JPH0595517A - 高解像度撮像装置 - Google Patents
高解像度撮像装置Info
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- JPH0595517A JPH0595517A JP3084558A JP8455891A JPH0595517A JP H0595517 A JPH0595517 A JP H0595517A JP 3084558 A JP3084558 A JP 3084558A JP 8455891 A JP8455891 A JP 8455891A JP H0595517 A JPH0595517 A JP H0595517A
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Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】撮像面への入射光量を落すことなく、簡単で安
定した動作を行ない、且つ、静的に変位量を何段(ステ
ップ)にも可変すること。 【構成】撮像素子20の前に、印加電圧に応じて複屈折
の大きさを制御することが可能な1対の電気光学素子2
2,24と、この1対の電気光学素子22,24の間に
挟持されて、偏光面を90°回転させる偏光面回転素子
26とでなる電気光学素子群28を配置し、前記1対の
電気光学素子22,24の複屈折特性を撮像素子20の
1撮像毎に変化させることにより、像光が撮像素子20
の撮像面に入射する際に0と1/2ピッチシフトを繰り
返して撮像される。
定した動作を行ない、且つ、静的に変位量を何段(ステ
ップ)にも可変すること。 【構成】撮像素子20の前に、印加電圧に応じて複屈折
の大きさを制御することが可能な1対の電気光学素子2
2,24と、この1対の電気光学素子22,24の間に
挟持されて、偏光面を90°回転させる偏光面回転素子
26とでなる電気光学素子群28を配置し、前記1対の
電気光学素子22,24の複屈折特性を撮像素子20の
1撮像毎に変化させることにより、像光が撮像素子20
の撮像面に入射する際に0と1/2ピッチシフトを繰り
返して撮像される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像取込み装置の高精
細度化に関し、特に有限な開口を有する撮像素子の高解
像度化に関する。
細度化に関し、特に有限な開口を有する撮像素子の高解
像度化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、有限な開口を有する撮像素子
の高解像度化を成し遂げるために、種々の提案がなされ
ている。
の高解像度化を成し遂げるために、種々の提案がなされ
ている。
【0003】例えば、特開昭61−247168号公報
に開示されている如く、偏光特性を電圧に応じて制御可
能な電気光学素子と、複屈折手段とを撮像手段の前に配
置し、更に前記電気光学素子を制御するための電圧切換
手段を設けたものが提案されている。
に開示されている如く、偏光特性を電圧に応じて制御可
能な電気光学素子と、複屈折手段とを撮像手段の前に配
置し、更に前記電気光学素子を制御するための電圧切換
手段を設けたものが提案されている。
【0004】また、特開昭62−26984号公報に開
示されている如く、前記電気光学素子の代りに磁気光学
素子を用いたものも提案されている。
示されている如く、前記電気光学素子の代りに磁気光学
素子を用いたものも提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者
は、電気光学素子と複屈折手段とを1対で光像の位置制
御をしており、前面に偏光子(独立な偏光成分の一方の
みを選択的に透過させる)あるいは後面に検光子(偏光
子)を設けないと2重像がそのまま撮像されてしまうと
いう問題点がある。
は、電気光学素子と複屈折手段とを1対で光像の位置制
御をしており、前面に偏光子(独立な偏光成分の一方の
みを選択的に透過させる)あるいは後面に検光子(偏光
子)を設けないと2重像がそのまま撮像されてしまうと
いう問題点がある。
【0006】また、両者とも、独立な偏光成分の一方の
みを選択的に透過させるため、撮像面での光量が1/2
以下となり、それを補うために、絞りを開けると、複写
界深度が浅くなったり、露光時間を長くすると、高解像
度化を計ったことも相まって像振れの問題が生じたり、
S/Nが劣化したりするという問題点が生ずる。
みを選択的に透過させるため、撮像面での光量が1/2
以下となり、それを補うために、絞りを開けると、複写
界深度が浅くなったり、露光時間を長くすると、高解像
度化を計ったことも相まって像振れの問題が生じたり、
S/Nが劣化したりするという問題点が生ずる。
【0007】また、入射光の偏光特性を電気的に、ある
いは磁気的に制御する方式のため、入射光像と撮像手段
の画素との相対的な位置関係を幾段にも切り換える(よ
り高解像度化)場合には、例えば前記に開示されている
ように1対の光学素子を切り換え段数分重ねて構成する
しかない。即ち、このような場合には、構成が複雑にな
るという問題点がある。
いは磁気的に制御する方式のため、入射光像と撮像手段
の画素との相対的な位置関係を幾段にも切り換える(よ
り高解像度化)場合には、例えば前記に開示されている
ように1対の光学素子を切り換え段数分重ねて構成する
しかない。即ち、このような場合には、構成が複雑にな
るという問題点がある。
【0008】また、特開昭60−18958号公報に開
