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JPH0584042A - 反すう動物用粒剤 - Google Patents

反すう動物用粒剤

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Publication number
JPH0584042A
JPH0584042A JP3084778A JP8477891A JPH0584042A JP H0584042 A JPH0584042 A JP H0584042A JP 3084778 A JP3084778 A JP 3084778A JP 8477891 A JP8477891 A JP 8477891A JP H0584042 A JPH0584042 A JP H0584042A
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JP
Japan
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granules
coating
crystals
melting point
plate
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Application number
JP3084778A
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Toshio Morita
利夫 森田
Kunio Nishimura
邦夫 西村
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Resonac Holdings Corp
Original Assignee
Showa Denko KK
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Priority to DK93900442.0T priority patent/DK0675686T3/da
Priority to AT93900442T priority patent/ATE154869T1/de
Priority to CA002142294A priority patent/CA2142294C/en
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/48Preparations in capsules, e.g. of gelatin, of chocolate
    • A61K9/50Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals
    • A61K9/5073Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K40/00Shaping or working-up of animal feeding-stuffs
    • A23K40/30Shaping or working-up of animal feeding-stuffs by encapsulating; by coating
    • A23K40/35Making capsules specially adapted for ruminants

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 反すう動物用の第1胃を通過し、第4胃以降
で溶出する生理活性物質含有粒剤を提供する。 【構成】 非流動性の生理活性物質を含有する芯粒剤
を、炭素数12〜22個の脂肪酸あるいは脂肪酸エステ
ル、融点40℃以上の動植物性油脂あるいは硬化動植物
性油脂、融点40℃以上のロウ・ワックスから選ばれる
1種あるいは2種以上の混合物と、平均粒径5〜30μ
mの中性で難水溶性で酸性では水溶性の板状晶とにより
被覆を行ない、先の板状晶が選択図のように、被覆層中
に層状に存在する層状構造を持つ反すう動物飼料用およ
び飼料添加物用の粒剤である。 【効果】 被覆層が層状構造をもつことにより、被覆層
