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JPH0577150U - 記録装置の記録紙保持構造 - Google Patents

記録装置の記録紙保持構造

Info

Publication number
JPH0577150U
JPH0577150U JP2490892U JP2490892U JPH0577150U JP H0577150 U JPH0577150 U JP H0577150U JP 2490892 U JP2490892 U JP 2490892U JP 2490892 U JP2490892 U JP 2490892U JP H0577150 U JPH0577150 U JP H0577150U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
holding member
recording paper
holding
positioning mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2490892U
Other languages
English (en)
Inventor
幸広 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Graphtec Corp filed Critical Graphtec Corp
Priority to JP2490892U priority Critical patent/JPH0577150U/ja
Publication of JPH0577150U publication Critical patent/JPH0577150U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録紙の装着操作が簡単で作業者の負担を軽
減することができ、また摩耗によるガタ付きを軽減防止
する。 【構成】 ロール状記録紙2に取付けられるボビン4の
一端面に突起部20を突設する。ボビン4のボビン本体
4Aを保持するボビン保持部材5を側面視J字状に形成
することにより、下側水平部5Bの先端部をボビン受台
部24とし、この受台部24上にボビン本体4Aを載置
して保持溝7内に挿入する。ボビン位置決め機構10は
互いに対向する位置決め用ブロック21および板ばね2
2とで構成され、この板ばね22によってボビン4を軸
線方向に付勢する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ロール状記録紙に所望の画像の記録を行う記録装置の記録紙保持構 造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、記録装置の記録紙ストック部に配設されるこの種の記録紙保持構造とし ては図4および図5に示す如く構成されたものが知られている。この記録紙保持 構造1は、ロール状記録紙2の中心孔3の開口端部に金属、樹脂等を用いて形成 されたボビン4を取り付け、このボビン4をボビン保持部材5によって回転自在 に保持し、ロックアーム6によってボビン4をロックするように構成したもので ある。ボビン4は、真鍮で形成された円柱状のボビン本体4Aと、ボビン本体4 Aの外周面長手方向中間部に突設され、同じく真鍮で成形された位置決め用環状 突起4Bと、ポリアセタール樹脂により形成されたボビン本体4Aの一端側にこ れと同軸に設けられた鍔部4Cおよび筒状の嵌合部4Dとを一体に備え、嵌合筒 部4Dがロール状記録紙2の中心孔3に嵌合される。前記ボビン保持部材5は、 アルミニウム等の金属部材が用いられ、側面視コ字状のブロックで構成されるこ とにより、上下に平行に対向する上側、下側水平部5A、5Bと、これら両水平 部5A、5Bの後端を連結する垂直部5Cとを一体に備え、これらによって囲ま れた空間が前記ボビン本体4Aを回転自在に収納保持する保持溝7を形成してい る。また、上側、下側水平部5A、5Bの対向面および垂直部5Cの内面には前 記位置決め用環状突起4Bが挿入される位置決め用溝8が連続して形成されてい る。前記ロックアーム6は、ボビン保持部材5の一側に上下方向に回動自在に配 設され、不図示のばねによって図4時計方向の回動習性が付与されることにより 、先端部に設けられた三角形の係止爪9を前記ボビン本体4Bに引掛け、これに よってボビン本体4Aが保持溝7から抜け出すのを防止している。
【0003】 前記保持溝7内に挿入されたボビン本体4Aは、記録紙2が僅かな振動等によ って回転したりしないようボビン位置決め機構10によってバックテンション( 抵抗張力)を付与されている。ボビン位置決め機構10は、押圧子11をばね1 2の力によって鍔部4Cの上面に押し付け、ボビン本体4Aと下側水平部5Bと の摩擦力を高めることでバックテンションを与えている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ロール状記録紙2としては種々のサイズがあり、特に大きなサイズ のものになるとその取扱い性が重要になる。すなわち、A0〜A1サイズの記録 紙になると、幅が長くまた重量も大であるため、装置に装着するには大変な労力 が必要であった。このため、このような大きくて重い記録紙を取り扱うにあたっ ては位置決めや装着などの諸操作はなるべく簡略化させることが望まれていた。 しかしながら、上記した従来の記録紙保持構造1にあっては、記録紙2を装着 する場合、位置決め用環状突起4Bを位置決め用溝8と一致させ、ボビン本体4 Aを保持溝7内に前方から挿入し終わるまでの間作業者が重い記録紙2をずっと 手で保持していなければならないため、肉体的負担が大きいという問題があった 。また、位置決め用環状突起4Bと位置決め用溝8とによるボビン4の位置決め は、これら両者、または何れか一方が摩耗すると、軸線方向のガタ付きを生じる という問題もあった。