示されている如く、ピエゾ素子で機械的に撮像素子を半
画素ピッチ分振動させる方式も提案されているが、ピエ
ゾ振動サイクルに制限があり、機構的に複数になったり
する問題点があった。
示されている如く、ピエゾ素子で機械的に撮像素子を半
画素ピッチ分振動させる方式も提案されているが、ピエ
ゾ振動サイクルに制限があり、機構的に複数になったり
する問題点があった。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、撮像面への入射光量を落すことなく、簡単で安定し
た動作を行ない、且つ、静的に変位量を何段(ステッ
プ)にも可変し得る高解像度撮像装置を提供することを
目的とする。
で、撮像面への入射光量を落すことなく、簡単で安定し
た動作を行ない、且つ、静的に変位量を何段(ステッ
プ)にも可変し得る高解像度撮像装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による高解像度撮像装置では、印加電
圧に応じて複屈折の大きさを制御することが可能な1対
の電気光学素子と、前記1対の電気光学素子の間に挟持
されて、偏光面を90°回転させるための偏光面回転素
子と、前記1対の電気光学素子及び偏光面回転素子を介
した光束を受光する撮像手段と、前記1対の電気光学素
子の複屈折特性を前記撮像手段の1撮像毎に変化させる
電圧制御手段とを備えている。
るために、本発明による高解像度撮像装置では、印加電
圧に応じて複屈折の大きさを制御することが可能な1対
の電気光学素子と、前記1対の電気光学素子の間に挟持
されて、偏光面を90°回転させるための偏光面回転素
子と、前記1対の電気光学素子及び偏光面回転素子を介
した光束を受光する撮像手段と、前記1対の電気光学素
子の複屈折特性を前記撮像手段の1撮像毎に変化させる
電圧制御手段とを備えている。
【0011】ここで、前記電圧制御手段は、前記1対の
電気光学素子に対して1撮像毎に互いに極性の異なる電
圧を加えるように制御する。
電気光学素子に対して1撮像毎に互いに極性の異なる電
圧を加えるように制御する。
【0012】また、前記1対の電気光学素子と前記偏光
面回転素子とからなる電気光学手段を、それぞれへの入
射光線に対する出射光線のずれの方向が互いに異なるよ
うに、複数個配置しても良い。
面回転素子とからなる電気光学手段を、それぞれへの入
射光線に対する出射光線のずれの方向が互いに異なるよ
うに、複数個配置しても良い。
【0013】
【作用】即ち、本発明による高解像度撮像装置では、印
加電圧に応じて複屈折の大きさを制御可能な1対の電気
光学素子と、その1対の電気光学素子の間に挟持された
偏光面を90°回転させるための偏光面回転素子とで成
る電気光学手段を撮像手段の前面に配置し、電圧制御手
段により、前記1対の電気光学素子の複屈折特性を前記
撮像手段の1撮像毎に変化させる。
加電圧に応じて複屈折の大きさを制御可能な1対の電気
光学素子と、その1対の電気光学素子の間に挟持された
偏光面を90°回転させるための偏光面回転素子とで成
る電気光学手段を撮像手段の前面に配置し、電圧制御手
段により、前記1対の電気光学素子の複屈折特性を前記
撮像手段の1撮像毎に変化させる。
【0014】ここで、電気光学素子は、自ら複屈折特性
を備え、独立な偏光成分の互いに異なる屈折率を電圧制
御手段から印加された電圧レベルにより制御すること
で、出射2重光像の像間のずれ量が可変制御される。ま
た、偏光面回転素子は、前面にある第1の電気光学素子
から入射した常光と異常光とからなる2重像光の偏波
(光)面を90°回転させて射出させる。偏光面回転素
子の後面にある第2の電気光学素子は第1の電気光学素
子と同じ複屈折特性となる様に、電圧制御手段で制御さ
れ、前記偏光面回転素子で常光は異常光に、異常光は常
光に変換された2重像光を1重像光にする。この過程で
第1の電気光学素子に入射した像光は、撮像手段の撮像
のタイミングに同期させながら電圧制御手段からの電圧
出力の極性を時間的に反転(あるいはON,OFF)変
化させると、撮像面に入射する際、0と1/2画素ピッ
チシフトを繰り返して撮像され、後段のバッファメモリ
あるいはフレームメモリ等で合成することで画像データ
の画素ピッチが2倍となる。
を備え、独立な偏光成分の互いに異なる屈折率を電圧制
御手段から印加された電圧レベルにより制御すること
で、出射2重光像の像間のずれ量が可変制御される。ま
た、偏光面回転素子は、前面にある第1の電気光学素子
から入射した常光と異常光とからなる2重像光の偏波
(光)面を90°回転させて射出させる。偏光面回転素
子の後面にある第2の電気光学素子は第1の電気光学素
子と同じ複屈折特性となる様に、電圧制御手段で制御さ
れ、前記偏光面回転素子で常光は異常光に、異常光は常
光に変換された2重像光を1重像光にする。この過程で
第1の電気光学素子に入射した像光は、撮像手段の撮像
のタイミングに同期させながら電圧制御手段からの電圧
出力の極性を時間的に反転(あるいはON,OFF)変
化させると、撮像面に入射する際、0と1/2画素ピッ
チシフトを繰り返して撮像され、後段のバッファメモリ
あるいはフレームメモリ等で合成することで画像データ
の画素ピッチが2倍となる。
【0015】従って、撮像面への入射光量を落すことな
く、簡単で安定した動作を行ない、且つ、静的に変位量
を何段(ステップ)にも可変し得る高解像度の撮像装置
を提供できるようになる。
く、簡単で安定した動作を行ない、且つ、静的に変位量
を何段(ステップ)にも可変し得る高解像度の撮像装置
