JPH0561507U - 屋外筐体用締結ねじの取付け構造 - Google Patents
屋外筐体用締結ねじの取付け構造Info
- Publication number
- JPH0561507U JPH0561507U JP308392U JP308392U JPH0561507U JP H0561507 U JPH0561507 U JP H0561507U JP 308392 U JP308392 U JP 308392U JP 308392 U JP308392 U JP 308392U JP H0561507 U JPH0561507 U JP H0561507U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- hole
- fastening
- waterproof packing
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 屋外に設置される筐体を構成する部品同士を
締結するねじ部において、外部からの水分の侵入を防
ぎ、ねじの腐食によりねじが着脱不可能となることを防
ぐ。 【構成】 雌ねじ付防水パッキン1は、ねじ4の取付け
部分におけるプレート3と筐体2aとの接合箇所に取付
けられる。また、雌ねじ付防水パッキン1は、ねじ4が
挿入される雌ねじ穴6bの穴径より僅かに大きい穴径で
ある雌ねじ穴1aを有する。筐体2aは、雌ねじ付防水
パッキン1をねじ2の円周の中心方向に圧縮変形させる
ために設けたテーパー穴6aを有する。プレート3は、
雌ねじ付防水パッキン1を挿入する座ぐり穴7a,取付
穴7及び導波管9を有する。
締結するねじ部において、外部からの水分の侵入を防
ぎ、ねじの腐食によりねじが着脱不可能となることを防
ぐ。 【構成】 雌ねじ付防水パッキン1は、ねじ4の取付け
部分におけるプレート3と筐体2aとの接合箇所に取付
けられる。また、雌ねじ付防水パッキン1は、ねじ4が
挿入される雌ねじ穴6bの穴径より僅かに大きい穴径で
ある雌ねじ穴1aを有する。筐体2aは、雌ねじ付防水
パッキン1をねじ2の円周の中心方向に圧縮変形させる
ために設けたテーパー穴6aを有する。プレート3は、
雌ねじ付防水パッキン1を挿入する座ぐり穴7a,取付
穴7及び導波管9を有する。
Description
【0001】
本考案は、屋外筐体用締結ねじの取付け構造に関し、特に屋外筐体を構成する 部品同士を締結するねじの取付け構造に関する。
【0002】
従来の屋外筐体用締結ねじの取付け構造としては、図3に示すような構造があ る。図3は、従来の屋外筐体用締結ねじの取付け構造の一例を示す断面図である 。屋外に設置される筐体2cは、雌ねじ穴6dと、筐体内への水分の侵入を防ぐ ための防水パッキン5を挿入するパッキン溝8とを有する構造になっている。プ レート11は、取付穴7cを有しており、ねじ4により筐体2cに取付けられる 。
【0003】
しかしながら、上述した従来の屋外筐体用締結ねじの取付け構造では、特に海 岸地域における海水及び酸性雨等の水分が、プレート11と筐体2cとの合わせ 面及びねじ4の取付穴7cより防水パッキン5の外周に設けられた雌ねじ穴6d に侵入してしまう。これにより、従来の屋外筐体用締結ねじの取付け構造は、雌 ねじ穴6dが徐々に腐食してしまい、プレート11を締め付けているねじ4の着 脱が不可能となるという問題点がある。
【0004】 本考案はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、屋外に設置される筐体 を構成する部品同士を締結するねじ部において、外部からの水分の侵入を防ぐこ とができて、ねじの腐食によりねじが着脱不可能となることを防ぐことができる 屋外筐体用締結ねじの取付け構造を提供することを目的とする。
【0005】
本考案に係る屋外筐体用締結ねじの取付け構造は、複数の部品で構成される屋 外筐体を締結する屋外筐体用締結ねじの取付け構造において、テーパー穴と雌ね じ穴とを有する第1の部品と、取付穴と座ぐり穴とを有する第2の部品と、この 第2の部品における前記座ぐり穴に取付けられて雌ねじ穴を有する雌ねじ付防水 パッキンとを有して、前記第1の部品と第2の部品とをねじ止めにより取付ける ことを特徴とする。
【0006】
本考案に係る屋外筐体用締結ねじの取付け構造においては、屋外に設置される 筐体を構成する部品同士を締結するねじ部において、雌ねじ付防水パッキンは、 第1の部品と第2の部品とのねじの取付け部における座ぐり穴に取付けられ、第 1の部品と第2の部品とをねじ止めすることにより外形が変形する。これにより 、雌ねじ付防水パッキンは、第1の部品におけるテーパー穴,第2の部品におけ る座ぐり穴及びねじの夫々の面に密着する。従って、本考案に係る屋外筐体用締 結ねじの取付け構造は、ねじ部への外部からの水分の侵入を防ぐことができる。
【0007】
次に、本考案の実施例について添付の図面を参照して説明する。
【0008】 図1は、本考案の実施例に係る屋外筐体用締結ねじの取付け構造を示す斜視図 である。図2は、図1に示す本考案の実施例に係る屋外筐体用締結ねじの取付け 構造における取付穴の周辺を詳細に示す断面図である。図1及び図2において、 図3に示し上述において説明した従来の屋外筐体用締結ねじの取付け構造と同一 又は等価な部分については同一符号を付し、ここにおいては説明を省略する。
