JPH06127742A - 電子写真記録装置 - Google Patents
電子写真記録装置Info
- Publication number
- JPH06127742A JPH06127742A JP4306129A JP30612992A JPH06127742A JP H06127742 A JPH06127742 A JP H06127742A JP 4306129 A JP4306129 A JP 4306129A JP 30612992 A JP30612992 A JP 30612992A JP H06127742 A JPH06127742 A JP H06127742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- roller
- fixing device
- image
- guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 画像転写後のシートを、ジャムや画像こすれ
等のトラブルを発生させることなくスムーズに定着器へ
と搬送する。 【構成】 作像ケース19の下方に、画像転写後のシー
トSの先端および後端を検知するシート端検知手段38
を設ける。そのシート端検知手段38のシート搬送方向
イ下流には、外周に突部40aを有するコロ40を正逆
回動自在に設ける。そして、画像転写後シートSを定着
器23へと搬送するとき、該シートSの先端または後端
をシート端検知手段38で検知すると、制御手段による
所定のタイミングでコロ40を回動して規制位置とし、
突部40aでカールした先端または後端をはじいてその
浮き上がりを押える。しかして、その先端および後端の
浮き上がり押え後は、それを解除してコロ40をそれぞ
れ退避位置とする。
等のトラブルを発生させることなくスムーズに定着器へ
と搬送する。 【構成】 作像ケース19の下方に、画像転写後のシー
トSの先端および後端を検知するシート端検知手段38
を設ける。そのシート端検知手段38のシート搬送方向
イ下流には、外周に突部40aを有するコロ40を正逆
回動自在に設ける。そして、画像転写後シートSを定着
器23へと搬送するとき、該シートSの先端または後端
をシート端検知手段38で検知すると、制御手段による
所定のタイミングでコロ40を回動して規制位置とし、
突部40aでカールした先端または後端をはじいてその
浮き上がりを押える。しかして、その先端および後端の
浮き上がり押え後は、それを解除してコロ40をそれぞ
れ退避位置とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザを用いた、プ
リンタ・複写機・ファクシミリなど、帯電・光書込み・
現像・転写等により感光体上のシートに画像を形成し、
そのシートを定着器に入れて転写画像を定着する電子写
真記録装置に関する。
リンタ・複写機・ファクシミリなど、帯電・光書込み・
現像・転写等により感光体上のシートに画像を形成し、
そのシートを定着器に入れて転写画像を定着する電子写
真記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばレーザプリンタの中に
は、その装置本体内に作像ケースを備え、その作像ケー
ス内に、感光体や転写器や現像器等の作像手段のいくつ
かを収納したものがある。そして、そのようなプリンタ
の中には、作像ケースの下面で画像転写後のシートを案
内して定着器へと導き、その定着器で転写画像を定着し
てシートに記録を行うものがあった。
は、その装置本体内に作像ケースを備え、その作像ケー
ス内に、感光体や転写器や現像器等の作像手段のいくつ
かを収納したものがある。そして、そのようなプリンタ
の中には、作像ケースの下面で画像転写後のシートを案
内して定着器へと導き、その定着器で転写画像を定着し
てシートに記録を行うものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のプリンタでは、カールしたシートを画像転写後に
定着器へと搬送するとき、定着器の入口ガイドと作像ケ
ースとの間の隙間でシートが跳上がり、そのシートの画
像転写面が入口ガイドに接触して画像こすれを起した
り、前記隙間に侵入してシートがジャムしたりするなど