を提供できるようになる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の第1の実施例に係る高解像度撮
像装置のブロック構成図である。システムコントローラ
10は、各部の制御を行なうためのもので、これはSS
G(シンクシグナルジェネレータ)12からのタイミン
グクロックにより駆動する。
する。図1は、本発明の第1の実施例に係る高解像度撮
像装置のブロック構成図である。システムコントローラ
10は、各部の制御を行なうためのもので、これはSS
G(シンクシグナルジェネレータ)12からのタイミン
グクロックにより駆動する。
【0017】レンズ14及び絞り16で成る光学系18
と、撮像素子としてのCCD20との間には、本発明の
特徴部分であるところの1対の電気光学素子22,24
と、それらの間に挟持された偏光面回転素子26とで成
る電気光学素子群28が配置されている。これら電気光
学素子22,24及び偏光面回転素子26は、例えば、
液晶(LC)である。LCドライバ30は、システムコ
ントローラ10からの光像シフト命令(どちらにシフト
するか、あるいは、シフトするかしないか)を受ける
と、SSG12からのシフトスタートのタイミング信号
に同期させて、電気光学素子22,24への印加電圧を
制御する。
と、撮像素子としてのCCD20との間には、本発明の
特徴部分であるところの1対の電気光学素子22,24
と、それらの間に挟持された偏光面回転素子26とで成
る電気光学素子群28が配置されている。これら電気光
学素子22,24及び偏光面回転素子26は、例えば、
液晶(LC)である。LCドライバ30は、システムコ
ントローラ10からの光像シフト命令(どちらにシフト
するか、あるいは、シフトするかしないか)を受ける
と、SSG12からのシフトスタートのタイミング信号
に同期させて、電気光学素子22,24への印加電圧を
制御する。
【0018】SSG12及びシステムコントローラ10
は、光学像のシフトが完了する時間経過した後、CCD
ドライバ32へ撮像のためのの制御並びに駆動クロック
信号を送信し、CCD20の撮像並びに読出しを行な
う。CCD20よりサンプル/ホールド回路(S/H)
34により読出された信号は、プリアンプ36により増
幅された後、A/D変換回路38によりディジタル信号
に変換される。そして、一時バッファメモリ40に記憶
され、適宜ディジタルビデオプロセス部42に読出され
る。このディジタルビデオプロセス部42は、バッファ
メモリ40より読出したディジタル信号に対して、色分
離や変換処理,補正処理(γ,WB,ゲインコントロー
ル,アパチャ,等)を行なう。そして、その結果が、撮
像した画像信号として、I/F(インタフェース)4
4,46を介してマルチメディアファイリングシステム
48に転送され、処理,記録がなされる。
は、光学像のシフトが完了する時間経過した後、CCD
ドライバ32へ撮像のためのの制御並びに駆動クロック
信号を送信し、CCD20の撮像並びに読出しを行な
う。CCD20よりサンプル/ホールド回路(S/H)
34により読出された信号は、プリアンプ36により増
幅された後、A/D変換回路38によりディジタル信号
に変換される。そして、一時バッファメモリ40に記憶
され、適宜ディジタルビデオプロセス部42に読出され
る。このディジタルビデオプロセス部42は、バッファ
メモリ40より読出したディジタル信号に対して、色分
離や変換処理,補正処理(γ,WB,ゲインコントロー
ル,アパチャ,等)を行なう。そして、その結果が、撮
像した画像信号として、I/F(インタフェース)4
4,46を介してマルチメディアファイリングシステム
48に転送され、処理,記録がなされる。
【0019】むろん、記録媒体(HD,MO,FD,メ
モリカード,等)に直接記録する構成にしても良いし、
ISDN,ISDB,INS,RAN等の通信回線を用
いて遠隔地へ画像データを転送しても良い。
モリカード,等)に直接記録する構成にしても良いし、
ISDN,ISDB,INS,RAN等の通信回線を用
いて遠隔地へ画像データを転送しても良い。
【0020】また、図1では、データ圧縮部(ADC
T,ADPCM,AVQ等)が明示されていないが、受
信側の要求に応じてデータ圧縮部で適当な圧縮率,フォ
ーマットで圧縮された画像データを受信側に送るように
している。送受信の転送レートによっては、フレームメ
モリ50に一時記憶され、転送レートに合わせて順次デ
ータは読み出される。なお、図1に於いて、参照番号5
2はフレームメモリ50を制御するメモリコントローラ
であり、54は光学系18を駆動するレンズ,絞りドラ
イバである。
T,ADPCM,AVQ等)が明示されていないが、受
信側の要求に応じてデータ圧縮部で適当な圧縮率,フォ
ーマットで圧縮された画像データを受信側に送るように
している。送受信の転送レートによっては、フレームメ
モリ50に一時記憶され、転送レートに合わせて順次デ
ータは読み出される。なお、図1に於いて、参照番号5
2はフレームメモリ50を制御するメモリコントローラ
であり、54は光学系18を駆動するレンズ,絞りドラ
イバである。
【0021】図2の(A)は、電気光学素子群28の構
成を示す図である。この電気光学素子群28は、電気光
学素子22,24としての2つのネマチック(N)液晶
22a,24aが、偏光面回転素子26としてのTN液
晶26aを挟み込む形で構成されている。
成を示す図である。この電気光学素子群28は、電気光
学素子22,24としての2つのネマチック(N)液晶
22a,24aが、偏光面回転素子26としてのTN液
