JPH06135813A - 歯科用充填材組成物 - Google Patents
歯科用充填材組成物Info
- Publication number
- JPH06135813A JPH06135813A JP4282891A JP28289192A JPH06135813A JP H06135813 A JPH06135813 A JP H06135813A JP 4282891 A JP4282891 A JP 4282891A JP 28289192 A JP28289192 A JP 28289192A JP H06135813 A JPH06135813 A JP H06135813A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ガッタパーチャなどの（Ａ）熱可塑性弾性樹
脂１０〜９０重量部、酸化亜鉛や硫酸バリウムなどの
（Ｂ）充填材１０〜９０重量部、及びポリアクリル酸ソ
ーダなどの（Ｃ）高吸水性樹脂０．１〜１０重量部［但
し、（Ａ）＋（Ｂ）は１００重量部であり、（Ｃ）は
（Ａ）＋（Ｂ）の合計量１００重量部当たりの量を示
す］を含有してなることを特徴とする歯科用充填材組成
物。 【効果】 本願発明により得られた歯科用充填材組成物
は、根管充填材として使用した場合、充填後に根管内で
適度な吸水膨張を起こし根管壁面に密着するので、たと
え複雑な形態の根管においてでも、優れた封鎖性を発現
する。そのため根管内および根尖歯周組織の感染の問題
が起こりにくい。
脂１０〜９０重量部、酸化亜鉛や硫酸バリウムなどの
（Ｂ）充填材１０〜９０重量部、及びポリアクリル酸ソ
ーダなどの（Ｃ）高吸水性樹脂０．１〜１０重量部［但
し、（Ａ）＋（Ｂ）は１００重量部であり、（Ｃ）は
（Ａ）＋（Ｂ）の合計量１００重量部当たりの量を示
す］を含有してなることを特徴とする歯科用充填材組成
物。 【効果】 本願発明により得られた歯科用充填材組成物
は、根管充填材として使用した場合、充填後に根管内で
適度な吸水膨張を起こし根管壁面に密着するので、たと
え複雑な形態の根管においてでも、優れた封鎖性を発現
する。そのため根管内および根尖歯周組織の感染の問題
が起こりにくい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は歯科用充填材組成物に関
するものである。詳しくは、充填後に根管や窩洞等の内
部で膨張することにより優れた封鎖性を発現する、歯科
用充填材組成物に関するものである。
するものである。詳しくは、充填後に根管や窩洞等の内
部で膨張することにより優れた封鎖性を発現する、歯科
用充填材組成物に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】根管充填材とは、根管治療において、根
管清掃、形成された根管空洞を封鎖して根管から歯周組
織への感染路を遮断するための材料である。従って、根
管充填材に求められる所要性質は、複雑な形態によく適
合し、緊密な封鎖性を発現することである。従来の代表
的な根管充填材料は、ガッタパーチャポイントである。
これは主にガッタパーチャと酸化亜鉛からなる円錐状の
ゴム質の材料である。これを根管に複数本挿入し、それ
以上挿入できなくなるほど緊密に充填した後、根管の外
にはみ出ている部分を熱した器具で切断、圧接し、その
上からセメント等で押さえて封鎖する方法（側方加圧充
填法）が、最も一般的に行われている。しかしながら一
般に根管の形状は複雑であり、ガッタパーチャポイント
と根管壁との間に間隙が生じる可能性が高く、十分な封
鎖性は期待できない。そのような欠点を改善する方法と
して、歯科用セメント（糊剤）のようなペースト状のも
のとガッタパーチャポイントとの組み合わせで使用する
方法もあるが、セメントとガッタパーチャポイントとの
馴染みが悪い等の問題があり、十分な封鎖性が得られて
いないのが現状である。
管清掃、形成された根管空洞を封鎖して根管から歯周組
織への感染路を遮断するための材料である。従って、根
管充填材に求められる所要性質は、複雑な形態によく適
合し、緊密な封鎖性を発現することである。従来の代表
的な根管充填材料は、ガッタパーチャポイントである。
これは主にガッタパーチャと酸化亜鉛からなる円錐状の
ゴム質の材料である。これを根管に複数本挿入し、それ
以上挿入できなくなるほど緊密に充填した後、根管の外
にはみ出ている部分を熱した器具で切断、圧接し、その
上からセメント等で押さえて封鎖する方法（側方加圧充
填法）が、最も一般的に行われている。しかしながら一
般に根管の形状は複雑であり、ガッタパーチャポイント
