JPH06131233A - マルチファイル型記憶媒体のアクセス方法およびライブラリ装置 - Google Patents
マルチファイル型記憶媒体のアクセス方法およびライブラリ装置Info
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- JPH06131233A JPH06131233A JP4281407A JP28140792A JPH06131233A JP H06131233 A JPH06131233 A JP H06131233A JP 4281407 A JP4281407 A JP 4281407A JP 28140792 A JP28140792 A JP 28140792A JP H06131233 A JPH06131233 A JP H06131233A
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/22—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デッドロックを生じることなく、マルチファ
イル型記憶媒体内の複数のファイルに対する同時アクセ
スを実現することが可能なマルチファイル型記憶媒体の
アクセス技術およびライブラリ装置を提供する。 【構成】 マルチファイル型記憶媒体の記録再生動作を
行う記録/再生装置6a〜6fと、これらと上位装置1
との間における情報の授受を制御する複数の記録/再生
制御装置4a,4bと、この記録/再生制御装置4a,
4bと記録/再生装置6a〜6fの間に設けられた複数
のバッファ5a〜5fと、全体を制御するライブラリ制
御装置2と、個々のマルチファイル型記憶媒体とその内
部に格納された複数のボリューム(ファイル)との対応
関係を記録したディレクトリ3と、マルチファイル型記
憶媒体を保管する収納棚8と、ハンドリング装置7とか
らなるライブラリ装置とする。
イル型記憶媒体内の複数のファイルに対する同時アクセ
スを実現することが可能なマルチファイル型記憶媒体の
アクセス技術およびライブラリ装置を提供する。 【構成】 マルチファイル型記憶媒体の記録再生動作を
行う記録/再生装置6a〜6fと、これらと上位装置1
との間における情報の授受を制御する複数の記録/再生
制御装置4a,4bと、この記録/再生制御装置4a,
4bと記録/再生装置6a〜6fの間に設けられた複数
のバッファ5a〜5fと、全体を制御するライブラリ制
御装置2と、個々のマルチファイル型記憶媒体とその内
部に格納された複数のボリューム(ファイル)との対応
関係を記録したディレクトリ3と、マルチファイル型記
憶媒体を保管する収納棚8と、ハンドリング装置7とか
らなるライブラリ装置とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチファイル型記憶
媒体のアクセス技術およびライブラリ装置に関し、特
に、光ディスク、ヘリカルスキャン磁気テープ等の大容
量の可搬性記憶媒体を保管するライブラリ装置の管理運
用に適用して有効な技術に関するものである。
媒体のアクセス技術およびライブラリ装置に関し、特
に、光ディスク、ヘリカルスキャン磁気テープ等の大容
量の可搬性記憶媒体を保管するライブラリ装置の管理運
用に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から情報処理システムにおける外部
記憶装置として磁気テープを記憶媒体とする磁気テープ
装置などが存在する。また、各種オンライン業務におけ
る自動化や大記憶容量化への要請に呼応して、収納棚に
格納された多数のカートリッジ型の磁気テープを自動で
マウント/デマウント(掛け替え)することにより、装
置単位で大記憶容量を実現する磁気テープライブラリ装
置などのシステムも構築されている。
記憶装置として磁気テープを記憶媒体とする磁気テープ
装置などが存在する。また、各種オンライン業務におけ
る自動化や大記憶容量化への要請に呼応して、収納棚に
格納された多数のカートリッジ型の磁気テープを自動で
マウント/デマウント(掛け替え)することにより、装
置単位で大記憶容量を実現する磁気テープライブラリ装
置などのシステムも構築されている。
【0003】通常、トラックを長手方向に平行に配置し
た従来の磁気テープ1巻は200MB程度の記憶容量を
持ち、1つの媒体に対し1つのファイルを記憶させるこ
とが管理運用の簡略化などから一般的である。
た従来の磁気テープ1巻は200MB程度の記憶容量を
持ち、1つの媒体に対し1つのファイルを記憶させるこ
とが管理運用の簡略化などから一般的である。
【0004】一方、最近では、磁気テープライブラリ装
置における記憶容量のさらなる増大および設置スペース
の削減などの要請に対応すべく、磁気テープにさらに多
くのデータを記憶する方法として、ヘリカルスキャン磁
気テープのように記録方式を変更して1巻当りの記憶容
量を大きく(従来の磁気テープに比べ、100倍以上)
し、1巻の磁気テープ上に複数個のファイルを持つよう
にしたマルチファイル型記憶媒体を用いる外部記憶装置
がある。この方式によれば、従来の通常の磁気テープに
比較して、大幅な容量の増大または省スペースを実現で
きる。
置における記憶容量のさらなる増大および設置スペース
の削減などの要請に対応すべく、磁気テープにさらに多
くのデータを記憶する方法として、ヘリカルスキャン磁
気テープのように記録方式を変更して1巻当りの記憶容
量を大きく(従来の磁気テープに比べ、100倍以上)
し、1巻の磁気テープ上に複数個のファイルを持つよう
にしたマルチファイル型記憶媒体を用いる外部記憶装置
がある。この方式によれば、従来の通常の磁気テープに
比較して、大幅な容量の増大または省スペースを実現で
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
マルチファイル型記憶媒体を従来のライブラリ装置に適
用した場合、1巻のマルチファイル型記憶媒体内に複数
のボリューム(ファイル)が存在するため、複数の単一
ファイルの管理及び同一マルチファイル型記憶媒体内に
