JPH06123203A - タービン発電制御装置 - Google Patents
タービン発電制御装置Info
- Publication number
- JPH06123203A JPH06123203A JP27066092A JP27066092A JPH06123203A JP H06123203 A JPH06123203 A JP H06123203A JP 27066092 A JP27066092 A JP 27066092A JP 27066092 A JP27066092 A JP 27066092A JP H06123203 A JPH06123203 A JP H06123203A
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- steam
- main
- pressure
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- Control Of Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明は、バイパス配管に配管接続され大き
な蒸気流量を計測する主バイパス流量計と、この主バイ
パス流量計と直列に配管接続され大きな蒸気流量を調節
する主バイパス調節計と、主バイパス流量計と並列に配
管接続され小さな蒸気流量を計測する補バイパス流量計
と、この補バイパス流量計と直列に配管接続され小さな
蒸気流量を調節する補バイパス調節弁と、圧力調節器か
らの圧力調整信号および主バイパス流量計からの主バイ
パス流量信号によって主バイパス調節弁に主バイパス調
節弁開度信号を出力する主バイパス流量調節計と、圧力
調整信号および補バイパス流量計からの補バイパス流量
信号によって補バイパス調節弁に補バイパス調節弁開度
信号を出力する補バイパス流量調節計と、を具備してな
るタービン発電制御装置である。 【効果】 本発明により、タービン発電制御の精度を向
上させることが可能である。
な蒸気流量を計測する主バイパス流量計と、この主バイ
パス流量計と直列に配管接続され大きな蒸気流量を調節
する主バイパス調節計と、主バイパス流量計と並列に配
管接続され小さな蒸気流量を計測する補バイパス流量計
と、この補バイパス流量計と直列に配管接続され小さな
蒸気流量を調節する補バイパス調節弁と、圧力調節器か
らの圧力調整信号および主バイパス流量計からの主バイ
パス流量信号によって主バイパス調節弁に主バイパス調
節弁開度信号を出力する主バイパス流量調節計と、圧力
調整信号および補バイパス流量計からの補バイパス流量
信号によって補バイパス調節弁に補バイパス調節弁開度
信号を出力する補バイパス流量調節計と、を具備してな
るタービン発電制御装置である。 【効果】 本発明により、タービン発電制御の精度を向
上させることが可能である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラ設備を有するタ
ービン発電制御装置に関する。
ービン発電制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ボイラより発生した蒸気は蒸気だ
めを介して蒸気タービンと、バイパスライン経由で減温
減圧装置とに送られ復水装置で復水される。そして、蒸
気だめ圧力設定値になるよう、圧力検出器より得られた
蒸気だめ圧力及びガバナと、タービンバイパス調節弁に
よってコントロールされる圧力調節計で構成される。そ
して、発電中は、蒸気は可能発電量のラインぎりぎりで
発電のため有効利用され、ラインオーバ時には余剰蒸気
としてバイパスライン経由で復水されている。
めを介して蒸気タービンと、バイパスライン経由で減温
減圧装置とに送られ復水装置で復水される。そして、蒸
気だめ圧力設定値になるよう、圧力検出器より得られた
蒸気だめ圧力及びガバナと、タービンバイパス調節弁に
よってコントロールされる圧力調節計で構成される。そ
して、発電中は、蒸気は可能発電量のラインぎりぎりで
発電のため有効利用され、ラインオーバ時には余剰蒸気
としてバイパスライン経由で復水されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】可能発電量ライン限度
で、超過することなく、蒸気により発電することが必要
