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JPH06104072B2 - 毒性酸素スカベンジャーを使用する微生物による△▲1▼―脱水素化方法 - Google Patents

毒性酸素スカベンジャーを使用する微生物による△▲1▼―脱水素化方法

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Publication number
JPH06104072B2
JPH06104072B2 JP59094768A JP9476884A JPH06104072B2 JP H06104072 B2 JPH06104072 B2 JP H06104072B2 JP 59094768 A JP59094768 A JP 59094768A JP 9476884 A JP9476884 A JP 9476884A JP H06104072 B2 JPH06104072 B2 JP H06104072B2
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JP
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pregna
steroid
methyl
diene
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JP59094768A
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テモシ−・ウエンデル・エバンス
レオ・アロイシウス・コミネツク
ホリイ・ジヨ−・ウルフ
シエリル・リン・ヘンダ−ソン
Original Assignee
ジ・アツプジヨン・カンパニ−
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by ジ・アツプジヨン・カンパニ− filed Critical ジ・アツプジヨン・カンパニ−
Publication of JPS59216599A publication Critical patent/JPS59216599A/ja
Publication of JPH06104072B2 publication Critical patent/JPH06104072B2/ja
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P33/00Preparation of steroids
    • C12P33/02Dehydrogenating; Dehydroxylating

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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Steroid Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 コーチコステロイド類の最初の治療向け使用は1950年代
に慢性関節リウマチに対するコーチゾンアセテート処置
の導入によって立証された。その後の研究で、ハイドロ
コーチゾン及びコーチゾンの1,2−位置へ不飽和の挿入
により、生ずるステロイド類のプレドニソロンとプレド
ニソンがいっそう強い効力をもち、薬剤で誘発される塩
の滞留を減らすことが立証された。やがてコーチコイド
に応答する疾病の治療用に使われる他のほとんどのステ
ロイド類は、ステロイド分子の1.2−位置に二重結合を
含める形で合成されるようになった。1977年に、ステロ
ール前駆物質からのコーチコステロイド類の新しい合成
法を提示した2件の合衆国特許が発行された。合衆国特
許第4,035,236号はシトステロール、スチグマステロー
ル及びコレストロールの醗酵を経由する9α−ヒドロキ
シアンドロステンジオンの製法を包含している。合衆国
特許第4,041,055号はこのアンドロステンから医学的に
有用なコーチコステロイド類を合成する一般的方法を明
らかにしている。この化学的方法に含まれる中間体は3
−ケト−Δ4,9(11)立体配置をもちうる。
医学的に有用なステロイド類の合成において重要な中間
体であるステロイド化合物のA環への1,2−不飽和結合
の微生物学的導入については、幾つかの方法が文献に記
述されている。合衆国特許第2,837,464号はアースロバ
クター・シンプレックス(Arthrobacter simplex)の醗
酵液へのステロイド基質の添加によるステロイド類の1
−脱水素化を記述している。しかし、この方法の全体的
有用性は限られている。この細菌や他の1−脱水素を行
なう微生物はあるステロイド分子を更に劣化させるた
め、最終的収率が低下し、また望んでいない副生物が生
ずる。
合衆国特許第3,091,575号は、ステロイド,電子キャリ
アー、それに低級アルカノール又はアセトンのような低
級アルカノンで前処理された細菌の菌体を混ぜ合せてス
テロイドの1−脱水素化を行なう改良法を明らかにして
いる。この前処理は、細胞内の望ましくない活性の一
つ、すなわち20−ケトリダクターゼ活性を減少させる。
合衆国特許第3,047,469号は、ノカルジア(Nocardi
a),コリネバクテリウム(Corynebacterium),ミコバ
クテリウム(Mycobacterium),及びシリンドロカルポ
ン(Cylindrocarpon)からなる群から選ばれる微生物の
エキスを含有する電子キャリヤーとステロイド−1−デ
ヒドロゲナーゼとの混合物に、1,2−位置が飽和された
ステロイドを暴露することからなる、異なるタイプの方
法を明らかにしている。この方法は、ステロイドの分解
に至る副反応の減少を含め、生物使用で出会う幾つかの
欠点を克服している。
合衆国特許第3,091,575号は、ステロイド基質の添加の
前に又はそれと同時にキノノイド型の化合物のような抑
制剤を醗酵液への添加することによって、望んでいる生
成物の破壊をなくす方法を立証している。
外部電子キャリヤーの有用性は酵素系に対して及ぼされ
