JPH0598993A - 内燃機関における潤滑ポンプの取付け装置 - Google Patents
内燃機関における潤滑ポンプの取付け装置Info
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- JPH0598993A JPH0598993A JP26078991A JP26078991A JPH0598993A JP H0598993 A JPH0598993 A JP H0598993A JP 26078991 A JP26078991 A JP 26078991A JP 26078991 A JP26078991 A JP 26078991A JP H0598993 A JPH0598993 A JP H0598993A
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- cover case
- lubricating oil
- oil pump
- cylinder block
- crankshaft
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 内燃機関における潤滑油ポンプを、内燃機関
におけるクランク軸からの動力伝達にて駆動するように
取付けるに際して、前記潤滑油ポンプの小型化を図ると
共に、内燃機関におけるクランク軸方向の全長を短縮
し、更に、前記潤滑油ポンプに対するメンテナンス性を
向上する。 【構成】 前記潤滑油ポンプ18を、クランク軸11に
おける軸端部11aに嵌着したエンジン補機への動力伝
達用プーリ16の側方の部位に配設して、カム軸へのタ
イミングチエン13を覆うカバーケース14に取付ける
一方、シリンダブロック10の側面10には、前記クラ
ンク軸11における軸端部11aから動力伝達される従
動スプロケット21を設けて、この従動スプロケット2
1に、前記潤滑油ポンプ18のポンプ軸18aを、前記
カバーケース14のシリンダブロック10に対する取付
けと同時に連結できるように構成する。
におけるクランク軸からの動力伝達にて駆動するように
取付けるに際して、前記潤滑油ポンプの小型化を図ると
共に、内燃機関におけるクランク軸方向の全長を短縮
し、更に、前記潤滑油ポンプに対するメンテナンス性を
向上する。 【構成】 前記潤滑油ポンプ18を、クランク軸11に
おける軸端部11aに嵌着したエンジン補機への動力伝
達用プーリ16の側方の部位に配設して、カム軸へのタ
イミングチエン13を覆うカバーケース14に取付ける
一方、シリンダブロック10の側面10には、前記クラ
ンク軸11における軸端部11aから動力伝達される従
動スプロケット21を設けて、この従動スプロケット2
1に、前記潤滑油ポンプ18のポンプ軸18aを、前記
カバーケース14のシリンダブロック10に対する取付
けと同時に連結できるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関において、当
該内燃機関における各種の作動部分に潤滑油を供給する
ための潤滑油ポンプの取付け装置に関するものである。
該内燃機関における各種の作動部分に潤滑油を供給する
ための潤滑油ポンプの取付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の内燃機関においては、例えば、実
開昭62−167961号公報及び実開平1−1083
07号公報等に記載され、且つ、図8に示すように、当
該内燃機関に対する潤滑油ポンプ1を、シリンダブロッ
ク2の側面2aに対して、クランク軸3における軸端部
3aに被嵌するようにして取付ける構成にしている。
開昭62−167961号公報及び実開平1−1083
07号公報等に記載され、且つ、図8に示すように、当
該内燃機関に対する潤滑油ポンプ1を、シリンダブロッ
ク2の側面2aに対して、クランク軸3における軸端部
3aに被嵌するようにして取付ける構成にしている。
【0003】ところで、前記クランク軸3の軸端部3a
には、カム軸(図示せず)への動力伝達用タイミングチ
エン(又はタイミングベルト)4に対するスプロケット
5、及び冷却水ポンプ及びオルタネータ等のエンジン補
機への動力伝達用のプーリ6が嵌着されている一方、前
記シリンダブロック2の側面2aには、前記タイミング
チエン4を覆うカバーケース7が結合されている。
には、カム軸(図示せず)への動力伝達用タイミングチ
エン(又はタイミングベルト)4に対するスプロケット
5、及び冷却水ポンプ及びオルタネータ等のエンジン補
機への動力伝達用のプーリ6が嵌着されている一方、前
記シリンダブロック2の側面2aには、前記タイミング
チエン4を覆うカバーケース7が結合されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、前記クランク
軸3における軸端部3aにタイミングチエン4用のスプ
ロケット5及びエンジン補機に対する動力伝達用プーリ
6を嵌着し、且つ、シリンダブロック2の側面2aにタ
イミングチエン4に対するカバーケース7を接合した内
燃機関において、潤滑油ポンプ1を、前記のように、シ
