JPH06104665B2 - スルホン酸基含有ペリレン化合物、その製造方法およびその用途 - Google Patents
スルホン酸基含有ペリレン化合物、その製造方法およびその用途Info
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- JPH06104665B2 JPH06104665B2 JP2510865A JP51086590A JPH06104665B2 JP H06104665 B2 JPH06104665 B2 JP H06104665B2 JP 2510865 A JP2510865 A JP 2510865A JP 51086590 A JP51086590 A JP 51086590A JP H06104665 B2 JPH06104665 B2 JP H06104665B2
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Description
の残基を意味し、そして Bは=N-R2-SO3 -X+の二価の残基を意味し、 Dは塩素−または臭素原子でありそしてn>1である場
合に、場合によってはそれらの組合せでありそして nは0〜8の数であり; 但し、上記残基AおよびBにおいて、 R1は水素原子または炭素原子数1〜30のアルキル基、殊
に炭素原子数1〜18のアルキル基、特に炭素原子数1〜
4のアルキル基または、無置換であるかまたは塩素−ま
たは臭素原子の様なハロゲン原子、スルホ基、メチル−
またはエチル基の様な炭素原子数1〜4のアルキル基、
メトキシ−またはエトキシ基の様な炭素原子数1〜4の
アルコキシ基またはフェニルアゾ基で一箇所または複数
箇所置換されていてもよいアリール基、特にフェニル基
であり、そして R2は炭素原子数1〜6の直鎖状または枝分かれアルキレ
ン基、特にエチレン−またはプロピレン基であ、 X+は水素イオンH+または周期律表の第1〜5主族または
第1または第2または第4〜8副族の当量Mm+/mの金属
カチオン(但し、mは1、2または3の数であり)、例
えばLi1+、Na1+、K1+、Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Cu2+、Ni
2+、Cd2+、Co2+、Zn2+、Fe2+、Al3+、Cr3+またはFe3+であるか
またはアンモニウム−イオンN+R3R4R5R6と定義され、但
し第四窒素原子に結合している置換基R3、R4、R5およびR6
は互いに無関係にそれぞれ水素原子または、炭素原子数
1〜30のアルキル、炭素原子数1〜30のアルケニル、炭
素原子数5〜30のシクロアルキル、無置換のまたは炭素
原子数1〜8のアルキルで置換されたフェニルまたは
(ポリ)アルキレンオキシ基−〔CH(R7)-CH2-O-)k-H
(式中、R7は水素原子または炭素原子数1〜4のアルキ
ル基でありそしてkは1〜30の数である)でありそして
R3、R4、R5および/またはR6と確認されたアルキル−、ア
ルケニル−、シクロアルキル−、フェニルまたはアルキ
ルフェニル基は場合によっては更にアミノ−、ヒドロキ
シ−および/またはカルボキシ基で置換されていてもよ
い;また置換基R3およびR4は第四窒素原子と一緒に成っ
て、ピロリドン−、イミダゾリジン−、ヘキサメチレン
イミン−、ピペリジン−、ピペラジン−またはモルホリ
ン環系を形成してもよく;または 置換基R3、R4およびR5は第四窒素原子と一緒に成って、
ピロール−、イミダゾール−、ピリジン−、ピコリン
−、ピラジン−、キノリン−またはイソキノリン系を形
成してもよい。〕 で表される新規で、高価値のスルホン酸基含有ペリレン
化合物−但しnが0の値でそしてAおよびBの両方が=
N-CH2CH2-SO3Hである該ペリレン化合物は除かれる−に
関する。
一であり、それぞれ=N-R2-SO3 -X+の二価の残基を意味
し並びにDおよびnは上述の通り規定され、但し上記残
基AおよびBにおいて、R2は上で確認した意味を有しそ
してX+は水素イオンH+または上に個々に記載した化学元
素の当量Mm+/mの金属カチオンまたはアンモニウム−イ
オンN+R3R4R5R6であり、その際第四窒素原子の置換基
R3、R4およびR5は互いに無関係にそれぞれ水素原子また
は炭素原子数2〜3のヒドロキシアルキル基でありそし
てR6は炭素原子数1〜30のアルキル、炭素原子数1〜30
のアルケニル、炭素原子数2〜3のヒドロキシアルキル
または炭素原子数5〜6のシクロアルキルの群の内の基
の一つである一般式Iの化合物である。
1または=N-CH2-CH2-SO3 -X+の二価の残基であり、 Bが=N-CH2-CH2-SO3 -X+の二価の残基であり並びに nが0なる数字であり、 但し上記残基AおよびBにおいてR1は上に確認した意味
を有しそしてX+はカチオンH+またはCa2+/2またはアンモ
ニウム−イオンN+H3R6であり、その際R6は直ぐ上に記載
した種類である、本発明のスルホン酸基含有ペリレン化
合物である。
スルホン酸基含有ペリレン化合物の製造方法でもある。
これらの新規化合物は、ペリレン−3,4,9,10−テトラカ
ルボン酸−モニ無水物−モノアルカリ金属塩、特にモノ
カリウム塩、ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−
モノ無水物−モノイミド、−N−モノアルキル−あるい
は−N−モノアリールイミドまたはペリレン−3,4,9,10
−テトラカルボン酸−ジ無水物を一般式II H2N-R2-SO3 -X+ (II) 〔式中、R2およびX+は上述の意味を有する。〕 で表されるスルホン酸基含有第一脂肪族アミン類、例え