である。そのためには、発電中/全バイパス状態にかか
わらず、バイパス流量を高精度に計測してかつ流量調節
することが必要となる。
で、超過することなく、蒸気により発電することが必要
である。そのためには、発電中/全バイパス状態にかか
わらず、バイパス流量を高精度に計測してかつ流量調節
することが必要となる。
【0004】本発明の目的は、バイパス流量を高精度に
計測しかつ流量調節することによって可能発電量ライン
ぎりぎりで発電させるタービン発電制御装置を提供する
ものである。
計測しかつ流量調節することによって可能発電量ライン
ぎりぎりで発電させるタービン発電制御装置を提供する
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、蒸気溜めから
蒸気タービンに主蒸気を供給する蒸気主配管と、この蒸
気主配管の系統に設けられて蒸気タービンの入口に供給
される主蒸気の流量を計測する入口流量検出器と、この
入口流量検出器と直列に配管接続されて蒸気タービンに
供給される主蒸気流量を調節するガバナと、入口流量検
出器およびガバナおよび蒸気タービンからなる主直列機
器回路と、蒸気主配管から分岐して設けられ迂回回路を
構成するバイパス配管と、このバイパス配管に配管接続
され大きな蒸気流量を計測する主バイパス流量計と、こ
の主バイパス流量計と直列に配管接続され大きな蒸気流
量を調節する主バイパス調節計と、主バイパス流量計と
並列に配管接続され小さな蒸気流量を計測する補バイパ
ス流量計と、この補バイパス流量計と直列に配管接続さ
れ小さな蒸気流量を調節する補バイパス調節弁と、この
補バイパス調節弁と補バイパス流量計からなる補直列回
路および主バイパス調節弁と主バイパス流量計からなる
主直列回路が互いに並列に接続されたバイパス並列機器
回路と、このバイパス並列機器回路と直列に配管接続さ
れバイパス蒸気の温度および圧力を低下させる減温減圧
装置と、蒸気溜めの圧力を検出する圧力検出器と、この
圧力検出器からの圧力信号および入口流量検出器からの
入口流量信号によってガバナにガバナ開度信号を出力す
る圧力調節器と、この圧力調節器からの圧力調整信号お
よび主バイパス流量計からの主バイパス流量信号によっ
て主バイパス調節弁に主バイパス調節弁開度信号を出力
する主バイパス流量調節計と、圧力調整信号および補バ
イパス流量計からの補バイパス流量信号によって補バイ
パス調節弁に補バイパス調節弁開度信号を出力する補バ
イパス流量調節計と、を具備してなるタービン発電制御
装置である。
蒸気タービンに主蒸気を供給する蒸気主配管と、この蒸
気主配管の系統に設けられて蒸気タービンの入口に供給
される主蒸気の流量を計測する入口流量検出器と、この
入口流量検出器と直列に配管接続されて蒸気タービンに
供給される主蒸気流量を調節するガバナと、入口流量検
出器およびガバナおよび蒸気タービンからなる主直列機
器回路と、蒸気主配管から分岐して設けられ迂回回路を
構成するバイパス配管と、このバイパス配管に配管接続
され大きな蒸気流量を計測する主バイパス流量計と、こ
の主バイパス流量計と直列に配管接続され大きな蒸気流
量を調節する主バイパス調節計と、主バイパス流量計と
並列に配管接続され小さな蒸気流量を計測する補バイパ
ス流量計と、この補バイパス流量計と直列に配管接続さ
れ小さな蒸気流量を調節する補バイパス調節弁と、この
補バイパス調節弁と補バイパス流量計からなる補直列回
路および主バイパス調節弁と主バイパス流量計からなる
主直列回路が互いに並列に接続されたバイパス並列機器
回路と、このバイパス並列機器回路と直列に配管接続さ
れバイパス蒸気の温度および圧力を低下させる減温減圧
装置と、蒸気溜めの圧力を検出する圧力検出器と、この
圧力検出器からの圧力信号および入口流量検出器からの
入口流量信号によってガバナにガバナ開度信号を出力す
る圧力調節器と、この圧力調節器からの圧力調整信号お
よび主バイパス流量計からの主バイパス流量信号によっ
て主バイパス調節弁に主バイパス調節弁開度信号を出力
する主バイパス流量調節計と、圧力調整信号および補バ
イパス流量計からの補バイパス流量信号によって補バイ
パス調節弁に補バイパス調節弁開度信号を出力する補バ
イパス流量調節計と、を具備してなるタービン発電制御
装置である。
【0006】
【作用】本発明のタービン発電制御装置においては、蒸
