JPH06105136A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH06105136A JPH06105136A JP4249437A JP24943792A JPH06105136A JP H06105136 A JPH06105136 A JP H06105136A JP 4249437 A JP4249437 A JP 4249437A JP 24943792 A JP24943792 A JP 24943792A JP H06105136 A JPH06105136 A JP H06105136A
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- JP
- Japan
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- signal
- circuit
- input
- correction
- image signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】異なる入力機器からの画像入力があっても、同
一の特定原稿の特徴データによって特定原稿の判定を行
うことができる。 【構成】カラー複写機において、判定回路409は、入
力されたフルカラー画像信号の特性を所定の補正内容に
応じて補正し、補正画像信号を得て、補正画像信号中の
特徴を抽出し、その抽出された特徴と予め用意された特
定原稿の特徴との類似度を判定し、OR回路410は判
定された類似度に応じて入力されたフルカラー画像信号
の処理内容を変更する。
一の特定原稿の特徴データによって特定原稿の判定を行
うことができる。 【構成】カラー複写機において、判定回路409は、入
力されたフルカラー画像信号の特性を所定の補正内容に
応じて補正し、補正画像信号を得て、補正画像信号中の
特徴を抽出し、その抽出された特徴と予め用意された特
定原稿の特徴との類似度を判定し、OR回路410は判
定された類似度に応じて入力されたフルカラー画像信号
の処理内容を変更する。
Description
【0001】
【産業状の利用分野】本発明は、特に特定原稿の検出機
能を設けた複写機等の画像処理装置に関するものであ
る。
能を設けた複写機等の画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機の高画質化、カラー化にと
もない、本来複写されるべきでない特定原稿についての
偽造の危惧が生じている。複写機等の画像処理装置にお
いての特定原稿の認識として、予め特定原稿の特徴デー
タを装置内に保持し、入力された画像信号の特徴と比較
し、特定原稿の有無を判定する方式が提案されている。
もない、本来複写されるべきでない特定原稿についての
偽造の危惧が生じている。複写機等の画像処理装置にお
いての特定原稿の認識として、予め特定原稿の特徴デー
タを装置内に保持し、入力された画像信号の特徴と比較
し、特定原稿の有無を判定する方式が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】ところが、上記従
来例においては、特定原稿の有無を判定する場合、画像
処理装置に入力される画像信号の白レベル/黒レベルの
基準値や入力カラー画像信号の持つ色空間等の特性が変
わった場合、その各々に対し前記特徴データを変更しな
けらばならず、装置ごとに個別の特徴データを変更しな
ければならず、さらに、ひとつ画像処理装置に対し、他
のイメージスキャナやスチルビデオ、フィルムスキャ
ナ、VTR等の機器により得られる複数種類の画像を入
力し、それら全種類の画像に対する特定原稿の有無を判
定を行なおうとした場合には、全種類の画像に対する特
徴データを保持しなければならなかった。
来例においては、特定原稿の有無を判定する場合、画像
処理装置に入力される画像信号の白レベル/黒レベルの
基準値や入力カラー画像信号の持つ色空間等の特性が変
わった場合、その各々に対し前記特徴データを変更しな
けらばならず、装置ごとに個別の特徴データを変更しな
ければならず、さらに、ひとつ画像処理装置に対し、他
のイメージスキャナやスチルビデオ、フィルムスキャ
ナ、VTR等の機器により得られる複数種類の画像を入
力し、それら全種類の画像に対する特定原稿の有無を判
定を行なおうとした場合には、全種類の画像に対する特
徴データを保持しなければならなかった。
【0004】本発明は、上述した従来例の欠点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、異なる
入力機器からの画像入力があっても、同一の特定原稿の
特徴データによって特定原稿の判定を行うことができる
画像処理装置を提供する点にある。
なされたものであり、その目的とするところは、異なる
入力機器からの画像入力があっても、同一の特定原稿の
特徴データによって特定原稿の判定を行うことができる
画像処理装置を提供する点にある。
【0005】
【問題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、入
力されたカラー画像信号の特性を補正し、補正画像信号
を得る補正手段と、前記補正手段により得られた補正画
像信号中の特徴を抽出する抽出手段と、前記抽出手段に
より抽出された特徴と予め用意された特定原稿の特徴と
の類似度を判定する判定手段と、前記判定手段により判
定された類似度に応じて前記入力されたカラー画像信号
の処理内容を変更する変更手段とを備える。
目的を達成するため、本発明に係る画像処理装置は、入
力されたカラー画像信号の特性を補正し、補正画像信号
を得る補正手段と、前記補正手段により得られた補正画
像信号中の特徴を抽出する抽出手段と、前記抽出手段に
より抽出された特徴と予め用意された特定原稿の特徴と
の類似度を判定する判定手段と、前記判定手段により判
定された類似度に応じて前記入力されたカラー画像信号
の処理内容を変更する変更手段とを備える。
【0006】
【作用】かかる構成によれば、補正手段は、入力された
カラー画像信号の特性を所定の補正内容に応じて補正
し、補正画像信号を得て、抽出手段は補正手段により得
られた補正画像信号中の特徴を抽出し、判定手段は抽出
手段により抽出された特徴と予め用意された特定原稿の
特徴との類似度を判定し、変更手段は判定手段により判
定された類似度に応じて前記入力されたカラー画像信号
の処理内容を変更する。
カラー画像信号の特性を所定の補正内容に応じて補正
し、補正画像信号を得て、抽出手段は補正手段により得
られた補正画像信号中の特徴を抽出し、判定手段は抽出
手段により抽出された特徴と予め用意された特定原稿の
特徴との類似度を判定し、変更手段は判定手段により判
定された類似度に応じて前記入力されたカラー画像信号
の処理内容を変更する。
【0007】
【実施例】以下に、添付図面を参照して、本発明の好適
な実施例を詳細に説明する。以下の実施例では、本発明
の適用例として、カラー複写機の例が示されるが、本発
明はこれに限るものではなく、他の種々の装置に適用で
きることは勿論である。また本発明を適用できる各装置
出は、偽造防止として、紙幣、有価証券等の特定原稿を
対称とする。 <第1の実施例>[装置概観」図2は本発明の第1の実
施例によるカラー複写機の内部構成を概略的に示す側断
面図である。図2において、201はイメージスキャナ
部であり、原稿を読取り、ディジタル信号処理を行なう
部分である。又、202はプリンタ部であり、イメージ
スキャナ部201によって読み取られた原稿画像に対応
した画像を用紙にフルカラーでプリント出力する部分で
ある。
な実施例を詳細に説明する。以下の実施例では、本発明
の適用例として、カラー複写機の例が示されるが、本発
明はこれに限るものではなく、他の種々の装置に適用で
きることは勿論である。また本発明を適用できる各装置
出は、偽造防止として、紙幣、有価証券等の特定原稿を
対称とする。 <第1の実施例>[装置概観」図2は本発明の第1の実