晶26aを挟み込む形で構成されている。
【0022】各N液晶22a,24aは、透明電極56
を貼り付けた薄いガラス板58で該液晶を挟むように構
成されており、該電極56間に電圧を印加することで、
液晶(屈折率楕円体60)の配列を制御することができ
る。
を貼り付けた薄いガラス板58で該液晶を挟むように構
成されており、該電極56間に電圧を印加することで、
液晶(屈折率楕円体60)の配列を制御することができ
る。
【0023】TN液晶26aは、やはり薄いガラス板5
8で挟み込むように構成されており、偏光面が90°回
転(円偏光)する様に液晶(屈折率楕円体)の配列が固
定されている。また、TN液晶26aと接する側の電極
56は双方共、接地あるいは0Vとし、TN液晶26a
の両面で電位が生じないようにしている。
8で挟み込むように構成されており、偏光面が90°回
転(円偏光)する様に液晶(屈折率楕円体)の配列が固
定されている。また、TN液晶26aと接する側の電極
56は双方共、接地あるいは0Vとし、TN液晶26a
の両面で電位が生じないようにしている。
【0024】以下、このような構成に於いて、前記液晶
を用いた電気光学素子群28に、LCドライバ30よ
り、図2の(B)に示すような制御信号(電圧)が印加
された場合につき説明する。なお、図2の(B)には、
垂直同期信号(VD)も同時に図示してある。
を用いた電気光学素子群28に、LCドライバ30よ
り、図2の(B)に示すような制御信号(電圧)が印加
された場合につき説明する。なお、図2の(B)には、
垂直同期信号(VD)も同時に図示してある。
【0025】即ち、電気光学素子22の電極v1 にVの
電圧を印加すると、N液晶22aの分子(屈折率楕円
体)は、+θ1 だけ配向する。すると、入射光中、常光
はほとんど屈折せずに直進するが、異常光は分子の長軸
方向にそって屈折し、進路が曲げられる。従って、厚さ
DのN液晶板を光が通過すると、液晶の配向により常光
と異常光とに分離され、その屈折率の差から、出射する
際に、dだけ位置がずれて射出する(液晶の複屈折
性)。
電圧を印加すると、N液晶22aの分子(屈折率楕円
体)は、+θ1 だけ配向する。すると、入射光中、常光
はほとんど屈折せずに直進するが、異常光は分子の長軸
方向にそって屈折し、進路が曲げられる。従って、厚さ
DのN液晶板を光が通過すると、液晶の配向により常光
と異常光とに分離され、その屈折率の差から、出射する
際に、dだけ位置がずれて射出する(液晶の複屈折
性)。
【0026】N液晶22aにより、2重像となった光像
は、偏波面を保存したまま(直線偏光)TN液晶26a
に入射する。TN液晶26aでは、偏波面が90°回転
するように液晶が配列しているため、それぞれの光は、
TN液晶26aを通過することで、その偏波面が90°
回転し、第1のN液晶22aで常光だった光は異常光
に、異常光だった光は常光にそれぞれ偏波面が入れ換わ
って、第2のN液晶24aに入射する。
は、偏波面を保存したまま(直線偏光)TN液晶26a
に入射する。TN液晶26aでは、偏波面が90°回転
するように液晶が配列しているため、それぞれの光は、
TN液晶26aを通過することで、その偏波面が90°
回転し、第1のN液晶22aで常光だった光は異常光
に、異常光だった光は常光にそれぞれ偏波面が入れ換わ
って、第2のN液晶24aに入射する。
【0027】第2のN液晶24aでは、第1のN液晶2
2aの場合と同じ過程で複屈折性により異常光は常光の
方向へ収束してゆく。
2aの場合と同じ過程で複屈折性により異常光は常光の
方向へ収束してゆく。
【0028】ここで、第1と第2のN液晶22a,24
aの厚みD1 ,D2 をD1 =D2 とし、配向角θ1 ,θ
2 をθ1 =θ2 、印加電圧v1 =−v2 とすると、第1
と第2のN液晶22a,24aは共に、例えばレンズ1
4側から見ると、同じ配向,屈折率,光路長となる。従
って、第1のN液晶22aに入射した光は、途中第1あ
るいは第2のN液晶22a,24a中で異常光に対する
屈折率で屈折し、位置を変えて再び一つになって出射す
る。
aの厚みD1 ,D2 をD1 =D2 とし、配向角θ1 ,θ
2 をθ1 =θ2 、印加電圧v1 =−v2 とすると、第1
と第2のN液晶22a,24aは共に、例えばレンズ1
4側から見ると、同じ配向,屈折率,光路長となる。従
って、第1のN液晶22aに入射した光は、途中第1あ
るいは第2のN液晶22a,24a中で異常光に対する
屈折率で屈折し、位置を変えて再び一つになって出射す
る。
【0029】印加電圧を調整し(即ち配向角を調整
し)、電気光学素子群28内でのシフト量が撮像素子2
0の画素ピッチ(受光エレメント20a間のピッチ)の
1/2となるように設定すると、レンズ14を通ってき
た光は、本来達する撮像面位置より1/2画素ピッチ、
像がずれることになる(場合(I)、図2の(C)参
照)。また、印加電圧をv1 =v2 =約0Vにすると、
N液晶分子は、第1第2共に垂直に配向し、入射光はそ
のまま直進する(場合(II)、図2の(D)参照)。
し)、電気光学素子群28内でのシフト量が撮像素子2
0の画素ピッチ(受光エレメント20a間のピッチ)の
1/2となるように設定すると、レンズ14を通ってき
た光は、本来達する撮像面位置より1/2画素ピッチ、
像がずれることになる(場合(I)、図2の(C)参
照)。また、印加電圧をv1 =v2 =約0Vにすると、
N液晶分子は、第1第2共に垂直に配向し、入射光はそ
のまま直進する(場合(II)、図2の(D)参照)。
【0030】従って、図2の(B)のタイムチャートの