のトラブルが発生していた。
従来のプリンタでは、カールしたシートを画像転写後に
定着器へと搬送するとき、定着器の入口ガイドと作像ケ
ースとの間の隙間でシートが跳上がり、そのシートの画
像転写面が入口ガイドに接触して画像こすれを起した
り、前記隙間に侵入してシートがジャムしたりするなど
のトラブルが発生していた。
【0004】そこで、この発明の目的は、画像転写後の
シートを、上述したようなジャムや画像こすれ等のトラ
ブルを発生させることなく、スムーズに定着器へと搬送
することを可能にすることにある。
シートを、上述したようなジャムや画像こすれ等のトラ
ブルを発生させることなく、スムーズに定着器へと搬送
することを可能にすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、
たとえば以下の図示実施例において示すとおり、画像転
写後のシートSを定着器23に入れてそのシートS上の
転写画像を定着する電子写真記録装置において、前記画
像転写後のシートSの先端および後端を検知するシート
端検知手段38と、そのシート端検知手段38のシート
搬送方向イ下流に設けて前記定着器23に入る前の前記
シートSの浮き上がりを押える規制位置とその押えを解
除する退避位置とに移動自在なコロ40のような規制手
段と、前記シート端検知手段38でシートSの先端また
は後端を検知したとき所定のタイミングで前記規制手段
を前記規制位置に駆動する制御手段とを備えてなる、こ
とを特徴とする。
たとえば以下の図示実施例において示すとおり、画像転
写後のシートSを定着器23に入れてそのシートS上の
転写画像を定着する電子写真記録装置において、前記画
像転写後のシートSの先端および後端を検知するシート
端検知手段38と、そのシート端検知手段38のシート
搬送方向イ下流に設けて前記定着器23に入る前の前記
シートSの浮き上がりを押える規制位置とその押えを解
除する退避位置とに移動自在なコロ40のような規制手
段と、前記シート端検知手段38でシートSの先端また
は後端を検知したとき所定のタイミングで前記規制手段
を前記規制位置に駆動する制御手段とを備えてなる、こ
とを特徴とする。
【0006】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例において示すとおり、画像転写後のシートS
を搬送ベルト35のようなシートガイドで案内して定着
器23に入れ、その定着器23でシートS上の転写画像
を定着する電子写真記録装置において、前記画像転写後
のシートSのカールの大きさを検知するカール検知手段
55と、前記定着器23のシート入口53と前記シート
ガイドの定着器23側との落差hを変更するシートガイ
ド駆動手段と、前記カール検知手段55の検知結果に基
づきそのシートガイド駆動手段で前記落差hを調整する
制御手段とを備えてなる、ことを特徴とする。
図示実施例において示すとおり、画像転写後のシートS
を搬送ベルト35のようなシートガイドで案内して定着
器23に入れ、その定着器23でシートS上の転写画像
を定着する電子写真記録装置において、前記画像転写後
のシートSのカールの大きさを検知するカール検知手段
55と、前記定着器23のシート入口53と前記シート
ガイドの定着器23側との落差hを変更するシートガイ
ド駆動手段と、前記カール検知手段55の検知結果に基
づきそのシートガイド駆動手段で前記落差hを調整する
制御手段とを備えてなる、ことを特徴とする。
【0007】請求項3に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すとおり、請求項2に記載の電子写真記
録装置において、前記シートガイドがシートSを搬送す
る搬送ベルト35であり、その搬送ベルト35をガイド
ローラ60・61に接触して駆動ローラ36と従動ロー
ラ37間に掛け渡し、その従動ローラ37を前記シート
ガイド駆動手段で移動し前記ガイドローラ60・61位
置で前記搬送ベルト35を折り曲げて前記落差hを変更
してなる、ことを特徴とする。
図示実施例に示すとおり、請求項2に記載の電子写真記
録装置において、前記シートガイドがシートSを搬送す
る搬送ベルト35であり、その搬送ベルト35をガイド
ローラ60・61に接触して駆動ローラ36と従動ロー
