JPH06168652A - 距離設定形光電スイッチ - Google Patents
距離設定形光電スイッチInfo
- Publication number
- JPH06168652A JPH06168652A JP34153792A JP34153792A JPH06168652A JP H06168652 A JPH06168652 A JP H06168652A JP 34153792 A JP34153792 A JP 34153792A JP 34153792 A JP34153792 A JP 34153792A JP H06168652 A JPH06168652 A JP H06168652A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light receiving
- case
- light
- cam
- holder
- Prior art date
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- Pending
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- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 レンズ面積をケースに対して大きくし、設定
距離の変動がなく設定できるようにすること。 【構成】 ウォームギア13を回転させ、これに噛合す
るカム12を回動させる。そしてカム12の一端に当接
するようにホルダ7を設け、ホルダ7を回動させること
によって投光軸2aと受光軸5aの角度を変化させてい
る。そうすれば設定距離Lが変化することとなる。又カ
ム12に設定距離を示す目盛を設けている。
距離の変動がなく設定できるようにすること。 【構成】 ウォームギア13を回転させ、これに噛合す
るカム12を回動させる。そしてカム12の一端に当接
するようにホルダ7を設け、ホルダ7を回動させること
によって投光軸2aと受光軸5aの角度を変化させてい
る。そうすれば設定距離Lが変化することとなる。又カ
ム12に設定距離を示す目盛を設けている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は検知対象までの設定距離
の前後のいずれかを判別するために用いられる距離設定
形光電スイッチに関するものである。
の前後のいずれかを判別するために用いられる距離設定
形光電スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】距離設定形光電スイッチは検知対象とな
る物体が設定距離より近いか遠いかを判別するための光
電スイッチであって、一般に三角測距方式が用いられて
いる。図11は一般的な距離設定形光電スイッチの光学
系の構成を示す図である。本図において発光ダイオード
101は投光素子であって、投光用レンズ102を介し
て光ビームを物体検知領域に照射するものである。そし
てこの光ビームと所定の角度を傾けて受光用レンズ10
3及び位置検出素子等の受光素子104が配置される。
そして受光用レンズ103と受光素子104の中心を結
ぶ線の延長線上と投光用光ビームの中心線の交点とが設
定距離Lとなっている。
る物体が設定距離より近いか遠いかを判別するための光
電スイッチであって、一般に三角測距方式が用いられて
いる。図11は一般的な距離設定形光電スイッチの光学
系の構成を示す図である。本図において発光ダイオード
101は投光素子であって、投光用レンズ102を介し
て光ビームを物体検知領域に照射するものである。そし
てこの光ビームと所定の角度を傾けて受光用レンズ10
3及び位置検出素子等の受光素子104が配置される。
そして受光用レンズ103と受光素子104の中心を結
ぶ線の延長線上と投光用光ビームの中心線の交点とが設
定距離Lとなっている。
【0003】この設定距離を変化させるためには例えば
実開昭63−187237号や実開昭63−102135号等に示されて
いるように、投光部と受光部との距離を移動させて設定
距離を変化させるようにした構成が提案されている。こ
のような光電スイッチにおいて設定距離を変化させるた
めに、円筒形の操作部材に溝を設け、受光部を平行移動
させて距離を設定するようにした構成が示されている。
又特開昭61−241616号には受光した光を反射するミラー
をねじによって回動させ、受光素子上での受光位置を変
化させるようにした構成が提案されている。
実開昭63−187237号や実開昭63−102135号等に示されて