ように、1フレームおきに、印加電圧をV1 ,V0 (約
0V)に切り換えると、撮像素子20に達する像光は、
1フレーム毎に1/2画素ピッチずれて撮像することに
なる。
ように、1フレームおきに、印加電圧をV1 ,V0 (約
0V)に切り換えると、撮像素子20に達する像光は、
1フレーム毎に1/2画素ピッチずれて撮像することに
なる。
【0031】2フレーム分撮像した画像信号を、図1の
バッファメモリ40、あるいはフレームメモリ50にて
互いに補間する形で重ねると、全体として、解像度(分
解能)が2倍になる。
バッファメモリ40、あるいはフレームメモリ50にて
互いに補間する形で重ねると、全体として、解像度(分
解能)が2倍になる。
【0032】なお、電圧印加時と非印加時とでは、当然
光路長が異なる。しかし、この光路長の差は、一定値と
なる。従って、例えば、非印加時の焦点位置に撮像素子
20を配置し、印加時には、光路長の差によって生ずる
焦点位置の移動量をキャンセルする方向に、光学系18
の焦点位置を補正する。即ち、制御電圧印加に同期して
レンズ,絞りドライバ54にピント補正信号が印加さ
れ、レンズ14は、撮像素子面に合焦する様にピント補
正が行なわれる。
光路長が異なる。しかし、この光路長の差は、一定値と
なる。従って、例えば、非印加時の焦点位置に撮像素子
20を配置し、印加時には、光路長の差によって生ずる
焦点位置の移動量をキャンセルする方向に、光学系18
の焦点位置を補正する。即ち、制御電圧印加に同期して
レンズ,絞りドライバ54にピント補正信号が印加さ
れ、レンズ14は、撮像素子面に合焦する様にピント補
正が行なわれる。
【0033】図3の(A)は、本発明の第2の実施例に
於けるタイミングチャートを示している。本第2の実施
例では、印加電圧がV,−Vとなっている。基本的には
前述した第1の実施例と同様の動作であるが、−Vが印
加された場合(場合(I))、第1,第2のN液晶22
a,24aの配向が逆方向(−θ1 ,−θ2 )になる。
従って、第1の実施例のV,0に比べ、本第2の実施例
のV,−Vの場合は、像光のシフト量は2倍となる(図
3の(B)参照)。
於けるタイミングチャートを示している。本第2の実施
例では、印加電圧がV,−Vとなっている。基本的には
前述した第1の実施例と同様の動作であるが、−Vが印
加された場合(場合(I))、第1,第2のN液晶22
a,24aの配向が逆方向(−θ1 ,−θ2 )になる。
従って、第1の実施例のV,0に比べ、本第2の実施例
のV,−Vの場合は、像光のシフト量は2倍となる(図
3の(B)参照)。
【0034】このことは、逆に、像光のシフト量を同じ
1/2画素ピッチとすると、第1,第2のN液晶22
a,24aの厚さが1/2で良いということを示す。こ
の結果、電気光学素子群28の厚さが約1/2となるの
で、設置スペース的な予裕が生ずる。また、電気光学素
子群28での光の吸収量(ロス)も約1/2となるの
で、露光時間の短縮あるいは絞りをその分絞れる、ある
いはS/Nの向上に結びつく。
1/2画素ピッチとすると、第1,第2のN液晶22
a,24aの厚さが1/2で良いということを示す。こ
の結果、電気光学素子群28の厚さが約1/2となるの
で、設置スペース的な予裕が生ずる。また、電気光学素
子群28での光の吸収量(ロス)も約1/2となるの
で、露光時間の短縮あるいは絞りをその分絞れる、ある
いはS/Nの向上に結びつく。
【0035】他は、第1の実施例と同様である。なお、
図3の(C)は−Vが印加された場合(場合(I))に
於ける液晶の配向を示し、図3の(D)はVが印加され
た場合(場合(II))に於ける液晶の配向を示してい
る。
図3の(C)は−Vが印加された場合(場合(I))に
於ける液晶の配向を示し、図3の(D)はVが印加され
た場合(場合(II))に於ける液晶の配向を示してい
る。
【0036】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
本第3の実施例では、電気光学素子群28に対する印加
電圧は、図4の(A)あるいは(B)に示すように、
V,0,−Vの3ステートとなっている。基本的には前
述の第1及び第2の実施例と同様に動作するが、印加電
圧をV,0,−Vと順次切り換えることにより、配向角
がθ1 (θ2 ),0(0),−θ1 (−θ2 )と変化す
る。従って、光像のシフトも、図4の(C)及び(D)
に示すように、A,A’,A”の3値をとる。ここで、
図4の(C)は入射光から見た場合を示し、図4の
(D)は撮像素子20側から見た場合を示している。
本第3の実施例では、電気光学素子群28に対する印加
電圧は、図4の(A)あるいは(B)に示すように、
V,0,−Vの3ステートとなっている。基本的には前
述の第1及び第2の実施例と同様に動作するが、印加電
圧をV,0,−Vと順次切り換えることにより、配向角
がθ1 (θ2 ),0(0),−θ1 (−θ2 )と変化す
る。従って、光像のシフトも、図4の(C)及び(D)
に示すように、A,A’,A”の3値をとる。ここで、
図4の(C)は入射光から見た場合を示し、図4の
(D)は撮像素子20側から見た場合を示している。
【0037】Vin=Vと、−Vの時の光像のシフト量
を、1/3画素ピッチにすると、最終的には、図5の
(A)に示すように、3倍の解像度が得られることにな
る。さらにシフト量が、前述した第1の実施例に比べて
2/3ですむので、その分、第1の実施例の電気光学素
子群28より薄くでき、スペース透過率が改善される。
あるいは、印加電圧V,−Vの値を2/3に低くでき
