JPH06118966A - 送風機の消音装置 - Google Patents
送風機の消音装置Info
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- JPH06118966A JPH06118966A JP4265155A JP26515592A JPH06118966A JP H06118966 A JPH06118966 A JP H06118966A JP 4265155 A JP4265155 A JP 4265155A JP 26515592 A JP26515592 A JP 26515592A JP H06118966 A JPH06118966 A JP H06118966A
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- film body
- frame body
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 送風機が発する騒音に対して十分な消音効果
を得る。 【構成】 風洞31の吐出口側に、内部が通風路Fとな
った枠体1を配置する。枠体1の周壁部に背後側に突出
する突出壁1aを設ける。音波により振動する弾性膜体
2を上記突出壁1aから離間して配置する。突出壁1a
と弾性膜体2との間に空間部4を形成する。空間部4に
おいて弾性膜体2は音波によって振動する。弾性膜体2
による共鳴増幅効果が抑制される。送風機Gの外部へ放
射される騒音が低減され、使用者が騒音で悩まされなく
なる。
を得る。 【構成】 風洞31の吐出口側に、内部が通風路Fとな
った枠体1を配置する。枠体1の周壁部に背後側に突出
する突出壁1aを設ける。音波により振動する弾性膜体
2を上記突出壁1aから離間して配置する。突出壁1a
と弾性膜体2との間に空間部4を形成する。空間部4に
おいて弾性膜体2は音波によって振動する。弾性膜体2
による共鳴増幅効果が抑制される。送風機Gの外部へ放
射される騒音が低減され、使用者が騒音で悩まされなく
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送風機の消音装置に関
し、詳しくは温風を吐出する温風乾燥機、ヘアドライヤ
ー等の消音装置に関する。
し、詳しくは温風を吐出する温風乾燥機、ヘアドライヤ
ー等の消音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、温風乾燥機の一つとして、濡
れた手を乾かすためのハンドドライヤーと称されるもの
がある。これは手の乾燥を短時間に行うことが要求され
るために、大風速、大風量のものが用いられる。
れた手を乾かすためのハンドドライヤーと称されるもの
がある。これは手の乾燥を短時間に行うことが要求され
るために、大風速、大風量のものが用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、風速、風量が
共に大のものは、どうしても騒音が大きくなってしまう
ものであり、ハウジング内壁にウレタン等の多孔質吸音
材が取り付けられてはいるが、その効果は十分ではな
く、使用者からの騒音についての苦情が多い。本発明
は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、送風機が発する騒音に対して十分な消
音効果を得ることができるようにした送風機の消音装置
を提供するにある。
共に大のものは、どうしても騒音が大きくなってしまう
ものであり、ハウジング内壁にウレタン等の多孔質吸音
材が取り付けられてはいるが、その効果は十分ではな
く、使用者からの騒音についての苦情が多い。本発明
は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、送風機が発する騒音に対して十分な消
音効果を得ることができるようにした送風機の消音装置
を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、送風ファン3とこの送風フ
ァン3を囲む風洞31とを備えた送風機において、上記
風洞31の吐出口側には内部が通風路Fとなった枠体1
が配置される。枠体1の上記通風路Fに面する周壁部に
は開口部5が設けられる。音波により振動する弾性膜体
2が上記開口部5を覆うように配置される。上記開口部
5の背後側Eに弾性膜体2の振動用の空間部4が形成さ
れていることを特徴とする。
に、請求項1記載の発明は、送風ファン3とこの送風フ
ァン3を囲む風洞31とを備えた送風機において、上記
風洞31の吐出口側には内部が通風路Fとなった枠体1
が配置される。枠体1の上記通風路Fに面する周壁部に
は開口部5が設けられる。音波により振動する弾性膜体
2が上記開口部5を覆うように配置される。上記開口部
5の背後側Eに弾性膜体2の振動用の空間部4が形成さ
れていることを特徴とする。