いるように、投光部と受光部との距離を移動させて設定
距離を変化させるようにした構成が提案されている。こ
のような光電スイッチにおいて設定距離を変化させるた
めに、円筒形の操作部材に溝を設け、受光部を平行移動
させて距離を設定するようにした構成が示されている。
又特開昭61−241616号には受光した光を反射するミラー
をねじによって回動させ、受光素子上での受光位置を変
化させるようにした構成が提案されている。
【0004】しかしながらこのような第1の従来例で
は、操作部材を回動させることによって距離を設定して
いるため、操作部材が可動範囲の端部まで回転している
状態で更に強い力が加えられた場合には、移動部材が破
壊してしまう恐れがある。又レンズを移動させるために
レンズの移動領域を確保する必要があり、レンズの面積
をケースの外形に対して大きくすることができないとい
う欠点があった。又操作部材の回転角度をそのまま設定
距離の表示としているため、操作部材を多回転とするこ
とはできず、設定距離の微調整が難しくなるという欠点
があった。
は、操作部材を回動させることによって距離を設定して
いるため、操作部材が可動範囲の端部まで回転している
状態で更に強い力が加えられた場合には、移動部材が破
壊してしまう恐れがある。又レンズを移動させるために
レンズの移動領域を確保する必要があり、レンズの面積
をケースの外形に対して大きくすることができないとい
う欠点があった。又操作部材の回転角度をそのまま設定
距離の表示としているため、操作部材を多回転とするこ
とはできず、設定距離の微調整が難しくなるという欠点
があった。
【0005】又第2の従来例では距離設定用の操作部材
が多回転式でエンドレス構造となっているため、レンズ
の面積を大きくすることができるが、ウォームとギアの
ばねによってエンドレス構造としているため、ギアがウ
ォームから離れて再度噛合するまでにミラーが動き設定
距離が変動してしまうことがある。そのため設定距離が
認識できなくなるという欠点があった。又回転数を表示
するための表示手段がないので、操作部材を何回転させ
たかわかりにくく、そのため設定距離も操作者には明確
に判別することが難しいという欠点があった。
が多回転式でエンドレス構造となっているため、レンズ
の面積を大きくすることができるが、ウォームとギアの
ばねによってエンドレス構造としているため、ギアがウ
ォームから離れて再度噛合するまでにミラーが動き設定
距離が変動してしまうことがある。そのため設定距離が
認識できなくなるという欠点があった。又回転数を表示
するための表示手段がないので、操作部材を何回転させ
たかわかりにくく、そのため設定距離も操作者には明確
に判別することが難しいという欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本願の請求項1の発明
はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、レンズ面積をケースに対して大きくし、且つ設定距
離の変動がなく終端まで設定できるようにすることを目
的とする。又本願の請求項2の発明はこの課題に加え
て、設定距離を表示できるようにすることを目的とす
る。又請求項3,4の発明では、多回転の場合にも設定
距離を表示できるようにすることを目的とする。
はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであっ
て、レンズ面積をケースに対して大きくし、且つ設定距
離の変動がなく終端まで設定できるようにすることを目
的とする。又本願の請求項2の発明はこの課題に加え
て、設定距離を表示できるようにすることを目的とす
る。又請求項3,4の発明では、多回転の場合にも設定
距離を表示できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、ケース内に固定され、投光素子を有し平行な光ビー
ムを検出領域に向かって照射する投光部と、レンズ及び
受光素子を固定し、回動自在に保持されたホルダを含む
受光部と、ケースに回転自在に保持されるウォームギア
と、ウォームギアに一端が噛合する歯車部を有し、その
一端がホルダの接触片に当接してその回動によってホル
ダの受光軸を回動させるカムと、を具備することを特徴
とするものである。
は、ケース内に固定され、投光素子を有し平行な光ビー
ムを検出領域に向かって照射する投光部と、レンズ及び
受光素子を固定し、回動自在に保持されたホルダを含む
受光部と、ケースに回転自在に保持されるウォームギア
と、ウォームギアに一端が噛合する歯車部を有し、その
