JPH0563506A - 不平衡/平衡変換回路 - Google Patents
不平衡/平衡変換回路Info
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- JPH0563506A JPH0563506A JP3247037A JP24703791A JPH0563506A JP H0563506 A JPH0563506 A JP H0563506A JP 3247037 A JP3247037 A JP 3247037A JP 24703791 A JP24703791 A JP 24703791A JP H0563506 A JPH0563506 A JP H0563506A
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- signals
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 不平衡/平衡変換回路において、出力信号の
位相誤差及びレベル誤差を改善する。 【構成】 ICにおいて、エミッタが共通接続されたト
ランジスタQ41、Q42及び定電流バイアス用のトランジ
スタQ43により差動アンプ41を構成する。トランジス
タQ41のベースに入力信号を供給し、トランジスタQ42
のベースを交流的に接地する。トランジスタQ41、Q42
のコレクタから、入力信号を平衡化した1対の出力信号
を取り出す。トランジスタQ41のベース・エミッタ間
に、トランジスタQ43のコレクタ・サブストレート間の
浮遊容量Ccsに対応した値の補正コンデンサC41を接続
する。
位相誤差及びレベル誤差を改善する。 【構成】 ICにおいて、エミッタが共通接続されたト
ランジスタQ41、Q42及び定電流バイアス用のトランジ
スタQ43により差動アンプ41を構成する。トランジス
タQ41のベースに入力信号を供給し、トランジスタQ42
のベースを交流的に接地する。トランジスタQ41、Q42
のコレクタから、入力信号を平衡化した1対の出力信号
を取り出す。トランジスタQ41のベース・エミッタ間
に、トランジスタQ43のコレクタ・サブストレート間の
浮遊容量Ccsに対応した値の補正コンデンサC41を接続
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不平衡信号を平衡信
号に変換する回路に関する。
号に変換する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】ラジオ受信機を1チップIC化する場
合、その中間周波フィルタをセラミックフィルタなどに
より構成すると、その中間周波フィルタを一体にIC化
することができない。
合、その中間周波フィルタをセラミックフィルタなどに
より構成すると、その中間周波フィルタを一体にIC化
することができない。
【0003】このため、中間周波フィルタを、抵抗器、
コンデンサ及びオペアンプを使用したアクティブフィル
タにより構成することが考えられる。しかし、このと
き、その中間周波数fi を、標準的な450 kHzとする
と、ICの半導体ペレットにおいて、アクティブフィル
タが占める面積が大きくなり、好ましくない。
コンデンサ及びオペアンプを使用したアクティブフィル
タにより構成することが考えられる。しかし、このと
き、その中間周波数fi を、標準的な450 kHzとする
と、ICの半導体ペレットにおいて、アクティブフィル
タが占める面積が大きくなり、好ましくない。
【0004】そこで、さらに、中間周波数fi を、例え
ば55kHzと受信帯域に比べて十分に低くすることが考え
られている。
ば55kHzと受信帯域に比べて十分に低くすることが考え
られている。
【0005】図5はそのようなICあるいはラジオ受信
機の一例を示すもので、図5において、鎖線で囲った部
分10が、1チップIC化されたAM受信機用のIC、
T1〜T8 はその外部端子ピンで、ピンT3 は電源端子
ピン、ピンT4 は接地端子ピンである。
機の一例を示すもので、図5において、鎖線で囲った部
分10が、1チップIC化されたAM受信機用のIC、
T1〜T8 はその外部端子ピンで、ピンT3 は電源端子
ピン、ピンT4 は接地端子ピンである。
【0006】また、鎖線の外側の部品が外付けされた部
品あるいは回路であり、1はアンテナ同調回路、2は局
部発振用の共振回路である。そして、同調回路1は、バ
ーアンテナ(アンテナ同調コイル)L1 及びバリコン
(可変コンデンサ)VC1 とから構成され、共振回路2
は、局部発振コイルL2 と、バリコンVC1 に連動するバ
リコンVC2 とから構成されている。
品あるいは回路であり、1はアンテナ同調回路、2は局
部発振用の共振回路である。そして、同調回路1は、バ
ーアンテナ(アンテナ同調コイル)L1 及びバリコン
(可変コンデンサ)VC1 とから構成され、共振回路2
は、局部発振コイルL2 と、バリコンVC1 に連動するバ
リコンVC2 とから構成されている。
【0007】さらに、SWは電源スイッチ、BATTは電源用
の例えば3Vの電池、VRは音量調整用の可変抵抗器、SP
はスピーカである。
の例えば3Vの電池、VRは音量調整用の可変抵抗器、SP
はスピーカである。
【0008】そして、アンテナ同調回路1により、周波
数fr の放送波信号Sr Sr =Er ・sin ωr t ωr =2πfr が選択されて取り出される。なお、以後の信号処理にお
いては、各信号の相対的な振幅及び位相が関係するだけ
なので、上式及び以後の説明においては、各信号の初期
位相は省略する。
数fr の放送波信号Sr Sr =Er ・sin ωr t ωr =2πfr が選択されて取り出される。なお、以後の信号処理にお
