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JPH05672A - ステアリングホイール芯金 - Google Patents

ステアリングホイール芯金

Info

Publication number
JPH05672A
JPH05672A JP17869991A JP17869991A JPH05672A JP H05672 A JPH05672 A JP H05672A JP 17869991 A JP17869991 A JP 17869991A JP 17869991 A JP17869991 A JP 17869991A JP H05672 A JPH05672 A JP H05672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring portion
pipe
die
spokes
cast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP17869991A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Takamori
哲也 高森
Hitoshi Yamamoto
等 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP17869991A priority Critical patent/JPH05672A/ja
Publication of JPH05672A publication Critical patent/JPH05672A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Steering Controls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】リング部の直径のばらつきが小さいステアリン
グホイール芯金を提供する。 【構成】ダイカスト金属製スポークS1、S2、S3、
S4の先端間を連結し、両端部2が潰されて閉塞された
パイプから形成されたパイプリング部10と、ダイカス
ト金属製スポークS1、S2、S3、S4と一体的に形
成され、スポークの先端間を連結するダイカスト金属製
のダイカストリング部11とを有し、パイプリング部1
0の潰された両端部2は、ダイカスト金属製スポークS
1、S4の先端に鋳ぐるまれて、パイプリング部10と
前記ダイカストリング部11で環状のリング部が形成さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のステアリングホ
イール内に埋設されるステアリングホイール芯金に関
し、詳しくは、部分的にダイカスト金属が使用されたス
テアリングホイール芯金に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のステアリングホイール芯金
は、図4に示すようアルミニウムパイプからなるリング
部1を、アルミニウムダイカスト製スポークS1、S
2、S3、S4のT字状の先端に鋳ぐるんで形成してい
た。なお、3はダイカスト金属に鋳ぐるまれたボスであ
る。
【0003】このステアリングホイール芯金を形成する
には、まず、アルムニウムパイプを環状に曲げ、両端4
を突き合わせ溶接することでリング部1を形成する。次
いで、リング部1、ボス3をダイカスト成形型にセット
し、ボス3の近傍から溶湯を注入し、スポークS1、S
2、S3、S4を成形する。これにより、リング部1、
スポークS1、S2、S3、S4、ボス3が一体となっ
たステアリングホイール芯金が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記ステアリ
ングホイール芯金は、パイプを曲げ加工後溶接してリン
グ部1を得ていたため、パイプ長のばらつき、突き合わ
せ溶接時の長さ変化のばらつきが、そのままリング部1
の直径のばらつきとなる。従って、リング部1の直径を
公差内に収めるため、パイプ長及び突き合わせ溶接の管
理を厳しく行わなければならなかった。
【0005】本発明はこのような不具合に鑑みてなされ
たものであり、パイプ長の管理を厳しく行わなくても、
所定の公差範囲内に収まったリング部直径を有するステ
アリングホイール芯金を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のステアリングホイール芯金は、ボスから延びる複数
のダイカスト金属製スポークと、前記複数のダイカスト
金属製スポークの先端間を連結し、両端部が潰されて閉
塞されたパイプから形成されたパイプリング部と、前記
複数のダイカスト金属製スポークと一体的に形成され、
前記複数のダイカスト金属製スポークの先端間を連結す
るダイカスト金属製のダイカストリング部とを有し、前
記パイプリング部の潰された両端部は、前記ダイカスト
金属製スポークの先端に鋳ぐるまれて、前記パイプリン
グ部と前記ダイカストリング部で環状のリング部が形成
されていることを特徴とする。
【0007】前記パイプの材質は、特に制限されない
が、軽量化の見地からアルミニウム製が望ましい。特に
本発明のステアリングホイール芯金を製造するに当たっ
ては、従来アルミニウム製パイプを採用するのに障害と
なっていたアルミニウムの溶接という特殊技術が不要な
ため、アルミニウム製パイプを容易に採用できる。
【0008】前記ダイカスト金属の材質も、特に制限さ
れないが、軽量化の見地から、アルミニウム合金、マグ
ネシュウム合金を用いるのが望ましい。
【0009】前記パイプリング部両端部の形状は、潰さ
れて閉塞されていれば特に制限されないが、ダイカスト
金属製スポークからの抜け止めを考慮し、最先端に所謂
返りを設けるのが望ましい。
【0010】前記ダイカストリング部は、前記ダイカス
ト金属製スポークと同時にダイカスト成形されるもの
