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JPH0567556U - バンパーへの嵌合物取付構造 - Google Patents

バンパーへの嵌合物取付構造

Info

Publication number
JPH0567556U
JPH0567556U JP829992U JP829992U JPH0567556U JP H0567556 U JPH0567556 U JP H0567556U JP 829992 U JP829992 U JP 829992U JP 829992 U JP829992 U JP 829992U JP H0567556 U JPH0567556 U JP H0567556U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper
fitting
lamp cover
fog lamp
mounting wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP829992U
Other languages
English (en)
Inventor
路明 小林
Original Assignee
西川化成株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 西川化成株式会社 filed Critical 西川化成株式会社
Priority to JP829992U priority Critical patent/JPH0567556U/ja
Publication of JPH0567556U publication Critical patent/JPH0567556U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 係合爪に関連して別部材を付加し、嵌合状態
の安定化を図って衝撃等の外力による嵌合物の脱落を防
止するとともに取付作業性の容易化をも確保する。 【構成】 バンパー1の開口縁に先端部に第1および第
2挿入孔19,21を有する取付壁7を裏面側に向かっ
て突設する。フォグランプカバー3に、その押込み操作
により、取付壁7の先端部に係止する第1および第2係
止片35,43と、第1および第2挿入孔19,21に
挿入される第1および第2突片29,41とを基部3
7,45を同じくして突設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、バンパーへの嵌合物取付構造の改良に関し、特に嵌合物の安定した 取付対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、バンパーの開口に嵌合物を嵌合して取り付ける取付構造として、例 えば実開昭61―84048号公報に開示されているように、嵌合物としてのグ リル構成体をバンパーに形成された開口に嵌合させて該開口端縁にねじ止めする ことにより取り付けるようにした取付構造が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記の公報例の取付構造では、グリル構成体をバンパーの開口端縁 にねじ止めしているため外れ難いという利点を有する反面、逆に取付作業に手間 取るという問題がある。
【0004】 そこで、嵌合物側に形成した係合爪をバンパー側に形成した係合溝に係合させ ることにより、バンパーの開口に嵌合物を取り付けるようにすることが考えられ る。
【0005】 しかし、この場合には、上記の公報例の場合とは逆に取付作業は簡単になるが 、バンパーが衝撃等の外力によって変形すると、係合爪が係合溝から外れて嵌合 物がバンパーの開口から脱落するという問題がある。
【0006】 本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、上 記の後者で用いた係合爪に関連して別部材を付加することにより、嵌合状態の安 定化を図って衝撃等の外力による嵌合物の脱落を防止するとともに、取付作業性 の容易化をも確保せんとすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の解決手段は、バンパーの開口に嵌合物を 嵌合して取り付ける取付構造において、上記バンパーの開口縁に先端部に挿入孔 を有する取付壁を裏面側に向かって突設する。一方、上記嵌合物の押込み操作に より、上記取付壁の先端部に係止する係止片と、上記挿入孔に挿入される突片と を嵌合物に基部を同じくして突設するようにしたことである。
【0008】
【作用】
上記の構成により、本考案では、嵌合物の押込み操作により、嵌合物の係止片 がバンパーの開口縁に突設された取付壁先端部に係止されるとともに、上記係止 片と基部を同じくして突設された突片が取付壁の挿入孔に挿入されることから、 嵌合物は押込み操作だけでバンパーの開口に取り付けられ、取付作業が容易にな る。
【0009】 また、衝撃等の外力の作用によってバンパーが撓むと、その外力が嵌合物の突 片に伝わって該突片が撓み、この撓み力が基部を経て上記係止片に伝えられて該 係止片が突片に追従して同じ方向に撓むことから、係止片が取付壁先端部から離 れず、嵌合状態が安定して嵌合物の脱落が防止される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の実施例に係る嵌合物取付構造を図面に基づいて説明する。
【0011】 図10は自動車Aの車体前部を示し、1は樹脂製バンパー、3,3は、該バン パー1に形成された矩形の開口5,5に嵌合されて取り付けられた嵌合物として の樹脂製フォグランプカバーである。
【0012】 上記バンパー1の開口縁には、図1に示すように、取付壁7が上記開口5を取 り囲むように裏面側に向かって突設されている。また、該取付壁7の上壁部9左 側から左側壁部11にかけては、先端部にバンパー1裏面側に延びる「く」の字 形の第1延設部13が一体に成形されているとともに、上壁部9右側および右側 壁部15には、開口5内側に延びる2つの第2延設部17,17がそれぞれ一体 に成形されている。さらに、上記第1延設部13の上壁部9側および左側壁部1 1側には2つの第1挿入孔19,19が形成されているとともに、上記各第2延 設部17には第2挿入孔21が形成されている。また、取付壁7の下壁部23先 端には3つの第3挿入孔25,25,25が所定間隔をあけて形成されている。
【0013】 一方、上記フォグランプカバー3の上壁部26左側および左側壁部27には、 図2ないし図4に拡大詳示するように、先端に当接部29aを有する2つの第1 突片29,29がリブ31,31によって補強されてそれぞれ一体に突設され、 該各第1突片29は、フォグランプカバー3の押込み操作により、バンパー1の 取付壁7の各第1挿入孔19に挿入され、当接部29aを第1挿入孔19開口端 縁に当接させるようになされている。また、この各第1突片29にはU字形のス リット33が形成され、先端に係止部35aを有する第1係止片35がこのスリ ット33で囲まれる内側部分によって形成されている。つまり、上記第1突片2 9と第1係止片35とはスリット33によって分断されているが、基端部分で連 続しており、基部37を同じくして突設されている。そして、上記各第1係止片 35は、フォグランプカバー3の押込み操作により、上記取付壁7の先端部(第 1挿入孔19端縁)に係止部35aを係止するようになされている。