が強固となり、反すう動物の第1胃耐久性、第4胃以降
での溶解吸収性に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反すう動物用粒剤に関
するものである。さらに詳しくは、含有される生理活性
物質を保護することにより反すう動物の第1胃を通過さ
せ、第4胃以降で溶出し、吸収させることを特徴とした
ルーメンバイパス性粒剤、すなわち飼料あるいは飼料添
加物として使用される反すう動物用粒剤に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】反すう動物用飼料および飼料添加物とし
て使用される粒剤には、種々のものが提案されている。
例えば、特公昭49-45224号には、融点40℃以上の油脂
と40℃以下の油脂の混合溶融物にアミノ酸あるいはポ
リペプチドを分散し、これを20℃から40℃に保った
水中に注加することを特徴とする含アミノ酸油脂カプセ
ルの製法が開示されている。
【0003】特公昭56-1057 号には、生物学的に有用な
物質を、炭素数が少なくとも14である飽和の直鎖もし
くは分岐状の置換もしくは無置換の脂肪族モノカルボン
酸もしくはその塩または該飽和の酸もしくはその塩と炭
素数が少なくとも14である不飽和の直鎖もしくは分岐
状の置換もしくは無置換の脂肪族モノカルボン酸もしく
はその塩との混合物からなるマトリックスで被覆された
ものが開示されている。
【0004】特開昭58-175449 号には、キトサンと脂肪
族モノカルボン酸および/または硬化した油脂とからな
る保護物質のマトリックス中に生物学的活性物質を分散
した製剤が開示されている。
【0005】特開昭60-168350 号には、生体にとって有
用な物質と、塩酸より弱酸性で生体に受容可能な酸の水
不溶性塩を20重量%以上含有し、かつ、炭素数14以
上の直鎖状または分岐状の飽和または不飽和モノカルボ
ン酸またはその塩、または融点40℃以上の動植物性油
脂または融点40℃以上のロウから選ばれる少なくとも
1種の物質を10重量%以上含有する造粒物が開示され
ている。
【0006】また、特開昭59-198946 号には、顆粒化し
た生理活性物質を、中性ないしアルカリ性の水に難溶性
で酸性の水に易溶性の被膜で被覆した飼料添加物が開示
されている。
【0007】さらに、特開昭61-37054号では、生理活性
物質と、中性条件下では安定であるが、塩酸酸性の条件
下では崩壊あるいは溶出する物質、炭素数14以上の直
鎖状または分岐状の飽和または不飽和モノカルボン酸ま
たはその塩、および融点40℃以上の動植物性油脂また
は融点40℃以上のロウから選ばれる少なくとも1種の
物質を含有する粒子において、少なくとも該粒子の表面
から粒径の2割以内の部分が、少なくとも中性条件下で
は安定であるが、塩酸酸性の条件下では崩壊または溶出
する物質を10重量%以上、炭素数14以上の直鎖状ま
たは分岐状の飽和または不飽和モノカルボン酸またはそ
の塩、または融点40℃以上の動植物性油脂または融点
40℃以上のロウを90重量%以下含有している被覆膜
で被覆された飼料添加物粒子が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来技術はいずれもその効果(粒剤強度、粒径、溶解
性)が十分とはいえない。すなわち特公昭49-45224号、
および同56-1057 号においては、被膜物質の崩壊が小腸
以降で行なわれるこを期待しているが、目的物の消化吸
収が十分に行なわれない欠点がある。
【0009】また、特開昭58-175449 号、および同60-1
68350 号では、上記の欠点を克服するため第4胃内で崩
壊して生理活性物質を溶出させる物質を用いているがそ
の崩壊が十分でない。また、溶解性を高めようとすると
第1胃耐久性がなくなり、耐久性と溶解性の双方とも満
足するものではない。また、生理活性物質のうち特に中
性条件下で溶解度の大きい物質の含量を高くすることが
できない。
【0010】また、特開昭59-198946 号や同61-37054号
では、生理活性物質の含量を高くし、かつ第1胃耐久性
を向上させるために被覆を行ない、第4胃以降の溶解性
(放出性)を向上させるために、被覆層に中性ないしア