施例によるカラー複写機の内部構成を概略的に示す側断
面図である。図2において、201はイメージスキャナ
部であり、原稿を読取り、ディジタル信号処理を行なう
部分である。又、202はプリンタ部であり、イメージ
スキャナ部201によって読み取られた原稿画像に対応
した画像を用紙にフルカラーでプリント出力する部分で
ある。
【0008】イメージスキャナ部201において、20
0は鏡面圧板であり、原稿第ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204は、ランプ205で照射され、ミラ
ー206、207、208に導かれ、レンズ209によ
って、3ラインセンサ(以下CCD)210上に像を結
び、フルカラー情報レッド(R)、グリーン(G)、ブ
ルー(B)成分として信号処理部211に送られる。
尚、ランプ205、ミラー206は速度vで、ミラー2
07、208は速度1/2vでラインセンサの電気的走
査(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に動くこと
によって、原稿前面を走査(副走査)する。
0は鏡面圧板であり、原稿第ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204は、ランプ205で照射され、ミラ
ー206、207、208に導かれ、レンズ209によ
って、3ラインセンサ(以下CCD)210上に像を結
び、フルカラー情報レッド(R)、グリーン(G)、ブ
ルー(B)成分として信号処理部211に送られる。
尚、ランプ205、ミラー206は速度vで、ミラー2
07、208は速度1/2vでラインセンサの電気的走
査(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に動くこと
によって、原稿前面を走査(副走査)する。
【0009】信号処理部211においては、読み取られ
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各成分に
分解し、プリンタ部202に送る。又、イメージスキャ
ナ部201における一回の原稿走査につき、M,C,
Y,Bkのうちひとつの成分がプリンタ部202に送ら
れ、計4回の原稿走査によって、一回のプリンタアウト
が完成する。
た画像信号を電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン
(C)、イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各成分に
分解し、プリンタ部202に送る。又、イメージスキャ
ナ部201における一回の原稿走査につき、M,C,
Y,Bkのうちひとつの成分がプリンタ部202に送ら
れ、計4回の原稿走査によって、一回のプリンタアウト
が完成する。
【0010】イメージスキャナ部201より送られてく
るM,C,Y,Bkの各画像信号は、レーザドライバ2
12に送られる。レーザドライバ212は、送られてき
た画像信号に応じて、半導体レーザ213を変調駆動す
る。レーザ光は、ポリゴンミラー214、f−θレンズ
215、ミラー216を介し、感光ドラム217上を走
査する。
るM,C,Y,Bkの各画像信号は、レーザドライバ2
12に送られる。レーザドライバ212は、送られてき
た画像信号に応じて、半導体レーザ213を変調駆動す
る。レーザ光は、ポリゴンミラー214、f−θレンズ
215、ミラー216を介し、感光ドラム217上を走
査する。
【0011】218は回転現像器であり、マゼンタ現像
部219、シアン現像部220、イエロー現像部22
1、ブラック現像部222より構成され、4つの現像部
が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム217上
に形成された静電現像をトナーで現像する。223は転
写ドラムであり、用紙カセット224又は225より供
給される用紙をこの転写ドラム223に巻き付け、感光
ドラム上に現像された像を用紙に転写する。
部219、シアン現像部220、イエロー現像部22
1、ブラック現像部222より構成され、4つの現像部
が交互に感光ドラム217に接し、感光ドラム217上
に形成された静電現像をトナーで現像する。223は転
写ドラムであり、用紙カセット224又は225より供
給される用紙をこの転写ドラム223に巻き付け、感光
ドラム上に現像された像を用紙に転写する。
【0012】このようにして、M,C,Y,Bkの4色
が順次転写された後に、用紙は、定着ユニット226を
通過して、トナーが用紙に定着された後に俳紙される。
又、227はICカードであり、イメージスキャナ部2
01に組み込まれているカードリーダ228に挿入する
ことにより、ICカード227に保持されている情報を
装置に転送することができる。
が順次転写された後に、用紙は、定着ユニット226を
通過して、トナーが用紙に定着された後に俳紙される。
又、227はICカードであり、イメージスキャナ部2
01に組み込まれているカードリーダ228に挿入する
ことにより、ICカード227に保持されている情報を
装置に転送することができる。
【0013】250は本実施例による操作部で、複写動
作の各種指示や後述の暗証入力等の操作を行う部分であ
る。 [イメージスキャナ]図7は第1の実施例によるイメー
ジスキャナ部201の構成を示すブロック図である。同
図において、210−1、210−2、210−3はそ
れぞれ、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)、の分光感度特性を持つCCD(個体撮像素子)
ラインセンサであり、A/D変換された後にそれぞれ8
ビット出力0〜255の信号が出力される。
作の各種指示や後述の暗証入力等の操作を行う部分であ
る。 [イメージスキャナ]図7は第1の実施例によるイメー
ジスキャナ部201の構成を示すブロック図である。同
図において、210−1、210−2、210−3はそ
れぞれ、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)、の分光感度特性を持つCCD(個体撮像素子)
ラインセンサであり、A/D変換された後にそれぞれ8
ビット出力0〜255の信号が出力される。
【0014】本実施例において用いられるCCDライン
センサ210−1、210−2、210−3は、一定の
距離を隔てて配置されているため、ディレイ素子401
及び402においてその空間的ずれが補正される。40
3、404、405はlog変換器であり、ルックアッ
プテーブルROM又はRAMにより構成され、輝度信号
が濃度信号に変換される。406は公知のマスキング及
びURC(下色除去)回路であり、詳しい説明は省略す
るが、入力された3信号により、出力のためのマゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(B
k)の各信号各読取り動作の度に、面順次に所定のビッ
ト長例えば8ビットで出力される。
センサ210−1、210−2、210−3は、一定の
距離を隔てて配置されているため、ディレイ素子401
及び402においてその空間的ずれが補正される。40
3、404、405はlog変換器であり、ルックアッ
プテーブルROM又はRAMにより構成され、輝度信号
が濃度信号に変換される。406は公知のマスキング及
びURC(下色除去)回路であり、詳しい説明は省略す
るが、入力された3信号により、出力のためのマゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(B
k)の各信号各読取り動作の度に、面順次に所定のビッ
ト長例えば8ビットで出力される。
【0015】ここで、CNO信号は、2ビットの面順次
信号であり、Y,M,C,Bkの各色画像のプリントの
ための4回の読取り動作(スキャニング動作)の順番を
示す制御信号である。以下の表1に、CNO信号とプリ
ント出力との関係を示す。表1の関係に従って、マスキ
