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JPH0591022A - ページヤ機能付き携帯電話装置 - Google Patents

ページヤ機能付き携帯電話装置

Info

Publication number
JPH0591022A
JPH0591022A JP3251237A JP25123791A JPH0591022A JP H0591022 A JPH0591022 A JP H0591022A JP 3251237 A JP3251237 A JP 3251237A JP 25123791 A JP25123791 A JP 25123791A JP H0591022 A JPH0591022 A JP H0591022A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
pager
unit
switch
telephone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3251237A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Uchikura
孝夫 内倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP3251237A priority Critical patent/JPH0591022A/ja
Publication of JPH0591022A publication Critical patent/JPH0591022A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ページャ機能を優先させ、ページングシステム
での呼出しがあったときにはその呼出し内容を直ちに確
認できるようにするとともに、電池の消耗を極力抑え
る。 【構成】ページャ回路部7と電話機回路部8とを有して
いる。電話機回路部8の受話用スピーカ12が内蔵され
たユニットと、電話機回路部8の送話用マイク11が内
蔵されたユニットとは折畳み可能に連結されたケースで
構成されている。そして、これら二つのユニットのうち
のいずれか一方に両ユニットの閉塞状態を検出するスイ
ッチ20を設けてあり、このスイッチ20の検出出力に
基づいて両ユニットが閉塞状態になっているとき、ペー
ジャ機能優先表示モードにするとともに、電話機回路部
8とページャ回路部7の電源と電池16から電話機回路
部8への給電を断つよう制御する構成を採っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は携帯電話装置に関し、特
に、ページャ機能付き携帯電話装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】最近、携帯電話の普及は
めざましく、多くの人がこれを利用するようになってい
る。また、呼出機能と簡単な文字データの着信を可能に
した所謂ページャも盛んに利用されており、多様な通信
メディアによって容易に通信が行える時代を迎えてい
る。
【0003】携帯電話は双方向の通信が行えることか
ら、意志の疎通が計り易いという利点がある反面、通話
できるのが幹線道路の周辺だけであり、サービスエリア
が狭いと云う欠点があり、通話時だけではなく受信待ち
受け状態であっても電力消費が大きいため長時間の使用
には不向きであると云った欠点もある。
【0004】それに対しページャは、一方的に情報を伝
えるだけで、伝え得る情報量も少ないと云った欠点はあ
るものの、サービスエリアは広く、また消費電力が少な
いので、長時間の使用が可能であると云った特徴があ
る。そのため、携帯電話装置とページャ装置の両方を利
用する人も多く、両装置を一体化したページャ機能付き
携帯電話装置の開発が望まれている。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、携帯電話装置とページャ装置とを有機的に結合させ
たページャ機能付き携帯電話装置、より具体的には通常
の携帯状態ではページャ機能を優先させ、サービスエリ
アの広いページングシステムでの呼出しがあったときに