る毒性効果によって限定されることがある[ジエイ・エ
ッチ・クァシール(J.H.Quasiel),Methods in Enzymol
ogy.エス・ピー・コロウィッツ及びエヌ・オー・カプラ
ン編、アメリカンプレス社、ニューヨーク、第4巻、32
9−336頁、1957年]。ヤング(Yang)及びスチュードベ
ーカー(Studebaker)[Biotechnology and Bioenginee
ring.20巻17−25頁,1978年]は、超過酸化物及び過酸化
物の形成によって電子キャリヤーのフェナジンメトサル
フェート(PMS)がシュードモナス・テストステロニ(P
seudomonas testosteroni)のステロイド−1−デヒド
ロゲナーゼに及ぼす有力な毒性について考察した。しか
し、彼等は、1−デヒドロゲナーゼ活性がPMSの存在に
よって本質的に影響されないと結論した。彼等は、ステ
ロイド1−デヒドロゲナーゼの損傷が生ずる前に、生成
される超過酸化物と過酸化物を除くのに十分な超過酸化
物ディスミューターゼ及びカタラーゼ活性をこの完全な
好気菌がもっていると示唆した。
本発明方法は、先行技術では提案も開示もされていない
添加電子キャリヤーの存在下における改良されたステロ
イド1−脱水素化による生物転化を表わしている。
添加された電子キャリヤーの存在下に、一つ又はそれ以
上の過酸化物スカベンジャー、又は超過酸化物ディスミ
ューターゼ及び過酸化物スカベンジャーを微生物による
ステロイド−1−脱水素性物転化反応に加えると、これ
まで知られた先行技術の最もよい方法で得られるものよ
り能率的な、1,2−飽和ステロイドから対応する1,2−デ
ヒドロ誘導体への転化が生ずる。この添加は、細胞と電
子キャリヤーとの、又はステロイド−1−デヒドロゲナ
ーゼと電子キャリヤーとの相互作用によって発生する毒
性酸素種のステロイド−1−デヒドロゲナーゼ活性に対
する有害な影響を防ぐ。本方法のより高い能率は、次の
ように示される。1)細胞乾燥重量g当りに1−脱水素
化されるステロイド基質の量が多くなる。2)先行技術
の方法で可能な水準より高水準のステロイド基質が使え
る。3)生物転化反応の終わりに未転化で残る基質の量
が減少する。4)転化速度がより早い。また5)任意の
ステロイド分解性酵素の活性を排除するために特定的に
処理される酵素調製剤で行われるものを除き、生物転化
の望ましくない副生物の形成が減少する。正味の効果
は、先行技術方法によって得られるより高い収率で望ん
でいる生成物が本方法で得られ、より経済的な方法とな
っていることである。
微生物 本方法に使用できる微生物は、ステロイド類を1−脱水
素化することが知られ、この目的で先行特許の文献に記
述されている周知の多くの微生物の任意のものである。
このような微生物はチャーニー・ダブリュー(Charney,
W.)及びハーゾク・エッチ(Herzog,H.)(1967年)
『微生物によるステロイド類の転化』(アカデミック・
プレス社、ニューヨーク)に列挙されている。
知られている1−脱水素化微生物の例は、アースロバク
ター、コリネバクテリウム、ノカルディア(Nocardi
a)、ミコバクテリウム、ストレプトミセス(Streptomy
ces)、バクテリウム(Bacterium)、シュードモナス
(Pseudomonas)、バチルス(Bacillus)、セプトミク
サ(Septomyxa)、ジディメラ(Didymella)及びシリン
ドロカルボンを含めた広範囲の原核生物及び真核生物の
属に属する種である。
ステロイド類の1−脱水素化に広く用いられる細菌は、
合衆国特許第2,837,464号で明らかにされているアース
ロバクター・シンプレックス、ATCC6946である。下記の
多くの部分は、本発明方法を例示するためにこの微生物
を使用している。しかし、本方法はまた、添加電子キャ
リヤーと、発生する毒性酸素種に対する一つ乃至それ以
上の添加抑制剤の存在下にステロイド生物転化用の微生
物1−デヒドロゲナーゼ調製剤の任意の形を使用するこ
とを包含している。
ステロイド−1−デヒドロゲナーゼ生体触媒の調製手順 以下を含有する水性栄養培地中で微生物を生育させる。
a)生育用に窒素を提供するための硝酸塩又はアンモニ
ウム塩のような無機化合物類又は有機窒素化合物類(酵
母エキス、ペプトン,コーンスチープリカー等) b)炭素及びエネルギー源、例えば炭水化物と糖誘導体
類、油、脂肪酸とそのメチルエステル、アルコール類、
アミノ酸類又は有機酸類。
c)水道水又は(コーンスチープリカーのような)精製
度の低い培地成分によって供給される水準のナトリウ
ム、カリウム、マグネシウム、ホスフェート、サルフェ
ート、マンガン、銅、コバルト、モリブデン等のような
イオン類と痕跡量の元素。
生物は生育のために酵素を必要とする。生育の温度範囲
はA.シンプレックスの場合10〜45℃で、最適範囲は28〜
37℃である。A.シンプレックスに最適のpHは、ほぼ中性
である。アンドロスタ−4−エン−3,17−ジオン又はコ
ーチゾンアセテートのような1,2−飽和3−ケト−ステ
ロイド化合物を培地の0.005%(W/V)の水準又はそれ以
上で添加することによって、細胞のステロイド−1−デ
ヒドロゲナーゼ活性を誘発する。誘発剤を生育サイクル
中のどの時点で加えてもよい。ラード油のような栄養で
生育する培養基は、普通はステロイド−1−デヒドロゲ
ナーゼの合成を急速に始めるが、グルコースで生育する
培養基は酵素合成が起きる前にグルコースの消耗を必要
とする。
誘発剤添加後、6時間以上にわたる培養を勧めたい。1,
2−デヒドロゲナーゼ活性を含有する微生物を幾つかの
形の任意の形に使用して、望んでいるステロイド基質の
1−脱水素化を触媒させる。微生物菌体全部を醗酵液中
に直接使用できる。遠心分離、凝集及びろ過、又は限外
ろ過のような慣用手段によって、これらの同じ菌体を栄
養培地から回収・濃縮後、使用できる。単離された細胞
は約60%ないし約85%の含水量をもつ湿潤状態で使用で
き、また約1%ないし約30%の範囲の含水量になるまで
低級アルコール又はアセトンのようなアルカノンでの処
理、加熱による真空乾燥、凍結乾燥、加熱による空気乾
