JPH0582042B2 - - Google Patents
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- JPH0582042B2 JPH0582042B2 JP21085990A JP21085990A JPH0582042B2 JP H0582042 B2 JPH0582042 B2 JP H0582042B2 JP 21085990 A JP21085990 A JP 21085990A JP 21085990 A JP21085990 A JP 21085990A JP H0582042 B2 JPH0582042 B2 JP H0582042B2
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- yoke
- coil
- solenoid device
- casing
- winding
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- Electromagnets (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電磁弁等に組み込まれるソレノイド装
置に関する。
置に関する。
(従来の技術)
従来、互いに軸線方向に対向配設される一対の
コイルボビンと、これらコイルボビンの対向面間
に介装されるヨークとを備えたソレノイド装置
は、例えば英国特許第1428781号公報等にて公知
である。
コイルボビンと、これらコイルボビンの対向面間
に介装されるヨークとを備えたソレノイド装置
は、例えば英国特許第1428781号公報等にて公知
である。
(発明が解決しようとする課題)
斯かる従来のソレノイド装置にあつては、磁路
形成用ハウジング内に一方のコイルボビン、固定
コアと一体のヨーク及び他方のボビンを、この順
番で順次収納していた。
形成用ハウジング内に一方のコイルボビン、固定
コアと一体のヨーク及び他方のボビンを、この順
番で順次収納していた。
従つて、組み込み作業が煩雑で、量産性が低
い。
い。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、組
み込み作業が容易で量産性を向上し得るソレノイ
ド装置を提供することを目的としている。
み込み作業が容易で量産性を向上し得るソレノイ
ド装置を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため本発明は、互いに軸線
方向に対向配設される一対のコイルボビンと、こ
れらコイルボビンの対向面間に介装されるヨーク
とを備えたソレノイド装置において、前記一対の
コイルボビンを、前記ヨークの内周面に嵌合固定
することにより、互いに連結したことを特徴とす
るものである。
方向に対向配設される一対のコイルボビンと、こ
れらコイルボビンの対向面間に介装されるヨーク
とを備えたソレノイド装置において、前記一対の
コイルボビンを、前記ヨークの内周面に嵌合固定
することにより、互いに連結したことを特徴とす
るものである。
また、磁路枠構成用のカバーとヨークとの電気
的接続作業を簡略化する上で、互いに連結した前
記コイルボビンを、樹脂モールドによるケーシン
グに内蔵し、前記ヨークの外周面を前記ケーシン
グ外面に露出させ、前記ケーシングにその両端側
から一対の磁性体よりなる磁路枠構成用カバーを
嵌合し、これらカバーの対向端側内周面を前記ヨ
ークの外周面に圧入嵌合するようにした。
的接続作業を簡略化する上で、互いに連結した前
記コイルボビンを、樹脂モールドによるケーシン
グに内蔵し、前記ヨークの外周面を前記ケーシン
グ外面に露出させ、前記ケーシングにその両端側
から一対の磁性体よりなる磁路枠構成用カバーを
嵌合し、これらカバーの対向端側内周面を前記ヨ
ークの外周面に圧入嵌合するようにした。
また、コイルボビンとヨークとの間に、ケーシ
ングをモールド時に樹脂を確実に浸入させると共
に、コイルボビンのヨークとの対向面に対する樹
脂の固着性を高め、しかも、コイルボビンのヨー
クとの対向面と樹脂との間のシール性を高める上
で、前記コイルボビンの前記ヨークとの対向面に
該ヨークの係合溝に圧入係合される圧入突起と該
ヨークの対向端面に当接する間〓構成用突起を突
設し、前記コイルボビンの前記ヨークとの対向面
をラビリンスシール機能を有する如く粗面にする
ようにした。
ングをモールド時に樹脂を確実に浸入させると共
に、コイルボビンのヨークとの対向面に対する樹
脂の固着性を高め、しかも、コイルボビンのヨー
クとの対向面と樹脂との間のシール性を高める上
で、前記コイルボビンの前記ヨークとの対向面に
該ヨークの係合溝に圧入係合される圧入突起と該
ヨークの対向端面に当接する間〓構成用突起を突
設し、前記コイルボビンの前記ヨークとの対向面
をラビリンスシール機能を有する如く粗面にする
ようにした。
また、コイルボビンにコイル巻線を自動的に巻
き付ける自動巻装工程に良好に対応させるため
に、前記コイルボビンの前記ヨークとの対向面
に、これらコイルボビンに巻装されるコイル巻線
の巻装始端部と巻線終端部を係止固定する係止突
起を突設し、これら各係止突起に前記コイル巻線
を切断する刃部を設けるようにした。
き付ける自動巻装工程に良好に対応させるため
に、前記コイルボビンの前記ヨークとの対向面
に、これらコイルボビンに巻装されるコイル巻線
の巻装始端部と巻線終端部を係止固定する係止突
起を突設し、これら各係止突起に前記コイル巻線
を切断する刃部を設けるようにした。
更に、量産性を高めるため、前記ケーシング
に、電気コードの一端部のプラグが接続されるソ
ケツトを一体成形するようにした。
に、電気コードの一端部のプラグが接続されるソ
ケツトを一体成形するようにした。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。第1図は本発明のソレノイド装置を備えた電
磁弁の縦断面図、第2図は同電磁弁の分解斜視
図、第3図は本発明のソレノイド装置の縦断面
図、第4図は同ソレノイド装置の分解斜視図、第
5図は同ソレノイド装置におけるコイルボビン単
