JPH06137726A - 自動車用空調装置の高低圧スイッチと溶栓の取付配置 - Google Patents
自動車用空調装置の高低圧スイッチと溶栓の取付配置Info
- Publication number
- JPH06137726A JPH06137726A JP12917891A JP12917891A JPH06137726A JP H06137726 A JPH06137726 A JP H06137726A JP 12917891 A JP12917891 A JP 12917891A JP 12917891 A JP12917891 A JP 12917891A JP H06137726 A JPH06137726 A JP H06137726A
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- JP
- Japan
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- condenser
- low pressure
- pressure switch
- compressor
- fusible plug
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車用空調装置の高低圧スイッチと溶栓の
過大圧力、過小圧力および過大温度の検出のレスポンス
および感度を向上させる。 【構成】 高低圧スイッチをコンプレッサとコンデンサ
の間に配置し、溶栓をコンデンサとレシーバドライヤの
間に配置する。
過大圧力、過小圧力および過大温度の検出のレスポンス
および感度を向上させる。 【構成】 高低圧スイッチをコンプレッサとコンデンサ
の間に配置し、溶栓をコンデンサとレシーバドライヤの
間に配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用空調装置の高
低圧スイッチと溶栓の取付配置に関する。
低圧スイッチと溶栓の取付配置に関する。
【0002】
【従来例】図1は従来技術による高低圧スイッチと溶栓
の取付配置を有する自動車用空調装置のブロックダイヤ
グラムである。
の取付配置を有する自動車用空調装置のブロックダイヤ
グラムである。
【0003】コンプレッサ1で圧縮された冷媒はコンデ
ンサ2、レシーバドライヤ3、高低圧スイッチ4、溶栓
5、膨張弁6を経てエバポレータ7に送られ、まわりか
ら熱を奪って、再びコンプレッサ1に戻る。
ンサ2、レシーバドライヤ3、高低圧スイッチ4、溶栓
5、膨張弁6を経てエバポレータ7に送られ、まわりか
ら熱を奪って、再びコンプレッサ1に戻る。
【0004】図2は高低圧スイッチの部分断面図であ
る。このスイッチは冷媒の圧力が所定の最大圧力(例え
ば2.65MPa)以上になった時、または所圧の最小
圧力(例えば0.20MPa)以下になった時にコンプ
レッサ1の運転を停止させることにより、システムを保
護する機能を有する。
る。このスイッチは冷媒の圧力が所定の最大圧力(例え
ば2.65MPa)以上になった時、または所圧の最小
圧力(例えば0.20MPa)以下になった時にコンプ
レッサ1の運転を停止させることにより、システムを保
護する機能を有する。
【0005】図3は溶栓の断面図である。この栓は、低
溶融ハンダで封止された部分5aを有し、冷媒の温度が
所定の最高温度以上になった時に、システム内の冷媒ガ
スを排出することによりシステムを保護する機能を有す
る。
溶融ハンダで封止された部分5aを有し、冷媒の温度が
所定の最高温度以上になった時に、システム内の冷媒ガ
スを排出することによりシステムを保護する機能を有す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では高低圧
スイッチ4と溶栓5が、レシーバドライヤ3と膨張弁6
の間に配置されていた。すなわちコンプレッサ1と高低
圧スイッチ4の間にコンデンサ2とレシーバドライヤ3
が存在する。したがって、高低圧スイッチで圧力上昇を
検知するまでのレンスポンス遅れが避けられず、特にコ
ンデンサ2に目づまりが起ると、検出感度が低下すると
いう問題点がある。
スイッチ4と溶栓5が、レシーバドライヤ3と膨張弁6
の間に配置されていた。すなわちコンプレッサ1と高低
圧スイッチ4の間にコンデンサ2とレシーバドライヤ3
が存在する。したがって、高低圧スイッチで圧力上昇を
検知するまでのレンスポンス遅れが避けられず、特にコ
ンデンサ2に目づまりが起ると、検出感度が低下すると
いう問題点がある。
【0007】システム内の温度はコンプレッサ1および
コンデンサ2の近くで最高であるにもかかわらず溶栓が
これらから遠い位置に配置されているので、温度検出に
もレスポンス遅れがあることと、検出感度が小さいとい
う問題点がある。
コンデンサ2の近くで最高であるにもかかわらず溶栓が
これらから遠い位置に配置されているので、温度検出に
もレスポンス遅れがあることと、検出感度が小さいとい
う問題点がある。
【0008】本発明は、これらの問題点を解消あるいは
軽減させることができる自動車用空調装置の高低圧スイ
ッチと溶栓の取付配置を提案することを課題とする。
軽減させることができる自動車用空調装置の高低圧スイ
ッチと溶栓の取付配置を提案することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題は、コンプレッ
サと、コンデンサと、レシーバードライヤと、膨張弁
と、エバポレータと、高低圧スイッチと、溶栓を備え、
コンプレッサと、コンデンサと、レシーバドライヤと、
膨張弁と、エバポレータと、上記コンプレッサがこの順
序で配置された閉回路を形成する自動車用空調装置の高
低圧スイッチと溶栓の取付配置において、高低圧スイッ
チがコンプレッサとコンデンサの間に配置され、溶栓が
コンデンサとレシーバドライヤの間に配置されているこ
とを特徴とする自動車用空調装置の高低圧スイッチと溶