一端がホルダの接触片に当接してその回動によってホル
ダの受光軸を回動させるカムと、を具備することを特徴
とするものである。
【0008】本願の請求項2の発明では、カムは、その
外周に距離表示用の目盛を有するものであり、ケース
は、カムの目盛部分に対応した位置が開放された開口部
を有することを特徴とするものである。
外周に距離表示用の目盛を有するものであり、ケース
は、カムの目盛部分に対応した位置が開放された開口部
を有することを特徴とするものである。
【0009】本願の請求項3の発明は、投光素子を有し
平行な光ビームを検出領域に向かって照射する投光部
と、投光部より一定角度を持って受光軸が交叉するよう
に配置されたレンズ、及び該レンズを固定したホルダを
有する受光部と、ケースに回転自在に保持された調整ね
じと、調整ねじに噛合するめねじを有し、調整ねじの回
転によってその軸に沿って上下動自在に保持され、受光
素子を一端に保持するフレームと、フレームの外周に形
成されたラックと、ラックの一端が噛合しケース内に回
動自在に保持されるピニオンギアと、ピニオンギアに固
定され、その回動によって受光部の位置を表示する表示
手段と、を具備することを特徴とするものである。
平行な光ビームを検出領域に向かって照射する投光部
と、投光部より一定角度を持って受光軸が交叉するよう
に配置されたレンズ、及び該レンズを固定したホルダを
有する受光部と、ケースに回転自在に保持された調整ね
じと、調整ねじに噛合するめねじを有し、調整ねじの回
転によってその軸に沿って上下動自在に保持され、受光
素子を一端に保持するフレームと、フレームの外周に形
成されたラックと、ラックの一端が噛合しケース内に回
動自在に保持されるピニオンギアと、ピニオンギアに固
定され、その回動によって受光部の位置を表示する表示
手段と、を具備することを特徴とするものである。
【0010】本願の請求項4の発明は、投光素子を有し
平行な光ビームを検出領域に向かって照射する投光部
と、投光部より一定角度を持って受光軸が交叉するよう
に配置されたレンズ、及び該レンズを固定したホルダを
有する受光部と、ケースに回転自在に保持された調整ね
じと、調整ねじに噛合するめねじを有し、調整ねじの回
転によってその軸に沿って上下動自在に保持され、受光
素子を一端に保持するフレームと、フレームに一端が接
続され、他端がケースの内面に近接する位置まで湾曲す
るように保持された薄板から成る表示手段と、を具備す
ることを特徴とするものである。
平行な光ビームを検出領域に向かって照射する投光部
と、投光部より一定角度を持って受光軸が交叉するよう
に配置されたレンズ、及び該レンズを固定したホルダを
有する受光部と、ケースに回転自在に保持された調整ね
じと、調整ねじに噛合するめねじを有し、調整ねじの回
転によってその軸に沿って上下動自在に保持され、受光
素子を一端に保持するフレームと、フレームに一端が接
続され、他端がケースの内面に近接する位置まで湾曲す
るように保持された薄板から成る表示手段と、を具備す
ることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
によれば、ウォームギアを回転させることによってこの
ウォームギアに噛合するカムを回動させている。そして
カムに一端が当接するホルダの角度を変化させ、これに
よって投受光部の交叉角度を変化させて設定距離を変化
させている。このためカムの回動範囲の端部までウォー
ムギアを回転させても、更にウォームギアを回転させる
ことができ、機器が破損することがなくなる。又請求項
2の発明では、カムに設けた目盛によってその回動角度
に対応した設定距離を表示できるようにしている。更に
請求項3及び4の発明では、調整ねじによってフレーム
を上下動させ、このフレームの位置に対応させて距離を
表示できるようにしている。
によれば、ウォームギアを回転させることによってこの
ウォームギアに噛合するカムを回動させている。そして
カムに一端が当接するホルダの角度を変化させ、これに
よって投受光部の交叉角度を変化させて設定距離を変化
させている。このためカムの回動範囲の端部までウォー
ムギアを回転させても、更にウォームギアを回転させる
ことができ、機器が破損することがなくなる。又請求項
2の発明では、カムに設けた目盛によってその回動角度
に対応した設定距離を表示できるようにしている。更に
請求項3及び4の発明では、調整ねじによってフレーム
を上下動させ、このフレームの位置に対応させて距離を
表示できるようにしている。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例による距離設定形光