ラ37間に掛け渡し、その従動ローラ37を前記シート
ガイド駆動手段で移動し前記ガイドローラ60・61位
置で前記搬送ベルト35を折り曲げて前記落差hを変更
してなる、ことを特徴とする。
【0008】
【作用】そして、請求項1に記載のものでは、画像転写
後のシートSを定着器23へと搬送するとき、シート端
検知手段38で該シートSの先端を検知したとき、制御
手段でタイミングをとって規制手段を規制位置に移動
し、定着器23に入る前のシートSの浮き上がりを押え
てから、規制手段を退避位置に戻す。しかして、シート
端検知手段38で該シートSの後端を検知したとき、制
御手段でタイミングをとって規制手段を規制位置に移動
して該シートSの浮き上がりを押えてから、規制手段を
退避位置に戻す。
後のシートSを定着器23へと搬送するとき、シート端
検知手段38で該シートSの先端を検知したとき、制御
手段でタイミングをとって規制手段を規制位置に移動
し、定着器23に入る前のシートSの浮き上がりを押え
てから、規制手段を退避位置に戻す。しかして、シート
端検知手段38で該シートSの後端を検知したとき、制
御手段でタイミングをとって規制手段を規制位置に移動
して該シートSの浮き上がりを押えてから、規制手段を
退避位置に戻す。
【0009】請求項2に記載のものでは、画像転写後シ
ートSの搬送時、そのシートSのカールの大きさをカー
ル検知手段55で検知し、そのカール検知手段55の検
知結果に基づき制御手段によりシートガイド駆動手段を
駆動し、定着器23のシート入口53とシートガイドの
定着器23側との落差hを調整する。
ートSの搬送時、そのシートSのカールの大きさをカー
ル検知手段55で検知し、そのカール検知手段55の検
知結果に基づき制御手段によりシートガイド駆動手段を
駆動し、定着器23のシート入口53とシートガイドの
定着器23側との落差hを調整する。
【0010】請求項3に記載のものでは、その落差の調
整時、カール検知手段55の検知結果に基づき従動ロー
ラ37をシートガイド駆動手段で移動し、ガイドローラ
60・61位置で搬送ベルト35を折り曲げて前記落差
hを調整する。
整時、カール検知手段55の検知結果に基づき従動ロー
ラ37をシートガイド駆動手段で移動し、ガイドローラ
60・61位置で搬送ベルト35を折り曲げて前記落差
hを調整する。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
を説明する。図5は、この発明の一実施例であるレーザ
プリンタであり、その内部機構の全体概略構成を示す。
を説明する。図5は、この発明の一実施例であるレーザ
プリンタであり、その内部機構の全体概略構成を示す。
【0012】図中符号10は、装置本体であり、オプシ
ョンである専用テ−ブル11上に載置してなる。装置本
体10内には、中央に図中時計方向に回転するドラム状
の感光体12を設ける。その感光体12のまわりには、
その回転方向に順に、帯電器13・光書込み器14・現
像器15・転写器16・クリ−ニング器17を配置す
る。そして、感光体12とともに現像器15・転写器1
6・クリ−ニング器17を、作像ケース19内に交換自
在に収納する。作像ケース19は、装置本体10に対し
て引き出し自在に設けてなる。
ョンである専用テ−ブル11上に載置してなる。装置本
体10内には、中央に図中時計方向に回転するドラム状
の感光体12を設ける。その感光体12のまわりには、
その回転方向に順に、帯電器13・光書込み器14・現
像器15・転写器16・クリ−ニング器17を配置す
る。そして、感光体12とともに現像器15・転写器1
6・クリ−ニング器17を、作像ケース19内に交換自
在に収納する。作像ケース19は、装置本体10に対し
て引き出し自在に設けてなる。
【0013】一方、この装置本体10の図中右側には、
給紙カセット20を上下2段に各々着脱自在に取り付け
る。また、転写器16の右側には、レジストローラ21
を配置する。他方、転写器16を挟んでレジストローラ
21と反対の側には、搬送器22・定着器23・切換手
段24を順に並べて配置する。
給紙カセット20を上下2段に各々着脱自在に取り付け
る。また、転写器16の右側には、レジストローラ21
を配置する。他方、転写器16を挟んでレジストローラ
21と反対の側には、搬送器22・定着器23・切換手