いては、各信号の相対的な振幅及び位相が関係するだけ
なので、上式及び以後の説明においては、各信号の初期
位相は省略する。
【0009】そして、この信号Sr が、IC10のピン
T1 を通じて高周波アンプ11に供給され、このアンプ
11からの信号Sr が、第1及び第2のミキサ回路12
A、12Bに供給される。
T1 を通じて高周波アンプ11に供給され、このアンプ
11からの信号Sr が、第1及び第2のミキサ回路12
A、12Bに供給される。
【0010】さらに、局部発振回路13に、端子ピンT
2 を通じて共振回路2が接続されて局部発振信号So が
形成される。この場合、この発振信号So の発振周波数
は、値2fo とされるとともに、 2fo =(fr +fi )×2 fi は中間周波数で、fi =55kHz とされる。
2 を通じて共振回路2が接続されて局部発振信号So が
形成される。この場合、この発振信号So の発振周波数
は、値2fo とされるとともに、 2fo =(fr +fi )×2 fi は中間周波数で、fi =55kHz とされる。
【0011】そして、この発振信号So が、分周回路
(カウンタ)14に供給され、1/2の周波数で、互い
に位相が90°異なる局発信号Soa、Sobに分周される。
すなわち、 Soa=Eo ・cos ωo t Sob=Eo ・sin ωo t ωo =2πfo の信号Soa、Sobに分周される。
(カウンタ)14に供給され、1/2の周波数で、互い
に位相が90°異なる局発信号Soa、Sobに分周される。
すなわち、 Soa=Eo ・cos ωo t Sob=Eo ・sin ωo t ωo =2πfo の信号Soa、Sobに分周される。
【0012】そして、これら信号Soa、Sobが、ミキサ
回路12A、12Bに供給されて信号Sr とそれぞれ乗
算され、ミキサ回路12A、12Bからは、次のような
信号Sia、Sibが取り出される。すなわち、 Sia=Sr ・Soa =Er ・sin ωr t・Eo ・cos ωo t =α{sin (ωr +ωo )t+sin (ωr −ωo )t} Sib=Sr ・Sob =Er ・sin ωr t・Eo ・sin ωo t =α{−cos (ωr +ωo )t+cos (ωr −ωo )t} α=Er ・Eo /2 の信号Sia、Sibが取り出される。
回路12A、12Bに供給されて信号Sr とそれぞれ乗
算され、ミキサ回路12A、12Bからは、次のような
信号Sia、Sibが取り出される。すなわち、 Sia=Sr ・Soa =Er ・sin ωr t・Eo ・cos ωo t =α{sin (ωr +ωo )t+sin (ωr −ωo )t} Sib=Sr ・Sob =Er ・sin ωr t・Eo ・sin ωo t =α{−cos (ωr +ωo )t+cos (ωr −ωo )t} α=Er ・Eo /2 の信号Sia、Sibが取り出される。
【0013】そして、後述するように、これら信号Si
a、Sibのうち、角周波数(ωr −ωo )の信号成分が
中間周波信号として使用され、角周波数(ωr +ωo )
の信号成分は除去されるので、簡単のため、上式の角周
波数(ωr +ωo )の信号成分を無視すると、 Sia=α・sin (ωr −ωo )t Sib=α・cos (ωr −ωo )t となる。
a、Sibのうち、角周波数(ωr −ωo )の信号成分が
中間周波信号として使用され、角周波数(ωr +ωo )
の信号成分は除去されるので、簡単のため、上式の角周
波数(ωr +ωo )の信号成分を無視すると、 Sia=α・sin (ωr −ωo )t Sib=α・cos (ωr −ωo )t となる。
【0014】そして、このとき、イメージ信号Sm は、 Sm =Em ・sin ωm t ωm =ωo +ωi ωi =2πfi であるから、同調回路1からの放送波信号Sr に、イメ
ージ信号Smが含まれているとすれば、このときの信号
Sia、Sibは、 Sia=α・sin (ωr −ωo )t+β・sin (ωm −ωo )t Sib=α・cos (ωr −ωo )t+β・cos (ωm −ωo )t β=Em ・Eo /2 となる。そして、さらに、 ωr <ωo <ωm であるから、上式は、 Sia=α・sin (ωr −ωo )t+β・sin (ωm −ωo )t =−α・sin (ωo −ωr )t+β・sin (ωm −ωo )t Sib=α・cos (ωr −ωo )t+β・cos (ωm −ωo )t =α・cos (ωo −ωr )t+β・cos (ωm −ωo )t となる。
ージ信号Smが含まれているとすれば、このときの信号
Sia、Sibは、 Sia=α・sin (ωr −ωo )t+β・sin (ωm −ωo )t Sib=α・cos (ωr −ωo )t+β・cos (ωm −ωo )t β=Em ・Eo /2 となる。そして、さらに、 ωr <ωo <ωm であるから、上式は、 Sia=α・sin (ωr −ωo )t+β・sin (ωm −ωo )t =−α・sin (ωo −ωr )t+β・sin (ωm −ωo )t Sib=α・cos (ωr −ωo )t+β・cos (ωm −ωo )t =α・cos (ωo −ωr )t+β・cos (ωm −ωo )t となる。
【0015】そして、これら信号Sia、Sibが、移相回
路15A、15Bに供給される。この移相回路15A、
15Bは、例えば、コンデンサ、抵抗器及びオぺアンプ
を使用したアクティブフィルタにより構成され、移相回
路15Aにおいて信号Siaを値φだけ移相するととも
に、移相回路15Bにおいて信号Sibを値(φ+90°)
だけ移相することにより、55kHz±10kHzの帯域におい
て、入力された2信号Sia、Sibの位相差を90°±1°