電スイッチの構成を示す縦断面図である。本図において
ケース1の下方の投光部2には、投光素子3とその光軸
に沿って光を物体検知領域に照射する投光レンズ4とが
固定されている。そしてこの投光部2の上方には受光部
5が配置される。受光部5は図示のように前面に受光レ
ンズ6を有する円錐形のホルダ7を有している。ホルダ
7は図示の上部に設けられた円弧状の突片によって、ケ
ース1の軸1aを中心に回動自在に保持されている。そ
してケース1の軸1aにはねじりコイルばね8が取付け
られる。ねじりコイルばね8の一端はプリント基板9に
固定され、他端はホルダ7のL字状突片6bに係合して
いる。さてこのホルダ7の頂点部分には受光素子である
位置検出素子(ポジションセンシティブディバイス,以
下PSDという)10が取付けられる。PSD10は投
光部2からの光ビームの反射光の反射角度によってその
受光位置が異なるため、両端に得られる電流出力の差又
は比によって物体までの位置を検出するものである。
電スイッチの構成を示す縦断面図である。本図において
ケース1の下方の投光部2には、投光素子3とその光軸
に沿って光を物体検知領域に照射する投光レンズ4とが
固定されている。そしてこの投光部2の上方には受光部
5が配置される。受光部5は図示のように前面に受光レ
ンズ6を有する円錐形のホルダ7を有している。ホルダ
7は図示の上部に設けられた円弧状の突片によって、ケ
ース1の軸1aを中心に回動自在に保持されている。そ
してケース1の軸1aにはねじりコイルばね8が取付け
られる。ねじりコイルばね8の一端はプリント基板9に
固定され、他端はホルダ7のL字状突片6bに係合して
いる。さてこのホルダ7の頂点部分には受光素子である
位置検出素子(ポジションセンシティブディバイス,以
下PSDという)10が取付けられる。PSD10は投
光部2からの光ビームの反射光の反射角度によってその
受光位置が異なるため、両端に得られる電流出力の差又
は比によって物体までの位置を検出するものである。
【0013】さてホルダ7には上面に円弧状の湾曲部を
有する接触片11が固定される。そしてこの接触片11
に一端が接するようにカム12がケース1に回動自在に
保持される。カム12は図2に詳細な正面図及び断面図
を示すように、中心に貫通孔及び環状溝を有する円筒状
部材が一体となった構成をしており、その外周部は図示
のように徐々に半径が大きくなるように構成される。又
一部外周には歯車と同様の歯が複数形成された歯車部1
2aを有している。そしてこのカムの歯車部12a以外
の部分の外周には、後述するように設定距離に対応した
目盛が刻まれている。
有する接触片11が固定される。そしてこの接触片11
に一端が接するようにカム12がケース1に回動自在に
保持される。カム12は図2に詳細な正面図及び断面図
を示すように、中心に貫通孔及び環状溝を有する円筒状
部材が一体となった構成をしており、その外周部は図示
のように徐々に半径が大きくなるように構成される。又
一部外周には歯車と同様の歯が複数形成された歯車部1
2aを有している。そしてこのカムの歯車部12a以外
の部分の外周には、後述するように設定距離に対応した
目盛が刻まれている。
【0014】このカム12はケース1の軸1bに回動自
在に保持されている。又ケース1にはカム12の目盛に
対応する位置に長方形状の開口が設けられ、透明の蓋が
取付けられている。そしてこのカム12に隣接し、カム
の歯車部12aに当接する位置にはウォームギア13が
取付けられる。ウォームギア13の頭部はケース1の外
部に露出しており、その頭部に設けられた図示しないス
リットを回転させることによって回転自在に保持され
る。又ケース1には軸1cを中心としてU字状にねじり
コイルばね14が設けられる。ねじりコイルばね14の
一端はケース1に固定され、他端はカム12の回動位置
によって図1に示すようにカム12の一端に当接し、カ
ム12の回動範囲を規制している。更にケース1にはホ
ルダ7に対向する位置にストッパ15が設けられる。ス
トッパ15は一端がケースに対して傾斜しており、傾斜
面がホルダ7の回動角度によって接触して回動範囲を規
制している。
在に保持されている。又ケース1にはカム12の目盛に
対応する位置に長方形状の開口が設けられ、透明の蓋が
取付けられている。そしてこのカム12に隣接し、カム
の歯車部12aに当接する位置にはウォームギア13が
取付けられる。ウォームギア13の頭部はケース1の外
部に露出しており、その頭部に設けられた図示しないス
リットを回転させることによって回転自在に保持され