段24を順に並べて配置する。
【0014】ところで、専用テ−ブル11には、装置本
体10の図中左下側に設ける両面プリント排紙路26と
連絡してシート反転搬送路27を設けるとともに、その
シート反転搬送路27から装置本体10内へと連絡する
再給紙路28を設ける。また、専用テ−ブル11の右側
には、大量給紙装置29を着脱自在に取り付ける。
体10の図中左下側に設ける両面プリント排紙路26と
連絡してシート反転搬送路27を設けるとともに、その
シート反転搬送路27から装置本体10内へと連絡する
再給紙路28を設ける。また、専用テ−ブル11の右側
には、大量給紙装置29を着脱自在に取り付ける。
【0015】しかして、このレ−ザ−プリンタでは、給
紙ロ−ラ31・32・33を適宜選択して駆動し、シー
トSを給紙カセット20・20または大量給紙装置29
内から順次送り出し、レジストロ−ラ21に突き当てて
止める。
紙ロ−ラ31・32・33を適宜選択して駆動し、シー
トSを給紙カセット20・20または大量給紙装置29
内から順次送り出し、レジストロ−ラ21に突き当てて
止める。
【0016】他方、感光体12は、図中時計方向に回転
しながら帯電器13で表面を順次帯電し、次の光書込み
器14でレ−ザ−光を照射してその表面に静電潜像を形
成し、続いて現像器15位置を通るときその静電潜像を
逐次可視像化する。そして、その像とタイミングを合わ
せてレジストロ−ラ21を駆動してシートSを感光体1
2に向けて送り出す。しかして、その感光体12上の可
視像を、転写器16でシートSの表面に転写する。転写
後、感光体12の表面を、クリ−ニング器17で清掃す
る一方、該画像転写後のシートSを、搬送器22で定着
器23へと搬送し、その定着器23で転写画像を定着す
る。そして、排紙搬送路34を通して排紙スタック部3
5へと排出する。
しながら帯電器13で表面を順次帯電し、次の光書込み
器14でレ−ザ−光を照射してその表面に静電潜像を形
成し、続いて現像器15位置を通るときその静電潜像を
逐次可視像化する。そして、その像とタイミングを合わ
せてレジストロ−ラ21を駆動してシートSを感光体1
2に向けて送り出す。しかして、その感光体12上の可
視像を、転写器16でシートSの表面に転写する。転写
後、感光体12の表面を、クリ−ニング器17で清掃す
る一方、該画像転写後のシートSを、搬送器22で定着
器23へと搬送し、その定着器23で転写画像を定着す
る。そして、排紙搬送路34を通して排紙スタック部3
5へと排出する。
【0017】さらに、シートSの裏面にも記録したい場
合には、切換手段24で排出方向を切り換え、画像定着
後のシートSを両面プリント排紙路26を通してシート
反転搬送路27へと導き、そこで反転して再給紙路28
を通して再び装置本体10内へと搬送し、再度レジスト
ロ−ラ21に突き当てて止める。そして、同様に裏面に
も記録して排紙スタック部35上に排出する。
合には、切換手段24で排出方向を切り換え、画像定着
後のシートSを両面プリント排紙路26を通してシート
反転搬送路27へと導き、そこで反転して再給紙路28
を通して再び装置本体10内へと搬送し、再度レジスト
ロ−ラ21に突き当てて止める。そして、同様に裏面に
も記録して排紙スタック部35上に排出する。
【0018】ところで、上述した図示レーザプリンタに
おいて、搬送器22は、図1に示すように、シートガイ
ドである搬送ベルト35を備え、その搬送ベルト35を
駆動ローラ36と従動ローラ37間に掛け渡してなる。
そして、その搬送ベルト35の内側に、画像転写後シー
トSの先端および後端を検知するシート端検知手段38
を設ける。このシート端検知手段38としては、たとえ
ば光透過型・反射型等のフォトセンサ等を用いる。
おいて、搬送器22は、図1に示すように、シートガイ
ドである搬送ベルト35を備え、その搬送ベルト35を
駆動ローラ36と従動ローラ37間に掛け渡してなる。
そして、その搬送ベルト35の内側に、画像転写後シー
トSの先端および後端を検知するシート端検知手段38
を設ける。このシート端検知手段38としては、たとえ
ば光透過型・反射型等のフォトセンサ等を用いる。
【0019】しかして、上記作像ケース19には、その
下面19aの定着器23側、すなわち該シート端検知手