リンダブロック2の側面2aに、クランク軸3の軸端部
3aに被嵌するように取付ける構成にすると、 .前記シリンダブロック2の側面2aと、前記タイミ
ングチエン用スプロケット5との間に、前記潤滑油ポン
プ1を配設するだけのスペースを確保しなければなら
ず、換言すると、前記タイミングチエン用スプロケット
5を、シリンダブロック2の側面2aから、前記潤滑油
ポンプ1の厚さ寸法の分だけ遠ざけるようにしなければ
ならないから、前記カバーケース7の厚さ寸法が厚くな
り、内燃機関の重量が増大することに加えて、前記シリ
ンダブロック2の側面2aから前記プーリ6の外端面ま
での最大突出寸法Lが大きくなり、内燃機関におけるク
ランク軸方向の全長が増大する。 .前記のように、タイミングチエン用スプロケット5
がシリンダブロック2の側面2aから離れることによ
り、クランク軸からカム軸への動力伝達のためにクラン
ク軸3における軸端部3aに作用する曲げモーメントが
増大し、従って、この軸端部3aの直径を大きくしなけ
ればならず、これにより、前記潤滑油ポンプ1における
インナーロータ及びアウタロータの直径が大きくなり、
当該潤滑油ポンプ1を駆動するに要する動力損失が増大
するから、内燃機関における燃料消費率が悪化する。 .前記潤滑油ポンプ1が、クランク軸3上におけるタ
イミングチエン用のスプロケット5と、シリンダブロッ
ク2の側面2aとの間に位置しているので、前記カバー
ケース7を取り外しただけでは、潤滑油ポンプ1を分解
することができず、潤滑油ポンプのメンテナンスが困難
である。 と言う問題を招来するのであった。
軸3における軸端部3aにタイミングチエン4用のスプ
ロケット5及びエンジン補機に対する動力伝達用プーリ
6を嵌着し、且つ、シリンダブロック2の側面2aにタ
イミングチエン4に対するカバーケース7を接合した内
燃機関において、潤滑油ポンプ1を、前記のように、シ
リンダブロック2の側面2aに、クランク軸3の軸端部
3aに被嵌するように取付ける構成にすると、 .前記シリンダブロック2の側面2aと、前記タイミ
ングチエン用スプロケット5との間に、前記潤滑油ポン
プ1を配設するだけのスペースを確保しなければなら
ず、換言すると、前記タイミングチエン用スプロケット
5を、シリンダブロック2の側面2aから、前記潤滑油
ポンプ1の厚さ寸法の分だけ遠ざけるようにしなければ
ならないから、前記カバーケース7の厚さ寸法が厚くな
り、内燃機関の重量が増大することに加えて、前記シリ
ンダブロック2の側面2aから前記プーリ6の外端面ま
での最大突出寸法Lが大きくなり、内燃機関におけるク
ランク軸方向の全長が増大する。 .前記のように、タイミングチエン用スプロケット5
がシリンダブロック2の側面2aから離れることによ
り、クランク軸からカム軸への動力伝達のためにクラン
ク軸3における軸端部3aに作用する曲げモーメントが
増大し、従って、この軸端部3aの直径を大きくしなけ
ればならず、これにより、前記潤滑油ポンプ1における
インナーロータ及びアウタロータの直径が大きくなり、
当該潤滑油ポンプ1を駆動するに要する動力損失が増大
するから、内燃機関における燃料消費率が悪化する。 .前記潤滑油ポンプ1が、クランク軸3上におけるタ
イミングチエン用のスプロケット5と、シリンダブロッ
ク2の側面2aとの間に位置しているので、前記カバー
ケース7を取り外しただけでは、潤滑油ポンプ1を分解
することができず、潤滑油ポンプのメンテナンスが困難
である。 と言う問題を招来するのであった。
【0005】本発明は、これらの問題を、一挙に解消す
ることを技術的課題とするものである。
ることを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、クランク軸のうちシリンダブロックの
側面から突出する軸端部に、シリンダブロックの側面か
ら順番にタイミングチエン用スプロケット又はタイミン
グベルト用プーリとエンジン補機に対する動力伝達用プ
ーリとを嵌着する一方、前記シリンダブロックの側面
に、前記タイミングチエン又はタイミングベルトを覆う
カバーケースを接合して成る内燃機関において、この内
燃機関における潤滑油ポンプを、前記動力伝達用プーリ
の側方の部位に配設し、該潤滑油ポンプを、前記カバー
ケースに装着し、前記クランク軸における軸端部のうち
カバーケース内の部分に、前記潤滑油ポンプへの主動動
力伝達輪体を嵌着する一方、前記シリンダブロックの側
面うち前記カバーケース内の部分に、前記主動動力伝達
輪から動力伝達される従動動力伝達輪を設けて、この従
動動力伝達輪に、前記潤滑油ポンプを、前記カバーケー
スのシリンダブロックに対する接合と同時に着脱自在に
連結するように構成した。
るため本発明は、クランク軸のうちシリンダブロックの
側面から突出する軸端部に、シリンダブロックの側面か
ら順番にタイミングチエン用スプロケット又はタイミン
グベルト用プーリとエンジン補機に対する動力伝達用プ
ーリとを嵌着する一方、前記シリンダブロックの側面
に、前記タイミングチエン又はタイミングベルトを覆う
カバーケースを接合して成る内燃機関において、この内