る。又ケース1には軸1cを中心としてU字状にねじり
コイルばね14が設けられる。ねじりコイルばね14の
一端はケース1に固定され、他端はカム12の回動位置
によって図1に示すようにカム12の一端に当接し、カ
ム12の回動範囲を規制している。更にケース1にはホ
ルダ7に対向する位置にストッパ15が設けられる。ス
トッパ15は一端がケースに対して傾斜しており、傾斜
面がホルダ7の回動角度によって接触して回動範囲を規
制している。
【0015】次に本実施例の動作について説明する。ま
ず設定距離が最も近い位置にあるときには図1に示すよ
うに、投光部2の投光軸2aと受光部5の受光軸5aの
なす角度θは最も大きい状態となっている。このときウ
ォームギア13の回転数nが最小であるとする。このと
きには例えばカム12に設けられた目盛はケース1に形
成された長方形の窓から見て図5(a)に示すような状
態となっている。
ず設定距離が最も近い位置にあるときには図1に示すよ
うに、投光部2の投光軸2aと受光部5の受光軸5aの
なす角度θは最も大きい状態となっている。このときウ
ォームギア13の回転数nが最小であるとする。このと
きには例えばカム12に設けられた目盛はケース1に形
成された長方形の窓から見て図5(a)に示すような状
態となっている。
【0016】そしてケース1に保持されているウォーム
ギア13を時計方向に回転させていけば、接触片11の
接触位置がカムの円弧状部分に当接することとなって、
図1から図3に示すようにホルダ7は急速に回転する。
又回転数が徐々に大きくなり、これに従ってカム12も
図3に示すように徐々に回動する。従ってカム12の目
盛は図5(a)から徐々に図5(b)に示す状態とな
る。更にウォームギア13を時計方向に回転させていけ
ば、図3に示すように接触片11に接触する位置が変動
し、これによってねじりコイルばね8に引きつけられて
ホルダ7が回動する。この状態ではカム12の目盛は例
えば図5(c)に示すものとなる。更にウォームギア1
3を回転させていけば、ウォームギア13のウォーム部
とカム12の歯車部12aとの噛合が外れることとなっ
て、図4で示す位置で停止する。この状態ではカム12
の目盛は例えば図5(d)から(e)に示すように変化
する。
ギア13を時計方向に回転させていけば、接触片11の
接触位置がカムの円弧状部分に当接することとなって、
図1から図3に示すようにホルダ7は急速に回転する。
又回転数が徐々に大きくなり、これに従ってカム12も
図3に示すように徐々に回動する。従ってカム12の目
盛は図5(a)から徐々に図5(b)に示す状態とな
る。更にウォームギア13を時計方向に回転させていけ
ば、図3に示すように接触片11に接触する位置が変動
し、これによってねじりコイルばね8に引きつけられて
ホルダ7が回動する。この状態ではカム12の目盛は例
えば図5(c)に示すものとなる。更にウォームギア1
3を回転させていけば、ウォームギア13のウォーム部
とカム12の歯車部12aとの噛合が外れることとなっ
て、図4で示す位置で停止する。この状態ではカム12
の目盛は例えば図5(d)から(e)に示すように変化
する。
【0017】さてウォームギア13の回転数をn、投光
部2の投光軸2aと受光部5の受光軸5aとの成す角度
をθとすると、回転数nに対する角度θの変化はカム1
2の外周の形状により例えば図6(a)の曲線Aに示す
ものとなる。これは回転数nの増加に伴って角度θが急
激に小さくなる状態を示している。そうすれば図6
(b)に曲線Aで示すように回転数nに対する設定距離
Lの変化がほぼ直線となる。
部2の投光軸2aと受光部5の受光軸5aとの成す角度
をθとすると、回転数nに対する角度θの変化はカム1
2の外周の形状により例えば図6(a)の曲線Aに示す
ものとなる。これは回転数nの増加に伴って角度θが急
激に小さくなる状態を示している。そうすれば図6
(b)に曲線Aで示すように回転数nに対する設定距離
Lの変化がほぼ直線となる。
【0018】これに対して回転数nに対する角度θの変
化が、例えば図6(a)の直線Bに示すように直線状に
変化するものとすれば、投光軸2aと受光軸5aの交叉
するまでの距離、即ち物体までの設定距離Lは図6
(b)に示すように回転数nの変化に応じて曲線Bに示
すように大幅に変化することとなる。このため本発明で
は回転数nが小さい状態で角度θを大幅に変化させるこ
とによって、回転数nと設定距離Lとをほぼ直線化して
いる。このため図5に示すように、カム12に刻印して
いる目盛をほぼ等間隔に刻印することができ、距離の調
整を容易に行うことができる。