ある複数のボリュームの同時アクセスが発生したときデ
ッドロック(ファイルXを使用中、ファイルYのアクセ
スが待たされる現象)の回避が必要となる。
マルチファイル型記憶媒体を従来のライブラリ装置に適
用した場合、1巻のマルチファイル型記憶媒体内に複数
のボリューム(ファイル)が存在するため、複数の単一
ファイルの管理及び同一マルチファイル型記憶媒体内に
ある複数のボリュームの同時アクセスが発生したときデ
ッドロック(ファイルXを使用中、ファイルYのアクセ
スが待たされる現象)の回避が必要となる。
【0006】本発明の目的は、デッドロックを生じるこ
となく、マルチファイル型記憶媒体内の複数のファイル
に対する同時アクセスを実現することが可能なマルチフ
ァイル型記憶媒体のアクセス技術を提供することにあ
る。
となく、マルチファイル型記憶媒体内の複数のファイル
に対する同時アクセスを実現することが可能なマルチフ
ァイル型記憶媒体のアクセス技術を提供することにあ
る。
【0007】本発明の他の目的は、デッドロックを生じ
ることなく、マルチファイル型記憶媒体内の複数のファ
イルに対する同時アクセスを実現することが可能なライ
ブラリ装置を提供することにある。
ることなく、マルチファイル型記憶媒体内の複数のファ
イルに対する同時アクセスを実現することが可能なライ
ブラリ装置を提供することにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、上位装置との
インターフェイスを変更することなく、マルチファイル
型記憶媒体の運用を行うことが可能なライブラリ装置を
提供することにある。
インターフェイスを変更することなく、マルチファイル
型記憶媒体の運用を行うことが可能なライブラリ装置を
提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0011】すなわち、本発明は、複数のファイルを同
一の記憶媒体内に格納してなる可搬性のマルチファイル
型記憶媒体のアクセス方法において、互いに独立してア
クセス可能な複数のバッファと記憶媒体との間で個々の
ファイルをファイル単位に転送し、バッファ上にて個々
のファイルに対するアクセス要求に応答するようにした
ものである。
一の記憶媒体内に格納してなる可搬性のマルチファイル
型記憶媒体のアクセス方法において、互いに独立してア
クセス可能な複数のバッファと記憶媒体との間で個々の
ファイルをファイル単位に転送し、バッファ上にて個々
のファイルに対するアクセス要求に応答するようにした
ものである。
【0012】また、本発明のライブラリ装置は、各々が
独立した認識記号によって管理される複数のファイルを
同一の記憶媒体内に格納してなる可搬性のマルチファイ
ル型記憶媒体と、このマルチファイル型記憶媒体を保管
する収納棚と、マルチファイル型記憶媒体に対する情報
の記録/再生動作を行う媒体駆動装置と、この媒体駆動
装置と収納棚との間におけるマルチファイル型記憶媒体
の搬送動作を行うハンドリング装置と、認識記号とマル
チファイル型記憶媒体との対応関係を示す制御情報を記
録した制御情報記憶手段と、上位装置から受領した認識
記号と制御情報とに基づいてマルチファイル型記憶媒体
の媒体駆動装置に対するマウントおよびデマウントを行
う制御手段とを備えたものである。
独立した認識記号によって管理される複数のファイルを
同一の記憶媒体内に格納してなる可搬性のマルチファイ
ル型記憶媒体と、このマルチファイル型記憶媒体を保管
する収納棚と、マルチファイル型記憶媒体に対する情報
の記録/再生動作を行う媒体駆動装置と、この媒体駆動
装置と収納棚との間におけるマルチファイル型記憶媒体
の搬送動作を行うハンドリング装置と、認識記号とマル
チファイル型記憶媒体との対応関係を示す制御情報を記
録した制御情報記憶手段と、上位装置から受領した認識
記号と制御情報とに基づいてマルチファイル型記憶媒体
の媒体駆動装置に対するマウントおよびデマウントを行
う制御手段とを備えたものである。
【0013】また、本発明は、請求項2記載のライブラ
リ装置において、複数の媒体駆動装置に共有され、互い
に独立したアクセスが可能な複数のバッファを設け、個
々のファイルをファイル単位に個々のバッファに転送
し、複数のファイルに対するアクセス要求に対して各バ
ッファ上で並行して応答するようにしたものである。
リ装置において、複数の媒体駆動装置に共有され、互い
に独立したアクセスが可能な複数のバッファを設け、個
々のファイルをファイル単位に個々のバッファに転送
し、複数のファイルに対するアクセス要求に対して各バ
ッファ上で並行して応答するようにしたものである。
【0014】また、本発明は、請求項2または3記載の
ライブラリ装置において、マルチファイル型記憶媒体内
の複数のファイルに対する上位装置からのアクセス要求
を適宜保留することにより、複数のアクセス要求が、当
該マルチファイル型記憶媒体内における複数のファイル
の物理的なアクセス順に一致するように最適化するもの
である。
ライブラリ装置において、マルチファイル型記憶媒体内
の複数のファイルに対する上位装置からのアクセス要求
を適宜保留することにより、複数のアクセス要求が、当
該マルチファイル型記憶媒体内における複数のファイル
の物理的なアクセス順に一致するように最適化するもの
である。
【0015】また、本発明は、請求項2,3または4記
載のライブラリ装置において、制御情報記憶手段に格納
された制御情報をマルチファイル型記憶媒体の一部に記
録するようにしたものである。
載のライブラリ装置において、制御情報記憶手段に格納
された制御情報をマルチファイル型記憶媒体の一部に記
録するようにしたものである。
【0016】また、本発明は、請求項2,3,4または
5記載のライブラリ装置において、マルチファイル型記
憶媒体としてヘリカルスキャン磁気テープまたは光ディ
スクを用いるものである。
5記載のライブラリ装置において、マルチファイル型記
憶媒体としてヘリカルスキャン磁気テープまたは光ディ
スクを用いるものである。
【0017】
【作用】上記した本発明のマルチファイル型記憶媒体の
アクセス方法によれば、同一のマルチファイル型記憶媒