気溜めから蒸気タービンに主蒸気を供給し、蒸気主配管
の系統に入口流量検出器を設けて蒸気タービンの入口に
供給される主蒸気の流量を計測し、入口流量検出器と直
列にガバナを配管接続し、蒸気タービンに供給される主
蒸気流量を調節し、入口流量検出器およびガバナおよび
蒸気タービンを主直列に接続し、蒸気主配管から分岐し
てバイパス配管を設けて迂回回路を構成し、バイパス配
管に主バイパス流量計を配管接続して大きな蒸気流量を
計測し、主バイパス流量計と直列に主バイパス調節計を
配管接続して大きな蒸気流量を調節し、主バイパス流量
計と並列に補バイパス流量計を配管接続して小さな蒸気
流量を計測し、補バイパス流量計と直列に補バイパス調
節弁を配管接続して小さな蒸気流量を調節し、補バイパ
ス調節弁と補バイパス流量計からなる補直列回路および
主バイパス調節弁と主バイパス流量計からなる主直列回
路が互いに並列に接続され、バイパス並列機器回路と直
列に減温減圧装置を配管接続してバイパス蒸気の温度お
よび圧力を低下させ、蒸気溜めの圧力を検出し、圧力検
出器からの圧力信号および入口流量検出器からの入口流
量信号によってガバナにガバナ開度信号を出力し、圧力
調節器からの圧力調整信号および主バイパス流量計から
の主バイパス流量信号によって主バイパス調節弁に主バ
イパス調節弁開度信号を出力し、圧力調整信号および補
バイパス流量計からの補バイパス流量信号によって補バ
イパス調節弁に補バイパス調節弁開度信号を出力する。
気溜めから蒸気タービンに主蒸気を供給し、蒸気主配管
の系統に入口流量検出器を設けて蒸気タービンの入口に
供給される主蒸気の流量を計測し、入口流量検出器と直
列にガバナを配管接続し、蒸気タービンに供給される主
蒸気流量を調節し、入口流量検出器およびガバナおよび
蒸気タービンを主直列に接続し、蒸気主配管から分岐し
てバイパス配管を設けて迂回回路を構成し、バイパス配
管に主バイパス流量計を配管接続して大きな蒸気流量を
計測し、主バイパス流量計と直列に主バイパス調節計を
配管接続して大きな蒸気流量を調節し、主バイパス流量
計と並列に補バイパス流量計を配管接続して小さな蒸気
流量を計測し、補バイパス流量計と直列に補バイパス調
節弁を配管接続して小さな蒸気流量を調節し、補バイパ
ス調節弁と補バイパス流量計からなる補直列回路および
主バイパス調節弁と主バイパス流量計からなる主直列回
路が互いに並列に接続され、バイパス並列機器回路と直
列に減温減圧装置を配管接続してバイパス蒸気の温度お
よび圧力を低下させ、蒸気溜めの圧力を検出し、圧力検
出器からの圧力信号および入口流量検出器からの入口流
量信号によってガバナにガバナ開度信号を出力し、圧力
調節器からの圧力調整信号および主バイパス流量計から
の主バイパス流量信号によって主バイパス調節弁に主バ
イパス調節弁開度信号を出力し、圧力調整信号および補
バイパス流量計からの補バイパス流量信号によって補バ
イパス調節弁に補バイパス調節弁開度信号を出力する。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例を説明する。図1にお
いて、5は蒸気溜め1から蒸気タービン8に主蒸気を供
給する蒸気主配管、6は蒸気主配管5の系統に設けられ
て蒸気タービン8の入口に供給される主蒸気の流量を計
測する入口流量検出器、7は入口流量検出器6と直列に
配管接続されて蒸気タービン8に供給される主蒸気流量
を調節するガバナ、4は蒸気主配管5から分岐して設け
られ迂回回路を構成するバイパス配管、9Aはバイパス
配管4に配管接続され大きな蒸気流量を計測する主バイ
パス流量計、10Aは主バイパス流量計9Aと直列に配
管接続され大きな蒸気流量を調節する主バイパス調節
計、9Bは主バイパス流量計9Aと並列に配管接続され
小さな蒸気流量を計測する補バイパス流量計、10Bは
補バイパス流量計9Bと直列に配管接続され小さな蒸気
流量を調節する補バイパス調節弁、11はバイパス並列
機器回路と直列に配管接続されバイパス蒸気の温度およ
び圧力を低下させる減温減圧装置、2は蒸気溜め1の圧
力を検出する圧力検出器、3は圧力検出器2からの圧力
信号および入口流量検出器6からの入口流量信号によっ
てガバナ7にガバナ開度信号を出力する圧力調節器、1
3Aは圧力調節器3からの圧力調整信号および主バイパ