栓の取付配置によって解決された。
サと、コンデンサと、レシーバードライヤと、膨張弁
と、エバポレータと、高低圧スイッチと、溶栓を備え、
コンプレッサと、コンデンサと、レシーバドライヤと、
膨張弁と、エバポレータと、上記コンプレッサがこの順
序で配置された閉回路を形成する自動車用空調装置の高
低圧スイッチと溶栓の取付配置において、高低圧スイッ
チがコンプレッサとコンデンサの間に配置され、溶栓が
コンデンサとレシーバドライヤの間に配置されているこ
とを特徴とする自動車用空調装置の高低圧スイッチと溶
栓の取付配置によって解決された。
【0010】
【作 用】コンプレッサとコンデンサの間に高低圧スイ
ッチが配置されているので、コンデンサの中の冷媒通路
が目詰りしても、高低圧スイッチが敏感に作動し、十分
にその機能を果す。また、コンデンサとレシーバドライ
ヤの間に溶栓が配置されているので、コンデンサで凝縮
熱交換により安定している冷媒の温度を検出することに
なり、動作が確実になる。
ッチが配置されているので、コンデンサの中の冷媒通路
が目詰りしても、高低圧スイッチが敏感に作動し、十分
にその機能を果す。また、コンデンサとレシーバドライ
ヤの間に溶栓が配置されているので、コンデンサで凝縮
熱交換により安定している冷媒の温度を検出することに
なり、動作が確実になる。
【0011】
【実施例】図4は本発明に係る自動車用空調装置の高低
圧スイッチと溶栓の取付配置を有する自動車用空調装置
の一例のブロックダイヤグラムである。図4の実施例は
図1の従来技術に対する改良であるので、対応する構成
部材については同一の参照番号を付することにより説明
を省略する。
圧スイッチと溶栓の取付配置を有する自動車用空調装置
の一例のブロックダイヤグラムである。図4の実施例は
図1の従来技術に対する改良であるので、対応する構成
部材については同一の参照番号を付することにより説明
を省略する。
【0012】この実施例においては、高低圧スイッチ4
は、コンデンサ2の入口ブロックに取付けられ、溶栓5
はコンデンサ2の出口ブロックに取付けられている。
は、コンデンサ2の入口ブロックに取付けられ、溶栓5
はコンデンサ2の出口ブロックに取付けられている。
【0013】図5はコンデンサ2の入口ブロックの部分
の断面図である。コンデンサの入口ブロック8の一側面
にコンプレッサ1からの配管9が差込まれ、配管9に対
して反対側の側面に高低圧スイッチ4が取付けられてい
る。そして第3の側面はコンデンサ2に接続されてい
る。なお配管はボルト10によって取付けられている。
の断面図である。コンデンサの入口ブロック8の一側面
にコンプレッサ1からの配管9が差込まれ、配管9に対
して反対側の側面に高低圧スイッチ4が取付けられてい
る。そして第3の側面はコンデンサ2に接続されてい
る。なお配管はボルト10によって取付けられている。
【0014】図6は、入口ブロック8に高低圧スイッチ
が取付けられ、出口ブロック11に溶栓が取付けられた
コンデンサ2の斜視図である。
が取付けられ、出口ブロック11に溶栓が取付けられた
コンデンサ2の斜視図である。
【0015】このようにコンデンサ2の入口ブロックと
出口ブロックに高低圧スイッチと溶栓を取付る実施形態
においては、高低圧スイッチおよび溶栓のための専用取
付ブロックが不要になるので、溶接箇所が減少する。し
たがって、冷媒漏れに対する信頼性が向上する。また、
これらの取付けのため必要な占有体積が減少するので、
自動車のレイアウト設計の自由度が大きくなる。
出口ブロックに高低圧スイッチと溶栓を取付る実施形態
においては、高低圧スイッチおよび溶栓のための専用取
付ブロックが不要になるので、溶接箇所が減少する。し
たがって、冷媒漏れに対する信頼性が向上する。また、
これらの取付けのため必要な占有体積が減少するので、
自動車のレイアウト設計の自由度が大きくなる。
【0016】
1)冷媒圧力の過大、過小に対するレスポンスおよび感
度が向上する。 2)冷媒温度の過大に対するレスポンスおよび感度が向
上する。 3)高低圧スイッチと溶栓をコンデンサの入口ブロック
と出口ブロックに取付ける場合は、取付けに必要な占有
体積を少くすることができる。
度が向上する。 2)冷媒温度の過大に対するレスポンスおよび感度が向
上する。 3)高低圧スイッチと溶栓をコンデンサの入口ブロック
と出口ブロックに取付ける場合は、取付けに必要な占有
体積を少くすることができる。
【図1】従来技術による高低圧スイッチと溶栓の取付配
置を有する自動車用空調装置のブロックダイヤグラムで
ある。
置を有する自動車用空調装置のブロックダイヤグラムで
ある。
【図2】高低圧スイッチの部分断面図である。
【図3】溶栓の断面図である。
【図4】本発明に係る自動車用空調装置の高低圧スイッ
チと溶栓の取付配置を有する自動車用空調装置の一例の
ブロックダイヤグラムである。
チと溶栓の取付配置を有する自動車用空調装置の一例の
ブロックダイヤグラムである。
【図5】コンデンサ2の入口ブロックの部分の断面図で
ある。
ある。
【図6】入口ブロック8に高低圧スイッチが取付けら
れ、出口ブロック11に溶栓が取付けられたコンデンサ
2の斜視図である。
れ、出口ブロック11に溶栓が取付けられたコンデンサ
2の斜視図である。
1 コンプレッサ 2 コンデンサ 3 レシーバドライヤ 4 高低圧スイッチ 5 溶栓 6 膨張弁 7 エバポレータ 8 コンデンサの入口ブロック 9 配管 10 ボルト 11 コンデンサの出口ブロック
Claims (2)
- 【請求項1】 コンプレッサと、コンデンサと、レシー
バードライヤと、膨張弁と、エバポレータと、高低圧ス
イッチと、溶栓を備え、コンプレッサと、コンデンサ
と、レシーバドライヤと、膨張弁と、エバポレータと、
上記コンプレッサがこの順序で配置された閉回路を形成
する自動車用空調装置の高低圧スイッチと溶栓の取付配
置において、高低圧スイッチがコンプレッサとコンデン
