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JPH0565857A - インテークマニホールドの支持構造 - Google Patents

インテークマニホールドの支持構造

Info

Publication number
JPH0565857A
JPH0565857A JP22557891A JP22557891A JPH0565857A JP H0565857 A JPH0565857 A JP H0565857A JP 22557891 A JP22557891 A JP 22557891A JP 22557891 A JP22557891 A JP 22557891A JP H0565857 A JPH0565857 A JP H0565857A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake manifold
stay member
throttle body
intake passage
mounting flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22557891A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumasa Takasaki
信昌 高崎
Hiroshi Kodama
宏志 児玉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP22557891A priority Critical patent/JPH0565857A/ja
Publication of JPH0565857A publication Critical patent/JPH0565857A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05CINDEXING SCHEME RELATING TO MATERIALS, MATERIAL PROPERTIES OR MATERIAL CHARACTERISTICS FOR MACHINES, ENGINES OR PUMPS OTHER THAN NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES
    • F05C2225/00Synthetic polymers, e.g. plastics; Rubber
    • F05C2225/08Thermoplastics

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】各個別吸気通路部が、その下流側端部が取り付
けられるエンジン本体から、その上流側端部が接続され
る集合部に向かって下方側に湾曲して伸びる、樹脂製あ
るいは鋼管製のインテークマニホールドを、エンジン本
体に対して充分な支持剛性をもって確実に支持する。 【構成】複数の個別吸気通路部(7)の夫々がその下流
側端部が取り付けられたエンジン本体(1)からその上
流側端部が接続された集合部(8)に向かって下方側に
湾曲して伸びるものとされた、樹脂製もしくは鋼管製の
インテークマニホールド(5)における集合部(8)側
に設けられたスロットルボディ取付用フランジ部(1
4)に、一端部がエンジン本体(1)に取り付けられた
ステー部材(30)の他端部が係合せしめられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の個別吸気通路部
の夫々が湾曲せしめられて形成され、各個別吸気通路部
の下流側端部がエンジン本体に取り付けられるととも
に、各個別吸気通路部の上流側端部が接続される集合部
がスロットルボディに取り付けられる、樹脂製もしくは
鋼管製のインテークマニホールドを支持するインテーク
マニホールドの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両等に搭載されるエンジンの一部を成
すインテークマニホールドには種々の形態のものがある
が、それらのうちのエンジン全体の所要空間容積の低減
に貢献するものとして、例えば、実開昭 63-143723号公
報に示される如くの、複数の個別吸気通路部の夫々が、
その下流側端部が吸気ポートに連通せしめられて取り付
けられるエンジン本体から、その上流側端部が接続され
るサージタンク部に向かって下方側に湾曲して伸びるよ
うに形成されて、エンジン本体の側方に配されるものが
提案されている。さらに、斯かる形態のもとで、サージ
