレルヘッド
の平面図。図25Bは、図25Aマンドレルヘッドの側
面図。図25Cは、同じく、図25Aマンドレルヘッド
の側面図。
【図26】図26Aは、図7乃至9の装置のダイキャビ
ティアッセンブリと共に用いられる更に別のマンドレル
ヘッドの平面図。図26B及び26Cはそれぞれ図26
Aのマンドレルヘッドの側面図。
ティアッセンブリと共に用いられる更に別のマンドレル
ヘッドの平面図。図26B及び26Cはそれぞれ図26
Aのマンドレルヘッドの側面図。
1 帯材 2 切欠き 3 第1の磁気要素 b1−b8 折曲げ線 1A 中央領域 1B−1E 側壁領域 1F−1I 折返し領域 10 タグ体 10A タグ体の蓋 11 担持体 12 ライナー 13 第1接着層 14 第2磁気要素 15 第2接着層 20 タグ 70 タグ製造装置 72 パンチングステーション 81 割出しテーブルアッセンブリ 81A テーブル 82 ダイアッセンブリ 82A ダイキャビティ 82B 上サブキャビティ 82C 下サブキャビティ 82D 開口 82E 開口 83 エジェクタアッセンブリ 83A エジェクタヘッド 83B エジェクタヘッド 91 担持体成形装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョン・コワルクズィク アメリカ合衆国、フロリダ州 33434、ボ カ・レイトン、エヌダブリュー・フォーテ ィエイトス・ストリート 2778 (72)発明者 ジョン・ダグラス・ウルフ アメリカ合衆国、フロリダ州 33486、ボ カ・レイトン、エスダブリュー・エイト ス・テラス 99
Claims (59)
- 【請求項1】 中央領域と、前記中央領域に一体的に連
続する側壁領域と、前記中央領域と前記側壁領域との境
界に設けられる第1折曲げ線であって前記第1折曲げ線
で前記側壁領域が前記中央領域の外側に延伸するように
折り曲げられる第1折曲げ線と、前記側壁領域に一体的
に連続する折返し領域と、前記側壁領域と前記折返し領
域との境界に設けられる第2折曲げ線であって前記第2
折曲げ線で前記折返し領域が折り曲げられ互いに接近し
て、前記中央領域から離間されかつ前記中央領域に対向
する閉鎖蓋を形成する第2折曲げ線とを有して閉鎖ハウ
ジングを形成するタグ体と、 前記閉鎖ハウジング内に配設され機械振動可能な第1の
磁気要素とを、含んでなる電子式品物監視用タグ。 - 【請求項2】 請求項1の電子式品物監視用タグであっ
て、さらに、 前記第1の磁気要素を機械的に振動させる第2の磁気要
素と、 前記第2の磁気要素を前記タグ体に取り付ける取付手段
とを、含んでなるタグ。 - 【請求項3】 請求項2の電子式品物監視用タグであっ
て、前記取付手段は、前記第2磁気要素を前記タグ体の
前記蓋に取り付ける手段であるタグ。 - 【請求項4】 請求項3の電子式品物監視用タグであっ
て、 前記取付手段は、剥離ライナーと、前記剥離ライナーの
片面に付着される接着材であって前記接着材から前記剥
離ライナーが剥離可能な接着材とを含んでなり、 前記第2の磁気要素は前記接着材に取り付けられ、前記
接着材を介して前記取付手段を前記タグ体の蓋に取り付
けるタグ。 - 【請求項5】 請求項4の電子式品物監視用タグであっ
て、前記接着材は少なくとも前記タグ体の前記蓋と等し
い大きさを有するタグ。 - 【請求項6】 請求項5の電子式品物監視用タグであっ
て、前記第2の磁気要素は前記接着材よりも小さな大き
さを有するタグ。 - 【請求項7】 請求項4の電子式品物監視用タグであっ
て、前記接着材は、前記ライナーの前記片面に設けられ
た第1接着層であって前記第1接着層に前記第2の磁気
要素が付着される第1接着層と、前記第2の磁気要素及
び前記第1接着層の上に敷設される第2接着層とを含ん
でなるタグ。 - 【請求項8】 請求項7の電子式品物監視用タグであっ
て、前記第1及び第2の接着層は少なくとも前記タグ体