ング/UCR回路406の動作条件は切換えられる。
信号であり、Y,M,C,Bkの各色画像のプリントの
ための4回の読取り動作(スキャニング動作)の順番を
示す制御信号である。以下の表1に、CNO信号とプリ
ント出力との関係を示す。表1の関係に従って、マスキ
ング/UCR回路406の動作条件は切換えられる。
【0016】
【表1】
【0017】407は、公知の空間フィルタ回路であ
り、出力信号の空間周波数特性(MTF)の補正を行な
う。408は、濃度変換回路であり、プリンタ部202
の持つ濃度特性を補正するものであり、403〜405
のlog変換器と同様なROM又はRAMで構成され
る。409は特定原稿の判定回路であり、原稿上に置か
れた原稿が複数の特定原稿のうち少なくてもひとつであ
るか否かの判定を行ない、判定信号Hが“0”又は
“1”の1ビツトで出力される。即ち、複数の特定原稿
の内すくなくともひとつを読み込み中である場合には、
H=“1”を出力し、そうでない場合には、H=“0”
を出力する。
り、出力信号の空間周波数特性(MTF)の補正を行な
う。408は、濃度変換回路であり、プリンタ部202
の持つ濃度特性を補正するものであり、403〜405
のlog変換器と同様なROM又はRAMで構成され
る。409は特定原稿の判定回路であり、原稿上に置か
れた原稿が複数の特定原稿のうち少なくてもひとつであ
るか否かの判定を行ない、判定信号Hが“0”又は
“1”の1ビツトで出力される。即ち、複数の特定原稿
の内すくなくともひとつを読み込み中である場合には、
H=“1”を出力し、そうでない場合には、H=“0”
を出力する。
【0018】さらに、判定回路409にも前述のCNO
信号が入力され、4回の読取り動作のそれぞれについ
て、判定基準を切り替えて異なる特定原稿についての判
定を行なうことができる。410はORゲート回路であ
り、濃度変換回路408の8ビット出力Vに対し、それ
ぞれ判定回路409の出力である判定信号Hと論理OR
が取られ、V’を出力する。
信号が入力され、4回の読取り動作のそれぞれについ
て、判定基準を切り替えて異なる特定原稿についての判
定を行なうことができる。410はORゲート回路であ
り、濃度変換回路408の8ビット出力Vに対し、それ
ぞれ判定回路409の出力である判定信号Hと論理OR
が取られ、V’を出力する。
【0019】結果として、判定信号H=“1”の時、即
ち、特定原稿を読み取っていると判定された場合には、
入力信号Vの値に関わらずに出力はV’=FF/HEX
(255)となり、判定信号H=0の時、即ち、特定原
稿を読み取っていないと判定された場合には、入力信号
Vの値がそのまま出力信号V’として出力される。
ち、特定原稿を読み取っていると判定された場合には、
入力信号Vの値に関わらずに出力はV’=FF/HEX
(255)となり、判定信号H=0の時、即ち、特定原
稿を読み取っていないと判定された場合には、入力信号
Vの値がそのまま出力信号V’として出力される。
【0020】ここで、カードリーダ228からの情報に
よって、判定回路409の判定条件を変更することがで
きる。この判定条件の変更方法については、後述する。 [判定回路]図1は第1の実施例による判定回路409
の構成を示すブロック図である。同図において、301
は後述の図4に示す間引き回路であり、判定回路409
の処理回路の付加を軽減するために、データを間引き、
R,G,B信号より、間引かれたR’,G’,B’信号
より、補正されたR’’,G’’,B’’信号を得る。
よって、判定回路409の判定条件を変更することがで
きる。この判定条件の変更方法については、後述する。 [判定回路]図1は第1の実施例による判定回路409
の構成を示すブロック図である。同図において、301
は後述の図4に示す間引き回路であり、判定回路409
の処理回路の付加を軽減するために、データを間引き、
R,G,B信号より、間引かれたR’,G’,B’信号
より、補正されたR’’,G’’,B’’信号を得る。
【0021】310は、色味マッチング回路であり、色
味マッチング・ルックアップテーブルRAM(以下「L
UT」という)302、トライステートゲート311,
312,313、インバータ314、制御回路315、
RAM302の記憶内容を装置本体の電源のオン・オフ
の状態に関わらず保持するためのバッテリ316より構
成される。
味マッチング・ルックアップテーブルRAM(以下「L
UT」という)302、トライステートゲート311,
312,313、インバータ314、制御回路315、
RAM302の記憶内容を装置本体の電源のオン・オフ
の状態に関わらず保持するためのバッテリ316より構
成される。
【0022】LUT302には、複数種類の特定原稿と
の色味のマッチングを行なうべく、予め32種類の特定
原稿について、その色味分布を調べ、当該画素の色味
が、それら特定原稿の色味と一致するか否かの判定結果
が保持され、かつ、バッテリ316により、装置本体の
電源が切られた場合でもその内容は保持されている。こ
こで、32種類の特定原稿とは、M,C,Y,Bkの色
画像形成用の計4回のスキャニング動作のそれぞれにそ
れぞれ8種類の特定原稿の判定を割り当てた場合の合計
である。
の色味のマッチングを行なうべく、予め32種類の特定
原稿について、その色味分布を調べ、当該画素の色味
が、それら特定原稿の色味と一致するか否かの判定結果
が保持され、かつ、バッテリ316により、装置本体の
電源が切られた場合でもその内容は保持されている。こ
こで、32種類の特定原稿とは、M,C,Y,Bkの色
画像形成用の計4回のスキャニング動作のそれぞれにそ
れぞれ8種類の特定原稿の判定を割り当てた場合の合計
である。
【0023】制御回路315は、制御信号としてMSE
L信号及びWE信号を出力し、LUT302の読み書き
制御及びトライステートゲート311、312、313
の制御を行なう。制御回路315の制御には、 (1)LUT302がルックアップテーブルとして動作
する通常制御モード (2)LUT302を書き換えるRAM書き換え制御モ
ード の2つの制御モードがある。
L信号及びWE信号を出力し、LUT302の読み書き
制御及びトライステートゲート311、312、313
の制御を行なう。制御回路315の制御には、 (1)LUT302がルックアップテーブルとして動作
する通常制御モード (2)LUT302を書き換えるRAM書き換え制御モ
ード の2つの制御モードがある。
【0024】通常制御モードにおいては、制御回路31
5は、MSEL信号を‘1’に固定することで、トライ
ステートゲート311をイネーブル状態にし、トライス
テートゲート312及び313をディセーブル状態に
視、LUT302のOE(Output Enable) 端子を‘0’
にする。さらにWE(Wright Enable) 信号を‘0’に固
定することにより、LUT302のデータ出力をイネー
ブル状態にすることで、LUT302は、ルックアップ
テーブルとして作用する。
5は、MSEL信号を‘1’に固定することで、トライ
ステートゲート311をイネーブル状態にし、トライス
テートゲート312及び313をディセーブル状態に
視、LUT302のOE(Output Enable) 端子を‘0’
にする。さらにWE(Wright Enable) 信号を‘0’に固
定することにより、LUT302のデータ出力をイネー
ブル状態にすることで、LUT302は、ルックアップ
テーブルとして作用する。
【0025】即ち、LUT302には、アドレスの上位
2ビットに面順次信号であるCNO信号が、下位15ビ
ットに間引かれたRGB各色の画像信号の上位5ビット
ずつがそれぞれ入力される。各面順次信号CNOの値0
〜3においてそれぞれ、当該画素の色味が8種類の特定
原稿における色味と一致するか否かを8ビットのデータ
に対応させて同時に出力し、4回の読取り走査において
合計32種類の特定原稿についての判定が行なわれる。
2ビットに面順次信号であるCNO信号が、下位15ビ
ットに間引かれたRGB各色の画像信号の上位5ビット