ス流量計9Aからの主バイパス流量信号によって主バイ
パス調節弁10Aに主バイパス調節弁開度信号を出力す
る主バイパス流量調節計、13Bは圧力調整信号および
補バイパス流量計9Bからの補バイパス流量信号によっ
て補バイパス調節弁10Bに補バイパス調節弁開度信号
を出力する補バイパス流量調節計であり、ボイラ設備/
蒸気タービン発電設備などの余剰蒸気量を復水させるプ
ラントにおいて、余剰蒸気量を高精度で求めて蒸気を有
効利用して高効率の発電量を得ることを目的としたター
ビン可能発電制御装置である。
いて、5は蒸気溜め1から蒸気タービン8に主蒸気を供
給する蒸気主配管、6は蒸気主配管5の系統に設けられ
て蒸気タービン8の入口に供給される主蒸気の流量を計
測する入口流量検出器、7は入口流量検出器6と直列に
配管接続されて蒸気タービン8に供給される主蒸気流量
を調節するガバナ、4は蒸気主配管5から分岐して設け
られ迂回回路を構成するバイパス配管、9Aはバイパス
配管4に配管接続され大きな蒸気流量を計測する主バイ
パス流量計、10Aは主バイパス流量計9Aと直列に配
管接続され大きな蒸気流量を調節する主バイパス調節
計、9Bは主バイパス流量計9Aと並列に配管接続され
小さな蒸気流量を計測する補バイパス流量計、10Bは
補バイパス流量計9Bと直列に配管接続され小さな蒸気
流量を調節する補バイパス調節弁、11はバイパス並列
機器回路と直列に配管接続されバイパス蒸気の温度およ
び圧力を低下させる減温減圧装置、2は蒸気溜め1の圧
力を検出する圧力検出器、3は圧力検出器2からの圧力
信号および入口流量検出器6からの入口流量信号によっ
てガバナ7にガバナ開度信号を出力する圧力調節器、1
3Aは圧力調節器3からの圧力調整信号および主バイパ
ス流量計9Aからの主バイパス流量信号によって主バイ
パス調節弁10Aに主バイパス調節弁開度信号を出力す
る主バイパス流量調節計、13Bは圧力調整信号および
補バイパス流量計9Bからの補バイパス流量信号によっ
て補バイパス調節弁10Bに補バイパス調節弁開度信号
を出力する補バイパス流量調節計であり、ボイラ設備/
蒸気タービン発電設備などの余剰蒸気量を復水させるプ
ラントにおいて、余剰蒸気量を高精度で求めて蒸気を有
効利用して高効率の発電量を得ることを目的としたター
ビン可能発電制御装置である。
【0008】即ち、バイパス流量を高精度にまず計測す
るために、バイパスラインを2系統に分け、それぞれに
大レンジ用の主バイパス流量計9A、及び主バイパス調
節弁10A、小レンジ用の補バイパス流量計9B、及び
補バイパス調節弁を設置し、定常時/非定常時に対応し
て流量計測する。また、補バイパス9Bにて求まる流量
値と補バイパス調節弁10Bで構成された補バイパス流
量調節計13Bで定常時は1次バイパス流量調節を行な
い、1次流量調節でコントロールできない場合は、主バ
イパス流量計9Aにて求まる流量値と主バイパス調節弁
10Aで構成された主バイパス流量調節計13Aで2次
バイパス流量調節を非定常時に行なう。
るために、バイパスラインを2系統に分け、それぞれに
大レンジ用の主バイパス流量計9A、及び主バイパス調
節弁10A、小レンジ用の補バイパス流量計9B、及び
補バイパス調節弁を設置し、定常時/非定常時に対応し
て流量計測する。また、補バイパス9Bにて求まる流量
値と補バイパス調節弁10Bで構成された補バイパス流
量調節計13Bで定常時は1次バイパス流量調節を行な
い、1次流量調節でコントロールできない場合は、主バ
イパス流量計9Aにて求まる流量値と主バイパス調節弁
10Aで構成された主バイパス流量調節計13Aで2次
バイパス流量調節を非定常時に行なう。
【0009】図1において、蒸気だめ1に溜った蒸気は
蒸気タービン8またはバイパスラインに流れる。この蒸
気はまず、蒸気タービン8の可能発電量ラインで圧力調
節弁3により有効利用され、ラインオーバー時は、蒸気
だめ圧力が一定になる様補バイパス調節弁10Bを操作
する補バイパス流量調節計13B及び更に2次的に圧力
が一定になる様主バイパス調節弁10Aを操作する主バ
イパス流量調節計13Aによって閉ループを構成したタ
ービンバイパス制御を行う。
蒸気タービン8またはバイパスラインに流れる。この蒸
気はまず、蒸気タービン8の可能発電量ラインで圧力調
節弁3により有効利用され、ラインオーバー時は、蒸気
