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JPH06184Y2 - プレス機におけるワーク位置決め構造 - Google Patents

プレス機におけるワーク位置決め構造

Info

Publication number
JPH06184Y2
JPH06184Y2 JP4739888U JP4739888U JPH06184Y2 JP H06184 Y2 JPH06184 Y2 JP H06184Y2 JP 4739888 U JP4739888 U JP 4739888U JP 4739888 U JP4739888 U JP 4739888U JP H06184 Y2 JPH06184 Y2 JP H06184Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
plate
press machine
holder
cam slide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4739888U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01153825U (ja
Inventor
敦宏 飯盛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP4739888U priority Critical patent/JPH06184Y2/ja
Publication of JPH01153825U publication Critical patent/JPH01153825U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH06184Y2 publication Critical patent/JPH06184Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は板金加工に用いるプレス機械、特にトランスフ
ァープレスのカム機構のある金型に用いられるワークの
位置決め構造に関する。
b.従来の技術 従来、板金加工を施す部品、たとえば自動車のボンネッ
トのパネルをトランスファープレスなどのカム機構のあ
る金型を用いて加工を施す場合、第4図に示すような位
置決めケージが使用されている。
すなわち、aは前記プレスの下型、bはワーク(ボンネ
ットのパネル)、cはワークbを下型aの所定位置にセ
ットするための位置決めゲージ、dはカムスライド、e
はカムスライドdに設けられた加工刃であり、前記位置
決めゲージcは保持部fによって図示のように下型aの
一部に保持されている。加工に先立ってワークbは下型
a上の部材(ダイス)g上に移動し、位置決めゲージc
によって加工位置にセットされる。その位置で上型(図
示省略)が下降して上下両型でワークbを保持するとと
もにカムスライドdが移動して、加工刃eによってワー
クbの端辺を加工している。
c.考案が解決しようとする課題 前記従来の装置においては、前記位置決めゲージcの保
持部fが図示のように長い。そのため強度が不足し、ま
た振動するため、ワークbの位置決めが確実でなく、セ
ットミスが発生する。これを防ぐため前記保持部fの強
度を強化すると、必然的に大型となり、プレス型サイズ
も大きくならざるをえないという問題がある。
d.課題を解決するための手段 本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、前記課題を
解決してなるプレス機におけるワーク位置決め構造を提
供しようとするものである。
すなわち、本考案は上下両型の間にワークを保持し、下
型上に配置したカムスライドを移動することによってワ
ークを加工するプレス機において、前記カムスライド上
に案内用の長穴を備えたプレートを設けるとともに、該
プレートに係合して相対的に移動するように構成した位
置決めゲージのホルダーを設け、さらに該ホルダーには
前記プレートの長穴に常に重複する係合穴を備え、一
方、該係合穴と前記プレートの長穴とに係合するピンを
前記上型下部に突設したことを特徴とするプレス機にお
けるワーク位置決め構造である。
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図〜第3図において、1はプレス機の上型、2は同
じく下型、3は下型2の上を矢印B方向に往復動するカ
ムスライド、4は位置決めゲージであり、該位置決めゲ
ージ4は保持部5を介してホルダー6に固定されてい
る。
このホルダー6は、さらに前記カムスライド3上に固定
した略L字状のプレート7上に移動可能に配置されてい
る。すなわち、プレート7は第3図に示すようにその両
側に一対のガイドバー7aを設け、該ガイドバー7aを前記
ホルダー6の両翼に設けた保持部6aに滑動可能にそれぞ
れ貫挿して固定し、さらに、このガイドバー7aにスプリ
ング10を貫着するとともに、ストッパー7bをそれぞれ設
けてある。また、プレート7には両端を円弧で形成した
長穴7cをそのほゞ中央に貫設してある。
ホルダー6は係合穴6bを貫設し、該係合穴6bは、前記プ
レート7上の長穴7c上に移動時にも常にあるように配置
するとともに、前記上型1の下面に突設したピン11が嵌
