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JPH0578076A - 乗客コンベアの更新方法 - Google Patents

乗客コンベアの更新方法

Info

Publication number
JPH0578076A
JPH0578076A JP24348691A JP24348691A JPH0578076A JP H0578076 A JPH0578076 A JP H0578076A JP 24348691 A JP24348691 A JP 24348691A JP 24348691 A JP24348691 A JP 24348691A JP H0578076 A JPH0578076 A JP H0578076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passenger conveyor
frame body
machine room
existing
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24348691A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukihiro Umezawa
幸啓 梅沢
Katsuya Teranishi
勝也 寺西
Seiji Watabiki
誠二 綿引
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Elevator Engineering Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Elevator Engineering Co filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP24348691A priority Critical patent/JPH0578076A/ja
Publication of JPH0578076A publication Critical patent/JPH0578076A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乗客コンベアの既設枠体を流用し、既設枠体
の切断加工が少なく、より工事性のよい乗客コンベアの
更新方法を提供すること。 【構成】 既設乗客コンベア枠体1の上部及び下部機械
室部分1A、1Bに、新しい装置を取付ける上部及び下
部機械室部分の第2枠体2、3を組込み固定し、中間部
1Cは、既設乗客コンベア枠体1に欄干、案内レール等
の新しい装置を直接又は、支持体を介して固定すること
により構成する。 【効果】 既設乗客コンベア枠体の切断加工を、より少
なくすることができ、現地溶接作業の省略と、搬入スペ
ースを小さくすることができ、強度上、防災上、作業上
等に信頼性の高い、より工事性のよい乗客コンベアの改
修を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乗客コンベアの更新方法
に係り、特に既設乗客コンベア枠体に新設部品を組付け
る作業効率を向上させた老朽乗客コンベアの更新方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、特開昭58−15277
9号公報及び特開昭58−152782号公報に記載の
ように、既設乗客コンベア枠体と、この既設乗客コンベ
ア枠体内に収納でき、既設乗客コンベア枠体より一廻り
小さいコンベア全体を一体的構成する新設乗客コンベア
枠体とからなり、この新設枠体を内部横桁等を切断加工
し、中空の箱状体にした既設乗客コンベア枠体に収納結
合し、原動機、ギヤ、ステップ、ステップ案内レール及
び欄干等の新設機器を、既設乗客コンベア枠体内に収納
した新設乗客コンベア枠体に装着し、既設乗客コンベア
の改修を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、溶接
等の火を伴う作業や改修のために建物の一部を壊す等の
作業の回避が求められる状況にあって、既設乗客コンベ
ア枠体内に新設乗客コンベア枠体を収納する作業性とい
う点で配慮されていなかった。即ち、上記特開昭58−
152779号公報及び特開昭58−152782号公
報に記載の「マンコンベアの据付方法」においても、新
設の乗客コンベア枠体一式を既設乗客コンベア枠体内に
収納するため、既設乗客コンベア全域にわたり横桁等、
収納時に干渉する部材を全て切断加工しなくてはなら
ず、既設建物内で溶接作業を行うため、火による既設建
物の損傷、ひいては火災発生の原因となる恐れがあっ
た。また、搬入物が大きくなるために大きな搬入スペー
スが必要となり、建物の一部を壊さなければならない等
の不具合があった。
【0004】本発明は、既設乗客コンベアの更新におい
て、現地での溶接作業の省略を可能とし、既設乗客コン
ベア枠体の加工及び搬入スペースを小さくし、より工事
性のよい乗客コンベアの更新方法を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、経年乗客コンベアを構成する原動機、ギ
ヤ、ステップ、ステップ案内レール、上下乗降口の床お
よび欄干等の機器を最新のものに置換する乗客コンベア
の更新方法において、前記経年乗客コンベアの上部又は
