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JPH0577343U - 掘削装置 - Google Patents

掘削装置

Info

Publication number
JPH0577343U
JPH0577343U JP1684892U JP1684892U JPH0577343U JP H0577343 U JPH0577343 U JP H0577343U JP 1684892 U JP1684892 U JP 1684892U JP 1684892 U JP1684892 U JP 1684892U JP H0577343 U JPH0577343 U JP H0577343U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
excavation
slope
sensor
breaker
positioning device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1684892U
Other languages
English (en)
Inventor
東 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maeda Corp
Original Assignee
Maeda Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maeda Corp filed Critical Maeda Corp
Priority to JP1684892U priority Critical patent/JPH0577343U/ja
Publication of JPH0577343U publication Critical patent/JPH0577343U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 迅速かつ効率的に設計掘削線通りの掘削を可
能にする掘削装置を提供する。 【構成】 法面35を掘削する掘削部の先端に三次元位
置決装置20により位置決めされるセンサ21を備え、
前記三次元位置決装置により位置決めされた前記センサ
の位置と予め入力されている設計掘削線の情報に基づい
てコンピュータ22が解析した掘削管理情報を出力する
出力手段を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダム工事等の法面の掘削工事において有用な掘削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ダム工事等における法面の掘削においては、掘削しようとする法面の傾 斜を示す丁張を設置した後、地表面に削孔を行い、この削孔にダイナマイトを仕 掛けて爆破していた。そして、この爆破後、丁張を基準としてブレーカによる仕 上の掘削を実施していた。
【0003】 法面の傾斜が変化する点(変化点)までブレーカによる仕上げの掘削が終了す ると、この変化点に新たな傾斜を示す丁張を設置し、その後、同様な操作を繰り 返えされることにより法面の掘削が行われていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の掘削方法においては、ブレーカによる仕上げの掘削が設計掘削 線通りに行われているか否かの確認が困難であった。このため、掘削が設計掘削 線に至るまで行われない場合や、設計掘削線を越えて行われてしまう場合があり 、設計掘削線通りの掘削を行うことが困難であるといった問題があった。
【0005】 また、掘削が変化点まで達したか否かの確認のために、観測者が掘削現場から 離れた機械点に出向いて測角や測距を行う必要があったため、確認作業に人手や 時間を要するといった問題があった。
【0006】 本考案は上述した問題点を解決するためになされたものであり、迅速かつ効率 的に設計掘削線通りの掘削を可能にする掘削装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 そこで、本考案の掘削装置は、法面を掘削する掘削部の先端に三次元位置決装 置により位置決めされるセンサを備え、前記三次元位置決装置により位置決めさ れた前記センサの位置と予め入力されている設計掘削線の情報に基づいてコンピ ュータが解析した掘削管理情報を出力する出力手段とを備えるように構成した。
【0008】
【作用】
本考案によれば、掘削部の先端に備えられたセンサの位置は三次元位置決装置 により探知され、この探知されたセンサの位置と予め入力されている設計掘削線 の情報に基いてコンピュータにより掘削管理情報の解析が行われ、この情報は掘 削装置に設けられた出力手段に出力される。従って、掘削装置のオペレータはコ ンピュータにより解析された情報に基いて法面の掘削工事を行ことが可能になる ので、迅速かつ効率的に設計掘削線通りの掘削を行うことが可能になる。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明する。 図1は本考案に係るブレーカ10を示す。図1においてこのブレーカは10は 、圧縮空気、油圧、ガソリンエンジン、電力等の原動力により法面を打撃して掘 削するためのノミ部11を備えており、このノミ部11の先端には三次元位置決 装置20により位置決めが可能なセンサ21が着脱可能に設けられている。
