JPH0615294Y2 - 信号発生装置 - Google Patents
信号発生装置Info
- Publication number
- JPH0615294Y2 JPH0615294Y2 JP7720488U JP7720488U JPH0615294Y2 JP H0615294 Y2 JPH0615294 Y2 JP H0615294Y2 JP 7720488 U JP7720488 U JP 7720488U JP 7720488 U JP7720488 U JP 7720488U JP H0615294 Y2 JPH0615294 Y2 JP H0615294Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- load
- sense
- output
- terminals
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
- Power Conversion In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は所定の信号を出力する信号発生装置に関し、
特に詳しく言うと、信号源の出力端子とセンス端子間が
解放になるのを防止するようにした信号発生装置に関す
る。
特に詳しく言うと、信号源の出力端子とセンス端子間が
解放になるのを防止するようにした信号発生装置に関す
る。
〔従来の技術〕 負荷に対して所定の電圧や電流を供給する定電圧装置や
定電流装置、または直流や交流のデジタル計器やアナロ
グ計器等における校正や目盛決め等に用いられる定電圧
電流発生器等においては、これら信号源からの出力端子
とともに負荷に印加された信号の状態を信号源にフィー
ドバックする検出端子、すなわちセンス端子が設けられ
ている。このセンス端子は例えば出力端で短絡するか、
又は4端子法において利用しないと、フィードバック情
報は得られず、フィードバック情報に基づいて信号源が
制御されているため、異常に高い電圧が発生したりす
る。
定電流装置、または直流や交流のデジタル計器やアナロ
グ計器等における校正や目盛決め等に用いられる定電圧
電流発生器等においては、これら信号源からの出力端子
とともに負荷に印加された信号の状態を信号源にフィー
ドバックする検出端子、すなわちセンス端子が設けられ
ている。このセンス端子は例えば出力端で短絡するか、
又は4端子法において利用しないと、フィードバック情
報は得られず、フィードバック情報に基づいて信号源が
制御されているため、異常に高い電圧が発生したりす
る。
そこで従来のこの種のセンス端子は出力端子との間に抵
抗器を接続して出力端子とセンス端子間が開放状態にな
るのを防止している。この抵抗は、出力端子とセンス端
子との間が負荷等を介して接続されている場合は、抵抗
による出力誤差を無視できるように抵抗値の高い抵抗器
が使用されている。
抗器を接続して出力端子とセンス端子間が開放状態にな
るのを防止している。この抵抗は、出力端子とセンス端
子との間が負荷等を介して接続されている場合は、抵抗
による出力誤差を無視できるように抵抗値の高い抵抗器
が使用されている。
またこの抵抗器に代えて、ダイオードを接続し、出力端
子とセンス端子との間が接続されていない場合には、こ
のダイオードが動作して端子間が開放状態になるのを防
止する型式も提案されている。このダイオード式の場合
は、出力端子とセンス端子との間が負荷等を介して接続
されている場合におけるダイオードの端子間の電圧がこ
のダイオードの動作電圧以下ならば、ダイオードは動作
せず、ダイオードによる出力誤差は生じない。
子とセンス端子との間が接続されていない場合には、こ
のダイオードが動作して端子間が開放状態になるのを防
止する型式も提案されている。このダイオード式の場合
は、出力端子とセンス端子との間が負荷等を介して接続
されている場合におけるダイオードの端子間の電圧がこ
のダイオードの動作電圧以下ならば、ダイオードは動作
せず、ダイオードによる出力誤差は生じない。
しかしながら、この抵抗式は、出力端子とセンス端子と
の間が負荷等を介して接続されていない時に、誤ってセ
ンス端子に負荷を接続した場合、抵抗にも信号源からの
電圧が直接的に加わるため、その保護の立場からも耐電
力性のある高抵抗値の抵抗が必要になってくる。周知の
ように電力値が高くなればそれにしたがって抵抗器も大
型化してしまい、信号源において大きな設置面積を占め
てしまう欠点がある。
の間が負荷等を介して接続されていない時に、誤ってセ
ンス端子に負荷を接続した場合、抵抗にも信号源からの
電圧が直接的に加わるため、その保護の立場からも耐電
力性のある高抵抗値の抵抗が必要になってくる。周知の
ように電力値が高くなればそれにしたがって抵抗器も大
型化してしまい、信号源において大きな設置面積を占め
てしまう欠点がある。
またダイオード式の場合は、出力端子とセンス端子との
間が負荷等を介して接続されていない場合に、誤ってセ
ンス端子に負荷を接続した場合はダイオードを破損して
しまい、両端子間は開放状態になってしまうばかりでな
く、信号源の出力端子とセンス端子と負荷までの距離が
長いと、その間を接続する接続線の抵抗により出力端子
とセンス端子との間の電位差がダイオードの動作電圧よ
り大きくなり、出力電圧に大きな誤差が生じてしまう。
間が負荷等を介して接続されていない場合に、誤ってセ
ンス端子に負荷を接続した場合はダイオードを破損して
