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JPH06141098A - 空気調和機の通信装置 - Google Patents

空気調和機の通信装置

Info

Publication number
JPH06141098A
JPH06141098A JP28854592A JP28854592A JPH06141098A JP H06141098 A JPH06141098 A JP H06141098A JP 28854592 A JP28854592 A JP 28854592A JP 28854592 A JP28854592 A JP 28854592A JP H06141098 A JPH06141098 A JP H06141098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
indoor unit
electronic control
indoor
telephone line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28854592A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Ishikawa
晃一 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP28854592A priority Critical patent/JPH06141098A/ja
Publication of JPH06141098A publication Critical patent/JPH06141098A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の室外機に対して、複数台の室内機を接
続した多室分離型空気調和機の室外機と室内機間の結線
数を削減し、室外機の小型化を図るとともに結線工事の
省工事性を実現することを目的とする。 【構成】 1台の室外機1と2台の室内機2・3のそれ
ぞれが独立の交流電源に接続された多室分離型空気調和
機で、室外機1と第1の室内機2間の通信のため、室外
機1と第1の室内機2との間に信号線6を設け、第1の
室内機2と第2の室内機3間の通信のためと、第2の室
内機3と室外機1間の通信を第1の室内機2を介して行
うため、第1の室内機2と第2の室内機3にそれぞれ設
けた電話回線接続装置11・16を通じて予め設置され
た一般の電話回線12に接続した空気調和機の通信装置
で、室外機1と第1の室内機2、第2の室内機3間の結
線数を削減し、室外機1の小型化と結線工事の省工事性
を実現することのできる空気調和機の通信装置を提供で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1台の室外機に対し、
複数台の室内機を接続した多室分離型空気調和機の通信
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多室分離型空気調和機は結線工事
の省工事性を実現するため、および室外機の小型化を実
現するため、室外機と室内機に分離された空気調和機間
の結線数を削減することが求められている。
【0003】従来、この種の空気調和機の通信装置は、
図2に示すような構成が一般的であった。以下、その構
成について図2を参照しながら説明する。
【0004】図2に示すように室外機101と、第1の
室内機102と第2の室内機103からなる多室分離型
空気調和機において、室外機101に設けた第1の電子
制御装置113は、第1の室内機102に送る情報を第
1のデータあるいは第2の室内機103に送る情報を第
2のデータとして作成構成し、これら第1のデータと第
2のデータをそれぞれ前記第1の電子制御装置113に
接続された第1の送受信装置105と第2の送受信装置
106に伝え、また、これら第1の送受信装置105と
第2の送受信装置106から送られてくる第3のデータ
あるいは第4のデータを第1の室内機102または第2
の室内機103からの情報として分析処理する装置であ
る。前記第1の送受信装置105は、前記第1の電子制
御装置113により作成構成された第1のデータを第1
の室内機102に第1の信号線109を介して第1の信
号として送信するとともに、前記第1の信号線109を
介して第1の室内機102より送られてきた第3の信号
を受信し、前記第1の電子制御装置113に第3のデー
タとして伝える装置である。また、前記第2の送受信装
置106は、前記第1の電子制御装置113により作成
構成された第2のデータを第2の室内機103に第2の
信号線110を介して第3の信号として送信するととも
に、前記第2の信号線110を介して第2の室内機10
3より送られてきた第4の信号を受信し、前記第1の電
子制御装置113に第4のデータとして伝える装置であ
る。
【0005】第1の室内機102に設けた第2の電子制
御装置114は、室外機101および第2の室内機10
3に送る情報を第3のデータとして作成構成し、この第