体内の複数のファイルをファイル単位にバッファに転送
し、このバッファ上でアクセス要求に応答するので、デ
ッドロックを生じることなく、マルチファイル型記憶媒
体内の複数のファイルに対する同時アクセスを実現する
ことができる。
アクセス方法によれば、同一のマルチファイル型記憶媒
体内の複数のファイルをファイル単位にバッファに転送
し、このバッファ上でアクセス要求に応答するので、デ
ッドロックを生じることなく、マルチファイル型記憶媒
体内の複数のファイルに対する同時アクセスを実現する
ことができる。
【0018】また、本発明のライブラリ装置によれば、
個々のファイルを特定する認識記号とマルチファイル型
記憶媒体との対応関係を示す制御情報を用いることによ
り、上位装置から受領した通常の認識記号によって任意
のマルチファイル型記憶媒体内の任意のファイルにアク
セスすることができ、上位装置とのインターフェイスを
変更することなく、マルチファイル型記憶媒体の管理運
用を実現できる。
個々のファイルを特定する認識記号とマルチファイル型
記憶媒体との対応関係を示す制御情報を用いることによ
り、上位装置から受領した通常の認識記号によって任意
のマルチファイル型記憶媒体内の任意のファイルにアク
セスすることができ、上位装置とのインターフェイスを
変更することなく、マルチファイル型記憶媒体の管理運
用を実現できる。
【0019】また、本発明のライブラリ装置によれば、
媒体駆動装置によって共有される複数のバッファに、マ
ルチファイル型記憶媒体内の各ファイルをファイル単位
で転送することにより、当該バッファ上にて個々のファ
イルに対するアクセス要求に応答することができるの
で、デッドロックを生じることなく、マルチファイル型
記憶媒体内の複数のファイルに対する同時アクセスを実
現することが可能となる。
媒体駆動装置によって共有される複数のバッファに、マ
ルチファイル型記憶媒体内の各ファイルをファイル単位
で転送することにより、当該バッファ上にて個々のファ
イルに対するアクセス要求に応答することができるの
で、デッドロックを生じることなく、マルチファイル型
記憶媒体内の複数のファイルに対する同時アクセスを実
現することが可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例であるマルチファイ
ル型記憶媒体のアクセス方法およびライブラリ装置につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
ル型記憶媒体のアクセス方法およびライブラリ装置につ
いて、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】図1は本実施例のライブラリ装置の構成の
一例を示すブロック図であり、図2は、このライブラリ
装置におけるディレクトリの内容の一例を示す概念図、
図3は、マルチファイル型記憶媒体に退避されたディレ
クトリ内の制御情報の一例を示す概念図、図4および図
5は、本実施例の作用の一例を示す流れ図である。
一例を示すブロック図であり、図2は、このライブラリ
装置におけるディレクトリの内容の一例を示す概念図、
図3は、マルチファイル型記憶媒体に退避されたディレ
クトリ内の制御情報の一例を示す概念図、図4および図
5は、本実施例の作用の一例を示す流れ図である。
【0022】図1に示すように本実施例のライブラリ装
置は、上位装置1から発行されるコマンドに基づいて全
体の制御を行うライブラリ制御装置2と、マウントされ
たヘリカルスキャン磁気テープ8aの記録/再生動作を
行う複数の記録/再生装置6(6a〜6f)と、ヘリカ
ルスキャン磁気テープ8aを一巻毎に収納した図示しな
いカートリッジが格納される収納棚8と、この収納棚8
と記録/再生装置6a〜6fの間におけるヘリカルスキ
ャン磁気テープ8aの搬送および掛け替え動作を行うハ
ンドリング装置7(7a〜7b)と、記録/再生装置6
と上位装置1との間に介在し、両者間におけるデータ転
送の制御などを行う複数の記録/再生制御装置4(4a
〜4b)とを備えている。
置は、上位装置1から発行されるコマンドに基づいて全
体の制御を行うライブラリ制御装置2と、マウントされ
たヘリカルスキャン磁気テープ8aの記録/再生動作を
行う複数の記録/再生装置6(6a〜6f)と、ヘリカ
ルスキャン磁気テープ8aを一巻毎に収納した図示しな
いカートリッジが格納される収納棚8と、この収納棚8
と記録/再生装置6a〜6fの間におけるヘリカルスキ
ャン磁気テープ8aの搬送および掛け替え動作を行うハ
ンドリング装置7(7a〜7b)と、記録/再生装置6
と上位装置1との間に介在し、両者間におけるデータ転
送の制御などを行う複数の記録/再生制御装置4(4a
〜4b)とを備えている。
【0023】この場合、一巻のヘリカルスキャン磁気テ
ープ8aの記憶容量は、従来の磁気テープに比較して遙
に大きく、当該従来の磁気テープの容量を単位とする複
数のボリューム(ファイル)が一巻のヘリカルスキャン
磁気テープ8a内に纏めて格納される。
ープ8aの記憶容量は、従来の磁気テープに比較して遙
に大きく、当該従来の磁気テープの容量を単位とする複
数のボリューム(ファイル)が一巻のヘリカルスキャン
磁気テープ8a内に纏めて格納される。
【0024】この場合、記録/再生装置6と記録/再生
制御装置4との間には、たとえば半導体メモリからなる
複数のバッファ5(5a〜5f)が介設されている。個
々のバッファ5の容量は、ヘリカルスキャン磁気テープ
8a内における複数のボリューム(ファイル)の一つを
一括して格納可能な容量に設定されている。
制御装置4との間には、たとえば半導体メモリからなる
複数のバッファ5(5a〜5f)が介設されている。個
々のバッファ5の容量は、ヘリカルスキャン磁気テープ
8a内における複数のボリューム(ファイル)の一つを
一括して格納可能な容量に設定されている。
【0025】本実施例の場合、複数の記録/再生装置6
a〜6c(6d〜6f)は記録/再生制御装置4a(4
b)の配下で稼動し、バッファ5a〜5c(5d〜5
f)は、これらの記録/再生装置6a〜6c(6d〜6