タンク部に代えて、複数の個別吸気通路部の夫々の上流
側端部が、所定の相互配置関係をもって接続される集合
部を備えたものも知られている。そして、このようなイ
ンテークマニホールドについてのエンジン本体に対する
支持は、例えば、下端部分を形成するサージタンク部あ
るいは集合部にそれから外方に突出する取付ボス部が一
体的に設けられ、その取付ボス部に一端部がボルト締結
されるとともに、エンジン本体を構成するシリンダブロ
ックに他端部がボルト締結されるステー部材が配される
ことによりなされる。
【0003】また、車両等に搭載されるエンジンのイン
テークマニホールドは、鋳鉄製とされることが多いが、
その軽量化を図る観点から、例えば、特開昭 63-154335
号公報にも示される如くに、夫々の下流側端部がエンジ
ン本体に連結される複数の個別吸気通路部(パイプ部)
と各個別吸気通路部の上流側端部が接続される集合部
(コレクター部)とが樹脂材により一体形成されて成る
樹脂製のものも提案されている。さらに、軽量化という
面からは、全体が複数の鋼管の接合により形成された鋼
管製のものも提案されている。
【0004】上述の如くの複数の個別吸気通路部とそれ
らが集合せしめられる集合部とから成る、あるいは、集
合部が設けられず、複数の個別吸気通路部がサージタン
ク部に直接接続されるものとなされるインテークマニホ
ールドは、その集合部が共通吸気通路に配されたスロッ
トルバルブを内蔵するスロットルボディに連結され、あ
るいは、サージタンク部を介して、スロットルボディに
連結される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなもとで、軽
量化とエンジン全体の所要空間容積の低減との両者を図
るべく、複数の個別吸気通路部の夫々が、その下流側端
部が吸気ポートに連通せしめられて取り付けられるエン
ジン本体から、その上流側端部が接続される集合部に向
かって下方側に湾曲して伸びるものとされる形態がとら
れ、複数の個別吸気通路部及びそれらが集合せしめられ
る集合部の全体が樹脂材により一体形成されて成る樹脂
製のもの、あるいは、複数の個別吸気通路部及びそれら
が集合せしめられる集合部が複数の鋼管の接合により形
成された鋼管製のものとされたインテークマニホールド
を用いることが考えられるが、斯かる際に、そのエンジ
ン本体に対する支持が、上述の如くの、一端部がインテ
ークマニホールドにボルト締結されるとともに他端部が
エンジン本体を構成するシリンダブロックにボルト締結
されるステー部材により行われるようにされると不都合
がきたされることになる。
【0006】即ち、樹脂製あるいは鋼管製とされて軽量
化が図られたインテークマニホールドは、全体に亙って
肉厚が比較的薄いものとされ、それゆえ、各部の剛性が
比較的小とされることになり、従って、例えば、集合部
に、ステー部材の一端をボルト締結するための、それか
ら外方に突出する取付ボス部を設けることが困難であ
り、また、仮に取付ボス部が設けられたとしても、その
取付ボス部は、剛性が小であって、ステー部材の一端が
ボルト締結された状態のもとでの充分な支持剛性が得ら
れないものとなり、さらには、容易に破壊に至るものと
なってしまう。
【0007】斯かる点に鑑み、本発明は、複数の個別吸
気通路部の夫々が、その下流側端部が取り付けられるエ
ンジン本体から、その上流側端部が接続される集合部に
向かって下方側に湾曲して伸びるものとされる形態がと
られて、樹脂製あるいは鋼管製のものとされたインテー
クマニホールドを、エンジン本体に対して、充分な支持
剛性をもって確実に支持することができるインテークマ
ニホールドの支持構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係るインテークマニホールドの支持構造
は、複数の個別吸気通路部の夫々がその下流側端部が取
り付けられたエンジン本体からその上流側端部が接続さ
れた集合部に向かって下方側に湾曲して伸びるものとさ
れた、樹脂製もしくは鋼管製のインテークマニホールド
における集合部側に設けられたスロットルボディ取付用
フランジ部に、一端部がエンジン本体に取り付けられた
ステー部材の他端部が係合せしめられて、そのステー部
材によりインテークマニホールドにおける集合部側部分
が支持されるものとなされる。
【0009】
【作用】上述の如くのものとされる本発明に係るインテ
ークマニホールドの支持構造においては、一端部がエン
ジン本体に取り付けられたステー部材の他端部が、樹脂
製もしくは鋼管製のインテークマニホールドにおける集