段38のシート搬送方向イ下流に段部19bを形成し、
その段部19bにコロ(規制手段)40を2つ設ける。
各コロ40は、図2でも示すように、外周に突部40a
を有し、それぞれ軸41に正逆回動自在に設けてなる。
そして、常時は突部40aを上向きにした図示退避位置
に保持してなる。軸41の一端には、図示しない駆動モ
ータの駆動力を伝達するギヤ42を取り付けてなる。
下面19aの定着器23側、すなわち該シート端検知手
段38のシート搬送方向イ下流に段部19bを形成し、
その段部19bにコロ(規制手段)40を2つ設ける。
各コロ40は、図2でも示すように、外周に突部40a
を有し、それぞれ軸41に正逆回動自在に設けてなる。
そして、常時は突部40aを上向きにした図示退避位置
に保持してなる。軸41の一端には、図示しない駆動モ
ータの駆動力を伝達するギヤ42を取り付けてなる。
【0020】また、上記定着器23は、図1に示すよう
に、その上カバー45の図中右側に上入口ガイド板46
を取り付け、下カバー47の右側に下入口ガイド板48
を取り付ける。そして、上入口ガイド板46の下端側お
よび下入口ガイド板48の上端側を、それぞれ定着ロー
ラ50と加圧ローラ51間の定着ニップ部52に向けて
折り曲げ、その手前にシート入口53を形成してなる。
なお、図中符号54は、画像転写後のシートSを感光体
12から分離するシート分離器である。
に、その上カバー45の図中右側に上入口ガイド板46
を取り付け、下カバー47の右側に下入口ガイド板48
を取り付ける。そして、上入口ガイド板46の下端側お
よび下入口ガイド板48の上端側を、それぞれ定着ロー
ラ50と加圧ローラ51間の定着ニップ部52に向けて
折り曲げ、その手前にシート入口53を形成してなる。
なお、図中符号54は、画像転写後のシートSを感光体
12から分離するシート分離器である。
【0021】さて、図示レーザプリンタでは、画像転写
後のシートSを定着器23へと搬送するとき、該シート
Sの先端をシート端検知手段38で検知すると、そのシ
ート端検知手段38からの検知信号に基づき、所定のタ
イミングで制御手段(図示省略)から作動信号を発して
上記駆動モータを駆動する。そして、コロ40を図中時
計方向に回動し、図3に示すように、突部40aを下向
きの規制位置とし、その突部40aでシートSのカール
した先端側をはじいて点線のように押し下げる。しかし
て、コロ40は、シートSの浮き上がりを押えてその先
端をシート入口53へと導いてから、元の退避位置に回
動して待機する。次いで、シートSの後端をシート端検
知手段38で検知すると、そのシート端検知手段38か
らの検知信号に基づき制御手段でタイミングをとって上
記駆動モータを逆駆動し、コロ40を図中反時計方向に
回動し、図4に示すように、再びコロ40を規制位置と
し、今度は突部40aでシートSのカールした後端側を
はじいて点線のように押し下げ、その後端側の浮き上が
りを押える。
後のシートSを定着器23へと搬送するとき、該シート
Sの先端をシート端検知手段38で検知すると、そのシ
ート端検知手段38からの検知信号に基づき、所定のタ
イミングで制御手段(図示省略)から作動信号を発して
上記駆動モータを駆動する。そして、コロ40を図中時
計方向に回動し、図3に示すように、突部40aを下向
きの規制位置とし、その突部40aでシートSのカール
した先端側をはじいて点線のように押し下げる。しかし
て、コロ40は、シートSの浮き上がりを押えてその先
端をシート入口53へと導いてから、元の退避位置に回
動して待機する。次いで、シートSの後端をシート端検
知手段38で検知すると、そのシート端検知手段38か
らの検知信号に基づき制御手段でタイミングをとって上
記駆動モータを逆駆動し、コロ40を図中反時計方向に
回動し、図4に示すように、再びコロ40を規制位置と
し、今度は突部40aでシートSのカールした後端側を
はじいて点線のように押し下げ、その後端側の浮き上が
りを押える。
【0022】ところで、上述した図示実施例では、突部
40aを有するコロ40を回動してカールしたシートの
浮き上がりを押える構成とした。しかし、この発明は、
そのようなコロを回動する構成に限ることなく、たとえ
ば板状のものを用いてそれを適宜上下動させるなどの構
成とすることにより、かかるシートの浮き上がりを押え
