JPH06173217A - 舗装面のゴム等の除去洗浄装置 - Google Patents
舗装面のゴム等の除去洗浄装置Info
- Publication number
- JPH06173217A JPH06173217A JP34975392A JP34975392A JPH06173217A JP H06173217 A JPH06173217 A JP H06173217A JP 34975392 A JP34975392 A JP 34975392A JP 34975392 A JP34975392 A JP 34975392A JP H06173217 A JPH06173217 A JP H06173217A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- cleaning
- rubber
- high temperature
- road surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Road Repair (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 滑走路等の舗装面を傷つけることなく付着し
たゴム等を効率よく除去する。 【構成】 駆動機構3を内蔵した移動台車1の本体部1
aから前方に突出した前部筐体1cに該駆動機構3によ
り回転する回転軸5を垂直に支着すると共に、該回転軸
5の下端に1以上の洗浄ノズル8を下面に設けたノズル
アーム7を横設し、該洗浄ノズル8から特定の高温高圧
洗浄水を噴射する。
たゴム等を効率よく除去する。 【構成】 駆動機構3を内蔵した移動台車1の本体部1
aから前方に突出した前部筐体1cに該駆動機構3によ
り回転する回転軸5を垂直に支着すると共に、該回転軸
5の下端に1以上の洗浄ノズル8を下面に設けたノズル
アーム7を横設し、該洗浄ノズル8から特定の高温高圧
洗浄水を噴射する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は飛行場の滑走路その他交
叉点、タイル舗道等の細溝や凹凸を有する路面の洗浄に
使用する舗装面のゴム等の除去洗浄装置に関する。
叉点、タイル舗道等の細溝や凹凸を有する路面の洗浄に
使用する舗装面のゴム等の除去洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来飛行場の滑走路舗装上には図2の如
くグルービング溝Aが横設されており、該グルービング
溝Aは飛行機の着陸時にタイヤゴムが焼付き、その付着
したゴムが湿潤時にすべり抵抗を大きく低下させ安全運
航の妨げとなることがあり、これらの除去には高圧水例
えば500〜700Kg/cm2 による直噴洗浄が行われて
いた。
くグルービング溝Aが横設されており、該グルービング
溝Aは飛行機の着陸時にタイヤゴムが焼付き、その付着
したゴムが湿潤時にすべり抵抗を大きく低下させ安全運
航の妨げとなることがあり、これらの除去には高圧水例
えば500〜700Kg/cm2 による直噴洗浄が行われて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記の高圧水に
よる洗浄方法は舗装面のアスファルトを破壊してしまう
等の問題点を有していた。
よる洗浄方法は舗装面のアスファルトを破壊してしまう
等の問題点を有していた。
【0004】本発明は上記の問題点を解消し、舗装面を
傷つけることなく付着したゴム等を効率よく除去するこ
とのできる舗装面のゴム等の除去洗浄装置を提供するこ
とを目的とする。
傷つけることなく付着したゴム等を効率よく除去するこ
とのできる舗装面のゴム等の除去洗浄装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明は、駆動機構を内蔵した移動台車の本体部から
前方に突出した前部筐体に該駆動機構により回転する回
転軸を垂直に支着すると共に、該回転軸の下端に、1以
上の洗浄ノズルを下面に設けたノズルアームを横設し、
該洗浄ノズルから特定の高温高圧洗浄水を噴射せしめた
ことを特徴とする。
め本発明は、駆動機構を内蔵した移動台車の本体部から
前方に突出した前部筐体に該駆動機構により回転する回
転軸を垂直に支着すると共に、該回転軸の下端に、1以
上の洗浄ノズルを下面に設けたノズルアームを横設し、
該洗浄ノズルから特定の高温高圧洗浄水を噴射せしめた
ことを特徴とする。
【0006】
【作用】駆動機構により回転軸を介してノズルアームを
回転させながら、洗浄ノズルより特定の高温高圧水を舗
装面に噴射させ移動台車を移動させて該舗装面を洗浄す
る。
回転させながら、洗浄ノズルより特定の高温高圧水を舗
装面に噴射させ移動台車を移動させて該舗装面を洗浄す
る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図1乃至図3によ
り説明する。
り説明する。
【0008】1は移動台車を示し、該移動台車1は箱状
の本体部1aと、該本体部1aに形成の上下方向の長孔
1cに嵌挿のボルト1b…1bにより該本体部1aに上
下方向移動可能に螺止された直方体状の前部筐体1cと
からなり、前記本体部1a内にはモータ2と、該モータ
2とチェーン2aにより伝動される減速機構2bとから
なる駆動機構3が内蔵されると共に、後面に吸引式の集
塵装置4が装着されその吸引管4aの吸引口4bを舗装
面に対向させた。
の本体部1aと、該本体部1aに形成の上下方向の長孔
1cに嵌挿のボルト1b…1bにより該本体部1aに上
下方向移動可能に螺止された直方体状の前部筐体1cと