燥、又は噴霧乾燥によって乾燥できる。約1%ないし約
10%の含水量が好ましい。細胞を生物転化に使用するま
で5℃に保存するのが好ましい。『酵素学の方法』(Me
thods in Enzymology),XLIV巻,11−317頁(1976年)
(アカデミック・プレス社、ニューヨーク)に記述され
たとおり、ポリアクリルアミド・ゲル及びコラーゲン内
への閉込めや高分子電解質キャリヤーへの細胞の共有結
合のような標準技術によって乾燥細胞を固定することに
より、活性のある乾燥細胞をつくることもできる。細胞
が異なるタイプの生物転化手順に用いられる時に、異な
る方法で集められ乾燥されるこれらの細胞は、ステロイ
ド−1−デヒドロゲナーゼ活性に明白な相違が見られる
が、過酸化物スカベンジャーの添加によって、この相違
を排除できる。
溶液の又は固定された酵素しての、細胞を含まない形の
ステロイド−1−デヒドロゲナーゼ活性を使用して1−
脱水素化としても、同様な結果が得られる。『一般微生
物学方法便覧』(Manual of Methods for General Bact
eriology).367−370頁(1981年)アメリカ微生物学会
(ワシントンD.C.)に記述されたとおり、音波処理又は
加圧による破壊のような慣用技術によって、又はこの技
術で知られた他の方法によって、活性を微生物細胞から
放出させることができる。放出された活性はこの形で粗
製エキスとして使用できる。そのほか『酵素学の方法』
(Methods in Enzymology)第XXII巻(1971年)アカデ
ミック・プレス社(ニューヨーク)に記述されたような
標準的な生化学的蛋白質精製手順を使用して、更に精製
を達成できる。これらには、遠心分離、硫酸アンモニウ
ム沈澱、ゲルろ過、イオン交換クロマトグラフィ、等電
処理などの組合わせが含まれる。
生物転化方法 生物転化は、添加された電子キャリヤーと、過酸化物ス
カベンジャー、又は超過酸化物ディスミューターゼと過
酸化物スカベンジャーのような一つ又はそれ以上の添加
された毒性酸素種スカベンジャーの存在下に、ステロイ
ド−1−デヒドロゲナーゼ活性を含有する調製剤をステ
ロイド基質に暴露することによって達成される。生物転
化は水系で又はゼロより大きく100%に満たない水と混
ざらない有機溶媒、例えばトルエン、キシレン、ベンゼ
ン、ヘプタン、酢酸ブチル、塩化メチレン等を含有する
混合系で実施できる。ステロイド−1−脱水素化を刺激
するため、またステロイド分解活性が予め排除されなか
った場合に調製剤中にこれらの活性を予防するために、
外因性の電子キャリヤーを加えると有利である。
有用な外因電子キャリヤーの例はメナジオン(2−メチ
ル−1,4−ナフトキノン)、メナジオン重亜硫酸塩、1,4
−ナフトキノン、フェナジンメトサルフェート、フェナ
ジンエトサルフェート、ビタミンK型化合物類等であ
る。1−脱水素化反応を改良するために、触媒量例えば
約2.5×10-4Mないし約5.0×10-3Mの電子キャリヤーを
加えるのが有利である。毒性酸素種スカベンジャーの添
加はより高水準の添加電子キャリヤーを使用する時に有
益な効果をもたらす。これらの効果は、特定量のステロ
イドを転化する際のより少量のステロイド−1−デヒド
ロゲナーゼ使用、よりよい長期反応速度、より低い最終
残留物、より高水準の基質使用等を包含する。スカベン
ジャーを省略する場合、より高濃度の電子キャリヤーを
使用すると反応が有害な影響を受ける。
毒性酸素種スカベンジャーを反応開始時に生物転化混合
物に加えるのが有利である。スカベンジャーの作用の仕
方は、有害な酸素種を排除するか又は酸素種を安定化さ
せて酵素をあまり攻撃しないようにするものである。有
害な酸素種(即ち毒性酸素種)は過酸化水素、超過酸化
物アニオン、ヒドロキシルラジカル、1重項酸素(sing
let oxygen)等を包含する。スカベンジャーは有機性の
もの、例えば酵素カタラーゼ、ペルオキシターゼ及び超
過酸化物ディスミューターゼ、又は毒性酸素種安定化剤
のマンニトール、α−トコフェロール(ビタミンE)、
尿素及びキニンサルフェート;又は白金その他の金属触
媒のような無機性のものでありうる。使用のスカベンジ
ャーと好ましい使用水準は経済的配慮によって決定でき
る。カタラーゼは、転化されるステロイドのg当り約10
0ないし約10,000単位の範囲で使用できる。1単位はpH
7、25℃で毎分1μモルのH2O2を分解する酵素量として
記述される。一方、H2O2濃度は反応混合物ml当り10.3な
いし9.2μモルの範囲にある。
ステロイド類の1−脱水素化に使用される反応混合物は
5−45℃の温度範囲で0−7日間培養される。培養中、
混合物は分子状酸素に近付けるようにして、かきまぜる
のが好ましい。1−脱水素化の速度は、典型的には時間
と共に減少する。生物転化は約5ないし約60g/lの範囲
の基質水準を使用して2日に満たないうちに90−100%
まで進めることができる。基質:細胞水準は、細胞乾燥
重量g当り基質約2ないし約25gの範囲でありうる。
本発明の実施に有用な化合物類は、3−ケト−Δ4−ア
ンドロステン及び3−ケト−Δ4−プレグネン系のステ
ロイド類に属する。1−デヒドロゲナーゼ用のステロイ
ド基質はA環のC1とC2との間に飽和をもち、A環の3−
位置にヒドロキシル又はケト基をもつであろう。アンド
ロステン系の成員は以下を包含する。
1)アンドロスト−4−エン−3,17−ジオン、及び 2)アンドロスト−4,9(11)−ジエン−3,17−ジオ
ン、11−ヒドロキシアンドロスト−4−エン−3,17−ジ
オン及びそれらの6α−フルオロ、6α−メチル又は16
−メチル誘導体類。
使用できる3−ケト−Δ4−プレグネン系のステロイド
類には次のものがある。
1.17α−ヒドロキシプレグナ−4−エン−20−イン−3
−オンとその16−メチル誘導体類。
2.11β,21−ジヒドロキシ−プレグナ−4,17(20)−ジ
エン−3−オン及びその6α−メチル誘導体 3.20−クロロ−プレグナ−4,9(11),17(20)−トリエ
ン−21−アール−3−オン。
4.以下を含む3,20−ジケト−Δ4−プレグネン類の幾つ
かの群。
a)ハイドロコーチゾンとその6α−メチル誘導体類の