体の斜視図、第6図は同装置における一対のコイ
ルボビンとヨークの非連結状態の斜視図、第7図
は同連結状態の斜視図である。第1図中1は電磁
弁で、第2図に示す如くユニツツト化された本発
明のソレノイド装置2と、同じくユニツト化され
たバルブ装置3とからなる2ユニツト構成になつ
ている。
る。第1図は本発明のソレノイド装置を備えた電
磁弁の縦断面図、第2図は同電磁弁の分解斜視
図、第3図は本発明のソレノイド装置の縦断面
図、第4図は同ソレノイド装置の分解斜視図、第
5図は同ソレノイド装置におけるコイルボビン単
体の斜視図、第6図は同装置における一対のコイ
ルボビンとヨークの非連結状態の斜視図、第7図
は同連結状態の斜視図である。第1図中1は電磁
弁で、第2図に示す如くユニツツト化された本発
明のソレノイド装置2と、同じくユニツト化され
たバルブ装置3とからなる2ユニツト構成になつ
ている。
ソレノイド装置2は、一対のコイルボビン4,
4と、1つのヨーク5と、一対の磁路枠構成用の
カバー6,6とを有している。
4と、1つのヨーク5と、一対の磁路枠構成用の
カバー6,6とを有している。
コイルボビン4,4は合成樹脂製で、互いに同
一構成とされている。コイルボビン4は第5図及
び第6図に示す如く両端面が開口する短軸円筒状
の主体7の両端外周縁部に環状のフランジ8,9
を一体に突設してなる。一端側のフランジ8の表
面8aの内周側には、互いに周方向に所定角度
(本実施例では90゜)間隔を存して複数個(本実施
例では3個)の圧入突起101,102,103が
主体7の軸線方向に向けて一体に突設されてい
る。これら圧入突起101〜103は四角形の小片
状をなしている。また、一端側のフランジ8の表
面の、中間の圧入突起102と対向する位置には、
外方に突出する平面略四角形の突出壁11が一体
に突設されている。この突出壁11は、その内端
縁部がフランジ8の内周縁部と対応合致する円弧
状になつており、外端縁部はフランジ8の外周縁
部より径方向に突出している。また、突出壁11
の表面11aはフランジ8の表面8aより軸線方
向に突出した状態となつている。一端側のフラン
ジ8の表面8aの外周側には、互いに対向する圧
入突起101,103と中間の圧入突起102との
間、及び互いに対向する圧入突起101,103と
突出壁11との間にそれぞれ位置して間〓構成用
突起12が一体に突設されている。これら間〓構
成用突起12は、小径円錐形状をなしている。突
出壁11の突出端面には一対の端子金具嵌合孔1
31,132が開口している。突出壁11の表面1
1aには、端子金具嵌合孔131,132に対応し
て係止突起141,142が一体に突設されてい
る。これら係止突起141,142は平面台形状を
なし、これら係止突起141,142には後述する
コイル巻線の巻装始端部または巻線終端部が択一
的にそれぞれ係止される。一方の係止突起141
はその広幅面側を外側に、狭幅面側を内側に向け
て突設されている。他方の係止突起142は一方
の係止突起141と反対に、その広幅面側を内側
に、狭幅面側を外側に向けて突設されている。両
係止突起141,142の広幅面の面側角部151,
152は鋭角となつていて、前記コイル巻線を切
断する刃部を構成している。突出壁11の突出端
部両側にはコイル巻線を引つ掛ける掛止突起1
6,17が径方向に向けて一体に突設されてい
る。また、突出壁11の一端側(第5図中左側)
近傍に位置してフランジ8の表面8aの外周側に
は、コイル巻線を引つ掛ける掛止突起18が主体
7の軸線方向に向けて一体に突設されている。両
端側のフランジ8,9の表面8a,9aは同心円
状の細い突条を多数本一体形成することにより、
ラビリンスシール機能を有する粗面となつてい
る。また、突出壁11の表面11a及び両側面1
1bも、直線状の細い突条を多数本一体形成する
ことにより、ラビリンスシール機能を有する粗面
となつている。また、コイルボビン4の他端側の
フランジ9の表面9aの内周側には、周方向に間
隔を存して間〓構成用の円弧状の突条19が一体
に突設されている。第1図及び第3図において上
側に位置する一方のコイルボビン4の端子金具嵌
合孔131,132には、第1、第2端子金具2
0,21の基端部が圧入嵌合されている。第1端
子金具20は、一方のコイルボビン4の軸線方向
に沿う主体20aの一端側に直角方向に嵌合片2
0bを折曲形成すると共に、主体20aの他端側
に嵌合片20bと反対側に向かつて直角方向に折
曲形成された連結片20cを介して主体20aと
離間対向する端子片20dを折曲形成してなり、
この端子片20dは、図示しないプラグの端子片
に嵌合接触するようになつている。また、第2端
子金具21は、一方のコイルボビン4の軸線方向
に沿う主体21aの一端側に直角方向に嵌合片2
0bを折曲形成してなる。第1端子金具20の嵌
合片20bが一方のコイルボビン4の一方の端子
金具嵌合孔131に嵌合されて主体20aは一方
のコイルボビン4の他端側のフランジ9に向かつ
て延出している。第2端子金具21の嵌合片21
bが一方のコイルボビン4の他方の端子金具嵌合
孔132に嵌合されて主体21aは他端側に向か
つて延出している。第2端子金具21の主体21
aの長さは、第1端子金具20の主体20aの長
さの略1/2に設定されている。
一構成とされている。コイルボビン4は第5図及
び第6図に示す如く両端面が開口する短軸円筒状
の主体7の両端外周縁部に環状のフランジ8,9
を一体に突設してなる。一端側のフランジ8の表
面8aの内周側には、互いに周方向に所定角度
(本実施例では90゜)間隔を存して複数個(本実施
例では3個)の圧入突起101,102,103が
主体7の軸線方向に向けて一体に突設されてい
る。これら圧入突起101〜103は四角形の小片
状をなしている。また、一端側のフランジ8の表
面の、中間の圧入突起102と対向する位置には、
外方に突出する平面略四角形の突出壁11が一体
に突設されている。この突出壁11は、その内端
縁部がフランジ8の内周縁部と対応合致する円弧
状になつており、外端縁部はフランジ8の外周縁
部より径方向に突出している。また、突出壁11
の表面11aはフランジ8の表面8aより軸線方
向に突出した状態となつている。一端側のフラン