ずつがそれぞれ入力される。各面順次信号CNOの値0
〜3においてそれぞれ、当該画素の色味が8種類の特定
原稿における色味と一致するか否かを8ビットのデータ
に対応させて同時に出力し、4回の読取り走査において
合計32種類の特定原稿についての判定が行なわれる。
【0026】303−1、303−2、・・・、303
−8はそれぞれ同様のハードウェアで構成される色味判
定回路であり、積分器306、レジスタ307、比較器
308より構成され、それぞれ特定原稿が原稿中に存在
するか否かの判定をする。309は、論理OR回路であ
り、色味判定回路303−1、303−2〜303−8
の出力のうちひとつ以上で、対象とする特定原稿が存在
すると判定された場合、出力“1”を判定信号Hとして
出力する。
−8はそれぞれ同様のハードウェアで構成される色味判
定回路であり、積分器306、レジスタ307、比較器
308より構成され、それぞれ特定原稿が原稿中に存在
するか否かの判定をする。309は、論理OR回路であ
り、色味判定回路303−1、303−2〜303−8
の出力のうちひとつ以上で、対象とする特定原稿が存在
すると判定された場合、出力“1”を判定信号Hとして
出力する。
【0027】一方、RAM書き換え制御モードにおいて
は、制御回路315は、カードリーダ228より転送さ
れたデータに基づき、LUT302を書き換える。即
ち、MSEL信号を‘0’に固定することで、トライス
テートゲート311をディセーブル状態にし、トライス
テートゲート312及び313をイネーブル状態にす
る。さらに、LUT302のアドレスとしてA1信号、
データとしてD1信号、LUT302のWE端子にWE
信号を、図9に示されるタイミングで生成し、LUT3
02の保持内容を書き換えることができる。図9にA
1,D1,WEの間のタイミングチャートを示す。
は、制御回路315は、カードリーダ228より転送さ
れたデータに基づき、LUT302を書き換える。即
ち、MSEL信号を‘0’に固定することで、トライス
テートゲート311をディセーブル状態にし、トライス
テートゲート312及び313をイネーブル状態にす
る。さらに、LUT302のアドレスとしてA1信号、
データとしてD1信号、LUT302のWE端子にWE
信号を、図9に示されるタイミングで生成し、LUT3
02の保持内容を書き換えることができる。図9にA
1,D1,WEの間のタイミングチャートを示す。
【0028】さらに、一端更新されたLUT302の内
容は、バッテリ316によって、装置本体の電源とは独
立に保持され、装置本体の電源が落とされても、次に更
新されるまで保持されている。320は画像データ補正
回路である。 [画像データ補正回路]図3は第1の実施例による画像
データ補正回路320の構成を示すブロツク図である。
容は、バッテリ316によって、装置本体の電源とは独
立に保持され、装置本体の電源が落とされても、次に更
新されるまで保持されている。320は画像データ補正
回路である。 [画像データ補正回路]図3は第1の実施例による画像
データ補正回路320の構成を示すブロツク図である。
【0029】一般の画像読取り装置においては、画像信
号の白レベル/黒レベルの値は、装置固有に決定されて
いるが、その固有の特性を同一の特性に補正するのが、
画像データ補正回路320であり、線形演算にて入力画
像信号R’,G’,B’信号に対し、ゲイン/オフセッ
トの補正がなされ,R”,G”,B”信号として出力さ
れる。
号の白レベル/黒レベルの値は、装置固有に決定されて
いるが、その固有の特性を同一の特性に補正するのが、
画像データ補正回路320であり、線形演算にて入力画
像信号R’,G’,B’信号に対し、ゲイン/オフセッ
トの補正がなされ,R”,G”,B”信号として出力さ
れる。
【0030】ここで、321はA、Bの入力に対してA
×B/32を出力するゲイン補正ようの乗算器であり、
323は、A、Bの入力に対してA+Bを出力するオフ
セット補正ようの加算器であり、322は補正すべきゲ
インの値Grを量子化して保持するレジスタ、324は
補正すべきオフセットの値Orを量子化して保持するレ
ジスタである。ここで、加算器323の出力からは、
R’×Gr/32+Orなる出力が出力される。Grに
は予め0〜63、Orには予め−32〜+31までの所
望の値がセットしてある。
×B/32を出力するゲイン補正ようの乗算器であり、
323は、A、Bの入力に対してA+Bを出力するオフ
セット補正ようの加算器であり、322は補正すべきゲ
インの値Grを量子化して保持するレジスタ、324は
補正すべきオフセットの値Orを量子化して保持するレ
ジスタである。ここで、加算器323の出力からは、
R’×Gr/32+Orなる出力が出力される。Grに
は予め0〜63、Orには予め−32〜+31までの所
望の値がセットしてある。
【0031】325は、リミッタ回路であり、ゲイン及
びオフセットの補正結果が255より大きくなった場合
には255を出力し、ゲイン及びオフセットの補正結果
が負の値になった場合には0を出力する回路である。リ
ミッタ回路325の出力8ビットの内、上位5ビットが
R”信号として出力される。同様にして、326はA,
Bの入力に対してA×B/32を出力するゲイン補正用
の乗算器であり、328は、A,Bの入力に対してA+
Bを出力するオフセット補正ようの加算器であり、32
7は補正すべきゲインの値Ggを量子化して保持するレ
ジスタ、329は補正すべきオフセットの値Ogを量し
かして保持するレジスタである。ここで、加算器328
の出力からは、G’×Gg/32+Ogなる出力が出力
される。Ggには予め0〜63、Ogには予め−32〜
+31までの所望の値がセットしてある。
びオフセットの補正結果が255より大きくなった場合
には255を出力し、ゲイン及びオフセットの補正結果
が負の値になった場合には0を出力する回路である。リ
ミッタ回路325の出力8ビットの内、上位5ビットが
R”信号として出力される。同様にして、326はA,
Bの入力に対してA×B/32を出力するゲイン補正用
の乗算器であり、328は、A,Bの入力に対してA+
Bを出力するオフセット補正ようの加算器であり、32
7は補正すべきゲインの値Ggを量子化して保持するレ
ジスタ、329は補正すべきオフセットの値Ogを量し
かして保持するレジスタである。ここで、加算器328
の出力からは、G’×Gg/32+Ogなる出力が出力
される。Ggには予め0〜63、Ogには予め−32〜
+31までの所望の値がセットしてある。
【0032】330は、リミッタ回路であり、ゲイン及
びオフセットの補正結果が255より大きくなった場合
には255を出力し、ゲイン及びオフセットの補正結果
が負の値になった場合には0を出力する回路である。リ
ミッタ回路330の出力8ビット内の、上位5ビットが
G”信号として出力される。同様にして、331はA、
Bの入力に対してA×B/32を出力するゲイン補正よ
うの乗算器であり、333は、A、Bの入力に対してA
+Bを出力するオフセット補正ようの加算器であり、3
32は補正すべきゲインの値Gbを量子化して保持する
レジスタ、334は補正すべきオフセットの値Obを量
しかして保持するレジスタである。ここで、加算器33
3の出力からは、B’×Gr/32+Obなる出力が出
力される。Gbには予め0〜63、Obには予め−32
〜+31までの所望の値がセットしてある。
びオフセットの補正結果が255より大きくなった場合
には255を出力し、ゲイン及びオフセットの補正結果
が負の値になった場合には0を出力する回路である。リ
ミッタ回路330の出力8ビット内の、上位5ビットが
G”信号として出力される。同様にして、331はA、
Bの入力に対してA×B/32を出力するゲイン補正よ
うの乗算器であり、333は、A、Bの入力に対してA
+Bを出力するオフセット補正ようの加算器であり、3
32は補正すべきゲインの値Gbを量子化して保持する
レジスタ、334は補正すべきオフセットの値Obを量
しかして保持するレジスタである。ここで、加算器33