【0005】 したがって、本考案は上記したような従来の問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、記録紙の装着操作が簡単で作業者の負担を軽減するこ とができ、また摩耗によるガタ付きを軽減防止することができるようにした記録 装置の記録紙保持構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る記録装置の記録紙保持構造は、ボビ ン本体の一端に嵌合部を有し他端面に凸部を有し、ロール状記録紙の両端開口部 に前記嵌合部の嵌合によってそれぞれ取り付けられる左右一対のボビンと、各ボ ビンのボビン本体を保持する左右一対のボビン保持部材と、各ボビンをボビン保 持部材に係止する一対のロックアームと、ボビンを所定位置に位置付けるボビン 位置決め機構とを備え、前記ボビンは樹脂部材により形成され、また前記各ボビ ン保持部材、ロックアームおよびボビン位置決め機構はそれぞれ金属部材により 形成され、各ボビン保持部材は上下に平行に対向する上側、下側水平部と、これ ら両水平部の一端を連結する垂直部とで側面視J字形に形成されることにより、 前記保持部材の一側側面部に回動自在に軸支されると共に、その上端部が前方に 付勢され、前記ボビン位置決め機構は、一方のボビン保持部材側に配設されて一 方のボビンの凸部が当接する位置決め用ブロックと、このブロックと対向して他 方のボビン保持部材側に配設されて他方のボビンの突起部が挿入係合される長孔 を有し当該ボビンを前記ブロック方向に押圧付勢するばね部材とで構成されてい るものである。
【0007】
【作用】
本考案において、下側水平部に延設されたボビン受台部は、ボビンを保持溝に 案内する。ボビン保持機構、ロックアーム及びボビン位置決め機構によりボビン は所定位置に保持されると共にバックテンションが付与される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は本考案に係る記録装置の記録紙保持構造の一実施例を示す外観斜視図、 図2は一方のボビン保持部材の側面図である。なお、図中図4および図5と同一 構成部材のものに対しては同一符号を以て示す。これらの図において、ボビン4 は、樹脂により一体形成されている点と位置決め用環状突起の代わりにボビン本 体4の鍔部4Cとは反対側端面中央に突設された突起部20を備えている点とが 従来のボビンと異なり、嵌合部4D(図4)が記録紙2の中心孔各開口端部に嵌 合されている。
【0009】 ボビン保持部材5は、側面視J字状に形成されることにより、上側水平部5A と、上側水平部5Aと平行に対向する下側水平部5Bと、これら両水平部5A、 5Bの後端を連結する垂直部5Cからなり、ボビン本体4Aを保持する保持溝7 を有している。前記下側水平部5Bは、上側水平部5Aより長く成形されること により、上側水平部5Aよりも前方に延在する先端部がボビン受台部24を形成 している。
【0010】 ボビン4の位置決めをなすボビン位置決め機構10は、左右のボビン保持部材 5、5の両側に対向して配設された位置決め用ブロック21と板ばね22とで構 成されている。位置決め用ブロック21は、一方(図1右側)のボビン保持部材 6の外側に配設された側板25に固定配置されており、板ばね21と対向する面 に段差部26が幅方向全長に亙って形成されている。段差部26は一方のボビン 4を一方のボビン保持部材6に装着した際、その突起部20を支持する。板ばね 22は、前後方向に長い矩形に形成されて、中央にボビン4の突起部20を案内 する長孔28を有し、前端部が他方(図1左側)のボビン保持部材5の外側に配 設された他の側板29の内側面に固定され、長孔28の前端側から後端までの板 部分が側板29から適宜間隔離間して配設されることにより位置決めブロック2 1方向の弾性力を有し、この弾性力によってボビン4を軸線方向に付勢して突起 部20を位置決め用ブロック21に押し付け、これら両者間の摩擦によってバッ クテンションを付与している。
【0011】 ロックアーム6は側面視逆L字状に形成されることによりボビン保持部材5の 垂直部5Cの外側面に密接する垂直アーム部6Aと、上側水平部5Aの外側面に 沿って前方に延在する水平アーム部6Bとを一体に備え、垂直アーム部6Aの長 手方向中間部が前記垂直部5Cに突設された軸30によって回動自在に軸支され 、且つばね31によって図2反時計方向、すなわちボビン4と係合する方向の回 動習性を付与されている。また、前記水平アーム部6Bの先端部に設けられた係 止爪9は、前面が図2右下がりに所定角度で傾斜する斜面9aと背面が垂直面9 bとからなる逆三角形とされ、垂直面9bから前記垂直部5Cまでの距離はボビ ン本体4Aの直径と略等しく設定されている。 この構成において、垂直アーム6Aは前記垂直部5Cの外側面下部に突設され たストッパ32によりその回動習性を規制されている。このストッパ32は、保 持溝7によって保持されたボビン本体4Aに対して、前記垂直溝9bが押圧力が 与えられる位置に配設される。換言すればロックアーム6によりボビン4Aに対 してバックテンションが与えられるように配設される。