る。
を、1/3画素ピッチにすると、最終的には、図5の
(A)に示すように、3倍の解像度が得られることにな
る。さらにシフト量が、前述した第1の実施例に比べて
2/3ですむので、その分、第1の実施例の電気光学素
子群28より薄くでき、スペース透過率が改善される。
あるいは、印加電圧V,−Vの値を2/3に低くでき
る。
【0038】第4の実施例として、電気光学素子群28
と撮像素子20とが光軸に対し90°回転している様に
電気光学素子群28を設定する。このうよな構成に於い
ては、印加電圧を加えると、像光は撮像素子20の画素
配列に対し、垂直方向に移動する。即ち、前述した第1
乃至第3の実施例は、横方向にシフトさせた場合である
ので、水平解像度が2〜3倍に向上するが、本第4の実
施例では、垂直解像度が2〜3倍に向上する(図5の
(B)参照)。
と撮像素子20とが光軸に対し90°回転している様に
電気光学素子群28を設定する。このうよな構成に於い
ては、印加電圧を加えると、像光は撮像素子20の画素
配列に対し、垂直方向に移動する。即ち、前述した第1
乃至第3の実施例は、横方向にシフトさせた場合である
ので、水平解像度が2〜3倍に向上するが、本第4の実
施例では、垂直解像度が2〜3倍に向上する(図5の
(B)参照)。
【0039】同様に、第5の実施例として、電気光学素
子群28と撮像素子20とが、光軸に対して45°回転
しているように電気光学素子群28を設置してもよい。
この場合は、印加電圧を加えると、像光は、撮像素子2
0の画素配列に対し、斜め方向に移動する(図5の
(C)参照)。本第5の実施例では、サブナイキストサ
ンプリングと同じ効果が得られ、水平,垂直双方向の解
像度が2〜3倍に向上する。
子群28と撮像素子20とが、光軸に対して45°回転
しているように電気光学素子群28を設置してもよい。
この場合は、印加電圧を加えると、像光は、撮像素子2
0の画素配列に対し、斜め方向に移動する(図5の
(C)参照)。本第5の実施例では、サブナイキストサ
ンプリングと同じ効果が得られ、水平,垂直双方向の解
像度が2〜3倍に向上する。
【0040】また、図6の(A)は本発明の第6の実施
例の電気光学素子群の配置を示すもので、本第6の実施
例では、像光のシフト方向がそれぞれ撮像素子20に対
し、水平方向と垂直方向となる2つの電気光学素子群を
組み合わせている。ここで例えば、水平シフト用を第1
の電気光学素子群28a、垂直シフト用を第2の電気光
学素子群28bとする。むろんその逆の配置でも良い。
例の電気光学素子群の配置を示すもので、本第6の実施
例では、像光のシフト方向がそれぞれ撮像素子20に対
し、水平方向と垂直方向となる2つの電気光学素子群を
組み合わせている。ここで例えば、水平シフト用を第1
の電気光学素子群28a、垂直シフト用を第2の電気光
学素子群28bとする。むろんその逆の配置でも良い。
【0041】次に、本第6の実施例の動作につき図6の
(B)及び(C)を参照して説明する。まず、第1フレ
ームでは、2つの電気光学素子群28a,28bのいず
れにも電圧を印加せずに撮像する(図6の(B)中の○
の画素)。そして、その画素信号をバッファメモリ40
に一時記憶する。
(B)及び(C)を参照して説明する。まず、第1フレ
ームでは、2つの電気光学素子群28a,28bのいず
れにも電圧を印加せずに撮像する(図6の(B)中の○
の画素)。そして、その画素信号をバッファメモリ40
に一時記憶する。
【0042】次に、第2フレームでは、図6の(C)に
示すように、第1の電気光学素子群28aにのみ制御電
圧を印加する。すると、像光は、水平方向に1/2画素
ピッチシフトして撮像される(図6の(B)中の△)。
そして、その画素信号をバッファメモリ40に一時記憶
する。
示すように、第1の電気光学素子群28aにのみ制御電
圧を印加する。すると、像光は、水平方向に1/2画素
ピッチシフトして撮像される(図6の(B)中の△)。
そして、その画素信号をバッファメモリ40に一時記憶
する。
【0043】第3フレームでは、第1,第2の電気光学
素子群28a,28bに制御電圧を印加する。すると、
像光は、斜め方向に1/2画素ピッチシフトして撮像さ
れる(図6の(B)中の×)。そして、その画素信号を
バッファメモリ40に一時記憶する。
素子群28a,28bに制御電圧を印加する。すると、
像光は、斜め方向に1/2画素ピッチシフトして撮像さ
れる(図6の(B)中の×)。そして、その画素信号を
バッファメモリ40に一時記憶する。
【0044】第4フレームでは、第2の電気光学素子群
28bにのみ制御電圧を印加する。すると、光像は、垂
直方向に1/2画素ピッチシフトして撮像される(図6
の(B)中の▽)。そして、その画素信号をバッファメ
モリ40に一時記憶する。
28bにのみ制御電圧を印加する。すると、光像は、垂
直方向に1/2画素ピッチシフトして撮像される(図6
の(B)中の▽)。そして、その画素信号をバッファメ
モリ40に一時記憶する。
【0045】こうしてバッファメモリ40に記憶された
第1乃至第4フレーム分の画像信号を、ディジタルビデ
オプロセス部42にて、それぞれ補間するように合成す
ると、最終的には水平,垂直,斜め方向とも解像度が2
倍となる。即ち、画像数が4倍の撮像素子で撮像したも
のと同等の解像度が得られることになる(図6の(B)
参照)。
第1乃至第4フレーム分の画像信号を、ディジタルビデ
オプロセス部42にて、それぞれ補間するように合成す
ると、最終的には水平,垂直,斜め方向とも解像度が2
倍となる。即ち、画像数が4倍の撮像素子で撮像したも