2の電子制御装置114に接続された第3の送受信装置
107に伝え、また、この第3の送受信装置107から
送られてくる第1のデータを室外機101あるいは第2
の室内機103からの情報として分析処理する装置であ
る。前記第3の送受信装置107は、前記第2の電子制
御装置114により作成構成された第3のデータを前記
第1の信号線109を介して第3の信号として室外機1
01に送信するとともに、前記第1の信号線109を介
して室外機101より送られてきた第1の信号を受信
し、前記電子制御装置114に第1のデータとして伝え
る装置である。
【0006】第2の室内機103に設けた第3の電子制
御装置115は、室外機101および第1の室内機10
2に送る情報を第4のデータとして作成構成し、この第
3の電子制御装置115に接続された第4の送受信装置
108に伝え、また、この第4の送受信装置108から
送られてくる第2のデータを室外機101または第1の
室内機102からの情報として分析処理する装置であ
る。前記第4の送受信装置108は、前記第3の電子制
御装置115により作成構成された第2のデータを前記
第2の信号線110を介して前記第2の信号として室外
機101に送信するとともに、前記第2の信号線110
を介して室外機101より送られてきた前記第4の信号
を受信し、前記第3の電子制御装置115に伝える装置
である。
【0007】また、交流電源104を室内外機すなわち
室外機101、第1の室内機102、第2の室内機10
3共通の電源とするため一端室外機101に取り込み、
室外機101と第1の室内機102、第2の室内機10
3の間にそれぞれ接続された電源線111・112を用
いて、第1の室内機102、第2の室内機103に交流
電源104を取り込んでいる。
【0008】上記構成により、室外機101が第2の室
内機103に伝えたい情報Aは、第1の電子制御装置1
13で第1のデータAとして作成構成されて第2の送受
信装置106に伝わり、この第2の送受信装置106に
より第2の信号Aとして第2の信号線110に送信され
て第2の室内機103に設けられた第4の送受信装置1
08により第2の信号Aが受信され第3の電子制御装置
115に第2のデータAとして送られ、この第3の電子
制御装置115で第2のデータAが情報Aと判断され、
室外機101からの情報Aを第2の室内機103に届け
ている。
【0009】反対に、第2の室内機103が室外機10
1に伝えたい情報Bも上記と逆の経路(第3の電子制御
装置115、第4の送受信装置108、第2の信号線1
10、第2の送受信装置106、第1の電子制御装置1
13の順)により室外機101に届けている。
【0010】また、第1の室内機2が室外機101に伝
えたい情報Cは、第1の室内機2に設けられた第2の電
子制御装置114で第3のデータCとして作成構成され
第3の送信装置107に伝わり、この第3の送受信装置
107が第1の信号線109に第3の信号Cとして送信
し、室外機101に設けられた第1の送受信装置105
が第3の信号Cを受信して電子制御装置113に第3の
データCとして送り、この第1の電子制御装置113で
第3のデータCが情報Cと判断され、第1の室内機10
2からの情報Cを室外機101に届けている。
【0011】反対に、室外機101が第1の室内機10
2に伝えたい情報Dも上記と逆の経路(第1の電子制御
装置113、第1の送受信装置105、第1の信号線1
09、第3の送受信装置107、第2の電子制御装置1
14の順)により第1の室内機102に届けている。
【0012】さらに、第1の室内機102が第2の室内
機103に伝えたい情報Eも、第1の室内機102に設
けられた第2の電子制御装置113で第3のデータEと
して作成構成されて第3の送受信装置107に伝わり、
この第3の送受信装置107により第3の信号Eとして
第1の信号線109に送信されて室外機101に設けら
れた第1の送受信装置105により第3の信号Eが受信
され第1の電子制御装置113に第3のデータEとして
送られる。この第1の電子制御装置113では、この第
3のデータEを第1の室内機102が第2の室内機10
3に送りたい情報Eと判断し、この情報Eを第2のデー
タEとして作成構成して第2の送受信装置106に伝
え、この第2の送受信装置106により第2の信号Eと
して第2の信号線110に送信されて第2の室内機10
3に設けられた第4の送受信装置108により第2の信
号Eが受信され第3の電子制御装置115に第2のデー
タEとして送られ、この第3の電子制御装置115で第
2のデータEが情報Eと判断され、第1の室内機102
からの情報Eを第2の室内機103に届けている。
【0013】反対に、第2の室内機103が第1の室内
機に伝えたい情報Fも上記と逆の経路(第3の電子制御
装置115、第4の送受信装置108、第2の信号線1
10、第2の送受信装置106、第1の電子制御装置1
13、第1の送受信装置105、第1の信号線109、
第3の送受信装置107、第2の電子制御装置114の
順)により第1の室内機102に届けていることとな