の関係に移相するものである。
路15A、15Bに供給される。この移相回路15A、
15Bは、例えば、コンデンサ、抵抗器及びオぺアンプ
を使用したアクティブフィルタにより構成され、移相回
路15Aにおいて信号Siaを値φだけ移相するととも
に、移相回路15Bにおいて信号Sibを値(φ+90°)
だけ移相することにより、55kHz±10kHzの帯域におい
て、入力された2信号Sia、Sibの位相差を90°±1°
の関係に移相するものである。
【0016】こうして、移相回路15A、15Bによ
り、信号Sibが信号Siaに対して90°進相されて、 Sia=−α・sin (ωo −ωr )t+β・sin (ωm −ωo )t Sib=α・cos {(ωo −ωr )t+90°} +β・cos {(ωm −ωo )t+90°} =−α・sin (ωo −ωr )t−β・sin (ωm −ωo )t とされ、これら信号Sia、Sibが加算回路16に供給さ
れて加算され、加算回路16からは、 Si =Sia+Sib =−α・sin (ωo −ωr )t+β・sin (ωm −ωo )t +{−α・sin (ωo −ωr )t−β・sin (ωm −ωo )t} =−2α・sin (ωo −ωr )t で示される信号Si が取り出される。
り、信号Sibが信号Siaに対して90°進相されて、 Sia=−α・sin (ωo −ωr )t+β・sin (ωm −ωo )t Sib=α・cos {(ωo −ωr )t+90°} +β・cos {(ωm −ωo )t+90°} =−α・sin (ωo −ωr )t−β・sin (ωm −ωo )t とされ、これら信号Sia、Sibが加算回路16に供給さ
れて加算され、加算回路16からは、 Si =Sia+Sib =−α・sin (ωo −ωr )t+β・sin (ωm −ωo )t +{−α・sin (ωo −ωr )t−β・sin (ωm −ωo )t} =−2α・sin (ωo −ωr )t で示される信号Si が取り出される。
【0017】ここで、 ωo −ωr =2π(fo −fr ) =2πfi であるから、信号Si は目的とする中間周波信号であ
る。また、同調回路1からの放送波信号Sr にイメージ
信号Sm が含まれていても、この中間周波信号Siにお
いては、イメージ信号Sm による信号成分はキャンセル
されて含まれないことになる。
る。また、同調回路1からの放送波信号Sr にイメージ
信号Sm が含まれていても、この中間周波信号Siにお
いては、イメージ信号Sm による信号成分はキャンセル
されて含まれないことになる。
【0018】こうして、加算回路16からは、放送波信
号Sr から変換された中間周波信号Si (及び角周波数
(ωr +ωo )の信号成分など)が取り出される。
号Sr から変換された中間周波信号Si (及び角周波数
(ωr +ωo )の信号成分など)が取り出される。
【0019】そして、この中間周波信号Si が、中間周
波フィルタ用のバンドパスフィルタ17に供給される。
このバンドパスフィルタ17は、例えば、コンデンサ、
抵抗器及びオペアンプを使用したバイクワッド型のアク
ティブフィルタにより構成され、その通過帯域は、55k
Hz±3kHzとされる。こうして、バンドパスフィルタ1
7において、不要な信号成分が除去されて中間周波信号
Si だけが取り出される。
波フィルタ用のバンドパスフィルタ17に供給される。
このバンドパスフィルタ17は、例えば、コンデンサ、
抵抗器及びオペアンプを使用したバイクワッド型のアク
ティブフィルタにより構成され、その通過帯域は、55k
Hz±3kHzとされる。こうして、バンドパスフィルタ1
7において、不要な信号成分が除去されて中間周波信号
Si だけが取り出される。
【0020】そして、この取り出された中間周波信号S
i が、アンプ21を通じてAM検波回路22に供給され
てオーディオ信号Ss (及び中間周波信号Si のレベル
に対応したレベルの直流分V22)が取り出され、そのオ
ーディオ信号Ss が、差動入力のオーディオアンプ23
に供給され、このアンプ23からの信号Ss が、ピンT
8 及びコンデンサC5 を通じてスピーカSPに供給され
る。
i が、アンプ21を通じてAM検波回路22に供給され
てオーディオ信号Ss (及び中間周波信号Si のレベル
に対応したレベルの直流分V22)が取り出され、そのオ
ーディオ信号Ss が、差動入力のオーディオアンプ23
に供給され、このアンプ23からの信号Ss が、ピンT
8 及びコンデンサC5 を通じてスピーカSPに供給され
る。
【0021】さらに、ミキサ回路12Bからの信号Sib
が、AGC電圧形成回路18に供給されてAGC電圧が
形成され、このAGC電圧がアンプ11にその利得の制
御信号として供給されて信号Sia、Sibに対してAGC
が行われる。なお、この場合、形成回路18には、ピン
T5 を通じてAGC電圧の平滑用のコンデンサC3 が接
続される。また、このAGC電圧が、移相回路15A、
15B及びバンドパスフィルタ17を構成している各オ
ペアンプに基準電圧としてそれぞれ供給される。
が、AGC電圧形成回路18に供給されてAGC電圧が
形成され、このAGC電圧がアンプ11にその利得の制
御信号として供給されて信号Sia、Sibに対してAGC
が行われる。なお、この場合、形成回路18には、ピン
T5 を通じてAGC電圧の平滑用のコンデンサC3 が接
続される。また、このAGC電圧が、移相回路15A、
15B及びバンドパスフィルタ17を構成している各オ
ペアンプに基準電圧としてそれぞれ供給される。
【0022】また、検波回路22の検波出力が、AGC
電圧形成回路24に供給されてAGC電圧が形成され、
このAGC電圧がアンプ11、21にその利得の制御信
