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JPH06104802A - フィールドバス用コミュニケータ - Google Patents

フィールドバス用コミュニケータ

Info

Publication number
JPH06104802A
JPH06104802A JP4249552A JP24955292A JPH06104802A JP H06104802 A JPH06104802 A JP H06104802A JP 4249552 A JP4249552 A JP 4249552A JP 24955292 A JP24955292 A JP 24955292A JP H06104802 A JPH06104802 A JP H06104802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communicator
field
power supply
field device
transmission line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4249552A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Dobashi
利光 土橋
Makoto Kogure
誠 小暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4249552A priority Critical patent/JPH06104802A/ja
Publication of JPH06104802A publication Critical patent/JPH06104802A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、フィールド機器への動作電力を供給
する電源をコミュニケータに内蔵することにより、たと
え外部電源を含む上位機器が非通電の場合であっても、
コミュニケータがネットワークへの電力供給を代行する
ことにより、ネットワークを通信可能状態にし、コミュ
ニケータとフィールド機器との間で通信をできるように
した。 【効果】本発明によるコミュニケータをフィールドバス
上に接続することにより、外部電源遮断の有無にかかわ
らず、常時フィールド機器と通信を行うことができると
いう効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィールド機器と通信
を行い、フィールド機器の調整,モニタ,設定変更など
を行うコミュニケータに係り、特に上位機器非通電時に
おいて、フィールド計器とコミュニケータとの間でフィ
ールドバス通信を行うのに好適であるコミュニケータに
関する。
【0002】
【従来の技術】フィールド機器と称される機器は各種プ
ラントの圧力,温度,流量などの物理量を検出し、その
値を電気信号に変換し、伝送路を介して上位機器へ伝送
したり、また、逆に、上位機器から伝送される制御信号
を受信し、プラントのバルブなどを制御しているのが通
常である。
【0003】そして、該電気信号の伝送は、伝送信号が
アナログ信号の場合に、規格化されており、フィールド
機器と上位機器との間は、4〜20mAのアナログ電流
信号の伝送が行われている。また、一般的にはフィール
ド機器と上位機器との間は、アナログ信号での一方向通
信が行われていた。
【0004】しかし、近年、半導体集積回路技術の向上
により、マイクロプロセッサ内蔵のフィールド機器が開
発され実用化されてきている。これによれば、前記伝送
路上で一方向のアナログ信号の通信のほかに、双方向の
ディジタル信号の通信を行い、フィールド機器のレンジ
設定,自己診断などを遠隔から指令できるようになって
きている。
【0005】また、最近、複数台のフィールド機器を同
一伝送路上に接続し、双方向のディジタル信号だけで通
信を行うシステムとしてフィールドバス・システムが提
案され、その仕様の統一のための規格化作業が進められ
ている。
【0006】フィールドバス・システムの代表的な構成
例を図3を用いて説明する。同図は、複数台のフィール
ド機器と上位機器とが伝送路を介してツリー形に接続さ
れた装置構成例を示している。フィールド機器1a ,1
b ,1c は、伝送路5を介して、外部電源4から供給さ
れる電力により動作し、伝送路5を介して、順番に上位
機器3とディジタル信号で双方向の通信を行い、検出し
た物理量の送信,制御値の受信などの処理を行う。ター
ミネータ6a ,6b は、直列に接続した抵抗とコンデン
サで構成され、伝送路5の両端に接続される。ここでコ
ミュニケータ2は、フィールド機器1a ,1b ,1c
上位機器3,外部電源4との間に接続され、フィールド
機器1a ,1b ,1c とディジタル信号で双方向の通信
を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】コミュニケータの主目
的は、フィールド機器と通信を行い、フィールド機器の
調整,モニタ,設定変更などを行うことである。つま
り、上位機器の動作とは直接の関係はない。けれども従
来は、上位側が通電されていなければ、フィールド機器
が動作しないため、フィールド機器の上位処理を行うと
き、関係なくとも上位側を通電しておく必要があった。
【0008】また、前述したアナログ伝送方式の従来技
術にあっては、その根本的問題として、電源が伝送ルー
プの一部を構成する形で含まれることから、上位機器が
停電等により通電されない場合には、システムの通信機
能はすべて停止し、伝送路、あるいはフィールド機器自
体に異状がなくとも、フィールド機器とコミュニケータ
が通信できないという問題があった。
【0009】従来形のフィールドバス・システムにおい
ても、外部電源4がネットワークに電力を供給する唯一
のユニットであることに変わりはなく、停電、あるいは