ジ8の表面8aの外周側には、互いに対向する圧
入突起101,103と中間の圧入突起102との
間、及び互いに対向する圧入突起101,103と
突出壁11との間にそれぞれ位置して間〓構成用
突起12が一体に突設されている。これら間〓構
成用突起12は、小径円錐形状をなしている。突
出壁11の突出端面には一対の端子金具嵌合孔1
31,132が開口している。突出壁11の表面1
1aには、端子金具嵌合孔131,132に対応し
て係止突起141,142が一体に突設されてい
る。これら係止突起141,142は平面台形状を
なし、これら係止突起141,142には後述する
コイル巻線の巻装始端部または巻線終端部が択一
的にそれぞれ係止される。一方の係止突起141
はその広幅面側を外側に、狭幅面側を内側に向け
て突設されている。他方の係止突起142は一方
の係止突起141と反対に、その広幅面側を内側
に、狭幅面側を外側に向けて突設されている。両
係止突起141,142の広幅面の面側角部151,
152は鋭角となつていて、前記コイル巻線を切
断する刃部を構成している。突出壁11の突出端
部両側にはコイル巻線を引つ掛ける掛止突起1
6,17が径方向に向けて一体に突設されてい
る。また、突出壁11の一端側(第5図中左側)
近傍に位置してフランジ8の表面8aの外周側に
は、コイル巻線を引つ掛ける掛止突起18が主体
7の軸線方向に向けて一体に突設されている。両
端側のフランジ8,9の表面8a,9aは同心円
状の細い突条を多数本一体形成することにより、
ラビリンスシール機能を有する粗面となつてい
る。また、突出壁11の表面11a及び両側面1
1bも、直線状の細い突条を多数本一体形成する
ことにより、ラビリンスシール機能を有する粗面
となつている。また、コイルボビン4の他端側の
フランジ9の表面9aの内周側には、周方向に間
隔を存して間〓構成用の円弧状の突条19が一体
に突設されている。第1図及び第3図において上
側に位置する一方のコイルボビン4の端子金具嵌
合孔131,132には、第1、第2端子金具2
0,21の基端部が圧入嵌合されている。第1端
子金具20は、一方のコイルボビン4の軸線方向
に沿う主体20aの一端側に直角方向に嵌合片2
0bを折曲形成すると共に、主体20aの他端側
に嵌合片20bと反対側に向かつて直角方向に折
曲形成された連結片20cを介して主体20aと
離間対向する端子片20dを折曲形成してなり、
この端子片20dは、図示しないプラグの端子片
に嵌合接触するようになつている。また、第2端
子金具21は、一方のコイルボビン4の軸線方向
に沿う主体21aの一端側に直角方向に嵌合片2
0bを折曲形成してなる。第1端子金具20の嵌
合片20bが一方のコイルボビン4の一方の端子
金具嵌合孔131に嵌合されて主体20aは一方
のコイルボビン4の他端側のフランジ9に向かつ
て延出している。第2端子金具21の嵌合片21
bが一方のコイルボビン4の他方の端子金具嵌合
孔132に嵌合されて主体21aは他端側に向か
つて延出している。第2端子金具21の主体21
aの長さは、第1端子金具20の主体20aの長
さの略1/2に設定されている。
一方のコイルボビン4の主体7の外周にコイル
巻線22が巻装されている。このコイル巻線22
の巻装始端部221は、一方のコイルボビン4の
掛止突起18及び16に掛け止めされ且つ第2端
子金具21の挟持部21cに挟持されて、一方の
コイルボビン4の一方の係止突起141に巻き付
け係止されている。また、コイル巻線22の巻線
終端部222は、一方のコイルボビン4の掛止突
起17に掛け止めされ且つ第1端子金具20の挟
持部20cに挟持されて、一方のコイルボビン4
の他方の係止突起142に巻き付け係止されてい
る。第1図及び第3図において下側に位置する他
方のコイルボビン4の端子金具嵌合孔131,1
32には、第3、第4端子金具23,24が圧入
嵌合されている。第3、第4端子金具23,24
は互いに同一構成で、他方のコイルボビン4の軸
線方向に沿う主体23a,24aの一端側に直角
方向に嵌合片23b,24bを折曲形成すると共
に、主体23a,24aの他端側に嵌合片23
b,24bと反対側に向かつて直角方向に折曲形
成された連結片23c,24cを介して主体23
a,24aと離間対向する端子片23d,24d
を折曲形成してなり、この端子片23d,24d
は、図示しないプラグの端子片に嵌合接触するよ
うになつている。第3、第4端子金具23,24
の嵌合片23b,24bが他方のコイルボビン4
の係止突起131,132にそれぞれ嵌合されて、
主体23a,24aは、他方のコイルボビン4の
一端側のフランジ8に向かつて延出している。両
コイルボビン4,4を連結したとき、これら第
3、第4端子金具23,24の連結片23c,2
4cは、第1端子金具20の連結片20cと同一
レベルとなり、また、第3、第4端子金具23,
24の端子片23d,24dの先端部は、第1端
子金具20の端子片20dの先端部と同一レベル
となる。他方のコイルボビン4の主体7の外周に
コイル巻線22が巻装されている。このコイル巻
線22の巻装始端部221は、他のコイルボビン
4の掛止突起17に掛け止めされ且つ第4端子2
4の挟持部24eに挟持されて他方のコイルボビ
ン4の他方の係止突起142に巻き付け係止され
ている。また、コイル巻線22の巻線終端部22
2は、他方のコイルボビン4の掛止突起18及び
16に掛け止めされ且つ第3端子金具23の挟持
部23eに挟持されて他方のコイルボビン4の一
方の係止突起141に巻き付け係止されている。
巻線22が巻装されている。このコイル巻線22
の巻装始端部221は、一方のコイルボビン4の
掛止突起18及び16に掛け止めされ且つ第2端
子金具21の挟持部21cに挟持されて、一方の
コイルボビン4の一方の係止突起141に巻き付
け係止されている。また、コイル巻線22の巻線
終端部222は、一方のコイルボビン4の掛止突
起17に掛け止めされ且つ第1端子金具20の挟
持部20cに挟持されて、一方のコイルボビン4
の他方の係止突起142に巻き付け係止されてい
る。第1図及び第3図において下側に位置する他
方のコイルボビン4の端子金具嵌合孔131,1
32には、第3、第4端子金具23,24が圧入