号として供給され、中間周波信号Sia、Sib、Si に対
してAGCが行われる。
電圧形成回路24に供給されてAGC電圧が形成され、
このAGC電圧がアンプ11、21にその利得の制御信
号として供給され、中間周波信号Sia、Sib、Si に対
してAGCが行われる。
【0023】なお、この場合、形成回路24には、ピン
T6 を通じてコンデンサC4 が接続され、このコンデン
サC4 により、ローパスフィルタが構成されて検波出力
から直流電圧V22が取り出され、この直流電圧V22から
AGC電圧が形成される。また、この直流電圧V22が、
アンプ23の差動入力に供給され、検波回路22からア
ンプ23にオーディオ信号Ss と一緒に供給される直流
分V22が、等価的にキャンセルされる。
T6 を通じてコンデンサC4 が接続され、このコンデン
サC4 により、ローパスフィルタが構成されて検波出力
から直流電圧V22が取り出され、この直流電圧V22から
AGC電圧が形成される。また、この直流電圧V22が、
アンプ23の差動入力に供給され、検波回路22からア
ンプ23にオーディオ信号Ss と一緒に供給される直流
分V22が、等価的にキャンセルされる。
【0024】さらに、アンプ23には、ピンT7 を通じ
て可変抵抗器VRが接続され、この可変抵抗器VRの抵抗値
に対応してアンプ23の利得が制御され、したがって、
この可変抵抗器VRにより音量調整が行われる。
て可変抵抗器VRが接続され、この可変抵抗器VRの抵抗値
に対応してアンプ23の利得が制御され、したがって、
この可変抵抗器VRにより音量調整が行われる。
【0025】なお、コンデンサC6 は、オーディオ信号
Ss 以外の信号成分をバイパスさせるためのものであ
る。
Ss 以外の信号成分をバイパスさせるためのものであ
る。
【0026】そして、この例においては、中間周波数f
i が、一般の中間周波数や受信帯域に比べて十分に低い
周波数なので、IC化のとき、バンドパスフィルタ(中
間周波フィルタ)17の1段あたりの占める面積は大き
くなるが、必要な選択度特性を得るための段数を少なく
することができ、したがって、IC10において、バン
ドパスフィルタ17全体の占める面積が小さくすること
ができ、IC化をすることができる。
i が、一般の中間周波数や受信帯域に比べて十分に低い
周波数なので、IC化のとき、バンドパスフィルタ(中
間周波フィルタ)17の1段あたりの占める面積は大き
くなるが、必要な選択度特性を得るための段数を少なく
することができ、したがって、IC10において、バン
ドパスフィルタ17全体の占める面積が小さくすること
ができ、IC化をすることができる。
【0027】また、一般に、中間周波数fi が低いと、
イメージ特性が悪くなるが、回路12A〜16によりイ
メージ信号Sm を除去しているので、イメージ特性が悪
くなることがない。
イメージ特性が悪くなるが、回路12A〜16によりイ
メージ信号Sm を除去しているので、イメージ特性が悪
くなることがない。
【0028】さらに、移相回路15A、15B及びバン
ドパスフィルタ17はアクティブフィルタにより構成さ
れているので、これらの回路15A、15B、17は扱
うことのできる信号レベルに限界があるが、アンプ12
に対してAGCをかけているので、移相回路15A、1
5B及びバンドパスフィルタ17に対して過大入力を生
じることがない。
ドパスフィルタ17はアクティブフィルタにより構成さ
れているので、これらの回路15A、15B、17は扱
うことのできる信号レベルに限界があるが、アンプ12
に対してAGCをかけているので、移相回路15A、1
5B及びバンドパスフィルタ17に対して過大入力を生
じることがない。
【0029】ところで、上述において、局発信号Soa、
Sobの位相差が正しく90°で、かつ、レベルが等しくな
いと、加算回路16におけるイメージ信号Sm の成分の
キャンセルが十分に行われず、中間周波信号Si にイメ
ージ信号Sm の成分が残留してイメージ特性が低下して
しまう。
Sobの位相差が正しく90°で、かつ、レベルが等しくな
いと、加算回路16におけるイメージ信号Sm の成分の
キャンセルが十分に行われず、中間周波信号Si にイメ
ージ信号Sm の成分が残留してイメージ特性が低下して
しまう。
【0030】このため、一般には、図6に示すように、
発振回路13からの不平衡な発振信号So (図A)を平
衡な信号So+、So-(図B、C)に変換し、これら信号
So+、So-を分周して信号So+の立ち上がりごとに反転
する信号Soa(図D)を得るとともに、信号So-の立ち
上がりごとに反転する信号Sob(図E)を得ている。
発振回路13からの不平衡な発振信号So (図A)を平
衡な信号So+、So-(図B、C)に変換し、これら信号
So+、So-を分周して信号So+の立ち上がりごとに反転
する信号Soa(図D)を得るとともに、信号So-の立ち
上がりごとに反転する信号Sob(図E)を得ている。
【0031】すなわち、このようにすれば、信号Soa、
Sobは周波数が値fo になるとともに、それらは90°の
位相差を有し、かつ、レベルが互いに等しくなるので、
これら信号Soa、Sobを使用して周波数変換を行えば、
必要なイメージ特性を得ることができる。
Sobは周波数が値fo になるとともに、それらは90°の
位相差を有し、かつ、レベルが互いに等しくなるので、
これら信号Soa、Sobを使用して周波数変換を行えば、
必要なイメージ特性を得ることができる。
【0032】そして、その場合、発振信号So を不平衡
な信号から平衡な信号So+、So-に変換するには、図7
あるいは図8に示すように、差動アンプ41を使用する
ことができる。
な信号から平衡な信号So+、So-に変換するには、図7
あるいは図8に示すように、差動アンプ41を使用する