合部側に設けられて、共通吸気通路に配されるスロット
ルボディに連結されるスロットルボディ取付用フランジ
部に係合せしめられる。このインテークマニホールドに
おけるスロットルボディ取付用フランジ部は、集合部の
端部に設けられ、個別吸気通路部あるいは集合部が形成
される部分とは異なり、比較的大なる肉厚をもって形成
されて、比較的大なる剛性を具えるものとされる。従っ
て、スロットルボディ取付用フランジ部は、一端部がエ
ンジン本体に取り付けられたステー部材の他端部の係合
を充分な剛性をもって受けられることになり、ステー部
材によるインテークマニホールドにおける集合部側部分
の支持が堅固になされる。その結果、インテークマニホ
ールド全体が、エンジン本体に対して、充分な支持剛性
をもって確実に支持されることになる。
【0010】
【実施例】図1及び図2は、本発明に係るインテークマ
ニホールドの支持構造の一例を、それが適用されたエン
ジンと共に示す。
【0011】図1及び図2において、エンジン本体1
は、シリンダブロック2,シリンダブロック2の上方に
配されたシリンダヘッド3、及び、シリンダブロック2
の下方に配されたオイルパン4を含んで構成され、その
内部に4個のシリンダが配されて、それらに夫々吸気バ
ルブを介して連通せしめられた4個の吸気ポートが設け
られたものとされている。そして、エンジン本体1に
は、インテークマニホールド5が付設されている。
【0012】インテークマニホールド5は、エンジン本
体1に配された4個のシリンダに対応して設けられた4
個の個別吸気通路部7と4個の個別吸気通路部7が集合
せしめられる集合部8とを有して形成されている。集合
部8の下流側端部には、吸気導出口8aが形成されてお
り、また、その周囲にフランジ部10が設けられてい
る。そして、フランジ部10には、4個の個別吸気通路
部7の夫々の上流側端部が集合せしめられて相互結合さ
れることにより形成されたフランジ部12が結合されて
おり、4個の個別吸気通路部7が各々の上流側開口端
を、フランジ部10に形成された吸気導出口8aを通じ
て集合部8内に臨ませるものとされている。また、4個
の個別吸気通路部7は、各々の下流側端部がそこに設け
られた取付フランジ部13によってエンジン本体1を構
成するシリンダヘッド3に取り付けられたものとされ、
それらの下流側開口端が、エンジン本体1におけるシリ
ンダヘッド3に設けられた4個の吸気ポートに夫々連通
せしめられている。
【0013】上述の4個の個別吸気通路部7の夫々は、
その下流側端部が取付フランジ部13によって取り付け
られたエンジン本体1におけるシリンダヘッド3からそ
の上流側端部が接続された集合部8に向かって下方側に
湾曲して伸びるものとされている。そして、4個の個別
吸気通路部7の夫々の上流側端部から下流側端部までの
通路に沿った長さは、略同一のものとなるようにされて
いる。
【0014】集合部8は、4個の個別吸気通路部7の夫
々が湾曲せしめられていることにより、エンジン本体1
におけるシリンダヘッド3に近接した位置をもって配設
されている。また、集合部8は、屈曲部8bを有し、そ
の屈曲部8bから伸びる上流側部分にスロットルボディ
取付用フランジ部14が設けられた上流側端部が形成さ
れており、上流側端部には吸気導入口8cが設けられて
いる。スロットルボディ取付用フランジ部14には、共
通吸気通路部を開閉制御するスロットルバルブが配され
たスロットルボディ15が取り付けられ、吸気導入口8
cがスロットルボディ15内の共通吸気通路部に連通せ
しめられている。スロットルボディ15から吸気導入口
8cを通じて集合部8に導入された吸気は、屈曲部8b
から吸気導出口8aを経て、4個の個別吸気通路部7に
供給され、4個の個別吸気通路部7を通じて、エンジン
本体1に配された4個のシリンダに供給される。その
際、4個の個別吸気通路部7の夫々の上流側端部から下
流側端部までの通路に沿った長さが、略同一のものとな
るようにされているので、4個のシリンダの夫々に対す
る吸気の分配が略均一とされる。
【0015】さらに、インテークマニホールド5には、
エンジン本体1に配された4個のシリンダの夫々に対し
て設けられた吸気バルブの開閉動作による吸気の圧力変
動に起因する共鳴現象を生じて、4個のシリンダの夫々
における吸気充填効率を向上させる共鳴器20が配設さ
れている。共鳴器20は、共鳴用通路部21と共鳴室部
22とを有して形成されており、共鳴用通路部21は集
合部8と共鳴室部22とを連通させている。
【0016】上述の如くのインテークマニホールド5及
び共鳴器20は、軽量化を図るべく、例えば、合成樹脂