化が、例えば図6(a)の直線Bに示すように直線状に
変化するものとすれば、投光軸2aと受光軸5aの交叉
するまでの距離、即ち物体までの設定距離Lは図6
(b)に示すように回転数nの変化に応じて曲線Bに示
すように大幅に変化することとなる。このため本発明で
は回転数nが小さい状態で角度θを大幅に変化させるこ
とによって、回転数nと設定距離Lとをほぼ直線化して
いる。このため図5に示すように、カム12に刻印して
いる目盛をほぼ等間隔に刻印することができ、距離の調
整を容易に行うことができる。
【0019】次に図7,図8は本発明の第2実施例によ
る距離設定形光電スイッチの断面図である。本実施例で
はホルダの角度は一定とし、投光部から平行移動させる
ことによって距離を設定するようにすると共に、設定距
離を表示するためのインジケータ機構を設けたものであ
る。本図においてケース21内には投光素子22,レン
ズ23から成る投光部24を有しており、この投光部2
4の上部には受光部25が設けられる。受光部25はホ
ルダ26の前面に凸レンズ27を有しており、その焦点
位置には位置検出素子(PSD)28が設けられる。そ
してPSD28を保持するL字状のフレーム29には図
示のように背後にめねじのねじ溝29aが形成される。
ケース21の外部より調整ねじ30を回動させることに
よって、調整ねじの軸に沿って図8に示すようにフレー
ム29を上下に摺動できるようにしている。そしてフレ
ーム29の内側壁にはラックが形成され、これと噛合す
るピニオンギア31がケース21に回動自在に保持され
ている。そしてこのピニオンギア31にはアーム32が
設けられ、その先端に着色が施されたマーカー32aを
有し、ケースの外周からその回転角度が識別できるよう
に構成される。こうすれば図8に示すようにPSD28
の上下方向の位置によって設定距離が変化するため、マ
ーカー32aの位置は同時に設定距離を表示する表示手
段となっている。
る距離設定形光電スイッチの断面図である。本実施例で
はホルダの角度は一定とし、投光部から平行移動させる
ことによって距離を設定するようにすると共に、設定距
離を表示するためのインジケータ機構を設けたものであ
る。本図においてケース21内には投光素子22,レン
ズ23から成る投光部24を有しており、この投光部2
4の上部には受光部25が設けられる。受光部25はホ
ルダ26の前面に凸レンズ27を有しており、その焦点
位置には位置検出素子(PSD)28が設けられる。そ
してPSD28を保持するL字状のフレーム29には図
示のように背後にめねじのねじ溝29aが形成される。
ケース21の外部より調整ねじ30を回動させることに
よって、調整ねじの軸に沿って図8に示すようにフレー
ム29を上下に摺動できるようにしている。そしてフレ
ーム29の内側壁にはラックが形成され、これと噛合す
るピニオンギア31がケース21に回動自在に保持され
ている。そしてこのピニオンギア31にはアーム32が
設けられ、その先端に着色が施されたマーカー32aを
有し、ケースの外周からその回転角度が識別できるよう
に構成される。こうすれば図8に示すようにPSD28
の上下方向の位置によって設定距離が変化するため、マ
ーカー32aの位置は同時に設定距離を表示する表示手
段となっている。
【0020】図9及び図10は本発明の第3実施例によ
る距離設定形光電スイッチの断面図である。本実施例で
は第2実施例のウォームギアに代えて薄い着色された薄
板を表示手段として配置したものであって、第2実施例
と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施例ではフレーム41はその一方の端部にPSD2
8を有し、他方にはめねじのねじ溝41aを有してい
る。そして第1実施例と同様に調整ねじ30を回動させ
ることによって、フレーム41を上下動自在に保持して
いる。そしてフレーム4には着色された薄い薄板42が
上部を湾曲させて取付けられる。ここでフレーム41を
調整ねじ30によって図9,10に示すように上下動さ
せると、これに伴って薄板42の湾曲位置が変化する。
従って図9,図10に示すようにケース21の外部より
認識できる薄板42の位置によって設定距離を表示する
ことができる。
る距離設定形光電スイッチの断面図である。本実施例で
は第2実施例のウォームギアに代えて薄い着色された薄
板を表示手段として配置したものであって、第2実施例
と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施例ではフレーム41はその一方の端部にPSD2