【0005】請求項2記載の発明は、上記枠体1には、
開口部5の背後側Eにおいて弾性膜体2の外面2bから
離間した突出壁1aが配置され、上記突出壁1aと弾性
膜体2の外面2bとの間に空間部4を形成するものであ
る。請求項3記載の発明は、上記開口部5の背後側Eに
送風機本体のハウジング9の内壁面9aが配置され、上
記内壁面9aと弾性膜体2の外面2bとの間に空間部4
を形成するものである。
開口部5の背後側Eにおいて弾性膜体2の外面2bから
離間した突出壁1aが配置され、上記突出壁1aと弾性
膜体2の外面2bとの間に空間部4を形成するものであ
る。請求項3記載の発明は、上記開口部5の背後側Eに
送風機本体のハウジング9の内壁面9aが配置され、上
記内壁面9aと弾性膜体2の外面2bとの間に空間部4
を形成するものである。
【0006】請求項4記載の発明は、上記枠体1の突出
壁1aには、弾性膜体2の外面2bの一部に当接する凸
部6が設けられ、上記突出壁1aと弾性膜体2の外面2
bとの間の空間部4の厚みが凸部6によって確保されて
いるものである。請求項5記載の発明は、上記枠体1を
筒状に形成し、弾性膜体2の内面2a側に空気通過部を
形成したものである。
壁1aには、弾性膜体2の外面2bの一部に当接する凸
部6が設けられ、上記突出壁1aと弾性膜体2の外面2
bとの間の空間部4の厚みが凸部6によって確保されて
いるものである。請求項5記載の発明は、上記枠体1を
筒状に形成し、弾性膜体2の内面2a側に空気通過部を
形成したものである。
【0007】請求項6記載の発明は、上記枠体1を筒状
に形成すると共にその周壁部に網目状の開口部8を形成
し、弾性膜体2を周方向において枠体1の内面に固定し
たものである。請求項7記載の発明は、上記枠体1を筒
状に形成し、枠体1と弾性膜体2とを空気流入口側と空
気流出口側のみで固定したものである。
に形成すると共にその周壁部に網目状の開口部8を形成
し、弾性膜体2を周方向において枠体1の内面に固定し
たものである。請求項7記載の発明は、上記枠体1を筒
状に形成し、枠体1と弾性膜体2とを空気流入口側と空
気流出口側のみで固定したものである。
【0008】請求項8記載の発明は、上記弾性膜体2の
内面2aにヒータ35を配置し、ヒータ35を保持する
ヒータ保持体36で弾性膜体2を支持したものである。
内面2aにヒータ35を配置し、ヒータ35を保持する
ヒータ保持体36で弾性膜体2を支持したものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、風洞31の吐出口側に内部が
通風路Fとなった枠体1を配置し、枠体1の上記通風路
Fに面する周壁部に開口部5を設け、音波により振動す
る弾性膜体2を上記開口部5を覆うように配置すると共
に上記開口部5の背後側Eに弾性膜体2の振動用の空間
部4を形成するようにしたから、送風ファン3、風洞3
1等から発する音波によって弾性膜体2が空間部4にお
いて振動できるようになり、音波が弾性膜体2に吸収さ
れて、送風ファン3、風洞31の共鳴増幅効果(リゾネ
ータ効果)が抑制される。従って、送風機の外部へ放射
される騒音が低減され、大風速、大風量のものであって
も十分な消音効果を得ることができる。
通風路Fとなった枠体1を配置し、枠体1の上記通風路
Fに面する周壁部に開口部5を設け、音波により振動す
る弾性膜体2を上記開口部5を覆うように配置すると共
に上記開口部5の背後側Eに弾性膜体2の振動用の空間
部4を形成するようにしたから、送風ファン3、風洞3
1等から発する音波によって弾性膜体2が空間部4にお
いて振動できるようになり、音波が弾性膜体2に吸収さ
れて、送風ファン3、風洞31の共鳴増幅効果(リゾネ
ータ効果)が抑制される。従って、送風機の外部へ放射
される騒音が低減され、大風速、大風量のものであって
も十分な消音効果を得ることができる。
【0010】
(実施例1)温風乾燥機Gは濡れた手を乾かすためのも
のであって、図1及び図2に示すように、温風乾燥機G
の下端面が送風用開口部となっているハウジング9内に
モータ30によって駆動されるシロッコファン型の送風
ファン3が配設されていると共に、送風ファン3を囲む
風洞31における吐出口側には、消音装置を構成する枠
体(ヒータ保持枠)1によって保持されたヒータ40が
配設されており、送風ファン3から吐出される風は、枠
体1で囲まれた通風路Fから外部に向かって下向きに吐
出される。図2中、61,62は送風用開口部に下方に
差し出される手を感知してモータ30及びヒータ40の
起動信号を発する超音波式センサーである。
のであって、図1及び図2に示すように、温風乾燥機G
の下端面が送風用開口部となっているハウジング9内に
モータ30によって駆動されるシロッコファン型の送風
ファン3が配設されていると共に、送風ファン3を囲む
風洞31における吐出口側には、消音装置を構成する枠
体(ヒータ保持枠)1によって保持されたヒータ40が
配設されており、送風ファン3から吐出される風は、枠