外部電源4のダウンにより通信機能が停止するという問
題は、依然として解決されていなかった。
【0010】本発明は、ネットワークが機能するのに充
分なだけのパワーを有する電源をコミュニケータに内蔵
させて、その内蔵電源からネットワークに電力を供給す
ることにより、前記の問題を解決するコミュニケータを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】フィールドバス通信の信
号伝送形態としては、電力供給と信号伝送とを同一の線
路で行うということの他に、もうひとつの特徴として、
マルチドロップ接続であることが挙げられる。すなわ
ち、外部電源を含む上位機器は、基本的にはネットワー
ク上のどの位置に配置されてもよく、ネットワークに接
続されるすべての機器は、伝送路に対し並列に接続され
るという点がある。
【0012】前述の目的を達成するために、本発明は、
フィールド機器への動作電力を供給する電源をコミュニ
ケータに内蔵することにより、たとえ外部電源を含む上
位機器が非通電の場合であっても、コミュニケータがネ
ットワークへの電力供給を代行することにより、ネット
ワークを通信可能状態にし、コミュニケータとフィール
ド機器との間で通信をできるようにするものである。
【0013】
【作用】本発明によるコミュニケータの特徴は、コミュ
ニケータ内蔵電源によりネットワークに対して給電動作
を行うものである。前記コミュニケータを従来形のコミ
ュニケータと比較した場合、ネットワーク供給電源を内
蔵することにより、その本体重量が増加するという欠点
がある。また、内蔵電源の容量が限られているため、長
期間、連続して使用した場合には、電源の交換、あるい
は充電などの保守が必要とされる。しかし、本発明によ
るコミュニケータの最大のメリットは、停電等により上
位機器への給電が停止した場合などの非常時における、
システムの保守・管理のための補助手段として、その能
力を最大限に発揮することにある。本発明によるコミュ
ニケータをフィールドバス・システムに適用すれば、シ
ステムが非通電の場合であっても、コミュニケータとフ
ィールド機器との間でフィールドバス通信を行なうこと
が可能となる。これにより、これまでシステムにおける
唯一の電力供給手段であった外部電源への依存度を、大
幅に減少させることができ、システムの信頼性を向上す
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を用いて、本発明の一実施例を説
明する。
【0015】図1は、本発明を用いたフィールドバス・
システムの装置構成例である。
【0016】同図において、フィールド機器1a
b ,1c は、ディジタル信号で双方向の通信を行なう
ものであり、各種プラントにおけるプロセスの圧力,温
度,質量などの物理量を検出してその値を送信したり、
または、バルブなどの制御量を受信したりするものであ
る。フィールド機器1a ,1b ,1c は、伝送路5を介
して外部電源4、あるいはコミュニケータ2′から供給
される電力により動作し、伝送路5の任意の箇所に接続
できる。本実施例においては、フィールド機器1a,1
b ,1c がフィールド側のジャンクション・ボックス
(中継箱)に接続した例を示すが、これは、他の、例え
ば伝送路5の中間からであっても問題ない。
【0017】上位機器3は、フィールド機器1a
b ,1c 、コミュニケータ2′などのフィールドバス
対応機器と伝送路5を介して、ディジタル信号の通信を
行い、フィールド機器の検出した各種物理量(圧力,温
度,流量など)を受信し、また、プラントの制御情報と
して、バルブなどのフィールド機器へ制御信号を送信し
ている。
【0018】コミュニケータ2′は、伝送路5上の任意
の場所に接続でき、本体上のディスプレイやキーボード
を操作することにより、フィールド機器1a ,1b ,1
c の出力値のモニタ,調整などの処理を、伝送路5を介
して通信を行い実行する。
【0019】また、外部電源4が給電を停止したときに
は、コミュニケータ2′内の電源切替回路がその異常を
検出して、コミュニケータ2′内蔵電源より電力を供給
することにより、コミュニケータ2′とフィールド機器
a ,1b ,1c との間でフィールドバス通信を行うこ
とができる。
【0020】ターミネータ6a ,6b は、直列に接続し
た抵抗とコンデンサで構成され、伝送路5の両端に接続
される。このターミネータは、伝送路5上に接続される
フィールド機器などの通信周波数帯域での入力インピー
ダンスと比べて、かなり小さい値にすることにより、フ
ィールド機器の接続箇所、および接続台数などの条件に
よる通信信号への影響を小さく押さえている。なお、タ
ーミネータ6a ,6bの仕様は、規格で決められている
ものである。
【0021】前記コミュニケータ2′を実現するための
具体例として、電源切替回路の一実施例を図2において
説明する。本回路は、コミュニケータ入力部に位置し、
バスとの間に接続される。「+」ライン10と「−」ラ
イン11との間には高抵抗R1がアナログスイッチSW
1を介して、高抵抗R2と直列に接続されている。ま
た、高抵抗R1,R2の接続点は演算増幅器OP1の
「−」端子に接続されている。一方、電源12はアナロ
グスイッチSW2を介して、「+」ライン10と「−」
ライン11との間に接続されている。抵抗R3,ダイオ
ードD1と演算増幅器OP1の電源端子は電源12とそ
れぞれ並列に接続され、抵抗R3,ダイオードD1の接
続点は演算増幅器OP1の「+」端子に接続されてい
る。
【0022】演算増幅器OP1の出力端子は発光ダイオ
ードD2,抵抗R4を介して「−」ライン11に接続さ
れるとともに、アナログスイッチSW1,SW2の制御
端子にも接続されている。
【0023】次に本発明の動作を説明する。アナログス
イッチSW1は、その初期状態においては、高抵抗R2
側に接続されており、「+」ライン10と「−」ライン