材により大部分が比較的薄い肉厚をもって形成された樹
脂製のものとされる。特に、4個の個別吸気通路部7,
集合部8,共鳴器20等は肉薄に形成され、集合部8,
共鳴器20等は、必要に応じて内面側にリブが設けられ
て剛性の向上が図られている。それに対して、フランジ
部10,フランジ部12,取付フランジ部13,スロッ
トルボディ取付用フランジ部14等は、比較的厚い肉厚
をもって形成され、大なる剛性を有するものとされてい
る。合成樹脂材によるインテークマニホールド5の形成
にあたり、夫々が取付フランジ部13を含んだ4個の個
別吸気通路部7及びフランジ部12が一体に成形され、
また、フランジ部10,集合部8,スロットルボディ取
付用フランジ部14,共鳴用通路部21及び共鳴室部2
2の大部分が1体に形成される。そして、フランジ部1
0とフランジ部12とが相互結合され、さらに、共鳴室
部22の大部分に共鳴室部22の残り部分が結合され
て、インテークマニホールド5と共鳴器20とが一体化
される。
【0017】樹脂製とされたインテークマニホールド5
は、4個の個別吸気通路部7の夫々の下流側端部がそれ
に設けられた取付フランジ13によりエンジン本体1に
取り付けられるのに加えて、スロットルボディ取付用フ
ランジ部14とエンジン本体1のシリンダブロック2と
がステー部材30により連結されて、エンジン本体1に
対する支持がなされている。ステー部材30は、例え
ば、鋳造により複数のリブ33が設けられた板状体を成
すものとされて形成されており、一方の端部31が、エ
ンジン本体1における4個のシリンダの配列方向に沿う
方向に配列されて設けられたボルト挿通口31a及び3
1bを夫々貫通するものとされる一対のボルト32が、
シリンダブロック2における下方側壁部に螺入せしめら
れて、シリンダブロック2に取り付けられ、また、他方
の端部35が、インテークマニホールド5におけるスロ
ットルボディ取付用フランジ部14の下方部に係合せし
められる。
【0018】ステー部材30における他方の端部35の
インテークマニホールド5におけるスロットルボディ取
付用フランジ部14の下方部に対する係合は、スロット
ルボディ取付用フランジ部14に、それに対するスロッ
トルボディ15の取付けに使用されるべく、その上方部
分に設けられた2個のボルト挿通孔14a及び14bと
その下方部分に設けられた2個のボルト挿通孔14c及
び14dとのうちのボルト挿通孔14c及び14dが利
用されてなされる。スロットルボディ取付用フランジ部
14にスロットルボディ15が取り付けられるにあたっ
ては、スロットルボディ取付用フランジ部14に、イン
テークマニホールド5における集合部8とは反対側か
ら、スロットルボディ15の端面が、それに設けられ
た、スロットルボディ取付用フランジ部14におけるボ
ルト挿通孔14a〜14dに対応する4個のボルト挿通
孔が、夫々、スロットルボディ取付用フランジ部14に
おけるボルト挿通孔14a〜14dに位置合わせされた
状態をもって、当接せしめられる。それとともに、スロ
ットルボディ取付用フランジ部14におけるボルト挿通
孔14c及び14dが設けられた下方部分に、インテー
クマニホールド5における集合部8側から、ステー部材
30の他方の端部35が、それに設けられた、ボルト挿
通口31a及び31bの配列方向に直交する方向に配列
されて設けられたボルト挿通口35a及び35bが、夫
々、ボルト挿通孔14c及び14dに位置合わせされた
状態をもって当接せしめられる。
【0019】続いて、インテークマニホールド5におけ
る集合部8側から、一対のボルト36のうちの一方が、
スロットルボディ取付用フランジ部14におけるボルト
挿通孔14a及びそれに対応するスロットルボディ15
に設けられたボルト挿通孔を貫通するものとされ、ま
た、一対のボルト36のうちの他方が、スロットルボデ
ィ取付用フランジ部14におけるボルト挿通孔14b及
びそれに対応するスロットルボディ15に設けられたボ
ルト挿通孔を貫通するものとされる。そして、スロット
ルボディ15側に突出した一対のボルト36の夫々の先
端にナット60が螺合せしめられ、斯かるもとで、一対
のボルト36の夫々が回動せしめられてナット60に対
する締付けがなされる。また、インテークマニホールド
5における集合部8側から、一対のボルト37のうちの
一方が、ステー部材30の他方の端部35に設けられた
ボルト挿通孔35a,スロットルボディ取付用フランジ
部14におけるボルト挿通孔14c及びそれに対応する
スロットルボディ15に設けられたボルト挿通孔を貫通
するものとされ、また、一対のボルト37のうちの他方
が、ステー部材30の他方の端部35に設けられたボル