からなり、前記本体部1a内にはモータ2と、該モータ
2とチェーン2aにより伝動される減速機構2bとから
なる駆動機構3が内蔵されると共に、後面に吸引式の集
塵装置4が装着されその吸引管4aの吸引口4bを舗装
面に対向させた。
【0009】又、前記前部筐体1cにはアングル1dに
設けたベアリング1e、1eにより軸支された筒状の回
転軸5が設けられ、該回転軸5は前記減速機構2bに設
けたスプロケット3aと、該回転軸5のキー溝5aに係
合して上下に移動調整可能に設けたスプロケット5b及
びチェーン5cにより回転すると共に、該回転軸5の上
端部にはロータリージョイント6が接続され図示してい
ないボイラー装置及びポンプ装置からの高温高圧洗浄水
が可撓性のパイプ6aにより供給されている。
設けたベアリング1e、1eにより軸支された筒状の回
転軸5が設けられ、該回転軸5は前記減速機構2bに設
けたスプロケット3aと、該回転軸5のキー溝5aに係
合して上下に移動調整可能に設けたスプロケット5b及
びチェーン5cにより回転すると共に、該回転軸5の上
端部にはロータリージョイント6が接続され図示してい
ないボイラー装置及びポンプ装置からの高温高圧洗浄水
が可撓性のパイプ6aにより供給されている。
【0010】7はノズルアームを示し、該ノズルアーム
7は両端面が閉止された角筒からなり、該ノズルアーム
7の中間部7aは前記回転軸5の下端に接続されており
高温高圧洗浄水が流入する。
7は両端面が閉止された角筒からなり、該ノズルアーム
7の中間部7aは前記回転軸5の下端に接続されており
高温高圧洗浄水が流入する。
【0011】8は洗浄ノズルを示し、該ノズル8は前記
ノズルアーム7の下面に固着され図3の如く噴射口8a
がスリット状に形成されている。尚、該ノズルアーム7
の下面には多数の透孔が穿設され、必要に応じて洗浄ノ
ズル8の複数個をこれら透孔に嵌着し残る透孔にはめく
ら栓を嵌着するように形成されている。
ノズルアーム7の下面に固着され図3の如く噴射口8a
がスリット状に形成されている。尚、該ノズルアーム7
の下面には多数の透孔が穿設され、必要に応じて洗浄ノ
ズル8の複数個をこれら透孔に嵌着し残る透孔にはめく
ら栓を嵌着するように形成されている。
【0012】9は水飛散防止用有蓋円筒を示し、該有蓋
円筒9は前記移動台車1の前部筐体1cに固着されてお
り、該有蓋円筒9の下端縁には塩化ビニール等からなる
シート9aが垂下されている。
円筒9は前記移動台車1の前部筐体1cに固着されてお
り、該有蓋円筒9の下端縁には塩化ビニール等からなる
シート9aが垂下されている。
【0013】尚、10はキャスター、11は把手を示
す。
す。
【0014】次に上記実施例の作動を説明する。
【0015】滑走路は通常コンクリートC上にアスファ
ルトBを敷設し、該アスファルトBには飛行機の進行方
向に対し直角にグルービング溝Aが刻設されており、着
陸時に該グルービング溝A及びアスファルトBの表面に
タイヤのゴムが焼付く。このゴムを洗浄する場合におい
て、洗浄装置を前記滑走路に対し横断方向に走行させモ
ータ2を始動すると、減速機構2bを経てスプロケット
3a、チェーン5c、スプロケット5bにより回転軸5
が回転し、ロータリージョイント6のジョイント作用に
よりノズルアーム7も回転する。
ルトBを敷設し、該アスファルトBには飛行機の進行方
向に対し直角にグルービング溝Aが刻設されており、着
陸時に該グルービング溝A及びアスファルトBの表面に
タイヤのゴムが焼付く。このゴムを洗浄する場合におい
て、洗浄装置を前記滑走路に対し横断方向に走行させモ
ータ2を始動すると、減速機構2bを経てスプロケット
3a、チェーン5c、スプロケット5bにより回転軸5
が回転し、ロータリージョイント6のジョイント作用に
よりノズルアーム7も回転する。
【0016】次にパイプ6aに図示していないボイラー
装置及びポンプ装置により、高温の高圧水を供給し洗浄
ノズル8から50〜400Kg/cm2 の圧力で噴射する。
装置及びポンプ装置により、高温の高圧水を供給し洗浄
ノズル8から50〜400Kg/cm2 の圧力で噴射する。
【0017】噴射された高温水は該ノズル8のスリット
状の噴出口8aから帯状に噴射され、前記グルービング
溝Aと平行な噴射が行われ、洗浄し難い焼付いたゴムが
高温水の温度により軟化し前記平行な噴射圧との相乗効
果により剥離し、アスファルト面を損傷することなく洗
浄して集塵装置4によりゴムが収集される。
状の噴出口8aから帯状に噴射され、前記グルービング
溝Aと平行な噴射が行われ、洗浄し難い焼付いたゴムが
高温水の温度により軟化し前記平行な噴射圧との相乗効
果により剥離し、アスファルト面を損傷することなく洗
浄して集塵装置4によりゴムが収集される。
【0018】又、前記回転軸5は本体部1aの長孔1c
に嵌挿のボルト1b…1bとキー溝5aにより上下方向
に移動できるので、前記ノズル8の噴出口8aと舗装面
との距離をゴムの焼付きの状態等により加減することに
より、洗浄が効率的に実現でき、更に水飛散防止用有蓋
円筒9により水やゴム片の飛散が防止される。
に嵌挿のボルト1b…1bとキー溝5aにより上下方向
に移動できるので、前記ノズル8の噴出口8aと舗装面
との距離をゴムの焼付きの状態等により加減することに
より、洗浄が効率的に実現でき、更に水飛散防止用有蓋
円筒9により水やゴム片の飛散が防止される。
【0019】尚、上記実施例においてはノズル8がノズ
ルアーム7に固定されているが、該ノズル8を歯車又は
ベルト等により自転させることにより、グルービング溝
Aと噴出口8aとを平行に対向する回数を増加させるこ
とにより一層洗浄効果を向上することができる。
