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JPH0557787U - プラグおよびジャック - Google Patents

プラグおよびジャック

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Publication number
JPH0557787U
JPH0557787U JP89692U JP89692U JPH0557787U JP H0557787 U JPH0557787 U JP H0557787U JP 89692 U JP89692 U JP 89692U JP 89692 U JP89692 U JP 89692U JP H0557787 U JPH0557787 U JP H0557787U
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JP
Japan
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plug
pole
contact
jack
insulating layer
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JP89692U
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English (en)
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JP2545747Y2 (ja
Inventor
保夫 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hosiden Corp
Original Assignee
Hosiden Corp
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Publication date
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Publication of JPH0557787U publication Critical patent/JPH0557787U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラグの軸長を長くすることなく、プラグの
電極数を増加させる。そのようなプラグの相手方コネク
タとして用いられるジャックを提供する。 【構成】 プラグPについては、電気絶縁層8の先端面
で開口された凹入部7に導体でなるピン6を突出させ
る。ジャックについては、ボディ110におけるプラグ
収容空間120の奥壁122に接片260を突出させ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気コネクタとして用いられるプラグおよびそのプラグの相手方コ ネクタとして用いられるジャックに関する。
【0002】
【従来の技術】
携行に適したヘッドホンステレオセットに一般的に用いられているプラグはそ の直径が3.5mm程度のチップ形状になっており、従来のプラグでは、その表 面における軸方向に間隔を隔てた複数箇所にそれぞれ電極を具備させるという構 成が採用されていた。そのため、電極数を増加させるには、極数に見合ってプラ グの軸長が長くなる。そこで、従来は、プラグの軸長が長くなりすぎることのな いように電極数が高々4極に抑えられていた。
【0003】 しかしながら、上記ヘッドホンステレオセットの機能性を向上させるために、 ステレオセット本体に、ヘッドホンのみならず多機能のリモートコントロール機 器を接続するということも行われており、そのためにプラグに具備させる極数を 増加させる必要が生じてきた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述のようにプラグの電極についての従来の考え方をそのまま踏襲 すると、4極よりも多い極数をプラグに具備させようとすれば、プラグの軸長が 長くなりすぎるという問題があった。
【0005】 本考案は以上の問題に鑑みてなされたもので、軸長を長くすることなく、その 電極数を増加させることのできるプラグと、そのようなプラグの相手方コネクタ として用いられるジャックを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 請求項1の考案によるプラグは、当該プラグの先端部分を形成する電気絶縁層 と、電気絶縁層に形成され、かつ電気絶縁層の先端面で開口された凹入部と、凹 入部内に突出された導体でなるピンとを有するものである。
【0007】 請求項2の考案によるジャックは、絶縁性のボディと、ボディに形成されたプ ラグ収容空間と、プラグ収容空間の奥壁に突設され、プラグ収容空間に挿入され るプラグの先端部分に設けられた導体でなるピンに弾接される接点を備えた接片 とを有するものである。
【0008】
【作用】
請求項1の考案によるプラグは、電気絶縁層の凹入部内に突出されたピン数だ け電極数が増加する。そして、ピンは凹入部内に突出されているから、そのピン が設けられていることによって当該プラグの軸長が長くなることはない。
【0009】 請求項2の考案によるジャックは、その接片に具備された接点が、プラグ収容 空間に挿入されたプラグのピンに弾接し、そのピンと上記接片とが電気的に接続 される。
【0010】
【実施例】
図1は請求項1の考案の実施例によるプラグPの側面図、図2は同プラグPの 縦断側面図、図3は同プラグPを後端側から見た正面図である。
【0011】 図1〜図3に示したプラグPは6極の電極を有しており、その内の5つの電極 (第1〜第5極)1〜5はプラグPの外周面に形成され、残りの1極(第6極) 6は、プラグの先端部に形成されている。