体1で囲まれた通風路Fから外部に向かって下向きに吐
出される。図2中、61,62は送風用開口部に下方に
差し出される手を感知してモータ30及びヒータ40の
起動信号を発する超音波式センサーである。
【0011】上記枠体1は、角筒状であると共に送風方
向に沿って縮径しているもので、図3に示すように、そ
の四隅を除く4面には枠体1の背後側Eに向かって突出
する平坦状の突出壁1aが一体形成されている。換言す
れば、枠体1の4面が開口部5となり、その開口部5の
背後側Eが上記突出壁1aで覆われた構造となってい
る。上記枠体1の内面には弾性膜体2が配置されてい
る。弾性膜体2は、音波によって振動するものであっ
て、空気は通過できないが音は通過できる材質、例えば
アクリル繊維布の表面(不燃タイプ)にシリコンコーテ
ィングして成る弾性シート体、或いはシリコン膜、ゴム
シート、不織布などから成る。
向に沿って縮径しているもので、図3に示すように、そ
の四隅を除く4面には枠体1の背後側Eに向かって突出
する平坦状の突出壁1aが一体形成されている。換言す
れば、枠体1の4面が開口部5となり、その開口部5の
背後側Eが上記突出壁1aで覆われた構造となってい
る。上記枠体1の内面には弾性膜体2が配置されてい
る。弾性膜体2は、音波によって振動するものであっ
て、空気は通過できないが音は通過できる材質、例えば
アクリル繊維布の表面(不燃タイプ)にシリコンコーテ
ィングして成る弾性シート体、或いはシリコン膜、ゴム
シート、不織布などから成る。
【0012】上記弾性膜体2は、枠体1の内面形状に沿
った角筒状に形成されており、その内面が通風路Fとな
っていると共に、弾性膜体2の四隅は枠体1の四隅内面
に夫々支持されている。これにより、弾性膜体2は枠体
1の開口部5を覆うように配置されると共に、開口部5
の背後側Eには、弾性膜体2の外面2bと上記突出壁1
aとの間で空間部4が形成されている。空間部4は弾性
膜体2が振動できる程度の厚みに設定されている。な
お、上記突出壁1aは枠体1に一体形成されていてもよ
く、又は枠体1と別体の突出壁1aを枠体1に固定する
構造であってもよい。図3中、41はヒータ40を保持
しているマイカ板であって、このマイカ板41によって
弾性膜体2が枠体1の四隅内面に押圧されることによ
り、弾性膜体2が枠体1に対して支持されるようになっ
ている。
った角筒状に形成されており、その内面が通風路Fとな
っていると共に、弾性膜体2の四隅は枠体1の四隅内面
に夫々支持されている。これにより、弾性膜体2は枠体
1の開口部5を覆うように配置されると共に、開口部5
の背後側Eには、弾性膜体2の外面2bと上記突出壁1
aとの間で空間部4が形成されている。空間部4は弾性
膜体2が振動できる程度の厚みに設定されている。な
お、上記突出壁1aは枠体1に一体形成されていてもよ
く、又は枠体1と別体の突出壁1aを枠体1に固定する
構造であってもよい。図3中、41はヒータ40を保持
しているマイカ板であって、このマイカ板41によって
弾性膜体2が枠体1の四隅内面に押圧されることによ
り、弾性膜体2が枠体1に対して支持されるようになっ
ている。
【0013】上記構成において、温風乾燥機Gの起動時
には、送風ファン3から吐出されて枠体1で囲まれた通
風路Fを通過すると共に、ハウジング9の上記送風用開
口部から出ていく風によって生じる音や送風ファン3の
作動音(風切り音)といった騒音、つまり音波は、枠体
1の内部に配置された弾性膜体2を振動させるものであ
り、このために音波は弾性膜体2に吸収されてしまうも
のである。ここで、図4には空間部4の厚みを例えば1
0mmに設定した場合の音波の周波数と共鳴増幅量との
関係が示されており、空間部4の増加によって200〜
1KHz音のレベル低下(領域Lで示す)が認められ
る。一方、図5にはファンケーシング、金属カバー、吐
出口用剛壁(アクリル)のノズルによる増幅特性(ゼロ
[dB]の時が上記ケーシングのない状態における音圧
レベルに相当)が示されており、ファンケーシングの共
鳴増幅効果(リゾネータ効果)によって200〜1KH
z音の増幅(領域L1 で示す)が認められる。このよう
に弾性膜体2の背後側に空間部4を設けたことにより、
送風ファン3、風洞31等の共鳴増幅効果が弾性膜体2
によって効率良く抑制されることが図4において明らか
となり、従って、温風乾燥機Gの外部へ放射される騒音
が低減される結果、大風速、大風量のものであっても十
分な消音効果が得られ、使用者が騒音で悩まされるとい
う不具合が解消される。
には、送風ファン3から吐出されて枠体1で囲まれた通
風路Fを通過すると共に、ハウジング9の上記送風用開
口部から出ていく風によって生じる音や送風ファン3の
作動音(風切り音)といった騒音、つまり音波は、枠体
1の内部に配置された弾性膜体2を振動させるものであ
り、このために音波は弾性膜体2に吸収されてしまうも
のである。ここで、図4には空間部4の厚みを例えば1
0mmに設定した場合の音波の周波数と共鳴増幅量との