【0014】 また、上記フォグランプカバー3の上壁部26右側および右側壁部39には、 図5ないし図7に拡大詳示するように、2つの第2突片41,41がそれぞれ一 体に突設され、該各第2突片41は、フォグランプカバー3の押込み操作により 、バンパー1の取付壁7の各第2挿入孔21に挿入されるようになされている。 また、この各第2突片41の両側には先端に係止部43aを有する第2係止片4 3が、上記第2突片41と基部45を同じくしてリブ47,47によって補強さ れてそれぞれ突設され、この各第2係止片43は、フォグランプカバー3の押込 み操作により、上記取付壁7の先端部(第2延設部17の両側)に係止部43a を係止するようになされている。
【0015】 さらに、上記フォグランプカバー3の下壁部49には、図8および図9に拡大 詳示するように、先端に下方に屈曲した係止部51aを有する3つの第3突片5 1,51,51がリブ53,53によって補強されてそれぞれ一体に突設され、 該各第3突片51は、フォグランプカバー3の押込み操作により、バンパー1の 取付壁7の各第3挿入孔25に係止部51aを挿入されるようになされている。
【0016】 そして、バンパー1の開口5にフォグランプカバー3を取り付けるには、フォ グランプカバー3の各第3突片51の係止部51aをバンパー1の表側からバン パー1の取付壁7の各第3挿入孔25に挿入した後、フォグランプカバー3をバ ンパー1の開口5に押し込めばよい。つまり、この押込み操作によってフォグラ ンプカバー3の各第1および第2突片29,41がバンパー1の取付壁7の各第 1および第2挿入孔19,21に挿入されるとともに、各第1および第2係止片 35,43の係止部35a,43aが取付壁7先端に係止し、フォグランプカバ ー3の取付けが完了する。したがって、フォグランプカバー3を押込み操作だけ でバンパー1の開口5に取り付けることができ、取付作業を容易にすることがで きる。
【0017】 また、上記実施例では、衝撃等の外力の作用によってバンパー1が撓んだ際、 その外力をフォグランプカバー3の各第1および第2突片29,41に伝えて該 各第1および第2突片29,41を撓ませ、この撓み力を各基部37,45を経 て各第1および第2係止片35,43に伝えて該各第1および第2係止片35, 43を各第1および第2突片29,41に追従させて同じ方向に撓ませることか ら、各第1および第2係止片35,43の係止部35a,43aを取付壁7先端 部から離れないようにし得、これによりフォグランプカバー3の安定した嵌合状 態を保ってフォグランプカバー3の脱落を防止することができる。
【0018】 なお、上記実施例では、嵌合物がフォグランプカバー3である場合を示したが 、これに限らず、例えば従来例のようなグリル構成体であってもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、嵌合物に係止片および突片を基部を同 じくして突設し、嵌合物の押込み操作により、上記係止片をバンパー開口の取付 壁先端に係止させるとともに、上記突片を取付壁先端部の挿入孔に挿入するので 、嵌合物を押込み操作だけでバンパーの開口に容易に取り付けることができる。 また、バンパーが外力によって撓んだ際、その外力によって撓む突片の撓み力を 基部を経て係止片に伝えて該係止片を突片に追従させて同じ方向に撓ませるので 、常に係止片が取付壁先端部から離れず嵌合物の嵌合状態を安定させることがで きてその脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バンパーの取付壁部分とフォグランプカバーの
分解斜視図である。
【図2】第1突片および第1係止片の拡大平面図であ
る。
【図3】図2のIII −III 線における断面図である。
【図4】図2のIV−IV線における断面図である。
【図5】第2突片および第2係止片の拡大平面図であ
る。
【図6】図5のVI−VI線における断面図である。
【図7】図5のVII −VII 線における断面図である。
【図8】第3突片の拡大平面図である。
【図9】図8のIX−IX線における断面図である。
【図10】自動車の車体前部の斜視図である。
【符号の説明】
1 バンパー 3 フォグランプカバー(嵌合物) 5 開口 7 取付壁 19 第1挿入孔 21 第2挿入孔 29 第1突片 35 第1係止片 37 基部 41 第2突片 43 第2係止片 45 基部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンパーの開口に嵌合物を嵌合して取り
    付ける取付構造であって、上記バンパーの開口縁には、
    先端部に挿入孔を有する取付壁が裏面側に向かって突設
    されている一方、上記嵌合物には、その押込み操作によ
    り、上記取付壁の先端部に係止する係止片と、上記挿入
    孔に挿入される突片とが基部を同じくして突設されてい
    ることを特徴とするバンパーへの嵌合物取付構造。
JP829992U 1992-02-25 1992-02-25 バンパーへの嵌合物取付構造 Withdrawn JPH0567556U (ja)

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JP829992U JPH0567556U (ja) 1992-02-25 1992-02-25 バンパーへの嵌合物取付構造

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JP829992U JPH0567556U (ja) 1992-02-25 1992-02-25 バンパーへの嵌合物取付構造

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JPH0567556U true JPH0567556U (ja) 1993-09-07

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ID=11689279

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JP829992U Withdrawn JPH0567556U (ja) 1992-02-25 1992-02-25 バンパーへの嵌合物取付構造

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Cited By (7)

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960606