下部機械室部分の既設枠体より小さい第2の枠体を予め
製作し、この第2の枠体を前記既設枠体内に組込むこと
を特徴とするものである。また、前記第2の枠体を予め
任意に分割して搬入することができる。そして、前記第
2の枠体に新設の原動機及びギヤ、上下乗降口の床等の
機器を予め組付けてもよいし、又、前記既設枠体内に第
2の枠体として一体化形成後または一体化形成するのと
ともに、この第2の枠体にこれらの機器を組付けてもよ
い。さらに前記上部又は下部機械室部分以外の部分は、
前記経年乗客コンベアの既設枠体に新設の機器を組付け
ることができる。
【0006】
【作用】上記構成によれば、乗客コンベアの枠体で最も
剛性の求められる重量の重い機械室部分が、現地におけ
る加工、切断等の作業が簡略化され、既設枠体への第2
の枠体の組込を、主としてボルトを用いて行うことがで
き、溶接作業を省略することが可能となる。上下機械室
以外の部分、つまり、横桁が数多く設けられている傾斜
した中間部分は、既設乗客コンベアの枠体を利用し、既
設の枠体に新しい案内レール、欄干等を組付けることに
より容易に更新することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照して説
明する。図1は本発明の一実施例を示す乗客コンベア枠
体の全体図である。
【0008】図1に示すように、一般的に既設の乗客コ
ンベア枠体1は、上部機械室1A、下部機械室1B、中
間部(傾斜部)1Cより構成されており、特に中間部1
Cには上部・下部機械室1A、1Bに取付けられるター
ミナルギヤ(図示せず)の強度部材として多数の横桁4
が設けられている。
【0009】いま、上部及び下部機械室1A、1Bの部
分には、新設の駆動装置、ターミナルギヤ等の重量物を
取付け支持するため、高い剛性の支持部材が必要である
が、中間部1Cのように横桁4がないため、既設乗客コ
ンベアの上部及び下部機械室1A、1Bよりも小さい上
部及び下部機械室部分のそれぞれを構成する第2枠体2
及び3を組込み、既設乗客コンベア枠体1とボルト等に
より取付け固定する。また、中間部1Cは、図示しない
新設の欄干、ステップ案内レール等の装置を、既設乗客
コンベア枠体1に直接又は、支持体(図示せず)を介し
て固定する。これにより、既設乗客コンベア枠体1の切
断加工を少なくして、信頼性が高く、より工事性のよい
乗客コンベアの更新を行うことができる。
【0010】次に他の実施例を第2図及び第3図により
説明する。図2は、既設乗客コンベア枠体1の上部機械
室1Aの部分の分解斜視図であり、図3は、下部機械室
1Bの部分の分解斜視図である。
【0011】新設の図示しない駆動機、ターミナルギヤ
等の重量物を支持する第2枠体2、3を構成する部材
を、左右側面部材5、9、左右側面部材5、9を連結す
る横桁7、8、10、11、12、駆動装置取付台6に
分け、既設乗客コンベア枠体1の中で既設乗客コンベア
枠体1に固定しながら第2枠体2、3を形成することに
より、現地搬入部品を少なくすることができ、より工事
性のよい乗客コンベアの改修を行うことができる。
【0012】以上のように本実施例によれば、乗客コン
ベアの枠体で最も剛性の求められる重量の重い駆動機、
ギヤ等の装置や床板を支える機械室部分についてのみ
の、新しい駆動機、ギヤ等の装置を支持する第2の枠体
を設け、既設乗客コンベア枠体の機械室に収納し、乗客
コンベア両端部の機械室以外の部分、つまり、横桁が数
多く設けられている中央部分は、既設乗客コンベアの枠
体を利用し、既設の枠体に新しい案内レール、欄干等を
組付けるようにした。
【0013】そのため、既設乗客コンベアの枠体で横桁
の数の少ない機械室部分に、既設乗客コンベア枠体より
小さく、新設の乗客コンベアの機械室内装置を取りつけ
るのに最適な機械室部分のみの新しい第2の枠体、又
は、機械室内装置が組付けられた機械室部分の新しい第
2の枠体を組込み、既設乗客コンベア枠体とボルト等に
より固定し、既設乗客コンベア枠体で上部、下部機械室
に取付けられているターミナルギヤのような枠体の左右
をつなぐ横桁が数多く設けられ、新しい装置を組付ける
新しい枠体を組込むために、既設乗客コンベアの横桁を
切断加工しなければならない部分、つまり既設乗客コン
ベア枠体の中間部については、既設の横桁を利用し、既
設乗客コンベア枠体に新しい装置を組付けることによ
り、信頼性が高く、工事性のよい乗客コンベアの改修を
行うことができる。
【0014】これらの実施例では、第2の枠体を予め製
作してもよいし、いくつかに分割して現地で既設枠体に
組込んでもよい。そして、新設の原動機及びギヤ、上下
乗降口の床等の機械室の構成機器を枠体に予め組付ける
こともできるし、また、現地で第2枠体の組込後或いは
組込と同時に、これらの構成機器を組付けることもでき
る。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、既設乗客コンベアの更
新において、既設乗客コンベア枠体の切断加工が少な
く、現地での溶接作業を省略することができる。また、
既設乗客コンベア枠体の加工及び搬入スペースを小さく
することができる。そのため、強度上、防災上、作業上
等に信頼性の高い、より工事性のよい乗客コンベアの改
修を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例を説明するための乗
客コンベア枠体全体図である。
【図2】図2は、本発明の他の実施例を説明するための