嵌合されている。第3、第4端子金具23,24
は互いに同一構成で、他方のコイルボビン4の軸
線方向に沿う主体23a,24aの一端側に直角
方向に嵌合片23b,24bを折曲形成すると共
に、主体23a,24aの他端側に嵌合片23
b,24bと反対側に向かつて直角方向に折曲形
成された連結片23c,24cを介して主体23
a,24aと離間対向する端子片23d,24d
を折曲形成してなり、この端子片23d,24d
は、図示しないプラグの端子片に嵌合接触するよ
うになつている。第3、第4端子金具23,24
の嵌合片23b,24bが他方のコイルボビン4
の係止突起131,132にそれぞれ嵌合されて、
主体23a,24aは、他方のコイルボビン4の
一端側のフランジ8に向かつて延出している。両
コイルボビン4,4を連結したとき、これら第
3、第4端子金具23,24の連結片23c,2
4cは、第1端子金具20の連結片20cと同一
レベルとなり、また、第3、第4端子金具23,
24の端子片23d,24dの先端部は、第1端
子金具20の端子片20dの先端部と同一レベル
となる。他方のコイルボビン4の主体7の外周に
コイル巻線22が巻装されている。このコイル巻
線22の巻装始端部221は、他のコイルボビン
4の掛止突起17に掛け止めされ且つ第4端子2
4の挟持部24eに挟持されて他方のコイルボビ
ン4の他方の係止突起142に巻き付け係止され
ている。また、コイル巻線22の巻線終端部22
2は、他方のコイルボビン4の掛止突起18及び
16に掛け止めされ且つ第3端子金具23の挟持
部23eに挟持されて他方のコイルボビン4の一
方の係止突起141に巻き付け係止されている。
ヨーク5は鉄系金属などの磁性体よりなる周縁
一部が切り割られた円弧状をなし、その内周面に
は、両コイルボビン4,4の圧入突起101〜1
03に対応してこれらが圧入係合する係合溝25
1,252,253が形成されている。また、ヨー
ク5の外周面には周方向に所定間隔を存して複数
個(例えば2個)の切欠部261,262が形成さ
れている。
一部が切り割られた円弧状をなし、その内周面に
は、両コイルボビン4,4の圧入突起101〜1
03に対応してこれらが圧入係合する係合溝25
1,252,253が形成されている。また、ヨー
ク5の外周面には周方向に所定間隔を存して複数
個(例えば2個)の切欠部261,262が形成さ
れている。
しかして、第6図に示す如く、ヨーク5を中間
に配して両コイルボビン4,4の一端側のフラン
ジ8,8を互いに対向させる。そして、両コイル
ボビン4,4の圧入突起101〜103をヨーク5
の係合溝251〜253内に圧入係合することによ
り、第7図に示す如く両コイルボビン4,4がヨ
ーク5を介して互いに軸線方向に連結される。こ
の連結状態においては、両コイルボビン4の圧入
突起101〜103が互いに当接すると共に、一端
側のフランジ8,8の間〓構成用突起12がヨー
ク5に当接することにより、ヨーク5と両コイル
ボビン4,4のフランジ8,8との間にモールド
時の樹脂が浸入するための間〓Lが構成される。
このようにしてコイルボビン4,4を連結した状
態においては、第2端子金具21の主体21aは
第3端子金具23の主体23aと重合し、その重
合部分がプロジエクシヨン溶接される。第7図の
ように互いにコイルボビン4,4をヨーク5を介
して軸線方向に連結した後、これをモールド成形
による樹脂製のケーシング27に内蔵する。この
とき、ヨーク5の外周面はケーシング27外面に
露出させる。また、ケーシング27のモールド時
にソケツト28が一体形成され、このソケツト2
8内に各端子金具20,23,24の端子片20
d,23d,24dが位置している。そして、こ
のソケツト28内に図示しない電気コードの一端
部のプラグが差し込み接続されるものである。な
お、ケーシング27の外周面は、ヨーク5側に向
かうに従い漸次大径となるテーパ状をなしてい
る。カバー6,6は鉄系金属などの磁性体よりな
る短軸円筒状をなしている。カバー6,6は一端
面が全面的に開放し且つ他端面中央に円形開口部
29を有している。そして、カバー6,6はケー
シング27の外側にその両端側から嵌合して、そ
の一端側内周面をヨーク5の外周面に圧入嵌合す
ることにより、ケーシング27に装着され、これ
により磁路枠が構成されている。
に配して両コイルボビン4,4の一端側のフラン
ジ8,8を互いに対向させる。そして、両コイル
ボビン4,4の圧入突起101〜103をヨーク5
の係合溝251〜253内に圧入係合することによ
り、第7図に示す如く両コイルボビン4,4がヨ
ーク5を介して互いに軸線方向に連結される。こ
の連結状態においては、両コイルボビン4の圧入
突起101〜103が互いに当接すると共に、一端
側のフランジ8,8の間〓構成用突起12がヨー
ク5に当接することにより、ヨーク5と両コイル
ボビン4,4のフランジ8,8との間にモールド
時の樹脂が浸入するための間〓Lが構成される。
このようにしてコイルボビン4,4を連結した状
態においては、第2端子金具21の主体21aは
第3端子金具23の主体23aと重合し、その重
合部分がプロジエクシヨン溶接される。第7図の
ように互いにコイルボビン4,4をヨーク5を介
して軸線方向に連結した後、これをモールド成形
による樹脂製のケーシング27に内蔵する。この
とき、ヨーク5の外周面はケーシング27外面に
露出させる。また、ケーシング27のモールド時
にソケツト28が一体形成され、このソケツト2
8内に各端子金具20,23,24の端子片20
d,23d,24dが位置している。そして、こ
のソケツト28内に図示しない電気コードの一端
部のプラグが差し込み接続されるものである。な
お、ケーシング27の外周面は、ヨーク5側に向
かうに従い漸次大径となるテーパ状をなしてい
る。カバー6,6は鉄系金属などの磁性体よりな
る短軸円筒状をなしている。カバー6,6は一端
面が全面的に開放し且つ他端面中央に円形開口部
29を有している。そして、カバー6,6はケー
シング27の外側にその両端側から嵌合して、そ
の一端側内周面をヨーク5の外周面に圧入嵌合す
ることにより、ケーシング27に装着され、これ
により磁路枠が構成されている。