8を有し、他方にはめねじのねじ溝41aを有してい
る。そして第1実施例と同様に調整ねじ30を回動させ
ることによって、フレーム41を上下動自在に保持して
いる。そしてフレーム4には着色された薄い薄板42が
上部を湾曲させて取付けられる。ここでフレーム41を
調整ねじ30によって図9,10に示すように上下動さ
せると、これに伴って薄板42の湾曲位置が変化する。
従って図9,図10に示すようにケース21の外部より
認識できる薄板42の位置によって設定距離を表示する
ことができる。
【0021】尚PSD28が実装される基板をフレキシ
ブル基板とすれば、薄板42はフレキシブル基板と共用
して構成することができる。この場合には構造を簡略化
することができるという効果も得られる。
ブル基板とすれば、薄板42はフレキシブル基板と共用
して構成することができる。この場合には構造を簡略化
することができるという効果も得られる。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1又は2の発明によれば、受光部が回動自在に保持され
ウォームギアを回転させることによって、カムを介して
受光部の角度を回転させている。このためウォームギア
が終端まで回動しても空回りするだけで機器に損傷を与
えることがなくなる。又レンズ面積をケースに対して大
きくすることができ、ウォームギアを終端まで回転させ
ても設定距離の変動をなくすることができるという効果
が得られる。又請求項2の発明では、カムに目盛を設け
ているため、この目盛から設定距離を識別することがで
きる。
1又は2の発明によれば、受光部が回動自在に保持され
ウォームギアを回転させることによって、カムを介して
受光部の角度を回転させている。このためウォームギア
が終端まで回動しても空回りするだけで機器に損傷を与
えることがなくなる。又レンズ面積をケースに対して大
きくすることができ、ウォームギアを終端まで回転させ
ても設定距離の変動をなくすることができるという効果
が得られる。又請求項2の発明では、カムに目盛を設け
ているため、この目盛から設定距離を識別することがで
きる。
【0023】更に本願の請求項3及び4の発明では、調
整ねじによって受光素子を有するフレームを平行移動さ
せている。そしてこの調整ねじに対応した位置に表示手
段を設けることによって設定距離を表示することができ
るという効果が得られる。この場合には調整ねじは多回
転型であるため、設定距離の調整を正確に行うことがで
きるという効果が得られる。
整ねじによって受光素子を有するフレームを平行移動さ
せている。そしてこの調整ねじに対応した位置に表示手
段を設けることによって設定距離を表示することができ
るという効果が得られる。この場合には調整ねじは多回
転型であるため、設定距離の調整を正確に行うことがで
きるという効果が得られる。
【図1】本発明の第1実施例による距離設定形光電スイ
ッチの構成を示す縦断面図である。
ッチの構成を示す縦断面図である。
【図2】第1実施例に用いられるカムの構成を示す正面
図及び断面図である。
図及び断面図である。
【図3】第1実施例による光電スイッチのウォームギア
を回転させた状態を示す断面図である。
を回転させた状態を示す断面図である。
【図4】第1実施例による光電スイッチのウォームギア
を回転させた状態を示す断面図である。
を回転させた状態を示す断面図である。
【図5】第1実施例によるウォームギア回動時の表示窓
の表示状態を示す図である。
の表示状態を示す図である。
【図6】第1実施例によるウォームギアの回転角度と投
受光部の光軸の角度及び設定距離の変化を示すグラフで
ある。
受光部の光軸の角度及び設定距離の変化を示すグラフで
ある。
【図7】本発明の第2実施例による距離設定形光電スイ
ッチの構成を示す断面図及び正面図である。
ッチの構成を示す断面図及び正面図である。
【図8】本発明の第2実施例による距離設定形光電スイ
ッチの構成を示す断面図及び正面図である。
ッチの構成を示す断面図及び正面図である。
【図9】本発明の第3実施例による距離設定形光電スイ
ッチの構成を示す断面図及び正面図である。
ッチの構成を示す断面図及び正面図である。
【図10】本発明の第3実施例による距離設定形光電ス
イッチの構成を示す断面図及び正面図である。
イッチの構成を示す断面図及び正面図である。
【図11】一般的な距離設定形光電スイッチの光学系を
示す図である。
示す図である。
