JPH0612433U - 帽 子 - Google Patents
帽 子Info
- Publication number
- JPH0612433U JPH0612433U JP6134692U JP6134692U JPH0612433U JP H0612433 U JPH0612433 U JP H0612433U JP 6134692 U JP6134692 U JP 6134692U JP 6134692 U JP6134692 U JP 6134692U JP H0612433 U JPH0612433 U JP H0612433U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hat
- blade
- ultraviolet rays
- crown portion
- fibers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 太陽光中の紫外線を遮蔽し、人体に過度な紫
外線を与えずに日焼け等を防止し、健康を維持させるの
に役立つようにする。 【構成】 紫外線遮蔽処理が施された繊維によって所定
幅員のブレード4を織成し、このブレード4の両側縁相
互を僅かに重畳縫合させながら螺旋状に巻回配置して、
頂部を有する有底筒状のクラウン部2を形成する。ま
た、このクラウン部2の下端周縁にはほぼ平坦状の鍔部
3を連設して全体が鍔広状となる帽子本体1を構成す
る。
外線を与えずに日焼け等を防止し、健康を維持させるの
に役立つようにする。 【構成】 紫外線遮蔽処理が施された繊維によって所定
幅員のブレード4を織成し、このブレード4の両側縁相
互を僅かに重畳縫合させながら螺旋状に巻回配置して、
頂部を有する有底筒状のクラウン部2を形成する。ま
た、このクラウン部2の下端周縁にはほぼ平坦状の鍔部
3を連設して全体が鍔広状となる帽子本体1を構成す
る。
Description
【0001】
この考案は、例えば夏季における太陽光の紫外線、熱線等を遮蔽でき、日焼け 等を防止できるようにした帽子に関する。
【0002】
従来から、特に夏季においての日射病、暑気中りその他を防止するために帽子 を被っており、その帽子として、通気性に富み、鍔部分が大きいものが使用され ることが多く、例えば麦藁を素材とするものである。従来のこうした麦藁製の帽 子は、通気性に富み、内部に熱を保有させず、また、軽量であるから夏季におい ての使用には極めて好適なものである。
【0003】 特に、頭部においては、この頭部に照射される太陽光中の紫外線のほぼ75% が吸収されるから、頭部を太陽光から遮蔽することは極めて重要なことである。
【0004】
ところが、この麦藁製の帽子は通気性に富む反面、その通気性を確保するため の細かい孔が無数に形成されているから、その細かい孔を通して太陽光線が通過 し、特に、その紫外線等が使用者の皮膚を直接に照射しているものであった。こ のときの適当量の太陽光は、人体内部においてのビタミンDの合成、殺菌作用、 皮膚病の療法等の適度な効果がある故に必須なものであるが、これが過大なもの であると、長期に亙る紫外線等の照射に起因する皮膚ガンが発生する等の身体疾 患をもたらすこともあった。
【0005】 しかも、近時は、地球の温暖化現象、オゾン層の破壊その他によって地球上に 照射される紫外線量が増加していることが明らかにされており、これによっても 、紫外線等による人体への悪影響を防止させることが急務ともなっているもので ある。
【0006】 そこで、この考案は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので 、主として夏季において被用されるときに紫外線を遮蔽する防止作用が発揮され るようにし、人体に過度な紫外線を与えることなく、健康を維持させるのに役立 つ帽子を提供することを目的とする。
【0007】
上述した目的を達成するため、この考案にあっては、紫外線遮蔽処理が施され た繊維を織成した所定幅員のブレード4を、両側縁相互を僅かに重畳縫合させな がら螺旋状に巻回配置し、頂部を有する有底筒状のクラウン部2を備えた帽子本 体1を形成したことを特徴とする。
【0008】 また、クラウン部2の下端周縁にはほぼ平坦状の鍔部3を連設して鍔広状に形 成することができる。
【0009】
この考案に係る帽子にあって、頭部に被せられたクラウン部2は頭体上部を直 接に覆い、また、鍔部3は身体上半身等を間接的に覆う。
【0010】 ブレード4に織成した紫外線遮蔽処理が施された繊維は、照射される太陽光中 の紫外線を反射あるいは吸収し、帽子本体1内に過度な紫外線を通過させない。
【0011】
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説明するに、図において示される 符号1は所定形状に形成された帽子本体であり、例えば頭体上半部を覆う椀状の クラウン部2と、このクラウン部2下端開口周縁に形成された鍔部3とを備えて いる。
【0012】 そして、この帽子本体1は、UV(ULTRA VIOLET)カットと称さ れる紫外線遮蔽処理が施された繊維を織成した所定幅員のブレード4によって構 成されている。すなわち、例えば図1、図2に示すように、ブレード4を平面か ら見て螺旋状に巻回されるように配置し、両側縁相互を僅かに重畳させながら縫 合し、縫合時の重畳部位の大小、ブレード4自体の立ち上げ角度等の調整によっ て、頂部を有する有底筒状のクラウン部2、ほぼ平坦状の鍔部3夫々を形成する 。こうして形成されたクラウン部2、鍔部3夫々は、所定の型部材に沿わせられ た後に施される熱処理によって剛性化され、図示例のような鍔広帽子として構成 される。