はその呼出内容を直ちに確認できるようにするととも
に、電池の消耗を極力抑えることができるページャ機能
付き携帯電話装置を得ることを目的とする。
【0006】
【発明の要点】本発明は、ケース本体を少なくとも前記
無線電話機回路部の受話用スピーカが内蔵されたユニッ
トと、少なくとも前記無線電話機回路部の送話用マイク
が内蔵されたユニットとが折畳み可能に連結した構成に
するとともに、前記二つのユニットのうちのいずれか一
方に前記両ユニットの閉塞状態を検出するスイッチを設
け、前記スイッチの検出出力に基づいて前記両ユニット
が閉塞状態になっているときに表示装置の表示をページ
ャ機能優先表示にすること、及びまたは前記無線電話機
回路部への給電を断つことを特徴とする。
【0007】
【実 施 例】以下、図面を参照しながら本発明の実施
例について詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を
示すブロック構成図である。同図において、本実施例の
ページャ機能付き携帯電話装置は制御部1を有し、この
制御部1にはROM2、RAM3を接続してある。この
RAM3には電話番号記憶エリア、受信メッセージ記憶
エリア等が割り当てられおり、前記ROM2には電話用
のIDコード、ページャ用のIDコード、後記の制御プ
ログラムが書き込まれている。
【0008】前記制御部1には、例えば、液晶表示装置
の如き表示部4がドライバ5を介して接続されており、
且つ、後記のケースに設けられているキーパッド部6の
信号出力線が接続されている。
【0009】前記ページャ機能付き携帯電話装置はペー
ジャ回路部(無線ページャ回路部)7と電話機回路部
(無線電話機回路部)8を備えている。この電話機回路
部8は通話回路部9と電話用のIDコード等の授受のた
めのモデム10を有し、前記制御部1の信号線は前記通
話回路部9と前記モデム10にそれぞれ接続されてい
る。そして、前記モデム10と前記通話回路部9とは信
号線によって接続されている。また、前記ページャ回路
部の出力は前記制御部1の入力ポートに入力しており、
着信などがあった際に、前記制御部1に接続された発音
体17によってその事実をユーザに知らせ得るようにな
っている。
【0010】前記通話回路部9へは送話用マイク11の
出力が入力しており、前記通話回路部9からは受話用ス
ピーカ12へ再生音声信号を出力している。前記電話機
回路部8のプラス電源線はスイッチングトランジスタ1
3を介して電源回路14に接続してあり、前記ページャ
回路部7のプラス電源線及び前記制御部1とその周辺装
置(ROM2、RAM3等)のプラス電源線は前記電源
回路14に接続してある。また、前記電源回路14の制
御線と前記制御部1の一つの制御ポートは共に接続さ
れ、電源スイッチ15を介して接地されている。前記電
話機回路部8と前記ページャ回路部7等の電源となる電
池16のプラス端子は前記電源回路14に接続してあ
り、この電池16のマイナス端子は接地してある。
【0011】ページャ用のリセットスイッチ18と表示
スイッチ19の一方の端子は前記制御部1の二つの制御
ポートにそれぞれ接続されており、これらスイッチの他
方の端子は共に接地してある。
【0012】本実施例のページャ機能付き携帯電話装置
は、後に詳述するが、前記受話用スピーカ12が内蔵さ
れたユニットと、前記送話用マイク11が内蔵されたユ
ニットとが折畳み可能に連結されたケースを備えてお
り、前記二つのユニットのうちのいずれか一方に前記両
ユニットの閉塞状態を検出するスイッチ20を設けてあ
る。そして、前記両ユニットが閉塞状態になっていると
きに前記スイッチ20の検出出力に基づいて前記電源回
路14から前記無線電話機回路部8への給電を前記スイ
ッチングトランジスタ13の制御により遮断するように
している。
【0013】図2は前記ページャ機能付き携帯電話装置
の外観を示す斜視図である。同図において、本体21
(受話用スピーカが内蔵されたユニット)には蓋体22
(送話用マイクが内蔵されたユニット)が蝶着されてお
り、この蓋体22を開くとそれまで蓋体22が面してい
た本体21の面に設けられている前記キーパッド6が露
出する。そして、このキーパッド6が設けられている面