関係が示されており、空間部4の増加によって200〜
1KHz音のレベル低下(領域Lで示す)が認められ
る。一方、図5にはファンケーシング、金属カバー、吐
出口用剛壁(アクリル)のノズルによる増幅特性(ゼロ
[dB]の時が上記ケーシングのない状態における音圧
レベルに相当)が示されており、ファンケーシングの共
鳴増幅効果(リゾネータ効果)によって200〜1KH
z音の増幅(領域L1 で示す)が認められる。このよう
に弾性膜体2の背後側に空間部4を設けたことにより、
送風ファン3、風洞31等の共鳴増幅効果が弾性膜体2
によって効率良く抑制されることが図4において明らか
となり、従って、温風乾燥機Gの外部へ放射される騒音
が低減される結果、大風速、大風量のものであっても十
分な消音効果が得られ、使用者が騒音で悩まされるとい
う不具合が解消される。
【0014】なお、図3に示すように、上下方向の通風
路Fを囲むように弾性膜体2を設置した場合、弾性膜体
2の外面2aのほぼ全体が空間部4にさらされて消音効
果にばらつきが生じることがない。また、枠体1を角筒
状としているのは、円筒形である場合よりも弾性膜体2
の面積を大きくとることができて、弾性膜体2による音
波の吸収効果を高めることができるからである。さら
に、図1に示すように、枠体1を送風方向に沿って縮径
する形状としているのは、吐出される風の圧力を高める
だけでなく、音波が弾性膜体2をより通過しやすくなる
ようにしているためである。
路Fを囲むように弾性膜体2を設置した場合、弾性膜体
2の外面2aのほぼ全体が空間部4にさらされて消音効
果にばらつきが生じることがない。また、枠体1を角筒
状としているのは、円筒形である場合よりも弾性膜体2
の面積を大きくとることができて、弾性膜体2による音
波の吸収効果を高めることができるからである。さら
に、図1に示すように、枠体1を送風方向に沿って縮径
する形状としているのは、吐出される風の圧力を高める
だけでなく、音波が弾性膜体2をより通過しやすくなる
ようにしているためである。
【0015】そして、弾性膜体2を利用した消音装置を
送風ファン3及び風洞31の吐出口近傍に位置するヒー
タ40の保持用の枠体(ヒータ保持枠)1に配設してい
るのは、この付近では送風時に渦が発生しやすく、騒音
も生じ易くなっているからであり、またヒータ40の近
くにあることから、ヒータ40の熱で弾性膜体2が常に
乾燥状態となり、消音効果が減衰しないからである。 (実施例2)上記角筒状の枠体1には、図6乃至図8に
示すように、通風路Fに面した周壁部に複数の開口部5
が設けられており、図1乃至図3に示す突出壁1aは省
略されている。つまり、図6(a)(b)及び図7にお
いて、筒状の枠体1の四隅を除く4面には、角穴状の開
口部5が夫々穿設されている。上記各開口部5は弾性膜
体2で覆われており、弾性膜体2の内面2a側が空気通
過部となっており、一方、弾性膜体2の外面2bは開口
部5を介して枠体1の外部に露出している。この枠体1
は、図8に示すようにハウジング9で外囲されており、
弾性膜体2の外面2bとハウジング9の内壁面9aとの
間が空間部4となっている。このように空間部4の厚み
が広がることにより、弾性膜体2の共鳴増幅の抑制効果
がさらに増加して、騒音をより効果的に低減させること
ができる。 (実施例3)上記角筒状の枠体1には、図9及び図10
に示すように、4面に設けた突出壁1aに弾性膜体2の
外面2bに向かって突出する複数個の凸部6が設けられ
ている。この場合、上記各凸部6が弾性膜体2の外面2
bの一部に当接することにより、突出壁1aと弾性膜体
2との間隔を一定に保つことができ、弾性膜体2と上記
突出壁1aとの間の空間部4の厚みを確実に確保するこ
とができる。 (実施例4)上記角筒状の枠体1には、図11及び図1
2に示すように、網目状格子7で区切られた網目状の開
口部8が設けられると共に、弾性膜体2はその周方向に
おいて枠体1の内周面に固定されている。この場合、弾
性膜体2の外面2bが網目状格子7によって保護される
と同時に、枠体1を該網目状格子7によって補強できる
という利点がある。 (実施例5)上記角筒状の枠体1と弾性膜体2とは、図
13及び図14(a)(b)に示すように、空気流入口
側と空気流出口側のみで固定されている。この場合、送
風ファン3と風洞31から送風される空気の流入側と流
出側のみが一段と絞られた形状とされ、この部分で保持
枠1と弾性膜体2とが互いに接触して固定されているか
ら、通風路Fに面する弾性膜体2の大部分が振動可能と
なり、弾性膜体2の振動面積が最大となり、共鳴増幅効
果が最大限に高められるようになる。図中、12′は風
洞31の角筒形の空気流入部である。 (実施例6)本実施例では図15(a)(b)に示すよ
うに、枠体1は円筒状に形成されると共に、枠体1の内
面にはヒータ14とこのヒータ14を保持するヒータ保
持体13とが配置され、このヒータ保持体13によって
弾性膜体2が保持されている。さらに、枠体1の空気流