ることもできる。
40aを有するコロ40を回動してカールしたシートの
浮き上がりを押える構成とした。しかし、この発明は、
そのようなコロを回動する構成に限ることなく、たとえ
ば板状のものを用いてそれを適宜上下動させるなどの構
成とすることにより、かかるシートの浮き上がりを押え
ることもできる。
【0023】さらに、この発明では、たとえば以下の図
示実施例に示すような構成とすることもできる。
示実施例に示すような構成とすることもできる。
【0024】この他の実施例におけるレーザプリンタに
は、たとえば図6に示すごとく、搬送器22の上方でそ
のシート搬送方向イ上流に、カールの大きさを検知する
カール検知手段55を設ける。カール検知手段55は、
図中上下に2つのカールセンサ55a・55bを並べて
配置してなる。各カールセンサ55a・55bは、それ
ぞれ画像転写後シートSの通過を検知する、たとえば光
透過型フォトセンサである。
は、たとえば図6に示すごとく、搬送器22の上方でそ
のシート搬送方向イ上流に、カールの大きさを検知する
カール検知手段55を設ける。カール検知手段55は、
図中上下に2つのカールセンサ55a・55bを並べて
配置してなる。各カールセンサ55a・55bは、それ
ぞれ画像転写後シートSの通過を検知する、たとえば光
透過型フォトセンサである。
【0025】また、搬送器22は、駆動ローラ36と従
動ローラ37間の中央で搬送ベルト(シートガイド)3
5の下側に、ガイドローラ60・61を配置する。そし
て、搬送ベルト35をガイドローラ60・61に接触し
て駆動ローラ36と従動ローラ37間に掛け渡してな
る。しかして、その従動ローラ37を、常時は図示水平
位置に保持する一方、図示省略したシートガイド駆動手
段で水平位置から矢示方向に回動自在に設ける。シート
ガイド駆動手段として、たとえばモータやソレノイド等
を用いる。そして、たとえば従動ローラ37を保持する
適宜ホルダに、該シートガイド駆動手段の駆動力をギヤ
を介して伝達して従動ローラ37を回動する構成にす
る。なお、図中符号62は、搬送ベルト35上を通過す
るシートSを下方から引き付ける吸引ファンである。
動ローラ37間の中央で搬送ベルト(シートガイド)3
5の下側に、ガイドローラ60・61を配置する。そし
て、搬送ベルト35をガイドローラ60・61に接触し
て駆動ローラ36と従動ローラ37間に掛け渡してな
る。しかして、その従動ローラ37を、常時は図示水平
位置に保持する一方、図示省略したシートガイド駆動手
段で水平位置から矢示方向に回動自在に設ける。シート
ガイド駆動手段として、たとえばモータやソレノイド等
を用いる。そして、たとえば従動ローラ37を保持する
適宜ホルダに、該シートガイド駆動手段の駆動力をギヤ
を介して伝達して従動ローラ37を回動する構成にす
る。なお、図中符号62は、搬送ベルト35上を通過す
るシートSを下方から引き付ける吸引ファンである。
【0026】さて、この他の図示実施例では、図6に示
すように、仮にカールした画像転写後シートSを定着器
23へと搬送する場合に、そのシートSの通過をカール
センサ55a・55bがともに検知したときは、その検
知結果に基づき制御手段(図示省略)でカールの程度が
大きいことを判断し、図7に示すように、上記シートガ
イド駆動手段を作動して従動ローラ37を下向きに回動
し、ガイドローラ60・61位置で搬送ベルト35を折
り曲げてその定着器23側を実線の最下位位置まで下
げ、シート入口53との間に大きな落差hを形成する。
そして、該シートSの先端を定着二ップ部52に向け、
搬送ベルト35で定着ニップ部52へと進入させる。一
方、シートSの通過を下方のカールセンサ55bだけが
検知したときは、その検知結果に基づき制御手段でカー
ルの程度が小さいことを判断し、上記シートガイド駆動
手段を作動して従動ローラ37を上向きに回動し、搬送
ベルト35を少し上向きに折り曲げてその定着器23側
を鎖線で示す中間位置まで上げる。しかして、前記落差
hを変更して小さくし、該シートSの先端を定着二ップ
部52に向ける。
すように、仮にカールした画像転写後シートSを定着器
23へと搬送する場合に、そのシートSの通過をカール
センサ55a・55bがともに検知したときは、その検
知結果に基づき制御手段(図示省略)でカールの程度が