【0009】 図1及び図2に示す本実施例に係る屋外筐体用締結ねじの取付け構造において 、従来の屋外筐体用締結ねじの取付け構造と異なる主な構成は、雌ねじ付防水パ ッキン1がねじ4の取付け部分におけるプレート3と筐体2aとの接合箇所に取 付けられることである。雌ねじ付防水パッキン1は、ねじ4が挿入される雌ねじ 穴6bの穴径より僅かに大きい穴径である雌ねじ穴1aを有する。筐体2aは、 雌ねじ付防水パッキン1をねじ2の円周の中心方向に圧縮変形させるために設け たテーパー穴6aを有する。プレート3は、雌ねじ付防水パッキン1を挿入する 座ぐり穴7a,取付穴7及び導波管9を有する。
【0010】 そして、筐体2aとプレート3との締付けが完了すると、雌ねじ付防水パッキ ン1は、テーパー穴6a,ねじ4及び座ぐり穴7aの夫々の面に一定の圧力を加 えて接触することにより、雌ねじ穴6bを外部から侵入しようとする水分から遮 断することができる。
【0011】 このように、本実施例に係る屋外筐体用締結ねじの取付け構造によれば、筐体 2aとプレート3との合わせ面及びねじ4を挿入する取付穴7からの外部の水分 の侵入を、雌ねじ付防水パッキン1により防止することができる。
【0012】 なお、上述の本考案に係る実施例では、筐体2aとプレート3とを締結する実 施例を示したが、本考案は、上述の実施例に限られず、屋外筐体2を構成する筐 体2aと外部接続用のコネクタ10を有する筐体2bとの締結等の同様な部品同 士の締結にも適用できる。
【0013】
以上説明したように本考案に係る屋外筐体用締結ねじの取付け構造によれば、 屋外に設置される筐体を構成する部品同士を締結するねじ部において、ねじが挿 入されそのねじ用の雌ねじが立てられた雌ねじ付防水パッキンが取付けられてい ることにより、ねじ部への外部からの水分の侵入を防ぐことができるため、ねじ の腐食を防止し、ねじの着脱を長期間に渡り行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る屋外筐体用締結ねじの取
付け構造を示す斜視図である。
付け構造を示す斜視図である。
【図2】図1に示す本考案の実施例に係る屋外筐体用締
結ねじの取付け構造における取付穴の周辺を詳細に示す
断面図である。
結ねじの取付け構造における取付穴の周辺を詳細に示す
断面図である。
【図3】従来の屋外筐体用締結ねじの取付け構造の一例
を示す断面図である。
を示す断面図である。
1 ;雌ねじ付防水パッキン 2 ;屋外筐体 3 ;プレート 4 ;ねじ 5 ;防水パッキン
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の部品で構成される屋外筐体を締結
する屋外筐体用締結ねじの取付け構造において、テーパ
ー穴と雌ねじ穴とを有する第1の部品と、取付穴と座ぐ
り穴とを有する第2の部品と、この第2の部品における
前記座ぐり穴に取付けられて雌ねじ穴を有する雌ねじ付
防水パッキンとを有して、前記第1の部品と第2の部品
とをねじ止めにより取付けることを特徴とする屋外筐体
用締結ねじの取付け構造。 - 【請求項2】 前記雌ねじ付防水パッキンは、伸縮自在
な弾性体よりなり、前記第1の部品と第2の部品とをね
じ止めすることにより外形が変形することを特徴とする
請求項1に記載の屋外筐体用締結ねじの取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP308392U JPH0561507U (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 屋外筐体用締結ねじの取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP308392U JPH0561507U (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 屋外筐体用締結ねじの取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561507U true JPH0561507U (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11547451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP308392U Pending JPH0561507U (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 屋外筐体用締結ねじの取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0561507U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014228999A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 能美防災株式会社 | 発信器 |
JP2021002608A (ja) * | 2019-06-24 | 2021-01-07 | Necプラットフォームズ株式会社 | ねじ締結構造及び組立ユニット |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP308392U patent/JPH0561507U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014228999A (ja) * | 2013-05-21 | 2014-12-08 | 能美防災株式会社 | 発信器 |
JP2021002608A (ja) * | 2019-06-24 | 2021-01-07 | Necプラットフォームズ株式会社 | ねじ締結構造及び組立ユニット |
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