のと同等の解像度が得られることになる(図6の(B)
参照)。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
撮像面への入射光量を落すことなく、簡単で安定した動
作を行ない、且つ、静的に変位量を何段(ステップ)に
も可変し得る高解像度の撮像装置を提供できるようにな
る。
撮像面への入射光量を落すことなく、簡単で安定した動
作を行ない、且つ、静的に変位量を何段(ステップ)に
も可変し得る高解像度の撮像装置を提供できるようにな
る。
【0047】従って、低分解能(少画素数)安価な撮像
素子を用いて、高解像度(高分解能)の撮像装置が得ら
れる。
素子を用いて、高解像度(高分解能)の撮像装置が得ら
れる。
【0048】また、光学系や撮像素子を機械的に動かす
のではなく、電気的に、静的に像光をシフトできる。よ
って、構造が簡単で精度が良く、機械的振動や雑音等が
発生することはない。また、装置が小さくでき、制御が
簡単である。
のではなく、電気的に、静的に像光をシフトできる。よ
って、構造が簡単で精度が良く、機械的振動や雑音等が
発生することはない。また、装置が小さくでき、制御が
簡単である。
【0049】さらには、従来の偏光フィルタ(偏光子,
検光子)と組み合わせたものに比べ、入射光を全て有効
利用できる(光量が2倍向上する)。従って、シャッタ
ー速度や絞りの設定に予裕が生じたり、露光量の低下に
よるS/Nの劣化を最少限に抑えることができる。
検光子)と組み合わせたものに比べ、入射光を全て有効
利用できる(光量が2倍向上する)。従って、シャッタ
ー速度や絞りの設定に予裕が生じたり、露光量の低下に
よるS/Nの劣化を最少限に抑えることができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る高解像度撮像装置
のブロック構成図である。
のブロック構成図である。
【図2】(A)は電気光学素子群の構成を示す図、
(B)は電気光学素子群に印加する制御信号(電圧)の
波形図、(C)はVの電圧が印加された時の電気光学素
子群の動作を説明するための模式図、(D)は0の電圧
が印加された時の電気光学素子群の動作を説明するため
の模式図である。
(B)は電気光学素子群に印加する制御信号(電圧)の
波形図、(C)はVの電圧が印加された時の電気光学素
子群の動作を説明するための模式図、(D)は0の電圧
が印加された時の電気光学素子群の動作を説明するため
の模式図である。
【図3】(A)は本発明の第2の実施例に於ける電気光
学素子群に印加する制御信号(電圧)の波形図、(B)
は電圧が印加された時の電気光学素子群の動作を説明す
るための模式図、(C)はVの電圧が印加された時の電
気光学素子群の配向を示す模式図、(D)は−Vの電圧
が印加された時の電気光学素子群の配向を示す模式図で
ある。
学素子群に印加する制御信号(電圧)の波形図、(B)
は電圧が印加された時の電気光学素子群の動作を説明す
るための模式図、(C)はVの電圧が印加された時の電
気光学素子群の配向を示す模式図、(D)は−Vの電圧
が印加された時の電気光学素子群の配向を示す模式図で
ある。
【図4】(A)及び(B)はそれぞれ第3の実施例に於
ける電気光学素子群に印加する制御信号(電圧)の波形
図、(C)は電圧が印加された時の電気光学素子群の動
作を説明するための入射光から見た場合の模式図、
(D)は電圧が印加された時の電気光学素子群の動作を
説明するための撮像素子から見た場合の模式図である。
ける電気光学素子群に印加する制御信号(電圧)の波形
図、(C)は電圧が印加された時の電気光学素子群の動
作を説明するための入射光から見た場合の模式図、
(D)は電圧が印加された時の電気光学素子群の動作を
説明するための撮像素子から見た場合の模式図である。
【図5】(A)は第3の実施例に於ける解像度を説明す
るための図、(B)は第4の実施例に於ける解像度を説
明するための図、(C)は第5の実施例に於ける解像度
を説明するための図である。
るための図、(B)は第4の実施例に於ける解像度を説
明するための図、(C)は第5の実施例に於ける解像度
を説明するための図である。
【図6】(A)は本発明の第6の実施例に於ける電気光
学素子群の配置を示す図、(B)は第6の実施例に於け
る解像度を説明するための図、(C)は第6の実施例に
於ける電気光学素子群に印加する制御信号(電圧)の波
形図である。
学素子群の配置を示す図、(B)は第6の実施例に於け
る解像度を説明するための図、(C)は第6の実施例に
於ける電気光学素子群に印加する制御信号(電圧)の波
形図である。
20…撮像素子(CCD)、22,24…電気光学素
子、22a,24a…ネマチック(N)液晶、26…偏
光面回転素子、26a…TN液晶、28,28a,28
b…電気光学素子群、30…LCドライバ。
子、22a,24a…ネマチック(N)液晶、26…偏
光面回転素子、26a…TN液晶、28,28a,28
b…電気光学素子群、30…LCドライバ。
Claims (3)
- 【請求項1】 印加電圧に応じて複屈折の大きさを制御
することが可能な1対の電気光学素子と、 前記1対の電気光学素子の間に挟持されて、偏光面を9
0°回転させるための偏光面回転素子と、 前記1対の電気光学素子及び偏光面回転素子を介した光
束を受光する撮像手段と、 前記1対の電気光学素子の複屈折特性を前記撮像手段の
1撮像毎に変化させる電圧制御手段と、 を具備することを特徴とする高解像度撮像装置。 - 【請求項2】 前記電圧制御手段は、前記1対の電気光