と根管壁との間に間隙が生じる可能性が高く、十分な封
鎖性は期待できない。そのような欠点を改善する方法と
して、歯科用セメント（糊剤）のようなペースト状のも
のとガッタパーチャポイントとの組み合わせで使用する
方法もあるが、セメントとガッタパーチャポイントとの
馴染みが悪い等の問題があり、十分な封鎖性が得られて
いないのが現状である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者らは、根管
等に対する封鎖性が単独で優れる充填材組成物を開発す
べく、鋭意研究を重ねた。
等に対する封鎖性が単独で優れる充填材組成物を開発す
べく、鋭意研究を重ねた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】その結果、高吸水性樹脂
を適当な割合で配合してなる組成物が、好ましい性質を
有することを見いだし、本願発明を開発するに至った。
を適当な割合で配合してなる組成物が、好ましい性質を
有することを見いだし、本願発明を開発するに至った。
【０００５】即ち、本願発明は、（Ａ）熱可塑性弾性樹
脂１０〜９０重量部、（Ｂ）充填材１０〜９０重量部、
及び（Ｃ）高吸水性樹脂０．１〜１０重量部［但し、
（Ａ）＋（Ｂ）は１００重量部であり、（Ｃ）は（Ａ）
＋（Ｂ）の合計量１００重量部当たりの量を示す］を含
有してなることを特徴とする歯科用充填材組成物であ
る。
脂１０〜９０重量部、（Ｂ）充填材１０〜９０重量部、
及び（Ｃ）高吸水性樹脂０．１〜１０重量部［但し、
（Ａ）＋（Ｂ）は１００重量部であり、（Ｃ）は（Ａ）
＋（Ｂ）の合計量１００重量部当たりの量を示す］を含
有してなることを特徴とする歯科用充填材組成物であ
る。
【０００６】本願発明に使用される熱可塑性弾性樹脂
は、常温では弾性を有しており、比較的低温で軟化する
ものであれば、特に限定されない。代表的なものを具体
的に示せば、ガッタパーチャ、ポリイソプレン、スチレ
ン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラ
ストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエス
テル系熱可塑性エラストマー、１，２−ポリブタジエン
系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。
は、常温では弾性を有しており、比較的低温で軟化する
ものであれば、特に限定されない。代表的なものを具体
的に示せば、ガッタパーチャ、ポリイソプレン、スチレ
ン系熱可塑性エラストマー、オレフィン系熱可塑性エラ
ストマー、ウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエス
テル系熱可塑性エラストマー、１，２−ポリブタジエン
系熱可塑性エラストマー等が挙げられる。
【０００７】該熱可塑性弾性樹脂の適当な配合量は、１
０〜９０重量部である。１０重量部より少ない場合は、
組成物が常温で弾性を示さず、その結果高吸水性樹脂の
吸水膨張効果が発現されにくくなる。また、９０重量部
を越える場合は、組成物の強度が不十分となるため、充
填操作が困難となる。
０〜９０重量部である。１０重量部より少ない場合は、
組成物が常温で弾性を示さず、その結果高吸水性樹脂の
吸水膨張効果が発現されにくくなる。また、９０重量部
を越える場合は、組成物の強度が不十分となるため、充
填操作が困難となる。
【０００８】なお、上記配合量は、熱可塑性弾性樹脂と
後述する充填材との合計量が１００重量部となるように
配合した時の量である。充填材の配合量も同様である。
後述する充填材との合計量が１００重量部となるように
配合した時の量である。充填材の配合量も同様である。
【０００９】本願発明に使用される充填材は、無機物粉
体、有機物粉体、有機無機複合物粉体など何ら制限され
ず、またそれらを組み合わせて混合したものでも良い。
代表的ものを具体的に示せば、酸化亜鉛、粉砕石英、湿
式シリカ、乾式シリカ、カーボンブラック、ケイソウ
土、ガラス繊維、アルミナ、マグネシア、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、粉砕ポリマー、粉末ポリマーな
どが挙げられる。ただし、根管充填材として使用する場
合は、臨床上、根管充填材にはＸ線造影性がなければな
らないので、充填材の中の少なくとも１種は重金属化合
物であることが好ましい。その代表的なものを具体的に
示せば、リチウム、バリウム、ストロンチウム、ジルコ
ニウム等の酸化物や塩等が挙げられる。
