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JPH0618830U - 空気調和機の加湿器 - Google Patents

空気調和機の加湿器

Info

Publication number
JPH0618830U
JPH0618830U JP6331192U JP6331192U JPH0618830U JP H0618830 U JPH0618830 U JP H0618830U JP 6331192 U JP6331192 U JP 6331192U JP 6331192 U JP6331192 U JP 6331192U JP H0618830 U JPH0618830 U JP H0618830U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
humidifying
curved
humidifier
heat exchanger
air conditioner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6331192U
Other languages
English (en)
Inventor
淳 梅田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP6331192U priority Critical patent/JPH0618830U/ja
Publication of JPH0618830U publication Critical patent/JPH0618830U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Humidification (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 湾曲した熱交換器近くに配置しても、加湿能
力を増すことができる加湿器を実現する。 【構成】 2枚の湾曲自在なスペーサ42、44(樹脂
板)を、熱交換器の形状に応じて湾曲させる。そして各
加湿板41を、そのスリット43、45を介してスペー
サ42、44に取付ける。これにより、エレメント40
は湾曲した状態となる。更に、同じく湾曲した給水槽5
0の外縁51に、各加湿板41をそのスリット46を介
して引っかける。これにより、加湿板41の加湿部47
は加湿用水中に浸漬する。この様な構造のエレメント4
0を熱交換器に近接配置すれば、通風路内のエレメント
の面積が増大し、加湿能力が増す。しかも、空調機の組
立工数を増大させることとならない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、空気調和機の加湿器の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、空気調和機の加湿エレメントは、複数の加湿板(多孔質板)をスペーサ に対し直線的に並べて構成している。その様なエレメントを備えた加湿器を開示 する文献としては、特開平1−174835号公報がある。以下、図4〜図6に 基づいて、係る加湿器の構成を、簡単に説明する。
【0003】 先ず、図4(a)は加湿器のエレメントの構成を示した斜視図であり、同図( b)はその平面図に該当している。当該エレメントは、複数枚の加湿板15とス ペーサ18とからなる。スペーサ18は、図4(b)に示す様に、くし型形状を なしており、その凹部に加湿板15の給水部25側に設けられた凹部が嵌入され ている。この様なスペーサ18と加湿板15との結合によって、各加湿板15は 一列に配列される。
【0004】 次に図6は、加湿器14の構成を示す斜視図である。加湿器14の主要な構成 部分は、前述した構造を有する加湿板15と給水槽16と排水槽17とである。 即ち、加湿板15の給水部25は、給水槽16内に浸積されている。これは、加 湿板15に設けられたスリット26に給水槽16の縁を嵌入することにより実現 されている。尚、給水槽16内の加湿用水は、水配管20、電磁弁21、給水管 23を介して、給水管23の孔24より供給される。その際、加湿用水は、加湿 板15の毛細管現象によって、加湿板15の加湿部27にまで吸い上げられる。
【0005】 一方、図5は、上記加湿器14を組込んだ天井埋込型空気調和機(以後、単に 空調機と略称する)の構成を示す縦面図である。本図に示す通り、加湿板15の 加湿部27は、熱交換器6から吐出される空気の通風路13内に配置されており 、しかも加湿部27は熱交換器6に対面する形で近接されている。空調機本体1 内の他の構成部分としては、熱交換器用ヒータ7、送風機8、ファン9及びドレ ンパン12がある。又、天井面2の開口部を覆う化粧パネル5が本体1の下面に 据付られており、化粧パネル5に設けられた吹出口4が通風路13とつながって いる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、複数方向に吹出し口を有する空調機においては、湾曲した熱交換器が 用いられている。このため、加湿器のエレメントを係る熱交換器近くに配置する と、通風路内にあるエレメントの有効面積(吐出空気が実際に通り抜ける通風路 の断面積の内、エレメントが占める面積)が不足し、加湿能力が不足するという 問題が生じていた。この問題点を模式的に説明した図が、図7(a)である。