【0013】 また、ブレード4自体は、図3に示されるように、例えば縦糸、横糸を交互に 織成することで得られ、その縦糸あるいは横糸の少なくともいずれか一方、ある いは両者夫々に紫外線遮蔽処理が施されている。紫外線遮蔽処理は、例えばその 繊維中に紫外線吸収剤が織り込まれるか、所定幅員の布帛状に織成後に、紫外線 吸収剤が含有されている処理液中に浸漬して紫外線吸収剤を定着させるかしてし て行なわれる。もとより、ブレード4の織成構造、紫外線遮蔽処理方法等は、こ れらに限定されず、また、その繊維自体は綿糸等の天然繊維、ナイロン繊維等の 化学繊維その他の適当な繊維でよいことも勿論である。
【0014】 この所定の繊維が織成されたブレード4自体における空隙部分は、通気性を発 揮する通気孔として機能し、帽子本体1内外の空気流通を図る。
【0015】 次に、これの使用の一例を説明するに、従来同様に、頭体に被ればよく、クラ ウン部2は頭体上部を直接に覆い、鍔部3は身体上半身を間接的に覆うようにな る。また、必要あれば、紐等を付設し、頭体にしっかり縛結できるようにする。
【0016】 なお、上述した実施例において、帽子本体1は、クラウン部2、鍔部3を備え た鍔広形状のものとしてあるが、この帽子本体1自体の形状はこれに限定される ものではなく、ハンチング、野球帽、サファリ帽、ベレー帽その他の適宜なもの とすることができる。
【0017】
この考案は以上のように構成されており、これがため、主として夏季において 被用されるとき、太陽光中に含まれる有害な過度の紫外線を遮蔽できる紫外線防 止作用が発揮され、日焼けその他を防止でき、特に、日焼けを嫌う女性が使用す るのに極めて好適であり、健康を維持させるのに役立つものである。
【0018】 すなわち、これは、この考案において、紫外線遮蔽処理が施された繊維を織成 しブレード4によって帽子本体1を形成したからであり、これによって、照射さ れる太陽光中の紫外線を反射あるいは吸収することで、帽子本体1内部に紫外線 を通過させず、これが覆う頭体に対する紫外線を確実に遮蔽するからである。
【0019】 また、クラウン部2の下端周縁に連設した鍔部3は、クラウン部2が被せられ る頭体の周囲を間接的にでも覆うから、例えば人体の肩部に照射される紫外線を 有効に遮蔽し、肩部その他の日焼け等を防止することができる。
【0020】 更に、所定幅員のブレード4を、両側縁相互を僅かに重畳縫合させながら螺旋 状に巻回配置し、有底筒状のクラウン部2を形成するものとしてあるから、高さ 、径等が異なる種々な大きさのものを調整しながら簡単に構成できる。
【図1】斜視図である。
【図2】ブレードを縫合形成した要部の断面図である。
【図3】ブレードにおける繊維組織の概略拡大斜視図で
ある。
ある。
1 帽子本体 2 クラウン部 3 鍔部 4 ブレード
Claims (2)
- 【請求項1】 紫外線遮蔽処理が施された繊維を織成し
た所定幅員のブレードを、両側縁相互を僅かに重畳縫合
させながら螺旋状に巻回配置し、頂部を有する有底筒状
のクラウン部を備えた帽子本体を形成したことを特徴と
する帽子。 - 【請求項2】 クラウン部の下端周縁にはほぼ平坦状の
鍔部を連設して鍔広状に形成した請求項1記載の帽子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6134692U JPH0612433U (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 帽 子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6134692U JPH0612433U (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 帽 子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0612433U true JPH0612433U (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=13168486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6134692U Pending JPH0612433U (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 帽 子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0612433U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06218140A (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-09 | Data East Kk | ゲーム装置 |
JP2019094582A (ja) * | 2017-11-20 | 2019-06-20 | 弘勝 田島 | 編紐地 |
JP2021123822A (ja) * | 2020-02-05 | 2021-08-30 | 河北尚宏工芸品有限公司 | 帽子 |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP6134692U patent/JPH0612433U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06218140A (ja) * | 1993-01-22 | 1994-08-09 | Data East Kk | ゲーム装置 |
JP2019094582A (ja) * | 2017-11-20 | 2019-06-20 | 弘勝 田島 | 編紐地 |
JP2021123822A (ja) * | 2020-02-05 | 2021-08-30 | 河北尚宏工芸品有限公司 | 帽子 |
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