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JPH0568115A - Isdnのユーザー・網インターフエース装置 - Google Patents

Isdnのユーザー・網インターフエース装置

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Publication number
JPH0568115A
JPH0568115A JP3254193A JP25419391A JPH0568115A JP H0568115 A JPH0568115 A JP H0568115A JP 3254193 A JP3254193 A JP 3254193A JP 25419391 A JP25419391 A JP 25419391A JP H0568115 A JPH0568115 A JP H0568115A
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JP
Japan
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signal frame
bus
channel bit
terminal device
network terminating
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JP3254193A
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JP2640593B2 (ja
Inventor
Hajime Nakamura
中村  元
Hiroyuki Kikuta
弘之 菊田
Fumio Watanabe
文夫 渡辺
Masanori Fujioka
雅宣 藤岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KDDI Corp
Original Assignee
Kokusai Denshin Denwa KK
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Publication date
Application filed by Kokusai Denshin Denwa KK filed Critical Kokusai Denshin Denwa KK
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Priority to US07/940,040 priority patent/US5309440A/en
Publication of JPH0568115A publication Critical patent/JPH0568115A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ISDNの網終端装置と端末装置間でバス間
接続を行なう場合に、網終端装置内での受信信号フレー
ムの同期検出と端末装置間でのDチャネル競合制御の実
現を目的とする。 【構成】 本発明装置はISDNのS/T点に設置さ
れ、バス間の接続を行なう際に、上り信号フレームをバ
ッファ内に蓄積し、網終端装置が同期検出可能なタイミ
ングで送信し、受信した上り信号フレーム内のDチャネ
ルビットを受信の直後に送信する下り信号フレーム内の
エコーチャネルビットにコピーする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISDNのユーザー・
網インターフェイス装置に関するもので、特に初期同期
確立に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDNの端末装置と網終端装置間のイ
ンターフェースはCCITT勧告I.400シリーズで
規定されており、基本インターフェースの物理層につい
ては勧告I. 430で規定されている。勧告I. 430
では、運用モードは1対1接続と1対n接続が存在する
ことを、配線モデルについては図8に示すような伝送距
離や配線形態を規定している。ここで、(a)は短距離
受動バス(ポイント・マルチポイント構成)の場合、
(b)は延長受動バス(ポイント・マルチポイント構
成)の場合、(c)はポイント・ポイント構成の場合で
ある。但し配線モデルの規定は、端末装置と網終端装置
間の電気的特性を規定するために定められたものであ
り、実際には動作確認を行なうことにより他の配線形態
も可能となる。
【0003】勧告I. 430では、複数の端末を1つの
バス上に接続する運用モードで、端末装置から網終端装
置への上りDチャネルを複数の端末が同時にアクセスし
た場合に、次のような競合制御を規定している。ただ一