ばアミノアルカンスルホン酸あるいはそれの塩、例えば
特にタウリン(2−アミノエタンスルホン酸)と反応さ
せることによって得ることができ、その際出発物質の縮
合反応を水溶液、特にアルカリ性のpH条件のもとで50℃
〜180℃の範囲内の温度で実施する。この場合、式IIの
アミンを過剰に使用するのが合目的的である。式Iの生
じた方法生成物の反応混合物からの単離は、後で強い鉱
酸、例えば硫酸で処理することによって相応する遊離ス
ルホン酸に転化されるそれの塩を濾過することによって
行う。
高沸点の不活性有機溶剤、例えばキノリン、イミダゾー
ル、ナフタリン、−クロロナフタリン、トリクロロベン
ゼンまたはフェノール中で>100℃の温度、特に180〜23
0℃の範囲で、場合によっては公知の触媒(反応促進
剤)、例えば硫酸、燐酸または亜鉛塩の存在下に行って
もよい。この変更された合成法によれば塩として生じる
式Iのスルホン酸基含有ペリレン化合物は、好ましくは
80〜120℃の範囲内の如き高温のもとで、場合によって
はそれ自身を不活性有機溶剤、例えば脂肪族アルコール
または脂肪族ケトンにて予め希釈した後に反応混合物か
ら濾去するのが有利である。所望の場合には、分離した
スルホナートを次いで通例の方法で加水分解によって遊
離酸の状態に転化させる。
に置換された式Iのペリレン化合物を製造しようとする
場合には、出発物質として使用されるペリレン類のテト
ラ酸の、二つの隣接する酸の対に関して構造的に相違す
る誘導体の互いに異なる反応性を利用しながら、使用量
並びに反応条件を特に考慮しながら式IIのスルホン酸基
含有アミンと場合によっては段階的に反応させることに
よって行うかまたはかゝるプロセスをR1-NH2の脂肪族−
または芳香族第一アミンを存在するイミド窒素の一方の
側にスルホン酸アルキレン基-R2-SO3 -X+を既に持つ式I
のペリレンテトラカルボン酸モノ無水物−モノイミドと
の反応によって生じる。
合物は、原料化合物として上に記載したペリレンテトラ
カルボン酸誘導体の相応するガロゲン化生成物(>0)
を式IIのスルホン酸基含有アミンと縮合することによっ
てまたは既に製造されているがハロゲンを含まない(n
=0)式Iの方法生成物を後でハロゲン化することによ
って得られる。
で説明した様に−合成の際に既に得られるしまたは−特
定のカチオンX+が考慮される場合には−これに関しての
X+の意味に一致する金属塩またはアミンで遊離スルホン
酸(X+=H+)を好ましくは水溶液中で意図的に処理するこ
とによって別に製造される。
の化合物と構造的に相違しそして水溶性蛍光染料として
使用されるスルホン酸基含有ペリレンテトラカルボン酸
アリーレンイミド類が記載されている。この染料の水溶
性は染料の両方の末端残基にスルホン酸基を導入するこ
とによって達成される。しかしながらこれらの化合物は
顔料または顔料分散剤として使用するのに適していな
い。
スルホン酸−/スルホナート基-R2-SO3 -X+を持つ式Iの
ペリレン化合物の性質は、別のイミド窒素の所に場合に
よっては存在する置換基R1あるいは多環系のハロゲン原
子Dの数n並びにカチオンX+を特別に選択することによ
って広い範囲で調整できる。これらの新規化合物の、そ
れぞれの用途目的で要求される性質のプロフィールは、
予備実験によって方向付けなければならないし、意図的
に最適にしなければならない。従って、置換基およびカ
チオンの性質次第で水および極性有機溶剤に、非極性有
機溶剤または合成樹脂に溶解する化合物が得られる。問
題の媒体中への方法生成物の相容性は追加的に、疎水性
または親水性の置換基またはカチオンを導入することに
よって影響され得る。疎水性アミン残基(長鎖のアルキ
レン基)は有機溶剤および合成樹脂への溶解性を一般に
早める。親水性アミンあるいは水溶性アミンは水性ある
いは極性の系への溶解性を促進させる。
て式Iの非常に難溶解性の化合物を得ることも可能であ
る。この化合物はそれ自身でこの性質の為に顔料として
既に使用できる。かゝる事実は一価のおよび特に二価ま
たは多価の金属カチオンについて言える。
着色剤として実証されている。置換基およびカチオンの
性質次第で、これらはこの目的の為の顔料、顔料分散剤
または蛍光染料と見なすことができる。この種類のハロ
ゲン化スルホン化ペリレン化合物は遊離スルホン酸とし
てそれの塩の状態と同様に水性−および有機媒体に溶解
する。これらは、達成できる高い蛍光強度および良好な
堅牢性に特徴があり、それ故に水性媒体または水性有機
性媒体並びに液状または固体の有機物質を着色する蛍光
染料としての用途に使用できる。
て利用するのに適しておりそして分析的検出法におい
て、有色液晶ディスプレーで、低温光源を造る為に、物
質試験の為におよび半導体成分の微細構造の研究の為に
並びにマーキングおよび情報伝達の目的に使用できる。
は、例えばアルコール、ケトン、ハロゲン化炭化水素、
エーテル、エステル、芳香族−および脂肪族炭化水素、
ニトリル、アミン、ニトロ化合物、アミドまたはそれら
相互の混合物並びにこれらの溶剤とバインダーとの混合
物がある。
樹脂およびプレスチック、例えばアミノ樹脂類、特に尿
素−およびメラミン−ホルムアルデヒド樹脂、アルキッ
ド樹脂類、アクリル樹脂類、フェノール樹脂類、ポリカ
ルボナート類、ポリオレフィン類、例えばポリスチレ
ン、ポリビニルクロライド、ポリエチレンおよびポリプ
ロピレン、ポリアクリルニトリル、ポリアクリル酸エス
テル類、ポリアミド類、ポリウレタン類またはポリエス
テルがあり、これらはそれ自身単独でもまたは混合物ま
たはコポリマーの状態でも使用できる。
は、更にそれのアニオン的性質の影響で、顔料調製物を