ト挿通孔35b,スロットルボディ取付用フランジ部1
4におけるボルト挿通孔14d及びそれに対応するスロ
ットルボディ15に設けられたボルト挿通孔を貫通する
ものとされる。そして、スロットルボディ15側に突出
した一対のボルト37の夫々の先端に、ナット61が螺
合せしめられ、斯かるもとで、一対のボルト37の夫々
が回動せしめられてナット61に対する締付けがなされ
る。それにより、スロットルボディ取付用フランジ部1
4に対して、インテークマニホールド5における集合部
8側からステー部材30の他方の端部35が締結される
とともに、インテークマニホールド5における集合部8
とは反対側からスロットルボディ15が締結されること
になる。
【0020】このようにして、一対のボルト37とそれ
に夫々螺合せしめられる一対のナット61とにより、ス
ロットルボディ取付用フランジ部14に対してスロット
ルボディ15とステー部材30の他方の端部35とが
“とも締め”されることにより、ステー部材30の他方
の端部35がスロットルボディ取付用フランジ部14に
堅固に取り付けられ、それによって、インテークマニホ
ールド5におけるスロットルボディ取付用フランジ部1
4が設けられた部分を含む集合部8側の部分が、一方の
端部31がエンジン本体1のシリンダブロック2に取り
付けられたステー部材30によって支持される状態がと
られる。そして、インテークマニホールド5におけるス
ロットルボディ取付用フランジ部14は、比較的大なる
肉厚をもって形成されて剛性が大なるものとされている
ので、インテークマニホールド5の全体のエンジン本体
1に対する支持が、充分な支持剛性をもって確実に行わ
れる。
【0021】図3及び図4は、本発明に係るインテーク
マニホールドの支持構造の他の例を示す。斯かる図3及
び図4に示される例においては、図1及び図2に示され
る例に用いられているステー部材30とは異なるステー
部材が用いられている。そして、ステー部材を除く他の
構成は、図1及び図2に示される例の場合と同様である
ので、図3及び図4においては、図1及び図2に示され
る各部及び各部材に対応する部分及び部材には図1及び
図2と共通の符号が付されて示されており、それらにつ
いての重複説明は省略される。
【0022】図3及び図4に示される例においては、図
1及び図2に示される例に用いられているステー部材3
0に代えて、2個のステー部材41及び42が用いられ
ている。ステー部材41は、図1及び図2に示される例
に用いられているステー部材30に相当するもので、イ
ンテークマニホールド5におけるスロットルボディ取付
用フランジ部14とエンジン本体1のシリンダブロック
2とを連結すべく、その一方の端部43がエンジン本体
1のシリンダブロック2に取り付けられるとともに、他
方の端部46がインテークマニホールド5におけるスロ
ットルボディ取付用フランジ部14に係合するものとさ
れるが、斯かる他方の端部のスロットルボディ取付用フ
ランジ部14との係合は、ステー部材42を介してなさ
れる。
【0023】斯かる例においては、ステー部材41は、
例えば、鋳造により複数のリブ45が設けられた板状体
を成すものとされて形成されており、一方の端部43
が、エンジン本体1における4個のシリンダの配列方向
に沿う方向に配列されて設けられたボルト挿通口43a
及び43bを夫々貫通するものとされる一対のボルト4
4が、シリンダブロック2における下方側壁部に螺入せ
しめられて、シリンダブロック2に取り付けられてい
て、また、他方の端部46が、ステー部材42の一端部
47に結合されている。ステー部材41の他方の端部4
6がステー部材42の一端部47に結合されるにあたっ
ては、ステー部材41の他方の端部46に、ボルト挿通
口43a及び43bの配列方向と同じ方向に配列されて
設けられたボルト挿通口46a及び46bを夫々貫通す
るものとされる一対のボルト50が、ステー部材42の
一端部47に螺入せしめられ、それにより、ステー部材
41の他方の端部46が、ステー部材42の一端部47
に取り付けられる。
【0024】ステー部材42も、例えば、鋳造により形
成され、その一端部47にステー部材41の他方の端部
46が結合されるとともに、その他端部49が、インテ
ークマニホールド5における4個の個別吸気通路部7の
うちの1個における下流側端部に設けられて、エンジン
本体1のシリンダヘッド3に取り付けられた取付フラン
ジ部13に結合されている。ステー部材42の他端部4
9の個別吸気通路部7に設けられた取付フランジ部13
に対する結合は、ステー部材42の他端部49に設けら