燃機関における潤滑油ポンプを、前記動力伝達用プーリ
の側方の部位に配設し、該潤滑油ポンプを、前記カバー
ケースに装着し、前記クランク軸における軸端部のうち
カバーケース内の部分に、前記潤滑油ポンプへの主動動
力伝達輪体を嵌着する一方、前記シリンダブロックの側
面うち前記カバーケース内の部分に、前記主動動力伝達
輪から動力伝達される従動動力伝達輪を設けて、この従
動動力伝達輪に、前記潤滑油ポンプを、前記カバーケー
スのシリンダブロックに対する接合と同時に着脱自在に
連結するように構成した。
【0007】
【作用】本発明は、潤滑油ポンプを、前記先行技術のよ
うにシリンダブロックの側面とタイミングチエン用スプ
ロケット又はタイミングベルト用プーリとの間に配設す
ることに代えて、前記のように、エンジン補機への動力
伝達用プーリの側方の部位に配設して、これをカバーケ
ースに装着したことにより、潤滑油ポンプを、クランク
軸における軸端部に嵌着したタイミングチエン用スプロ
ケット又はタイミングベルト用プーリ及び動力伝達用プ
ーリに対して、クランク軸の軸方向についてオーバラッ
プすることができる。
うにシリンダブロックの側面とタイミングチエン用スプ
ロケット又はタイミングベルト用プーリとの間に配設す
ることに代えて、前記のように、エンジン補機への動力
伝達用プーリの側方の部位に配設して、これをカバーケ
ースに装着したことにより、潤滑油ポンプを、クランク
軸における軸端部に嵌着したタイミングチエン用スプロ
ケット又はタイミングベルト用プーリ及び動力伝達用プ
ーリに対して、クランク軸の軸方向についてオーバラッ
プすることができる。
【0008】しかも、潤滑油ポンプを、エンジン補機へ
の動力伝達用プーリの側方の部位に配設する一方、前記
クランク軸における軸端部のうちカバーケース内の部分
に、前記潤滑油ポンプへの主動動力伝達輪体を嵌着した
ことにより、クランク軸から潤滑油ポンプへの動力伝達
をカバーケース内において行うものでありながら、カム
軸へのタイミングチエン用スプロケット又はタイミング
ベルト用プーリを、前記先行技術のようにタイミングチ
エン用スプロケット又はタイミングベルト用プーリとシ
リンダブロックの側面との間に潤滑油ポンプを配設する
場合よりも、シリンダブロックにおける側面に対して近
付けることができるから、前記タイミングチエン又はタ
イミングベルトを覆うカバーケースの厚さを、前記先行
技術の場合よりも大幅に薄くすることができるのであ
る。
の動力伝達用プーリの側方の部位に配設する一方、前記
クランク軸における軸端部のうちカバーケース内の部分
に、前記潤滑油ポンプへの主動動力伝達輪体を嵌着した
ことにより、クランク軸から潤滑油ポンプへの動力伝達
をカバーケース内において行うものでありながら、カム
軸へのタイミングチエン用スプロケット又はタイミング
ベルト用プーリを、前記先行技術のようにタイミングチ
エン用スプロケット又はタイミングベルト用プーリとシ
リンダブロックの側面との間に潤滑油ポンプを配設する
場合よりも、シリンダブロックにおける側面に対して近
付けることができるから、前記タイミングチエン又はタ
イミングベルトを覆うカバーケースの厚さを、前記先行
技術の場合よりも大幅に薄くすることができるのであ
る。
【0009】その上、前記シリンダブロックの側面うち
前記カバーケース内の部分に、前記主動動力伝達輪から
動力伝達される従動動力伝達輪を設けて、この従動動力
伝達輪に、前記潤滑油ポンプを、前記カバーケースのシ
リンダブロックに対する接合と同時に着脱自在に連結す
るように構成したことにより、前記潤滑油ポンプを、前
記カバーケースに取付けた状態で、当該カバーケースと
一緒に取付け・取り外しをすることができるから、潤滑
油ポンプの取付け・取り外しが容易にできるのである。
前記カバーケース内の部分に、前記主動動力伝達輪から
動力伝達される従動動力伝達輪を設けて、この従動動力
伝達輪に、前記潤滑油ポンプを、前記カバーケースのシ
リンダブロックに対する接合と同時に着脱自在に連結す
るように構成したことにより、前記潤滑油ポンプを、前
記カバーケースに取付けた状態で、当該カバーケースと
一緒に取付け・取り外しをすることができるから、潤滑
油ポンプの取付け・取り外しが容易にできるのである。
【0010】
【発明の効果】従って、本発明によると、 .カバーケースの厚さを薄くすることができることに
より、内燃機関の軽量化を図ることができる。 .前記カバーケースの厚さを薄くできることと、動力
伝達用プーリの一部と前記潤滑油ポンプの一部とをクラ
ンク軸の軸方向に対してオーバラップすることができる
こととによって、シリンダブロックの側面から動力伝達
用プーリの外端面までの最大突出寸法を小さくすること
ができるから、内燃機関の全長を短縮できる。 .潤滑油ポンプを、前記先行技術のようにクランク軸
の軸端部に被嵌することなく、エンジン補機への動力伝
達用プーリの側方の部位に配設したことにより、その直
径を、クランク軸における軸端部の直径と無関係に小さ
くすることができるから、潤滑油ポンプを小径化できる
と共に、当該潤滑油ポンプを駆動することに要する動力
損失が低下し、内燃機関における燃料消費率を改善でき