【0012】 次に、このような構成からなる記録紙保持構造における記録紙の装着操作を図 2および図3に基づいて詳述する。先ず、記録紙を手で持って左右のボビン4、 4のボビン本体4Aを、図2に示すように左右のボビン保持部材5、5のボビン 受台部24上に載置する。次に、ボビン本体4Aをボビン受台部24の上面に沿 って後方に移動させ(図3(a))、保持溝7内に挿入して垂直部5Cに当接さ せる(図3(b))ことで記録紙2の装着作業を終了する。
【0013】 この挿入操作に際して、ボビン本体4Aの一部周面が係止爪9の斜面9aに当 たってこれを押し上げるため、ロックアーム6はばね31に抗して時計方向に回 動されて保持溝7を開き、ボビン本体4Aの保持溝7内への挿入を可能にする。 ボビン本体4Aが係止爪9の下方を通過して保持溝7内に完全に挿入されると、 ロックアーム6はばね31の力によって回動復帰し、係止爪9の垂直面9bがボ ビン本体4Bの前方側周面に押圧係合することで、ボビン本体4Aが保持溝7か ら抜け出すのを防止すると共にバックテンションを与えている。
【0014】 また、ボビン本体4Aの挿入に際しては、一方のボビン4の突起部20が位置 決め用ブロック21の段差部26(図1)に沿って移動し、他方のボビン4の突 起部20が板ばね22の長孔28に挿入されて移動し、且つ板ばね22の自由端 部がボビン本体4Aの端面を位置決め用ブロック21方向に押圧する。
【0015】 ここで、ボビン本体4Aをボビン受台部24上に載置し、しかる後保持溝7に 挿入するようにすると、記録紙2を保持している時間が少なくて済み作業者の肉 体的負担を軽減することができ、またボビン受台部24の上面に沿ってボビン4 を軸線方向にスライドさせればよいので、左右方向の位置決め作業も容易である 。 また、ボビン位置決め機構10はボビン4を軸線方向に付勢しているので、ボ ビン本体4Aまたは突起部20が摩耗しても図4および図5に示した従来機構と 異なり軸線方向のガタ付きを防止することができるという利点を有している。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように本考案による記録装置の記録紙保持構造によれば、ロール 状記録紙の装着操作が簡単で、作業者の肉体的負担を軽減することができ、また ボビンが摩耗しても軸線方向のガタ付きを軽減することができるという効果があ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る記録装置の記録紙保持構造の一実
施例を示す外観斜視図である。
【図2】ボビン保持部材の側面図である。
【図3】(a)、(b)はボビンの装着途中の状態と、
装着後の状態を示す図である。
【図4】記録紙保持構造の従来例を示す分解斜視図であ
る。
【図5】同機構の断面図である。
【符号の説明】
2 ロール状記録紙 3 中心孔 4 ボビン 4A ボビン本体 4D 嵌合部 5 ボビン保持部材 5A 上側水平部 5B 下側水平部 5C 垂直部 6 ロックアーム 7 保持溝 9 係止爪 10 ボビン位置決め機構 20 突起部 21 位置決め用ブロック 22 板ばね 24 ボビン受台部 28 長孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビン本体の一端に嵌合部を有し他端面
    に凸部を有し、ロール状記録紙の両端開口部に前記嵌合
    部の嵌合によってそれぞれ取り付けられる左右一対のボ
    ビンと、各ボビンのボビン本体を保持する左右一対のボ
    ビン保持部材と、各ボビンをボビン保持部材に係止する
    一対のロックアームと、ボビンを所定位置に位置付ける
    ボビン位置決め機構とを備え、 前記ボビンは樹脂部材により形成され、また前記各ボビ
    ン保持部材、ロックアームおよびボビン位置決め機構は
    それぞれ金属部材により形成され、 各ボビン保持部材は上下に平行に対向する上側、下側水
    平部と、これら両水平部の一端を連結する垂直部とで側
    面視J字形に形成されることにより、前記保持部材の一
    側側面部に回動自在に軸支されると共に、その上端部が
    前方に付勢され、前記ボビン位置決め機構は、一方のボ
    ビン保持部材側に配設されて一方のボビンの凸部が当接
    する位置決め用ブロックと、このブロックと対向して他
    方のボビン保持部材側に配設されて他方のボビンの突起
    部が挿入係合される長孔を有し当該ボビンを前記ブロッ
    ク方向に押圧付勢するばね部材とで構成されていること
    を特徴とする記録装置の記録紙保持構造。
JP2490892U 1992-03-26 1992-03-26 記録装置の記録紙保持構造 Pending JPH0577150U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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