f)に共有されているとともに、記録/再生制御装置4
a(4b)からバッファ5a〜5c(5d〜5f)の各
々に対しては独立にアクセスが可能となっており、上位
装置1からヘリカルスキャン磁気テープ8aへの情報の
書き込み/読み込み処理は、バッファ5を介して当該ヘ
リカルスキャン磁気テープ8a内の個々のボリューム
(ファイル)単位で行われる。
a〜6c(6d〜6f)は記録/再生制御装置4a(4
b)の配下で稼動し、バッファ5a〜5c(5d〜5
f)は、これらの記録/再生装置6a〜6c(6d〜6
f)に共有されているとともに、記録/再生制御装置4
a(4b)からバッファ5a〜5c(5d〜5f)の各
々に対しては独立にアクセスが可能となっており、上位
装置1からヘリカルスキャン磁気テープ8aへの情報の
書き込み/読み込み処理は、バッファ5を介して当該ヘ
リカルスキャン磁気テープ8a内の個々のボリューム
(ファイル)単位で行われる。
【0026】ライブラリ制御装置2は、ハンドリング装
置7により収納棚8にあるヘリカルスキャン磁気テープ
8aの移動と当該記録/再生装置6へのマウント/デマ
ウントを行い、記録/再生装置6によりテープへのアク
セスを行う。
置7により収納棚8にあるヘリカルスキャン磁気テープ
8aの移動と当該記録/再生装置6へのマウント/デマ
ウントを行い、記録/再生装置6によりテープへのアク
セスを行う。
【0027】この場合、図2に例示されるように、ライ
ブラリ制御装置2には、ライブラリ内に収納された個々
のヘリカルスキャン磁気テープ8aのカートリッジI
D、当該ヘリカルスキャン磁気テープ8a内に格納され
ている複数のボリューム(ファイル)に付与されている
VSN(Volume Serial Number)(認識記号)及び属性
などを記憶するディレクトリ3が設けられている。この
ディレクトリ3により、上位から、従来の一巻の磁気テ
ープの記憶容量に相当するサイズの個々のファイル(ボ
リューム)に付与されているVSNの指示により当該V
SNのファイルの入ったヘリカルスキャン磁気テープ8
aのカートリッジIDの特定および検索が可能になって
いる。
ブラリ制御装置2には、ライブラリ内に収納された個々
のヘリカルスキャン磁気テープ8aのカートリッジI
D、当該ヘリカルスキャン磁気テープ8a内に格納され
ている複数のボリューム(ファイル)に付与されている
VSN(Volume Serial Number)(認識記号)及び属性
などを記憶するディレクトリ3が設けられている。この
ディレクトリ3により、上位から、従来の一巻の磁気テ
ープの記憶容量に相当するサイズの個々のファイル(ボ
リューム)に付与されているVSNの指示により当該V
SNのファイルの入ったヘリカルスキャン磁気テープ8
aのカートリッジIDの特定および検索が可能になって
いる。
【0028】ライブラリ制御装置2は、ライブラリ装置
へのヘリカルスキャン磁気テープ8aの投入時、ヘリカ
ルスキャン磁気テープ8aを固定長で分割し、ヘリカル
スキャンではない従来の複数の磁気テープが存在してい
るように全エリアに指定されたVSNを割当てるように
イニシャライズを行い、ライブラリ制御装置2のディレ
クトリ3にカートリッジID、VSN、登録日、属性、
統計情報等のデータを作成する。
へのヘリカルスキャン磁気テープ8aの投入時、ヘリカ
ルスキャン磁気テープ8aを固定長で分割し、ヘリカル
スキャンではない従来の複数の磁気テープが存在してい
るように全エリアに指定されたVSNを割当てるように
イニシャライズを行い、ライブラリ制御装置2のディレ
クトリ3にカートリッジID、VSN、登録日、属性、
統計情報等のデータを作成する。
【0029】ヘリカルスキャン磁気テープ8a上への上
述のようなディレクトリ3内の情報の書き込みは、ライ
ブラリ装置へのカートリッジ投入時には行わず、実際に
カートリッジにアクセスを行った後のアンロード時に行
う。このヘリカルスキャン磁気テープ8a上に書かれた
情報は、ライブラリ制御装置2に付随したディレクトリ
3の障害時の復旧のためにコピーされるものであり、コ
ピーの作成/更新は、ヘリカルスキャン磁気テープ8a
のアンロードを契機に行う。
述のようなディレクトリ3内の情報の書き込みは、ライ
ブラリ装置へのカートリッジ投入時には行わず、実際に
カートリッジにアクセスを行った後のアンロード時に行
う。このヘリカルスキャン磁気テープ8a上に書かれた
情報は、ライブラリ制御装置2に付随したディレクトリ
3の障害時の復旧のためにコピーされるものであり、コ
ピーの作成/更新は、ヘリカルスキャン磁気テープ8a
のアンロードを契機に行う。
【0030】以下、本実施例の作用の一例について説明
する。
する。
【0031】上位装置1から特定VSNのアクセス要求
が発生したとき(ステップ100)、上位装置1は、ア
クセスを行う磁気テープ(ボリューム:ファイル)のV
SNと上位装置1に接続されている記録/再生装置6の
論理アドレスをライブラリ制御装置2に渡す(ステップ
101)。ライブラリ制御装置2は、ディレクトリ3の
中から当該VSNの格納されたヘリカルスキャン磁気テ
ープ8aの収納されている場所から一番近い記録/再生
装置6を算出する。
が発生したとき(ステップ100)、上位装置1は、ア
クセスを行う磁気テープ(ボリューム:ファイル)のV
SNと上位装置1に接続されている記録/再生装置6の
論理アドレスをライブラリ制御装置2に渡す(ステップ
101)。ライブラリ制御装置2は、ディレクトリ3の
中から当該VSNの格納されたヘリカルスキャン磁気テ
ープ8aの収納されている場所から一番近い記録/再生
装置6を算出する。
【0032】この後、当該VSNの格納されたカートリ
ッジIDのヘリカルスキャン磁気テープ8aの論理アド
レスと記録/再生装置6に接続されている使用可能なバ
ッファ5のアドレスを上位装置1に報告する。
ッジIDのヘリカルスキャン磁気テープ8aの論理アド
レスと記録/再生装置6に接続されている使用可能なバ
ッファ5のアドレスを上位装置1に報告する。
【0033】もしこの時、当該VSNのボリュームが格
納されたカートリッジIDの磁気テープがすでに記録/