の前記蓋と等しい大きさを有するタグ。 - 【請求項9】 請求項8の電子式品物監視用タグであっ
て、前記第2の磁気要素は、前記第1及び第2の接着層
よりも大きさが小さいタグ。 - 【請求項10】 請求項2の電子式品物監視用タグであ
って、前記第1磁気要素は強磁性体要素であり、かつ前
記第2の磁気要素は硬質、又は半硬質磁気要素であるタ
グ。 - 【請求項11】 請求項10の電子式品物監視用タグで
あって、前記第1の磁気要素は磁気ひずみ要素であるタ
グ。 - 【請求項12】 請求項1の電子式品物監視用タグであ
って、前記第1磁気要素の長さ及び幅はそれぞれ、前記
中央領域の長さ及び幅よりも小さく、かつ前記第1磁気
要素の厚みは前記側壁領域高さよりも小さいタグ。 - 【請求項13】 請求項1の電子式品物監視用タグであ
って、前記折返し領域は、前記折返し領域が蓋を形成す
るときに、互いに整合するタグ。 - 【請求項14】 請求項1の電子式品物監視用タグであ
って、 前記中央領域は長方形であり、対向する第1及び第2の
長辺と、対向する第1及び第2の短辺とを有し、 前記側壁領域は、第1、第2、第3及び第4の側壁領域
を有してなり、前記第1及び第2の側壁領域は前記中央
領域の前記第1及び第2の長辺と一体的に、前記第3及
び第4の側壁領域は前記中央領域の前記第1及び第2の
短辺と一体的に設けられ、 前記折返し領域は、前記第3及び第4の側壁領域とそれ
ぞれ一体的な第1及び第2の3角形領域と、前記第1及
び第2の側壁領域とそれぞれ一体的な第3及び第4の台
形折返し領域とを有してなる、タグ。 - 【請求項15】 請求項14の電子式品物監視用タグで
あって、前記折返し領域は、前記閉鎖蓋を形成する際
に、前記折返し領域の縁が整合するように延伸するタ
グ。 - 【請求項16】 請求項15の電子式品物監視用タグで
あって、前記側壁領域の高さが相等しいタグ。 - 【請求項17】 請求項16の電子式品物監視用タグで
あって、前記3角形及び台形の側辺の長さが相等しいタ
グ。 - 【請求項18】 請求項1の電子式品物監視用タグであ
って、前記タグ体は、展開されたときに、第1、第2、
第3、第4、第5及び第6の辺を有する6角形の帯材で
あり、前記第1と第2の辺とが平行に対向し、前記第2
と第5の辺が平行に対向し、前記第3と第6の辺とが平
行に対向し、前記第2、第3、第5及び第6の辺は相等
しい第1の長さであり、前記第1及び第4の辺は相等し
く前記第1の長さよりも長い第2の長さであり、前記第
2、第3、第5及び第6の各辺はL型の切欠きを有し、
前記切欠きは、前記各辺の一端から前記L型切欠きの両
辺の交点までの距離が他端から前記交点までの距離と等
しくなるような位置及び寸法に設けられている、タグ。 - 【請求項19】 請求項18の電子式品物監視用タグで
あって、 前記第2折曲げ線が前記交点を前記第2、第3、第5及
び第6の辺に接続し、 前記第1折曲げ線が前記交点を互いに結ぶ、タグ。 - 【請求項20】 中央領域、側壁領域及び折返し領域が
順次一体的に連続するように帯材を第1セット折曲げ線
及び第2セット折曲げ線で折り曲げて複数の折返し領域
と、複数の側壁領域と、1つの中央領域とを形成する折
曲げ加工であって、前記第1セット折曲げ線は前記折返
し領域と前記側壁領域との境界をなし、前記第2セット
折曲げ線は前記側壁領域と前記中央領域との境界をなす
ように折り曲げる折曲げ加工を行い、機械振動可能な第
1の磁気要素を前記中央領域に配設し、かつ、前記第1
セット折曲げ線で折り曲げられた複数の折返し領域を互
いに接近させて前記中央領域から離間しかつ前記中央領
域に対向する閉鎖蓋を形成して前記第1磁気要素を内部
に収納する閉鎖ハウジングを形成してタグ体を成形する
ために協働するダイ及びマンドレルアッセンブリを含ん
でなる電子式品物監視用タグ成形装置。 - 【請求項21】 請求項20の成形装置であって、 前記第1の磁気要素を機械振動させる第2の磁気要素を