つの端末がその情報を正しく送信完了することができ、
他の端末はアクセスを一端中止し、Dチャネルが空いた
時に再度アクセスを試みて、最終的には全ての端末が順
番にその情報を送信完了する。このようなDチャネルの
競合制御を行なうために、網終端装置は端末装置からの
上り信号フレームを受信すると、その上り信号フレーム
内のDチャネルビットを次に端末装置へ送信する下り信
号フレーム内のエコーチャネルビットにコピーする。各
端末装置は、それぞれ受信した下り信号フレーム内のエ
コービットを観測することにより上りDチャネルの使用
状態を判断し、送信した信号フレーム内のDチャネルビ
ットと受信した信号フレーム内のエコーチャネルビット
とを比較することにより衝突検出を行なう。端末装置か
ら網終端装置への上り信号フレーム構成、及び網終端装
置から端末装置への下り信号フレーム構成を図9に示
す。図9では、フレームUが端末装置から網終端装置へ
送信される上り信号フレームで、フレームDが網終端装
置から端末装置へ送信される下り信号フレームである。
フレーム内のDはDチャネルビット、Eはエコーチャネ
ルビットであり、1フレームの伝送時間は250マイク
ロ秒である。勧告I. 430では表1に示すような網終
端装置の入力遅延特性が規定されており、網終端装置と
端末装置間の伝送遅延がこの規定値を満たしていれば、
端末装置間のDチャネル競合制御及び網終端装置内での
信号フレーム同期検出が可能となる。
【0004】
【表1】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
勧告I. 430では、1台の網終端装置の受動バスに接
続できる端末装置数が最大8台と規定されているが、受
動バス同士の接続を行なえば、1台の網終端装置に対し
て8台以上の端末装置の接続が可能となる。しかし、バ
ス同士の接続を行なうと網終端装置と端末装置間の距離
が勧告I. 430の規定値以上となる場合が生じる。網
終端装置と端末装置間の距離が勧告I. 430の規定値
以上となる場合には、伝送遅延時間も規定値以上となる
ため、網終端装置内での信号フレームの受信タイミング
がずれてしまう。網終端装置内では、受信タイミングが
勧告I. 430で規定されている入力遅延範囲内でなけ
れば、受信信号フレームの同期検出を行なうことができ
ない。また、バス間の接続部分を延長又は符号化し、接
続部分の伝送遅延が1フレームの伝送時間250マイク
ロ秒以上となる場合には、端末装置内で上り信号フレー
ムの送信直後に受信する下り信号フレームと、網終端装
置内でその上り信号フレームに対して送信された下り信
号フレームとが異なり、端末装置内における上下信号フ
レームの対応がずれてしまう。端末装置内で上下信号フ
レームの対応がずれると、信号フレーム内のDチャネル
ビットとエコーチャネルビットの対応もずれるため、端
末装置間のDチャネル競合制御が行なえなくなってしま
う。したがって、上記従来技術においては、網終端装置
と端末装置間の伝送遅延時間が規定値以上となるバス間
接続は不可能であり、1台の網終端装置に対して8台以
上の端末装置を接続することはできなかった。
【0006】本発明は、上記欠点を解決するためのもの
で、規定値以上の伝送遅延が生じる場合にも端末装置間
でのDチャネル競合制御及び網終端装置内でのフレーム
同期検出を可能にし、バス間接続の実現を可能とするI
SDNのユーザー網インターフェース装置を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明によるISDNのユーザー網インターフェー
ス装置は、ISDNの網終端装置と端末装置間(S/T
点)に設置され、端末装置から網終端装置への上り信号
フレーム内のDチャネルビットを網終端装置から端末装
置への下り信号フレーム内のエコーチャネルビットに写
し、上り信号フレームをバッファ内に蓄積して網終端装
置の同期検出が可能なタイミングで送信を行なうように
構成されている。
【0008】本発明の特徴は、Dチャネルの使用状態を
監視しながら、端末装置から送信された上り信号フレー
ム内のDチャネルビットを、信号フレームの対応に関係
なく、次に端末装置が受信する下り信号フレーム内のエ
コーチャネルビットにコピーする点と、上り信号フレー
ムをバッファに蓄積し、網終端装置が同期検出を行なえ
るタイミングで送出する点にある。
【0009】
【作用】本発明によると、勧告I. 430で規定されて
いる接続形態のバス同志を接続する場合に、網終端装置
と端末装置間の距離が勧告I. 430の規定距離以上と
なっても、端末装置間でのDチャネル競合制御と網終端
装置内での受信信号フレームの同期検出を行なうことが
できる。
【0010】
【実施例1】図1は本発明によるリピーターの機能構成
図であり、aは判定部、bはバッファ、cはバッファ制
御部、dはコピー部、eはDチャネルビット検出部、f