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の多室
分離型の空気調和機の通信装置では、室外機と室内機間
を接続する結線は電源線と信号線とが必要となり、室外
機には複数の室内機に対応した信号線と電源線の結線ス
ペースが必要になるとともに、結線工事に手間がかかる
という問題があった。
【0015】本発明は上記課題を解決するもので、多室
分離型空気調和機の室外機と室内機間の結線数を減ら
し、室外機に設けた複数の室内機に対応した信号線と電
源線の結線スペースを縮小するとともに、結線工事の省
工事性を実現することのできる空気調和機の通信装置を
提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機の通
信装置は上記目的を達成するために、1台の室外機に対
し複数台の室内機が接続され、それぞれが独立の交流電
源に接続された多室分離型空気調和機の前記室外機に設
けた第1の電子制御装置と、前記複数台の室内機の中の
代表機として前記室外機と信号線にて接続された第1の
室内機に前記信号線を介して情報を送る前記第1の電子
制御装置に接続された第1の送信装置と、前記第1の室
内機から前記信号線を介して前記室外機に送られてくる
情報を受信する前記第1の電子制御装置に接続された第
1の受信装置と、前記第1の室内機に設けた第2の電子
制御装置と、前記室外機に前記信号線を介して情報を送
る前記第2の電子制御装置に接続された第2の送信装置
と、前記室外機から前記信号線を介して送られてくる情
報を受信する前記第2の電子制御装置に接続された第2
の受信装置と、前記第1の室内機と予め設置してある一
般の電話回線にて接続された前記第1の室内機以外の複
数の室内機(以下、第2の室内機群と称す)に情報を送
るため前記電話回線に電話回線用の符号信号を重畳させ
たり、あるいは前記第2の室内機群から前記電話回線を
通じて重畳されてくる電話回線用の符号信号を読み取る
前記第2の電子制御装置に接続された第1の電話回線接
続装置と、前記第2の室内機群のそれぞれの室内機に設
けた第3の電子制御装置と、この室内機と前記第1の室
内機以外の複数台の室内機(以下、他の室内機と称
す)、前記室外機あるいは前記第1の室内機に送る情報
を前記電話回線に電話回線用の符号信号として重畳させ
たり、あるいは前記第1の室内機あるいは前記他の室内
機から前記電話回線を通じて重畳されてくる電話回線用
の符号信号を読み取る前記第3の電子制御装置に接続さ
れた第2の電話回線接続装置を備えた構成としたもので
ある。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成により、多室分離型空気
調和機の室外機と室内機間に接続する結線数が信号線の
2本だけとなり、その他の信号線も既に設置されている
一般の電話回線にケーブル線を一本接続するだけとな
り、またそれぞれの室外機、室内機に個々に電源線を接
続することができるものである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1を参
照しながら説明する。
【0019】図1に示すように室外機1と第1の室内機
2と第2の室内機3からなる多室分離型空気調和機にお
いて、室外機1に設けた第1の電子制御装置4は、第1
の室内機2および第2の室内機3に送る情報を第1のデ
ータとして作成構成し、この第1の電子制御装置4に接
続された第1の送信装置5に伝え、また、前記第1の電
子制御装置4に接続された第1の受信装置6から送られ
てくる第2のデータを第1の室内機2または第2の室内
機3からの情報として分析処理する装置である。前記送
信装置5は、前記電子制御装置4により作成構成された
第1のデータを第1の室内機2に信号線6を介して第1
の信号として送信する装置で、前記第1の受信装置7
は、逆に、前記信号線6を介して第1の室内機2より送
られてきた第2の信号を受信し、前記第1の電子制御装
置4に前記第2のデータとして伝える装置である。
【0020】第1の室内機2に設けた第2の電子制御装
置8は、室外機1に送る情報を前記第2のデータとし
て、また第2の室内機3に送る情報を第3のデータとし
て作成構成し、この第2の電子制御装置8に接続された
第2の送信装置9に前記室外機1へ送る前記第2のデー
タを伝え、同様に前記第2の電子制御装置8に接続され
た第1の電話回線接続装置11に前記第2の室内機3へ
送る前記第3のデータを伝え、また、前記第2の電子制
御装置8に接続され第2の受信装置10から送られてく
る前記第1のデータを室外機1からの情報として、前記
第1の電話回線接続装置11から送られてくる第4のデ
ータを第2の室内機3からの情報として、分析処理する
装置である。前記第2の送信装置9は、前記第2の電子
制御装置8により作成構成された前記第2のデータを前
記室外機1に前記信号線6を介して前記第2の信号とし
て送信する装置で、前記第2の受信装置10は、逆に、
前記信号線6を介して室外機1より送られてきた前記第
1の信号を受信し、前記第2の電子制御装置8に伝える
装置である。