ことができる。
【0033】すなわち、図7に示す例においては、差動
アンプ41が、トランジスタQ41、Q42と、定電流バイ
アス用のトランジスタQ43とにより構成され、局発回路
13からの発振信号So が、トランジスタQ41に供給さ
れて図6A〜Cに示すように、不平衡な信号から平衡な
信号So+、So-に変換される。そして、これら信号So
+、So-が分周回路14に供給されて図6D、Eに示す
ように、信号Soa、Sobに分周され、これら信号Soa、
Sobが、混合回路12A、12Bに供給される。
アンプ41が、トランジスタQ41、Q42と、定電流バイ
アス用のトランジスタQ43とにより構成され、局発回路
13からの発振信号So が、トランジスタQ41に供給さ
れて図6A〜Cに示すように、不平衡な信号から平衡な
信号So+、So-に変換される。そして、これら信号So
+、So-が分周回路14に供給されて図6D、Eに示す
ように、信号Soa、Sobに分周され、これら信号Soa、
Sobが、混合回路12A、12Bに供給される。
【0034】また、図8に示す例においては、差動アン
プ41が、トランジスタQ41、Q42と、定電流バイアス
用の抵抗器R40とにより構成され、以下、図7の場合と
同様にして信号Soa、Sobが取り出される。
プ41が、トランジスタQ41、Q42と、定電流バイアス
用の抵抗器R40とにより構成され、以下、図7の場合と
同様にして信号Soa、Sobが取り出される。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図7に示す
ように、差動アンプ41の定電流バイアス用としてトラ
ンジスタQ43を使用した場合には、このトランジスタQ
43のコレクタ・サブストレート間の浮遊容量Ccsが問題
を起こしてしまう。
ように、差動アンプ41の定電流バイアス用としてトラ
ンジスタQ43を使用した場合には、このトランジスタQ
43のコレクタ・サブストレート間の浮遊容量Ccsが問題
を起こしてしまう。
【0036】すなわち、図7において、 i41:トランジスタQ41のコレクタ電流の交流分 i42:トランジスタQ42のコレクタ電流の交流分 ics:容量Ccsを流れる交流分 とすれば、トランジスタQ43のコレクタ・エミッタ間に
は交流分は流れないので、 i41+i42=ics となる。
は交流分は流れないので、 i41+i42=ics となる。
【0037】そして、もし、Ccs=0(浮遊容量Ccsが
ない)とすれば、 ics=0 なので、上式は、 i41=−i42 となる。すなわち、電流i41、i42は、位相が互いに18
0 °異なり、かつ、レベルが互いに等しいことになる。
つまり、トランジスタQ41、Q42のコレクタに得られる
信号So+、So-は、互いに逆相で、等しいレベルの信号
となり、デューティーレシオも1:1となる。
ない)とすれば、 ics=0 なので、上式は、 i41=−i42 となる。すなわち、電流i41、i42は、位相が互いに18
0 °異なり、かつ、レベルが互いに等しいことになる。
つまり、トランジスタQ41、Q42のコレクタに得られる
信号So+、So-は、互いに逆相で、等しいレベルの信号
となり、デューティーレシオも1:1となる。
【0038】ところが、実際には、Ccs>0(浮遊容量
Ccsが存在する)ので、 ics≠0 となり、 i41≠i42 となる。
Ccsが存在する)ので、 ics≠0 となり、 i41≠i42 となる。
【0039】したがって、トランジスタQ41、Q42のコ
レクタに得られる信号So+、So-の位相差は180 °にな
らず、また、レベル差も生じてしまう。
レクタに得られる信号So+、So-の位相差は180 °にな
らず、また、レベル差も生じてしまう。
【0040】そして、信号So+と、So-との間の位相及
びレベルに誤差を生じると、これは局発信号Soaと、信
号Sobとの間の位相及びレベルに誤差を与えるので、イ
メージ信号Sm の除去が十分ではなくなってしまい、イ
メージ特性が低下してしまう。
びレベルに誤差を生じると、これは局発信号Soaと、信
号Sobとの間の位相及びレベルに誤差を与えるので、イ
メージ信号Sm の除去が十分ではなくなってしまい、イ
メージ特性が低下してしまう。
【0041】また、図7に示すように、差動アンプ41
の定電流バイアス用として抵抗器R40を使用する場合に
は、信号Soa、Sobに位相あるいはレベルの誤差を生じ
ることもなく、したがって、イメージ特性の低下するこ
とがない。
の定電流バイアス用として抵抗器R40を使用する場合に
は、信号Soa、Sobに位相あるいはレベルの誤差を生じ
ることもなく、したがって、イメージ特性の低下するこ
とがない。
【0042】しかし、この場合には、トランジスタQ4
1、Q42のベースを直流的に定電圧とする必要があり、
したがって、定電圧回路40を必要としてしまう。
1、Q42のベースを直流的に定電圧とする必要があり、
したがって、定電圧回路40を必要としてしまう。
【0043】この発明は、以上のような問題点を解決し
ようとするものである。
ようとするものである。
【0044】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、全体がIC化され、第1及び第2のトランジスタQ
41、Q42のエミッタが、定電流バイアス用の第3のトラ
ンジスタQ43のコレクタに共通に接続され、第1及び第
2のトランジスタQ41、Q42のコレクタが、それぞれ負
荷R41、R42に接続され、第1のトランジスタQ41のベ
ースに入力信号So が供給され、第2のトランジスタQ
42のベースが交流的に接地され、第1及び第2のトラン
ジスタQ41、Q42のコレクタから、入力信号So を平衡
化した1対の出力信号So+、So-が取り出されるととも
