JPH0576842U - シール装置 - Google Patents
シール装置Info
- Publication number
- JPH0576842U JPH0576842U JP2536092U JP2536092U JPH0576842U JP H0576842 U JPH0576842 U JP H0576842U JP 2536092 U JP2536092 U JP 2536092U JP 2536092 U JP2536092 U JP 2536092U JP H0576842 U JPH0576842 U JP H0576842U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- supply pipe
- cap
- oil supply
- shutter seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 給油管1の開口部2をキャップ12により閉
塞しているときに、タンクの内部圧力が過度に上昇して
タンクが破損することがないように、内部圧力が所定値
を上回ったときに圧力を外部へ逃がす。また給油管1の
開口部2からキャップ12を取り外し、かつ開口部2に
未だ給油ガンを差し込んでいない状態において、タンク
内の燃料の蒸気が開口部2から外部へ漏れないようにす
る。 【構成】 給油管1の開口部2をキャップ12によって
閉塞すると、キャップ12に設けた突起13がシャッタ
ーシール4を押圧開放する。シャッターシール4が開く
と給油管1の内部圧力がリリーフ弁14に達し、内部圧
力が所定値を上回ったときにリリーフ弁14が開弁して
圧力が外部へ放出される。開口部2からキャップ12を
取り外すと突起13がシャッターシール4から外れてシ
ャッターシール4が閉じ、給油管1の内部流路が閉じら
れる。
塞しているときに、タンクの内部圧力が過度に上昇して
タンクが破損することがないように、内部圧力が所定値
を上回ったときに圧力を外部へ逃がす。また給油管1の
開口部2からキャップ12を取り外し、かつ開口部2に
未だ給油ガンを差し込んでいない状態において、タンク
内の燃料の蒸気が開口部2から外部へ漏れないようにす
る。 【構成】 給油管1の開口部2をキャップ12によって
閉塞すると、キャップ12に設けた突起13がシャッタ
ーシール4を押圧開放する。シャッターシール4が開く
と給油管1の内部圧力がリリーフ弁14に達し、内部圧
力が所定値を上回ったときにリリーフ弁14が開弁して
圧力が外部へ放出される。開口部2からキャップ12を
取り外すと突起13がシャッターシール4から外れてシ
ャッターシール4が閉じ、給油管1の内部流路が閉じら
れる。
Description
【0001】
本考案は、ガソリン等の燃料の給油管に装着されるシール装置に関する。
【0002】
タンクに連通した給油管の開口部にキャップを装着して該開口部を閉塞してな り、タンクへ燃料を供給するに際して、キャップを取り外し、開口部に給油ガン を差し込んで給油作業を行なうようになっている場合、次のことが要望されてい る。 イ)開口部をキャップにより閉塞しているときに、タンクの内部圧力が過度に 上昇してタンクが破損することがないように、内部圧力が所定値を上回ったとき に圧力を外部へ逃がす必要がある。 ロ)開口部からキャップを取り外し、かつ開口部に未だ給油ガンを差し込んで いない状態において、タンク内の燃料の蒸気が開口部から外部へ漏れないように する必要がある。
【0003】
本考案は以上の点に鑑み、上記イおよびロの双方の要望を満足するシール装置 を提供することを目的とする。
【0004】
上記の目的を達成するために、本考案のシール装置は、給油管の内部に装着さ れ、前記給油管の内部流路を開閉する常時閉形のシャッターシールと、前記給油 管の開口部に着脱自在に装着され、装着時に前記シャッターシールを押圧開放す る突起を設けたキャップと、前記キャップに備えられ、前記給油管の内部圧力が 所定値を上回ったときに開弁して圧力を外部へ逃がすリリーフ弁と、を有するこ とを特徴とする。
【0005】
給油管の開口部をキャップによって閉塞すると、キャップに設けた突起がシャ ッターシールを押圧開放する。シャッターシールが開くと給油管の内部圧力がリ リーフ弁に達し、内部圧力が所定値を上回ったときにリリーフ弁が開弁して圧力 が外部へ放出される。開口部からキャップを取り外すと突起がシャッターシール から外れてシャッターシールが閉じ、給油管の内部流路が閉じられる。
【0006】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。
【0007】 図1に示すように、図上左側で図示しないタンクに連通した給油管1の内部に シャッターシール4が装着され、給油管1の開口部2にキャップ12が着脱自在 に装着され、キャップ12にリリーフ弁14が備えられている。 シャッターシール4は給油管1の内部流路3を開閉するものであって常時閉形 に構成されている。すなわち給油管1の内周にシール部材5を介して取付部材6 が気密的に嵌着され、この取付部材6の端壁7に開口8が形成され、この開口8 がヒンジ形の蓋部材9によりタンク側から開閉され、この蓋部材9がばね10に より開口8を閉じる方向に弾性付勢されている。開口8の周囲には蓋部材9がそ の作動に伴って接離するシール部材11が取り付けられている。 キャップ12には、その装着時にシャッターシール4の蓋部材9をばね10の 弾性に抗して押圧開放する突起13が一体成形されている。 リリーフ弁14は給油管1の内部圧力が所定値を上回ったときに開弁して圧力 を外部へ逃がすものである。すなわちキャップ12に弁室15、複数の弁孔16 および外部連通孔17が形成され、弁室15内に収容された弁体18がばね19 により弾性付勢されて弁孔16が開口した壁20に押し付けられており、弁孔1 6から流入した内部圧力がばね19の弾性より大きい場合に弁体18がばね19 の弾性に抗して開弁移動し、圧力を弁室15および外部連通孔17を介して外部 へ逃がす。弁体18にはその作動に伴って壁20に接離するシール部材21が取 り付けられている。