入側と空気流出側のみが一段と絞られた形状とされ、こ
の部分で保持枠1と弾性膜体2とが互いに接触して固定
されているため、上記実施例5と同様、空気通過部に面
する弾性膜体2の振動面積が最大となり、共鳴増幅効果
が最大限に高められるようになっている。図中、12は
風洞31の円筒形の空気流入部である。 (実施例7)手持ち型のヘアドライヤーHに本発明にか
かる消音装置20を応用した一例を図16及び図17に
示す。図16(a)において、ヒータを内蔵した筒状の
枠体(消音装置)20は、ヘアドライヤーHの外体部2
6の前部に収納され、枠体20には不燃化処理された弾
性膜体が内蔵されると共に、外体部26の後部には送風
ファン、モータ等が内蔵されている。図中、28は電源
スイッチ、29は電源コード、30は温風吹出格子部で
ある。そして、図16(b)に示すように、上記枠体2
0の周壁には網目状開口部22を形成する格子部21が
網目状に形成され、網目状開口部22から弾性膜体2の
外面2bを枠体20の外部に露出させてある。さらに、
図17に示すように、ヘアドライヤーHの外体部26の
内面には複数個の突起24が突設されており、これら突
起24が枠体20の外面の網目状格子部21の一部に当
接して枠体20を外体部26に対して保持している。図
17中、35はヒータ、36はヒータ保持体である。こ
こで、ヘアドライヤーHの使用時に、送風ファン3から
吐出されて枠体20に内蔵された弾性膜体2の内面2a
側の通風路Fを通過して外部に出て行く温風によって生
じる音や、送風ファン3の作動音といった音波によっ
て、上記実施例1と同様、弾性膜体2が振動して共鳴増
幅効果が抑制されることとなり、ヘアドライヤーHの外
部へ放射される騒音が低減される。また、網目状格子部
21によって弾性膜体2の保護と枠体20の補強が図ら
れている。
送風ファン3及び風洞31の吐出口近傍に位置するヒー
タ40の保持用の枠体(ヒータ保持枠)1に配設してい
るのは、この付近では送風時に渦が発生しやすく、騒音
も生じ易くなっているからであり、またヒータ40の近
くにあることから、ヒータ40の熱で弾性膜体2が常に
乾燥状態となり、消音効果が減衰しないからである。 (実施例2)上記角筒状の枠体1には、図6乃至図8に
示すように、通風路Fに面した周壁部に複数の開口部5
が設けられており、図1乃至図3に示す突出壁1aは省
略されている。つまり、図6(a)(b)及び図7にお
いて、筒状の枠体1の四隅を除く4面には、角穴状の開
口部5が夫々穿設されている。上記各開口部5は弾性膜
体2で覆われており、弾性膜体2の内面2a側が空気通
過部となっており、一方、弾性膜体2の外面2bは開口
部5を介して枠体1の外部に露出している。この枠体1
は、図8に示すようにハウジング9で外囲されており、
弾性膜体2の外面2bとハウジング9の内壁面9aとの
間が空間部4となっている。このように空間部4の厚み
が広がることにより、弾性膜体2の共鳴増幅の抑制効果
がさらに増加して、騒音をより効果的に低減させること
ができる。 (実施例3)上記角筒状の枠体1には、図9及び図10
に示すように、4面に設けた突出壁1aに弾性膜体2の
外面2bに向かって突出する複数個の凸部6が設けられ
ている。この場合、上記各凸部6が弾性膜体2の外面2
bの一部に当接することにより、突出壁1aと弾性膜体
2との間隔を一定に保つことができ、弾性膜体2と上記
突出壁1aとの間の空間部4の厚みを確実に確保するこ
とができる。 (実施例4)上記角筒状の枠体1には、図11及び図1
2に示すように、網目状格子7で区切られた網目状の開
口部8が設けられると共に、弾性膜体2はその周方向に
おいて枠体1の内周面に固定されている。この場合、弾
性膜体2の外面2bが網目状格子7によって保護される
と同時に、枠体1を該網目状格子7によって補強できる
という利点がある。 (実施例5)上記角筒状の枠体1と弾性膜体2とは、図
13及び図14(a)(b)に示すように、空気流入口
側と空気流出口側のみで固定されている。この場合、送
風ファン3と風洞31から送風される空気の流入側と流
出側のみが一段と絞られた形状とされ、この部分で保持
枠1と弾性膜体2とが互いに接触して固定されているか
ら、通風路Fに面する弾性膜体2の大部分が振動可能と
なり、弾性膜体2の振動面積が最大となり、共鳴増幅効
果が最大限に高められるようになる。図中、12′は風
洞31の角筒形の空気流入部である。 (実施例6)本実施例では図15(a)(b)に示すよ
うに、枠体1は円筒状に形成されると共に、枠体1の内
面にはヒータ14とこのヒータ14を保持するヒータ保
持体13とが配置され、このヒータ保持体13によって
弾性膜体2が保持されている。さらに、枠体1の空気流
入側と空気流出側のみが一段と絞られた形状とされ、こ
の部分で保持枠1と弾性膜体2とが互いに接触して固定
されているため、上記実施例5と同様、空気通過部に面
する弾性膜体2の振動面積が最大となり、共鳴増幅効果