【0021】また、前記第1の電話回線接続装置11
は、前記第2の電子制御装置8により作成構成された前
記第3のデータを第1の電話回線用の符号信号に置き換
え、予め設置してある一般の電話回線12に第1の分岐
ユニット14を介して接続された第1の電話回線引き込
みケーブル13に信号として重畳させたり、この第1の
電話回線引き込みケーブル13に重畳されている第1の
室内機2に送られてきた第2の電話回線用の符号信号を
読み取り前記第2の電子制御装置8にこの第4のデータ
を送る装置である。
【0022】第2の室内機3に設けた第3の電子制御装
置15は、室外機1および第1の室内機2に送る情報を
第4のデータとして作成構成し、この第3の電子制御装
置15に接続された第2の電話回線接続装置16に伝
え、また、この第2の電話回線接続装置16から送られ
てくる第3のデータを室外機1および第1の室内機2か
らの情報として分析処理する装置である。前記第2の電
話回線接続装置16は、前記第3の電子制御装置15に
より作成構成された前記第3のデータを前記第2の電話
回線用の符号信号に置き換え、前記電話回線12に第2
の分岐ユニット17を介して接続された第2の電話回線
引き込みケーブル18に信号として重畳させたり、この
第2の電話回線引き込みケーブル18に重畳されている
第2の室内機3に送られてきた第1の電話回線用の符号
信号を読み取り前記第3の電子制御装置15にデータを
送る装置である。
【0023】室外機1、第1の室内機2、第2の室内機
3にそれぞれ接続された交流電源19・20・21は、
室外機1、第1の室内機2、第2の室内機3にそれぞれ
供給される電源である。
【0024】上記構成により、室外機1が第2の室内機
3に伝えたい情報Aは、第1の電子制御装置4で第1の
データAとして作成構成されて第1の送信装置5に伝わ
り、この第1の送信装置5により第1の信号Aとして信
号線6に送信されて第1の室内機2に設けられた第2の
受信装置10により第1の信号Aが受信され第2の電子
制御装置8に第1のデータAとして送られる。この第2
の電子制御装置8では、この第1のデータAを室外機1
が第2の室内機3に送りたい情報Aと判断し、この情報
Aを第3のデータAとして作成構成して第1の電話回線
接続装置11に送り、この第1の電話回線接続装置11
で第1の電話回線用の符号信号A(以下、第1の符号信
号Aと称す)に置き換えて、第1の電話回線引き込みケ
ーブル13に重畳させる。この第1の電話回線引き込み
ケーブル13に重畳させられた第1の符号信号Aは第1
の分岐ユニット14を介して電話回線12に入り、第2
の分岐ユニット17を介して、第2の室内機3に引き込
まれている第2の電話回線引き込みケーブル18にも入
ることととなり、第2の室内機3の第2の電話回線接続
装置16で読み取られて第3の電子制御装置15に第3
のデータAとして置換されて送られ、この第3の電子制
御装置15で第3のデータAが情報Aと判断され、室外
機1からの情報Aを第2の室内機3に届けることができ
る。
【0025】反対に、第2の室内機3が室外機1に伝え
たい情報Bも上記と逆の経路(第3の電子制御装置1
5、第2の電話回線接続装置16、第2の電話回線引き
込みケーブル18、第2の分岐ユニット17、電話回線
12、第1の分岐ユニット14、第1の電話回線引き込
みケーブル13、第1の電話回線接続装置11、第2の
電子制御装置8、第2の送信装置9、信号線6、第1の
受信装置7、第1の電子制御装置4の順)により室外機
1に届けることができる。
【0026】また、第1の室内機2が室外機1に伝えた
い情報Cは、第1の室内機2に設けられた第2の電子制
御装置8で第2のデータCとして作成構成され第2の送
信装置9に伝わり、この第2の送信装置9が信号線6に
第2の信号Cとして送信し、室外機1に設けられた第1
の受信装置7が第2の信号Cを受信して第1の電子制御
装置4に第2のデータCとして送られ、この第1の電子
制御装置4で第2のデータCが情報Cと判断され、第1
の室内機2からの情報Cを室外機1に届けることができ
る。
【0027】反対に、室外機1が第1の室内機2に伝え
たい情報Dも上記と逆の経路(第1の電子制御装置4、
第1の送信装置5、信号線6、第2の受信装置10、第
2の電子制御装置8の順)により第1の室内機2に届け
ることができる。
【0028】さらに、第1の室内機2が第2の室内機3
に伝えたい情報Eも、第1の室内機2に設けられた第2
の電子制御装置8で第3のデータEとして作成構成され
て第1の電話回線接続装置11に送り、この第1の電話
回線接続装置11で第1の電話回線用の符号信号E(以
下、第1の符号信号Eと称す)に置き換えて、第1の電
話回線引き込みケーブル13に重畳させる。この第1の
電話回線引き込みケーブル13に重畳させられた第1の
符号信号Eは第1の分岐ユニット14を介して電話回線
12に入り、第2の分岐ユニット17を介して、第2の
室内機3に引き込まれている第2の電話回線引き込みケ
ーブル18にも入ることとなり、第2の室内機3の第2
の電話回線接続装置16で読み取られて第3の電子制御