有する担持体を成形する装置と、 前記担持体と前記ハウジングを連結する手段とを、更に
含んでなる成形装置。 - 【請求項22】 請求項21の成形装置であって、前記
連結手段は前記担持体と前記ハウジング蓋とを連結する
成形装置。 - 【請求項23】 請求項22の成形装置であって、 前記担持体成形装置は、ライナーを設ける手段と、前記
ライナーに接着材を取り付けかつ前記第2の磁気要素を
前記接着材に接着させる接着材取付手段とを含んでな
り、 前記連結手段は前記担持体の前記接着材と前記ハウジン
グ蓋とを連結する成形装置。 - 【請求項24】 請求項23の成形装置であって、 前記接着材取付手段は、前記ライナーに第1接着層を取
り付ける取り付ける手段と、前記第1接着層に前記第2
の磁気要素を取り付ける手段と、前記第2の磁気要素及
び前記第1接着層上に第2接着層を取り付ける手段とを
含んでなり、 前記連結手段は前記第2接着層と前記ハウジング蓋とを
連結する成形装置。 - 【請求項25】 請求項20の成形装置であって、 前記帯材は6角形であり、第1、第2、第3、第4、第
5及び第6の辺を有し、前記第1及び第4の辺は平行に
対向し、前記第2及び第5の辺は平行に対向し、かつ、
前記第3及び第6の辺は平行に対向し、前記第2、第
3、第5及び第6の辺は相等しい第1長さであり、前記
第1及び第4の辺は相等しく前記第1長さよりも長く、
前記第2、第3、第5及び第6の各辺はL型の切欠きを
有し、前記切欠きは、前記各辺の一端から前記L型切欠
きの両辺の交点までの距離が他端から前記交点までの距
離と等しくなるような位置及び寸法に設けられている成
形装置。 - 【請求項26】 請求項25の成形装置であって、 前記第1セット折曲げ線は前記4つの交点をそれぞれ前
記第2、第3、第5及び第6の辺と交差させ、 前記第2セット折曲げ線は前記4つの交点を結ぶ、成形
装置。 - 【請求項27】 請求項20の成形装置であって、 前記ダイ及びマンドレルアッセンブリは、上サブキャビ
ティと、前記上サブキャビティよりも寸法の小さい下サ
ブキャビティとを有するダイキャビティを含んでなる成
形装置。 - 【請求項28】 請求項27の成形装置であって、前記
サブキャビティは磁石を含んでなる成形装置。 - 【請求項29】 請求項27の成形装置であって、前記
ダイ及びマンドレルアッセンブリは、 前記上サブキャビティの寸法と等しい寸法を有し前記上
サブキャビティと協働して前記帯材を前記第1セット折
曲げ線で折り曲げる第1ダイヘッドと、 前記下サブキャビティの寸法と等しい寸法を有し前記下
サブキャビティと協働して前記帯材を前記第2セット折
曲げ線で折り曲げる第2ダイヘッドと、 前記下サブキャビティの寸法より僅かに小さい寸法を有
し前記帯材に作用して前記折返し領域を折り曲げる1又
は2以上の更に別のダイヘッドとを、更に含んでなる成
形装置。 - 【請求項30】 請求項29の成形装置であって、 前記1又は2以上の別のダイヘッドは、前記帯材の前記
側壁領域に作用して前記折返し領域を不完全に折り曲げ
る第3のダイヘッドと、前記蓋を形成するために前記折
返し領域の表面に作用して前記不完全に折り曲げられた
折返し領域を完全に折り曲げる第4のダイヘッドとを含
んでなる成形装置。 - 【請求項31】 請求項29の成形装置であって、 前記下サブキャビティは少なくとも1つの開口を有し、 前記成形装置は、前記穴の中に設けられ前記帯材を前記
ダイキャビティから押し出す手段を更に含んでなる成形
装置。 - 【請求項32】 請求項29の成形装置であって、 前記ダイ及びマンドレルアッセンブリは、更に、前記ダ
イヘッドを支持する割出しテーブルと、前記テーブルを
第1、第2及び更に別の1又は2以上のステーションに
割出す手段とを有し、 前記ダイ及びマンドレルアッセンブリのマンドレルが前
記第1、第2及び更に別の1又は2以上のステーション
にそれぞれ位置する成形装置。 - 【請求項33】 電子式品物監視用タグを成形する方法