製造する為の高能力分散剤でもある。この種類の調製物
は優れた色彩性および流動性を有している。
重金属塩またはアミン塩は、その難溶解性の為に顔料と
して直接的に有利に利用できる。これらは非常に良好な
色彩性および流動性を示す。
ルホン化ペリレン化合物を同じまたは異なる化学的出所
の基本顔料、例えばアゾ−、キナクリドン−および中で
もペリレン化合物の種類の内の基本顔料と混合すること
によって製造される顔料調製物並びにその難溶性が原因
となって顔料として使用するのに適するスルホン酸のア
ルカリ土類金属塩、重金属塩およびアミン塩は、天然源
または合成源の高分子量の有機物質を顔料化(着色)す
るのに卓越的に使用できる。
ン化合物またはこの種の生成物を基礎として製造される
顔料調製物にて着色できる高分子有機物質には、例えば
セルロースエーテルおよび−エステル、例えばエチルセ
ルロース、ニトロセルロース、セルロースアセテートお
よびセルロースブチラート、天然樹脂または合成樹脂、
例えば重合樹脂または縮合樹脂、例えばアミノ樹脂、特
に尿素−およびメラミン−ホルムアルデヒド樹脂、アル
キッド樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ポリカル
ボナート、ポリオレフィン、例えばポリスチレン、ポリ
ビニルクロライド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リアクリルニトリル、ポリアクリル酸エステル、ポリア
ミド、ポリウレタンまたはポリエステル、ゴム、カゼイ
ン、シリコーンおよび珪素樹脂のそれぞれ単独または相
互の混合物がある。
物または紡糸溶液、ラッカ、塗料または印刷インキの状
態で存在するかどうかは重要ではない。用途目的次第
で、本発明のペリレン化合物またはそれが関係して製造
された顔料調製物をトナーとしてまたは配合物または分
散物の状態で使用するのが有利であることが判ってい
る。特許請求の範囲に記してあるペリレン化合物あるい
はそれから誘導される顔料調製物は、顔料化すべき高分
子有機物質を基準として1〜10重量%の量で使用され
る。
ン樹脂−またはアクリル−/メラミン樹脂塗料の種類の
焼付塗料並びにポリイソシアネートにて架橋し得るアク
リル樹脂を基礎とする二成分系塗料である。顔料化でき
る沢山の印刷インキの内、ニトロセルロースを基礎とす
る印刷インキを特に挙げることができる。
調製物は多くの用途媒体に容易に且つ非常に微細に分散
し得る。この分散物は高い凝集安定性を有しそして多量
に顔料を混入した場合ですら優れた流動特性を示す。こ
の分散物では、高い堅牢性と共に良好な色濃度、高光沢
および高透明度を持つ塗料およびインキが製造できる。
製物は、重合体中溶解性着色剤として、成形性合成樹
脂、特にポリビニルクロライド、ポリエチレンおよびポ
リプロピレンを着色するのに卓越的に適している。良好
な色濃度および非常に良好な分散性の着色物が得れる。
れを組入れて製造される顔料調製物の、塗料系での性質
を評価する為に、沢山の公知の系の内、合成樹脂酸と無
水フタル酸との中油の非乾性アキッド樹脂およびブタノ
ールでエーテル化したメラミン樹脂を基礎しそしてリシ
ン酸を基礎とする非乾性アルキッド樹脂(短油)を含有
するアルキッド−/メラミン樹脂塗料(AM6)並びに非
水性分散物を基礎とするアルキッド樹脂焼付塗料(TSA-
NAD)を選択した。以下の実施例においては、これらをA
M6およびTSA-NADという記号で示す。
llbase rehorogy)〕は以下の五つの尺度によって評価
する: 5 希溶液状 2 僅かにゲル化している 4 液状 1 ゲル化している 3 粘性の液状 粉砕品を顔料濃厚物質に希釈した後に、粘度をErichsen
社のロスマン(Rossmann)式粘度用スパチュラ301タイ
プで評価した。
Byk-Mallinckrodt社の“マルチ光沢”の光沢測定装置に
てカスチング成形フィルムについて行った。
160℃で行った。
分率は記載された物質の重量%である。本発明に従って
使用した顔料を同定する為に使用した種類表示並びにこ
れを方向付けるC.I.数はカラーインデックス、第3版、
1971年並びに追録、1975、1982および1987にある。
ラカルボン酸二無水物を1200mlの水に懸濁させる。この
懸濁物に50gのタウリンおよび26.4gの水酸化カリウム
(85%濃度)を添加し、その後でこの混合物を150℃で
5時間攪拌する。25℃に冷却した後に、沈澱した反応生
成物を吸引濾過し、中性になるまで水で洗浄しそして80
℃で乾燥させる。
単離される式IIIの化合物を今度は25℃で最初に1400gの
100%濃度硫酸に導入してそして溶解する。その後にこ
の溶液中に更に930gの50%濃度硫酸を滴加させる。その
際温度が80℃に上昇してもよい。次いで25℃に冷却す
る。遊離させたスルホン酸を次にガラス製吸引濾過器で
濾過し、80%濃度硫酸で後洗浄し、31%濃度塩酸で処理
することによって硫酸塩が無くなるまで洗浄しそして減
圧状態で80℃で乾燥する。
晶水を含有している)、55.3gの100%濃度(=理論値の
91.3%)に相当する。
ブレット8.77;8.70);4.68;3.64 実施例1a ヨーロッパ特許第0,088,392号明細書の実施例1に記載
された方法と同様にして界面活性剤を添加せずに製造さ
れたペリレン−タイプの19.2gのC.I.ピグメント・レッ
ド179(No.71130)を顔料分散剤としての0.8gの式IIIの
ペリレン化合物と混合する。
色の高光沢の純粋な塗膜をもたらす顔料調製物が得られ
た。このメタリック塗料は非常に良好な濃さで且つ非常
に純粋である。生成物のミル・ベース流動性(15%濃