の隅部には本体21の面からやや突出するように取り付
けられたキートップを有する前記スイッチ20を設けて
ある。なお、前記キーパッド6に含まれる各キーは電話
用の操作キーである。また、前記蓋体22の先端部中央
には送話孔23を形成してあり、この送話孔23の奥に
前記送話器11を臨ませてある。前記蓋体22の前記送
話孔23を挟む部位にはLED24、24が設けられて
いる。
【0014】前記本体21の端部上面には受話孔25を
形成してあり、この受話孔25の奥に前記受話器12を
臨ませてある。また、前記受話孔25の近傍には前記表
示部4が設けられており、更に、この表示部4に近い前
記本体21の側壁に電源スイッチ15が設けられてい
る。そして、前記本体21の先端部の側壁にはページャ
用の制御スイッチ、即ち、前記リセットスイッチ18や
表示スイッチ19等が設けられている。
【0015】図3は前記RAM3に設定されるレジスタ
の構成を示す説明図である。同図において、レジスタM
はページャ機能と電話機能のどちらを優先して稼働さ
せ、その関連事項を前記表示部4に表示させるかを識別
する優先表示モードフラグレジスタであり、その内容が
“0”のときページャ機能優先表示モードとなり、その
内容が“1”の場合に電話機能優先表示モードとなるよ
う、その識別を意味付けている。レジスタDはページャ
の受信メッセージを表示している間に立てられるフラグ
レジスタである。即ち、このフラグは受信時や記憶済み
メッセージの再表示中にセットされ、タイムアップ或い
はリセット操作による表示終了時にリセットされる。
【0016】レジスタAはページャに着信があった際に
セットされ、それに伴い呼出報知が実行されるように
し、タイムアップ或いはリセット操作による呼出報知終
了と共にリセットされるフラグレジスタである。レジス
タSは電話機能を稼働させている際に、後記の発呼キー
が操作されたときにセットされ、終話キーの操作時或い
は回線が切断されたときにリセットされる送信モードフ
ラグレジスタである。
【0017】レジスタCは電話機能を稼働させていると
きに、相手方との通話が可能になった際にセットされ、
通話終了時にリセットされる通話中フラグレジスタであ
る。レジスタPは、その内容が“0”のとき計時レジス
タを指定し、“1”〜“20”のとき受信メッセージ記
憶部の各レジスタを指定し、“21”〜“50”のとき
電話番号記憶部の各レジスタを指定するための表示ポイ
ンタとなるレジスタである。
【0018】レジスタMCは受信メッセージ記憶部に記
憶されているメッセージの数を記憶するレジスタであ
り、レジスタTCは電話番号記憶部に記憶されている電
話番号の数を記憶するレジスタである。
【0019】レジスタEはシフトキーの操作に伴い切り
換えられ、その内容が“0”のとき数値入力モードが、
その内容が“1”のとき文字入力モードが選択できるよ
うにするための入力モードフラグレジスタである。その
他、前記RAM3には主表示部用表示バッファ、第1副
表示部用表示バッファ、第2副表示部用表示バッファ、
入力バッファ、受信バッファ、計時レジスタ、タイマレ
ジスタ、受信メッセージ記憶部、電話番号記憶部がそれ
ぞれ割り当てられている。
【0020】図4は表示部の詳細な構成を示す平面図で
ある。同図において、表示部は液晶ドットマトリクス表
示パネルを備え、この表示パネルはその表示面が主表示
部26、第1副表示部27及び第2副表示部28に区分
されている。主表示部26には受信メッセージや電話番
号が表示され、第1副表示部27には電話機能優先表示
モードの状態にあることがマーク表示体“Tel”で明
示されたり、ページャ機能優先表示モードの状態になっ
ていることがマーク表示体“Page”で明示された
り、前記主表示部21に表示されている受信メッセージ
の受信順位や電話番号の記憶順位が二桁の数値表示によ
る順位表示体で表示される。また、第1副表示部には、
図示していないが、本装置が無線電話システムのサービ
スエリア内にあるか否かを表すマーク表示体、ページン
グシステムのサービスエリア内にあるか否かを表すマー
ク表示体等も設けられている。第2副表示部28にはペ
ージャ機能優先表示モードの際に、受信メッセージを表
示しているときや表示キーの操作によって受信メッセー