ような11,17,21−トリヒドロキシ化合物類 b)9β,11β−エポキシ−17,21−ジヒドロキシ−16β
−メチル−プレグナ−4−エン−3,20−ジオンのような
9β,11β−エポキシ−17,21−ジヒドロキシ化合物類。
c)17α,21−ジヒドロキシ−プレグナ−4,9(11)−ジ
エン−3,20−ジオンとその16α−メチル、16β−メチル
又は16α−ヒドロキシ誘導体類又は17α−アセテートエ
ステルのような3,20−ジケト−4,9(11)−プレグネジ
エン類。
d)21−ヒドロキシ−プレグナ−4,9(11),16−トリエ
ン−3,20−ジオンとその6α−フルオロ誘導体のような
3,20−ジケト−4,9(11),16−プレグネトリエン類。
21−ヒドロキシル基(#2と#4)を含有するステロイ
ド類の21−エステル誘導体類も基質として役立つ。好ま
しい21−エステル類は、低級脂肪族酸類例えば酢酸と、
単環式カルボン酸類、例えば安息香酸のような低級アル
キル又はアリール基からなる。
生物転化に用いられる手順のタイプと酵素調製剤、ステ
ロイド基質、電子受容体及び過酸化物スカベンジャーの
妥当な水準は、脱水素化されるステロイドに分子の性質
によって変わり、当業者によって決定できる。以下は、
添加された電子キャリヤーと一つないしそれ以上の添加
された毒性酸素種スカベンジャーの存在下に、ステロイ
ド類を効率的に1−脱水素化するために使用できる種々
の生物転化手順の一般的な例として提供されている。
醗酵生物転化 実質的な細胞成長とステロイド−1−デヒドロゲナーゼ
の誘発が生じた後、毒性酸素種スカベンジャー、電子キ
ャリヤー及びステロイド基質を醗酵容器に加える。電子
キャリヤーは、1−デヒドロゲナーゼ活性を刺激し、又
はステロイドの分解を防ぐために添加でき、またステロ
イド−1−デヒドロゲナーゼ活性のためにキャリヤーを
必要としないような、生物転化に望ましくない生成物に
分解するのを防ぐために添加できる。ステロイド及び/
又は電子キャリヤーは、乾燥粉末として、水性スラリ
ー、水に混ざる溶媒、例えばエタノール、メタノール、
ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、アセト
ン等中の溶液又はスラリーとして添加できる。A.シンプ
レックスで触媒された転化に好ましい電子キャリヤー
は、触媒量で添加されたナフトキノン、例えば2−メチ
ル−1,4−ナフトキノンである。ステロイド水準はリットル
当り約5ないし約50gの範囲で変わる。反応終了時の未
転化基質の率は、基質水準が上がるにつれて高くなる。
最適水準は、生成物を後続化学段階に使用する時に許容
できる出発材料の量によって部分的に決定される。ステ
ロイド混合物と醗酵ブロスの起泡性も最適基質濃度を決
定する助けになる。消泡剤又は脱泡剤、例えばラード
油、シリコーン及びポリアルキレングリコールを添加す
ると、泡の発生を調節でき、またステロイドを懸濁させ
る助けにもなる。
単離された調製剤を用いた水系での生物転化 ステロイド−1−デヒドロゲナーゼ活性をもつ調製剤、
ステロイド、電子キャリヤー及びスカベンジャーを、pH
6ないしpH10の範囲の約0.01Mないし約2Mの緩衝された水
溶液に懸濁させる。成分の添加順序は、反応に悪影響を
及ぼさずに変えることができる。活性調製剤は、単離さ
れた湿った細胞、乾燥細胞、固定された細胞、又は細胞
を含まない酵素系でありうる。細胞同等物の量はリットル当
り約0.1ないし約50g乾燥重量の範囲にある。ステロイド
を約0.05ないし約15の重量比(ステロイド:細胞)で加
える。約15−50g/リットルのステロイドで約2.0gないし約25
gの細胞水準が好ましい。ステロイド基質は、乾燥粉末
や水性スラリーとして添加でき、又はジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、エタノール、メタノー
ル、アセトン等のような水と混ざる有機溶媒中に溶解
(又は懸濁)させることができる(最終容量の5%ま
で)。ステロイド懸濁の助けとして、表面活性剤例えば
ツウィーン80を低濃度で、例えば約0.5ないし約5%で
添加できる。電子キャリヤーは、例えばメナディオン、
1,4−ナフトキノン、フェナジンメトサルフェートを粉
末か水性スラリーとして添加するか、又は水と混ざる有
機溶媒に溶解できる。毒性酸素種スカベンジャーは反応
開始時に添加されるのが好ましい。本方法に見られる改
良の程度は、使用酵素調製剤のタイプ、基質:細胞比
(好ましくは約2:1以上)及び/又は触媒として使用さ
れる電子キャリヤーの水準に著しく影響される。
水と混ざらない溶媒の存在下における生物転化 水と混ざらない溶媒は水和されたステロイド−1−デヒ
ドロゲナーゼ活性剤へステロイド基質や電子キャリヤ
ー、毒性酸素種スカベンジャーと一緒に添加できる。こ
の溶媒は、ステロイド基質と生成物の一部又は全部を溶
解するのに十分な量で添加できる。この変法は、単離さ
れた湿った細胞、固定された細胞、細胞を含まない酵素
又は固定された酵素と共に醗酵液中に使用できる。水と
混ざらない溶媒の存在下に行われる生物転化の反応速度
は、かきまぜ力の強力な関数である。従って、できるだ
け強いかきまぜ力で生物転化混合物を混ぜるべきであ
る。
生物転化生成物と未転化基質は既述の混合物から慣用手
段によって回収できる。ステロイド類は典型的にはろ過
に続いてフィルターケーキをアセトン又は塩化メチレン
のような有機溶媒で抽出することによって回収される。
その代わりに、全生物転化混合物を酢酸ブチルや塩化メ
チレンのような水と混ざらない溶媒と混合することによ
って抽出できる。次に生成物を有機溶媒から単離する。
1,2−デヒドロステロイド類の有用性はよく知られてい
る。例えば合衆国特許第3,284,447号は炭素16が置換さ
れた利尿性コーチコステロイド類の合成におけるΔ
1,4,9,(11)プレグネトリエン類の有用性を明らかにして
いる。合衆国特許第4,041,055号は医学的に有用なステ
ロイド類の製造においてΔ1,4−アンドロステンジオン
その他の重要な中間体からコーチコステロイドを合成す