る。 .潤滑油ポンプの取付け・取り外しを、シリンダブロ
ックに対するカバーケースに対する取付け・取り外しに
よって同時に行うことができるから、前記潤滑油ポンプ
に対するメンテナンスを大幅に向上できる。 の効果を有するのである。
より、内燃機関の軽量化を図ることができる。 .前記カバーケースの厚さを薄くできることと、動力
伝達用プーリの一部と前記潤滑油ポンプの一部とをクラ
ンク軸の軸方向に対してオーバラップすることができる
こととによって、シリンダブロックの側面から動力伝達
用プーリの外端面までの最大突出寸法を小さくすること
ができるから、内燃機関の全長を短縮できる。 .潤滑油ポンプを、前記先行技術のようにクランク軸
の軸端部に被嵌することなく、エンジン補機への動力伝
達用プーリの側方の部位に配設したことにより、その直
径を、クランク軸における軸端部の直径と無関係に小さ
くすることができるから、潤滑油ポンプを小径化できる
と共に、当該潤滑油ポンプを駆動することに要する動力
損失が低下し、内燃機関における燃料消費率を改善でき
る。 .潤滑油ポンプの取付け・取り外しを、シリンダブロ
ックに対するカバーケースに対する取付け・取り外しに
よって同時に行うことができるから、前記潤滑油ポンプ
に対するメンテナンスを大幅に向上できる。 の効果を有するのである。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図5について
説明する。図において符号10は、シリンダブロック
を、符号11は、前記シリンダブロック10における軸
受け部12にて軸支したクランク軸を各々示し、前記シ
リンダブロック10における側面10aには、図示しな
いカム軸へのタイミングチエン13の全体を覆うカバー
ケース14が、複数本のボルト15によって着脱可能に
接合されている。
説明する。図において符号10は、シリンダブロック
を、符号11は、前記シリンダブロック10における軸
受け部12にて軸支したクランク軸を各々示し、前記シ
リンダブロック10における側面10aには、図示しな
いカム軸へのタイミングチエン13の全体を覆うカバー
ケース14が、複数本のボルト15によって着脱可能に
接合されている。
【0012】前記クランク軸11における軸端部11a
を、前記カバーケース14より外側に突出して、この突
出端に、図示しない冷却水ポンプ等のエンジン補機に対
する動力伝達用のプーリ16を嵌着する一方、この軸端
部11aのうち前記カバーケース14内の部分には、前
記タイミングチエン13を巻掛けしたスプロケット17
を嵌着する。
を、前記カバーケース14より外側に突出して、この突
出端に、図示しない冷却水ポンプ等のエンジン補機に対
する動力伝達用のプーリ16を嵌着する一方、この軸端
部11aのうち前記カバーケース14内の部分には、前
記タイミングチエン13を巻掛けしたスプロケット17
を嵌着する。
【0013】符号18は、前記エンジン補機に対する動
力伝達用プーリ16の側方の部位に、ポンプ軸18aが
前記クランク軸11と平行になるように配設した潤滑油
ポンプを示し、この潤滑油ポンプ18は、前記カバーケ
ース14に一体的に造形したポンプケース18bと、こ
のポンプケース18b内に挿入したアウタロータ18c
と、前記ポンプ軸18aに被嵌し且つポンプ軸18aに
対してピン18e等にて固着したインナロータ18d
と、前記カバーケース14の内面に図示しないボルト等
によって着脱可能に締結した蓋体18fとによって構成
され、且つ、そのポンプ軸18aは、前記カバーケース
14内に突出するように構成されている。
力伝達用プーリ16の側方の部位に、ポンプ軸18aが
前記クランク軸11と平行になるように配設した潤滑油
ポンプを示し、この潤滑油ポンプ18は、前記カバーケ
ース14に一体的に造形したポンプケース18bと、こ
のポンプケース18b内に挿入したアウタロータ18c
と、前記ポンプ軸18aに被嵌し且つポンプ軸18aに
対してピン18e等にて固着したインナロータ18d
と、前記カバーケース14の内面に図示しないボルト等
によって着脱可能に締結した蓋体18fとによって構成
され、且つ、そのポンプ軸18aは、前記カバーケース
14内に突出するように構成されている。
【0014】そして、前記クランク軸11における軸端
部11aのうち前記カバーケース14内の部分には、主
動動力伝達輪体としての一つの実施例であるところの主
動スプロケット19を嵌着する一方、前記シリンダブロ
ック10における側面10aのうち、前記潤滑油ポンプ
18におけるポンプ軸18aに対峙する部分には、支持
軸20を、前記ポンプ軸18aと平行に設けて、この支
持軸20に、従動動力伝達輪としての一つの実施例であ
るところの従動スプロケット21を回転自在に被嵌し、
この従動スプロケット21と、前記主動スプロケット1
9との間に無端チエン22を巻掛けして、クランク軸1
1の回転を、前記従動スプロケット21に伝達するよう
に構成し、更に、この従動スプロケット21におけるポ
ンプ軸18a側の側面には、複数個のクラッチ爪23を
一体的に突出する。
部11aのうち前記カバーケース14内の部分には、主