再生装置6にマウントされていれば、当該カートリッジ
IDのヘリカルスキャン磁気テープ8aと記録/再生装
置6に接続された使用可能なバッファ5のアドレスを上
位装置1に報告する(ステップ102〜ステップ10
6)。
納されたカートリッジIDの磁気テープがすでに記録/
再生装置6にマウントされていれば、当該カートリッジ
IDのヘリカルスキャン磁気テープ8aと記録/再生装
置6に接続された使用可能なバッファ5のアドレスを上
位装置1に報告する(ステップ102〜ステップ10
6)。
【0034】上位装置1は、この論理アドレスとヘリカ
ルスキャン磁気テープ8aのバッファアドレスをパラメ
ータとした移動指示を発行することにより(ステップ1
07)、ライブラリ制御装置2は、ヘリカルスキャン磁
気テープ8aを指定されたバッファアドレスを持った記
録/再生装置6に対しマウント動作を行う。すでに指定
されたカートリッジIDのヘリカルスキャン磁気テープ
8aがある記録/再生装置6にマウントされていれば、
本移動指示はカートリッジの移動なしに即、正常終了す
る(ステップ108〜110)。
ルスキャン磁気テープ8aのバッファアドレスをパラメ
ータとした移動指示を発行することにより(ステップ1
07)、ライブラリ制御装置2は、ヘリカルスキャン磁
気テープ8aを指定されたバッファアドレスを持った記
録/再生装置6に対しマウント動作を行う。すでに指定
されたカートリッジIDのヘリカルスキャン磁気テープ
8aがある記録/再生装置6にマウントされていれば、
本移動指示はカートリッジの移動なしに即、正常終了す
る(ステップ108〜110)。
【0035】当該記録/再生装置6へのマウント指示が
完了すると、ライブラリ制御装置2から記録/再生制御
装置4へ当該ボリュームの先頭に位置付くように指示が
発行され(ステップ111)、位置付いたところで当該
バッファアドレスからReady状態を報告する(ステ
ップ112)。これにより、あたかも従来の磁気テープ
がマウントされたかのように上位装置1からのコマンド
等に対して、応答することが可能となる。
完了すると、ライブラリ制御装置2から記録/再生制御
装置4へ当該ボリュームの先頭に位置付くように指示が
発行され(ステップ111)、位置付いたところで当該
バッファアドレスからReady状態を報告する(ステ
ップ112)。これにより、あたかも従来の磁気テープ
がマウントされたかのように上位装置1からのコマンド
等に対して、応答することが可能となる。
【0036】上位装置1は当該カートリッジがマウント
されたことを認識すると、当該磁気テープに対するアク
セス指示を発行する。
されたことを認識すると、当該磁気テープに対するアク
セス指示を発行する。
【0037】たとえば、書き込み動作の場合、上位装置
からの書き込みデータは当該バッファ5に一度書き込ま
れ(ステップ114)、書き込まれたデータは、最適な
書き込みタイミングのスケジューリングを行い、当該ヘ
リカルスキャン磁気テープ8a上に書き込む。最適なタ
イミングのスケジューリングとは、読み込み処理でのテ
ープ先送り/巻き戻し途中にあるボリューム(ファイ
ル)に対する書き込みデータがある時、バッファ5内か
らヘリカルスキャン磁気テープ8a上に書き込みを行う
ようスケジューリングすることである。
からの書き込みデータは当該バッファ5に一度書き込ま
れ(ステップ114)、書き込まれたデータは、最適な
書き込みタイミングのスケジューリングを行い、当該ヘ
リカルスキャン磁気テープ8a上に書き込む。最適なタ
イミングのスケジューリングとは、読み込み処理でのテ
ープ先送り/巻き戻し途中にあるボリューム(ファイ
ル)に対する書き込みデータがある時、バッファ5内か
らヘリカルスキャン磁気テープ8a上に書き込みを行う
ようスケジューリングすることである。
【0038】当該ヘリカルスキャン磁気テープ8aの読
み込み動作指示の場合(ステップ115)、複数の読み
込み要求に応答して先送り/巻き戻し動作の順序性に合
わせて、読み込み順序を制御し、読み込み順序に反する
ボリュームをバッファ5に転送しておく。バッファ5に
ボリュームが転送されるまでの間、記録/再生制御装置
4は、コマンド再試行報告し、読み込み動作を待たせ
る。
み込み動作指示の場合(ステップ115)、複数の読み
込み要求に応答して先送り/巻き戻し動作の順序性に合
わせて、読み込み順序を制御し、読み込み順序に反する
ボリュームをバッファ5に転送しておく。バッファ5に
ボリュームが転送されるまでの間、記録/再生制御装置
4は、コマンド再試行報告し、読み込み動作を待たせ
る。
【0039】記録/再生制御装置4は、当該ボリューム
をバッファ5内に蓄積するデータ転送が完了した時点で
コマンド再試行指示を報告した上位装置1に対し動作完
了報告をする。上位装置1は、本報告を受領すると、コ
マンド再試行要求で受領されなかった読み込み指示を発
行し、これに呼応して記録/再生制御装置4はバッファ
5内にあるデータを転送する(ステップ116)。
をバッファ5内に蓄積するデータ転送が完了した時点で
コマンド再試行指示を報告した上位装置1に対し動作完
了報告をする。上位装置1は、本報告を受領すると、コ
マンド再試行要求で受領されなかった読み込み指示を発
行し、これに呼応して記録/再生制御装置4はバッファ
5内にあるデータを転送する(ステップ116)。
【0040】これらの読み込み/書き込み処理では、各
ボリューム(ファイル)を各バッファ5に転送し、各々
のバッファ5上にてアクセス要求に応答する。これによ
り、1巻のヘリカルスキャン磁気テープ8a内の、マウ
ント要求の出ている複数のボリューム(ファイル)に対
して同時にアクセス処理が発生しても、それらのアクセ
ス処理がデッドロックとなることが確実に回避される。
ボリューム(ファイル)を各バッファ5に転送し、各々
のバッファ5上にてアクセス要求に応答する。これによ
り、1巻のヘリカルスキャン磁気テープ8a内の、マウ
ント要求の出ている複数のボリューム(ファイル)に対
して同時にアクセス処理が発生しても、それらのアクセ
ス処理がデッドロックとなることが確実に回避される。