バルブ装置3は、コア29を介して互いに軸線
方向に連結された一対のパイプ30,31を有し
ている。第1図において下側に位置する一方のパ
イプ30には、入口側筒体32が嵌着されてい
る。また、第1図において上側に位置する他方の
パイプ31には出口側筒体33が嵌着されてい
る。入口側筒体32は、軸線方向略中間部より下
側が上側より小径となつている。入口側筒体32
の小径部32aと大径部32bとの境界段部には
軸線方向に沿う流通孔34が周方向に間隔を存し
て複数形成されている。また、小径部32a下端
が流入口32cとなつている。小径部32aの中
心孔35の軸線方向略中間部より下側内部には第
1フイルタ36が嵌着されている。小径部32a
の中心孔35の軸線方向略中間部より上側内部に
は、中心部に流通孔37を有する第1弁座部材3
8が嵌着されている。この第1弁座部材38の上
端面中央が弁座面38aとなつていて、この弁座
面38aにボールよりなる第1弁体39が接離す
る。この第1弁体39は、第1アーマチユア40
の中央ホルダ部41に保持されている。この第1
アーマチユア40は、入口側筒体32の大径部3
2bの中心孔74内にスリーブ42を介して軸線
方向に所定範囲上下動自在に嵌装されている。第
1アーマチユア40は、軸線方向略中間部より上
側内部中央に流通路を兼ねるばね嵌装孔43を有
している。このばね嵌装孔43の下部中央孔44
を介してホルダ部42の外周の流通路45がばね
嵌装孔43と連通している。第1アーマチユア4
0の外周面にはその軸線方向に沿つて流通路46
が設けられている。
方向に連結された一対のパイプ30,31を有し
ている。第1図において下側に位置する一方のパ
イプ30には、入口側筒体32が嵌着されてい
る。また、第1図において上側に位置する他方の
パイプ31には出口側筒体33が嵌着されてい
る。入口側筒体32は、軸線方向略中間部より下
側が上側より小径となつている。入口側筒体32
の小径部32aと大径部32bとの境界段部には
軸線方向に沿う流通孔34が周方向に間隔を存し
て複数形成されている。また、小径部32a下端
が流入口32cとなつている。小径部32aの中
心孔35の軸線方向略中間部より下側内部には第
1フイルタ36が嵌着されている。小径部32a
の中心孔35の軸線方向略中間部より上側内部に
は、中心部に流通孔37を有する第1弁座部材3
8が嵌着されている。この第1弁座部材38の上
端面中央が弁座面38aとなつていて、この弁座
面38aにボールよりなる第1弁体39が接離す
る。この第1弁体39は、第1アーマチユア40
の中央ホルダ部41に保持されている。この第1
アーマチユア40は、入口側筒体32の大径部3
2bの中心孔74内にスリーブ42を介して軸線
方向に所定範囲上下動自在に嵌装されている。第
1アーマチユア40は、軸線方向略中間部より上
側内部中央に流通路を兼ねるばね嵌装孔43を有
している。このばね嵌装孔43の下部中央孔44
を介してホルダ部42の外周の流通路45がばね
嵌装孔43と連通している。第1アーマチユア4
0の外周面にはその軸線方向に沿つて流通路46
が設けられている。
コア29の中心孔29aの軸線方向略中間部よ
り下側内部には第1アーマチユアストツパ47が
嵌着されている。第1アーマチユアストツパ47
はリング状で、その両端面に連通路用の切欠48
が周方向に間隔を存して複数形成されている。第
1アーマチユアストツパ47の下端面はコア29
の下端面より若干下方に突出している。そして、
ソレノイド装置2のオンにより第1アーマチユア
40が後述する戻しばね19の付勢力に抗して上
昇したとき、その上端面が第1アーマチユアスト
ツパ47の下端面に当接することによつて、第1
アーマチユア40の上限位置が規制される。第1
アーマチユア40はコイルばねよりなる戻しばね
49により下方に付勢されている。この戻しばね
49は第1アーマチユア40のばね嵌装孔43の
下端段部と第2弁座部材50の下端面との間に介
装されている。第2弁座部材50は、コア29の
中心孔29aの軸線方向中間部より上側内部に嵌
着固定されている。この第2弁座部材50は第1
弁座部材38と同一構成で中心部に流通孔51を
有し且つ上端面中央が弁座面50aとなつてい
て、この弁座面50aにボールよりなる第2弁体
52が接離する。この第2弁体52は第2アーマ
チユア53の中央ホルダ部54に保持されてい
る。この第2アーマチユア53は出口側筒体33
の中心孔33aの軸線方向略中間部より下側内部
にスリーブ55を介して軸線方向に所定範囲摺動
自在に嵌装されている。第2アーマチユア53
は、軸線方向略中間部より上側内部中央に流通孔
56を有している。この流通孔56の下部中央孔
57を介してホルダ部54の外周の流通路58が
流通孔56と連通している。第2アーマチユア5
3の外周面にはその軸線方向に沿つて流通路59
が設けられている。出口側筒体33の中心孔33
aの軸線方向略中間部より上側内部には第2アー
マチユアストツパ60が嵌着固定されている。こ
の第2アーマチユアストツパ60は第1アーマチ
ユアストツパ47と同一構成で、リング状をな
し、その両端面に連通路用の切欠61が周方向に
間隔を存して複数形成されている。そして、ソレ
ノイド装置2のオフにより第2アーマチユア53
が後述する第2戻しばね62の付勢力にて上昇し
たとき、その上端面が第2アーマチユアストツパ
60の下端面に当接して、この第2アーマチユア
53の上限位置が規制される。第2アーマチユア
53はコイルばねよりなる第2戻しばね62によ
り上方に付勢されている。この第2戻しばね62
は第2アーマチユア53の下端面とコア29の上
端面との間に介装されている。出口側筒体33の
上端面は流出口33bとなつていて、この流出口
33bに第2フイルタ63が装着されている。ま
た、入口側筒体32の小径部32aと大径部32
bとの境界部に位置して流通孔34の流入側を覆
う第3フイルタ64が装着されている。
り下側内部には第1アーマチユアストツパ47が
嵌着されている。第1アーマチユアストツパ47
はリング状で、その両端面に連通路用の切欠48
が周方向に間隔を存して複数形成されている。第
1アーマチユアストツパ47の下端面はコア29