ジを再度表示しているときには、その受信メッセージの
受信時刻を表示し、受信メッセージを表示していないと
きには、現在時刻、即ち、計時レジスタの内容を表示す
る。また、電話機能優先表示モードにおいては、電話番
号を登録するときや電話番号記憶部から電話番号を読み
出したときは、その電話番号に係る名前を表示する。そ
して、ページャ機能優先表示モードの状態から電話機能
優先表示モードに切り換えたときは、“受信メッセー
ジ”と表示する。
【0021】図5は本実施例におけるページャ機能付き
携帯電話装置の動作のフローチャートである。同図にお
いて、前記制御部1内のCPUは電源スイッチ15がオ
ンにされると、前記電源回路部14から前記ページャ回
路部7へ電源(1.2V)を供給し、前記ページャ回路
部7をアクティブにする。このとき、前記電話機回路部
8への電源線に電圧(4.8V)は印加されるが、前記
スイッチングトランジスタ13はオフになっているの
で、前記電話機回路部8はアクティブにされない。
【0022】前記電源スイッチ15がオンにされると、
これをCPUが検出し、それに伴い初期化処理を実行す
る(ステップS1)。この初期化処理において、ROM
に記憶されているページャ用のIDコードがCPUを介
して前記ページャ回路部7へ転送される。その結果、ペ
ージャ回路部7はページング信号の受信及び照合等の動
作を開始する。即ち、ページングシステムの無線基地局
から送信されているぺージング信号を間歇的に受信し、
そのページング信号のIDコードと自己のIDコードと
を照合し、両IDコードが一致すると、一致検出信号を
前記CPU側に送出すると共に続く信号を受信し、この
信号がメッセージ信号であった場合にはメッセージデー
タも同様に前記CPU側に送出する動作を開始する。
【0023】前記初期化処理に続き、ユニットの閉塞状
態を検出するスイッチ20がオンになっているかどうか
を判断する(ステップS2)。即ち、本体若しくは蓋体
となる二つのユニットが閉じられた状態になっているか
否かを判断する。両ユニットが互いに閉じられた状態に
なっているときには、ページャ機能優先表示モードをセ
ットする(ステップS3)。即ち、前記優先表示モード
フラグMに“0”を設定する。次いで、関係者からペー
ジングシステムの無線基地局を介し呼び出されているか
どうかを判断する(ステップS4)。呼び出されている
場合には、前記ページャ回路部7で受信されたメッセー
ジデータを取り込み、それを受信時刻(計時レジスタの
内容)と共に前記受信メッセージ記憶部に書き込む(ス
テップS5)。次に、フラグレジスタAをセットして前
記発音体17を駆動させ、回路図への図示を省略したL
ED24、24を点灯させる(ステップS6)。引き続
き、レジスタDをセットして前記受信メッセージ及び前
記受信時刻を前記表示部4に表示する(ステップS
7)。そして、タイマレジスタの内容をクリアしてから
タイマーをスタートさせ(ステップS8)、前記ステッ
プS4へ戻る。
【0024】一方、前記ステップS4で、関係者からの
呼出しがなかったときは、前記スイッチ20、前記リセ
ットスイッチ18及び前記表示スイッチ19のいずれか
が操作されたかどうかを判断する(ステップS9)。こ
れらのスイッチのいずれかが操作された場合には、前記
スイッチ20がオフされたか否かを判断し(ステップS
10)、このスイッチ20はオフされていないとき、今
度は、前記表示スイッチ19が操作されたかどうかを判
断する(ステップS11)。この表示スイッチ19が操
作された場合には、レジスタDに“1”をセットすると
共に前記表示ポインタPの値をプラス1して次のアドレ
スのレジスタに記憶されている一つ古い受信メッセージ
を表示する処理を実行し(ステップS12)、ステップ
S8と同様にタイマーをスタートさせる(ステップS1
3)。前記ステップS10での判断の結果、前記スイッ
チ20がオフされているときには後記するステップS1
8に進む。
【0025】前記ステップS11で前記表示スイッチ1
9が操作されていなければ、その場合には前記リセット
スイッチ18が操作されたことになり、リセット処理を
行い(ステップS14)、前記ステップS4に戻る。前
記リセット処理は、レジスタAに“1”がセットされて