に、第1のトランジスタQ41のベース・エミッタ間に、
第3のトランジスタQ43のコレクタ・サブストレート間
の浮遊容量Ccsに対応した値のコンデンサC41が接続さ
れ、このコンデンサC41により浮遊容量Ccsにより生じ
る1対の出力信号So+、So-の位相差及びレベル差が補
正されるようにしたものである。
いては、各部の参照符号を後述の実施例に対応させる
と、全体がIC化され、第1及び第2のトランジスタQ
41、Q42のエミッタが、定電流バイアス用の第3のトラ
ンジスタQ43のコレクタに共通に接続され、第1及び第
2のトランジスタQ41、Q42のコレクタが、それぞれ負
荷R41、R42に接続され、第1のトランジスタQ41のベ
ースに入力信号So が供給され、第2のトランジスタQ
42のベースが交流的に接地され、第1及び第2のトラン
ジスタQ41、Q42のコレクタから、入力信号So を平衡
化した1対の出力信号So+、So-が取り出されるととも
に、第1のトランジスタQ41のベース・エミッタ間に、
第3のトランジスタQ43のコレクタ・サブストレート間
の浮遊容量Ccsに対応した値のコンデンサC41が接続さ
れ、このコンデンサC41により浮遊容量Ccsにより生じ
る1対の出力信号So+、So-の位相差及びレベル差が補
正されるようにしたものである。
【0045】
【作用】トランジスタQ43のコレクタ・サブストレート
間の浮遊容量Ccsによって出力信号So+、So-に生じる
位相誤差及びレベル誤差が、コンデンサC41により補正
され、出力信号So+、So-は平衡信号となる。
間の浮遊容量Ccsによって出力信号So+、So-に生じる
位相誤差及びレベル誤差が、コンデンサC41により補正
され、出力信号So+、So-は平衡信号となる。
【0046】
【実施例】図1において、トランジスタQ41、Q42のエ
ミッタが、定電流バイアス用のトランジスタQ43のコレ
クタに共通接続されるとともに、このトランジスタQ43
のエミッタが接地端子ピンT4 に接続され、トランジス
タQ41、Q42のコレクタが抵抗器R41、R42を通じて電
源端子ピンT3 に接続されて差動アンプ41が構成され
る。
ミッタが、定電流バイアス用のトランジスタQ43のコレ
クタに共通接続されるとともに、このトランジスタQ43
のエミッタが接地端子ピンT4 に接続され、トランジス
タQ41、Q42のコレクタが抵抗器R41、R42を通じて電
源端子ピンT3 に接続されて差動アンプ41が構成され
る。
【0047】また、トランジスタQ43は、トランジスタ
Q44とともに、端子ピンT4 を基準電位点としてカレン
トミラー回路42を構成しているもので、トランジスタ
Q44が入力側とされるとともに、そのコレクタに定電流
源Q45が接続される。
Q44とともに、端子ピンT4 を基準電位点としてカレン
トミラー回路42を構成しているもので、トランジスタ
Q44が入力側とされるとともに、そのコレクタに定電流
源Q45が接続される。
【0048】そして、端子ピンT3 とトランジスタQ41
のベースとの間に、局発回路13から周波数2fo の発
振信号So が供給され、トランジスタQ42のベースは端
子ピンT3 に接続される。さらに、トランジスタQ41、
Q42のコレクタに分周回路14が接続されて発振信号S
oa、Sobが取り出される。
のベースとの間に、局発回路13から周波数2fo の発
振信号So が供給され、トランジスタQ42のベースは端
子ピンT3 に接続される。さらに、トランジスタQ41、
Q42のコレクタに分周回路14が接続されて発振信号S
oa、Sobが取り出される。
【0049】さらに、発振信号So の供給されるトラン
ジスタQ41のベース・エミッタ間に、補正用コンデンサ
C41が接続される。このコンデンサC41の値は、浮遊容
量Ccsの値に対応して最適化されるが、一例として、C
41=0.4 pFである。
ジスタQ41のベース・エミッタ間に、補正用コンデンサ
C41が接続される。このコンデンサC41の値は、浮遊容
量Ccsの値に対応して最適化されるが、一例として、C
41=0.4 pFである。
【0050】このような構成によれば、浮遊容量Ccsを
流れる電流icsは、コンデンサC41を通じて流れるの
で、 i41=−i42 となる。すなわち、電流i41、i42は、位相が互いに18
0 °異なり、かつ、レベルが互いに等しいことになる。
つまり、トランジスタQ41、Q42のコレクタに得られる
信号So+、So-は、互いに逆相で、等しいレベルの信号
となり、デューティーレシオも1:1となる。
流れる電流icsは、コンデンサC41を通じて流れるの
で、 i41=−i42 となる。すなわち、電流i41、i42は、位相が互いに18
0 °異なり、かつ、レベルが互いに等しいことになる。
つまり、トランジスタQ41、Q42のコレクタに得られる
信号So+、So-は、互いに逆相で、等しいレベルの信号
となり、デューティーレシオも1:1となる。
【0051】したがって、分周回路14からの局発信号
Soa、Sobは、90°の位相差を有し、かつ、レベルの等
しい信号となるので、イメージ特性の低下を生じること
がない。
Soa、Sobは、90°の位相差を有し、かつ、レベルの等
しい信号となるので、イメージ特性の低下を生じること
がない。
【0052】図2は、コンデンサC41を接続した場合
と、接続しない場合とにおける信号SoaとSobとの間の
位相誤差(90°からのずれ量)の測定例を示し、横軸は
信号So の周波数である。そして、この測定結果によれ
ば、コンデンサC41を接続していないときに比べ、接続
したときには、高い周波数の帯域で位相誤差が改善され
ている。
と、接続しない場合とにおける信号SoaとSobとの間の
位相誤差(90°からのずれ量)の測定例を示し、横軸は