挿できるように構成してある。
15は前記カムスライド3の先端に設けた加工刃、20はワ
ーク(ボンネットパネル)、22はワーク20の側方部に対
する位置決めゲージで下型2上の所定位置に適当間隔を
置いて立設してある。
なお、前記位置決めゲージ4、保持部5、ホルダー6か
らプレート7に到る一連の構成部材は、第1図に示すよ
うに必要に応じて複数セットを設けるようにしてある。
e.作用 まず、ワーク20が第1図の矢印Aで示す方向から上型1
と下型2の間に移送され、第1図で示すように下型2の
ダイス上にセットされる。
次に、上型1が下降し、上型1の下部に突設したピン11
がホルダー6上の係合穴6bに第2図に示すように挿入さ
れる。そのため、上型1と下型2の関係、およびこれら
型とホルダー6、保持部5、位置決めゲージ4との関係
は固定される。
次に加工のため、カムスライド3が第2図の2点鎖線で
示す位置から矢印B方向に移動すると、ホルダー6とピ
ン11は互に固定されているが、カムスライド3はプレー
ト7とともに、その長穴7c内にピン11を挿入したまゝの
状態で移動する。そして第2図の実線で示す位置に到っ
てワーク20の先端部の加工が施される。第3図はこの状
態を示しており、スプリング10が圧縮され、係合穴6
(すなわちピン11)が長穴7cの左端の位置に到ってい
る。
加工が終了するとカムスライド3は後退し、第2図の2
点鎖線で示す状態に復帰したあと、上型1が上昇し、加
工済のワーク20を取り出すことによってワーク20の加工
の一工程が終了する。
以後、前記工程を繰返しておこなえばよい。
f.考案の効果 本考案に係るワーク位置決め構造によれば、ワークの位
置決めゲージの取り付けを従来のようにカムスライドを
越えてその外側に設けることなく、カムスライド上に設
けたので位置決めゲージの保持部を短かくすることがで
きる。したがって強度がえやすく、振動がなくワークの
位置決めが確実となる。よって従来、しばしば発生して
いたワークのセットミスが防止でき、不良損失がなくな
る。
また、小形化ができるため、型自体のサイズも小さくで
き、型費用が節減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るワーク位置決め構造を備え、上型
を省略してその概要を示すプレス機の斜視説明図、第2
図は、同構造の位置決めゲージの部分を縦断して示す部
分断面説明図、第3図は第2図のD矢視図で上型を取り
除いて示す平面説明図、第4図は従来構造の第2図に対
応する説明図である。 1…上型、 2…下型、 3…カムスライド、 4…位置決めゲージ、 6…ホルダー、 6b…係合穴、 7…プレート、 7c…長穴、 11…ピン、 20…ワーク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下両型の間にワークを保持し、下型上に
    配置したカムスライドを移動することによってワークを
    加工するプレス機において、前記カムスライド上に案内
    用の長穴を備えたプレートを設けるとともに、該プレー
    トに係合して相対的に移動するように構成した位置決め
    ゲージのホルダーを設け、さらに該ホルダーには前記プ
    レートの長穴に常に重複する係合穴を備え、一方、該係
    合穴と前記プレートの長穴とに係合するピンを前記上型
    下部に突設したことを特徴とするプレス機におけるワー
    ク位置決め構造。
JP4739888U 1988-04-08 1988-04-08 プレス機におけるワーク位置決め構造 Expired - Lifetime JPH06184Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4739888U JPH06184Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 プレス機におけるワーク位置決め構造

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JP4739888U JPH06184Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 プレス機におけるワーク位置決め構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01153825U JPH01153825U (ja) 1989-10-23
JPH06184Y2 true JPH06184Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31273608

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JP4739888U Expired - Lifetime JPH06184Y2 (ja) 1988-04-08 1988-04-08 プレス機におけるワーク位置決め構造

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JPH01153825U (ja) 1989-10-23

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