【0007】 この問題点を解決する方法としては、例えば湾曲した熱交換器の形状に応じて 、加湿器の台数を増す(空調機1台につき加湿器2個使い等)ことが考えられる 。しかし、この解決策では、空調機の施工性を悪化させる問題が新たに生じる。
【0008】 これに対して、エレメントを熱交換器の形状に応じて適宜分割して構成すると いう解決策も考えられる。例えば、図7(b)に示す如く、エレメントを、熱交 換器の外周に沿って、3つのエレメントE1 〜E3 に分割・配置するというもの である。この分割によって確かに加湿能力の不足を補充することは可能となる。 しかし、エレメント分割によって、逆に部品点数が増し、その結果、組立工数が 増すという問題が生じる。これは、組立工数の削減が追求される空調機技術の昨 今の流れに逆流するものである。
【0009】 この考案は、係る問題点に鑑みなされたものであり、部品点数、組立工数の増 大を招くことなく、湾曲した熱交換器使用の空調機の加湿能力を向上させること ができる簡易な構造の加湿器を提供しようとするものである。その際、熱交換器 の湾曲形状に対してフレシキブルに対応できる加湿器の実現をも意図している。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案の第1の構成は、空気調和機の湾曲した熱交換器に面して吐出空気用 通風路内に配置されたエレメントを備えており、しかもエレメントは、(a)湾 曲した2個のスペーサと、(b)各々のスペーサを嵌入するための凹設部を有す る加湿板とを備えている。
【0011】 この考案の第2の構成は、空気調和機の湾曲した熱交換器に面して吐出空気用 通風路内に配置されたエレメントを備えており、しかもエレメントは、(a)湾 曲自在な2個のスペーサと、(b)各々のスペーサを嵌入するための凹設部を有 する加湿板とを備えている。
【0012】 この考案の第3の構成は、第1又は第2の構成に関し、エレメントを湾曲した 熱交換器に対して近接したものである。
【0013】 この考案の第4の構成は、第1乃至第3の構成に関し、湾曲した給水槽に加湿 板の一部を浸漬したものである。
【0014】
【作用】
この考案の第1の構成では、凹設部に嵌入された2個のスペーサによって、加 湿板は湾曲される。
【0015】 この考案の第2の構成では、凹設部に嵌入された2個のスペーサの湾曲度に応 じて、加湿板は湾曲される。
【0016】 この考案の第3の構成では、エレメントが湾曲した熱交換器に近接されている ため、エレメントは通風路内のスペースを有効に占有する。その結果、通風路内 に於けるエレメントの面積が増大する。
【0017】 この考案の第4の構成では、エレメントのみならず、給水槽もまた通風路内の スペースを有効に占有する。
【0018】
【実施例】
図1は、この考案の一実施例である加湿器のエレメント40の構成を示す斜視 図である。本図に示す如く、本エレメント40は、2本のスペーサ42、44と 複数枚の加湿板41とから構成される。ここで、2本のスペーサは、プラスチッ ク等の樹脂から成り、その弾性範囲内で湾曲可能である。
【0019】 一方、各々の加湿板41には、3つのスリット43、45及び46が設けられ ている。この内、2つのスリット43、45が、各々、前述のスペーサ42、4 4を嵌入するためのものであり、残りのスリット46が、後述する給水槽165 0の外側の縁を嵌入するためのものである。
【0020】 この様な構成のスペーサ42、44及び加湿板41を用いることによって、本 エレメント40を容易に湾曲させることができる。即ち、2本のスペーサ42、 44を熱交換器の湾曲に応じて適宜湾曲させた上、この湾曲状態で当該スペーサ 42、44を平行に配置するとともに、全ての加湿板41のスリット43、45 に、スペーサ42、44を嵌入することで、図1(a)に示した湾曲状態のエレ メントを構築することができる。ここでは、2本のスペーサ42、44は湾曲自 在な樹脂板(平常時は平板)であるとされたが、勿論、予め適当な曲率半径を有 する湾曲形状に成形しておいたものを、当該スペーサとして用いることもできる 。
【0021】 次に、図1(a)の湾曲形状のままで、同じく湾曲させた給水槽50にセット する。このセッティングは、加湿板41のスリット46に給水槽50の円弧状外 縁51を嵌入することにより行われる。この嵌入の結果、加湿板15の給水部4 7が給水槽50内の加湿用水(図示せず)に浸漬される。その結果、加湿用水が 加湿部48にまで吸い上げられることとなる。この点は、従来技術で述べた通り である。