いる場合には、レジスタAをリセットして呼出報知を終
了する。その際、レジスタDはセットされているので、
後述のタイマー処理は継続する。一方、レジスタDだけ
がセットされている場合には、レジスタDをリセットす
ると共に前記表示ポインタに“0”をセットして現在時
刻の表示をしつつ着信を待つ受信待機状態に戻す。な
お、前記ステップS12の表示処理においては、受信待
機状態のとき前記表示スイッチ19が操作された場合、
この表示スイッチ19が操作される前の表示ポインタP
の値は“0”であり、従って、表示ポインタPの値は前
記表示スイッチ19の操作に伴い“1”となって、それ
に対応するレジスタに記憶されている最新の受信メッセ
ージが表示されるようになっている。また、レジスタD
に“1”がセットされて受信メッセージの表示中に前記
表示スイッチ19が操作されたときには、その都度、一
つ前の古い受信メッセージが表示されるようになってい
る。
【0026】前記ステップS9で前記キーのいずれも操
作されていないと判断したときは、現在時刻を計時し
て、時刻情報を更新すべき時点(計時タイミング)に到
ったかどうかを判断する(ステップS15)。まだ、そ
の時点に到っていないときには前述の処理を繰り返し実
行するために前記ステップS4に戻る。計時タイミング
になった場合には、計時・タイマ処理を行う(ステップ
S16)。即ち、計時レジスタの内容に1を加え現在時
刻を更新し、フラグA又はフラグDが立っているとき
(フラグレジスタA又はフラグレジスタDに1がセット
されているとき)はタイマレジスタの内容にも1を加え
てタイマを更新し、その結果、タイマがタイムアップし
たときは、呼出報知若しくは受信メッセージの表示又は
呼出報知と受信メッセージの表示の双方を終了して現在
時刻の表示をしつつ着信を待つ受信待機状態に戻す。
【0027】前記計時・タイマ処理に続けて、そのとき
の表示ポインタPの内容で指定されるレジスタ(計時レ
ジスタ又は受信メッセージ記憶部のレジスタ)の内容を
順次連続表示する表示処理を実行する(ステップS1
7)。
【0028】図6は本実施例におけるページャ機能付き
携帯電話装置の動作のフローチャートであって、図5に
示したフローに続くフローのフローチャートである。同
図において、前記ステップS2の判断の結果、前記スイ
ッチ20はオンにされていなかったときは電話機能優先
表示モードをセットする(ステップS18)。即ち、前
記優先表示モードフラグMに“1”を設定する。次い
で、発呼キー、テンキー、登録キー、終話キー等のキー
が操作されたか否かを判断する(ステップS19)。そ
れらのキーのいずれかが操作されている場合には、その
キーは発呼キーかどうかを判断する(ステップS2
0)。発呼キーは電話を掛ける際に操作するキーであ
る。例えば、テンキーの操作でダイレクトに電話をする
場合は、最初に発呼キーを操作し、その後テンキーによ
り電話番号を入力する。テンキーの操作で入力する電話
番号に誤りがないことを表示部の表示で確認した上で電
話する場合には、テンキーの操作で電話番号を入力した
後に、前記発呼キーを操作する。また、電話番号記憶エ
リアに記憶されている電話番号により電話をかける場合
は、サーチキーを操作し、所望の電話番号を表示部に表
示させた後、発呼キーを操作する。
【0029】更に、ページャでメッセージとして受信し
た電話番号により電話をかける場合は、ページャ機能優
先表示モードで、その電話番号を表示部に表示させてい
るときにユニットを開いて電話機能優先表示モードに切
換えた後、発呼キーを操作する。発呼キーが操作されて
いるときは送信モードフラグSをセットし(ステップS
21)、前記スイッチングトランジスタ13をオンに
し、前記電話機回路部8をアクティブにする(ステップ
S22)。次いで、前記モデム10及び通話回路部9を
介して無線基地局へ発呼信号を送信し(ステップS2
3)、主表示部用表示バッファに電話番号データがある
か否かを判断する(ステップS24)。ここで、前記主
表示部用表示バッファに電話番号データがある場合とし
ては、前記ページャ機能優先表示モードにおいて電話番
号データが含まれる受信メッセージを表示しているとき
に前記スイッチ20がオフにされて電話機能優先表示モ
ードに切換わっているとき、又は発呼キーを操作する前