れたボルト挿通口49aが、取付フランジ部13から突
出するスタッドボルト53に嵌合せしめられ、その後、
スタッドボルト53に、ステー部材42の他端部49上
から、ナット54が螺合せしめられて締め付けられるこ
とによりなされる。このようにされることにより、一対
のボルト50によって相互結合されたステー部材41と
ステー部材42とによって、エンジン本体1を構成する
シリンダブロック2における下方側壁部とエンジン本体
1のシリンダヘッド3に取り付けられた個別吸気通路部
7の下流側端部における取付フランジ部13とが連結さ
れていることになる。
【0025】斯かるもとで、ステー部材42は、その一
端部47と他端部49との間の部分が、インテークマニ
ホールド5におけるスロットルボディ取付用フランジ部
14に係合せしめられている。斯かるステー部材42の
一端部47と他端部49との間の部分のインテークマニ
ホールド5におけるスロットルボディ取付用フランジ部
14に対する係合は、スロットルボディ取付用フランジ
部14に、それに対するスロットルボディ15の取付け
に使用されるべく、その上方部分に設けられた2個のボ
ルト挿通孔14a及び14bとその下方部分に設けられ
た2個のボルト挿通孔14c及び14dとのうちのボル
ト挿通孔14a,14c及び14dが利用されてなされ
る。
【0026】スロットルボディ取付用フランジ部14に
スロットルボディ15が取り付けられるにあたっては、
スロットルボディ取付用フランジ部14に、インテーク
マニホールド5における集合部8とは反対側から、スロ
ットルボディ15の端面が、それに設けられた、スロッ
トルボディ取付用フランジ部14におけるボルト挿通孔
14a〜14dに対応する4個のボルト挿通孔が、夫
々、スロットルボディ取付用フランジ部14におけるボ
ルト挿通孔14a〜14dに位置合わせされた状態をも
って、当接せしめられる。それとともに、スロットルボ
ディ取付用フランジ部14におけるボルト挿通孔14
a,14c及び14dが設けられた部分に、インテーク
マニホールド5における集合部8側から、ステー部材4
2の一端部47と他端部49との間の部分が、それに設
けられた、ボルト挿通口48a,48b及び48cが、
夫々、ボルト挿通孔14a,14c及び14dに位置合
わせされた状態をもって当接せしめられる。
【0027】続いて、インテークマニホールド5におけ
る集合部8側から、ボルト51が、スロットルボディ取
付用フランジ部14におけるボルト挿通孔14b及びそ
れに対応するスロットルボディ15に設けられたボルト
挿通孔を貫通するものとされ、スロットルボディ15側
に突出したボルト51の先端にナット62が螺合せしめ
られ、斯かるもとで、ボルト51が回動せしめられてナ
ット62に対する締付けがなされる。また、インテーク
マニホールド5における集合部8側から、3個のボルト
52のうちの一個が、ステー部材42に設けられたボル
ト挿通孔48a,スロットルボディ取付用フランジ部1
4におけるボルト挿通孔14a及びそれに対応するスロ
ットルボディ15に設けられたボルト挿通孔を貫通する
ものとされ、また、3個のボルト52のうちの他の一個
が、ステー部材42に設けられたボルト挿通孔48b,
スロットルボディ取付用フランジ部14におけるボルト
挿通孔14c及びそれに対応するスロットルボディ15
に設けられたボルト挿通孔を貫通するものとされ、さら
に、3個のボルト52のうちの残りの一個が、ステー部
材42に設けられたボルト挿通孔48c,スロットルボ
ディ取付用フランジ部14におけるボルト挿通孔14d
及びそれに対応するスロットルボディ15に設けられた
ボルト挿通孔を貫通するものとされる。そして、スロッ
トルボディ15側に突出した3個のボルト52の夫々の
先端に、ナット63が螺合せしめられ、斯かるもとで、
3個のボルト52の夫々が回動せしめられてナット63
に対する締付けがなされる。それにより、スロットルボ
ディ取付用フランジ部14に対して、インテークマニホ
ールド5における集合部8側からステー部材42の一端
部47と他端部49との間の部分が締結されるととも
に、インテークマニホールド5における集合部8とは反
対側からスロットルボディ15が締結されることにな
る。
【0028】このようにして、3個のボルト52とそれ
らの夫々に螺合せしめられるナット63とにより、スロ
ットルボディ取付用フランジ部14に対してスロットル
ボディ15とステー部材42の一端部47と他端部49
との間の部分とが“とも締め”されることにより、ステ
ー部材42の一端部47と他端部49との間の部分がス
ロットルボディ取付用フランジ部14に堅固に取り付け