上部機械室部の詳細を示す分解斜視図である。
【図3】図3は、本発明の他の実施例を説明するための
下部機械室部の詳細を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 既設乗客コンベア枠体 1A 上部機械室 1B 下部機械室 1C 中間部(傾斜部) 2 上部機械室部第2枠体 3 下部機械室部第2枠体 4 横桁 5 側面部材 6 駆動装置取付台 7、8 横桁 9 側面部材 10、11、12 横桁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 綿引 誠二 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経年乗客コンベアを構成する原動機、ギ
    ヤ、ステップ、ステップ案内レール、上下乗降口の床お
    よび欄干等の機器を最新のものに置換する乗客コンベア
    の更新方法において、 前記経年乗客コンベアの上部又は下部機械室部分の既設
    枠体より小さい第2の枠体を予め製作し、この第2の枠
    体を前記既設枠体内に組込むことを特徴とする乗客コン
    ベアの更新方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の枠体を予め任意に分割して搬
    入する乗客コンベアの更新方法。
  3. 【請求項3】 経年乗客コンベアを構成する原動機、ギ
    ヤ、ステップ、ステップ案内レール、上下乗降口の床お
    よび欄干等の機器を最新のものに置換する乗客コンベア
    の更新方法において、 前記経年乗客コンベアの上部又は下部機械室部分の既設
    枠体より小さく、かつ新設の原動機及びギヤ、上下乗降
    口の床等を組付けた第2の枠体を予め製作し、この第2
    の枠体を前記既設枠体内に組込み、前記上部又は下部機
    械室部分以外の部分は、前記経年乗客コンベアの既設枠
    体に新設の機器を組付けることを特徴とする乗客コンベ
    アの更新方法。
  4. 【請求項4】 経年乗客コンベアを構成する原動機、ギ
    ヤ、ステップ、ステップ案内レール、上下乗降口の床お
    よび欄干等の機器を最新のものに置換する乗客コンベア
    の更新方法において、 前記経年乗客コンベアの上部又は下部機械室部分の既設
    枠体より小さく、かつ新設の原動機及びギヤ、上下乗降
    口の床等を組付けた第2の枠体を予め任意に分割して製
    作し、この分割した枠体を前記既設枠体内に第2の枠体
    として一体化形成し、前記上部又は下部機械室部分以外
    の部分は、前記経年乗客コンベアの既設枠体に新設の機
    器を組付けることを特徴とする乗客コンベアの更新方
    法。
  5. 【請求項5】 経年乗客コンベアを構成する原動機、ギ
    ヤ、ステップ、ステップ案内レール、上下乗降口の床お
    よび欄干等の機器を最新のものに置換する乗客コンベア
    の更新方法において、 前記経年乗客コンベアの上部又は下部機械室部分の既設
    枠体より小さい第2の枠体を予め製作し、この第2の枠
    体を前記既設枠体内に組込んだのちに、または組込むの
    とともに、この第2の枠体に新設の原動機及びギヤ、上
    下乗降口の床等の前記機械室の構成機器を組付け、前記
    上部又は下部機械室部分以外の部分は、前記経年乗客コ
    ンベアの既設枠体に新設の機器を組付けることを特徴と
    する乗客コンベアの更新方法。
  6. 【請求項6】 経年乗客コンベアを構成する原動機、ギ
    ヤ、ステップ、ステップ案内レール、上下乗降口の床お
    よび欄干等の機器を最新のものに置換する乗客コンベア
    の更新方法において、 前記経年乗客コンベアの上部又は下部機械室部分の既設
    枠体より小さい第2の枠体を予め任意に分割して製作
    し、この分割した枠体を前記既設枠体内に第2の枠体と
    して一体化形成し、一体化形成後または一体化形成する
    のとともに、この第2の枠体に新設の原動機及びギヤ、
    上下乗降口の床等の前記機械室の構成機器を組付け、前
    記上部又は下部機械室部分以外の部分は、前記経年乗客
    コンベアの既設枠体に新設の機器を組付けることを特徴
    とする乗客コンベアの更新方法。
JP24348691A 1991-09-24 1991-09-24 乗客コンベアの更新方法 Pending JPH0578076A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189418A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Hitachi Ltd 乗客コンベア及びその改修方法
JP2012180203A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Toshiba Elevator Co Ltd 乗客コンベアのリニューアル工法
JP2019522604A (ja) * 2016-06-21 2019-08-15 インベンテイオ・アクテイエンゲゼルシヤフトInventio Aktiengesellschaft エスカレータまたは動く歩道を最新化する方法

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