動動力伝達輪体としての一つの実施例であるところの主
動スプロケット19を嵌着する一方、前記シリンダブロ
ック10における側面10aのうち、前記潤滑油ポンプ
18におけるポンプ軸18aに対峙する部分には、支持
軸20を、前記ポンプ軸18aと平行に設けて、この支
持軸20に、従動動力伝達輪としての一つの実施例であ
るところの従動スプロケット21を回転自在に被嵌し、
この従動スプロケット21と、前記主動スプロケット1
9との間に無端チエン22を巻掛けして、クランク軸1
1の回転を、前記従動スプロケット21に伝達するよう
に構成し、更に、この従動スプロケット21におけるポ
ンプ軸18a側の側面には、複数個のクラッチ爪23を
一体的に突出する。
【0015】一方、前記潤滑油ポンプ18におけるポン
プ軸18aには、外周に複数個のクラッチ爪24aを備
えたクラッチ体24を固着し、このクラッチ体24にお
けるクラッチ爪24aを、前記従動スプロケット21に
おけるクラッチ爪23に対して着脱自在に噛合・連結す
ることにより、前記従動スプロケット21の回転を潤滑
油ポンプ18におけるポンプ軸18aに伝達するように
構成する。
プ軸18aには、外周に複数個のクラッチ爪24aを備
えたクラッチ体24を固着し、このクラッチ体24にお
けるクラッチ爪24aを、前記従動スプロケット21に
おけるクラッチ爪23に対して着脱自在に噛合・連結す
ることにより、前記従動スプロケット21の回転を潤滑
油ポンプ18におけるポンプ軸18aに伝達するように
構成する。
【0016】なお、前記潤滑油ポンプ18における吸い
込み室18gは、前記蓋体18fと一体的に造形の部材
25に形成した通路26、シリンダブロック10に形成
した通路27及びこの通路27に接続したパイプ28を
介して、前記シリンダブロック10の下面に取付くオイ
ルパン29内の底部におけるオイルフィルタ(図示せ
ず)に連通している。一方、前記潤滑油ポンプ18にお
ける吐出室18hは、前記蓋体18fと一体的に造形の
部材30に形成した通路31及びシリンダブロック10
に形成した通路32を介して、シリンダブロック10に
おけるメインオイルギャラリー(図示せず)に連通して
いる。
込み室18gは、前記蓋体18fと一体的に造形の部材
25に形成した通路26、シリンダブロック10に形成
した通路27及びこの通路27に接続したパイプ28を
介して、前記シリンダブロック10の下面に取付くオイ
ルパン29内の底部におけるオイルフィルタ(図示せ
ず)に連通している。一方、前記潤滑油ポンプ18にお
ける吐出室18hは、前記蓋体18fと一体的に造形の
部材30に形成した通路31及びシリンダブロック10
に形成した通路32を介して、シリンダブロック10に
おけるメインオイルギャラリー(図示せず)に連通して
いる。
【0017】この構成において、潤滑油ポンプ18にお
けるポンプ軸18aは、クランク軸11からの動力伝達
にて回転することにより、オイルパン29内における潤
滑油は、パイプ28及び通路27,26を介して潤滑油
ポンプ18に、吸い込み室18gを経て吸い込まれたの
ち、吐出室18hから通路31,32を経てシリンダブ
ロック10におけるメインオイルギャラリーに圧送され
る。
けるポンプ軸18aは、クランク軸11からの動力伝達
にて回転することにより、オイルパン29内における潤
滑油は、パイプ28及び通路27,26を介して潤滑油
ポンプ18に、吸い込み室18gを経て吸い込まれたの
ち、吐出室18hから通路31,32を経てシリンダブ
ロック10におけるメインオイルギャラリーに圧送され
る。
【0018】そして、前記潤滑油ポンプ18を、前記先
行技術のようにシリンダブロック10の側面10aとタ
イミングチエン用スプロケット17との間に配設するこ
とに代えて、前記のように、エンジン補機への動力伝達
用プーリ16の側方の部位に、当該潤滑油ポンプ18に
おけるポンプ軸18aがカバーケース14内に突出する
ように配設したことにより、潤滑油ポンプ18を、クラ
ンク軸11における軸端部11aに嵌着したタイミング
チエン用スプロケット17及び動力伝達用プーリ16に
対して、クランク軸11の軸方向についてオーバラップ
することができる。
行技術のようにシリンダブロック10の側面10aとタ
イミングチエン用スプロケット17との間に配設するこ
とに代えて、前記のように、エンジン補機への動力伝達
用プーリ16の側方の部位に、当該潤滑油ポンプ18に
おけるポンプ軸18aがカバーケース14内に突出する
ように配設したことにより、潤滑油ポンプ18を、クラ
ンク軸11における軸端部11aに嵌着したタイミング
チエン用スプロケット17及び動力伝達用プーリ16に
対して、クランク軸11の軸方向についてオーバラップ
することができる。
【0019】また、潤滑油ポンプ18を、エンジン補機
への動力伝達用プーリ16の側方の部位に、当該潤滑油
ポンプ18におけるポンプ軸18がカバーケース14内
に突出するように配設する一方、前記クランク軸11に
おける軸端部11aのうちカバーケース内の部分に、主
動スプロケット19を嵌着して、この主動スプロケット
19から前記ポンプ軸18aに無端チエン22にて動力