体、有機物粉体、有機無機複合物粉体など何ら制限され
ず、またそれらを組み合わせて混合したものでも良い。
代表的ものを具体的に示せば、酸化亜鉛、粉砕石英、湿
式シリカ、乾式シリカ、カーボンブラック、ケイソウ
土、ガラス繊維、アルミナ、マグネシア、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、粉砕ポリマー、粉末ポリマーな
どが挙げられる。ただし、根管充填材として使用する場
合は、臨床上、根管充填材にはＸ線造影性がなければな
らないので、充填材の中の少なくとも１種は重金属化合
物であることが好ましい。その代表的なものを具体的に
示せば、リチウム、バリウム、ストロンチウム、ジルコ
ニウム等の酸化物や塩等が挙げられる。
【００１０】該充填材の配合量は１０〜９０重量部が適
当である。１０重量部未満の場合、組成物の強度は不十
分となり、充填操作が困難となる。また９０重量部を越
える場合は、組成物が弾性の乏しいものとなるため、高
吸水性樹脂の吸水膨張効果が十分に発現されない。
当である。１０重量部未満の場合、組成物の強度は不十
分となり、充填操作が困難となる。また９０重量部を越
える場合は、組成物が弾性の乏しいものとなるため、高
吸水性樹脂の吸水膨張効果が十分に発現されない。
【００１１】本願発明に使用される高吸水性樹脂は、本
来水溶性である電解質ポリマーの鎖同士をゆるく橋かけ
したもので、その網目の中に自重の数十倍から数千倍以
上の水分を保持することができるものである。
来水溶性である電解質ポリマーの鎖同士をゆるく橋かけ
したもので、その網目の中に自重の数十倍から数千倍以
上の水分を保持することができるものである。
【００１２】該高吸水性樹脂の代表的なものを具体的に
示せば、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸・ビニルア
ルコール共重合体、酢酸ビニル・アクリル酸エステル共
重合体鹸化物、ポリビニルアルコール・無水マレイン酸
反応物、イソブチレン・マレイン酸共重合物架橋体、ポ
リアクリロニトリル系鹸化物、澱粉・アクリロニトリル
グラフト共重合体鹸化物、カルボキシメチルセルロース
架橋物などが挙げられる。これらの高吸水性樹脂はジェ
ットミルなどの公知の方法で粉砕し、粒径数百μｍ〜
０．１μｍの粉体にしたものが好適に使用できる。特に
充填材組成物をできるだけ均一に膨張させるためには、
より粒径の小さい２０μｍ以下のものが好ましい。
示せば、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸・ビニルア
ルコール共重合体、酢酸ビニル・アクリル酸エステル共
重合体鹸化物、ポリビニルアルコール・無水マレイン酸
反応物、イソブチレン・マレイン酸共重合物架橋体、ポ
リアクリロニトリル系鹸化物、澱粉・アクリロニトリル
グラフト共重合体鹸化物、カルボキシメチルセルロース
架橋物などが挙げられる。これらの高吸水性樹脂はジェ
ットミルなどの公知の方法で粉砕し、粒径数百μｍ〜
０．１μｍの粉体にしたものが好適に使用できる。特に
充填材組成物をできるだけ均一に膨張させるためには、
より粒径の小さい２０μｍ以下のものが好ましい。
【００１３】該高吸水性樹脂を配合してなる歯科用充填
材組成物は、例えば、根管内に充填された後、組織液を
吸収して適度に膨張し、根管壁面に密着し、優れた封鎖
性を発現する。
材組成物は、例えば、根管内に充填された後、組織液を
吸収して適度に膨張し、根管壁面に密着し、優れた封鎖
性を発現する。
【００１４】この高吸水性樹脂の配合量は、前記熱可塑
性弾性樹脂と充填材の合計量１００重量部当たり０．１
〜１０重量部が好適である。０．１重量部より少ない場
合は、吸水膨張量が少ないため良好な封鎖性を発現でき
ない。また１０重量部より多い場合は、吸水膨張量が多
すぎて、周辺の組織、例えば根尖歯周組織に圧迫感を与
える可能性があり、好ましくない。
性弾性樹脂と充填材の合計量１００重量部当たり０．１
〜１０重量部が好適である。０．１重量部より少ない場
合は、吸水膨張量が少ないため良好な封鎖性を発現でき
ない。また１０重量部より多い場合は、吸水膨張量が多
すぎて、周辺の組織、例えば根尖歯周組織に圧迫感を与
える可能性があり、好ましくない。
【００１５】本願発明の歯科用充填材組成物において
は、その物性を著しく低下しない範囲で更に他の添加剤
を添加してもよい。かかる添加剤としては、パラフィン
ワックス、可塑剤、顔料、酸化防止剤、抗菌剤、界面活
性剤等が挙げられる。
は、その物性を著しく低下しない範囲で更に他の添加剤