度)は評価5である。これに対して、顔料分散剤を混入
しないと、着色剤を用いて得られる色は更に不透明でそ
して色に深みが少ない。この場合、ミル・ベース流動性
は評価1である。
明細書の実施例1の処方と同様にして製造されたペリレ
ン−タイプの17.6gのC.I.ピグメント・レッド179(No.7
1130)を顔料分散剤としての2.4gの式IIIのペリレン化
合物と混合する。
色の高光沢の純粋な塗膜をもたらす顔料調製物が得られ
た。この塗膜の色濃度および光沢は実施例1aに従って得
られた塗膜より大きい。このメタリック塗料は非常に色
が濃く且つ非常に純粋である。この生成物のミル・ベー
ス流動性(15%濃度)はこの場合には評価4〜5であ
る。これに対して、顔料分散剤を混入しないと、着色剤
を用いて得られる色は更に不透明でそして色に深みが少
ない。この場合、ミル・ベース流動性(15%濃度)は評
価1である。
する。その後に10gのエタノールおよび1gのオレイン酸
モノエタノールアミドより成る溶液を添加しそしてこの
混合物を加熱下に沸騰させる。更に沸騰温度で10分間の
間に、10gの塩化カルシウム(水不含)および200mlの水
より成る溶液を滴加する。更に3時間沸騰温度で攪拌し
た後に、次いで沈澱した反応生成物を吸引濾過し、水で
塩化物不含状態まで洗浄しそして80℃で乾燥する。TSA-
NAD−塗料において透明で高光沢の栗色の塗膜をもたら
す10.8gの(Ca−塩としての)顔料が得られる。この生
成物のミル・ベース流動性(15%濃度)は評価5であ
る。
する。その後に20gのエタノールおよび2gのオレイン酸
モノエタノールアミドより成る溶液を添加しそしてこの
混合物を加熱下に沸騰させる。今度は沸騰温度で10分間
の間に、10gの硫酸ニッケル−六水和物および200mlの水
より成る溶液を滴加する。更に3時間沸騰温度で攪拌し
た後に、次いで沈澱した反応生成物を吸引濾過し、水で
塩化物不含状態まで洗浄しそして80℃で乾燥する。TSA-
NAD−塗料において透明で高光沢の栗色の塗膜をもたら
す12.7gの(Ni−塩としての)顔料が得られる。この生
成物のミル・ベース流動性(15%濃度)は評価5であ
る。
する。今度は15.5gのアビエチルアミンおよび50mlのエ
タノールより成る溶液を沸騰温度で15分の間に滴加す
る。沸騰温度で更に1時間攪拌した後に、沈澱した反応
生成物を吸引濾過し、水で洗浄しそして80℃で乾燥す
る。TSA-NAD−塗料において高透明度で高光沢のスカー
レット色の塗膜をもたらす28.6gの(アビエチルアンモ
ニウム塩としての)顔料が得られる。この生成物のミル
・ベース流動性(15%濃度)は評価5である。上塗り堅
牢度に問題がない。
記載に従って粗顔料として製造した30gのペリレン−3,
4,9,10−テトラカルボン酸−N,N′−(3′,5′−ジメ
チルフェニルイミド)を、粉砕体としての磁性球(直径
12mm)1400gが充填されている1.4リットルのステンレス
製容器に導入しそして初期反応物質として使用する。更
にこの混合物に90gの硫酸ナトリウム(水不含)、0.7g
のステアリルアミンおよび顔料分散剤としての0.75gの
式IIIのペリレン化合物を添加しそしてこの混合物を今
度は振動ミル〔Vibratom(商標)、製造元:Siebtechnik
Muehlheim)の上で振盪しながら8時間に亘って細かく
粉砕する。次いで、得られる粉砕物を粉砕体から篩分け
そして熱水で処理しながら90℃で1時間攪拌する。その
後に方法生成物を吸引濾過し、硫酸塩がなくなるまで水
で洗浄しそして80℃で乾燥する。ペリレン−タイプのC.
I.ピグメント・レッド149(No.71137)を基礎とする28.
6gの顔料調製物が得られる。この生成物をPVC中で試験
すると、堅牢であり且つ透明で明るく色の濃い純粋な色
が得られる。これに対して、式IIIの分散剤を添加しな
いで製造した顔料は不透明で暗い青色をもたらす。
と同様に製造される25.45%の臭素含有量の30gのペリレ
ン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−ジイミド、粉砕体と
しての1400gのCylpebs(コランダム製:直径12mm:製造
元 Groh GmbH、Hof)が充填されている1リットルの合
成樹脂製容器に導入しそして初期反応物質として使用す
る。更にこの混合物に相前後して顔料分散剤としての3g
の式IIIのペリレン化合物および3gのステアリルアミン
を添加する。次いでこの混合物を(実施例1fにおける如
き)振動ミルの上で振盪しながら12時間に亘って細かく
粉砕し、次いで、粉砕物を粉砕体から篩分けることによ
って分離する。31gの上記粉砕物を今度は340mlのN−メ
チルピロリドン中に導入し、50℃に加熱しそしてこの温
度で3時間、後攪拌する。次いで200mlの水を添加し、
反応生成物を吸引濾過し、これを水で処理することによ
ってN−メチルピロリドン不含状態に洗浄し、80℃で乾
燥する。臭素化されたペリレン−3,4,9,10−テトラカル
ボン酸−ジイミドを基礎とする29.5gの顔料調製物が得
られる。TSA-NAD−塗料を生成物にて着色した場合には
透明で明るい色濃い純粋な塗膜が得られる。これに対し
て、式IIIの分散剤を添加しないと、顔料含有塗膜は不
透明で暗く且つ色が弱い。流動性はこれら両方の場合と
もほぼ比較可能である。ニトロセルロース系グラビヤ印
刷で上記の調製物にて非常に透明で色の濃い純粋な着色
が得られる。式IIIの分散剤を添加しないと、この生成
物での着色は不透明で色の濃くない青色で濁っている。
の中に37.6gのタウリンを溶解する。12.6gの水酸化カリ