ルカリ性の水に難溶性であり酸性の水に易溶性の溶解調
整物質が用いられている。これらでは第1胃での耐久性
向上を被覆に用いた油脂類の水不溶性に依存している
が、被覆層に用いた溶解調整物質のために被覆が十分で
なく、また油脂類自体の結晶性のために生じる被覆層の
クラック等の発生を少なくする手段が十分でない。その
ため第1胃での耐久性を上げようとすると、被覆量が多
くなり、そのため第4胃以降での溶解性が劣るという欠
点がある。従って、本発明の課題は生理活性物質を効率
よく反すう動物に投与するルーメンバイパス粒剤、すな
わち、反すう動物の第1胃を通過するか、第4胃以降で
は溶出し消化吸収される反すう動物用粒剤を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決するために種々検討した結果、非流動性の生理活
性物質を含有する芯粒剤を、炭素数12〜22個の脂肪
酸あるいは脂肪酸エステル、融点40℃以上の動植物性
油脂あるいは硬化動植物性油脂、および融点40℃以上
のロウ・ワックスから選ばれた1種あるいは2種以上の
混合物(以下油脂類という。)と、平均粒径が5μmか
ら30μmの中性条件で難水溶性で酸性条件では易水溶
性物質の板状晶(以下板状晶という。)で被覆を行な
い、その被覆層中に先の板状晶が層状に存在することを
特徴とする粒剤が、上記のような欠点がなく飼料用およ
び飼料添加物用として反すう動物に適した粒剤であるこ
とを見い出し本発明を完成した。
【0012】以下、本発明をさらに詳細に説明する。本
発明でいう非流動性の生理活性物質とは、栄養物やこれ
を含む飼料や薬物類であり、常温で流動状態でなければ
よく、粉体に液状物質を混合したものでもよい。例え
ば、糖類、アミノ酸、アミノ酸誘導体、蛋白質、ビタミ
ン類、ビタミン類誘導体、酵素、炭水化物、医薬、動物
薬、ホルモンであり、これらは単独で、あるいは2種類
以上の混合物として使用されるものである。
【0013】本発明の生理活性物質を含有する芯粒剤と
は、上記生理活性物質と、必要に応じて用いられる賦形
剤等とバインダー等とから製造された粒剤をいう。ここ
で芯粒剤の製造方法は、当該分野において公知の任意の
方法、例えば、転動造粒法、押し出し造粒法、圧縮造粒
法、流動造粒法、粉砕造粒法、撹拌造粒法等が用いられ
る。
【0014】造粒の際には賦形剤およびバインダ−とし
て、通常この分野で利用されているものが広く使用でき
るが、本発明の粒剤の必須成分である板状晶は賦形剤を
兼ねるものとして、また油脂類はバインダ−を兼ねるも
のとして使用することができる。
【0015】本発明において、芯粒剤の被覆方法は、転
動造粒機、撹拌造粒機等を用い、非流動性の生理活性物
質を含有する芯粒剤を、上記油脂類の融点から5℃ない
し10℃程度低めの温度で、油脂類を通常溶融液とし、
上記板状晶と交互に添加し冷却固化させながら被覆を繰
り返し、被覆層を形成させる。
【0016】本発明において使用する油脂類、すなわち
炭素数12〜22個の脂肪酸あるいは脂肪酸エステル、
融点40℃以上の動植物性油脂あるいは硬化動植物性油
脂、または、融点40℃以上のロウ・ワックスから選ば
れる1種あるいは2種以上の混合物の具体例としては、
例えば、融点40℃以上の動植物性油脂として、パーム
油、牛脂、豚脂等を、また硬化動植物性油脂として、硬
化ヒマシ油、硬化菜種油、硬化牛脂、牛脂極度硬化油等
を、ロウ・ワックスとして、みつロウ、カルナバロウ、
木ロウ等が挙げられる。
【0017】本発明において被覆層中の板状晶、すなわ
ち平均粒径が5μmから30μmの中性条件で難溶性で
酸性条件で易溶性物質の板状晶は、中性条件で溶解せ
ず、酸性条件で溶解する物質の板状晶を粉砕や篩分等を
行ない調製される。なお、ここでいう平均粒径とは通常
の沈降式粒度分布測定装置により測定した球形換算した
重量基準の平均粒径である。
【0018】中性条件で難溶性で酸性条件で易溶性の物
質の板状晶の具体例としては、例えばイソロイシン、シ
スチン、メチオニン等のアミノ酸の板状晶、またリン酸
亜鉛・8水塩、第2リン酸カルシウム・2水塩等の無機
塩の板状晶が挙げられる。
【0019】本発明において、板状晶とは結晶の各辺間
の比が1:2:2〜1:30:30のものをいい、この