が最大限に高められるようになっている。図中、12は
風洞31の円筒形の空気流入部である。 (実施例7)手持ち型のヘアドライヤーHに本発明にか
かる消音装置20を応用した一例を図16及び図17に
示す。図16(a)において、ヒータを内蔵した筒状の
枠体(消音装置)20は、ヘアドライヤーHの外体部2
6の前部に収納され、枠体20には不燃化処理された弾
性膜体が内蔵されると共に、外体部26の後部には送風
ファン、モータ等が内蔵されている。図中、28は電源
スイッチ、29は電源コード、30は温風吹出格子部で
ある。そして、図16(b)に示すように、上記枠体2
0の周壁には網目状開口部22を形成する格子部21が
網目状に形成され、網目状開口部22から弾性膜体2の
外面2bを枠体20の外部に露出させてある。さらに、
図17に示すように、ヘアドライヤーHの外体部26の
内面には複数個の突起24が突設されており、これら突
起24が枠体20の外面の網目状格子部21の一部に当
接して枠体20を外体部26に対して保持している。図
17中、35はヒータ、36はヒータ保持体である。こ
こで、ヘアドライヤーHの使用時に、送風ファン3から
吐出されて枠体20に内蔵された弾性膜体2の内面2a
側の通風路Fを通過して外部に出て行く温風によって生
じる音や、送風ファン3の作動音といった音波によっ
て、上記実施例1と同様、弾性膜体2が振動して共鳴増
幅効果が抑制されることとなり、ヘアドライヤーHの外
部へ放射される騒音が低減される。また、網目状格子部
21によって弾性膜体2の保護と枠体20の補強が図ら
れている。
【0016】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明によれ
ば、風洞の吐出口側には内部が通風路となった枠体が配
置され、枠体の上記通風路に面する周壁部には開口部が
設けられ、音波により振動する弾性膜体が上記開口部を
覆うように配置され、上記開口部の背後側に弾性膜体の
振動用の空間部が形成されているから、送風機の稼動時
には、送風ファン、風洞の共鳴増幅効果が上記弾性膜体
によって抑制されて、送風機の外部へ放射される騒音が
低減される。その結果、大風速、大風量のものであって
も長期にわたって十分に安定した消音効果が得られるの
で、使用者に対して騒音による不快感を与えることがな
い。
ば、風洞の吐出口側には内部が通風路となった枠体が配
置され、枠体の上記通風路に面する周壁部には開口部が
設けられ、音波により振動する弾性膜体が上記開口部を
覆うように配置され、上記開口部の背後側に弾性膜体の
振動用の空間部が形成されているから、送風機の稼動時
には、送風ファン、風洞の共鳴増幅効果が上記弾性膜体
によって抑制されて、送風機の外部へ放射される騒音が
低減される。その結果、大風速、大風量のものであって
も長期にわたって十分に安定した消音効果が得られるの
で、使用者に対して騒音による不快感を与えることがな
い。
【0017】請求項2記載の発明によれば、上記枠体に
は、開口部の背後側において弾性膜体の外面から離間し
た突出壁を配置し、上記突出壁と弾性膜体の外面との間
に空間部が形成されているから、弾性膜体が上記空間部
で振動されることによって請求項1と同様の共鳴増幅の
抑制効果が得られる。請求項3記載の発明によれば、上
記開口部の背後側に送風機本体のハウジングの内壁面を
配置し、上記内壁面と弾性膜体の外面との間に空間部が
形成されているから、上記空間部の厚みを増加させるこ
とにより、弾性膜体の共鳴増幅の抑制効果を増加させ
て、騒音発生をより効果的に低減させることができる。
は、開口部の背後側において弾性膜体の外面から離間し
た突出壁を配置し、上記突出壁と弾性膜体の外面との間
に空間部が形成されているから、弾性膜体が上記空間部
で振動されることによって請求項1と同様の共鳴増幅の
抑制効果が得られる。請求項3記載の発明によれば、上
記開口部の背後側に送風機本体のハウジングの内壁面を
配置し、上記内壁面と弾性膜体の外面との間に空間部が
形成されているから、上記空間部の厚みを増加させるこ
とにより、弾性膜体の共鳴増幅の抑制効果を増加させ
て、騒音発生をより効果的に低減させることができる。
【0018】請求項4記載の発明によれば、上記枠体の
突出壁に、弾性膜体の外面の一部に当接する凸部を設け
たから、上記凸部によって弾性膜体が突出壁と一定間隔
をあけて保たれることにより、突出壁と弾性膜体の外面
との間の空間部の厚みを確実に確保できるようになる。
請求項5記載の発明によれば、上記枠体を筒状に形成
し、弾性膜体の内面に空気通過部が形成されているか
ら、空気通過部に面する弾性膜体の面積が増え、これに
伴って弾性膜体の振動面積が増加することによって、共
鳴増幅の抑制効果をさらに高めることができる。
突出壁に、弾性膜体の外面の一部に当接する凸部を設け
たから、上記凸部によって弾性膜体が突出壁と一定間隔
をあけて保たれることにより、突出壁と弾性膜体の外面
との間の空間部の厚みを確実に確保できるようになる。