1,21 ケース 2,24 投光部 3,22 投光素子 4,23 投光レンズ 6,27 受光レンズ 5,25 受光部 7 ホルダ 8,14 ねじりコイルばね 10,28 PSD 11 接触片 12 カム 13 ウォームギア 29,41 フレーム 29a,41a めねじ 30 調整ねじ 31 ピニオンギア 32 アーム 32a マーカー 42 薄板
Claims (4)
- 【請求項1】 ケース内に固定され、投光素子を有し平
行な光ビームを検出領域に向かって照射する投光部と、 レンズ及び受光素子を固定し、回動自在に保持されたホ
ルダを含む受光部と、 ケースに回転自在に保持されるウォームギアと、 前記ウォームギアに一端が噛合する歯車部を有し、その
一端が前記ホルダの接触片に当接してその回動によって
前記ホルダの受光軸を回動させるカムと、を具備するこ
とを特徴とする距離設定形光電スイッチ。 - 【請求項2】 前記カムは、その外周に距離表示用の目
盛を有するものであり、前記ケースは、前記カムの目盛
部分に対応した位置が開放された開口部を有することを
特徴とする請求項1記載の距離設定形光電スイッチ。 - 【請求項3】 投光素子を有し平行な光ビームを検出領
域に向かって照射する投光部と、 前記投光部より一定角度を持って受光軸が交叉するよう
に配置されたレンズ、及び該レンズを固定したホルダを
有する受光部と、 ケースに回転自在に保持された調整ねじと、 前記調整ねじに噛合するめねじを有し、調整ねじの回転
によってその軸に沿って上下動自在に保持され、受光素
子を一端に保持するフレームと、 前記フレームの外周に形成されたラックと、 前記ラックの一端が噛合しケース内に回動自在に保持さ
れるピニオンギアと、 前記ピニオンギアに固定され、その回動によって前記受
光部の位置を表示する表示手段と、を具備することを特
徴とする距離設定形光電スイッチ。 - 【請求項4】 投光素子を有し平行な光ビームを検出領
域に向かって照射する投光部と、 前記投光部より一定角度を持って受光軸が交叉するよう
に配置されたレンズ、及び該レンズを固定したホルダを
有する受光部と、 ケースに回転自在に保持された調整ねじと、 前記調整ねじに噛合するめねじを有し、調整ねじの回転
によってその軸に沿って上下動自在に保持され、受光素
子を一端に保持するフレームと、 前記フレームに一端が接続され、他端がケースの内面に
近接する位置まで湾曲するように保持された薄板から成
る表示手段と、を具備することを特徴とする距離設定形
光電スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34153792A JPH06168652A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 距離設定形光電スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34153792A JPH06168652A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 距離設定形光電スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06168652A true JPH06168652A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18346840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34153792A Pending JPH06168652A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 距離設定形光電スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06168652A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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DE102020120564A1 (de) | 2020-08-04 | 2022-02-10 | Sick Ag | Optoelektronischer Sensor, insbesondere Triangulations-Lichttaster |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP34153792A patent/JPH06168652A/ja active Pending
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