ウム(85%濃度)を更に添加することによってこの溶液
中で9.5のpH値を達成する。次に、この初期混合物中に3
9.1gのペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸モノ無水
物−モノイミドを導入しそして次にこの混合物を150℃
で3時間攪拌する。25℃に冷却した後に、K塩として生
じる反応生成物を吸引濾過し、飽和塩化カリウム溶液で
中和するまで洗浄しそして80℃で乾燥させる。
硫酸に導入し溶解する。その後にこの溶液に更に1070g
の50%濃度硫酸を滴加し、その際に温度が80℃まで上昇
してもよい。次いで25℃に冷却する。こうして遊離させ
たスルホン酸をガラス製吸引濾過器で濾過し、78%濃度
硫酸で後洗浄し、31%濃度塩酸で処理することによって
硫酸塩が無くなるまで洗浄しそして減圧状態で80℃で乾
燥する。
水を含有している)、100%濃度で36.6g(=理論値の7
3.5%)に相当する。
の中に50.1gのタウリンを溶解する。26.4gの水酸化カリ
ウム(85%濃度)を更に添加することによってこの溶液
中で9.6のpH値を達成する。次に、この初期混合物中に4
0.5gのペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸モノ無水
物−モノメチルイミドを導入しそして次にこの混合物を
150℃で3時間攪拌する。25℃に冷却した後に、K塩と
して生じる反応生成物を吸引濾過し、水で後洗浄しそし
て80℃で乾燥させる。得られる残留物を今度は25℃で最
初に1000gの100%濃度硫酸中に導入し溶解する。その後
にこの溶液に更に850gの50%濃度硫酸を滴加し、その際
に温度が80℃まで上昇してもよい。次いで25℃に冷却す
る。こうして遊離されたスルホン酸をガラス製吸引濾過
器で濾過し、78%濃度硫酸で後洗浄し、31%濃度塩酸で
処理することによって硫酸塩が無くなるまで洗浄しそし
て減圧状態で80℃で乾燥する。
水を含有している)、100%濃度で44.0g(=理論値の8
5.9%)に相当する。
種々の顔料に色々な量で添加し、機械的に混合しそして
その際に得られる顔料調製物をそれぞれの基本顔料に対
してTSA/NAD−塗料あるいはAM6−塗料において実験す
る。この場合に得られる用途特性結果を以下に総括掲載
する: 実施例4 例1(参考例)に従って製造された15.2gの式IIIのペリ
レン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−N,N′−ビス−
(2′−スルホエチルイミドを、25℃で攪拌しながら45
0gの100%濃度硫酸中に導入溶解する。次にこの溶液に
6.0gの臭素および0.2gの沃素を添加する。次いで臭素化
混合物を125℃で更に6時間、後攪拌し、今度は25℃に
冷却しそしてこの温度で500gの30%濃度硫酸を滴加す
る。この場合に生じる反応生成物をガラス製吸引濾過器
で吸引濾過し、60%濃度硫酸で後洗浄し、31%の塩酸で
処理することによって硫酸塩が無くなるまで洗浄しそし
て減圧状態で80℃で乾燥する。
水を含有している)、100%濃度で16.9g(=理論値の8
7.8%)に相当する。
る) 計算値:C 40.7%;H 1.9%;N 3.3%;Br 26.4%;S 6.8% 測定値:C 41.0%;H 1.9%;N 3.4%;Br 26.3%;S 7.8% 紙の浸漬着色によって生成物を試験する際に、赤色の色
の濃い着色物が得られる。ニトロセルロース塗料の着色
物は赤色の色が濃く且つ蛍光がある。
レン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−N,N′−ビス−
(2′−スルホエチルイミドを、攪拌下に402gの100%
濃度硫酸に導入し溶解する。この溶液に0.6gの沃化ナト
リウムを添加した後に、今度は12時間の間に70gの塩素
を20〜25℃で導入し、その際にそれぞれ3時間の間隔毎
にで更に0.6gの沃化ナトリウムを添加する。次いで塩素
化混合物に20〜25℃で更に560gの20%濃度硫酸を滴加す
る。この場合に沈澱する反応生成物をガラス製吸引濾過
器で濾過し、50%濃度硫酸で後洗浄し、31%の塩酸で処
理することによって硫酸塩が無くなるまで洗浄しそして
減圧状態で80℃で乾燥する。
晶水を含有している)、100%濃度で33.3g(=理論値の
86.8%)に相当する。
いる) 計算値:C 42.6%;H 1.6%;N 3.6%;Br 23.9%;S 8.1% 測定値:C 42.4%;H 2.3%;N 3.1%;Br 23.9%;S 7.9% 紙の浸漬着色で生成物を試験する際に、オレンジ色の色
の濃い着色物が得られる。ニトリセルロース塗料の着色
物はオレンジ色の濃厚で且つ蛍光がある。
に101gのタウリンおよび52.8gの水酸化ナトリウム(85
%濃度)を溶解する。得られた溶液を0〜5℃に冷却し
そしてこの温度で90.1gのペリレン−3,4,9,10−テトラ
カルボン酸モノ無水物−一カリウム塩を導入し、次にこ
の混合物を最初に20〜25℃に2時間そして次に90〜95℃
で更に3時間、後攪拌する。次にこの反応混合物を20〜
25℃に冷却し、これを吸引濾過しそして濾過残留物を10
0mlの水で洗浄する。得られる濾液中に今度は125gのメ
タノール並びに300gの酢酸カリウム(水不含)を添加
し、その後にこの液体を20〜25℃で2時間攪拌する。こ
の場合に沈澱する反応生成物を吸引濾過し、18%の酢酸
カリウムと6%のメタノールとより成る水性メタノール
性溶液にて後洗浄しそして80℃で乾燥させる。