【0022】 図2は、本エレメント40(給水槽20にセッティングされている)を湾曲し た熱交換器6に近接配置した状態を模式的に示した平面図である。この様に、熱 交換器6の外周に沿ってエレメント40を配置することができるので、通風路1 3内に於けるエレメント40が占める有効面積が、従来のエレメントに較べて格 段と増大する。このことは、本加湿器の加湿能力の向上へと当然に導く。尚、本 実施例に於ける加湿器を除いた他の構成部分は、図示しないが、図5で示した各 構成部分と同一である。又、本加湿器は、図示されてはいないが、図6の加湿器 と同様に、給水管23や孔24等をも備えている。ここで図3は、図1で示した エレメント40を応用した加湿器の一例を示している。即ち、複数個の湾曲した エレメント42A、42B、42C…を加湿器内に組込んで、加湿器を複数回曲 げた状態としたものである。この様な構成により、任意の形状をした熱交換器に 対しても、加湿能力を低下させることなく対応可能な加湿器を実現できる。
【0023】 尚、2本のスペーサ42、44は、図1の様に、必ず対向したスペーサ43、 45内に配置されなければならないものではない。
【0024】
【考案の効果】
この考案の第1の構成(請求項1)では、エレメントをスペーサの湾曲度に応 じて容易に湾曲させることができる。従って、熱交換器が湾曲しているにも係わ らず、エレメントの有効面積を増大させることができ、その結果、加湿能力を増 すことができる。しかも、空気調和器の部品点数や組み立て工数を増加させるこ とはない。
【0025】 更に第2の構成(請求項2)では、上記効果に加え、熱交換器の形状に応じて その形状に最適合するように、エレメントの湾曲度を設定できる効果があり、こ の効果により一層、加湿能力を向上させることが可能となる。
【0026】 しかも第3の構成(請求項3)では、エレメントは熱交換器に近接配置されて いるので、エレメントの有効面積を更に一層増大せしめ、加湿能力向上に格段の 寄与を成し得る。
【0027】 又、第4の構成(請求項4)では、給水槽をも湾曲した熱交換器の形状に応じ て配置することができ、加湿器に通風路内を有効に占有せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例である加湿器のエレメント
の構造を示した斜視図である。
【図2】加湿器のエレメントを熱交換器の形状に沿って
配置したことを示す説明図である。
【図3】この考案の他の実施例である加湿器のエレメン
トを示した説明図である。
【図4】従来の加湿器のエレメントの構造を示した説明
図である。
【図5】天井埋込型空気調和機に組み込まれた従来の加
湿器の構成を示す縦断面図である。
【図6】従来の加湿器の詳細な構成を示す斜視図であ
る。
【図7】従来の技術の問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
8 熱交換器 13 通風路 40 エレメント 41 加湿板 43、45、46 スリット 42、44 スペーサ 47 給水部 48 加湿部 50 給水槽 51 外周部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の吐出空気用通風路内に於い
    て湾曲した熱交換器に面して配置されたエレメントを備
    えており、当該エレメントは、 (a) 湾曲した2個のスペーサと、 (b) 前記スペーサを各々嵌入するための凹設部を有
    する加湿板とを、 備えたことを特徴とする空気調和機の加湿器。
  2. 【請求項2】 空気調和機の吐出空気用通風路内に於い
    て湾曲した熱交換器に面して配置されたエレメントを備
    えており、当該エレメントは、 (a) 湾曲自在な2個のスペーサと、 (b) 前記スペーサを各々嵌入するための凹設部を有
    する加湿板とを、 備えたことを特徴とする空気調和機の加湿器。
  3. 【請求項3】 前記エレメントは前記湾曲した熱交換器
    に近接されていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の空気調和機の加湿器。
  4. 【請求項4】 前記加湿板の一部が浸漬される湾曲した
    給水槽を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の空気調和機の加湿器。
JP6331192U 1992-08-18 1992-08-18 空気調和機の加湿器 Pending JPH0618830U (ja)

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JP (1) JPH0618830U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002073095A1 (fr) * 2001-03-13 2002-09-19 Ucan Co., Ltd. Humidificateur de type enfoui dans le plafond
JP2011179705A (ja) * 2010-02-26 2011-09-15 Mitsubishi Electric Corp 自然蒸発式加湿装置及びそれを備えた空気調和装置

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