サの間に配置され、溶栓がコンデンサとレシーバドライ
ヤの間に配置されていることを特徴とする自動車用空調
装置の高低圧スイッチと溶栓の取付配置。 - 【請求項2】 高低圧スイッチがコンデンサ2の入口ブ
ロックに取付けられ、溶栓5がコンデンサ2の出口ブロ
ックに取付けられていることを特徴とする請求項1記載
の自動車用空調装置の高低圧スイッチと溶栓の取付配
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12917891A JPH06137726A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 自動車用空調装置の高低圧スイッチと溶栓の取付配置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12917891A JPH06137726A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 自動車用空調装置の高低圧スイッチと溶栓の取付配置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06137726A true JPH06137726A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=15003071
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12917891A Pending JPH06137726A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 自動車用空調装置の高低圧スイッチと溶栓の取付配置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06137726A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100688998B1 (ko) * | 2001-02-26 | 2007-03-08 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 비휘발성 반도체 메모리의 판독 동작 방법 및 비휘발성반도체 메모리 |
WO2007032275A1 (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-22 | Daikin Industries, Ltd. | 受液器ユニット |
JP2008151454A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和機 |
US7534052B2 (en) | 2003-04-30 | 2009-05-19 | Fujikura Ltd. | Optical transceiver and optical connector |
US7861545B2 (en) | 2006-06-14 | 2011-01-04 | Cnh America Llc | Air conditioning cut-out circuit |
JP2013119382A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Hyundai Motor Co Ltd | 車両用コンデンサ |
JP2013119373A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Hyundai Motor Co Ltd | 車両用コンデンサ |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP12917891A patent/JPH06137726A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100688998B1 (ko) * | 2001-02-26 | 2007-03-08 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 비휘발성 반도체 메모리의 판독 동작 방법 및 비휘발성반도체 메모리 |
US7534052B2 (en) | 2003-04-30 | 2009-05-19 | Fujikura Ltd. | Optical transceiver and optical connector |
US7918610B2 (en) | 2003-04-30 | 2011-04-05 | Fujikura Ltd. | Optical transceiver and optical connector |
WO2007032275A1 (ja) * | 2005-09-13 | 2007-03-22 | Daikin Industries, Ltd. | 受液器ユニット |
US7861545B2 (en) | 2006-06-14 | 2011-01-04 | Cnh America Llc | Air conditioning cut-out circuit |
JP2008151454A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和機 |
JP2013119373A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Hyundai Motor Co Ltd | 車両用コンデンサ |
JP2013119382A (ja) * | 2011-12-08 | 2013-06-17 | Hyundai Motor Co Ltd | 車両用コンデンサ |
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