装置15に第3のデータEとして置換され送られ、この
第3の電子制御装置15で第3のデータEが情報Eと判
断され、第1の室内機2からの情報Eを第2の室内機に
届けることができる。
【0029】反対に、第2の室内機3から第1の室内機
2への情報Fも上記と逆の経路(第3の電子制御装置1
5、第2の電話回線接続装置16、第2の電話回線引き
込みケーブル18、第2の分岐ユニット17、電話回線
12、第1の分岐ユニット14、第1の電話回線引き込
みケーブル13、第1の電話回線接続装置11、第2の
電子制御装置8の順)により第1の室内機2に届けるこ
とができる。
【0030】このように本発明の実施例の空気調和機の
通信装置によれば、2本の信号線と電話回線を用いるこ
とによって、室外機1、第1の室内機2、第2の室内機
3との間の情報の通信を行うことができる。
【0031】なお、実施例では室外機1台に対して室内
機2台からなる多室分離型空気調和機で説明したが、室
外機1台に対して室内機が3台以上からなる多室分離型
空気調和機であっても、第2の室内機3に設けた第2の
電話回線接続装置16と第3の電子制御装置15と同様
の装置を第3の室内機以後にも設けて、電話回線に接続
してさえおけば全ての室内外機間の情報の通信が可能で
あることは言うまでもなく、また、多室分離型空気調和
機に限らず、一般の空気調和システムであっても同様に
使用できることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば2本の信号線と電話回線を利用することによ
り、多室分離型空気調和機の室外機と室内機間の結線数
を少なくすることが可能となり、室外機に設けた複数の
室内機に対応する信号線と電源線の結線スペースを縮小
し室外機の小型化ができ、さらには結線工事の省工事性
を実現することができる効果のある空気調和機の通信装
置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の空気調和機の通信装置の接
続図
【図2】従来の同接続図
【符号の説明】
1 室外機 2 第1の室内機 3 第2の室内機 4 第1の電子制御装置 5 第1の送信装置 6 信号線 7 第1の受信装置 8 第2の電子制御装置 9 第2の送信装置 10 第2の受信装置 11 第1の電話回線接続装置 12 電話回線 15 第3の電子制御装置 16 第2の電話回線接続装置 19 交流電源 20 交流電源 21 交流電源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1台の室外機に対し複数台の室内機が接続
    され、それぞれが独立の交流電源に接続された多室分離
    型空気調和機の前記室外機に設けた第1の電子制御装置
    と、前記複数台の室内機の中の代表機として前記室外機
    と信号線にて接続された第1の室内機に前記信号線を介
    して情報を送る前記第1の電子制御装置に接続された第
    1の送信装置と、前記第1の室内機から前記信号線を介
    して前記室外機に送られてくる情報を受信する前記第1
    の電子制御装置に接続された第1の受信装置と、前記第
    1の室内機に設けた第2の電子制御装置と、前記室外機
    に前記信号線を介して情報を送る前記第2の電子制御装
    置に接続された第2の送信装置と、前記室外機から前記
    信号線を介して送られてくる情報を受信する前記第2の
    電子制御装置に接続された第2の受信装置と、前記第1
    の室内機と予め設置してある一般の電話回線にて接続さ
    れた前記第1の室内機以外の複数の室内機(以下、第2
    の室内機群と称す)に情報を送るため前記電話回線に電
    話回線用の符号信号を重畳させたり、あるいは前記第2
    の室内機群から前記電話回線を通じて重畳されてくる電
    話回線用の符号信号を読み取る前記第2の電子制御装置
    に接続された第1の電話回線接続装置と、前記第2の室
    内機群のそれぞれの室内機に設けた第3の電子制御装置
    と、この室内機と前記第1の室内機以外の複数台の室内
    機(以下、他の室内機と称す)、前記室外機あるいは前
    記第1の室内機に送る情報を前記電話回線に電話回線用
    の符号信号として重畳させたり、あるいは前記第1の室
    内機あるいは前記他の室内機から前記電話回線を通じて
    重畳されてくる電話回線用の符号信号を読み取る前記第
    3の電子制御装置に接続された第2の電話回線接続装置
    からなる空気調和機の通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100371315B1 (ko) * 2000-03-03 2003-02-06 엘지전자 주식회사 멀티에어컨용 전력선 통신회로
KR100541480B1 (ko) * 2000-02-28 2006-01-10 엘지전자 주식회사 멀티 에어컨의 전력선 통신 방법

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