の下端面より若干下方に突出している。そして、
ソレノイド装置2のオンにより第1アーマチユア
40が後述する戻しばね19の付勢力に抗して上
昇したとき、その上端面が第1アーマチユアスト
ツパ47の下端面に当接することによつて、第1
アーマチユア40の上限位置が規制される。第1
アーマチユア40はコイルばねよりなる戻しばね
49により下方に付勢されている。この戻しばね
49は第1アーマチユア40のばね嵌装孔43の
下端段部と第2弁座部材50の下端面との間に介
装されている。第2弁座部材50は、コア29の
中心孔29aの軸線方向中間部より上側内部に嵌
着固定されている。この第2弁座部材50は第1
弁座部材38と同一構成で中心部に流通孔51を
有し且つ上端面中央が弁座面50aとなつてい
て、この弁座面50aにボールよりなる第2弁体
52が接離する。この第2弁体52は第2アーマ
チユア53の中央ホルダ部54に保持されてい
る。この第2アーマチユア53は出口側筒体33
の中心孔33aの軸線方向略中間部より下側内部
にスリーブ55を介して軸線方向に所定範囲摺動
自在に嵌装されている。第2アーマチユア53
は、軸線方向略中間部より上側内部中央に流通孔
56を有している。この流通孔56の下部中央孔
57を介してホルダ部54の外周の流通路58が
流通孔56と連通している。第2アーマチユア5
3の外周面にはその軸線方向に沿つて流通路59
が設けられている。出口側筒体33の中心孔33
aの軸線方向略中間部より上側内部には第2アー
マチユアストツパ60が嵌着固定されている。こ
の第2アーマチユアストツパ60は第1アーマチ
ユアストツパ47と同一構成で、リング状をな
し、その両端面に連通路用の切欠61が周方向に
間隔を存して複数形成されている。そして、ソレ
ノイド装置2のオフにより第2アーマチユア53
が後述する第2戻しばね62の付勢力にて上昇し
たとき、その上端面が第2アーマチユアストツパ
60の下端面に当接して、この第2アーマチユア
53の上限位置が規制される。第2アーマチユア
53はコイルばねよりなる第2戻しばね62によ
り上方に付勢されている。この第2戻しばね62
は第2アーマチユア53の下端面とコア29の上
端面との間に介装されている。出口側筒体33の
上端面は流出口33bとなつていて、この流出口
33bに第2フイルタ63が装着されている。ま
た、入口側筒体32の小径部32aと大径部32
bとの境界部に位置して流通孔34の流入側を覆
う第3フイルタ64が装着されている。
このように構成された電磁弁1は、例えばその
入口側筒体32の小径部32aと大径部32bの
一部が、モジユレータボデイ65の装着孔65a
に装着されている。そして、流入口32cはモジ
ユレータボデイ65の第1連通路66を介して図
示しないアキユムレータに連通されている。
入口側筒体32の小径部32aと大径部32bの
一部が、モジユレータボデイ65の装着孔65a
に装着されている。そして、流入口32cはモジ
ユレータボデイ65の第1連通路66を介して図
示しないアキユムレータに連通されている。
また、流入口側筒体32の流通孔34は、モジ
ユレータボデイ65の第2連通路67を介して図
示しないモジユレータのアンチロツク制御油圧室
に連通されている。前記モジユレータは、図示し
ない液圧式のアンチロツクブレーキ装置のホイー
ルシリンダ内の圧力を、車輪のスリツプ率が所定
範囲値(例えば0.1〜0.3)となるように制御する
ものである。更に、流出口33bは図示しないリ
ザーブタンクに連通されている。なお、第1図中
68,69,70,71,72,73はシール用
のOリングである。
ユレータボデイ65の第2連通路67を介して図
示しないモジユレータのアンチロツク制御油圧室
に連通されている。前記モジユレータは、図示し
ない液圧式のアンチロツクブレーキ装置のホイー
ルシリンダ内の圧力を、車輪のスリツプ率が所定
範囲値(例えば0.1〜0.3)となるように制御する
ものである。更に、流出口33bは図示しないリ
ザーブタンクに連通されている。なお、第1図中
68,69,70,71,72,73はシール用
のOリングである。
次に、上記構成になる電磁弁1の作動を説明す
る。ソレノイド装置2がオフのとき、第1アーマ
チユア40は第1戻しばね49の付勢力で下方に
移動した位置にあり、第1弁体39が第1弁座部
材38の弁座面38aに密着している。また、第
2アーマチユア53は、第2戻しばね62の付勢
力で上方に移動した位置にあり、第2弁体52が
第2弁座部材50の弁座面50aから離間してい
る。従つて、流体はモジユレータボデイ65の第
2連通路67→第3フイルタ64→小径部32a
と大径部32bとの境界部の流通孔34の経路を
通つた後、一方は第1アーマチユア40のホルダ
部41外周の流通路45→中央孔44→ばね嵌装
孔43の経路を通つて、他方は第1アーマチユア
40の外周の流通路46→第1アーマチユアスト
ツパ47の下端の切欠48の経路を通つて、第1
アーマチユアストツパ47内に流入した後、第2
弁座部材50の流通孔51から、一方は第2アー
マチユア53のホルダ部54外周の流通路58→
中央孔57→流通孔56の経路を通り、他方は第
2アーマチユア53の外周の流通路59→第2ア
ーマチユアストツパ60の下端の切欠61の経路
を通つて、第2アーマチユアストツパ60内に流
入した後、第2フイルタ63を介して流出口33
bからリザーブタンク内に流出する。
る。ソレノイド装置2がオフのとき、第1アーマ
チユア40は第1戻しばね49の付勢力で下方に
移動した位置にあり、第1弁体39が第1弁座部
材38の弁座面38aに密着している。また、第
2アーマチユア53は、第2戻しばね62の付勢
力で上方に移動した位置にあり、第2弁体52が
第2弁座部材50の弁座面50aから離間してい
る。従つて、流体はモジユレータボデイ65の第
2連通路67→第3フイルタ64→小径部32a
と大径部32bとの境界部の流通孔34の経路を
通つた後、一方は第1アーマチユア40のホルダ
部41外周の流通路45→中央孔44→ばね嵌装
孔43の経路を通つて、他方は第1アーマチユア
40の外周の流通路46→第1アーマチユアスト
ツパ47の下端の切欠48の経路を通つて、第1