ような板状晶は晶析法を工夫することにより得ることが
できる。また、これらはX線粉末回析によっても区別で
き、例えば第2リン酸カルシウム・2水塩の板状晶の場
合は、X線粉末回析(CuKα)における面間隔2.94
(オングストローム)と3.06(オングストローム)との
回析強度比I2.94/I3.06が、0.3 以下のものをいう。
【0020】芯粒被覆を行なう場合に、中性条件で難溶
性で酸性条件で易溶性の物質の板状晶以外の物質を用い
た場合は、被覆層中にそれら物質が層状に存在する層状
構造が得られないため、被覆層がもろくなり被覆量を多
くしないと十分な第1胃耐久性が得られない。しかし耐
久性を得るために被覆量を多くすると第4胃以降での溶
解性(放出性)が不十分となる。
【0021】また、板状晶を用いる場合でも、平均粒径
が30μmより大きいものでは、油脂類の板状晶の被覆
が不十分であり被覆層中に層状構造が形成されず、第1
胃耐久性が劣る。また、平均粒径が5μmより小さいも
のを用いると、被覆層中に層状構造は形成されるもの
の、第4胃以降での溶解性(放出性)が劣る。
【0022】また、被覆層における油脂類と板状晶との
比率は重量比で、3:2から1:3の範囲が良い。この
比率より板状晶が少なくても多くても、層状構造が形成
されず、第1胃耐久性が劣り十分な効果が得られない。
【0023】非流動性の生理活性物質を含有する芯粒剤
の被覆率は、生理活性物質の第4胃以降での溶解度ある
いは生理活性物質を含有する芯粒剤の特性や、求める性
能により決める必要があるが、通常被覆率は、出来上が
り粒剤全量に対して、通常5重量%以上である。5重量
%未満の場合には、第1胃耐久性が劣り十分な効果が得
られない。また、極端に多量に用いた場合には有効成分
の含量が少なくなること、および第4胃以降での溶解性
(放出性)が劣り、その効果が十分でない。
【0024】
【作用】本発明は、前述したように、非流動性の生理活
性物質を主成分とする芯粒剤を、炭素数12〜22個の
脂肪酸あるは脂肪酸エステル、融点40℃以上の動植物
性油脂あるいは硬化動植物性油脂、融点40℃以上のロ
ウ・ワックスから選ばれる1種あるいは2種以上の混合
物と平均粒径が5μmから30μmの中性で難溶性で酸
性で易溶性物質の板状晶とを用いて被覆することを特徴
とする反すう動物用飼料粒剤および飼料添加物粒剤に関
するものである。
【0025】本発明において、被覆層中の油脂類は、第
1胃耐久性を向上させる保護物質として作用する。また
上記板状晶は、被覆層中に層状に存在して層状構造を作
る。その層状構造が被覆層を強固にし第1胃耐久性を向
上させるとともに、第4胃以降での溶解性(放出性)を
も向上させる。
【0026】本発明の反すう動物用粒剤は、反すう動物
用のルーメンバイパス粒剤として、優れた性能を示し、
飼料あるいは飼料添加物として有用な生理活性物質を第
4胃以降で溶解放出させ、生理活性物質を有効に消化吸
収させることができる。
【0027】
【実施例】本発明を、実施例および比較例により、さら
に詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の実施例に
より、何ら限定されるものではない。 (1)非流動性生理活性物質を含む芯粒剤の造粒 (a)リジン塩酸塩含有芯物質の造粒 L−リジン塩酸塩1500g と牛脂極度硬化油540g を転
動造粒機を用いて加熱溶融造粒を行ない、8〜24メッ
シュの粒剤を得た。
【0028】(b)無水グルコース含有芯物質の造粒 無水グルコース1200g と炭酸カルシウム75g 、無水ケ
イ酸38g 、牛脂極度硬化油300g をヘンシェルミキ
サーを用いて加熱溶融造粒を行ない、8〜24メッシュ
の粒剤を得た。
【0029】(c)L−アスコルビン酸リン酸マグネシ
ウム含有芯物質の造粒 L−アスコルビン酸リン酸マグネシウム1000g と牛脂極
度硬化油200g を撹拌造粒機を用いて加熱溶融造粒を
行ない、8〜24メッシュの粒剤を得た。
【0030】(d)塩化コリン含有芯物質の造粒 塩化コリン1000g 、炭酸カルシウム100g 、無水ケイ
酸100g と牛脂極度硬化油510g を撹拌造粒機を用
い、加熱溶融造粒を行ない、8〜24メッシュの粒剤を