る方法を明らかにしている。
以下は先行技術の方法に対する本発明方法の優秀性を示
す特定的な実施例である。
実施例1 A.シンプレックスによるアンドロスト−4.9(11)−ジ
エン−3,17−ジオンの醗酵生物転化。
a)生物触媒の調製:コーンスチープリカ−20g/l及び
ラード油#2(pH7.0)15g/lを含有する培地中でアース
ロバクター・シンプレックス(ATCC 6946)を生育させ
る。回転振蕩機上で28℃、2日間培養後、コーチゾンア
セテート(0.15g/l)を加えて、ステロイド−1−デヒ
ドトゲナーゼ活性を誘発させる。
b)生物転化:翌日、アンドロスト−4,9(11)−ジエ
ン−3,17−ジオンをフラスコに種々の水準で加える。あ
るフラスコにはメナジオン及び/又はカタラーゼを添加
する。生物転化は塩化メチレン抽出液の薄層クロマトグ
ラフィによって監視される。3.5g/lのステロイドのみを
含有する生物転化混合物は劣った1−脱水素化を示す。
1日の培養後、基質の約10%は1,2−デヒドロ生成物
へ、約5%は他の生成物へ転化されていた。第4日まで
に残った1,2−デヒドロ生成物は5%未満となり、ステ
ロイドの約10ないし20%は3種ないしそれ以上の望まし
くない極性ステロイド生成物として生じた。ステロイド
基質(3.5g/l)とメナジオン(5×10-4M)を含有する
生物転化混合物は1−脱水素化生成物として存在する全
ステロイドの約50%を蓄積する。しかし反応はそれ以上
の培養によって完了まで進まず、程度は少ないがステロ
イドの分解が更に見られる。カタラーゼ(10mg/l,16,00
0単位/リットルに相当するシグマ生成物C−10)、メナジ
オン(5×10-4M)及び基質(10g/l)を含有する生物
転化混合物に順調な転化が見られる。転化は22時間終了
で約83%、46時間終了で約95%である。この反応中、有
意の分解生成物は薄層クロマトグラフィによって検出で
きない。カタラーゼとステロイドを含有する対照群は、
醗酵液とステロイドからなる混合物のそれと同様な転化
率を示す。
実施例2 A.シンプレックスによる11β−ヒドロシキ−アンドロス
テンジオン(11βOH−AD)の醗酵生物転化 a)生物触媒の調製:pH7.0でそれぞれ6g/lのグルコー
ス、コーンスチープリカー及びバクトペプトン(ディフ
コ製)を含有する培地中で、アースロバクター・シンプ
レックス(ATCC 6946)を振蕩フラスコ内で生育させ
る。培養基を28℃の回転振蕩機上で、グルコースがなく
なるまで培養する。この時点で、ステロイド−1−デヒ
ドロゲナーゼ合成を誘発するためにコーチゾンアセテー
ト(0.1g/l)を加える。
b)生物転化:一夜培養後、各フラスコにステロイド11
βOH−ADを10g/lの水準で加える。対照フラスコはそれ
以上の添加を受けない。実験フラスコには、メナジオン
(5×10-4M)及びカタラーゼ(10mg/l、16,000単位/
リットルに相当するシグマ生成物C−10)を加える。生物転
化混合物を28℃の回転振蕩機上で培養する。既知量の試
料を2倍量の塩化メチレンで抽出することによって生物
転化を監視する。塩化メチレン抽出液の1試料を酢酸エ
チル:ヘプタン(1:1)系での薄層クロマトグラフィに
かける。転化の進行は適当なステロイド基準との比較に
よって推定される。
結果 実施例3 乾燥細胞の調製:セレロース、ペプトン及びコーンスチ
ープリカー各6g/lの培地(pH7.0)を含有する振蕩フラ
スコにアースロバクター・シンプレックス(ATCC 694
6)を接種する。培養基を28℃の回転振蕩機上で、グル
コースがなくなるまで培養する。この時点でコーチゾン
・アセテート(0.5g/l)を加え、フラスコを更に16時間
培養する。遠心分離によって細胞を収穫し、水で2回洗
ってか、減圧下に45℃で乾燥するまで乾燥炉に入れた。
ハイドロコーチゾンからプレドニソロンへの生物転化 乾燥細胞を500ml三角フラスコ中の50mM燐酸緩衝液に0.0
5g/l濃度まで再懸濁する。基質をジメチルホルムアミド
(DMF)溶液(100mgハイドロコーチゾン/ml DMF)とし
て0.5g/lの最終生物転化濃度まで添加する。メナジオン
をエタノール溶液(8.6mg/mlエタノール)として、最終
反応混合物100ml当り0.5mlの水準でフラスコに添加す
る。全フラスコの反応混合物の全容量は100mlであり、5
0mM燐酸緩衝液の添加によって容量のすべての調整を行
なう。カタラーゼはシグマ・ケミカル・カンパニーから
購入でき、この調製剤の酵素活性は2300単位/mgであ
る。
カタラーゼ(2300単位)をフラスコAに加え、この酵素
を含まないフラスコBと比較する。これが二つの生物転
化の唯一の差である。混合物をかきまぜながら28℃で培
養する。23時間培養後、フラスコAのハイドロコーチゾ
ンの約69%はプレドニソロンへ生物転化される。同じ時
間にフラスコBのハイドロコーチゾンは約42%しかプレ
ドニソロンへ転化されない。この結果は、酵素カタラー
ゼ添加が生ずる生成物の約27%増加によって生物転化法
を改良することを示している。プレドニソロンは慣用方
法によって回収される。合衆国特許第3,065,146号で明
らかにされたバクテリウム・サイクロオキシダンス(Ba
cterium cyclooxydans)を本実施例のアースロバクター
・シンプレックスの代わりに使用して、比肩する結果が
得られる。
実施例4 実施例1のとおりに細胞を生育させる。遠心分離又はフ
ィルター助剤の存在下におけるろ過によって活性細胞を
収穫する。湿った細胞ケーキを約3ないし約5%の含水
量まで加熱乾燥する。乾燥細胞を50mM燐酸カリウム緩衝
液(pH7.5)に再懸濁し、20分かきまぜてから500ml三角
フラスコ中の100ml量ずつ分配する。メナジオンをエタ
ノール溶液として5×10-4Mの最終濃度まで加える。カ
タラーゼをフラスコの半数に10mg/l(約16,000単位/リッ
トル)の水準で加える。アンドロスト−4,9(11)−ジエ
ン−3,17−ジオン(10g/l)を乾燥粉末として加える。
フラスコを回転振蕩機上で28℃で培養する。生物転化混
合物の試料を塩化メチレンで抽出する。乾燥抽出液をガ