はビット比較部、gはエコーチャネルビット検出部、h
はタイミング制御部、iはフレーム同期検出部、jはコ
ピー制御部、kはDチャネルビットコピー部、lは入力
ドライバ、mは出力ドライバである。端末装置から送信
された上り信号フレームは、入力ドライバlで受信さ
れ、Dチャネルビット検出部eへ送られる。Dチャネル
ビット検出部eでは、信号フレーム内のDチャネルビッ
トを検出し、検出したDチャネルビットをDチャネルビ
ットコピー部kに送る。Dチャネルビットを検出された
上り信号フレームは、バッファb内に送られ、蓄積され
る。網終端装置から送信された下り信号フレームは、入
力ドライバlで受信され、フレーム同期検出部iでフレ
ームビットの検出を行なう。タイミング制御部hは、フ
レーム同期検出部iで検出したフレームタイミングに対
して2ビットオフセットのタイミングを作り、バッファ
制御部cに送る。バッファ制御部cは、タイミング制御
部hから受けるタイミングでバッファb内の上り信号フ
レームの送出命令を送信する。バッファbから送出され
た上り信号フレームは、Dチャネルビット検出部eでD
チャネルビットを検出され、出力ドライバmを通じて網
終端装置へ送出される。下り信号フレームは、フレーム
同期検出部iでフレーム同期を検出された後、エコーチ
ャネルビット検出部gでエコーチャネルビットを検出さ
れる。検出されたエコーチャネルビットは、Dチャネル
ビット検出部eで検出されたDチャネルビットとビット
比較部fで比較される。比較された結果はコピー制御部
jに送られ、その比較結果に応じてDチャネルビットコ
ピー部kの制御を行なう。比較した結果Dチャネルビッ
トとエコーチャネルビットが等しければ、コピー制御部
jはコピーを続けさせるが、Dチャネルビットとエコー
チャネルビットが異なれば、コピーの中止命令を送出す
る。下り信号フレームは、エコーチャネルビット検出部
gの後、Dチャネルビットコピー部kに送られる。Dチ
ャネルビットコピー部kでは、コピー制御部jの制御命
令に従って、Dチャネルビット検出部eから受けた上り
信号フレーム内のDチャネルビットを下り信号フレーム
内のエコーチャネルビットにコピーする。下り信号フレ
ームは、Dチャネルビットコピー部kの後、出力ドライ
バmを通じて端末装置へ送出される。以上が本発明によ
るリピーター内各機能部の処理である。
【0011】次に、リピーターを用いた場合の網終端装
置と端末装置間における信号フレームの関係について説
明する。図2は本発明によるリピーターを用いた網終端
装置と端末装置間の信号フレーム関係図であり、図3は
本発明によるリピーターを用いた網終端装置と端末装置
間の接続図である。1はリピーター、2は網終端装置、
3は端末装置、4は電気特性終端装置、各装置間は4線
で結ばれている。網終端装置2と直接接続されているバ
スがB1 、バスB1 とリピーター1を介して接続されて
いるバスがB2である。バスB1 上にある端末装置3及
びリピーター1は、網終端装置2から勧告I. 430で
規定されている距離内にある。また、バスB2 上にある
端末装置3は、リピーター1との距離が勧告I. 430
で規定されている網終端装置と端末装置間の距離以下で
ある。バスB1 とリピーター1との間にある電気特性終
端装置4は、バスB1 から見てリピーター1が端末装置
3と同じ勧告I. 430の電気的特性を示すように終端
する装置であり、バスB2とリピーター1との間にある
電気特性終端装置4は、バスB2 から見てリピーター1
が網終端装置1と同じ勧告I. 430の電気的特性を示
すように終端する装置である。この場合、各バス内では
勧告I. 430で規定されている電気的特性を保持でき
るが、網終端装置2とバスB2 上の端末装置3間では規
定値以上の伝送遅延が生じる可能性がある。勧告I. 4
30の規定値以上の伝送遅延が生じる場合においても、
本発明によるリピーター1の適用により網終端装置2と
端末装置3間の接続は可能となる。
【0012】本装置リピーター1を用いた場合の網終端
装置2と端末装置3間のフレーム関係について以下説明
を行なう。図2において、リピーター1の入力遅延をt
1 マイクロ秒、網終端装置2の入力遅延をt2 マイクロ
秒、勧告I. 430で規定されている網終端装置の入力
遅延範囲をT1 マイクロ秒からT2 マイクロ秒、1フレ
ームの伝送時間を250マイクロ秒とする。全ての端末
装置3は、網終端装置2から送信された下り信号フレー
ムの同期タイミングにあわせて2ビットオフセットタイ
ミング(T1 マイクロ秒)で上り信号フレームを送信す
る。バスB2 上にある端末装置3も、下り信号フレーム
受信後2ビットオフセットタイミングで上り信号フレー
ムUFi を送信する。バスB2 上の端末装置から送信さ
れた上り信号フレームUFi のリピーター1における伝
送遅延t1 は、リピーター1と端末装置3間が勧告I.