だめ圧力が一定になる様補バイパス調節弁10Bを操作
する補バイパス流量調節計13B及び更に2次的に圧力
が一定になる様主バイパス調節弁10Aを操作する主バ
イパス流量調節計13Aによって閉ループを構成したタ
ービンバイパス制御を行う。
【0010】ボイラより供給される蒸気は蒸気だめ1を
介して蒸気タービン8へ送られる。また、可能発電量オ
ーバー時/全量バイパス(非定常時)時にはバイパスラ
インに送られ復水される。
介して蒸気タービン8へ送られる。また、可能発電量オ
ーバー時/全量バイパス(非定常時)時にはバイパスラ
インに送られ復水される。
【0011】蒸気だめ圧力設定値になる様、圧力検出器
2より得られる蒸気圧力及びガバナ7によって構成され
た圧力調節計3、圧力調節計3からの設定値になるよう
補バイパス流量計9Bより得られるバイパス流量(小レ
ンジ)及び補バイパス調節弁(子弁)10Bによって構
成された補バイパス流量調節計13B、及び同じく主バ
イパス流量計9Aより得られるバイパス流量(大レン
ジ)及び全バイパス調節弁(大弁)10Aによって構成
された主バイパス流量調節計13Aによって構成されて
いる。
2より得られる蒸気圧力及びガバナ7によって構成され
た圧力調節計3、圧力調節計3からの設定値になるよう
補バイパス流量計9Bより得られるバイパス流量(小レ
ンジ)及び補バイパス調節弁(子弁)10Bによって構
成された補バイパス流量調節計13B、及び同じく主バ
イパス流量計9Aより得られるバイパス流量(大レン
ジ)及び全バイパス調節弁(大弁)10Aによって構成
された主バイパス流量調節計13Aによって構成されて
いる。
【0012】そして、高圧蒸気だめ圧力目標値になるよ
うに可能発電量圧力の許すかぎり、圧力調節計3によ
り、ガバナ操作して発電し、オーバーすれば圧力調節計
3にて決定されたバイパス流量目標値になるよう、補バ
イパス流量調節計13Bにより、子弁操作して蒸気をバ
イパスラインに流し、それでも目標値に追従しない場合
は主バイパス流量調節計13Aにより、大弁操作して、
蒸気をバイパスラインへ更に逃がすよう圧力一定制御を
行なっている。
うに可能発電量圧力の許すかぎり、圧力調節計3によ
り、ガバナ操作して発電し、オーバーすれば圧力調節計
3にて決定されたバイパス流量目標値になるよう、補バ
イパス流量調節計13Bにより、子弁操作して蒸気をバ
イパスラインに流し、それでも目標値に追従しない場合
は主バイパス流量調節計13Aにより、大弁操作して、
蒸気をバイパスラインへ更に逃がすよう圧力一定制御を
行なっている。
【0013】以上のように、小レンジ/大レンジ計測用
流量計、子弁/親弁及びその調節を行なう流量調節計を
設けることによって、蒸気タービンの可能発電能力の限
界ライン限度で圧力一定制御が可能となり、かつそのこ
とが蒸気の有効利用にもつながることになる。
流量計、子弁/親弁及びその調節を行なう流量調節計を
設けることによって、蒸気タービンの可能発電能力の限
界ライン限度で圧力一定制御が可能となり、かつそのこ
とが蒸気の有効利用にもつながることになる。
【0014】
【発明の効果】本発明により、定常時/非定常時の流量
スパン大に対しても高精度にバイパス流量計測可能でか
つ調節できこまやかなバイパス流量制御を実現できる。
スパン大に対しても高精度にバイパス流量計測可能でか
つ調節できこまやかなバイパス流量制御を実現できる。
【図1】本発明の一実施例を示すタービン発電制御装置
の構成図である。
の構成図である。
2 圧力検出器 3 圧力調節計 6 入口流量検出器 9A 主バイパス流量計 10A 主バイパス調節弁 13A 主バイパス流量調節計
Claims (1)
- 【請求項1】 蒸気溜めから蒸気タービンに主蒸気を供
給する蒸気主配管と、この蒸気主配管の系統に設けられ
て前記蒸気タービンの入口に供給される主蒸気の流量を
計測する入口流量検出器と、この入口流量検出器と直列
に配管接続されて前記蒸気タービンに供給される主蒸気
流量を調節するガバナと、前記入口流量検出器および前
記ガバナおよび前記蒸気タービンからなる主直列機器回
路と、前記蒸気主配管から分岐して設けられ迂回回路を
構成するバイパス配管と、このバイパス配管に配管接続
され大きな蒸気流量を計測する主バイパス流量計と、こ
の主バイパス流量計と直列に配管接続され前記大きな蒸
気流量を調節する主バイパス調節計と、前記主バイパス