【0041】また、読み込み/書き込み処理をバッファ
5を介して行うことにより、一定の場所にヘッドが留ま
ることが無くなるため、ヘリカルスキャン磁気テープ8
aの摩耗量も少なくなり、ヘリカルスキャン磁気テープ
8aの信頼性が向上するという利点もある。
5を介して行うことにより、一定の場所にヘッドが留ま
ることが無くなるため、ヘリカルスキャン磁気テープ8
aの摩耗量も少なくなり、ヘリカルスキャン磁気テープ
8aの信頼性が向上するという利点もある。
【0042】また、ライブラリ制御装置2の下のディレ
クトリ3に媒体管理情報として当該ボリュームのマウン
ト回数、エラーレート、読み込み/書き込みブロック数
等の統計情報を持っているが、エラー回数、読み込み/
書き込みブロック数等の情報は記録/再生制御装置4と
ライブラリ制御装置2の装置間インタフェースを用いデ
ータ更新を行う。
クトリ3に媒体管理情報として当該ボリュームのマウン
ト回数、エラーレート、読み込み/書き込みブロック数
等の統計情報を持っているが、エラー回数、読み込み/
書き込みブロック数等の情報は記録/再生制御装置4と
ライブラリ制御装置2の装置間インタフェースを用いデ
ータ更新を行う。
【0043】本媒体管理情報は、ライブラリ制御装置2
下のディレクトリ3の障害等によるデータ破壊に備え、
図3に例示されるようにヘリカルスキャン磁気テープ8
a上にも書き込まれている。
下のディレクトリ3の障害等によるデータ破壊に備え、
図3に例示されるようにヘリカルスキャン磁気テープ8
a上にも書き込まれている。
【0044】本テープ上への書き込みは、ヘリカルスキ
ャン磁気テープ8aをデマウントするときに、ライブラ
リ制御装置2から記録/再生制御装置4経由で行う。
ャン磁気テープ8aをデマウントするときに、ライブラ
リ制御装置2から記録/再生制御装置4経由で行う。
【0045】実際のヘリカルスキャン磁気テープ8aの
デマウントが発生したとき(ステップ117)、当該ヘ
リカルスキャン磁気テープ8a内のすべてのボリューム
がマウント状態でないときのみに、ライブラリ制御装置
2の下のディレクトリ3内にある当該ヘ各ボリュームの
属性などの管理情報をヘリカルスキャン磁気テープ8a
上に書き込んだ後、当該ヘリカルスキャン磁気テープ8
aを収納棚8にもどす。もし、この時、同一のヘリカル
スキャン磁気テープ8aに属する他のマウント状態のボ
リューム(ファイル)が存在すればデマウント動作を行
わず、デマウント処理終了となる(ステップ118〜1
19)。
デマウントが発生したとき(ステップ117)、当該ヘ
リカルスキャン磁気テープ8a内のすべてのボリューム
がマウント状態でないときのみに、ライブラリ制御装置
2の下のディレクトリ3内にある当該ヘ各ボリュームの
属性などの管理情報をヘリカルスキャン磁気テープ8a
上に書き込んだ後、当該ヘリカルスキャン磁気テープ8
aを収納棚8にもどす。もし、この時、同一のヘリカル
スキャン磁気テープ8aに属する他のマウント状態のボ
リューム(ファイル)が存在すればデマウント動作を行
わず、デマウント処理終了となる(ステップ118〜1
19)。
【0046】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0047】たとえば、マルチファイル型記憶媒体とし
ては、ヘリカルスキャン磁気テープに限らず、光ディス
クなどの大容量記憶媒体であってもよい。
ては、ヘリカルスキャン磁気テープに限らず、光ディス
クなどの大容量記憶媒体であってもよい。
【0048】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
【0049】本発明のマルチファイル型記憶媒体のアク
セス方法によれば、デッドロックを生じることなく、マ
ルチファイル型記憶媒体内の複数のファイルに対する同
時アクセスを実現することができる、という効果が得ら
れる。
セス方法によれば、デッドロックを生じることなく、マ
ルチファイル型記憶媒体内の複数のファイルに対する同
時アクセスを実現することができる、という効果が得ら
れる。
【0050】また、本発明のライブラリ装置によれば一
巻のヘリカルスキャン磁気テープ等のマルチファイル型
記憶媒体を、上位装置に対して複数の通常の磁気テープ
等の単一ファイルに見せることができるため、上位装置
の制御プログラムやインターフェイスなどを変更するこ
となしにマルチファイル型記憶媒体の管理運用が可能と
なる、という効果が得られる。
巻のヘリカルスキャン磁気テープ等のマルチファイル型
記憶媒体を、上位装置に対して複数の通常の磁気テープ
等の単一ファイルに見せることができるため、上位装置
の制御プログラムやインターフェイスなどを変更するこ
となしにマルチファイル型記憶媒体の管理運用が可能と
なる、という効果が得られる。
【0051】また、同一マルチファイル型記憶媒体内の
複数の単一ファイルを独立にアクセス可能なバッファに
転送し、このバッファ上で各ファイルに対するアクセス
要求に応答するので、デッドロックを生じることなく、
複数のファイルに対して同時にアクセスすることができ
る、という効果が得られる。
複数の単一ファイルを独立にアクセス可能なバッファに
転送し、このバッファ上で各ファイルに対するアクセス
要求に応答するので、デッドロックを生じることなく、
複数のファイルに対して同時にアクセスすることができ
る、という効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例であるライブラリ装置の構成
の一例を示すブロック図である。
の一例を示すブロック図である。
【図2】このライブラリ装置におけるディレクトリの内
容の一例を示す概念図である。
容の一例を示す概念図である。
【図3】マルチファイル型記憶媒体に退避された制御情
報の一例を示す概念図である。
報の一例を示す概念図である。
【図4】本発明の一実施例であるマルチファイル型記憶
媒体のアクセス方法およびライブラリ装置の作用の一例
を示す流れ図である。
媒体のアクセス方法およびライブラリ装置の作用の一例
を示す流れ図である。
【図5】本発明の一実施例であるマルチファイル型記憶