大きいことを判断し、図7に示すように、上記シートガ
イド駆動手段を作動して従動ローラ37を下向きに回動
し、ガイドローラ60・61位置で搬送ベルト35を折
り曲げてその定着器23側を実線の最下位位置まで下
げ、シート入口53との間に大きな落差hを形成する。
そして、該シートSの先端を定着二ップ部52に向け、
搬送ベルト35で定着ニップ部52へと進入させる。一
方、シートSの通過を下方のカールセンサ55bだけが
検知したときは、その検知結果に基づき制御手段でカー
ルの程度が小さいことを判断し、上記シートガイド駆動
手段を作動して従動ローラ37を上向きに回動し、搬送
ベルト35を少し上向きに折り曲げてその定着器23側
を鎖線で示す中間位置まで上げる。しかして、前記落差
hを変更して小さくし、該シートSの先端を定着二ップ
部52に向ける。
【0027】
【発明の効果】したがって、請求項1に記載のものによ
れば、シート端検知手段でシートの先端または後端を検
知したとき、制御手段で規制手段を規制位置に駆動して
シートの浮き上がりを押えることから、たとえ画像転写
後のシートがカールしていても、ジャムや画像こすれ等
のトラブルを発生させることなく、画像転写後のシート
をスムーズに定着器へと搬送することができる。
れば、シート端検知手段でシートの先端または後端を検
知したとき、制御手段で規制手段を規制位置に駆動して
シートの浮き上がりを押えることから、たとえ画像転写
後のシートがカールしていても、ジャムや画像こすれ等
のトラブルを発生させることなく、画像転写後のシート
をスムーズに定着器へと搬送することができる。
【0028】請求項2および請求項3に記載のものによ
れば、カール検知手段の検知結果に基づき制御手段でシ
ートガイド駆動手段を駆動し、定着器のシート入口とシ
ートガイドの定着器側との落差を調整し、たとえシート
がカールしていても、シートの先端をシート入口に向け
ることにより、画像転写後のシートを、ジャムや画像こ
すれ等のトラブルを発生させることなく、スムーズに定
着器へと搬送することができる。
れば、カール検知手段の検知結果に基づき制御手段でシ
ートガイド駆動手段を駆動し、定着器のシート入口とシ
ートガイドの定着器側との落差を調整し、たとえシート
がカールしていても、シートの先端をシート入口に向け
ることにより、画像転写後のシートを、ジャムや画像こ
すれ等のトラブルを発生させることなく、スムーズに定
着器へと搬送することができる。
【図1】この発明の一実施例であるレーザプリンタの要
部構成図である。
部構成図である。
【図2】そのレーザプリンタにおける規制手段であるコ
ロの斜視図である。
ロの斜視図である。
【図3】そのコロによる画像転写後シートの先端側の浮
き上がり規制状態図である。
き上がり規制状態図である。
【図4】そのコロによる画像転写後シートの後端側の浮
き上がり規制状態図である。
き上がり規制状態図である。
【図5】このレーザプリンタの内部機構全体の概略構成
図である。
図である。
【図6】この発明の他の実施例であるレーザプリンタの
要部構成図である。
要部構成図である。
【図7】そのレーザプリンタにおける定着器のシート入
口と搬送ベルトの定着器側との落差の調整状態図であ
る。
口と搬送ベルトの定着器側との落差の調整状態図であ
る。
23 定着器 35 搬送ベルト(シートガイド) 36 駆動ローラ 37 従動ローラ 38 シート端検知手段 40 コロ(規制手段) 53 シート入口 55 カール検知手段 60・61 ガイドローラ S シート h 落差 イ シート搬送方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/20 102
Claims (3)
- 【請求項1】 画像転写後のシートを定着器に入れてそ
のシート上の転写画像を定着する電子写真記録装置にお
いて、前記画像転写後のシートの先端および後端を検知
するシート端検知手段と、そのシート端検知手段のシー
ト搬送方向下流に設けて前記定着器に入る前の前記シー
トの浮き上がりを押える規制位置とその押えを解除する
退避位置とに移動自在な規制手段と、前記シート端検知
手段でシートの先端または後端を検知したとき所定のタ
イミングで前記規制手段を前記規制位置に駆動する制御