流量計と並列に配管接続され小さな蒸気流量を計測する
補バイパス流量計と、この補バイパス流量計と直列に配
管接続され前記小さな蒸気流量を調節する補バイパス調
節弁と、この補バイパス調節弁と前記補バイパス流量計
からなる補直列回路および前記主バイパス調節弁と前記
主バイパス流量計からなる主直列回路が互いに並列に接
続されたバイパス並列機器回路と、このバイパス並列機
器回路と直列に配管接続されバイパス蒸気の温度および
圧力を低下させる減温減圧装置と、前記蒸気溜めの圧力
を検出する圧力検出器と、この圧力検出器からの圧力信
号および前記入口流量検出器からの入口流量信号によっ
て前記ガバナにガバナ開度信号を出力する圧力調節器
と、この圧力調節器からの圧力調整信号および前記主バ
イパス流量計からの主バイパス流量信号によって前記主
バイパス調節弁に主バイパス調節弁開度信号を出力する
主バイパス流量調節計と、前記圧力調整信号および前記
補バイパス流量計からの補バイパス流量信号によって前
記補バイパス調節弁に補バイパス調節弁開度信号を出力
する補バイパス流量調節計と、を具備してなるタービン
発電制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27066092A JPH06123203A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | タービン発電制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27066092A JPH06123203A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | タービン発電制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06123203A true JPH06123203A (ja) | 1994-05-06 |
Family
ID=17489185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27066092A Pending JPH06123203A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | タービン発電制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06123203A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009052489A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Miura Co Ltd | 蒸気システム |
JP2009185674A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タービンバイパス制御装置及び制御方法 |
US8522523B2 (en) | 2008-03-06 | 2013-09-03 | Miura Co., Ltd. | Steam system |
WO2016085096A1 (ko) * | 2014-11-24 | 2016-06-02 | 포스코에너지 주식회사 | 비상운전수단이 구비되는 터빈발전시스템과 그 비상운전방법 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP27066092A patent/JPH06123203A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009052489A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Miura Co Ltd | 蒸気システム |
JP2009185674A (ja) * | 2008-02-05 | 2009-08-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | タービンバイパス制御装置及び制御方法 |
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