信号So の周波数である。そして、この測定結果によれ
ば、コンデンサC41を接続していないときに比べ、接続
したときには、高い周波数の帯域で位相誤差が改善され
ている。
【0053】また、図3及び図4は、コンデンサC41を
接続した場合と、接続しない場合とにおける信号So+、
So-の波形の観測例を示すもので、図3は接続した場
合、図4は接続しない場合である。そして、これらの図
によれば、コンデンサC41を付加することにより、信号
So+、So-のレベル差が改善されているとともに、デュ
ーティーレシオも1:1からのずれが改善されているこ
とがわかる。
接続した場合と、接続しない場合とにおける信号So+、
So-の波形の観測例を示すもので、図3は接続した場
合、図4は接続しない場合である。そして、これらの図
によれば、コンデンサC41を付加することにより、信号
So+、So-のレベル差が改善されているとともに、デュ
ーティーレシオも1:1からのずれが改善されているこ
とがわかる。
【0054】
【発明の効果】こうして、この発明によれば、定電流バ
イアス用としてトランジスタQ43を使用して差動アンプ
41を構成するとともに、その信号入力側のトランジス
タQ41のベース・エミッタ間に補正用のコンデンサC41
を接続しているので、入力された不平衡信号を互いに逆
相で、等しいレベルの平衡信号に変換することができ
る。
イアス用としてトランジスタQ43を使用して差動アンプ
41を構成するとともに、その信号入力側のトランジス
タQ41のベース・エミッタ間に補正用のコンデンサC41
を接続しているので、入力された不平衡信号を互いに逆
相で、等しいレベルの平衡信号に変換することができ
る。
【0055】しかも、コンデンサC41を接続するだけで
よいとともに、そのコンデンサC41の容量も十分に小さ
くてすみ、十分にIC化をすることができる。
よいとともに、そのコンデンサC41の容量も十分に小さ
くてすみ、十分にIC化をすることができる。
【図1】この発明の一例を示す接続図である。
【図2】特性の測定例を示す図である。
【図3】信号波形の観測例を示す図である。
【図4】信号波形の観測例を示す図である。
【図5】1チップICの一例を示す系統図である。
【図6】この発明を説明するための波形図である。
【図7】従来例を説明するための接続図である。
【図8】従来例を説明するための接続図である。
1 アンテナ同調回路 2 局部発振用の共振回路 10 1チップIC 11 高周波アンプ 12A、12B ミキサ回路 13 局部発振回路 14 分周回路 15A、15B 移相回路 16 加算回路 17 バンドパスフィルタ 18 AGC電圧形成回路 21 アンプ 22 AM検波回路 23 オーディオアンプ 24 AGC電圧形成回路 41 差動アンプ 42カレントミラー回路 T1 〜T8 外部端子ピン VR 可変抵抗器 SP スピーカ
Claims (1)
- 【請求項1】 全体がIC化され、 第1及び第2のトランジスタのエミッタが、定電流バイ
アス用の第3のトランジスタのコレクタに共通に接続さ
れ、 上記第1及び第2のトランジスタのコレクタが、それぞ
れ負荷に接続され、 上記第1のトランジスタのベースに入力信号が供給さ
れ、 上記第2のトランジスタのベースが交流的に接地され、 上記第1及び第2のトランジスタのコレクタから、上記
入力信号を平衡化した1対の出力信号が取り出されると
ともに、 上記第1のトランジスタのベース・エミッタ間に、上記
第3のトランジスタのコレクタ・サブストレート間の浮
遊容量に対応した値のコンデンサが接続され、 このコンデンサにより上記浮遊容量により生じる上記1
対の出力信号の位相差及びレベル差が補正されるように
した不平衡/平衡変換回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247037A JPH0563506A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 不平衡/平衡変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3247037A JPH0563506A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 不平衡/平衡変換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0563506A true JPH0563506A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=17157479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3247037A Pending JPH0563506A (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 不平衡/平衡変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0563506A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015192266A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 日本電信電話株式会社 | トランスインピーダンスアンプ回路 |
US9730624B2 (en) | 2009-03-02 | 2017-08-15 | Seventh Sense Biosystems, Inc. | Delivering and/or receiving fluids |