得た。
【0031】(e)DL−メチオニン含有芯物質の造粒 DL−メチオニン1500g 牛脂極度硬化油340g をスパ
ルタンリューザーを用い、加熱溶融造粒を行ない、8〜
24メッシュの粒剤を得た。
【0032】(2)非流動性生理活性物質を含む芯粒剤
の被覆 実施例1〜3および比較例1〜5:リジン塩酸塩含有芯
粒剤の被覆 撹拌造粒機に、リジン塩酸塩含有芯粒剤を1500g 投入
し、品温を50℃とし、溶融した牛脂極度硬化油と平均
粒径10μmの第2リン酸カルシウム・2水塩の板状晶
(実施例1)、L−シスチンの板状晶(実施例2)、D
L−メチオニンの板状晶(実施例3)を、また比較例と
して、平均粒径10μmの第2リン酸カルシウム・2水
塩の柱状晶(比較例1)、第3リン酸カルシウム(比較
例2)、炭酸カルシウム(比較例3)を、また第2リン
酸カルシウム・2水塩の板状晶で、平均粒径35μmの
もの(比較例4)、平均粒径2μmのもの(比較例5)
を使用して、芯粒剤2に対して3重量部の2:3(重量
比)の比率で用い被覆率33重量%(出来上がり粒子全
量に対して)の被覆を行なった。その際牛脂極度硬化油
と平均粒径10μmの第2リン酸カルシウム・2水塩の
板状晶等を交互に添加した。
【0033】実施例1と比較例1の粒剤の被覆層(断
面)の走査電子顕微鏡写真(倍率500倍)を、図1お
よび図2に示す。図に見られるように、平均粒径10μ
mの第2リン酸カルシウム・2水塩の板状晶を用いた実
施例1の場合には、被覆層中に板状晶が層状に存在し層
状構造を形成しているが、柱状晶を用いた比較例2では
層状構造が見られない。
【0034】また実施例2、3で得られた粒剤の被覆層
(断面)の走査電子顕微鏡観察においても、被覆層に実
施例1と同様の層状構造が見られた。このとき得られた
粒剤について、反すう動物第1胃相当液(in vitro)、
緬羊第1胃(in vivo )、反すう動物第4胃相当液(in
vitro)における溶出試験を行なった。その結果を表1
に示す。
【0035】実施例4:無水グルコース含有芯粒剤の被
覆 転動造粒機に無水グルコース含有芯粒剤を1500g 投入
し、品温を50℃とし、溶融した牛脂極度硬化油と平均
粒径10μmの第2リン酸カルシウム・2水塩の板状晶
を、2:3(重量比)の比率で使用し、実施例1と同様
にして被覆率23重量%の被覆を行なった。この粒剤に
ついて実施例1と同様の溶出試験を行なった。その結果
を表1に示す。
【0036】実施例5:L−アスコルビン酸リン酸マグ
ネシウム含有芯粒剤の被覆 L−アスコルビン酸リン酸マグネシウム含有芯粒剤に対
して、実施例1と同様に、牛脂極度硬化油と平均粒径1
0μmの第2リン酸カルシウム・2水塩の板状晶との比
率を2:3(重量比)として被覆率23重量%の被覆を
行なった。この粒剤について実施例1と同様の溶出試験
を行なった。その結果を表1に示す。
【0037】実施例6:塩化コリン含有芯粒剤の被覆 塩化コリン含有芯粒剤に対し、実施例1と同様にして、
牛脂極度硬化油と平均粒径10μmの第2リン酸カルシ
ウム・2水塩の板状晶を、2:3(重量比)の比率で被
覆率23重量%の被覆を行ない、実施例1と同様の溶出
試験を行なった。その結果を表1に示す。
【0038】実施例7:DL−メチオニン含有粒剤の被
覆 DL−メチオニン含有粒剤に対し、実施例1と同様にし
て、牛脂極度硬化油と平均粒径10μmの第2リン酸カ
ルシウム・2水塩の板状晶を、2:3の比率で被覆率2
0重量%に被覆し、その溶出試験を行なった。その結果
を表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】なお、表1の溶出試験に使用した試験液お
よび試験方法は下記のとおりである。 (a)溶出試験方法 前項で製造した生理活性物質を含有する粒剤を、それぞ
れ1g ずつ、反すう動物第1胃相当液、反すう動物第4
胃相当液、各50mlに浸漬し、39℃で18時間振とう
した後、試験液中の生理活性物質を高速液体クロマトグ
ラフィーにより定量し、それぞれの溶出率を求めた。
【0041】(b)反すう動物第1胃相当液の組成 第1リン酸ナトリウム・2水塩6.3g、第2リン酸ナトリ
ウム30.5g 、第1リン酸カリウム6.2g、塩化カリウム0.