スクロマトグラフィで検定し、反応の進行を測定する。
結果 実施例5 A.シンプレックスの乾燥細胞を50mM燐酸カリウム緩衝液
(pH7.5)に乾燥遠心分離ケーキ5g/lの水準で20分間再
懸濁させる。細胞懸濁液100ml量を500ml三角フラスコに
入れる。次表に示すように、メナジオンとカタラーゼを
フラスコに加える。16β−メチル−アンドロスト−4,9
(11)−ジエン−3,17−ジオンを微粉末として15g/lの
水準で添加する。フラスコを回転振蕩機上で31℃で培養
する。試料を塩化メチレンで抽出する。これらの抽出液
をガスクロマトグラフィにより、ステロイド含有量につ
いて分析する。
結果 実施例6 A.シンプレックスの乾燥細胞を実施例4に記述されたと
おりに再懸濁しフラスコに分配する。最終細胞水準は、
乾燥細胞ケーキ約1.5g/lに等しい。各フラスコにカタラ
ーゼ5mg(8000単位)を加える。メナジオン8・6/10mg
をエタノール溶液として各フラスコに加える。基質(16
β−メチル−Δ9,11−アンドロステンジオン)を乾燥粉
末で加え20g/lの水準とする。超過酸化物ディスミュー
ターゼ(蛋白質mg当り約3000単位をもつシグマ製品S825
4)を1フラスコに3mg/lの水準で加える。他のフラスコ
は超過酸化物ディスミューターゼを加えていない。フラ
スコを回転振蕩機上、31℃で培養する。試料を規則的間
隔で採取し、塩化メチレンで抽出し生物転化の進行につ
いて検定する。
結果 実施例7 反応容器(1リットル基盤)に次の材料を一緒にする。
a)50mM KPO4緩衝液(pH=7.5)0.68リットル。
b)A.シンプレックス乾燥細胞6.4g。
c)メナジオン0.32g。
d)牛肝臓カタラーゼ13mg(2000I.U./mg)。
e)アンドロスト−4,9(11)−ジエン−3,17−ジオン3
2g。
f)トルエン0.320リットル。
反応混合物を毎分リットル当り15カロリーでかきまぜる。反
応容器のガス空間で3%より高い酸素水準を維持するた
め、反応容器に空気を加える。温度を28℃±1℃に調節
する。反応を47時間行ない、この間にトルエン相を生物
転化混合物から集める。本実施例の場合、トルエン相の
ステロイド組成は約99.9%が生成物(アンドロスト1,4,
9(11)−トリエン−3,17−ジオン)であり、0.1%が未
転化基質(アンドロスト−4,9(11)−ジエン−3,17−
ジオン)である。
実施例8 別個の振蕩フラスコ3本中で次の材料を一緒にする。
a)50mM KPO4緩衝液(pH=7.5)23ml。
b)A.シンプレックス乾燥細胞0.04g。
c)3Aアルコール中50mMメナジオン0.25ml。
これらの混合物に次の添加を行なった。
振蕩フラスコ#1−添加なし。
振蕩フラスコ#2−カタラーゼ(2000 I.U./mg) 0.167mg。
振蕩フラスコ#3−炭素上の5%白金2mg。
各フラスコにアンドロスト−4,9(11)−ジエン−3,17
−ジオン(0.2g)とトルエン2mlを加える。フラスコを
室温で3日間かきまぜる。
3日間の培養後、各フラスコの内容物とトルエン23mlを
一緒にする。抽出液を集め、分析する。
実施例9 コーンスチープリカー20g/lとラード油15g/lを含む培地
(pH7.0)中でアースロバクター・シンプレックス細胞
を生育させる。培養基を28℃で約26時間培養しコーチゾ
ンアセテートを0.15g/lの水準で加える。培養を約18時
間続ける。遠心分離によって細胞を醗酵液から分離す
る。得られる細胞ペレットを0.05M燐酸カリウム緩衝液
(pH7.5)に、醗酵液中の元の濃度の2分の1まで再懸
濁する。ステロイド基質のアンドロスト−4,9(11)−
ジエン−3,20−ジオンをフラスコに乾燥粉末として10g/
lの水準で加える。一方のフラスコ(A)には、それ以
上添加しない。他方(B)にはステロイドのほか、メナ
ジオン8.6gとカタラーゼ1600単位を加える。5時間培養
後、フラスコAは1,2−デヒドロ生成物約5%を蓄積し
ていた。フラスコBのステロイドは1,2−デヒドロ生成
物約95%と未転化基質約5%との混合物からなってい
る。フラスコAの培養を続けると、1,2−デヒドロ生成
物約10%の蓄積及び他の望ましくない分解生成物の検出
可能な水準を生ずる。フラスコBの培養を続けると、そ
れ以上の生成物を生じないが、検出可能な分解生成物は
観察されない。
実施例10 実施例3のハイドロコーチゾン、実施例1、7又は9の
アンドロスト−4,9(11)−ジエン−3,17−ジオン又は
実施例6の16β−メチル−Δ4,9,11−アンドロステンジ
オンの代わりに次の一覧表の基質を使用して、対応する
一覧表の生成物が得られる。
基質 1.アンドロスト−4−エン−3,17−ジオン。
2.6α−フルオロ−アンドロスト−4,9(11)−ジエン−
3,17−ジオン。
3.6α−メチル−アンドロスト−4,9(11)−ジエン−3,
17−ジオン。
4.16α−メチル−アンドロスト−4,9(11)−ジエン−
3,17−ジオン。
5.17α−ヒドロキシプレグナ−4−エン−20−イン−3
−オン。
6.17α−ヒドロキシプレグナ−4,9(11)−ジエン−20
−イン3−オン。
7.17α−ヒドロキシ−16β−メチル−プレグナ−4,9(1
1)−ジエン−20−イン−3−オン。
8.11β,21−ジヒドロキシ−プレグナ−4,17(20)−ジ
エン−3−オン。
9.21−アセトキシ−11β−ヒドロキシ−プレグナ−4,17
(20)−ジエン−3−オン。
10.6α−メチル−11β,21−ジヒドロキシ−プレグナ−
4,17(20)−ジエン−3−オン。
11.20−クロロ−プレグナ−4,9(11),17(20)−トリ
エン−21−アール−3−オン。
12.ハイドロコーチゾン。
13.6α−メチルハイドロコーチゾン。
14.21−アセトキシ−11β,17−ジヒドロキシ−16β−メ
チル−プレグナ−4−エン−3,20−ジオン 15.21−アセトキシ−9α−フルオロ−11β,17−ジヒド
ロキシ−16β−メチル−プレグナ−4−エン−3,20−ジ
オン。
16.21−アセトキシ−9β,11β−エポキシ−17−ヒドロ