20〜25℃で最初に1230gの硫酸一水和物に導入し溶解す
る。次いでこの溶液中に更に820gの50%濃度硫酸を滴加
し、その際に温度が80℃に上昇してもよい。予め25℃に
冷却した後に、こうして遊離するスルホン酸をガラス製
吸引濾過器で濾過した後に、80%濃度硫酸で後洗浄し、
31%濃度塩酸で処理することによって硫酸塩が無くなる
まで洗浄しそして減圧状態で80℃で乾燥する。
晶水を含有している)、100%濃度で66.9g(=理論値の
66.7%)に相当する。
カルボン酸−二無水物を290mlの水に懸濁させる。この
懸濁液に13.9gの3−アミノプロパンスルホン酸および
6.6gの水酸化カリウム(85%濃度)を添加し、次いでこ
の混合物を150℃で5時間攪拌する。25℃に冷却した後
に更に50gの塩化カリウムを導入し、沈澱する反応生成
物を吸引濾過し、20%濃度の塩化カリウム溶液で洗浄し
そして80℃で乾燥する。
式IXの化合物を今度は最初に25℃で300gの100%濃度硫
酸に導入し溶解する。その後にこの溶液中に更に200gの
50%濃度硫酸を滴加し、その際にこの温度が80℃まで上
昇してもよい。次に25℃に冷却し、遊離のスルホン酸を
次いでガラス製濾過器で吸引濾過し、80%濃度硫酸で後
洗浄し、31%の塩酸で処理することによって硫酸塩が無
くなるまで洗浄しそして減圧状態で80℃で乾燥する。
水を含有している)、100%濃度で14.1g(=理論値の8
9.0%)に相当する。
に、実施例6に従って製造された4.99gの式VIIIのペリ
レン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−モノ無水物−N−
モノ−(2′−スルホエチルイミド)(93.9%)並びに
4.92gの4−メトキシアニリンおよび0.5gの酢酸亜鉛二
水和物を相前後して導入する。その後に反応混合物を19
0℃に加熱しそしてこの温度で8時間攪拌する。次に120
℃に冷却し、Zn−塩として沈澱する反応生成物をこの温
度で吸引濾過し、キノリンおよびメタノールで後洗浄し
そして80℃で乾燥する。乾燥した残留物を今度は25℃で
65gの50%濃度硫酸に導入し、次いで25℃で5時間、後
攪拌する。このようにして遊離したスルホン酸を次にガ
ラス製吸引濾過器で濾過し、31%濃度塩酸で処理するこ
とによって硫酸塩が無くなるまで洗浄しそして減圧状態
で80℃で乾燥する。
水を含有している)、100%濃度で5.54g(=理論値の9
7.9%)に相当する。
に、実施例6に従って製造された4.99gの式VIIIのペリ
レン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−モノ無水物−N−
モノ−(2′−スルホエチルイミド)(93.9%)並びに
21.6gのC14〜C18−アルキルアミン(天然の混合物)お
よび0.5gの酢酸亜鉛二水和物を相前後して導入する。そ
の後に反応混合物を190℃に加熱しそしてこの温度で8
時間攪拌する。次に120℃に冷却し、Zn−塩として沈澱
する反応生成物をこの温度で吸引濾過し、キノリンおよ
びメタノールで後洗浄しそして80℃で乾燥する。乾燥し
た残留物を今度は25℃で最初に80gの50%濃度硫酸に導
入し、溶解する。次いでこの溶液中に更に52gの50%濃
度硫酸を滴加し、その際に温度が80℃まで上昇してもよ
い。反応混合物を予め25℃に冷却した後に、これを800m
lの水中に注ぎ込む。この場合に沈澱する方法生成物を
吸引濾過し、水で処理することによって硫酸塩が無くな
るまで洗浄する。得られる湿った圧縮ケイキ状物を次い
で100mlのエタノールと5.6gの塩酸(31%濃度)との混
合物中に導入し、沸騰温度で1時間攪拌する。最後に、
この様にして遊離状態にしたスルホン酸をガラス製濾吸
引濾過器で濾過し、エタノールで洗浄しそして80℃で乾
燥する。
晶水を含有している)、6.76gの乾燥生成物に相当す
る。
に、実施例6に従って製造された4.99gの式VIIIのペリ
レン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−モノ無水物−N−
モノ−(2′−スルホエチルイミド)(93.9%)並びに
6.92gのメタニル酸および0.5gの酢酸亜鉛二水和物を相
前後して導入する。その後に反応混合物を190℃に加熱
しそしてこの温度で8時間攪拌する。次に120℃に冷却
し、Zn−塩として沈澱する反応生成物をこの温度で吸引
濾過し、キノリンおよびメタノールで後洗浄しそして80
℃で乾燥する。
入し、次いで25℃で4時間、後攪拌する。このようにし
て遊離したスルホン酸を次にガラス製吸引濾過器で濾過
し、31%濃度塩酸で処理することによって硫酸塩が無く
なるまで洗浄しそして減圧状態で80℃で乾燥する。
晶水を含有している)、100%濃度で5.98g(=理論値の
97.2%)に相当する。
て製造された4.99gの式VIIIのペリレン−3,4,9,10−テ
トラカルボン酸−モノ無水物−N−モノ−(2′−スル
ホエチルイミド)(93.9%)および0.5gの酢酸亜鉛二水
和物を相前後して導入する。次いでこの反応混合物を20
5〜210℃に加熱しそしてこの温度で8時間、後攪拌す
る。次に25℃に冷却し、Zn−塩として沈澱する反応生成
物を吸引濾過し、対照性キリジンおよびメタノールで後
洗浄しそして80℃で乾燥する。
入し、次いで25℃で1時間、後攪拌する。このようにし
て遊離したスルホン酸を次にガラス製吸引濾過器で濾過
し、31%濃度塩酸で処理することによって硫酸塩が無く
なるまで洗浄しそして減圧状態で80℃で乾燥する。
晶水を含有している)、100%濃度で5.57g(=理論値の
98.4%)に相当する。