請求項5記載の発明によれば、上記枠体を筒状に形成
し、弾性膜体の内面に空気通過部が形成されているか
ら、空気通過部に面する弾性膜体の面積が増え、これに
伴って弾性膜体の振動面積が増加することによって、共
鳴増幅の抑制効果をさらに高めることができる。
【0019】請求項6記載の発明によれば、上記枠体を
筒状に形成すると共にその周壁部に網目状の開口部を形
成し、弾性膜体を周方向において枠体の内面に固定した
から、開口部に生じる網目状格子によって弾性膜体の外
面を保護できると共に、枠体を上記網目状格子によって
補強できる。請求項7記載の発明によれば、上記枠体を
筒状に形成し、枠体と弾性膜体とを空気流入口側と空気
流出口側のみで固定したから、空気通過部に面する弾性
膜体の大部分が振動可能となり、弾性膜体の振動面積が
より大きくなって共鳴増幅効果をより一層高めることが
できる。
筒状に形成すると共にその周壁部に網目状の開口部を形
成し、弾性膜体を周方向において枠体の内面に固定した
から、開口部に生じる網目状格子によって弾性膜体の外
面を保護できると共に、枠体を上記網目状格子によって
補強できる。請求項7記載の発明によれば、上記枠体を
筒状に形成し、枠体と弾性膜体とを空気流入口側と空気
流出口側のみで固定したから、空気通過部に面する弾性
膜体の大部分が振動可能となり、弾性膜体の振動面積が
より大きくなって共鳴増幅効果をより一層高めることが
できる。
【0020】請求項8記載の発明によれば、上記弾性膜
体の内面にヒータを配置し、このヒータを保持するヒー
タ保持体で弾性膜体を支持したから、上記ヒータ保持体
がヒータの保持と弾性膜体の保持とを兼用することによ
り、部品点数が削減されて構造の簡略化が図られる。
体の内面にヒータを配置し、このヒータを保持するヒー
タ保持体で弾性膜体を支持したから、上記ヒータ保持体
がヒータの保持と弾性膜体の保持とを兼用することによ
り、部品点数が削減されて構造の簡略化が図られる。
【図1】本発明の一実施例に用いられる温風乾燥機の断
面図である。
面図である。
【図2】同上の破断正面図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】空間部の厚みを10mmに設定した場合の共鳴
増幅量と周波数の関係を説明するグラフである。
増幅量と周波数の関係を説明するグラフである。
【図5】共鳴増幅量と周波数との関係の参考例を説明す
るグラフである。
るグラフである。
【図6】(a)は他の実施例における温風乾燥機の破断
正面図、(b)は消音装置の斜視図である。
正面図、(b)は消音装置の斜視図である。
【図7】図6(a)のY−Y線断面図である。
【図8】図6(a)の断面図である。
【図9】さらに他の実施例における破断正面図である。
【図10】図9のZ−Z線断面図である。
【図11】さらに他の実施例における破断正面図であ
る。
る。
【図12】図11のW−W線断面図である。
【図13】さらに他の実施例における破断正面図であ
る。
る。
【図14】(a)は図13のA−A線断面図、(b)は
図13のS−S線断面図である。
図13のS−S線断面図である。
【図15】(a)はさらに他の実施例におけるヘアドラ
イヤーの斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図であ
る。
イヤーの斜視図、(b)は(a)のC−C線断面図であ
る。
【図16】(a)は図15のヘアドライヤーの側面図、
(b)は消音装置の斜視図である。
(b)は消音装置の斜視図である。
【図17】図16(a)のD−D線断面図である。
1,20 枠体 1a 突出壁 2 弾性膜体 2a 内面 2b 外面 3 送風ファン 4 空間部 5,8 開口部 6,24 凸部 9 ハウジング 9a 内壁面 13,35,40 ヒータ 14,36,41 ヒータ保持体 31 風洞 E 背後側 F 通風路
フロントページの続き (72)発明者 上垣 百合子 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 送風ファンとこの送風ファンを囲む風洞
とを備えた送風機において、上記風洞の吐出口側には内
部が通風路となった枠体が配置され、枠体の上記通風路
に面する周壁部には開口部が設けられ、音波により振動
する弾性膜体が上記開口部を覆うように配置され、上記
開口部の背後側に弾性膜体の振動用の空間部が形成され
ていることを特徴とする送風機の消音装置。 - 【請求項2】 上記枠体には、開口部の背後側において
弾性膜体の外面から離間した突出壁が配置され、上記突
出壁と弾性膜体の外面との間に空間部が形成されている
ことを特徴とする請求項1記載の送風機の消音装置。 - 【請求項3】 上記開口部の背後側に送風機本体のハウ
ジングの内壁面が配置され、上記内壁面と弾性膜体の外
面との間に空間部が形成されていることを特徴とする請
求項1記載の送風機の消音装置。 - 【請求項4】 上記枠体の突出壁には、弾性膜体の外面