【0010】 また、図1において、掘削すべき法面を見通すことができる既知点25には三 次元位置決装置20が設置されている。三次元位置決装置20が設置される既知 点25の座標は予め三角測量等により求められている。
【0011】 この三次元位置決装置20はブレーカ10のノミ部11の先端に設けられたセ ンサ21に向かって光波を発する。そして、センサ21はこの光波を三次元位置 決装置20に反射する。センサ21によって反射された反射光は三次元位置決装 置20により感知され、三次元位置決装置20において、三次元位置決装置20 が設置されている既知点25の座標値と反射光に基いて、センサ21の現在地の 座標が求められる。
【0012】 このような三次元位置決装置20としては公知の光波探知機、例えば、ジオジ メーター株式会社製ジオジメーター140T型等を用いることができる。また、 センサ21としては三次元位置決装置から発せられた光波を反射する反射プリズ ムを用いることができる。
【0013】 この三次元位置決装置20にはコンピュータ22が接続されている。このコン ピュータ22はメモリを備え、このメモリには予め掘削しようとする設計掘削線 のデータが入力されている。また、このコンピュータ22は三次元位置決装置2 0から入力されるセンサ21の現在地と予めメモリに入力されている設計掘削線 のデータに基いて、設計掘削線とセンサ21の現在地との関係を解析することが できるように構成されている。
【0014】 ブレーカ10の運転席12には、三次元位置決装置20及びコンピュータ22 を操作するとともにコンピュータ22が解析したデータを出力するためのリモー トコントローラ13が備えられている。
【0015】 このリモートコントローラ13には液晶あるいはCRT等の表示画面が設けら れており、ノミ部11の先端に取り付けられたセンサ21の位置と設計掘削線の 関係を平面図、ダム軸方向断面図、ジョイント方向断面図として表示することが できる。これによって、ブレーカ10のオペレータ14は、平面図によりセンサ の現在地を、ダム軸方向断面図により余掘削量を、ジョイント方向断面図により 法面のジョイント方向の形状を知ることができる。
【0016】 また、リモートコントローラ13は、センサ21が設計掘削線に到達した時に は警報音を鳴らすことができるように構成されている。 次に、本考案に係るブレーカ10を用いた法面の掘削方法の概要について図2 を参照して説明する。
【0017】 コンピュータ22のメモリには予め掘削しようとする設計掘削線の情報が入力 される(ステップ101)。 三次元位置決装置20はブレーカ10のノミ部11の先端に設けられたセンサ 21に光波を発し、センサ21はこの光波を反射する。三次元位置決装置20は センサ21からの反射光を受信し、この受信した反射光と三次元位置決装置20 が設置されている既知点25の座標に基いてセンサ21の位置の探知を行う(ス テップ102)。
【0018】 三次元位置決装置20により探知されたセンサ21の位置はコンピュータ22 に入力される(ステップ103)。 コンピュータ22は、予めメモリに入力されている設計掘削線の情報及び三次 元位置決装置20から入力されたセンサ21の位置に基いて、センサ21の位置 と設計掘削線との関係のデータ解析を行う(ステップ104)。
【0019】 コンピュータ22により解析されたデータはブレーカ10の運転席12に設け られたリモートコントローラ13に出力される(ステップ105)。オペレータ 14はこのデータに基いてブレーカ10の操作を行う。
【0020】 以下、実際の法面の掘削方法に即して本考案に係るブレーカ10を使用した法 面の掘削方法について図1及び図3を参照して説明する。 図1及び図3において、設計掘削線Z−Zは本考案に係るブレーカ10により 掘削を行う法面の断面を示す。この設計掘削線Z−Zは第1変化点31、第2変 化点32、第3変化点33において折れ曲がっており、各変化点31、32、3 3間は直線で結ばれているものとする。
【0021】 また、図1及び図3においては、既に第1変化点31までの掘削は終了してお り、以下、第1変化点31と第2変化点32の間の法面35の掘削を行うものと する。また、これらの変化点31、32、33を見通すことができる既知点25 には三次元位置決装置20が設置されている。
【0022】 本考案に係るブレーカ10を用いた法面の掘削方法においては、まず、地表面 A上の所定位置A1に削孔を行い、この削孔にダイナマイトを仕掛けて爆破を行 う。
【0023】 この爆破により新たな地表面Bが形成される。 この後、第1変化点31から第2変化点32に向かって本考案に係るブレーカ 10で法面35の仕上げの掘削が行われる。このとき、本考案のブレーカ10に よれば、設計掘削線Z−Zとセンサ21が取り付けられているノミ部11の先端 部との関係をブレーカ10の運転席12におけるリモートコントローラ13に表 示させることができるので、オペレータ14はセンサ21が備えられたノミ部1 1自体の動きをリアルタイムで確認しながら仕上げの掘削を行うことができる。
【0024】 また、センサ21が取り付けられているノミ部11の先端部が設計掘削線Z− Zに達したときには警報音が鳴るように構成されているので、設計掘削線Z−Z を越えて掘削が行われることを防止することが可能となる。
【0025】 尚、本考案に係るブレーカ10によれば、運転席12のリモートコントローラ 13にダム軸方向断面図を表示させることにより、法面35の傾斜を表示するこ とが可能であるので、法面35の傾斜を示す丁張は必ずしも必要とされない。従 って、丁張の設置に要する時間の短縮を図ることも可能になる。もっとも、第1 変化点31に丁張を設置すれば、更に確実な作業を行うことができる。