6g、塩化ナトリウム7.9g、塩化カルシウム0.3g、塩化マ
グネシウム0.3g、重炭酸ナトリウム31.5g を水に溶解し
て、3リットルとする。このときのpHは7.1 である。
【0042】(c)反すう動物第4胃相当液の組成 酢酸ナトリウム20.5g 、塩化ナトリウム8.8g、0.1vol%
エタノール3mlを水に溶解し、塩酸でpH2とし、全体
を3リットルとする。
【0043】(4)緬羊第1胃溶出性試験方法 前項により製造した粒剤1g を200メッシュのナイロ
ン製の袋に入れ、ルーメンフィステルを装着した緬羊の
第1胃(ルーメン)に24時間浸漬し、粒剤中に残った
生理活性物質を高速液体クロマトグラフィーにより定量
を行ない、残存率を求め溶出率に換算した。
【0044】
【発明の効果】本発明は、非流動性の生理活性物質を含
有する芯粒剤を、炭素数12〜22個の脂肪酸あるいは
脂肪酸エステル、融点40℃以上の動植物性油脂あるい
は硬化動植物性油脂、融点40℃以上のロウ・ワックス
から選ばれた1種あるいは2種以上の混合物と、平均粒
径5〜30μmの中性条件では難水溶性で酸性条件では
易水溶性物質の板状晶とで、前記の油脂類と板状晶との
比率が、3:2から1:3(重量比)となるよう被覆を
行なうことにより、その被覆層中に板状晶が層状に存在
して、被覆層を強固にしたルーメンバイパス性に優れた
反すう動物用飼料粒剤および飼料添加物粒剤を提供した
ものである。
【0045】本発明による反すう動物用粒剤は、反すう
動物にとって有用な生理活性物質を反すう動物に直接吸
収させることができ、反すう動物の効果的な生産が可能
となり、産業上極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第2リン酸カルシウム・2水塩の板状晶による
被覆粒剤(実施例1)の500倍拡大顕微鏡写真であ
る。
【図2】第2リン酸カルシウム・2水塩の柱状晶による
被覆粒剤(比較例1)の500倍拡大顕微鏡写真であ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年3月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来技術はいずれもその効果(粒剤強度、溶解性)が十
分とはいえない。すなわち特公昭49−45224号、
および同56−1057号においては、被膜物質の崩壊
が小腸以降で行なわれるこを期待しているが、目的物
の消化吸収が十分に行なわれない欠点がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】 また、特開昭59−198946号や同
61−37054号では、生理活性物質の含量を高く
し、かつ第1胃耐久性を向上させるために被覆を行な
い、第4胃以降の溶解性(放出性)を向上させるため
に、被覆層に中性ないしアルカリ性の水に難溶性であり
酸性の水に易溶性の溶解調整物質が用いられている。こ
れらでは第1胃での耐久性向上を被覆に用いた油脂類の
水不溶性に依存しているが、被覆層に用いた溶解調整物
質のために被覆が十分でなく、また油脂類自体の結晶性
のために生じる被覆層のクラック等の発生を少なくする
手段が十分でない。そのため第1胃での耐久性を上げよ
うとすると、被覆量が多くなり、そのため第4胃以降で
の溶解性が劣るという欠点がある。従って、本発明の課
題は生理活性物質を効率よく反すう動物に投与するルー
メンバイパス粒剤、すなわち、反すう動物の第1胃を通
過する、第4胃以降では溶出し消化吸収される反すう
動物用粒剤を提供することにある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 本発明において、板状晶とは結晶の各辺
間の比が1:2:2〜1:50:50のものをいい、こ
のような板状晶は晶析法を工夫することにより得ること
ができる。また、これらはX線粉末回析によっても区別
でき、例えば第2リン酸カルシウム・2水塩の板状晶の
場合は、X線粉末回析(CuKα)における面間隔2.