アーマチユアストツパ47内に流入した後、第2
弁座部材50の流通孔51から、一方は第2アー
マチユア53のホルダ部54外周の流通路58→
中央孔57→流通孔56の経路を通り、他方は第
2アーマチユア53の外周の流通路59→第2ア
ーマチユアストツパ60の下端の切欠61の経路
を通つて、第2アーマチユアストツパ60内に流
入した後、第2フイルタ63を介して流出口33
bからリザーブタンク内に流出する。
また、ソレノイド装置2がオンすると、第1ア
ーマチユア40は第1戻しばね49の付勢力に抗
して上方に移動することにより、第1弁体39が
第1弁座部材38の弁座面38aから離間する。
また、第2アーマチユア53は第2戻しばね62
の付勢力に抗して下方に移動することにより、第
2弁体52が第2弁体部材50の弁座面50aに
密着する。従つて、流体はモジユレータボデイ6
5の第1連通路66→流入口32c→第1フイル
タ36→小径部32aの中心孔35→第1弁座部
材38の流通孔37の経路を通つて、一方は小径
部32aと大径部32bとの境界部の流通孔34
に直接流れ、他方は、第1アーマチユア40のホ
ルダ部41の外周の流通路45→中央孔44→ば
ね嵌装孔43→第1アーマチユアストツパ47内
→第2弁座部材50の流通孔51内に流入して第
1アーマチユアストツパ47の下端の切欠48→
第1アーマチユア40の外周の流通路46の経路
を通つて、小径部32aと大径部32bとの境界
部の流通孔34に流れて第3フイルタ64からモ
ジユレータボデイ65の第2連通路67を介して
図示しないアンチロツク制御油圧室に流入する。
ーマチユア40は第1戻しばね49の付勢力に抗
して上方に移動することにより、第1弁体39が
第1弁座部材38の弁座面38aから離間する。
また、第2アーマチユア53は第2戻しばね62
の付勢力に抗して下方に移動することにより、第
2弁体52が第2弁体部材50の弁座面50aに
密着する。従つて、流体はモジユレータボデイ6
5の第1連通路66→流入口32c→第1フイル
タ36→小径部32aの中心孔35→第1弁座部
材38の流通孔37の経路を通つて、一方は小径
部32aと大径部32bとの境界部の流通孔34
に直接流れ、他方は、第1アーマチユア40のホ
ルダ部41の外周の流通路45→中央孔44→ば
ね嵌装孔43→第1アーマチユアストツパ47内
→第2弁座部材50の流通孔51内に流入して第
1アーマチユアストツパ47の下端の切欠48→
第1アーマチユア40の外周の流通路46の経路
を通つて、小径部32aと大径部32bとの境界
部の流通孔34に流れて第3フイルタ64からモ
ジユレータボデイ65の第2連通路67を介して
図示しないアンチロツク制御油圧室に流入する。
(発明の効果)
以上の如く本発明によれば、一対のコイルボビ
ンをヨークの内周面に嵌合固定することにより互
いに連結したから、ユニツト化し得、例えば電磁
弁等の組み込み作業が容易となる。
ンをヨークの内周面に嵌合固定することにより互
いに連結したから、ユニツト化し得、例えば電磁
弁等の組み込み作業が容易となる。
また、互いに連結した前記コイルボビンを、樹
脂モールドによるケーシングに内蔵し、前記ヨー
クの外周面を前記ケーシング外面に露出させ、前
記ケーシングにその両端側から一対の磁性体より
なる磁路枠構成用カバーを嵌合し、これらカバー
の対向端側内周面を前記ヨークの外周面に圧入嵌
合したから、磁路構成用のカバーとヨークとの磁
気的接続作業を簡略化できる。
脂モールドによるケーシングに内蔵し、前記ヨー
クの外周面を前記ケーシング外面に露出させ、前
記ケーシングにその両端側から一対の磁性体より
なる磁路枠構成用カバーを嵌合し、これらカバー
の対向端側内周面を前記ヨークの外周面に圧入嵌
合したから、磁路構成用のカバーとヨークとの磁
気的接続作業を簡略化できる。
また、前記コイルボビンの前記ヨークとの対向
面に該ヨークの係合溝に圧入係合される圧入突起
と該ヨークの対向端面に当接する間〓構成用突起
を突設し、前記コイルボビンの前記ヨークとの対
向面をラビリンスシール機能を有する如く粗面に
したから、コイルボビンとヨークとの間に、ケー
シングモールド時に樹脂が確実に浸入すると共
に、コイルボビンのヨークとの対向面に対する樹
脂の固着性が高くなり、しかも、コイルボビンと
ヨークとの対向面と樹脂との間のシール性が高
い。
面に該ヨークの係合溝に圧入係合される圧入突起
と該ヨークの対向端面に当接する間〓構成用突起
を突設し、前記コイルボビンの前記ヨークとの対
向面をラビリンスシール機能を有する如く粗面に
したから、コイルボビンとヨークとの間に、ケー
シングモールド時に樹脂が確実に浸入すると共
に、コイルボビンのヨークとの対向面に対する樹
脂の固着性が高くなり、しかも、コイルボビンと
ヨークとの対向面と樹脂との間のシール性が高
い。
また、前記コイルボビンの前記ヨークとの対向
面に、これらコイルボビンに巻装されるコイル巻
線の巻装始端部と巻線終端部を係止固定する係止
突起を突設し、これら各係止突起に前記コイル巻
線を切断する刃部を設けたから、コイルボビンに
コイル巻線を自動的に巻き付ける自動巻装工程に
良好に対応できる。
面に、これらコイルボビンに巻装されるコイル巻
線の巻装始端部と巻線終端部を係止固定する係止
突起を突設し、これら各係止突起に前記コイル巻
線を切断する刃部を設けたから、コイルボビンに
コイル巻線を自動的に巻き付ける自動巻装工程に
良好に対応できる。
更に、前記ケーシングに、電気コードの一端部
のプラグが接続されるソケツトを一体成形したか
ら量産性が高い。
のプラグが接続されるソケツトを一体成形したか
ら量産性が高い。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発
明のソレノイド装置を備えた電磁弁の縦断面図、
第2図は同電磁弁の分解斜視図、第3図は本発明
のソレノイド装置の縦断面図、第4図は同ソレノ
イド装置の分解斜視図、第5図は同ソレノイド装
置におけるコイルボビン単体の斜視図、第6図は
同装置における一対のコイルボビンとヨークの非
連結状態の斜視図、第7図は同連結状態の斜視図
である。 2……ソレノイド装置、4……コイルボビン、
5……ヨーク、6……カバー、101〜103……