3の出力からは、B’×Gr/32+Obなる出力が出
力される。Gbには予め0〜63、Obには予め−32
〜+31までの所望の値がセットしてある。
【0033】335は、リミッタ回路であり、ゲイン及
びオフセットの補正結果が255より大きくなった場合
には255を出力し、ゲイン及びオフセットの補正結果
が負の値になった場合には0を出力する回路である。リ
ミッタ回路355の出力8ビットの内、上位5ビットが
B”信号として出力される。 [タイミングチャート]図4は第1の実施例による間引
き回路301の構成を示すブロツク図であり、図5は第
1の実施例による分周回路310の構成を示すブロツク
図であり、図8は第1の実施例の通常制御モードにおけ
る主走査方向の信号のタイミングチャートである。
びオフセットの補正結果が255より大きくなった場合
には255を出力し、ゲイン及びオフセットの補正結果
が負の値になった場合には0を出力する回路である。リ
ミッタ回路355の出力8ビットの内、上位5ビットが
B”信号として出力される。 [タイミングチャート]図4は第1の実施例による間引
き回路301の構成を示すブロツク図であり、図5は第
1の実施例による分周回路310の構成を示すブロツク
図であり、図8は第1の実施例の通常制御モードにおけ
る主走査方向の信号のタイミングチャートである。
【0034】図8において、HSYNCは、主走査同期
信号であり、主走査開始の同期を取る信号である。CL
Kは、画像の転送クロックであり、本実施例における諸
々の画像処理の基本クロックである。CLK’は、CL
Kを1/4分周したものであり、判定回路409におけ
る基本クロックとなる。SEL信号は、前述の間引き回
路301で用いられるタイミング信号である。CL
K’、SEL信号のそれぞれは、図5に示される分周回
路310で生成される。
信号であり、主走査開始の同期を取る信号である。CL
Kは、画像の転送クロックであり、本実施例における諸
々の画像処理の基本クロックである。CLK’は、CL
Kを1/4分周したものであり、判定回路409におけ
る基本クロックとなる。SEL信号は、前述の間引き回
路301で用いられるタイミング信号である。CL
K’、SEL信号のそれぞれは、図5に示される分周回
路310で生成される。
【0035】ここで、間引き回路301及び分周回路3
10について説明する。図4において、455〜45
7,461〜466はフリップフロップ、458〜46
0はセレクタをそれぞれ示し、図5において、451,
453はインバータ、452は2ビツトカウンタ、45
4はANDゲートをそれぞれ示している。ここで、フリ
ップフロップ455,456,457及び461,46
2,463、セレクタ458,459,460はCLK
のタイミングでデータを保持し、フリップフロップ46
4,465,466あCLK’でデータを保持する。
10について説明する。図4において、455〜45
7,461〜466はフリップフロップ、458〜46
0はセレクタをそれぞれ示し、図5において、451,
453はインバータ、452は2ビツトカウンタ、45
4はANDゲートをそれぞれ示している。ここで、フリ
ップフロップ455,456,457及び461,46
2,463、セレクタ458,459,460はCLK
のタイミングでデータを保持し、フリップフロップ46
4,465,466あCLK’でデータを保持する。
【0036】分周回路310において、2ビットカウン
タ452は、主走査同期信号であるHSYNCにより、
クリア(初期化)された後、CLKをカウントし、2ビ
ットでそのカウント値を出力する(D0,D1)。その
上位ビットD1がCLK’として出力され、下位ビット
D0の反転信号と上位ビットD1との論理積がSEL信
号として出力される。
タ452は、主走査同期信号であるHSYNCにより、
クリア(初期化)された後、CLKをカウントし、2ビ
ットでそのカウント値を出力する(D0,D1)。その
上位ビットD1がCLK’として出力され、下位ビット
D0の反転信号と上位ビットD1との論理積がSEL信
号として出力される。
【0037】その結果、間引き回路301においては、
図8に示す様に、CLKで転送されるR(またはG,
B)信号の中から、1/4の割合で間引かれ、且つ、C
LK’に同期をとられた、R’(またはG’,B’)信
号を得ることができる。 [積分器]図6は第1の実施例による積分器306の構
成を示すブロック図であり、図10及び図11は第1の
実施例による積分器306の入出力を示す図である。本
積分器306は、判定回路310の判定結果x,i,j
(iは主走査座標、jは副走査座標)を2次元に積分し
判定結果のノイズを除去するものである。
図8に示す様に、CLKで転送されるR(またはG,
B)信号の中から、1/4の割合で間引かれ、且つ、C
LK’に同期をとられた、R’(またはG’,B’)信
号を得ることができる。 [積分器]図6は第1の実施例による積分器306の構
成を示すブロック図であり、図10及び図11は第1の
実施例による積分器306の入出力を示す図である。本
積分器306は、判定回路310の判定結果x,i,j
(iは主走査座標、jは副走査座標)を2次元に積分し
判定結果のノイズを除去するものである。
【0038】図6において、501、502及び507
はCLK’の立上がりタイミングでデータを保持するフ
リップフロップである。503、504は乗算器であ
り、8ビットの2入力信号(A,B)を入力し、乗算結
果として8ビットの信号(A×B/256)を出力す
る。505も乗算器であり、1ビットの入力信号(A)
及び8ビットの入力信号(B)を入力し、乗算結果とし
て8ビットの出力信号(A×B)を出力する。
はCLK’の立上がりタイミングでデータを保持するフ
リップフロップである。503、504は乗算器であ
り、8ビットの2入力信号(A,B)を入力し、乗算結
果として8ビットの信号(A×B/256)を出力す
る。505も乗算器であり、1ビットの入力信号(A)
及び8ビットの入力信号(B)を入力し、乗算結果とし
て8ビットの出力信号(A×B)を出力する。
【0039】506は加算器であり、8ビットの2入力
信号(A,B)を入力し、加算結果として8ビットの信
号(A+B)を出力する。508はFIFO(First In
First Out)メモリ(以下「FIFO」という)であ
り、1ラインの画素数をn画素とした場合にn−1画素
の遅延を与え、yi-1,j が入力されているとき、yi,j-
1 を出力する。
信号(A,B)を入力し、加算結果として8ビットの信
号(A+B)を出力する。508はFIFO(First In
First Out)メモリ(以下「FIFO」という)であ
り、1ラインの画素数をn画素とした場合にn−1画素
の遅延を与え、yi-1,j が入力されているとき、yi,j-
1 を出力する。
【0040】結果として、本積分器においては、2値入
力信号xi,j に対し、8ビットの出力信号yi,j は、次
式(1)で表わされ、2次元のIIR(Infinite Impul
se Response )フィルタとして動作する。式(1)は、 yi,j =(α/256)yi-1,j +(β/256)yi,j-1 +γ・xi-1,j …(1) である。ここでα、β及びγは予め設定されている定数
であり、これらの値の大きさによって積分器の諸特性が
決定される。
力信号xi,j に対し、8ビットの出力信号yi,j は、次
式(1)で表わされ、2次元のIIR(Infinite Impul
se Response )フィルタとして動作する。式(1)は、 yi,j =(α/256)yi-1,j +(β/256)yi,j-1 +γ・xi-1,j …(1) である。ここでα、β及びγは予め設定されている定数
であり、これらの値の大きさによって積分器の諸特性が
決定される。
【0041】例えば、α=124、β=124、γ=8
の場合において、図10に示されるような入力xi,j に
対して、図11に示されるような出力yi,j が出力され