430の規定距離内にあるため、T1 <t1 ≦T2 とな
る。しかし、上り信号フレームUFi がこのまま送信さ
れると、網終端装置2における伝送遅延t2 はt2 >T
2 となる可能性がある。そこで、リピーター1は、上り
信号フレームをバッファに蓄積し、次に受信する下り信
号フレームに対して2ビットオフセットタイミングで送
信する。この操作により網終端装置2内における伝送遅
延t2 は、網終端装置2とリピーター1間での伝送遅延
t’と1フレームの伝送時間の和となる。この伝送遅延
t’も、網終端装置2とリピーター1間が勧告I. 43
0の規定距離内にあるため、T1 <t’≦T2 となる。
したがって、網終端装置2内でのフレーム同期検出は可
能となる。
【0013】しかし、リピーター1内で上り信号フレー
ムの蓄積を行なうと、バスB2 上にある端末装置3内に
おいて、上り信号フレームと下り信号フレームの対応が
ずれてしまう。網終端装置2において上り信号フレーム
UFi-1 の受信直後に送信される下り信号フレームDF
i-1 は、バスB2 上にある端末装置3では上り信号フレ
ームUFi の送信直後に受信される。そのため、網終端
装置2内でDチャネル競合制御のためにDチャネルビッ
トをエコーチャネルビットにコピーしても、バスB2 上
にある端末装置3においては上下信号フレームの対応が
ずれてしまい、信号フレーム内のDチャネルビットとエ
コーチャネルビットも対応しなくなる。そこで、リピー
ター1内で受信した上り信号フレーム内のDチャネルビ
ットを、その直後に送信する下り信号フレーム内のエコ
ーチャネルビットへコピーする。この操作により、端末
装置3における上り信号フレームと下り信号フレームの
対応がずれても、信号フレーム内のDチャネルビットと
エコーチャネルビットの対応は一致するので、バスB2
上にある端末装置3間でのDチャネル競合制御が行なえ
る。
【0014】リピーター1は、このような信号フレーム
送出タイミングの調整やDチャネルビットのコピー以外
に、バスB1 上にある端末装置3との間のDチャネル競
合制御を行なわなければならない。このDチャネル競合
制御は判定部aで行なわれ、その判定結果をもとにバッ
ファ制御部cとコピー部dが動作する。バスB1 上の競
合制御でリピーター1が選ばれた場合には、バスB2 上
の競合制御で選ばれた端末装置3が網終端装置2と接続
することになる。しかし、リピーター1が競合制御で選
ばれなかった場合には、バスB2上の端末装置3は網終
端装置2と接続することはできないため、上りDチャネ
ルへの信号フレームの送出を停止しなければならない。
そのため、リピーター1は、競合制御で選ばれなかった
と判定した場合には、上り信号フレーム内のDチャネル
ビットを下り信号フレーム内のエコーチャネルビットへ
コピーすることを中止し、網終端装置2からの下り信号
フレームをそのままバスB2 へ送信する。網終端装置2
からの下り信号フレームをそのまま受信したバスB2 上
の端末装置3内では、上り信号フレーム内のDチャネル
ビットと下り信号フレーム内のエコーチャネルビットが
異なるため、Dチャネル競合制御で選ばれなかったと判
定し、信号の送出を停止する。また、リピーター1のバ
ッファb内には上り信号フレームが蓄積されているが、
その信号フレームは消去される。信号フレームの送出停
止状態にあるリピーター1とバスB2上の端末装置3
は、網終端装置2からの下り信号フレームを受信し、エ
コーチャネルビットの監視を行なえるため、バスB1 の
Dチャネルの使用状態を把握することができる。リピー
ター1は、判定部aでバスB1 のDチャネルの使用状態
を監視し、Dチャネルの空きを検出次第、コピー部dに
対して上り信号フレーム内のDチャネルビットを下り信
号フレーム内のエコーチャネルビットにコピーすること
と、バッファ制御部cに対してバッファ内信号フレーム
を送出することを命じる。以上の操作を繰り返すことに
より、バス間の接続時における網終端装置2内のフレー
ム同期検出と端末装置3間のDチャネル競合制御を実現
する。本発明の実施例によるリピーター1を用いること
により、バスB1 とバスB2の接続が可能となる。
【0015】
【実施例2】図4は、本発明の実施例によるリピーター
1の機能部を2つに分けた図である。判定部a、バッフ
ァb、バッファ制御部cから構成されるバスB1 対応部
R1と、コピー部dから構成されるバスB2 対応部R2
とに分ける。バスB1 対応部R1 とバスB2 対応部R2
間では、上下信号フレームの伝送と判定部aで得た判定
結果の伝送が行なわれる。図5は、本装置リピーター1