11との間のバス電圧を高抵抗R1,R2で分圧して演
算増幅器OP1の「−」端子に入力するようになってい
る。一方、電源12の電源電圧を抵抗R3、およびダイ
オードD1で分圧したものを基準電圧VREF として演算
増幅器OP1の「+」端子に入力している。演算増幅器
OP1は、2入力値の比較,出力を行う。
【0024】ここで、演算増幅器OP1により、コミュ
ニケータ接続箇所におけるバス電圧値が基準電圧VREF
よりも大きく、フィールド機器の動作に十分な電圧が供
給されていると判断される場合には、演算増幅器OP1
は“L”を出力する。このとき、アナログスイッチSW
2は開放されたままで、コミュニケータは、それが接続
されているバスからの供給電力により動作することにな
る。アナログスイッチSW1も、高抵抗R2側に接続さ
れたまま、初期状態を維持する。
【0025】一方、バス電圧値が基準電圧VREF よりも
小さい場合には、コミュニケータの接続地点における外
部電源の遮断と判断して、演算増幅器OP1は“H”を
出力する。このとき、アナログスイッチSW2は短絡さ
れ、フィールド機器の動作電力は電源12より供給され
る。またアナログスイッチSW1は、伝送路1′に短絡
されることにより、演算増幅器OP1は“H”を出力し
続けることになる。
【0026】本実施例によれば、コミュニケータの接続
箇所における、バス電圧値の大小に応じて電源ソースを
切り替えることにより、外部電源遮断の有無にかかわら
ず、常時フィールド機器と通信を行うことができるとい
う効果がある。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したことから明らかなよう
に、本発明によるコミュニケータをフィールドバス上に
接続することにより、外部電源遮断の有無にかかわら
ず、常時フィールド機器と通信を行うことができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いたフィールドバス・システムの装
置構成例を示す図である。
【図2】電源切替回路の一実施例を示す図である。
【図3】従来形フィールドバス・システムの代表的な構
成例を示す図である。
【符号の説明】
1,1a ,1b ,1c …フィールド機器、2,2′…コ
ミュニケータ、3…上位機器、4…外部電源、5…伝送
路、6a ,6b …ターミネータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の伝送線を用いてフィールド機器の電
    力供給、及び上位機器,フィールド機器,コミュニケー
    タ間で相互通信を行い、前記伝送線上の任意の箇所にコ
    ミュニケータを接続する、フィールドバスシステムにお
    いて、前記コミュニケータが内蔵する電源から前記伝送
    線を介して、フィールド機器へ電力供給する手段を備え
    たことを特徴とするフィールドバス用コミュニケータ。
  2. 【請求項2】請求項1において、コミュニケータの接続
    時に、前記伝送線の線間電圧が前記フィールド機器の動
    作電圧以下のときのみ、前記コミュニケータが内蔵する
    電源から前記伝送線を介して、フィールド機器へ電力供
    給する手段を備えたことを特徴とするフィールドバス用
    コミュニケータ。
JP4249552A 1992-09-18 1992-09-18 フィールドバス用コミュニケータ Pending JPH06104802A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4249552A JPH06104802A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 フィールドバス用コミュニケータ

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JP4249552A JPH06104802A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 フィールドバス用コミュニケータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06104802A true JPH06104802A (ja) 1994-04-15

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ID=17194694

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JP4249552A Pending JPH06104802A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 フィールドバス用コミュニケータ

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JP (1) JPH06104802A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005122744A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Rosemount Inc 2線現場装着プロセス装置
JP2006020213A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Taisei Corp 信号伝送システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005122744A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Rosemount Inc 2線現場装着プロセス装置
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