キシ−16β−メチル−プレグナ−4−エン−3,20−ジオ
ン。
17.21−アセトキシ−17−ヒドロキシ−プレグナ−4,9
(11)−ジエン−3,20−ジオン。
18.21−アセトキシ−16α,17−ヒドロキシ−プレグナ−
4,9(11)−ジエン−3,20−ジオン。
19.21−アセトキシ−17−ヒドロキシ−16α−メチル−
プレグナ−4,9(11)−ジエン−3,20−ジオン 20.21−ベンゾイロキシ−17−ジヒドロキシ−16β−メ
チル−プレグナ−4,9(11)−ジエン−3,20−ジオン 21.21−アセトキシ−17−ヒドロキシ−16β−メチル−
プレグナ−4,9(11)−ジエン−3,20−ジオン 22.21−アセトキシ−プレグナ−4,9(11),16−トリエ
ン−3,20−ジオン。
23.21−アセトキシ−6α−フルオロ−プレグナ−4,9
(11),16−トリエン−3,20−ジオン。
24.21−アセトキシ−9α−フルオロ−11β,16α,17−
トリヒドロキシ−プレグナ−4−エン−3,20−ジオン。
25.21−アセトキシ−6α,9α−ジフルオロ−11β,16
α,17−トリヒドロキシ−プレグナ−4−エン−3,20−
ジオン−16,17−アセトニド。
26.21−アセトキシ−6α−フルオロ−11β−ヒドロキ
シ−16α−メチル−プレグナ−4−エン−3,20−ジオ
ン。
27.21−アセトキシ−6α−フルオロ−11β,17−ジヒド
ロキシ−プレグナ−4−エン−3,20−ジオン 28.21−アセトキシ−6α,9α−ジフルオロ−11β,17−
ジヒドロキシ−16α−メチル−プレグナ−4−エン−3,
20−ジオン。
29.21−アセトキシ−9α−フルオロ−11β,16α,17−
トリヒドロキシ−プレグナ−4−エン−3,20−ジオン−
16,17−アセトニド。
30.21−アセトキシ−9β,11β−エポキシ−6α−フル
オロ−16α,17−ジヒドロキシ−プレグナ−4−エン−
3,20−ジオン−16,17−アセトニド。
31.21−アセトキシ−9β,11β−エポキシ−16α−ヒド
ロキシ−プレグナ−4−エン−3,20−ジオン。
32.21−アセトキシ−9β,11β−エポキシ−16α17−ジ
ヒドロキシ−プレグナ−4−エン−3,20−ジオン−16,1
7−アセトニド。
生成物 1aアンドロスト−1,4−ジエン−3,17−ジオン。
2a6α−フルオロ−アンドロスト−1,4,9(11)−トリエ
ン−3,17−ジオン。
3a6α−メチル−アンドロスト−1,4,9(11)−トリエン
−3,17−ジオン。
4a16β−メチル−アンドロスト−1,4,9(11)−トリエ
ン−3,17−ジオン。
5a17α−ヒドロキシプレグナ−1,4−ジエン−20−イン
−3−オン。
6a17α−ヒドロキシプレグナ−1,4,9(11)−トリエン
−20−イン−3−オン。
7a17α−ヒドロキシ−16β−メチル−プレグナ−1,4,9
(11)−トリエン−20−イン−3−オン 8a11β,21−ジヒドロキシ−プレグナ−1,4,17(20)−
エン−3−オン。
9a21−アセトキシ−11β−ヒドロキシ−プレグナ−1,4,
17(20)−トリエン−3−オン及び11β,21−ジヒドロ
キシ−プレグナ−1,4,17(20)−トリエン−3−オン。
10a6α−メチル−11β,21−ジヒドロキシ−プレグナ−
1,4,17(20)−トリエン−3−オン。
11a20−クロロ−プレグナ−1,4,9(11),17(20)−テ
トラエン−21−アール−3−オン。
12aプレドニソロン。
13a16α−メチル−プレドニソロン。
14a21−アセトキシ−11β,17−ジヒドロキシ−16β−メ
チル−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン及び 11β,17,21−トリヒドロキシ−16β−メチル−プレグナ
−1,4−ジエン−3,20−ジオン。
15a21−アセトキシ−9α−フルオロ−11β,17−ジヒド
ロキシ−16β−メチル−プレグナ−1,4−ジエン−3,20
−ジオン及び 9α−フルオロ−11β,17,21−トリヒドロキシ−16β−
メチル−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン。
16a21−アセトキシ−9β,11β−エポキシ−17−ヒドロ
キシ−16β−メチル−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−
ジオン及び 9β,11β−エポキシ−17,21−ジヒドロキシ−16β−メ
チル−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン。
17a21−アセトキシ−17−ヒドロキシ−プレグナ−1,4,9
(11)−トリエン−3,20−ジオン及び 17,21−ジヒドロキシ−プレグナ−1,4,9(11)−トリエ
ン−3,20−ジオン。
18a21−アセトキシ−16α,17−ジヒドロキシ−プレグナ
−1,4,9(11)−トリエン−3,20−ジオン及び 16α,17,21−トリヒドロキシ−プレグナ−1,4,9(11)
−トリエン−3,20−ジオン。
19a21−アセトキシ−17−ヒドロキシ−16α−メチル−
プレグナ−1,4,9(11)−トリエン−3,20−ジオン及び 17,21−ジヒドロキシ−16α−メチル−プレグナ−1,4,9
(11)−トリエン−3,20−ジオン。
20a21−ベンゾイロキシ−17−ヒドロキシ−16β−メチ
ル−プレグナ−1,4,9(11)−トリエン−3,20−ジオ
ン。
21a21−アセトキシ−17−ヒドロキシ−16β−メチル−
プレグナ−1,4,9(11)−トリエン−3,20−ジオン及び 17,21−ジヒドロキシ−16β−メチル−プレグナ−1,4,9
(11)−トリエン−3,20−ジオン。
22a21−アセトキシ−プレグナ−1,4,9(11),16−テト
ラエン−3,20−ジオン及び 21−ヒドロキシ−プレグナ−1,4,9(11),16−テトラエ
ン−3,20−ジオン。
23a21−アセトキシ−6α−フルオロ−プレグナ−1,4,9
(11),16−テトラエン−3,20−ジオン及び6α−フル
オロ−21−ヒドロキシ−プレグナ−1,4,9(11),16−テ