る。ここで、横軸は、i(主走査位置)またはj(副走
査位置)であり、主走査及び副走査のいずれの断面で見
ても同様の特性を示す。ここで、701、702の点の
様に、周囲がほとんど”0”デュアルにもかかわらず
“1”出あるような入力や、703の点の様に、周囲が
ほとんど“1”であるにもかかわらず”0”であるよう
な入力は、ノイズ(雑音)であると考えられる。これを
積分器で処理し、図1のレジスタ307に、704に示
すような適当な閾値をセットし、これで積分器の出力y
i を2値化することによって、ノイズ(雑音)を除去す
ることができる。
の場合において、図10に示されるような入力xi,j に
対して、図11に示されるような出力yi,j が出力され
る。ここで、横軸は、i(主走査位置)またはj(副走
査位置)であり、主走査及び副走査のいずれの断面で見
ても同様の特性を示す。ここで、701、702の点の
様に、周囲がほとんど”0”デュアルにもかかわらず
“1”出あるような入力や、703の点の様に、周囲が
ほとんど“1”であるにもかかわらず”0”であるよう
な入力は、ノイズ(雑音)であると考えられる。これを
積分器で処理し、図1のレジスタ307に、704に示
すような適当な閾値をセットし、これで積分器の出力y
i を2値化することによって、ノイズ(雑音)を除去す
ることができる。
【0042】[処理結果]図12は第1の実施例におけ
る処理の結果の一例を示す図である。図12において、
801は原稿であり、画像の一部に本装置において判定
されるべき特定原稿803が存在する。これを本装置に
おいて複写した場合の出力結果が802である。特定原
稿803に相当する部分においては、804に示される
用に、例えばVNO=0のときにはマゼンタ(M)色
で、VNO=1のときにはシアン(C)色で、VNO=
2のときにはイエロー(Y)色で、VNO=3のときに
はブラック(Bk)色で塗り潰され、結果として、特定
原稿803の部分は、正常に複写できないことになる。
る処理の結果の一例を示す図である。図12において、
801は原稿であり、画像の一部に本装置において判定
されるべき特定原稿803が存在する。これを本装置に
おいて複写した場合の出力結果が802である。特定原
稿803に相当する部分においては、804に示される
用に、例えばVNO=0のときにはマゼンタ(M)色
で、VNO=1のときにはシアン(C)色で、VNO=
2のときにはイエロー(Y)色で、VNO=3のときに
はブラック(Bk)色で塗り潰され、結果として、特定
原稿803の部分は、正常に複写できないことになる。
【0043】[RAMデータ更新手順]LUT302の
データはその性質上、容易に更新されるべきものではな
い。即ち、容易に誰にでも更新可能とした場合、故意に
改懴され悪用される機器製があるためである。従って、
本実施例においては、ICカ−ドの挿入のみならず、一
般には公開されていない暗証を以下に説明する操作部2
50により入力することで、その危険性を避けている。
データはその性質上、容易に更新されるべきものではな
い。即ち、容易に誰にでも更新可能とした場合、故意に
改懴され悪用される機器製があるためである。従って、
本実施例においては、ICカ−ドの挿入のみならず、一
般には公開されていない暗証を以下に説明する操作部2
50により入力することで、その危険性を避けている。
【0044】図13は第1の実施例による操作部250
の操作面を示す上面図である。同図において、901
は、装置全面に配置された操作部であり、902はテン
キー、903は複写動作を開始するためのコピースター
トキー、904は設定されたモードを初期化するための
リセットキー、905は諸モードを設定するタッチパネ
ル付の液晶表示部である。
の操作面を示す上面図である。同図において、901
は、装置全面に配置された操作部であり、902はテン
キー、903は複写動作を開始するためのコピースター
トキー、904は設定されたモードを初期化するための
リセットキー、905は諸モードを設定するタッチパネ
ル付の液晶表示部である。
【0045】ここで暗証の入力は、テンキー902によ
って入力される。即ち、予め設定されている暗証を、例
えば、*、2、0、4、2、9、C、*の順で入力す
る。図14は第1の実施例によるLUT302の書換手
順を説明するフローチャートである。ステップS100
1で、所定のICカ−ドが挿入されているがどうかを判
定し、もし所定のICカ−ドが挿入されていれば、次の
ステップS1002に進む。ステップS1002では、
暗証が入力されていたかどうかの判定がなされる。も
し、暗証が正しく入力さてていなかった場合には、最初
のステップS1001に戻り、一方、暗証が正しく入力
された場合に初めて、ステップS1003でLUT30
2の内容が更新される。
って入力される。即ち、予め設定されている暗証を、例
えば、*、2、0、4、2、9、C、*の順で入力す
る。図14は第1の実施例によるLUT302の書換手
順を説明するフローチャートである。ステップS100
1で、所定のICカ−ドが挿入されているがどうかを判
定し、もし所定のICカ−ドが挿入されていれば、次の
ステップS1002に進む。ステップS1002では、
暗証が入力されていたかどうかの判定がなされる。も
し、暗証が正しく入力さてていなかった場合には、最初
のステップS1001に戻り、一方、暗証が正しく入力
された場合に初めて、ステップS1003でLUT30
2の内容が更新される。
【0046】以上発明した様に、第1の実施例において
は、入力画像信号の特性を補正する機能を設け、種々の
特性の画像信号に対し、特性を補正することにより、同
一の特性をもつ様に画像信号の補正を行うことで、異な
る入力機器からの画像入力があっても、同一の特定原稿
の特徴データによって特定原稿の判定を行うことができ
る。 <第2の実施例>さて、第2の実施例のカラー複写機の
全体の構成は、第1の実施例と同様のため、説明を省略
し、異なる構成及び機能について詳述する。 (LUTによる補正)第1の実施例においては、入力画
像信号に対し、線形演算回路によってゲイン/オフセッ
トの補正を行ったが、本発明はこれに限るものではな
く、以下に説明する第2の実施例を適用できる。
は、入力画像信号の特性を補正する機能を設け、種々の
特性の画像信号に対し、特性を補正することにより、同
一の特性をもつ様に画像信号の補正を行うことで、異な
る入力機器からの画像入力があっても、同一の特定原稿
の特徴データによって特定原稿の判定を行うことができ
る。 <第2の実施例>さて、第2の実施例のカラー複写機の
全体の構成は、第1の実施例と同様のため、説明を省略
し、異なる構成及び機能について詳述する。 (LUTによる補正)第1の実施例においては、入力画
像信号に対し、線形演算回路によってゲイン/オフセッ
トの補正を行ったが、本発明はこれに限るものではな
く、以下に説明する第2の実施例を適用できる。
【0047】図15は第2の実施例における画像データ
補正回路の構成を示すブロック図である。同図におい
て、1101は、RAM(書き換え可能なメモリ)であ
り、補正前のR’信号がアドレスA7〜A0に有力され
その補正結果が出力される様に、予め図示されないCP
Uによって補正のテーブルが書き込んである。同様に1
102及び1103もRAMであり、それぞれ補正前の
G’信号/B’信号を補正し、G”信号/B”信号を得
る。
補正回路の構成を示すブロック図である。同図におい
て、1101は、RAM(書き換え可能なメモリ)であ
り、補正前のR’信号がアドレスA7〜A0に有力され
その補正結果が出力される様に、予め図示されないCP
Uによって補正のテーブルが書き込んである。同様に1
102及び1103もRAMであり、それぞれ補正前の
G’信号/B’信号を補正し、G”信号/B”信号を得
る。
【0048】このように、RAM1101〜1103の
ようなルックアップテーブルの補正によれば、一般に演
算で行うことが難しい非線形の補正を含め、任意の補正
を行うことが可能で、応用が拡がるという利点がある。 <第3の実施例>さて、第3の実施例のカラー複写機の