で、ダイカスト金属製スポーク間を連結している。
【0011】
【発明の作用及び効果】本発明のステアリングホイール
芯金においては、パイプから形成されたパイプリング部
の両端部は、ダイカスト金属製スポークの先端に鋳ぐる
まれる。従って、パイプリング部の全長がばらついて
も、主に鋳ぐるまれる部分の長さが変化するのみで、表
出するパイプリング部の長さは余り変化しない。
【0012】さらに、本発明のステアリングホイール芯
金は、パイプリング部とともに環状のリング部を構成す
るダイカスト金属製のダイカストリング部を有する。ダ
イカストリング部は、ダイカスト金属製スポークをダイ
カスト成形する際に同時に形成されるので、常に一定の
形状に形成される。
【0013】従って、パイプリング部とダイカストリン
グ部からなるリング部の全長は、ばらつきの少ないもの
となる。それゆえ、パイプリング部を形成するパイプ長
の管理を可及的に緩やかにしても、所定の公差範囲内に
収まったリング部直径を有するステアリングホイール芯
金が得られる。
【0014】また、パイプリング部の両端部は、潰され
て閉塞されている。これにより、余分な部材を用いるこ
となく、パイプリング部内へのダイカスト金属の侵入を
防止できる。
【0015】
【実施例】図1、図2は本発明の第1実施例を示すもの
で、中央のボス3から4本のダイカスト金属製のスポー
クS1、S2、S3、S4が延びている。各スポーク間
は、パイプリング部10またはダイカストリング部11
で連結され、環状のリング部が形成されている。
【0016】ボス3は、鉄製で、ステアリングシャフト
先端にステアリングホイールを固定するためのものであ
り、その周囲はスポークS1、S2、S3、S4の根元
で囲まれている。各スポークS1、S2、S3、S4
は、アルムニウム合金製で、ボス3から放射状に延び、
先端がT字状とされている。
【0017】パイプリング部10は、アルミニウムパイ
プを曲げて形成された物であり、スポーク間S1−S2
−S3−S4を連結している。パイプリング部10の両
端部2(一方のみを図示)は、潰されてスポークS1、
S4の先端に鋳ぐまれている。パイプリング部10の中
間は、スポークS2、S3の先端に鋳ぐるまれて支持さ
れている。パイプリング部10の該部の内には、中実の
変形防止部材5が配置されている。この変形防止部材5
は、パイプリング部10にかしめ固定されている。両端
部2は、図2に示す如く、最先端がロート状に広がるよ
うに潰されて、閉塞されている。そして、両端2は、ス
ポークS1、S4の放射方向に延びる部分の延長上に位
置している。
【0018】ダイカストリング部11は、スポークS
1、S2、S3、S4と同時にダイカスト成形されたも
ので、スポーク間S4−S1を連結している。このダイ
カストリング部11とパイプリング部10とで、全スポ
ーク間S1−S2−S3−S4−S1を連結する環状の
リング部が形成されている。
【0019】次に本実施例のステアリングホイール芯金
の製造方法について説明する。
【0020】まず、所定長のアルミニウムパイプを円弧
状の曲げ、次いでパイプの所定位置内に、変形防止部材
5を配置し、パイプをかしめ変形させることで変形防止
部材5を固定する。その後、パイプ両端を閉塞させるた
め図の様に潰し加工し、パイプリング部10を得る。
【0021】ボス3及びパイプリング部10をダイカス
ト成形型に配置し、ボス3の近傍からアルミニウム合金
の溶湯を注入する。ダイカスト成形型には、スポークS
1、S2、S3、S4及びダイカストリング部11に対
応したキャビティが設けてあるので、図1に示すような
ボス3及びパイプリング部10が一体となったステアリ
ングホイール芯金が得られる。
【0022】本実施例は、パイプリング部10の両端部
2が、スポークS1、S4先端に鋳ぐるまれ、さらにダ
イカストリング部11が形成されているので、発明の作
用及び効果にて説明したとうり、所定の公差範囲内に収
まったリング部直径を有するステアリングホイール芯金
が得られるという効果を有する。
【0023】また、両端部2が潰されて閉塞されている
ので、余分な部材を用いることなく、パイプリング部1
0内へのダイカスト金属の侵入を防止できるという効果
を有する。
【0024】また、両端部2の最先端は、ロート状に広
がり、所謂返りとなっているので、スポークS1、S4
からパイプリング部10が抜け出るの防止している。
【0025】また、スポークS2、S3に対応するパイ
プリング部10内には、変形防止部材5を配置させてい
るので、スポークS2、S3を流動してきた溶湯の衝撃
によりパイプリング部10が変形するのを防止できる。
【0026】さらに、パイプリング部10、スポークS
1、S2、S3、S4、ダイカストリング部11の素材
として、すべてアルミニウム系のものを使用したので、
ステアリングホイール芯金を軽いものとすることができ
る。
【0027】図3は第2実施例を示すもので、リング部
を、2つのパイプリング部12、13と2つのダイカス
トリング部14、15で形成したものである。この実施
例のステアリングホイール芯金も、第1実施例と同じ素
材、製造方法により作成したものである。ここでダイカ
ストリング部14、15は、軽量化を図るために、スパ
ンの短いスポーク間S1−S2及びS3−S4に形成さ
れている。この実施例においても、第1実施例と同様な
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるステアリングホイール芯金の部
分断面正面図。
【図2】図1のステアリングホイール芯金の要部拡大断
面図。
【図3】他の実施例におけるステアリングホイール芯金
の部分断面正面図。
【図4】従来例におけるステアリングホイール芯金の部
分断面正面図。
【符号の説明】
S1、S2、S3、S4・・・ダイカスト金属製スポー
ク 10、12、13・・・パイプリング部 11、14、15・・・ダイカストリング部 2・・・両端部 3・・・ボス