伝達するように構成したことにより、クランク軸11か
ら潤滑油ポンプ18への動力伝達をカバーケース14内
において行うものでありながら、カム軸へのタイミング
チエン用スプロケット17を、前記先行技術のようにタ
イミングチエン用スプロケット17とシリンダブロック
10の側面10aとの間に潤滑油ポンプ18を配設する
場合よりも、シリンダブロック10における側面10a
に対して近付けることができるから、前記タイミングチ
エン13を覆うカバーケース14の厚さを、前記先行技
術の場合によりも大幅に薄くすることができるのであ
る。
への動力伝達用プーリ16の側方の部位に、当該潤滑油
ポンプ18におけるポンプ軸18がカバーケース14内
に突出するように配設する一方、前記クランク軸11に
おける軸端部11aのうちカバーケース内の部分に、主
動スプロケット19を嵌着して、この主動スプロケット
19から前記ポンプ軸18aに無端チエン22にて動力
伝達するように構成したことにより、クランク軸11か
ら潤滑油ポンプ18への動力伝達をカバーケース14内
において行うものでありながら、カム軸へのタイミング
チエン用スプロケット17を、前記先行技術のようにタ
イミングチエン用スプロケット17とシリンダブロック
10の側面10aとの間に潤滑油ポンプ18を配設する
場合よりも、シリンダブロック10における側面10a
に対して近付けることができるから、前記タイミングチ
エン13を覆うカバーケース14の厚さを、前記先行技
術の場合によりも大幅に薄くすることができるのであ
る。
【0020】このようにカバーケース14を厚さを薄く
できることと、前記のオーバラップとが相俟って、前記
シリンダブロック10の側面10aから動力伝達用プー
リ16の外側面までの最大突出寸法Lを短縮できるので
ある。しかも、前記のように、シリンダブロック10側
に、クランク軸11における軸端部11aの主動スプロ
ケット19に連動する従動スプロケット21を、支持軸
20を介して軸支し、この従動スプロケット21の側面
に複数個のクラッチ爪23を設ける一方、潤滑油ポンプ
18におけるポンプ軸18aに、複数個のクラッチ爪2
4aを備えたクラッチ体24を固着して、このクラッチ
体24を、前記従動スプロケット21におけるクラッチ
部23に対して着脱自在に噛合・連結すると言う構成に
することにより、図5に示すように、潤滑油ポンプ18
の全体を、カバーケース14に対して組み付ける一方、
主動スプロケット17と従動スプロケット21との間に
無端チエン22を巻掛けし、この状態で、前記カバーケ
ース14を、シリンダブロック10側に接合すること
で、全体の組立て及び分解を行うことができるから、前
記潤滑油ポンプ18における組立及び分解の作業性、つ
まり、メンテナンス性を大幅に向上できるのである。こ
の場合、ポンプ軸18aと、従動スプロケット21との
着脱自在な連結は、前記図示のクラッチ式に代えて、別
の構成によっても達成することができる。
できることと、前記のオーバラップとが相俟って、前記
シリンダブロック10の側面10aから動力伝達用プー
リ16の外側面までの最大突出寸法Lを短縮できるので
ある。しかも、前記のように、シリンダブロック10側
に、クランク軸11における軸端部11aの主動スプロ
ケット19に連動する従動スプロケット21を、支持軸
20を介して軸支し、この従動スプロケット21の側面
に複数個のクラッチ爪23を設ける一方、潤滑油ポンプ
18におけるポンプ軸18aに、複数個のクラッチ爪2
4aを備えたクラッチ体24を固着して、このクラッチ
体24を、前記従動スプロケット21におけるクラッチ
部23に対して着脱自在に噛合・連結すると言う構成に
することにより、図5に示すように、潤滑油ポンプ18
の全体を、カバーケース14に対して組み付ける一方、
主動スプロケット17と従動スプロケット21との間に
無端チエン22を巻掛けし、この状態で、前記カバーケ
ース14を、シリンダブロック10側に接合すること
で、全体の組立て及び分解を行うことができるから、前
記潤滑油ポンプ18における組立及び分解の作業性、つ
まり、メンテナンス性を大幅に向上できるのである。こ
の場合、ポンプ軸18aと、従動スプロケット21との
着脱自在な連結は、前記図示のクラッチ式に代えて、別
の構成によっても達成することができる。
【0021】なお、前記実施例は、潤滑油ポンプ18に
おける蓋体18fを、カバーケース14の内面に対し
て、ボルト等にて着脱可能に締結するようにいわゆる内
蓋式にした場合を示したが、本発明は、これに限らず、
図6に示すように、カバーケース14の外側に、潤滑油
ポンプ18における蓋体18f′を、図示しないボルト
等によって着脱可能に取付けるようにいわゆる外蓋式に
構成しても良いのであり、このように外蓋式に構成する
場合には、カバーケース14側に、通路26,31を形
成するための部材25a,30aを一体的に造形するよ
うに構成する。
おける蓋体18fを、カバーケース14の内面に対し
て、ボルト等にて着脱可能に締結するようにいわゆる内
蓋式にした場合を示したが、本発明は、これに限らず、
図6に示すように、カバーケース14の外側に、潤滑油