全体の構成は、第1の実施例と同様のため、説明を省略
し、異なる構成及び機能について詳述する。 (色空間の補正)図16は第3の実施例によるイメージ
スキャナ部201の構成を示すブロック図である。図1
6においては、図7と同様の回路構成に対して、同一の
番号を付してで示す。図16において、411は外部イ
ンタフェース部であり、スチルビデオ、フィルムスキャ
ナ、他のイメージスキャナ、コンピュータグラフィック
等の画像信号を入力する部分であり、412はセレクタ
であり、図示されないCPUよりの制御信号SELによ
って外部機器からの画像信号と、CCDラインセンサ2
10−1〜210−3による読み取り信号を切り替え
る。ここで、これらの多種多様な画像信号においては、
それぞれのカラー画像信号を規定する色空間もそれぞれ
に異なるために、それぞれに適した補正が必要になる。
ようなルックアップテーブルの補正によれば、一般に演
算で行うことが難しい非線形の補正を含め、任意の補正
を行うことが可能で、応用が拡がるという利点がある。 <第3の実施例>さて、第3の実施例のカラー複写機の
全体の構成は、第1の実施例と同様のため、説明を省略
し、異なる構成及び機能について詳述する。 (色空間の補正)図16は第3の実施例によるイメージ
スキャナ部201の構成を示すブロック図である。図1
6においては、図7と同様の回路構成に対して、同一の
番号を付してで示す。図16において、411は外部イ
ンタフェース部であり、スチルビデオ、フィルムスキャ
ナ、他のイメージスキャナ、コンピュータグラフィック
等の画像信号を入力する部分であり、412はセレクタ
であり、図示されないCPUよりの制御信号SELによ
って外部機器からの画像信号と、CCDラインセンサ2
10−1〜210−3による読み取り信号を切り替え
る。ここで、これらの多種多様な画像信号においては、
それぞれのカラー画像信号を規定する色空間もそれぞれ
に異なるために、それぞれに適した補正が必要になる。
【0049】図17は第1の実施例による補正回路の構
成を示すブロック図である。図17に示す補正回路は、
補正前のR’,G’,B’信号に対し補正し、R”,
G”,B”信号を生成する。1301、1302、13
03は、図15の1101、1102、1103と同様
のルックアップテーブルRAMであり、R’,G’,
B’信号を非線形補正する。また、1304は、マスキ
ング演算回路であり、次式(2)で示される3×3の線
形マスキング演算が成される。即ち、
成を示すブロック図である。図17に示す補正回路は、
補正前のR’,G’,B’信号に対し補正し、R”,
G”,B”信号を生成する。1301、1302、13
03は、図15の1101、1102、1103と同様
のルックアップテーブルRAMであり、R’,G’,
B’信号を非線形補正する。また、1304は、マスキ
ング演算回路であり、次式(2)で示される3×3の線
形マスキング演算が成される。即ち、
【0050】
【数1】
【0051】である。また、1301’,1302’,
1303’,1304’は夫々1301,1302,1
303,1304と異なる特性で同様の補正を行う。こ
れらのルックアップテーブル及びマスキング演算によっ
て、様々な種類の画像信号においても、同一の特徴デー
タによって、特定原稿の有無の判定が可能になる。ここ
で図17の回路は、セレクタ412の内部に設けられ、
外部インターフェース部411からの入力とイメージス
キャナ部201からの入力に対して、異なる補正を行う
ように補正特性が設定されている。最終的にいずれか一
方の出力R”,G”,B”が選択される。尚、本発明
は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても1
つの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明
は、システム或は装置にプログラムを供給することによ
って達成される場合にも適用できることはいうまでもな
い。
1303’,1304’は夫々1301,1302,1
303,1304と異なる特性で同様の補正を行う。こ
れらのルックアップテーブル及びマスキング演算によっ
て、様々な種類の画像信号においても、同一の特徴デー
タによって、特定原稿の有無の判定が可能になる。ここ
で図17の回路は、セレクタ412の内部に設けられ、
外部インターフェース部411からの入力とイメージス
キャナ部201からの入力に対して、異なる補正を行う
ように補正特性が設定されている。最終的にいずれか一
方の出力R”,G”,B”が選択される。尚、本発明
は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても1
つの機器から成る装置に適用しても良い。また、本発明
は、システム或は装置にプログラムを供給することによ
って達成される場合にも適用できることはいうまでもな
い。
【0052】なお上述した各実施例では、レーザービー
ムプリンタを例に説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、インクジェットプリンタ、熱転写プリ
ンタにも適用可能である。特に、熱エネルギーによる膜
沸騰を利用して液滴を吐出させるタイプのヘッドを用い
るいわゆるバブルジェット方式のプリンタでもよい。
ムプリンタを例に説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、インクジェットプリンタ、熱転写プリ
ンタにも適用可能である。特に、熱エネルギーによる膜
沸騰を利用して液滴を吐出させるタイプのヘッドを用い
るいわゆるバブルジェット方式のプリンタでもよい。
【0053】
【発明の効果】以上発明した様に、本発明においては、
異なる入力機器からの画像入力があっても、同一の特定
原稿の特徴データによって特定原稿の判定を行うことが
できる。
異なる入力機器からの画像入力があっても、同一の特定
原稿の特徴データによって特定原稿の判定を行うことが
できる。
【図1】第1の実施例による判定回路409の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例によるカラー複写機の内
部構成を概略的に示す側断面図である。
部構成を概略的に示す側断面図である。
【図3】第1の実施例による画像データ補正回路320
の構成を示すブロツク図である。
の構成を示すブロツク図である。
【図4】第1の実施例による間引き回路301の構成を
示すブロツク図である。
示すブロツク図である。
【図5】第1の実施例による分周回路310の構成を示
すブロツク図である。
すブロツク図である。
【図6】第1の実施例による積分器306の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図7】第1の実施例によるイメージスキャナ部201
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図8】第1の実施例の通常制御モードにおける主走査
方向の信号のタイミングチャートである。
方向の信号のタイミングチャートである。
【図9】A1,D1,WEの間のタイミングチャートで
ある。
ある。
【図10】第1の実施例による積分器306の入出力を
示す図である。
示す図である。
【図11】第1の実施例による積分器306の入出力を
示す図である。
示す図である。
【図12】第1の実施例における処理の結果の一例を示
す図である。
す図である。
【図13】第1の実施例による操作部250の操作面を
示す上面図である。
示す上面図である。
【図14】第1の実施例によるLUT302の書換手順
を説明するフローチャートである。
を説明するフローチャートである。
【図15】第2の実施例における画像データ補正回路の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図16】第3の実施例によるイメージスキャナ部20
1の構成を示すブロック図である。