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ボスから延びる複数のダイカスト金属製
    スポークと、前記複数のダイカスト金属製スポークの先
    端間を連結し、両端部が潰されて閉塞されたパイプから
    形成されたパイプリング部と、前記複数のダイカスト金
    属製スポークと一体的に形成され、前記複数のダイカス
    ト金属製スポークの先端間を連結するダイカスト金属製
    のダイカストリング部とを有し、前記パイプリング部の
    潰された両端部は、前記ダイカスト金属製スポークの先
    端に鋳ぐるまれて、前記パイプリング部と前記ダイカス
    トリング部で環状のリング部が形成されていることを特
    徴とするステアリングホイール芯金。
JP17869991A 1991-06-24 1991-06-24 ステアリングホイール芯金 Withdrawn JPH05672A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17869991A JPH05672A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 ステアリングホイール芯金

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17869991A JPH05672A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 ステアリングホイール芯金

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05672A true JPH05672A (ja) 1993-01-08

Family

ID=16053011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17869991A Withdrawn JPH05672A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 ステアリングホイール芯金

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05672A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07165085A (ja) * 1993-12-16 1995-06-27 Nippon Plast Co Ltd ステアリングホイールのリム用芯材
EP0665441A3 (en) * 1994-01-26 1996-05-15 Gec Alsthom Ltd Method for locating the position of a fault on a high voltage transmission line.
FR2751604A1 (fr) * 1996-07-25 1998-01-30 Ecia Equip Composants Ind Auto Volant de direction, notamment de vehicule automobile
JP2018167702A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 豊田合成株式会社 ステアリングホイール

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EP0665441A3 (en) * 1994-01-26 1996-05-15 Gec Alsthom Ltd Method for locating the position of a fault on a high voltage transmission line.
FR2751604A1 (fr) * 1996-07-25 1998-01-30 Ecia Equip Composants Ind Auto Volant de direction, notamment de vehicule automobile
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903