であって、 中央領域、側壁領域及び折返し領域が順次一体的に連続
するように帯材を第1セット折曲げ線及び第2セット折
曲げ線で折り曲げて複数の折返し領域と、複数の側壁領
域と、1つの中央領域とを形成する折曲げ加工であっ
て、前記第1セット折曲げ線は前記折返し領域と前記側
壁領域との境界をなし、前記第2セット折曲げ線は前記
側壁領域と前記中央領域との境界をなすように折り曲げ
る折曲げ加工を行い、 機械振動可能な第1の磁気要素を前記中央領域に配設
し、 前記第1セット折曲げ線で折り曲げられた複数の折返し
領域を互いに接近させて前記中央領域から離間しかつ前
記中央領域に対向する閉鎖蓋を形成して前記第1磁気要
素を内部に収納する閉鎖ハウジングを形成してタグ体を
成形する、成形方法。 - 【請求項34】 請求項33の方法であって、前記第1
磁気要素を機械振動させる第2磁気要素を有する担持体
と前記タグ体とを連結することを更に含んでなる方法。 - 【請求項35】 請求項34の方法であって、前記担持
体と前記タグ体との前記連結は、前記担持体と前記タグ
体の前記蓋とを連結することにより行われる方法。 - 【請求項36】 請求項35の方法であって、前記担持
体と前記タグ体との前記連結は、前記担持体上に設けら
れた接着層と前記タグ体の前記蓋とを連結することによ
り行われる方法。 - 【請求項37】 請求項36の方法であって、 ライナーに第1接着層を取り付け、前記第2磁気要素を
前記第1接着層に取り付け、前記第1接着層及び前記第
2磁気要素上に第2接着層を敷設することを更に含んで
なる方法。 - 【請求項38】 請求項37の方法であって、 前記担持体と前記タグ体との前記連結は、前記担持体の
前記第2接着層と前記タグ体の前記蓋とを連結すること
により行われる方法。 - 【請求項39】 請求項33の方法であって、 前記帯材は6角形であり、第1、第2、第3、第4、第
5及び第6の辺を有し、前記第1及び第4の辺は平行に
対向し、前記第2及び第5の辺は平行に対向し、かつ、
前記第3及び第6の辺は平行に対向し、前記第2、第
3、第5及び第6の辺は相等しい第1長さであり、前記
第1及び第4の辺は相等しく前記第1長さよりも長く、
前記第2、第3、第5及び第6の各辺はL型の切欠きを
有し、前記切欠きは、前記各辺の一端から前記L型切欠
きの両辺の交点までの距離が他端から前記交点までの距
離と等しくなるような位置及び寸法に設ける、方法。 - 【請求項40】 請求項39の方法であって、 前記第1セット折曲げ線は前記4つの交点をそれぞれ前
記第2、第3、第5及び第6の辺と交差させ、 前記第2セット折曲げ線は前記4つの交点を結ぶ、方
法。 - 【請求項41】 第1の磁場を監視区域に伝播させる手
段と、 電子式品物監視用タグであって、中央領域と、前記中央
領域に一体的に連続する側壁領域と、前記中央領域と前
記側壁領域との境界に設けられる第1折曲げ線であって
前記第1折曲げ線で前記側壁領域が前記中央領域の外側
に延伸するように折り曲げられる第1折曲げ線と、前記
側壁領域に一体的に連続する折返し領域と、前記側壁領
域と前記折返し領域との境界に設けられる第2折曲げ線
であって前記第2折曲げ線で前記折返し領域が折り曲げ
られ互いに接近して、前記中央領域から離間されかつ前
記中央領域に対向する閉鎖蓋を形成する第2折曲げ線と
を有して閉鎖ハウジングを形成するタグ体と、前記閉鎖
ハウジング内に配設され機械振動可能な第1の磁気要素
とを有する監視用タグと、 前記監視区域内の前記電子式品物監視用タグの存在を検
出するために前記第1磁場と前記電子式品物監視用タグ
との作用から生じる磁気信号を受信する手段とを、含ん
でなる電子式品物監視装置。 - 【請求項42】 請求項41の監視装置であって、 前記電子式品物監視用タグは前記第1磁気要素を機械振
動させる第2磁気要素と、 前記第2磁気要素を前記タグ体に取り付ける取付手段と