ポンプ18における蓋体18f′を、図示しないボルト
等によって着脱可能に取付けるようにいわゆる外蓋式に
構成しても良いのであり、このように外蓋式に構成する
場合には、カバーケース14側に、通路26,31を形
成するための部材25a,30aを一体的に造形するよ
うに構成する。
【0022】そして、前記した組立作業性の向上、つま
り、潤滑油ポンプ18に対するメンテナンス性の向上
は、図7〜図9のように構成することによっても達成す
ることができる。すなわち、この実施例は、従動スプロ
ケット21を、その支持軸20aに対して嵌着し、この
支持軸20aを、シリンダブロック10に対して回転自
在に軸支する一方、この支持軸20aに、断面角型に形
成したポンプ軸18a′を一体的に連結し、このポンプ
軸18a′を、前記潤滑油ポンプ18におけるインナロ
ータ18d内に対して、着脱自在に嵌挿するように構成
したもので(この場合、支持軸20aに一体化したポン
プ軸18a′は、断面角型に構成することに代えて、ス
プライン軸に構成するようにしても良い)、その他の構
成は前記図2〜図4に示すものと同様である。
り、潤滑油ポンプ18に対するメンテナンス性の向上
は、図7〜図9のように構成することによっても達成す
ることができる。すなわち、この実施例は、従動スプロ
ケット21を、その支持軸20aに対して嵌着し、この
支持軸20aを、シリンダブロック10に対して回転自
在に軸支する一方、この支持軸20aに、断面角型に形
成したポンプ軸18a′を一体的に連結し、このポンプ
軸18a′を、前記潤滑油ポンプ18におけるインナロ
ータ18d内に対して、着脱自在に嵌挿するように構成
したもので(この場合、支持軸20aに一体化したポン
プ軸18a′は、断面角型に構成することに代えて、ス
プライン軸に構成するようにしても良い)、その他の構
成は前記図2〜図4に示すものと同様である。
【0023】このように構成することにより、図9に示
すように、潤滑油ポンプ18の全体を、カバーケース1
4に対して組み付ける一方、主動スプロケット17と従
動スプロケット21との間に無端チエン22を巻掛け
し、この状態で、前記カバーケース14を、シリンダブ
ロック10側に接合することで、全体の組立て及び分解
を行うことができるから、前記潤滑油ポンプ18におけ
る組立及び分解の作業性、つまり、メンテナンス性を大
幅に向上できるのである。
すように、潤滑油ポンプ18の全体を、カバーケース1
4に対して組み付ける一方、主動スプロケット17と従
動スプロケット21との間に無端チエン22を巻掛け
し、この状態で、前記カバーケース14を、シリンダブ
ロック10側に接合することで、全体の組立て及び分解
を行うことができるから、前記潤滑油ポンプ18におけ
る組立及び分解の作業性、つまり、メンテナンス性を大
幅に向上できるのである。
【0024】この図7〜図9に示す実施例においては、
潤滑油ポンプ1における蓋体18f′を、図10に示す
ように、外蓋式にすることができ、また、支持軸20a
に一体化したポンプ軸18a′には、図10及び図11
に示すように、ピン33を植設して、これを、潤滑油ポ
ンプ18におけるインナロータ18d内に対して、着脱
自在に嵌挿するように構成しても良いのである。
潤滑油ポンプ1における蓋体18f′を、図10に示す
ように、外蓋式にすることができ、また、支持軸20a
に一体化したポンプ軸18a′には、図10及び図11
に示すように、ピン33を植設して、これを、潤滑油ポ
ンプ18におけるインナロータ18d内に対して、着脱
自在に嵌挿するように構成しても良いのである。
【0025】なお、前記した各実施例は、クランク軸1
1における軸端部11aに主動スプロケット19を嵌着
して、この主動スプロケット19から潤滑油ポンプ18
に動力伝達するように構成した場合を示したが、本発明
は、これに限らず、前記主動スプロケット19に代え
て、主動動力伝達輪体として歯車を使用し、この歯車か
ら潤滑油ポンプ18に動力伝達すると言う構成にしても
良いのである。また、クランク軸11からカム軸への動
力伝達をタイミングチエン13によって行う場合につい
て説明したが、本発明は、これに限らず、クランク軸1
1からカム軸への動力伝達をタイミングベルトによって
行う場合についても同様に適用できることは言うまでも
ない。
1における軸端部11aに主動スプロケット19を嵌着
して、この主動スプロケット19から潤滑油ポンプ18
に動力伝達するように構成した場合を示したが、本発明
は、これに限らず、前記主動スプロケット19に代え
て、主動動力伝達輪体として歯車を使用し、この歯車か
ら潤滑油ポンプ18に動力伝達すると言う構成にしても
良いのである。また、クランク軸11からカム軸への動
力伝達をタイミングチエン13によって行う場合につい
て説明したが、本発明は、これに限らず、クランク軸1
1からカム軸への動力伝達をタイミングベルトによって
行う場合についても同様に適用できることは言うまでも
ない。
【図1】本発明の実施例を正面図である。
【図2】図1のII−II視拡大断面図である。
【図3】図1のIII −III 視拡大断面図である。