トラエン−3,20−ジオン。
24a21−アセトキシ−9α−フルオロ−11β,16α,17−
トリヒドロキシ−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオ
ン及び 9α−フルオロ−11β,16α,17,21−テトラヒドロキシ
−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン。
25a21−アセトキシ−6α,9α−ジフルオロ−11β,16
α,17−トリヒドロキシ−プレグナ−1,4−ジエン−3,20
−ジオン−16,17−アセトニド及び 6α,9α−フルオロ−11β,16α,17,21−テトラヒドロ
キシ−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン−16,17−
アセトニド 26a21−アセトキシ−6α−フルオロ−11β−ヒドロキ
シ−16α−メチル−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジ
オン及び6α−フルオロ−11β,21−ジヒドロキシ−16
α−メチル−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン 27a21−アセトキシ−6α−フルオロ−11β,17−ヒドロ
キシ−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン及び 6α−フルオロ−11β,17,21−トリヒドロキシ−1,4−
ジエン−3,20−ジオン。
28a21−アセトキシ−6α,9α−ジフルオロ−11β,17−
ジヒドロキシ−16α−メチル−プレグナ−1,4−ジエン
−3,20−ジオン及び 6α,9α−ジフルオロ−11β,17,21−トリヒドロキシ−
1,4−ジエン−3,20−ジオン。
29a21−アセトキシ−9α−フルオロ−11β,16α,17−
トリヒドロキシ−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオ
ン−16,17−アセトニド。
30a21−アセトキシ−9β,11β−エポキシ−6α−フル
オロ−16α,17−ジヒドロキシ−プレグナ−1,4−ジエン
−3,20−ジオン−16,17−アセトニド。
31a21−アセトキシ−9β,11β−エポキシ−16−ヒドロ
キシ−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン及び 9β,11β−エポキシ−16α,21−ジヒドロキシ−プレグ
ナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン。
32a21−アセトキシ−9β,11β−エポキシ−16α,17−
ジヒドロキシ−プレグナ−1,4−ジエン−3,20−ジオン
−16,17−アセトニド。
その他の基質及び生成物は以下のとおりである。
基質→生成物 (1)11β−ヒドロキシ−16β−メチル−アンドロスト
−4−エン−3,17−ジオン→11β−ヒドロキシ−16β−
メチル−アンドロスト−1,4−ジエン−3,17−ジオン。
(2)11β−ヒドロキシ−16α−メチル−アンドロスト
−4−エン−3,17−ジオン→11β−ヒドロキシ−16α−
メチル−アンドロスト−1,4−ジエン−3,17−ジオン。
(3)6α−フルオロ−11β−ヒドロキシ−アンドロス
ト−4−エン−3,17−ジオン→6α−フルオロ−11β−
ヒドロキシ−アンドロスト−1,4−ジエン−3,17−ジオ
ン。
(4)6α−メチル−11β−ヒドロキシ−アンドロスト
−4−エン−3,17−ジオン→6α−メチル−11β−ヒド
ロキシ−アンドロスト−1,4−ジエン−3,17−ジオン。
(5)11α−ヒドロキシ−アンドロスト−4−エン−3,
17−ジオン→11α−ヒドロキシ−アンドロスト−1,4−
ジエン−3,17−ジオン。
(6)アンドロスト−4−エン−3,11,17−トリオン→
アンドロスト−1,4−ジエン−3,11,17−トリオン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シエリル・リン・ヘンダ−ソン アメリカ合衆国ミシガン州ポ−ルテ−ジ・ サイプレス6942 (56)参考文献 特開 昭57−170196(JP,A) 特開 昭57−170197(JP,A) Biotechnology and Bioengineering,20 (1978)P.17−25

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】添加された電子キャリアーと、カタラー
    ゼ、スーパーオキシドディスムターゼ及び白金からなる
    群から選択される一又はそれ以上の添加された毒性酸素
    種スカベンジャーとの存在下に、アルスロバクターシン
    プレックス又はバクテリウムシクロオキシダンスからの
    ステロイド−1−デヒドロゲナーゼ活性を含む調整剤
    に、1,2−飽和3−ケトステロイドを暴露することから
    なる、1,2−飽和3−ケトステロイド類を1,2−デヒドロ
    3−ケトステロイド類へ転化する方法。
  2. 【請求項2】添加された毒性酸素種のスカベンジャーが
    スーパーオキシドディスムターゼである第1項の方法。
JP59094768A 1983-05-16 1984-05-14 毒性酸素スカベンジャーを使用する微生物による△▲1▼―脱水素化方法 Expired - Lifetime JPH06104072B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US494747 1983-05-16
US06/494,747 US4749649A (en) 1983-05-16 1983-05-16 Microbial Δ1-dehydrogenation process using a scavenger of toxic oxygen

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