94(オングストローム)と3.06(オングストロー
ム)との回析強度比I2.94/I3.06が、0.3
以下のものをいう。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】 芯粒剤の被覆を行なう場合に、中性条件
で難溶性で酸性条件で易溶性の物質の板状晶以外の物質
を用いた場合は、被覆層中にそれら物質が層状に存在す
る層状構造が得られないため、被覆層がもろくなり被覆
量を多くしないと十分な第1胃耐久性が得られない。し
かし耐久性を得るために被覆量を多くすると第4胃以降
での溶解性(放出性)が不十分となる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】(2)非流動性生理活性物質を含む芯粒剤
の被覆 実施例1〜3および比較例1〜5:リジン塩酸塩含有芯
粒剤の被覆 撹拌造粒機に、リジン塩酸塩含有芯粒剤を1500g投
入し、品温を50℃とし、溶融した牛脂極度硬化油と平
均粒径10μmの第2リン酸カルシウム・2水塩の板状
晶(実施例1)、L−シスチンの板状晶(実施例2)、
DL−メチオニンの板状晶(実施例3)を、また比較例
として、平均粒径10μmの第2リン酸カルシウム・2
水塩の柱状晶(比較例1)、第3リン酸カルシウム(比
較例2)、炭酸カルシウム(比較例3)を、また第2リ
ン酸カルシウム・2水塩の板状晶で、平均粒径35μm
のもの(比較例4)、平均粒径2μmのもの(比較例
5)を使用して、2:3(重量比)の比率で用い被覆率
33重量%(出来上がり粒子全量に対して)の被覆を行
なった。その際牛脂極度硬化油と平均粒径10μmの第
2リン酸カルシウム・2水塩の板状晶等を交互に添加し
た。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】 実施例1と比較例1の粒剤の被覆層(断
面)の走査電子顕微鏡写真(倍率500倍)を、図1お
よび図2に示す。図に見られるように、平均粒径10μ
mの第2リン酸カルシウム・2水塩の板状晶を用いた実
施例1の場合には、被覆層中に板状晶が層状に存在し層
状構造を形成しているが、柱状晶を用いた比較例では
層状構造が見られない。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】
【表1】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】(d)緬羊第1胃溶出性試験方法 前項により製造した粒剤1gを200メッシュのナイロ
ン製の袋に入れ、ルーメンフィステルを装着した緬羊の
第1胃(ルーメン)に24時間浸漬し、粒剤中に残った
生理活性物質を高速液体クロマトグラフィーにより定量
を行ない、残存率を求め溶出率に換算した。
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】第2リン酸カルシウム・2水塩の板状晶による
被覆粒剤(実施例1)の構造を示す500倍拡大顕微鏡
写真である。
【図2】第2リン酸カルシウム・2水塩の柱状晶による
被覆粒剤(比較例1)の構造を示す500倍拡大顕微鏡
写真である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非流動性の生理活性物質を含有する芯粒
    剤を、炭素数12〜22個の脂肪酸あるいは脂肪酸エス
    テル、融点40℃以上の動植物性油脂あるいは硬化動植
    物性油脂、および融点40℃以上のロウ・ワックスから
    選ばれる1種あるいは2種以上の混合物と、平均粒径5
    〜30μmの中性条件では難水溶性で酸性条件では易水
    溶性物質の板状晶とで被覆してなる粒剤であって、前記
    被覆層中に前記板状晶が層状に存在する層状構造を有す
    ることを特徴とする反すう動物用粒剤。
  2. 【請求項2】 被覆層中の炭素数12〜22個の脂肪酸
    あるいは脂肪酸エステル、融点40℃以上の動植物性油
    脂あるいは硬化動植物性油脂、および融点40℃以上の
    ロウ・ワックスから選ばれる1種あるいは2種以上の混
    合物と、中性条件で難水溶性で酸性条件では易水溶性物
    質の板状晶との比率が、3:2から1:3(重量比)で
    あることを特徴とする請求項1記載の反すう動物用粒
    剤。
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