手段とを備えてなる、電子写真記録装置。 - 【請求項2】 画像転写後のシートをシートガイドで案
内して定着器に入れ、その定着器でシート上の転写画像
を定着する電子写真記録装置において、前記画像転写後
のシートのカールの大きさを検知するカール検知手段
と、前記定着器のシート入口と前記シートガイドの定着
器側との落差を変更するシートガイド駆動手段と、前記
カール検知手段の検知結果に基づきそのシートガイド駆
動手段で前記落差を調整する制御手段とを備えてなる、
電子写真記録装置。 - 【請求項3】 前記シートガイドがシートを搬送する搬
送ベルトであり、その搬送ベルトをガイドローラに接触
して駆動ローラと従動ローラ間に掛け渡し、その従動ロ
ーラを前記シートガイド駆動手段で移動し前記ガイドロ
ーラ位置で前記搬送ベルトを折り曲げて前記落差を変更
してなる、請求項2に記載の電子写真記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4306129A JPH06127742A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 電子写真記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4306129A JPH06127742A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 電子写真記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06127742A true JPH06127742A (ja) | 1994-05-10 |
Family
ID=17953402
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4306129A Pending JPH06127742A (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | 電子写真記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06127742A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002156864A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-05-31 | Toray Ind Inc | 画像形成方法および画像形成装置 |
US8862046B2 (en) | 2010-02-26 | 2014-10-14 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Sheet pressing device and image forming apparatus |
JP2018041057A (ja) * | 2016-03-15 | 2018-03-15 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
1992
- 1992-10-19 JP JP4306129A patent/JPH06127742A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002156864A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-05-31 | Toray Ind Inc | 画像形成方法および画像形成装置 |
US8862046B2 (en) | 2010-02-26 | 2014-10-14 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Sheet pressing device and image forming apparatus |
JP2018041057A (ja) * | 2016-03-15 | 2018-03-15 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
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