【図4】図2のIV−IV視断面図である。
【図5】図3において分解した状態を示す断面図であ
る。
る。
【図6】本発明における第2の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図7】本発明における第3の実施例を示す断面図であ
る。
る。
【図8】図7のVIII−VIII視断面図である。
【図9】図7において分解した状態を示す断面図であ
る。
る。
【図10】本発明における第4の実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図11】図10のXI−XI視断面図である。
【図12】従来の例を示す縦断正面図である。
10 シリンダブロック 11 クランク軸 11a クランク軸の軸端部 12 軸受け部 13 タイミングチエン 14 カバーケース 16 動力伝達用プーリ 17 スプロケット 18 潤滑油ポンプ 18a,18a′ ポンプ軸 19 主動スプロケット 20,20a 支持軸 21 従動スプロケット 22 無端チエン 23 クラッチ爪 24 クラッチ体
Claims (1)
- 【請求項1】クランク軸のうちシリンダブロックの側面
から突出する軸端部に、シリンダブロックの側面から順
番にタイミングチエン用スプロケット又はタイミングベ
ルト用プーリとエンジン補機に対する動力伝達用プーリ
とを嵌着する一方、前記シリンダブロックの側面に、前
記タイミングチエン又はタイミングベルトを覆うカバー
ケースを接合して成る内燃機関において、この内燃機関
における潤滑油ポンプを、前記動力伝達用プーリの側方
の部位に配設し、該潤滑油ポンプを、前記カバーケース
に装着し、前記クランク軸における軸端部のうちカバー
ケース内の部分に、前記潤滑油ポンプへの主動動力伝達
輪体を嵌着する一方、前記シリンダブロックの側面うち
前記カバーケース内の部分に、前記主動動力伝達輪から
動力伝達される従動動力伝達輪を設けて、この従動動力
伝達輪に、前記潤滑油ポンプを、前記カバーケースのシ
リンダブロックに対する接合と同時に着脱自在に連結す
るように構成したことを特徴とする内燃機関における潤
滑ポンプの取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260789A JP2915648B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 内燃機関における潤滑ポンプの取付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3260789A JP2915648B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 内燃機関における潤滑ポンプの取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0598993A true JPH0598993A (ja) | 1993-04-20 |
JP2915648B2 JP2915648B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=17352762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3260789A Expired - Fee Related JP2915648B2 (ja) | 1991-10-08 | 1991-10-08 | 内燃機関における潤滑ポンプの取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2915648B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2511315A (en) * | 2013-02-27 | 2014-09-03 | Ford Global Tech Llc | Oil pump drive |
-
1991
- 1991-10-08 JP JP3260789A patent/JP2915648B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2511315A (en) * | 2013-02-27 | 2014-09-03 | Ford Global Tech Llc | Oil pump drive |
US9109477B2 (en) | 2013-02-27 | 2015-08-18 | Ford Global Technologies, Llc | Oil pump drive |
GB2511315B (en) * | 2013-02-27 | 2016-08-10 | Ford Global Tech Llc | Oil pump drive |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2915648B2 (ja) | 1999-07-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |