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JPH057249B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH057249B2
JPH057249B2 JP10734087A JP10734087A JPH057249B2 JP H057249 B2 JPH057249 B2 JP H057249B2 JP 10734087 A JP10734087 A JP 10734087A JP 10734087 A JP10734087 A JP 10734087A JP H057249 B2 JPH057249 B2 JP H057249B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
pedestal
packaged
receiving piece
packaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10734087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63272616A (ja
Inventor
Mitsuo Hashimoto
Hiroharu Abe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP10734087A priority Critical patent/JPS63272616A/ja
Publication of JPS63272616A publication Critical patent/JPS63272616A/ja
Publication of JPH057249B2 publication Critical patent/JPH057249B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は被包装物、特にトレーまたは他の容器
に入れられた食料品その他の製品を、伸張可能な
プラスチツクフイルムいわゆるストレツチフイル
ムで包装する包装機に関する。
[従来の技術] 一般にこの種のストレツチフイルムによる包装
機として、包装部に供給されかつ張られたストレ
ツチフイルムに向つて受台に供給された被包装物
を押し上げることにより、被包装物をフイルムに
押し付けてフイルムを緊張状態に保持しながら折
込具によりフイルムを被包装物の下側に折り込ん
で包装し、次いで包装した被包装物を搬出させた
ものが提案されている。
そして、包装部に供給されかつ張られたフイル
ムに向つて被包装物を押し上げるための受台とし
て、ベースのほぼ中央部に定置受片を設置する一
方、ベース上の両側部に可動受片を設置し、この
可動受片について、複数個を適宜間隔で整列配置
して一列単位として、この列単位の可動受片をベ
ースの各側部の内、外に複数列に配設し、対向列
同士の可動受片を入れ違い状に配置し、全ての可
動受片を常に前記設置受片とほぼ同一高さの起立
状に付勢保持し、そして各列の可動受片を、前記
包込み部においてベースの両側に移動可能に設置
されて包装材の縁部を品物の底面に折込具との当
接時に夫々内側へ傾倒可能にするようにしたもの
が特公昭57−59128号公報で提案されている。
[発明が解決しようとする問題点] 上記従来技術においては、折込具の作動時に可
動受片が安定状態に作動するために全ての可動受
片が弱い付勢力によつて付勢保持している。この
ため、例えば定置受片とこの定置受片の両側に位
置する1列分の可動受片上だけにしか底部を支持
することができないような小さな横幅でかつ高さ
が比較的大きい被包装物においては、折込具を被
包装物の底部中央側まで可及的に挿入できるよう
に定置受片を細幅にする必要があり、この際小型
の被包装物の載置状態が不安定になりやすく、小
型の被包装物を支持する定置受片とこの受片のま
わりに配設された1列分の可動受片が弱い付勢力
で保持されているものであるため、包装部位置に
供給され、かつ、張られたストレツチフイルムに
向つて受台上に載置された被包装物を押し上げフ
イルムに押し付けた際に、緊張したフイルムによ
つて被包装物に加えられる圧接力により前記1列
分の可動受片が傾倒して被包装物が所定位置から
ずれてしまいその後のフイルムの折り込み動作が
不安定になりやすく包装形態が不確実となり、包
装不良品を発生するという問題があつた。
そこで本発明は小型の被包装物においても安定
した状態で被包装物を包装部位置に供給できる包
装機を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明はストレツチフイルムを包装部位置に供
給するフイルム供給装置と、被包装物のほぼ中央
を支持する載置受片及び載置受片の両側部で起立
状に付勢保持され、かつ、載置受片側に傾倒可能
に設けられた複数列の可倒受片を有し、前記載置
受片に隣接する内側の可倒受片の付勢力を外側の
可倒受片の付勢力より強く形成してなる受台を備
え、この受台を前記包装部位置の下方で上下動可
能に設けた受台昇降装置と、前記受台上に被包装
物を供給する被包装物供給装置と、前記受台上に
供給された被包装物を上昇して包装部位置に移送
した状態でストレツチフイルムを被包装物の下側
に折り込むフイルム折込装置と、このフイルム折
込装置によりストレツチフイルムが折り込まれた
被包装物を搬出する搬出装置とを具備した包装機
である。
[作用] 本発明は被包装物を包装部位置に供給し、か
つ、張られたストレツチフイルムによつて被包装
物を押し付けながら包装した場合、載置受台とこ
の載置受台に隣接する可倒受片との上に載置され
た幅狭で小型の被包装物においても、載置受片に
隣接する可倒受片はフイルムによつて与えられる
圧接力に耐え得る付勢力で起立状に保持し続ける
ため、良好にかつ安定して包装でき、また、大型
の被包装物は、載置受片と複数列の可倒受片との
上に載置されて安定した包装を行うことができ
る。
[実施例] 第5図、第6図は包装機の全体構成の概要を示
し、本体フレーム1の前部側には本体フレーム1
のほぼ中間部分である包装部2位置の下部まで被
包装物3を移送するためのコンベア4を備えた被
包装物供給装置Aが設けられている。
前記コンベア4の供給側端部には前記コンベア
4によつて被包装物3が供給載置される受台5が
配設され、この受台5は適宜駆動部により上下作
動するリフト6に連結し、かつ、受台5の上昇時
にストレツチフイルム7を伸張して保持する受台
昇降装置Bを形成している。
本体フレーム1の後部側には前記ストレツチフ
イルム7がロール状に巻回されたロール体8が回
転可能に保持されており、そのロール体8より引
き出されたストレツチフイルム7の両側端部を上
下一対の無端状ベルト9に挟み込んで前記包装部
2位置まで移送するフイルム供給装置Cが本体フ
レーム1の上部両側の前後方向に配設されてい
る。前記無端状ベルト9のストレツチフイルム7
の挿入側端部にはストレツチフイルム7の幅方向
にミシン目を入れるカツター10と、このカツタ
ー10の両側に設けられるフイルム押え11とか
らなるフイルム切込装置Dが設けられている。
本体フレーム1の包装部2側にはフイルム7の
長さ方向に沿つて往復動する後部折込体12とフ
イルム7の幅方向に沿つて互いに開閉可能な左右
折込体13とが設けられ、各折込体12,13の
移動に連れてフイルム7のミシン目位置から切断
し、前記受台昇降装置Bによつて押し上げられた
被包装物3の底面にフイルム折込装置Eが設けら
れている。
本体フレーム1の上部側には包装体3Aの上面
に接触して前方に移動する搬出ベルト14と包装
体3Aが載置して移送される移送体15とからな
る搬出装置Fが設けられている。
製品入りのトレー等の被包装物3は第7図A〜
Cのように被包装物供給装置Aのコンベア4によ
り本体フレーム1の前部側からほぼ中間部分の包
装部2の下方まで移送され受台5に供給載置され
る。この被包装物3の移送と同時にフイルム供給
装置Cによりロール体8より引き出されたストレ
ツチフイルム7が本体フレーム1の後部側から包
装部2位置に向つて上下一対の無端状ベルト9に
挟み込まれながら移送され、移送途中でフイルム
切込装置Dのカツター10によりミシン目16が
形成され、このようにして第7図A〜Cにように
ミシン目16が形成された一連のストレツチフイ
ルム7はさらに移送されて包装部2位置まで移送
される。
このようにして第7図Cのように被包装物3が
受台5上に供給され、ミシン目16が入れられた
一連のストレツチフイルム7が包装部2に供給さ
れた状態において、第7図D〜Fのように受台昇
降装置Bのリフト6によつて受台5は上昇し包装
部2位置に供給したストレツチフイルム7を下か
ら押し上げて伸張し、次いで後部折込体12と左
右折込体13とが押し上げられた被包装物3の底
面に沿つて摺動してミシン目16から切り離し、
かつ、ストレツチフイルム7の縁部を折り込んで
包装体3Aを形成し、この包装体3Aは第7図
G,Hのように搬出ベルト14と移送体15とに
より本体フレーム1の前部側へ搬出される。
さらに詳述すれば、被包装物供給装置Aにおい
て、食料品その他の製品17を載せたトレー18
である被包装物3は本体フレーム1の前部側から
本体フレーム1の中間側に向けて移送され、固定
プレート19上にトレー18が載置している間に
L字状の突板20によつて移送され受台5上に押
し出される。突板20は被包装物3を供給するよ
うに予め設定された速さで進むブレーキ付モータ
21とチエーン22により連結したコンベア4の
一対の無端状チエーン4Aにビス23によつて複
数組等間隔に止着され、その突板20は前記固定
プレート19に形成されたガイド溝24に沿つて
移動する。前記固定プレート19にはトレー18
の供給を検知するスイツチ25とトレー18を2
ステツプで受台5上に移送するためのスイツチ2
5Aとが配設され、トレー18が供給されない時
は停止し、供給した時は2ステツプで受台5上ま
で移送される。
フイルム供給装置Cにおいて、本体フレーム1
の後部側に回転自在に保持されたロール体8より
引き出されたストレツチフイルム7は2個のガイ
ドローラ27,28により本体フレーム1の上部
側に導かれて本体フレーム1に回転自在に架設し
ている上下一対のフイルム送り用ゴムローラ2
9,30間に案内されている。そのフイルム送り
用ゴムローラ29,30の前方側には上下一対の
無端状ベルト9の駆動およびフイルム送り用ゴム
ローラ31,32が間隔をおいて上記フイルム送
り用ゴムローラ29,30と同一高さで本体フレ
ーム1に架設し、本体フレーム1の前部側の両側
面にはコンベア4用の上下一対のローラ33,3
4が回転自在に支持している。前記ゴムローラ3
1,32の両側のベルト案内部と上記ローラ3
3,34間にはそれぞれ上下一対の無端状ベルト
コンベア35,36が架け渡されている。上側の
ベルトコンベア35を上側から押圧する軸37が
複数本体フレーム1の側面に支持しているととも
に、上下一対の無端状ベルトコンベア35,36
のフイルム送り用走行部35A,36Aを案内す
る上下のローラ38が複数本体フレーム1の側面
に枢支している。本体フレーム1の下部には、モ
ータ後部に付設された図示しないパルスジエネレ
ータのサイン波形をカウントしてフイルム送り出
し長さをクラツチで決めるためのクラツチブレー
キ付モータ39が設けてあり、このモータ39の
駆動ギヤ40と上記フイルム送り用ゴムローラ2
9,30に同軸に設けられたギヤ41,42とコ
ンベア4の駆動およびフイルム送り用ゴムローラ
31,32に同軸に設けられたギヤ43,44と
がタイミングベルト45により連結しており、そ
のタイミングベルト45は上側のギヤ41,43
の外側と下側のギヤ42,44の内側と駆動ギヤ
40とに順次掛け渡されている。そして、パルス
ジエネレータの調節により予め設定されたフイル
ム送り出し長さのピツチでモータ39は間歇的に
回転し、そのモータ39の回転によりタイミング
ベルト45とギヤ41,42,43,44を介し
て前記フイルム送り用ゴムローラ29,30およ
びコンベア駆動、フイルム送り用ゴムローラ3
1,32は回転し無端状ベルト9は駆動する。こ
のためロール体8より引き出された一連のストレ
ツチフイルム7は連続状態のままガイドローラ2
7,28に案内されて上下一対のゴムローラ2
9,30間とゴムローラ31,32間とに順次送
られるとともに、ストレツチフイルム7の両側端
は上下一対の無端状ベルトコンベア35,36の
フイルム送り用走行部35A,36A間に挟み込
まれて間歇的に搬送する。
受台昇降装置Bにおいて、本体フレーム1の包
装部2の下方には受台5が配置され、その受台5
に垂設したガイド杆46が本体フレーム1側に固
定された軸受47に昇降自在に支持され、モータ
48の駆動軸と前記受台5とはクランク49を介
して連結している。モータ48の駆動によりクラ
ンク49を介して受台5はガイド杆46に案内さ
れながら昇降する。被包装物3が受台5上に供給
され載置した状態でモータ48の駆動により受台
5が押し上げられると包装部2に供給されたスト
レツチフイルム7は緊張し伸張する。受台5は中
央の載置受片50とこの載置受片50の左右に複
数列配置した可倒受片50A,50Bによつて形
成され、この可倒受片50A,50Bは中央側に
向つて回動可能に軸支しており、常に起立状態に
なつて被包装物3の載置部を形成するように付勢
保持されている。
フイルム折込装置Eにおいて、包装部2位置の
後部側の本体フレーム1に架設した固定板52の
下面側に一対の左右折込体13の基端を枢軸53
によりそれぞれ水平方向回動自在に支持し、包装
部2位置の本体フレーム1の両側には前後方向に
レール54が設けられ、そのレール54にはそれ
ぞれ移動体55が設けられ、この移動体55に後
部折込体12の両側端を止着し、前記左右折込体
13にはその長さ方向に基部側が内方に彎曲した
ガイド溝56が形成され、このガイド溝56に上
記後部折込体12に設けられたガイドローラ57
が係入して後部折込体12の作動に連れて後部折
込体12と左右折込体13との互いに同調した前
進・閉鎖動作により受台5上の被包装物3に対し
て後方と両側との互いに連動したいわゆる三方折
込作用を行なうように形成されている。さらに本
体フレーム1の下方にはトルクモータ58が設け
られ、そのトルクモータ58の駆動軸にはクラン
ク59を介して前記移動体55が連結されてお
り、被包装物3を載置した受台5を包装部2位置
に供給されたストレツチフイルム7に押圧した状
態において前記トルクモータ58の駆動によりク
ランク59を介して後部折込体12が移動体5
5、レール54に案内されて前方移動する。この
後部折込体12の移動にともないミシン目16か
らストレツチフイルム7が切り離されるとともに
ガイド溝56とガイドローラ57に案内されて左
右折込体13が枢軸53を中心に中心側に回動し
押し上げられた被包装物3の底面に沿つて摺動
し、ストレツチフイルム7の縁部を三方から折り
込んで包装体3Aを形成する。この場合受台5を
形成する複数の各可倒受片50A,50Bは左右
折込体13に押圧されて中心側に回動するため折
込体12,13の移動を許容するものである。
フイルム固定装置Gにおいて、前記フイルム送
り用走行部35A,36Aの前端側にはストレツ
チフイルム7のやや上方に位置して本体フレーム
1に受杆61が架設し、この受杆61に対応する
ストレツチフイルム7の下方位置にはストレツチ
フイルム7の先端側を挟着固定するゴム等を貼着
した固定板62が配置され、その固定板62は本
体フレーム1に回転自在に架設した枢軸63に固
着され、その枢軸63にはリンク64の一端を固
着し、そのリンク64の他端がトルクモータ65
の駆動軸に設けたリンク66と係合溝67と係合
ローラ68を介して連結されている。そして、ト
ルクモータ65の駆動によりリンク66が回動す
ると係合ローラ68と係合溝67を介してリンク
64は回動して枢軸63を回動し、これにより枢
軸63に固着した固定板62は回動してストレツ
チフイルム7の先端側を受杆61に挟着固定す
る。
搬出装置Fにおいて、受台5に載置した被包装
物3の上昇待機位置に搬出ベルト14を配設し、
折込体12,13によりフイルム7の三方が折り
込まれた包装体3Aはこの搬出ベルト14によつ
てヒートシール器69を内蔵した移送体15上に
移送され、この移送時にフイルム7の前端部がト
レー18の下方に折り込まれ、次いでこの移送体
15によりシールされたのち送出ベルト70によ
つて送り出される。
したがつて、製品17を載せたトレー18を固
定プレート19上に手動あるいは自動により供給
するとスイツチ25がオンになり、それによつて
コンベア4が作動してコンベア4の無端状チエー
ン4Aに止着された突板20がトレー18を押動
し、トレー18を固定プレート19上に滑動させ
ながら包装部2位置の下方位置に向つて移送す
る。コンベア4の作動と同時にパルスジエネレー
タの調整により予め設定された送り量でフイルム
送り用の一対のゴムローラ29,30およびコン
ベア4が作動してロール体8から引き出されたス
トレツチフイルム7は1ステツプ送られる。ここ
でフイルム送り用の一対のゴムローラ29,30
と無端状ベルト9の駆動およびフイルム送り用ゴ
ムローラ31,32間に張設されたストレツチフ
イルム7にカツター10が切り込んでミシン目1
6が形成される。次いで前記ゴムローラ29,3
0と無端状ベルト9が作動してミシン目16が形
成された一連のストレツチフイルム7をさらに1
ステツプ移送して包装部2位置にストレツチフイ
ルム7を供給する。この場合、ストレツチフイル
ム7は対をなすゴムローラ29,30とゴムロー
ラ31,32間に挟まれかつその両側縁が上下一
対の無端状ベルトコンベア35,36のフイルム
送り用走行部35A,36Aに挟み込まれた状態
で包装部2位置に供給される。その後被包装物3
はコンベア4の端部から受台5上に移送される。
被包装物3がこのようにして受台5上に載置す
ると同時に固定板62が枢軸63を中心に回動し
て受杆61との間にストレツチフイルム7の先端
側を挟着固定するとともにリフト6が動作し受台
5はガイド杆46に案内されて上昇し包装部2に
供給されたストレツチフイルム7を下面側から押
し上げてストレツチフイルム7を伸張し、次いで
後部折込体12はレール54に案内されて前方移
動してミシン目16からストレツチフイルム7を
切り離し、この後部折込体12と連動して左右折
込体13は受台5の載置部を形成する可倒受片5
0A,50Bが中央側に傾倒しながら中心側に向
つて回動し三方からストレツチフイルム7をトレ
ー18の底部の折り込んで後部折込体13上に包
装体3Aが載置した状態になる。その後、受台5
は下降するとともにストレツチフイルム7の先端
側を固定する固定板62も復帰して固定を解除す
る。同時に包装体3Aの上面側を搬出ベルト14
が下面側を搬出ローラ71が移送して包装体3A
を搬出ベルト15上に移送する。これによりトレ
ー18の前方側の包装用フイルム7もトレー18
の下面側に折り込まれるとともに搬出ベルト15
上にてヒートシール器69の熱によつてシールさ
れ、送出ベルト70により搬出される。その後折
込体12,13は復帰する。
このように構成された包装機において、受台5
は、第1図乃至第3図に示すようにガイド杆46
の上端に水平に固設された受板72の中央にほぼ
L字形の載置受片50がビス51により固定さ
れ、その載置受片50の左右両側には一対の可倒
受片50Aが前記載置受片50に隣接して並列に
枢支されている。この可倒受片50Aは前記受板
72に固設した前後の脚杆73に両端が枢軸74
により枢支されていると共に、可倒受片50Aは
外方回転するようにしてスプリング75によつて
付勢され、かつ脚杆73に突設されたストツパ7
6に係止して載置受片50とほぼ同一高さで起立
状態に保持されている。また可倒受片50Aの左
右両側にはさらに一対の可倒受片50Bが並列に
枢支されている。この可倒受片50Bは可倒受片
50Aと同様に脚杆73に両端が枢軸74により
枢支されていると共に、スプリング77によつて
外方回転するようにして付勢され、かつ脚杆73
に突設されたストツパ76に係止して載置受片5
0とほぼ同一高さで起立状態に保持されている。
この場合可倒受片50Aを付勢するスプリング7
5は受台5の上昇によつて被包装物3をストレツ
チフイルム7に押し付けたときの圧接力で傾倒す
ることがない強さのものが用いられ、可倒受片5
0Bを付勢するスプリング77はフイルム折り込
み時に容易に傾倒できる比較的弱い付勢力のもの
が用いられる。また各可倒受片50A,50Bの
外方面には左右折込体13が係合する受板78が
それぞれ取付けられている。
そして、載置受片50とこの載置受片50と隣
接して配設された可倒受片50Aのみによつて支
持される小さな横幅で、かつ、高さ寸法の比較的
高い小型の被包装物3を受台5の上昇によつて包
装部2位置に供給され、かつ、張られたストレツ
チフイルム7に押し付けた場合、載置受片50は
受板72に固定され、かつ、載置受片50と隣接
して配列された一対の可倒受片50Aはフイルム
7の圧接力に耐え得る強さでスプリング75によ
つて起立状態に付勢保持し続けるため、小型で比
較的不安定な被包装物3を安定した状態で包装部
2位置に供給できる。また、載置受片50と隣接
して配列された可倒受片50Aの外側に位置した
可倒受片50Bは比較的弱いスプリング77によ
つて付勢されているため、左右の折込体13の折
込動作時において外側に位置した可倒受片50B
は容易に傾倒して円滑に折込まれると共に、載置
受片50に隣接する可倒受片50Aも左右の折込
体13の最終段階で傾斜するため小型の被包装物
3であつても底部中央側まで良好に折込むことが
できる。この場合載置受片50と隣接した可倒受
片50Aの傾斜角度は小さくてよいためこの可倒
受片50Aのスプリング75の付勢力が比較的強
いものであつてもフイルム折込み動作は良好に行
われる。また、大型の被包装物3は、載置受片5
0と複数列の可倒受片50Bとの上に載置されて
安定した包装を行うことができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく本発明の要旨の範囲内において種々の変形
実施が可能である。例えば受台の構成において各
受片の形状、固定、枢支、付勢手段は要旨の範囲
内で適宜選定すればよく、スプリングに代えてコ
イルバネ、板バネ等でもよく、また比較的弱い力
で支持されている可倒受片は一対のものを示した
が二対以上でもよい。
また上述した実施例では載置受片の両側部すな
わち、フイルムの幅方向に可倒受片を複数列並べ
て配設したが、これに加えてフイルムの長手方向
すなわち、フイルムの後部折込体側に可倒受片を
設置し、この可倒受片を後部折込体により傾倒し
ながら、フイルムの後端側を被包装物の底部に折
り込むようにしてもよい。
また載置受片はビスで固定したものを示した
が、強いスプリング等によつて付勢保持されても
よい。また包装機の全体構成として特公昭56−
35578号のようにフイルムをクランプして給出す
るものあるいは実開昭55−47992号、特公昭56−
34484号のフイルム折込装置のもの等に適応でき
ることは勿論である。
[発明の効果] 本発明はストレツチフイルムを包装部位置に供
給するフイルム供給装置と、被包装物のほぼ中央
を支持する載置受片及び載置受片の両側部で起立
状に付勢保持され、かつ、載置受片側に傾倒可能
に設けられた複数列の可倒受片を有し、前記載置
受片に隣接する内側の可倒受片の付勢力を外側の
可倒受片の付勢力より強く形成してなる受台を備
え、この受台を前記包装部位置の下方で上下動可
能に設けた受台昇降装置と、前記受台上に被包装
物を供給する被包装物供給装置と、前記受台上に
供給された被包装物を上昇して包装部位置に移送
した状態でストレツチフイルムを被包装物の下側
に折り込むフイルム折込装置と、このフイルム折
込装置によりストレツチフイルムが折り込まれた
被包装物を搬出する搬出装置とを具備し、載置受
台とこの載置受台に隣接する可倒受片との上に載
置された幅狭で小型の被包装物においても、載置
受片に隣接する可倒受片はフイルムによつて与え
られる圧接力に耐え得る付勢力で起立状に保持し
続けるため、良好にかつ安定して包装でき、ま
た、大型の被包装物は、載置受片と複数列の可倒
受片との上に載置されて安定した包装を行うこと
ができる包装機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本発明の一実施例を示すも
のであり、第1図は受台の一部切欠正面図、第2
図は同平面図、第3図は同側面図、第4図A,
B,Cは作用状態を示す断面図、第5図は包装機
の全体縦断面図、第6図は同平面図、第7図A,
B,C,D,E,F,G,H及び第8図A,B,
Cは包装状態を示す作用状態図である。 2……包装部、3……被包装物、5……受台、
50,50A,50B……受片、75,77……
スプリング、A……被包装物供給装置、B……受
台昇降装置、C……フイルム供給装置、D……フ
イルム切込装置、E……フイルム折込装置、F…
…搬出装置、G……フイルム固定装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ストレツチフイルムを包装部位置に供給する
    フイルム供給装置と、被包装物のほぼ中央を支持
    する載置受片及び載置受片の両側部で起立状に付
    勢保持され、かつ、載置受片側に傾倒可能に設け
    られた複数列の可倒受片を有し、前記載置受片に
    隣接する内側の可倒受片の付勢力を外側の可倒受
    片の付勢力より強く形成してなる受台を備え、こ
    の受台を前記包装部位置の下方で上下動可能に設
    けた受台昇降装置と、前記受台上に被包装物を供
    給する被包装物供給装置と、前記受台上に供給さ
    れた被包装物を上昇して包装部位置に移送した状
    態でストレツチフイルムを被包装物の下側に折り
    込むフイルム折込装置と、このフイルム折込装置
    によりストレツチフイルムが折り込まれた被包装
    物を搬出する搬出装置とを具備することを特徴と
    する包装機。
JP10734087A 1987-04-30 1987-04-30 包装機 Granted JPS63272616A (ja)

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