を添加してもよい。かかる添加剤としては、パラフィン
ワックス、可塑剤、顔料、酸化防止剤、抗菌剤、界面活
性剤等が挙げられる。
【００１６】本願発明の歯科用充填材組成物の調製方法
は、既知の歯科用充填材組成物の調製方法となんら変わ
ることはない。即ち、熱可塑性弾性樹脂、充填材、高吸
水性樹脂及び必要に応じて添加剤等を適量計量し、加温
しつつニーダー等の一般的な混練機によって均一になる
まで混練し、円錐状に成型することにより、常温で弾性
を有する組成物を得ることができる。
は、既知の歯科用充填材組成物の調製方法となんら変わ
ることはない。即ち、熱可塑性弾性樹脂、充填材、高吸
水性樹脂及び必要に応じて添加剤等を適量計量し、加温
しつつニーダー等の一般的な混練機によって均一になる
まで混練し、円錐状に成型することにより、常温で弾性
を有する組成物を得ることができる。
【００１７】本願発明の歯科用充填材組成物の使用方法
は、通常の根管充填材ガッタパーチャポイント等と同様
である。即ち、根管治療においては、清掃し、形成され
た根管空洞に、円錐状の該組成物を複数本挿入し、それ
以上挿入できなくなるほど緊密に充填した後、根管の外
にはみ出ている部分を熱した器具で切断、圧接し、その
上からセメント等で押さえて封鎖する。
は、通常の根管充填材ガッタパーチャポイント等と同様
である。即ち、根管治療においては、清掃し、形成され
た根管空洞に、円錐状の該組成物を複数本挿入し、それ
以上挿入できなくなるほど緊密に充填した後、根管の外
にはみ出ている部分を熱した器具で切断、圧接し、その
上からセメント等で押さえて封鎖する。
【００１８】
【発明の効果】本願発明により得られた歯科用充填材組
成物は、根管充填材として使用した場合、充填後に根管
内で適度な吸水膨張を起こし根管壁面に密着するので、
たとえ複雑な形態の根管においてでも、優れた封鎖性を
発現する。そのため根管内および根尖歯周組織の感染の
問題が起こりにくい。更に本発明の歯科用充填材組成物
は、根管充填材としてのみならず歯牙窩洞の充填材とし
ても有用である。
成物は、根管充填材として使用した場合、充填後に根管
内で適度な吸水膨張を起こし根管壁面に密着するので、
たとえ複雑な形態の根管においてでも、優れた封鎖性を
発現する。そのため根管内および根尖歯周組織の感染の
問題が起こりにくい。更に本発明の歯科用充填材組成物
は、根管充填材としてのみならず歯牙窩洞の充填材とし
ても有用である。
【００１９】
【実施例】本願発明を更に具体的に説明するため実施例
を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
を示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【００２０】以下の実施例及び比較例に使用する高吸水
性樹脂及びその粉体の粒子径を表１に示す。
性樹脂及びその粉体の粒子径を表１に示す。
【００２１】
【表１】
【００２２】また、以下の実施例の中で使用するウレタ
ン系熱可塑性エラストマーとは、アジピン酸エステルポ
リオールにポリイソシアネートを付加重合したものであ
る。なお、実施例、比較例において、歯科用充填材組成
物の密封性の評価は下記の方法によって行い、同一試料
について３回実施してその結果の平均を記録した。封鎖
性試験方法抜去した新鮮牛歯の根管を清掃、形成し、試
料を前述の側方加圧充填法に従って充填する。ただし充
填材の上部はセメント等では封鎖しない。これを３７℃
の水中に２４時間浸漬する。その後、濃度０．１％のフ
クシン水溶液中において、４℃と６０℃の熱サイクルを
６００往復行う。熱サイクル終了後、牛歯を縦方向に切
断し、色素の侵入状態を肉眼により観察する。評価は以
下の３段階とする。 Ａ…根管への色素の侵入がまったく認められない。
ン系熱可塑性エラストマーとは、アジピン酸エステルポ
リオールにポリイソシアネートを付加重合したものであ
る。なお、実施例、比較例において、歯科用充填材組成
物の密封性の評価は下記の方法によって行い、同一試料
について３回実施してその結果の平均を記録した。封鎖
性試験方法抜去した新鮮牛歯の根管を清掃、形成し、試
料を前述の側方加圧充填法に従って充填する。ただし充
填材の上部はセメント等では封鎖しない。これを３７℃
の水中に２４時間浸漬する。その後、濃度０．１％のフ
クシン水溶液中において、４℃と６０℃の熱サイクルを
６００往復行う。熱サイクル終了後、牛歯を縦方向に切
断し、色素の侵入状態を肉眼により観察する。評価は以
下の３段階とする。 Ａ…根管への色素の侵入がまったく認められない。
【００２３】Ｂ…根管上部まで色素の侵入が認められ