しまい、両端子間は開放状態になってしまうばかりでな
く、信号源の出力端子とセンス端子と負荷までの距離が
長いと、その間を接続する接続線の抵抗により出力端子
とセンス端子との間の電位差がダイオードの動作電圧よ
り大きくなり、出力電圧に大きな誤差が生じてしまう。
そこでこの考案の目的は、上述したような従来のセンス
端子構造の欠点を改良し、簡単な構成により確実に出力
端子とセンス端子間が開放状態になるのを防止できる信
号発生装置を提供することである。
端子構造の欠点を改良し、簡単な構成により確実に出力
端子とセンス端子間が開放状態になるのを防止できる信
号発生装置を提供することである。
この考案は、直流信号源と、この直流信号源からの信号
を負荷に印加するための出力端子と、負荷に印加された
信号の状態を直流信号源にフィードバックするセンス端
子とを備えた信号発生装置において、出力端子とセンス
端子との間に、これら端子間に解放状態を発生させない
ための定電流手段を予め接続したものである。
を負荷に印加するための出力端子と、負荷に印加された
信号の状態を直流信号源にフィードバックするセンス端
子とを備えた信号発生装置において、出力端子とセンス
端子との間に、これら端子間に解放状態を発生させない
ための定電流手段を予め接続したものである。
以下、この考案を図面に示す一実施例について説明す
る。この実施例は周知の直流電圧発生器に適用した場合
を例に取っている。筐体1には所望の直流電圧を発生す
る直流信号源2が収納されており、その+側および−側
の出力導線3および4は、筐体1の一側面に露呈するよ
うに設けられた+側出力端子5および−側出力端子6に
接続されている。これら出力端子5および6の各近傍の
筐体1の側面には+側のセンス端子7および−側のセン
ス端子8が設けられ、これらセンス端子7および8は、
直流信号源2内の監視回路(図示しない)に接続導線9
および10により接続されている。出力導線3と接続導線
9との間には直列接続された定電流回路11と抵抗器12が
接続されている。出力導線4と接続導線10との間にも同
様に、定電流回路13と抵抗器14が接続されている。出力
端子5および6間には負荷15が接続され、出力端子5が
接続される負荷15の一端側には、発生電圧をこの負荷15
端で検出するように+側のセンス端子7も接続され、出
力端子6が接続される負荷15の他端側には、直流信号源
2の基準電位(グランド電位)をこの負荷15端で検出す
るように−側のセンス端子8も接続されている。この2
つのセンスラインにより負荷15に加わる電圧と直流信号
源2内のセンスラインに接続された誤差増幅回路(図示
しない)の検出電圧が一致する。
る。この実施例は周知の直流電圧発生器に適用した場合
を例に取っている。筐体1には所望の直流電圧を発生す
る直流信号源2が収納されており、その+側および−側
の出力導線3および4は、筐体1の一側面に露呈するよ
うに設けられた+側出力端子5および−側出力端子6に
接続されている。これら出力端子5および6の各近傍の
筐体1の側面には+側のセンス端子7および−側のセン
ス端子8が設けられ、これらセンス端子7および8は、
直流信号源2内の監視回路(図示しない)に接続導線9
および10により接続されている。出力導線3と接続導線
9との間には直列接続された定電流回路11と抵抗器12が
接続されている。出力導線4と接続導線10との間にも同
様に、定電流回路13と抵抗器14が接続されている。出力
端子5および6間には負荷15が接続され、出力端子5が
接続される負荷15の一端側には、発生電圧をこの負荷15
端で検出するように+側のセンス端子7も接続され、出
力端子6が接続される負荷15の他端側には、直流信号源
2の基準電位(グランド電位)をこの負荷15端で検出す
るように−側のセンス端子8も接続されている。この2
つのセンスラインにより負荷15に加わる電圧と直流信号
源2内のセンスラインに接続された誤差増幅回路(図示
しない)の検出電圧が一致する。
定電流回路11,13は、それぞれ定電流ダイオードのみで
構成しても、トランジスタ、電界効果トランジスタある
いはオペアンプを用いた従来の定電流回路で構成しても
よい。また抵抗器12,14に代えてダイオードやツェナー
ダイオードを用いてもよい。これら定電流回路11,13と
抵抗器12,14の抵抗値は出力端子3,4から負荷15を通
りセンス端子7,8までの接続導線による抵抗値に比べ
てはるかに大きく設定しておく。また定電流回路11,13
は、直流信号源2からの電流値に比べて僅かな電流しか
流さないもので構成しておく。
構成しても、トランジスタ、電界効果トランジスタある
いはオペアンプを用いた従来の定電流回路で構成しても
よい。また抵抗器12,14に代えてダイオードやツェナー
ダイオードを用いてもよい。これら定電流回路11,13と
抵抗器12,14の抵抗値は出力端子3,4から負荷15を通
りセンス端子7,8までの接続導線による抵抗値に比べ
てはるかに大きく設定しておく。また定電流回路11,13
は、直流信号源2からの電流値に比べて僅かな電流しか
流さないもので構成しておく。
したがって、出力端子3,4とセンス端子7,8には負
荷15が正しく接続されている時は、すなわち、これら端
子3,4と7,8が外部でショートされている時は、定
電流回路11,13と抵抗器12,14には電流は流れない。ま
た、これら定電流回路11,13と抵抗器12,14の抵抗値が出
力端子3,4から負荷15を通りセンス端子7,8までの