化合物、その製造方法およびその用途に関するものであ
るが実施の態様として、以下も包含する: 1.請求項1に記載の一般式I中、AおよびBは同一であ
り、それぞれ=N-R2-SO3 -X+の二価の残基を意味し並び
にDおよびnは請求項1におけるのと同様に規定されて
おり、但し上記残基AおよびBにおいて、R2はエチレン
またはプロピレンでありそしてX+は水素イオンH+または
請求項1におけるのと同様に、Li1+、Na1+、K1+、Mg2+、Ca
2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Cu2+、Ni2+、Cd2+、Co2+、Zn2+、Fe2+、Al
3+、Cr3+およびFe3+より成る群の内の当量(Mm+/m)の金属
カチオンまたはアンモニウム−イオンN+R3R4R5R6であ
り、その際第四窒素原子の置換基R3、R4およびR5は互い
に無関係にそれぞれ水素原子または炭素原子数2〜3の
ヒドロキシアルキル基でありそしてR6は炭素原子数1〜
30のアルキル、炭素原子数1〜30のアルケニル、炭素原
子数2〜3のヒドロキシアルキルおよび炭素原子数5〜
6のシクロアルキルの群の内の基の一つである、請求項
1に記載のスルホン酸基含有ペリレン化合物。
の二価の残基であり、Bが=N-R2-SO3 -X+の二価の残基
を意味しそしてDおよびnが請求項1におけるのと同様
に規定され、但し上記残基AおよびBにおいてR1は水素
原子または炭素原子数1〜18のアルキル基または、無置
換であるかまたは塩素原子、スルホ基、臭素原子、メチ
ル基、エチル基、メトキシ−および/またはエトキシ基
で置換されていてもよいフェニル基であり、R2はエチレ
ン−またはプロピレン基でありそしてX+は水素イオンH+
または請求項1におけるのと同様にLi1+、Na1+、K1+、M
g2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Cu2+、Ni2+、Cd2+、Co2+、Zn2+、F
e2+、Al3+、Cr3+およびFe3+より成る群の内の当量(Mm+/m)
の金属カチオンまたはアンモニウム−イオンN+R3R4R5R6
であり、その際第四窒素原子の置換基R3、R4およびR5は
互いに無関係にそれぞれ水素原子または炭素原子数2〜
3のヒドロキシアルキル基でありそしてR6は炭素原子数
1〜30のアルキル、炭素原子数1〜30のアルケニル、炭
素原子数2〜3のヒドロキシアルキルまたは炭素原子数
5〜6のシクロアルキルの群の内の基の一つである。請
求項1に記載のスルホン酸基含有ペリレン化合物。
一般式I中、Aが−O−または=NR1または=N-CH2-CH2
-SO3 -X+の二価の残基であり、Bが=N-CH2-CH2-SO3 -X+
の二価の残基であり並びにnが0なる数字であり、但し
上記残基AおよびBにおいて、R1は水素原子または炭素
原子数1〜4のアルキル基であり、X+はカチオンH+また
はCa+2/2またはアンモニウム−イオンN+H3R6であり、そ
の際R6は上記1または2におけるのと同様に規定され
る、請求項1または上記1または2のいずれか一つに記
載のスルホン酸基含有ペリレン化合物。
成物を、好ましくは中間単離を行った後に、強い鉱酸で
処理することによって相応する式Iの遊離スルホン酸に
転化する請求項2または3に記載の方法。
ペリレン化合物類またはそれからの誘導体である、請求
項4に記載の顔料調製物を製造する為の顔料分散剤。
の化合物から誘導されている、請求項4に記載の顔料調
製物を製造する為の顔料分散剤。
は印刷インキの状態の天然−または合成源の高分子有機
物質を顔料化する為の着色剤としての、請求項4または
上記5または6項の顔料調製物。
れか一つの一般式Iの易溶解性のスルホン酸基含有ペリ
レン化合物の用途。
の有機物質を着色する為の、請求項12の蛍光塗料。
為の着色剤としての、請求項1〜4の何れか一つまたは
複数に規定する一般式Iの難溶性ペリレン化合物、特に
それの二価または多価の金属カチオンの塩の用途。
Claims (8)
- 【請求項1】一般式I 〔式中、Aは−O−、=NR1または=N-R2-SO3 -X+の二価
の残基を意味し、そして Bは=N-R2-SO3 -X+の二価の残基を意味し、 Dは塩素−または臭素原子でありそしてn>1である場
合に、場合によってはそれらの組合せでありそして nは0〜8であり; 但し、上記残基AおよびBにおいて、 R1は水素原子または炭素原子数1〜30のアルキル基また
は、無置換であるかまたはハロゲン原子、スルホ基、炭
素原子数1〜4のアルキル基、炭素原子数1〜4のアル
コキシ基またはフェニルアゾ基で一箇所または複数箇所
置換されていてもよいアリール基であり、 R2は炭素原子数1〜6の直鎖状または枝分かれアルキレ
ン基であり、 X+は水素イオンH+または周期律表の第1〜5主族または
第1または第2または第4〜8副族の当量Mm+/mの金属
カチオン(但し、mは1、2または3の数であり)であ
るかまたはアンモニウム−イオンN+R3R4R5R6であり、但
し第四窒素原子に結合している置換基R3、R4、R5およびR6
は互い無関係にそれぞれ水素原子または、炭素原子数1
〜30のアルキル、炭素原子数1〜30のアルケニル、炭素
原子数5〜30のシクロアルキル、無置換のまたは炭素原
子数1〜8のアルキルで置換されたフェニルまたは(ポ
リ)アルキレンオキシ基−〔CH(R7)-CH2-O-)k-H(式
中、R7は水素原子または炭素原子数1〜4のアルキル基
でありそしてkは1〜30の数である)でありそしてR3、R
4、R5および/またはR6と確認されたアルキル−、アルケ