のバスB1 対応部R1とバスB2 対応部R2 間を延長し
て適用した場合の網終端装置2と端末装置3間の接続図
である。バスB1 、バスB2 は、それぞれ勧告I. 43
0の規定距離内であるが、バスB1 対応部S1 とバスB
2 対応部S2 間が延長されているため、網終端装置2と
バスB2上の端末装置3間は規定距離以上である。その
ため、網終端装置2とバスB2 上の端末装置3間では、
規定値以上の信号波形の歪みと伝送遅延が生じる。信号
波形の歪みについては波形整形回路5や増幅器6のよう
な既存技術の適用により解決される。また、伝送遅延に
ついては本装置リピーター1の適用により解決される。
以下、本装置リピーター1の動作について説明する。
【0016】リピーター1内の各機能部の動作は実施例
1と同じであるが、バスB1 対応部R1 とバスB2 対応
部R2 間の伝送遅延時間はn個の信号フレームの伝送時
間に相当する。したがって、網終端装置2で上り信号フ
レームUFi が受信される時には、バスB2 上の端末装
置3は上り信号フレームUFi の(n+1)個後の上り
信号フレームUFi+(n+1) を送信している。また、網終
端装置2で下り信号フレームDFi が送信される時に
は、バスB2 上の端末装置3は下り信号フレームDFi
のn個前の下り信号フレームDFi-n を受信している。
すなわち、バスB2 上の端末装置3では、上り信号フレ
ームUFi+(n+1) の送信直後に下り信号フレームDFi-
n を受信することになる。バスB2 内で信号フレームの
対応がずれても、バスB2 対応部R2 内のコピー部が上
り信号フレームUFi+(n+1) のDチャネルビットを下り
信号フレームDFi-n 内のエコーチャネルビットへコピ
ーするため、Dチャネルの競合制御は行なえる。また、
バスB1 対応部R1 内では、バスB1 上にある端末とD
チャネルの競合制御を行なっている。判定部aで上り信
号フレーム内のDチャネルビットと下り信号フレーム内
のエコーチャネルビットを比較し、判定結果をバッファ
制御部とコピー部に伝える。判定部aにおいて上り信号
フレーム内のDチャネルビットと下り信号フレーム内の
エコーチャネルビットとが同じ場合には、バッファ制御
部cはバッファbに対してバッファ内の上り信号フレー
ムの送信命令を発する。また、コピー部dは、上り信号
フレーム内のDチャネルビットを下り信号フレーム内の
エコーチャネルビットにコピーする。判定部aにおいて
上り信号フレーム内のDチャネルビットと下り信号フレ
ーム内のエコーチャネルビットとが異なる場合には、バ
ッファ制御部cはバッファbに対してバッファ内の上り
信号フレームの消去命令を発する。また、コピー部d
は、上り信号フレーム内のDチャネルビットを下り信号
フレーム内のエコーチャネルビットにコピーすることを
中止する。但し、バスB1 対応部R1 内の判定部aで上
り信号フレームUFi と下り信号フレームDFi の比較
を行なっている時には、バスB2 対応部R2 内のコピー
部dでは上り信号フレームUFi+(n+1)のDチャネルビ
ットを下り信号フレームDFi-n 内のエコーチャネルビ
ットへコピーしている。そのため、バスB1 対応部R1
内で上り信号フレームの送出停止を決定しても、バスB
2 対応部R2 は既にn個の上り信号フレームをバスB1
対応部R1へ送信しているため、バスB1 対応部R1 で
は送出停止後n個の上り信号フレームを受信することに
なる。送出停止後に受信したn個の上り信号フレーム
は、バッファb内で消去される。バスB1 対応部R1 内
では、n個の上り信号フレームを受信した後にバスB2
対応部R2 からの送信信号が無信号となるが、その時点
でリピーター1及びバスB2 上の端末装置3の信号フレ
ームの送出停止が完了したことになる。バスB2 上の端
末装置3がバスB1 のDチャネルの空き状態を検出して
再発呼する場合には、バスB1 対応部R1 の判定部aが
バスB1のDチャネルの空き状態を検出し、Dチャネル
が空いていることをバスB2 対応部R2 内のコピー部d
とバッファ制御部cに伝達する。バスB1 のDチャネル
が空き状態であることを知らされたコピー部dは、バス
B2 上の端末装置3から送信された上り信号フレーム内
のDチャネルビットを下り信号フレーム内のエコーチャ
ネルビットへコピーする。バッファ制御部cは、バッフ
ァbに対してバッファ内の信号フレームの送出命令を発
する。こうしてバスB1 及びB2 上でのDチャネル競合
制御が行なわれる。本発明の実施例によるリピーター1
を用いることにより、バスB1 とバスB2間を延長し、
接続することが可能となる。