に後述するテンキーによる電話番号の入力を終了してい
るとき、或いは電話番号記憶部から電話番号の読み出し
を完了した直後の状態にあるときである。
【0030】前記電話番号データがあるときには、その
データ中の数値データに基づいて対応するダイヤル信号
を順次送信する(ステップS25)。ステップS24の
判断の結果、電話番号データがなかった場合には前記ス
テップS19に戻る。
【0031】前記ダイヤル信号を送信した後は回線が接
続されたかどうかを判断し(ステップS26)、回線接
続が確立すれば前記レジスタCに通話中フラグをセット
して(ステップS27)、前記ステップS19に戻る。
回線が相手方に接続されないときは、何もせずに前記ス
テップS19に戻る。
【0032】前記ステップS20の判断の結果、発呼キ
ーは操作されていなかった場合、操作されたキーはテン
キーかどうかを判断する(ステップS28)。テンキー
が操作されているときは、前記レジスタEに“0”がセ
ットされている数値入力モードかどうかを判断し(ステ
ップS29)、数値入力モードである場合には前記フラ
グレジスタSの内容が“1”、即ち、送信モードか否か
を判断する(ステップS30)。そして、送信モードに
なっているときには転送・表示処理を行う(ステップS
31)。この転送・表示処理では入力バッファの内容を
主表示部用表示バッファへ転送して電話番号等を表示し
た後、今回のテンキーの操作で入力した数値データに対
応するダイヤル信号を送信する等の処理が為されるよう
前記ステップS25へ進み、以降、前述した如き処理を
行う。前記ステップS29及び前記ステップS30での
判断条件に適合しなかった場合には、前記入力バッファ
の内容をそれぞれ対応する表示バッファへ転送して、そ
れを表示部に表示し(ステップS32)、前記ステップ
S19に戻る。
【0033】前記ステップS28で、操作されたキーは
テンキーではないと判断したときは、操作されたキーが
登録キーかどうかを判断する(ステップS33)。登録
キーが操作されているときは前記入力バッファの内容を
電話番号記憶部へ転送して電話番号を登録し(ステップ
S34)、前記ステップS19に戻る。
【0034】一方、前記ステップS33での判断の結
果、登録キーは操作されていなかったときは、終話キー
が操作されているか否かを判断する(ステップS3
5)。その結果、終話キーが操作されている場合にはフ
ラグレジスタCの通話中フラグをリセットし(ステップ
S36)、前記スイッチングトランジスタ13をオフに
し、前記電話機回路部8への給電を断ち、この電話機回
路部8をオフにする(ステップS37)。
【0035】前記ステップS35での判断の結果、終話
キーは操作されていなかったときは、前記スイッチ20
がオンかどうかを判断する(ステップS38)。このス
イッチ20がオンになっている場合には、図5に示され
る前記ステップS3に戻って前述の処理を繰り返す。前
記ステップS38での判断の結果、前記スイッチ20が
オンにされていなかったときは、他のキー処理を行って
(ステップS39)、その後、前記ステップS19に戻
る。なお、他のキー処理としては電話番号サーチキーに
よる電話番号記憶部に記憶されている電話番号の順次表
示処理、シフトキーによるテンキーの入力モードの切替
処理(数値モードと文字モードとの切替)、リセットス
イッチによる呼出報知の停止処理等がある。
【0036】前記ステップS19での判断の結果、いず
れのキー操作もされていない場合にはページングシステ
ムを介しての関係者からの呼出しがあったかどうかを判
断する(ステップS40)。その結果、呼出しがあった
場合には、受信したメッセージデータや受信時刻等の必
要事項を記憶させ、且つ発音体17及び又はLED24
を駆動して着信の事実を報知する処理を行い(ステップ
S41)、前記ステップS19に戻る。
【0037】前記ステップS40での判断の結果、関係
者からの呼出しはなかった場合には計時タイミングに至
ったかどうかを判断する(ステップS42)。まだ、そ
の時点に到っていないときには前記ステップS19に戻
る。計時タイミングになった場合には、計時・タイマ処
理を行って(ステップS43)から前記ステップS19