学素子に対して1撮像毎に互いに極性の異なる電圧を加
えるように制御することを特徴とする請求項1に記載の
高解像度撮像装置。 - 【請求項3】 前記1対の電気光学素子と前記偏光面回
転素子とからなる電気光学手段を、それぞれへの入射光
線に対する出射光線のずれの方向が互いに異なるよう
に、複数個配置したことを特徴とする請求項1に記載の
高解像度撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3084558A JPH0595517A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 高解像度撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3084558A JPH0595517A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 高解像度撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0595517A true JPH0595517A (ja) | 1993-04-16 |
Family
ID=13833974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3084558A Withdrawn JPH0595517A (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 高解像度撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0595517A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0669757A2 (en) * | 1994-02-28 | 1995-08-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensing apparatus |
EP0751683A3 (en) * | 1995-06-30 | 1998-02-04 | Victor Company Of Japan Limited | Image processing apparatus, image display apparatus and image sensing apparatus |
US7440009B2 (en) | 2004-02-13 | 2008-10-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High definition imaging method and imaging apparatus having electro-optical polarization element between two birefrigent elements forming alternately on sensor single and overlapping images |
JP2019519996A (ja) * | 2016-06-30 | 2019-07-11 | インターデジタル シーイー パテント ホールディングス | より豊富なカラーサンプリング用のプレノプティック・サブアパーチャ・ビュー・シャッフリング |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP3084558A patent/JPH0595517A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0669757A2 (en) * | 1994-02-28 | 1995-08-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image sensing apparatus |
EP0669757A3 (en) * | 1994-02-28 | 1995-12-27 | Canon Kk | Imaging device. |
EP0751683A3 (en) * | 1995-06-30 | 1998-02-04 | Victor Company Of Japan Limited | Image processing apparatus, image display apparatus and image sensing apparatus |
US7440009B2 (en) | 2004-02-13 | 2008-10-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | High definition imaging method and imaging apparatus having electro-optical polarization element between two birefrigent elements forming alternately on sensor single and overlapping images |
JP2019519996A (ja) * | 2016-06-30 | 2019-07-11 | インターデジタル シーイー パテント ホールディングス | より豊富なカラーサンプリング用のプレノプティック・サブアパーチャ・ビュー・シャッフリング |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980514 |