US9775551B2 (en) | 2009-03-02 | 2017-10-03 | Seventh Sense Biosystems, Inc. | Devices and techniques associated with diagnostics, therapies, and other applications, including skin-associated applications |
US10188335B2 (en) | 2011-04-29 | 2019-01-29 | Seventh Sense Biosystems, Inc. | Plasma or serum production and removal of fluids under reduced pressure |
US10543310B2 (en) | 2011-12-19 | 2020-01-28 | Seventh Sense Biosystems, Inc. | Delivering and/or receiving material with respect to a subject surface |
US10835163B2 (en) | 2011-04-29 | 2020-11-17 | Seventh Sense Biosystems, Inc. | Systems and methods for collecting fluid from a subject |
US11177029B2 (en) | 2010-08-13 | 2021-11-16 | Yourbio Health, Inc. | Systems and techniques for monitoring subjects |
US12121353B2 (en) | 2010-11-09 | 2024-10-22 | Yourbio Health, Inc. | Systems and interfaces for blood sampling |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP3247037A patent/JPH0563506A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9730624B2 (en) | 2009-03-02 | 2017-08-15 | Seventh Sense Biosystems, Inc. | Delivering and/or receiving fluids |
US9775551B2 (en) | 2009-03-02 | 2017-10-03 | Seventh Sense Biosystems, Inc. | Devices and techniques associated with diagnostics, therapies, and other applications, including skin-associated applications |
US10799166B2 (en) | 2009-03-02 | 2020-10-13 | Seventh Sense Biosystems, Inc. | Delivering and/or receiving fluids |
US10939860B2 (en) | 2009-03-02 | 2021-03-09 | Seventh Sense Biosystems, Inc. | Techniques and devices associated with blood sampling |
US11177029B2 (en) | 2010-08-13 | 2021-11-16 | Yourbio Health, Inc. | Systems and techniques for monitoring subjects |
US12121353B2 (en) | 2010-11-09 | 2024-10-22 | Yourbio Health, Inc. | Systems and interfaces for blood sampling |
US10188335B2 (en) | 2011-04-29 | 2019-01-29 | Seventh Sense Biosystems, Inc. | Plasma or serum production and removal of fluids under reduced pressure |
US10835163B2 (en) | 2011-04-29 | 2020-11-17 | Seventh Sense Biosystems, Inc. | Systems and methods for collecting fluid from a subject |
US11253179B2 (en) | 2011-04-29 | 2022-02-22 | Yourbio Health, Inc. | Systems and methods for collection and/or manipulation of blood spots or other bodily fluids |
US10543310B2 (en) | 2011-12-19 | 2020-01-28 | Seventh Sense Biosystems, Inc. | Delivering and/or receiving material with respect to a subject surface |
JP2015192266A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 日本電信電話株式会社 | トランスインピーダンスアンプ回路 |
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