媒体のアクセス方法およびライブラリ装置の作用の一例
を示す流れ図である。
媒体のアクセス方法およびライブラリ装置の作用の一例
を示す流れ図である。
1 上位装置 2 ライブラリ制御装置(制御手段) 3 ディレクトリ(制御情報記憶手段) 4(4a〜4b) 記録/再生制御装置 5(5a〜5f) バッファ 6(6a〜6f) 記録/再生装置(媒体駆動装置) 7(7a〜7b) ハンドリング装置 8 収納棚 8a ヘリカルスキャン磁気テープ(マルチファイル型
記憶媒体)
記憶媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 難波 龍雄 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 廣澤 直樹 神奈川県小田原市国府津2880番地 日立コ ンピュータ機器株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 複数のファイルを同一の記憶媒体内に格
納してなる可搬性のマルチファイル型記憶媒体のアクセ
ス方法であって、互いに独立してアクセス可能な複数の
バッファと前記記憶媒体との間で個々の前記ファイルを
ファイル単位に転送し、前記バッファ上にて個々の前記
ファイルに対するアクセス要求に応答することを特徴と
するマルチファイル型記憶媒体のアクセス方法。 - 【請求項2】 各々が独立した認識記号によって管理さ
れる複数のファイルを同一の記憶媒体内に格納してなる
可搬性のマルチファイル型記憶媒体と、このマルチファ
イル型記憶媒体を保管する収納棚と、前記マルチファイ
ル型記憶媒体に対する情報の記録/再生動作を行う媒体
駆動装置と、この媒体駆動装置と前記収納棚との間にお
ける前記マルチファイル型記憶媒体の搬送動作を行うハ
ンドリング装置と、前記認識記号と前記マルチファイル
型記憶媒体との対応関係を示す制御情報を記録した制御
情報記憶手段と、上位装置から受領した前記認識記号と
前記制御情報とに基づいて前記マルチファイル型記憶媒
体の前記媒体駆動装置に対するマウントおよびデマウン
トを行う制御手段とからなることを特徴とするライブラ
リ装置。 - 【請求項3】 複数の前記媒体駆動装置に共有され、互
いに独立したアクセスが可能な複数のバッファを備え、
個々の前記ファイルをファイル単位に個々の前記バッフ
ァに転送し、複数の前記ファイルに対するアクセス要求
に対して各バッファ上で並行して応答することを特徴と
する請求項2記載のライブラリ装置。 - 【請求項4】 前記マルチファイル型記憶媒体内の複数
の前記ファイルに対する上位装置からのアクセス要求を
適宜保留することにより、複数の前記アクセス要求が、
当該マルチファイル型記憶媒体内における複数の前記フ
ァイルの物理的なアクセス順に一致するように最適化す
ることを特徴とする請求項2または3記載のライブラリ
装置。 - 【請求項5】 前記制御情報記憶手段に格納された前記
制御情報を前記マルチファイル型記憶媒体の一部に記録
することを特徴とする請求項2,3または4記載のライ
ブラリ装置。 - 【請求項6】 前記マルチファイル型記憶媒体がヘリカ
ルスキャン磁気テープまたは光ディスクからなることを
特徴とする請求項2,3,4または5記載のライブラリ
装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4281407A JPH06131233A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | マルチファイル型記憶媒体のアクセス方法およびライブラリ装置 |
US08/137,979 US5689481A (en) | 1992-10-20 | 1993-10-19 | Method of accessing multifile storage medium and library system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4281407A JPH06131233A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | マルチファイル型記憶媒体のアクセス方法およびライブラリ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06131233A true JPH06131233A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17638724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4281407A Pending JPH06131233A (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | マルチファイル型記憶媒体のアクセス方法およびライブラリ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5689481A (ja) |
JP (1) | JPH06131233A (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090168624A1 (en) * | 1996-12-04 | 2009-07-02 | Marco Scibora | Apparatus and method for recording a custom compact disc at a retail premises |
WO1998025364A2 (en) * | 1996-12-04 | 1998-06-11 | Advanced Communication Design, Inc. | Multi-station audio distribution apparatus |
US6133908A (en) * | 1996-12-04 | 2000-10-17 | Advanced Communication Design, Inc. | Multi-station video/audio distribution apparatus |