ニル−、シクロアルキル−、フェニル−またはアルキル
フェニル基は場合によっては更にアミノ−、ヒドロキシ
−および/またはカルボキシ基で置換されていてもよ
い;または置換基R3およびR4は第四窒素原子と一緒に成
って、ピロリドン−、イミダゾリジン−、ヘキサメチレ
ンイミン−、ピペリジン−、ピペラジン−またはモルホ
リン環を形成してもよく;または 置換基R3、R4およびR5は第四窒素原子と一緒に成って、
ピロール−、イミダゾール−、ピリジン−、ピコリン
−、ピラジン−、キノリン−またはイソキノリン環を形
成してもよい。〕 で表されるスルホン酸基含有ペリレン化合物−但しnが
0の値でそしてAおよびBの両方が=N-CH2CH2-SO3Hで
ある該ペリレン化合物は除かれる−。 - 【請求項2】請求項1に記載の一般式I中、AおよびB
は同一であり、それぞれ=N-R2-SO3 -X+の二価の残基を
意味し並びにDおよびnは請求項1におけるのと同様に
規定されており、但し上記残基AおよびBにおいて、R2
はエチレンまたはプロピレンでありそしてX+は水素イオ
ンH+または請求項1におけるのと同様に、Li1+、Na1+、K
1+、Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Cu2+、Ni2+、Cd2+、Co2+、Zn
2+、Fe2+、Al3+、Cr3+およびFe3+より成る群の内の当量(M
m+/m)の金属カチオンまたはアンモニウム−イオンN+R3
R4R5R6であり、その際第四窒素原子の置換基R3、R4およ
びR5は互いに無関係にそれぞれ水素原子または炭素原子
数2〜3のヒドロキシアルキル基でありそしてR6は炭素
原子数1〜30のアルキル、炭素原子数1〜30のアルケニ
ル、炭素原子数2〜3のヒドロキシアルキルおよび炭素
原子数5〜6のシクロアルキルの群の内の基の一つであ
る、請求項1に記載のスルホン酸基含有ペリレン化合
物。 - 【請求項3】請求項1に記載の一般式I中、Aが−O−
または=NR1の二価の残基であり、Bが=N-R2-SO3 -X+の
二価の残基を意味しそしてDおよびnが請求項1におけ
るのと同様に規定され、但し上記残基AおよびBにおい
てR1は水素原子または炭素原子数1〜18のアルキル基ま
たは、無置換であるかまたは塩素原子、スルホ基、臭素
原子、メチル基、エチル基、メトキシ−および/または
エトキシ基で置換されていてもよいフェニル基であり、
R2はエチレン−またはプロピレン基でありそしてX+は水
素イオンH+または請求項1におけるのと同様に、Li1+、N
a1+、K1+、Mg2+、Ca2+、Sr2+、Ba2+、Mn2+、Cu2+、Ni2+、Cd2+、Co
2+、Zn2+、Fe2+、Al3+、Cr3+またはFe3+より成る群の内の当
量(Mm+/m)の金属カチオンまたはアンモニウム−イオ
ンN+R3R4R5R6であり、その際第四窒素原子の置換基R3、R
4およびR5は互いに無関係にそれぞれ水素原子または炭
素原子数2〜3のヒドロキシアルキル基でありそしてR6
は炭素原子数1〜30のアルキル、炭素原子数1〜30のア
ルケニル、炭素原子数2〜3のヒドロキシアルキルまた
は炭素原子数5〜6のシクロアルキルの群の内の基の一
つである、請求項1に記載のスルホン酸基含有ペリレン
化合物。 - 【請求項4】請求項1〜3のいずれか一つに従う一般式
I中、Aが−O−または=NR1または=N-CH2-CH2-SO3 -X
+の二価の残基であり、Bが=N-CH2-CH2-SO3 -X+の二価
の残基であり並びにnが0になる数字であり、但し上記
残基AおよびBにおいて、R1は水素原子または炭素原子
数1〜4のアルキル基であり、X+はカチオンH+またはCa
2+/2またはアンモニウム−イオンN+H3R6であり、その際
R6は上記1または2におけるのと同様に規定される、請
求項1〜3のいずれか一つに記載のスルホン酸基含有ペ
リレン化合物。 - 【請求項5】請求項1に従う一般式Iのスルホン酸基含
有ペリレン化合物を製造する方法において、ペリレン−
3,4,9,10−テトラカルボン酸−モノ無水物−モノアルカ
リ金属塩、ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−モ
ノ無水物−モノイミドまたはペリレン−3,4,9,10−テト
ラカルボン酸−ジ無水物を一般式II H2N-R2-SO3 -X+ (II) 〔式中、R2およびX+は請求項1に記載の意味を有す
る。〕 で表されるスルホン酸基含有第一脂肪族アミン類と水溶
液、特にアルカリ性のpH条件のもとで50℃〜180℃の範
囲内の温度で反応させることを特徴とする、上記方法。 - 【請求項6】請求項1に従う一般式Iのモノ−およびジ
−スルホン酸基含有ペリレン化合物を製造する方法にお
いて、ペリレン−3,4,9,10−テトラカルボン酸−モノ無
水物−モノアルカリ金属塩、ペリレン−3,4,9,10−テト
ラカルボン酸−モノ無水物−モノイミドまたはペリレン
−3,4,9,10−テトラカルボン酸−ジ無水物を一般式II H2N-R2-SO3 -X+ (II) 〔式中、R2およびX+は請求項1に記載の意味を有す
る。〕 で表されるスルホン酸基含有第一脂肪族アミン類と高沸
点の不活性有機溶剤中で>100℃の温度で、特に180℃〜
230℃の範囲内で、場合によっては触媒の存在下に反応
させることを特徴とする、上記方法。 - 【請求項7】実質的に、請求項1に従う一般式Iのスル
ホン酸基含有ペリレン化合物より成る、顔料調製物を製
造する為の顔料分散剤。 - 【請求項8】式Vのペリレン化合物
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