の一部に当接する凸部が設けられ、上記突出壁と弾性膜
体の外面との間の空間部の厚みが凸部によって確保され
ていることを特徴とする請求項2記載の送風機の消音装
置。 - 【請求項5】 上記枠体を筒状に形成し、弾性膜体の内
面側に空気通過部を形成したことを特徴とする請求項1
記載の送風機の消音装置。 - 【請求項6】 上記枠体を筒状に形成すると共にその周
壁部に網目状の開口部を形成し、弾性膜体を周方向にお
いて枠体の内面に固定したことを特徴とする請求項1記
載の送風機の消音装置。 - 【請求項7】 上記枠体を筒状に形成し、枠体と弾性膜
体とを空気流入口側と空気流出口側のみで固定したこと
を特徴とする請求項1記載の送風機の消音装置。 - 【請求項8】 上記弾性膜体の内面にヒータを配置し、
このヒータを保持するヒータ保持体で弾性膜体を支持し
たことを特徴とする請求項1又は5記載の送風機の消音
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265155A JPH06118966A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 送風機の消音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4265155A JPH06118966A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 送風機の消音装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06118966A true JPH06118966A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17413394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4265155A Pending JPH06118966A (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 送風機の消音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06118966A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011031202A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Panasonic Corp | 静電霧化装置 |
US20140299406A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-10-09 | Human Design Medical, Llc | Systems and methods for providing low-noise positive airway pressure |
JP2018514810A (ja) * | 2015-05-06 | 2018-06-07 | エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. | リソグラフィ装置 |
-
1992
- 1992-10-02 JP JP4265155A patent/JPH06118966A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011031202A (ja) * | 2009-08-04 | 2011-02-17 | Panasonic Corp | 静電霧化装置 |
US20140299406A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-10-09 | Human Design Medical, Llc | Systems and methods for providing low-noise positive airway pressure |
US9375543B2 (en) * | 2013-03-15 | 2016-06-28 | Human Design Medical, Llc | Systems and methods for providing low-noise positive airway pressure |
JP2018514810A (ja) * | 2015-05-06 | 2018-06-07 | エーエスエムエル ネザーランズ ビー.ブイ. | リソグラフィ装置 |
US11762304B2 (en) | 2015-05-06 | 2023-09-19 | Asml Netherlands B.V. | Lithographic apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020115 |