る。
る。
【００２４】Ｃ…根管中央部まで色素の侵入が認められ
る。
る。
【００２５】Ｄ…根尖部に近い部分まで色素の侵入が認
められる。
められる。
【００２６】Ｅ…根尖部まで色素が侵入している。
【００２７】この試験を行った結果、評価がＡであった
ものを、根管に対する封鎖性が良好であると判断する。
ものを、根管に対する封鎖性が良好であると判断する。
【００２８】実施例１〜８，比較例１，２ 表２に示した組成で各原料を計り取り、８０℃に加温し
たニーダーによって混練し、組成物を作製した。組成物
は一般のガッタパーチャポイントと同様の円錐型に成型
し、封鎖性試験を行った。結果を表２に合わせて示す。
たニーダーによって混練し、組成物を作製した。組成物
は一般のガッタパーチャポイントと同様の円錐型に成型
し、封鎖性試験を行った。結果を表２に合わせて示す。
【００２９】
【表２】
Claims (1)
- 【請求項１】 （Ａ）熱可塑性弾性樹脂１０〜９０重量
部、（Ｂ）充填材１０〜９０重量部、及び（Ｃ）高吸水
性樹脂０．１〜１０重量部［但し、（Ａ）＋（Ｂ）は１
００重量部であり、（Ｃ）は（Ａ）＋（Ｂ）の合計量１
００重量部当たりの量を示す］を含有してなることを特
徴とする歯科用充填材組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282891A JPH06135813A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 歯科用充填材組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282891A JPH06135813A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 歯科用充填材組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06135813A true JPH06135813A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17658442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4282891A Pending JPH06135813A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 歯科用充填材組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06135813A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020035727A (ko) * | 2000-11-08 | 2002-05-15 | 오석송 | 근관 와동용 수경성 임시 충전제의 제조 방법 |
| JP2017145196A (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 株式会社松風 | 根管充填用シーラー組成物 |
| JP2017145195A (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 株式会社松風 | ２ペースト型根管充填用シーラー組成物 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP4282891A patent/JPH06135813A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020035727A (ko) * | 2000-11-08 | 2002-05-15 | 오석송 | 근관 와동용 수경성 임시 충전제의 제조 방법 |
| JP2017145196A (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 株式会社松風 | 根管充填用シーラー組成物 |
| JP2017145195A (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 株式会社松風 | ２ペースト型根管充填用シーラー組成物 |
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Legal Events
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