ルアーム7に固定されているが、該ノズル8を歯車又は
ベルト等により自転させることにより、グルービング溝
Aと噴出口8aとを平行に対向する回数を増加させるこ
とにより一層洗浄効果を向上することができる。
【0020】
【発明の効果】上記のように本発明によれば駆動機構に
より回転軸を介してノズルアームを回転させながら、洗
浄ノズルより特定の高温高圧水を舗装面に噴射させ移動
台車を移動させて該舗装面を洗浄するようにしたので、
舗装面を傷つけることなく付着したゴム等を効率よく除
去できる効果を有する。
より回転軸を介してノズルアームを回転させながら、洗
浄ノズルより特定の高温高圧水を舗装面に噴射させ移動
台車を移動させて該舗装面を洗浄するようにしたので、
舗装面を傷つけることなく付着したゴム等を効率よく除
去できる効果を有する。
【図1】本発明の1実施例の截断正面図である。
【図2】滑走路の断面図である。
【図3】図1のIII-III 視図である。
1 移動台車 1a 本体部 1c 前部筐体 3 駆動機構 4 集塵装置 4b 吸引口 5 回転軸 7 ノズルアーム 8 洗浄ノズル 8a 噴出口
Claims (4)
- 【請求項1】 駆動機構を内蔵した移動台車の本体部か
ら前方に突出した前部筐体に該駆動機構により回転する
回転軸を垂直に支着すると共に、該回転軸の下端に、1
以上の洗浄ノズルを下面に設けたノズルアームを横設
し、該洗浄ノズルから特定の高温高圧洗浄水を噴射せし
めたことを特徴とする舗装面のゴム等の除去洗浄装置。 - 【請求項2】 前記噴射ノズルの噴射口をスリット状に
形成したことを特徴とする請求項1に記載の舗装面のゴ
ム等の除去洗浄装置。 - 【請求項3】 前記洗浄ノズルと舗装面との距離を調整
可能に形成したことを特徴とする請求項1に記載の舗装
面のゴム等の除去洗浄装置。 - 【請求項4】 前記本体部の後面に、吸引口が前記舗装
面に対向する吸引式の集塵装置を設けたことを特徴とす
る請求項1に記載の舗装面のゴム等の除去洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34975392A JPH06173217A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 舗装面のゴム等の除去洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34975392A JPH06173217A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 舗装面のゴム等の除去洗浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06173217A true JPH06173217A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18405871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34975392A Pending JPH06173217A (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 舗装面のゴム等の除去洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06173217A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103938532A (zh) * | 2014-02-28 | 2014-07-23 | 江苏大学 | 一种超高压水射流机场跑道除胶除标线执行装置 |
JP2017197903A (ja) * | 2016-04-25 | 2017-11-02 | 株式会社片岡製作所 | ゴム除去機、ゴム除去方法 |
CN111979886A (zh) * | 2020-08-14 | 2020-11-24 | 金顿激光科技(佛山)有限公司 | 一种道路交通标线的清洗装置及方法 |
CN113186862A (zh) * | 2021-05-01 | 2021-07-30 | 河南新路航交通科技有限公司 | 一种机场跑道道面专用除胶车 |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP34975392A patent/JPH06173217A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103938532A (zh) * | 2014-02-28 | 2014-07-23 | 江苏大学 | 一种超高压水射流机场跑道除胶除标线执行装置 |
CN103938532B (zh) * | 2014-02-28 | 2016-05-11 | 南京大地水刀股份有限公司 | 一种超高压水射流机场跑道除胶除标线执行装置 |
JP2017197903A (ja) * | 2016-04-25 | 2017-11-02 | 株式会社片岡製作所 | ゴム除去機、ゴム除去方法 |
CN111979886A (zh) * | 2020-08-14 | 2020-11-24 | 金顿激光科技(佛山)有限公司 | 一种道路交通标线的清洗装置及方法 |
CN113186862A (zh) * | 2021-05-01 | 2021-07-30 | 河南新路航交通科技有限公司 | 一种机场跑道道面专用除胶车 |
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