JP3998289B2 (ja) * | 1997-02-14 | 2007-10-24 | 富士通株式会社 | ライブラリ装置を論理的に分割して制御するライブラリ制御装置および方法 |
US6658526B2 (en) | 1997-03-12 | 2003-12-02 | Storage Technology Corporation | Network attached virtual data storage subsystem |
US6243725B1 (en) | 1997-05-21 | 2001-06-05 | Premier International, Ltd. | List building system |
US6243328B1 (en) * | 1998-04-03 | 2001-06-05 | Sony Corporation | Modular media storage system and integrated player unit and method for accessing additional external information |
JP3017196B1 (ja) * | 1998-12-11 | 2000-03-06 | 米沢日本電気株式会社 | 磁気テープライブラリ装置および磁気テープドライブに対するアクセッサ位置決め制御方法 |
US6330621B1 (en) | 1999-01-15 | 2001-12-11 | Storage Technology Corporation | Intelligent data storage manager |
US6842841B1 (en) | 1999-09-21 | 2005-01-11 | Storage Technology Corporation | Method and system for dynamically selecting tape drives to connect with host computers |
WO2001052523A1 (en) | 2000-01-12 | 2001-07-19 | Advanced Communication Design, Inc. | Compression and remote storage apparatus for data, music and video |
JP4079244B2 (ja) * | 2001-03-30 | 2008-04-23 | 日立ソフトウエアエンジニアリング株式会社 | 追記型記憶媒体ボリュームの再編成処理方法 |
US7037291B2 (en) * | 2001-12-04 | 2006-05-02 | Advanced Cardiovascular Systems, Inc. | Catheter shaft junction having a polymeric reinforcing member with a high glass transition temperature |
US20030167211A1 (en) * | 2002-03-04 | 2003-09-04 | Marco Scibora | Method and apparatus for digitally marking media content |
US6772272B2 (en) * | 2002-04-25 | 2004-08-03 | International Business Machines Corporation | Apparatus and method for writing information to a designated information storage medium with an allocated data storage device using a specified information recording format |
JP2005122843A (ja) * | 2003-10-20 | 2005-05-12 | Fujitsu Ltd | ライブラリ装置に接続されたシステム間でのデータ移行方法およびライブラリ装置 |
US20110313569A1 (en) * | 2010-06-17 | 2011-12-22 | Teradyne, Inc. | Transferring Storage Devices within Storage Device Testing Systems |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02236612A (ja) * | 1989-03-10 | 1990-09-19 | Sony Corp | ディスク選択制御方法 |
US5121483A (en) * | 1990-05-21 | 1992-06-09 | International Business Machines Corporation | Virtual drives in an automated storage library |
US5357495A (en) * | 1992-07-02 | 1994-10-18 | Tandberg Data A/S | Stacker/autoloader system with intelligent media storage magazine control |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP4281407A patent/JPH06131233A/ja active Pending
-
1993
- 1993-10-19 US US08/137,979 patent/US5689481A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5689481A (en) | 1997-11-18 |
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