【0008】 上記構成のシール装置において、図1に示したように、給油管1の開口部2を キャップ12によって閉塞すると、キャップ12に設けた突起13がシャッター シール4を押圧開放する。シャッターシール4が開くと給油管1の内部圧力がリ リーフ弁14に達し、内部圧力が所定値を上回ったときにリリーフ弁14が開弁 して圧力が外部へ放出される。また図2に示すように、開口部2からキャップ1 2を取り外すと突起13がシャッターシール4から外れてシャッターシール4が 閉じ、開口部2に給油ガンが差し込まれる迄の間、給油管1の内部流路3が閉じ られる。 したがって上記構成のシール装置によれば、 イ)開口部2をキャップ12により閉塞しているときに、タンクの内部圧力が 過度に上昇してタンクが破損することがないように内部圧力が所定値を上回った ときに圧力を外部へ逃がすことができ、 ロ)併せて、開口部2からキャップ12を取り外し、かつ開口部2に未だ給油 ガンを差し込んでいない状態において、タンク内の燃料の蒸気が開口部から外部 へ漏れるのを防止することができ、 よって上記したイおよびロの双方の要望を満足することができる。
【0009】
本考案は次の効果を奏する。 イ)給油管の開口部をキャップにより閉塞しているときに、タンクの内部圧力 が過度に上昇してタンクが破損することがないように内部圧力が所定値を上回っ たときに圧力を外部へ逃がすことができる。 ロ)給油管の開口部からキャップを取り外し、かつ開口部に未だ給油ガンを差 し込んでいない状態において、タンク内の燃料の蒸気が開口部から外部へ漏れる のを防止することができる。
【図1】本考案の実施例に係るシール装置の断面図
【図2】同シール装置のキャップを取り外した状態の断
面図
面図
1 給油管 2 開口部 3 内部流路 4 シャッターシール 5,11,21 シール部材 6 取付部材 7 端壁 8 開口 9 蓋部材 10,19 ばね 12 キャップ 13 突起 14 リリーフ弁 15 弁室 16 弁孔 17 外部連通孔 18 弁体 20 壁
Claims (1)
- 【請求項1】 給油管1の内部に装着され、前記給油管
1の内部流路3を開閉する常時閉形のシャッターシール
4と、前記給油管1の開口部2に着脱自在に装着され、
装着時に前記シャッターシール4を押圧開放する突起1
3を設けたキャップ12と、前記キャップ12に備えら
れ、前記給油管1の内部圧力が所定値を上回ったときに
開弁して圧力を外部へ逃がすリリーフ弁14と、を有す
るシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2536092U JPH0576842U (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | シール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2536092U JPH0576842U (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | シール装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576842U true JPH0576842U (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=12163680
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2536092U Withdrawn JPH0576842U (ja) | 1992-03-27 | 1992-03-27 | シール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0576842U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017030794A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 株式会社吉野工業所 | 外容器を減容変形させた状態に維持できる二重容器 |
JP2017030795A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 株式会社吉野工業所 | 外容器を減容変形させた状態に維持できる二重容器 |
-
1992
- 1992-03-27 JP JP2536092U patent/JPH0576842U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017030794A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 株式会社吉野工業所 | 外容器を減容変形させた状態に維持できる二重容器 |
JP2017030795A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | 株式会社吉野工業所 | 外容器を減容変形させた状態に維持できる二重容器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960606 |