を、更に含んでなる監視装置。 - 【請求項43】 請求項42の監視装置であって、 前記取付手段は前記第2磁気要素を前記タグ体の前記蓋
に取り付ける、監視装置。 - 【請求項44】 監視区域内に第1磁場を伝播させ、 中央領域と、前記中央領域に一体的に連続する側壁領域
と、前記中央領域と前記側壁領域との境界に設けられる
第1折曲げ線であって前記第1折曲げ線で前記側壁領域
が前記中央領域の外側に延伸するように折り曲げられる
第1折曲げ線と、前記側壁領域に一体的に連続する折返
し領域と、前記側壁領域と前記折返し領域との境界に設
けられる第2折曲げ線であって前記第2折曲げ線で前記
折返し領域が折り曲げられ互いに接近して、前記中央領
域から離間され前記中央領域に対向する閉鎖蓋を形成す
る第2折曲げ線とを有して閉鎖ハウジングを形成するタ
グ体と、前記閉鎖ハウジング内に配設され機械振動可能
な第1の磁気要素とを有する電子式品物監視用タグを前
記監視区域内位置させ、 前記監視区域内の前記電子式品物監視用タグの存在を検
出するために前記第1磁場と前記電子式品物監視用タグ
との作用から生じる磁気信号を受信する、ことにより電
子式品物監視装置を作動させる方法。 - 【請求項45】 請求項44の方法であって、前記電子
式品物監視用タグは、さらに、 前記第1磁気要素を機械振動させる第2磁気要素と、 前記第2磁気要素を前記タグ体に取り付ける取付手段と
を、含んでなる方法。 - 【請求項46】 請求項1の電子式品物監視用タグであ
って、前記ハウジング内に収納され前記第1磁気要素を
機械振動させる第2磁気要素を更に含んでなるタグ。 - 【請求項47】 請求項46の電子式品物監視用タグで
あって、前記第2磁気要素を前記第1磁気要素の一部分
として形成したタグ。 - 【請求項48】 請求項47の電子式品物監視用タグで
あって、前記第2磁気要素を前記第1磁気要素の表面部
分として形成したタグ。 - 【請求項49】 請求項1の電子式品物監視用タグであ
って、さらに剥離可能なライナーと、前記ライナーの片
面に設けられた接着材であって、前記ライナーが前記接
着材から剥離可能な接着材とを含んでなり、前記接着材
は前記タグ体の前記蓋に取り付けられる、タグ。 - 【請求項50】 請求項49の電子式品物監視用タグで
あって、さらに前記第1磁気要素の一部分として形成さ
れて前記第1磁気要素を機械振動させる第2磁気要素を
含んでなるタグ。 - 【請求項51】 請求項33の方法であって、第2の磁
気要素を前記閉鎖ハウジング内に設けて前記第1磁気要
素を前記ダイ2磁気要素によって磁気にて振動させる方
法。 - 【請求項52】 請求項51の方法であって、前記第2
磁気要素を前記第1磁気要素の一部分として形成する、
方法。 - 【請求項53】 請求項51の方法であって、前記第2
磁気要素を前記第1磁気要素の表面部分として形成す
る、方法。 - 【請求項54】 請求項41の電子式品物監視装置であ
って、前記電子式品物監視用タグは前記ハウジング内に
配設され前記第1磁気要素を機械振動させる第2磁気要
素を更に含んでなる装置。 - 【請求項55】 請求項54の電子式品物監視装置であ
って、前記第2磁気要素を前記第1磁気要素の一部分と
して形成した装置。 - 【請求項56】 請求項55の電子式品物監視装置であ
って、前記第2磁気要素を前記第1磁気要素の表面部分
として形成した装置。 - 【請求項57】 請求項44の、電子式品物監視装置を
作動させる方法であって、 前記電子式品物監視用タグは、前記ハウジング内に配設
され前記第1磁気要素を機械振動させる第2磁気要素を
含んでなる方法。 - 【請求項58】 請求項57の方法であって、前記第2
磁気要素を前記第1磁気要素の一部分として形成した、
方法。 - 【請求項59】 請求項58の方法であって、前記第2
磁気要素を前記第1磁気要素の表面部分として形成し
た、方法。
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