【0026】 1回の爆破のみでは、ブレーカ10により第2変化点32までの掘削を行うこ とが困難な場合は、再び、地表面Bにおける所定位置B1に削孔を行い、この孔 にダイナマイトを仕掛けて爆破を行う。この爆破によりさらに新たな地表面Cが 形成される。そして、再びリモートコントローラ13に出力されるデータに基い て第2変化点32に向かってブレーカで法面の仕上げの掘削が行なわれる。
【0027】 以下、ダイナマイトによる爆破とブレーカ10による仕上げの掘削は掘削法面 が第2変化点32に達するまで必要回数繰り返される。 ブレーカ10による仕上げの掘削が第2変化点まで達したか否かはリモートコ ントローラ13の画面上に表示された設計掘削線上の第2変化点32と、センサ 21の位置とが一致したことにより確認される。この点、従来の方法によれば、 第2変化点32の探知や、法面の切り残しの有無等の作業状況の確認が必要とさ れる場合は、法面から離れた機械点で観測者がタキオメーターを使って視準を行 う必要があった。これに比べ、本考案に係るブレーカ10によれば、一旦、既知 点25に三次元位置決装置20を設置すれば、ブレーカ10のオペレータ14が 運転席12から、第2変化点32の探知や法面の切り残しの有無の確認を行うこ とができる。
【0028】 掘削が第2変化点32まで終了すると、以下、同様な方法で第2変化点32と 第3変化点33の間の法面36の掘削が行われる。 尚、本考案は上述した実施例に限定されるものではなく、適宜変更を加えるこ とが可能である。例えば、上述した実施例においては、法面の仕上げの掘削を行 うブレーカ10にセンサ21を設けたものであるが、本考案はこれに限定される ものではなく、例えば、爆破のための削孔を行うボーリング装置の先端にセンサ を取付けることも可能である。このような構成を採用すれば、爆破のための削孔 長の管理を行うことが可能になるので、設計掘削線近くまで爆破による掘削を行 うことが可能になり、ブレーカによる掘削量を減少させることにより、掘削作業 の効率化、迅速化を図ることが可能になる。
【0029】 また、前記センサはシャベルカー、バックフォー、ショベルドーザー等のバケ ットの所定位置に取り付けられることも可能である。 さらに、上述した実施例は既知点25に設置された三次元位置決装置20によ りブレーカ10のノミ部11の先端に設けられたのセンサ21の位置を求めるも のであるが、本考案はこれに限定されるものではなく、例えば、三次元位置決装 置として、汎地球測位システム(GPS)等の衛星測地システムを用いることも 可能である。
【0030】
【考案の効果】
以上のように構成した本考案によれば、設計掘削線通りの掘削を迅速かつ効率 的に行うことが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るブレーカを示す図。
【図2】 本考案に係るブレーカを用いた法面の掘削方
法を説明するためのフローチャート。
【図3】 本考案に係るブレーカを用いた法面の掘削方
法を説明するための概略図。
【符号の説明】
10・・・ブレーカ 11・・・ノミ部 12・・・運転席 13・・・リモートコントローラ 14・・・オペレータ 20・・・三次元位置決装置 21・・・センサ 22・・・コンピュータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 法面を掘削する掘削部の先端に三次元位
    置決装置により位置決めされるセンサを備え、前記三次
    元位置決装置により位置決めされた前記センサの位置と
    予め入力されている設計掘削線の情報に基づいてコンピ
    ュータが解析した掘削管理情報を出力する出力手段とを
    備えた掘削装置。
JP1684892U 1992-03-27 1992-03-27 掘削装置 Pending JPH0577343U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1684892U JPH0577343U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 掘削装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1684892U JPH0577343U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 掘削装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0577343U true JPH0577343U (ja) 1993-10-22

Family

ID=11927637

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1684892U Pending JPH0577343U (ja) 1992-03-27 1992-03-27 掘削装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH0577343U (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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