接続導線による抵抗値に比べてはるかに大きく設定され
ているので、定電流回路11,13と抵抗器12,14による誤差
は無視できる。
荷15が正しく接続されている時は、すなわち、これら端
子3,4と7,8が外部でショートされている時は、定
電流回路11,13と抵抗器12,14には電流は流れない。ま
た、これら定電流回路11,13と抵抗器12,14の抵抗値が出
力端子3,4から負荷15を通りセンス端子7,8までの
接続導線による抵抗値に比べてはるかに大きく設定され
ているので、定電流回路11,13と抵抗器12,14による誤差
は無視できる。
また、出力端子3,4とセンス端子7,8に負荷15が接
続されていない時、すなわち、これら端子3,4と7,
8が外部でショートされていない時は、定電流回路11,1
3から抵抗器12,14に電流が流れ、出力端子3,4とセン
ス端子7,8はショート状態になり、センス端子7,8
が開放状態になるのを防止することができる。この状態
で、誤ってセンス端子7,8間に負荷15を接続した場
合、出力端子3,4からセンス端子7,8にはそれぞれ
定電流回路11,13と抵抗器12,14を通って電流が流れる
が、定電流回路11,13によって僅かな電流しか流れない
ので、熱損失も小さいので、抵抗器12,14の耐電力性は
小さいものでよく、小型化できる。
続されていない時、すなわち、これら端子3,4と7,
8が外部でショートされていない時は、定電流回路11,1
3から抵抗器12,14に電流が流れ、出力端子3,4とセン
ス端子7,8はショート状態になり、センス端子7,8
が開放状態になるのを防止することができる。この状態
で、誤ってセンス端子7,8間に負荷15を接続した場
合、出力端子3,4からセンス端子7,8にはそれぞれ
定電流回路11,13と抵抗器12,14を通って電流が流れる
が、定電流回路11,13によって僅かな電流しか流れない
ので、熱損失も小さいので、抵抗器12,14の耐電力性は
小さいものでよく、小型化できる。
以上のように、この考案の信号発生装置は、センス端子
と出力端子との間に、定電流手段を接続するという極め
て簡単な構成ではあるが、正常に負荷等に接続されてい
る場合は信号発生装置の出力に影響を与えることはな
い。また、センス端子と出力端子が外部で接続されいな
い場合やこの状態で誤ってセンス端子に負荷等を接続し
ても、センス端子が開放状態になるのを確実に防止する
ことができる。
と出力端子との間に、定電流手段を接続するという極め
て簡単な構成ではあるが、正常に負荷等に接続されてい
る場合は信号発生装置の出力に影響を与えることはな
い。また、センス端子と出力端子が外部で接続されいな
い場合やこの状態で誤ってセンス端子に負荷等を接続し
ても、センス端子が開放状態になるのを確実に防止する
ことができる。
図面はこの考案の一実施例を示すブロック線図である。 図面において、1は筐体、2は直流信号源、3,4は出
力導線、5,6は出力端子、7,8はセンス端子、9,
10は接続導線、11,13は定電流回路、12,14は抵抗器、15
は負荷である。
力導線、5,6は出力端子、7,8はセンス端子、9,
10は接続導線、11,13は定電流回路、12,14は抵抗器、15
は負荷である。
Claims (1)
- 【請求項1】直流信号源と、この直流信号源からの信号
を負荷に印加するための出力端子と、前記負荷に印加さ
れた前記信号の状態を前記直流信号源にフィードバック
するセンス端子とを備えた信号発生装置において、前記
出力端子と前記センス端子との間には、これら端子間に
解放状態を発生させないための定電流手段が予め接続さ
れていることを特徴とする信号発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7720488U JPH0615294Y2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7720488U JPH0615294Y2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 信号発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02673U JPH02673U (ja) | 1990-01-05 |
JPH0615294Y2 true JPH0615294Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31302199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7720488U Expired - Lifetime JPH0615294Y2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | 信号発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0615294Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP7720488U patent/JPH0615294Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02673U (ja) | 1990-01-05 |
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