られ、それによって、一方の端部43がエンジン本体1
のシリンダブロック2に取り付けられたステー部材41
の他方の端部46が、ステー部材42を介して、スロッ
トルボディ取付用フランジ部14に堅固に係合せしめら
れるとともに、スロットルボディ取付用フランジ部14
が、ステー部材42を介して、エンジン本体1のシリン
ダヘッド3に取り付けられた個別吸気通路部7の下流側
端部における取付フランジ部13に連結されることにな
り、インテークマニホールド5におけるスロットルボデ
ィ取付用フランジ部14が設けられた部分を含む集合部
8側の部分が、一方の端部43がエンジン本体1のシリ
ンダブロック2に取り付けられたステー部材41とそれ
に結合したステー部材42との両者によって支持される
状態がとられる。そして、インテークマニホールド5に
おけるスロットルボディ取付用フランジ部14は、比較
的大なる肉厚をもって形成されて剛性が大なるものとさ
れているので、インテークマニホールド5の全体のエン
ジン本体1に対する支持が、充分な支持剛性をもって確
実に行われる。
【0029】なお、上述の例においては、いずれの場合
も、樹脂製のインテークマニホールドの支持を行うもの
とされているが、本願発明に係るインテークマニホール
ドの支持構造は、樹脂製のインテークマニホールド5に
代えて、比較的薄い肉厚を有した鋼管製のインテークマ
ニホールドが採用される場合にも、その鋼管製のインテ
ークマニホールドに対する支持を上述の例の場合と同様
に行うことができるものである。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係るインテークマニホールドの支持構造によれば、一端
部がエンジン本体に取り付けられたステー部材の他端部
が、樹脂製もしくは鋼管製のインテークマニホールドに
おける集合部側に設けられて、共通吸気通路に配される
スロットルボディに連結される、比較的大なる肉厚をも
って形成されて、比較的大なる剛性を具えるものとされ
たスロットルボディ取付用フランジ部に係合せしめら
れ、スロットルボディ取付用フランジ部が、一端部がエ
ンジン本体に取り付けられたステー部材の他端部の係合
を充分な剛性をもって受けられるものであるので、ステ
ー部材によるインテークマニホールドにおける集合部側
部分の支持が堅固になされ、その結果、インテークマニ
ホールド全体が、エンジン本体に対して、充分な支持剛
性をもって確実に支持されることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインテークマニホールドの支持構
造の一例をそれが適用されたエンジンと共に示す概略正
面図である。
【図2】本発明に係るインテークマニホールドの支持構
造の一例をそれが適用されたエンジンと共に示す概略側
面図である。
【図3】本発明に係るインテークマニホールドの支持構
造の他の例をそれが適用されたエンジンと共に示す概略
正面図である。
【図4】本発明に係るインテークマニホールドの支持構
造の他の例をそれが適用されたエンジンと共に示す概略
側面図である。
【符号の説明】
1 エンジン本体 2 シリンダブロック 3 シリンダヘッド 5 インテークマニホールド 7 個別吸気通路部 8 集合部 13 取付フランジ部 14 スロットルボディ取付用フランジ部 15 スロットルボディ 30,41,42 ステー部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の個別吸気通路部の夫々がその下流側
    端部が取り付けられたエンジン本体からその上流側端部
    が接続された集合部に向かって下方側に湾曲して伸びる
    ものとされた、樹脂製もしくは鋼管製のインテークマニ
    ホールドにおける上記集合部側に設けられたスロットル
    ボディ取付用フランジ部に、一端部が上記エンジン本体
    に取り付けられたステー部材の他端部が係合せしめられ
    て、上記ステー部材により上記インテークマニホールド
    における集合部側部分が支持されるインテークマニホー
    ルドの支持構造。
  2. 【請求項2】ステー部材の他端部が他のステー部材を介
    してスロットルボディ取付用フランジ部に係合せしめら
    れ、上記他のステー部材の端部が複数の個別吸気通路部
    のうちの一つにおける下流側端部に設けられた取付フラ
    ンジ部に結合された請求項1記載のインテークマニホー
    ルドの支持構造。
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