に戻る。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、ケース本体を折畳み可能にし、ケース本体が折畳ま
れている通常の携帯状態ではページャ機能を優先させ、
ページングシステムでの呼出し内容を直ちに表示させた
り、携帯電話機回路への給電を断つように構成したの
で、使用勝手がよくなるとともに電源としての電池の消
耗を極力抑えることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図であ
る。
【図2】実施例のページャ機能付き携帯電話装置の外観
を示す斜視図である。
【図3】RAM3に設定されるレジスタの構成を示す説
明図である。
【図4】表示部の詳細な構成を示す平面図である。
【図5】本実施例におけるページャ機能付き携帯電話装
置の動作のフローチャートである。
【図6】本実施例におけるページャ機能付き携帯電話装
置の動作のフローチャートであって、図5に示したフロ
ーに続くフローのフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御部 2 ROM 3 RAM 4 表示部 5 ドライバ 6 キーパッド部 7 ページャ回路部 8 電話機回路部 13 スイッチチングトランジスタ 14 電源回路 16 電池

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線ページャ回路部と無線電話機回路部
    とを有するページャ機能付き携帯電話装置において、 ケース本体を少なくとも送話用マイクが内蔵されたユニ
    ットと、該ユニットに折畳み可能に連結されるとともに
    該ユニットよりも長尺で、折畳み時に前記ユニットと重
    合しない部位に受話用スピーカと表示装置とが内蔵され
    たユニットとで構成するとともに、前記二つのユニット
    のうちのいずれか一方に前記両ユニットの閉塞状態を検
    出するスイッチを設け、該スイッチの検出出力に基づい
    て前記両ユニットが閉塞状態になっているときに前記表
    示装置の表示をページャ用の表示にし、前記両ユニット
    が展開状態になっているときに前記表示装置の表示を電
    話機用の表示にする表示制御手段を設けたことを特徴と
    するページャ機能付き携帯電話装置。
  2. 【請求項2】 無線ページャ回路部と無線電話機回路部
    とを有するページャ機能付き携帯電話装置において、 ケース本体を少なくとも前記無線電話機回路部の受話用
    スピーカが内蔵されたユニットと、該ユニットに折畳み
    可能に連結され、少なくとも前記無線電話機回路部の送
    話用マイクが内蔵されたユニットとで構成するととも
    に、前記二つのユニットのうちのいずれが一方に前記両
    ユニットの閉塞状態を検出するスイッチを設け、該スイ
    ッチの検出出力に基づいて前記両ユニットが閉塞状態に
    なっているときに前記無線電話機回路部への給電を断つ
    給電制御手段を設けたことを特徴とするページャ機能付
    き携帯電話装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08506191A (ja) * 1993-11-01 1996-07-02 ポラロイド コーポレーション 印刷機上で現像可能な平版印刷版
WO1997049232A1 (fr) * 1996-06-18 1997-12-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Systeme de telephone portatif
US5907615A (en) * 1992-12-02 1999-05-25 Motorola, Inc. Miniature wireless communication device
US7257430B2 (en) 2002-05-11 2007-08-14 Motorola, Inc. Self configuring multiple element portable electronic device

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