1の構成を示すブロック図である。
【図17】第1の実施例による補正回路の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
201 イメージスキャナ 202 プリンタ 200 鏡面圧板 203 プラテン 204 原稿 205 ランプ 206,207,208 ミラー 209 レンズ 210 CCD 211 信号処理部 212 レーザドライバ 213 半導体レーザ 214 ポリゴンミラー 215 f−θレンズ 216 ミラー 217 感光ドラム 218 回転現像器 219 マゼンタ現像部 220 シアン現像部 221 イエロー現像部 222 ブラック現像部 223 転写ドラム 224,225 用紙カセット 226 定着ユニット 227 ICカード 228 カードリーダ 301 間引き回路 303−1〜303−8 色味判定回路 306 積分器 307 レジスタ 308 比較器 309 論理OR回路 310 分周回路 311,312,313 トライステートゲート 314 インバータ 315 制御回路 316 バッテリ 320 画像データ補正回路
フロントページの続き (72)発明者 太田 健一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 太田 英二 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】入力されたカラー画像信号の特性を補正
し、補正画像信号を得る補正手段と、 前記補正手段により得られた補正画像信号中の特徴を抽
出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された特徴と予め用意された特
定原稿の特徴との類似度を判定する判定手段と、 前記判定手段により判定された類似度に応じて前記入力
されたカラー画像信号の処理内容を変更する変更手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】前記補正手段は、前記入力されたカラー画
像信号のゲインもしくはオフセットに関わる線形な補正
を行なうことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
置。 - 【請求項3】前記補正手段は、前記入力されたカラー画
像信号を非線形に補正することを特徴とする請求項1記
載の画像処理装置。 - 【請求項4】前記補正手段は、前記入力されたカラー画
像信号をルックアップテーブルにより補正することを特
徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項5】前記補正手段は、前記入力されたカラー画
像信号の色区間を変換する変換手段を有することを特徴
とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項6】前記判定手段は、特定原稿の特徴を変更す
る変更手段を有することを特徴とする請求項1記載の画
像処理装置。 - 【請求項7】さらに原稿を読み取り、カラー画像信号を
得る画像読み取り手段を有することを特徴とする請求項
1から4のいずれかひとつに記載の画像処理装置。 - 【請求項8】さらにカラー画像信号を入力する入力手段
を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかひ
とつに記載の画像処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4249437A JPH06105136A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 画像処理装置 |
US08/775,891 US6346989B1 (en) | 1992-08-24 | 1997-01-02 | Image processing apparatus and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4249437A JPH06105136A (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06105136A true JPH06105136A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17192960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4249437A Pending JPH06105136A (ja) | 1992-08-24 | 1992-09-18 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06105136A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006094240A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、情報記録媒体及びコンピュータプログラム |
US7262870B1 (en) | 1999-04-06 | 2007-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing method for use in printer driver |
US7456985B2 (en) | 2004-09-29 | 2008-11-25 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus that performs wireless communication with radio tag attached to document or recording medium |
US7573614B2 (en) | 2003-12-26 | 2009-08-11 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus, image processing method, and computer product |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP4249437A patent/JPH06105136A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7262870B1 (en) | 1999-04-06 | 2007-08-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing method for use in printer driver |
US7573614B2 (en) | 2003-12-26 | 2009-08-11 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing apparatus, image processing method, and computer product |
JP2006094240A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Ricoh Co Ltd | 画像処理装置、画像処理方法、情報記録媒体及びコンピュータプログラム |
US7456985B2 (en) | 2004-09-29 | 2008-11-25 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus that performs wireless communication with radio tag attached to document or recording medium |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020520 |