圧入突起、12……間〓構成用突起、141〜1
42……係止突起、151〜152……角部(刃
部)、22……コイル巻線、221……巻装始端
部、222……巻線終端部、251,252,253
……係合溝、27……ケーシング、28……ソケ
ツト。
明のソレノイド装置を備えた電磁弁の縦断面図、
第2図は同電磁弁の分解斜視図、第3図は本発明
のソレノイド装置の縦断面図、第4図は同ソレノ
イド装置の分解斜視図、第5図は同ソレノイド装
置におけるコイルボビン単体の斜視図、第6図は
同装置における一対のコイルボビンとヨークの非
連結状態の斜視図、第7図は同連結状態の斜視図
である。 2……ソレノイド装置、4……コイルボビン、
5……ヨーク、6……カバー、101〜103……
圧入突起、12……間〓構成用突起、141〜1
42……係止突起、151〜152……角部(刃
部)、22……コイル巻線、221……巻装始端
部、222……巻線終端部、251,252,253
……係合溝、27……ケーシング、28……ソケ
ツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 互いに軸線方向に対向配設される一対のコイ
ルボビンと、これらコイルボビンの対向面間に介
装されるヨークとを備えたソレノイド装置におい
て、前記一対のコイルボビンを、前記ヨークの内
周面に嵌合固定することにより、互いに連結した
ことを特徴とするソレノイド装置。 2 互いに連結した前記コイルボビンを、樹脂モ
ールドによるケーシングに内蔵し、前記ヨークの
外周面を前記ケーシング外面に露出させ、前記ケ
ーシングにその両端側から一対の磁性体よりなる
磁路枠構成用カバーを嵌合し、これらカバーの対
向端側内周面を前記ヨークの外周面に圧入嵌合し
たことを特徴とする請求項1記載のソレノイド装
置。 3 前記コイルボビンの前記ヨークとの対向面に
該ヨークの係合溝に圧入係合される圧入突起と該
ヨークの対向端面に当接する間〓構成用突起を突
設し、前記コイルボビンの前記ヨークとの対向面
をラビリンスシール機能を有する如く粗面にした
ことを特徴とする請求項2記載のソレノイド装
置。 4 前記コイルボビンの前記ヨークとの対向面
に、これらコイルボビンに巻装されるコイル巻線
の巻装始端部と巻線終端部を係止固定する係止突
起を突設し、これら各係止突起に前記コイル巻線
を切断する刃部を設けたことを特徴とする請求項
1、2または3記載のソレノイド装置。 5 前記ケーシングに、電気コードの一端部のプ
ラグが接続されるソケツトを一体成形したことを
特徴とする請求項2記載のソレノイド装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21085990A JPH0493004A (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | ソレノイド装置 |
US07/735,358 US5125432A (en) | 1990-08-08 | 1991-07-24 | Electromagnetic valve device having two electromagnetic valves |
DE19914125991 DE4125991C2 (de) | 1990-08-08 | 1991-08-06 | Elektromagnetventileinheit mit zwei Elektromagnetventilen |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21085990A JPH0493004A (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | ソレノイド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0493004A JPH0493004A (ja) | 1992-03-25 |
JPH0582042B2 true JPH0582042B2 (ja) | 1993-11-17 |
Family
ID=16596284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21085990A Granted JPH0493004A (ja) | 1990-08-08 | 1990-08-08 | ソレノイド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0493004A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100470082B1 (ko) * | 2002-03-28 | 2005-02-05 | 주식회사 유니크 | 솔레노이드 밸브 |
US8525625B2 (en) * | 2010-09-21 | 2013-09-03 | Remy Technologies Llc | Starter solenoid with spool for retaining coils |
JP5263282B2 (ja) * | 2010-12-20 | 2013-08-14 | 株式会社デンソー | リニアソレノイド |
US8847716B2 (en) * | 2013-02-19 | 2014-09-30 | GM Global Technology Operations LLC | Integrated interlock feature for overmolded coil and bobbin |
JP2020057726A (ja) * | 2018-10-04 | 2020-04-09 | 新電元メカトロニクス株式会社 | ソレノイド |
-
1990
- 1990-08-08 JP JP21085990A patent/JPH0493004A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0493004A (ja) | 1992-03-25 |
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