【0017】
【実施例3】図6は、実施例2で説明した本発明による
リピーター1内において、バスB1対応部R1 とバスB2
対応部R2 間で送受信される信号フレームを符号化し
て伝送する場合の機能構成図である。バスB1対応部R1
とバスB2 対応部R2 間の伝送路に1対のコーデック
nを入れ、コーデックnに応じた符号化信号で上下信号
フレームの伝送を行なう。コーデックnは、伝送路に応
じて信号形態を変換する装置であり、ディジタルモデム
等も含んでいる。各機能部の動作は、実施例2と同様で
ある。
【0018】
【実施例4】図7は、実施例2で説明した本発明による
リピーター1内について、バスB1対応部R1 とバスB2
対応部R2 間で送受信される信号フレームと判定部a
の判定結果を符号化して伝送する場合の機能構成図であ
る。バスB1 対応部R1 とバスB2 対応部R2 間の伝送
路に1対のコーデックnを入れ、コーデックnに応じた
符号化信号で上下信号フレームと判定部aの判定結果を
伝送する。各機能部の動作は、実施例2と同様である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は勧告I.
430で規定された接続形態のバス間を接続できる。接
続方法としては配線延長や符号化を適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるリピーターの機能構成図である。
【図2】本発明を適用した場合の網終端装置と端末装置
間のフレーム関係図である。
【図3】本発明を適用した網終端装置と端末装置の接続
図である。
【図4】本発明によるリピーターの機能構成図である。
【図5】本発明を適用した網終端装置と端末装置の接続
図である。
【図6】本発明によるリピーターの機能構成図である。
【図7】本発明によるリピーターの機能構成図である。
【図8】従来の網終端装置と端末装置の接続図である。
【図9】従来の網終端装置と端末装置間の信号フレーム
構成図である。
【符号の説明】
1 リピーター 2 網終端装置 3 端末装置 4 電気特性終端装置 5 波形整形回路 6 増幅器 a 判定部 b バッファ c バッファ制御部 d コピー部 e Dチャネルビット検出部 f ビット比較部 g エコーチャネルビット検出部 h タイミング制御部 i フレーム同期検出部 j コピー制御部 k Dチャネルビットコピー部 l 入力ドライバ m 出力ドライバ n コーデック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 5/00 9076−5K (72)発明者 藤岡 雅宣 東京都新宿区西新宿二丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ISDNの網終端装置と端末装置間(S
    /T点)に設置され、端末装置から網終端装置への上り
    信号フレーム内のDチャネルビットを網終端装置から端
    末装置への下り信号フレーム内のエコーチャネルビット
    に写し、上り信号フレームをバッファ内に蓄積して網終
    端装置の同期検出が可能なタイミングで送信を行なうよ
    うに構成されたことを特徴とするISDNのユーザー・
    網インターフェース装置。
JP3254193A 1991-09-06 1991-09-06 Isdnのユーザー・網インターフェース装置 Expired - Fee Related JP2640593B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3254193A JP2640593B2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 Isdnのユーザー・網インターフェース装置
US07/940,040 US5309440A (en) 1991-09-06 1992-09-03 ISDN user-network interface system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3254193A JP2640593B2 (ja) 1991-09-06 1991-09-06 Isdnのユーザー・網インターフェース装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0568115A true JPH0568115A (ja) 1993-03-19
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