【0012】 さらに具体的に説明すると、第1極1は金属製の筒状スリーブ11の先端に径 大な筒状スリーブ12を一体に形成したものである。第2極2は金属製の筒状ス リーブ21の先端に厚肉の筒状スリーブ22を一体に形成したものである。第3 極3は金属製の筒状スリーブ31の先端に厚肉の筒状スリーブ32を一体に形成 したものである。第4極4は金属製の筒状スリーブ41でなる。第5極5は金属 製の筒状スリーブ51の軸方向中間部に鍔部52を一体に形成したものである。 そして、第1極1から第5極5に亘るそれぞれの筒状スリーブ11〜51はこの 順に直径が大きく形成されていると共に、それぞれの筒状スリーブ11〜51が 同心状に配設され、かつそれぞれの筒状スリーブ11〜51の相互間に合成樹脂 でなる電気絶縁層8が介在されている。また、第1極1〜第5極5は、上記第5 極5の鍔部52により区画された先端側区画Fで電気絶縁層8の表面に露出して それぞれの極の接点を形成し、かつ、後端側区画Rでも電気絶縁層8の表面に露 出してそれぞれの極に対応する引出し端子1a〜5aを形成している。
【0013】 第6極6は、電気絶縁層8に形成され、かつ電気絶縁層8の先端面で開口され た凹入部7の内部に突出されている。この第6極6は導体でなるピンにより形成 されており、そのピンが電気絶縁層8に貫通されている。そして、電気絶縁層8 の後端側に突出したピンが第6極6に対応する引出し端子となされている。
【0014】 さらに、第1極1の先端部に環状に膨出部13が具備され、第3極3の先端部 にも環状に膨出部33が具備されている。
【0015】 このようなプラグPにおいて、第1極1〜第5極5は冒頭で説明したプラグの 電極についての従来の考え方をそのまま踏襲して形成されているのであるけれど も、第6極6は従来に無かった考え方に基づいて設けられている。そして、この ように電気絶縁層8の先端面で開口された凹入部7にピン6を突出させ、それを 電極として用いるようにすると、第6極6を設けたにもかかわらず、プラグPの 軸長は5極のプラグの軸長と同じ長さに抑えられる。
【0016】 図4は請求項2の考案の実施例によるジャックJの側面図、図5は同ジャック Jの正面図、図6は図4のB−B線に沿う断面図、図7は図4のA−A線に沿う 断面図である。
【0017】 このジャックJは、絶縁製の合成樹脂で成形されたボディ110と、ボディ1 10に形成されたプラグ収容空間120と、ボディ110に保持された第1〜第 6の各接片210〜260とを備えている。
【0018】 さらに具体的に説明すると、第1接片210はコ字形金属片211の一対の脚 片部212,212にそれぞれ対称に形成されていると共に、上記プラグ収容空 間120の半径方向においてその内部に突出するU字状の接点213,213を 具備している。第2接片220は金属片221の脚片部222に形成されている と共に、上記プラグ収容空間120の半径方向においてその内部に突出するU字 状の接点223を具備している。第3接片230は、第2接片220と略同様に 、金属片231の脚片部232に形成されていると共に、上記プラグ収容空間1 20の半径方向においてその内部に突出するU字状の接点233を具備している 。図7に示すように、第4接片240は、金属片241に形成されていると共に 、上記プラグ収容空間120の半径方向においてその内部に突出する接点243 を具備している。図6に示すように、第5接片250は、上記プラグ収容空間1 20の半径方向においてその内部に突出する接点253を具備している。そして 、これらの第1〜第5の各接片210〜250は、ボディ110に具備されてい る1つの側面側からボディ110に差し込むことによって組み付けられている。
【0019】 図5のように、第6接片260は、コ字形の金属片261の一対の脚片部26 2,262にそれぞれ対称に形成されていると共に、そレらの先端部に接点26 3,263を具備している。そして、この金属片261をボディ110の先端壁 を貫通して形成された角孔112に差し込むことによって上記第6接片260が プラグ収容空間120の奥壁122に突設されている。
【0020】 なお、215,225(図5に表れていない),235,245,255,2 65はそれぞれの接片210,220,230,240,250,260に対応 する引出し端子である。
【0021】 図8に示すように、上記プラグPをジャックJのプラグ収容空間120に差し 込んだ場合、第1極1と第1接片210の接点213、第2極2と第2接片22 0の接点223、第3極3と第3接片230の接点233、第4極4と第4接片 240の接点243、第5極5と第5接片250の接点253とがそれぞれ弾接 する。また、一対の第6接片260,260が凹入部7に突入することにより、 第6極6がそれらの第6接片260,260の間に分け入り、第6極6に第6接 片260,260が弾接する。そして、第1接片210の接点213が第1極1 の膨出部13に係合し、第3接片230の接点233が第3極3の膨出部33に 係合する。このため、プラグPをジャックJに差し込むときには、プラグPとジ ャックJとの嵌合位置(装着位置)が確実に定まり、しかもプラグPが所定位置 に嵌合されたことの良好な感触が確実に得られるのみならず、2か所での係合に よってプラグPが不慮に引抜かれにくくなるという利点がある。そして、プラグ PをジャックJから引き抜くときには第1接片210の接点213が第1極1の 膨出部13にを乗り越え、第3接片230の接点233が第3極3の膨出部33 を乗り越えるときに良好な感触が得られる。
【0022】 また、図8のように、プラグ収容空間120の周壁形状をプラグPの外周形状 に合わせておくことにより、プラグPを差し込んだ後にプラグPの遊びがほとん どなくなるため、こじれ力に対して大きな強度を発揮させることが可能になる。
【0023】 さらに、実施例のプラグPの第6極6は凹入部7の周囲の電気絶縁層8によっ て囲まれており、また、ジャックJの第1〜第6の各接片210〜260の各接 点213〜263はすべてボディ110の内部に収容されているので、ごみなど の侵入に伴う外的汚れが防止されるという利点がある。
【0024】 実施例では6極タイプのプラグPとジャックJとを説明したが、本考案は5極 以下のタイプのプラグPやジャックJにも同様に適用することができる。また、 プラグPの凹入部7内に2極以上の電極を設けることも可能で、そのようにする ことによって6極より多い極数のプラグを政策することも可能である。そして、 凹入部7内に2極以上の電極を設けたプラグPの相手方コネクタとしてのジャッ クJには、ボディのプラグ収容空間の奥癖に2つ以上の接片を突設しておく必要 がある。
【0025】
【考案の効果】
請求項1の考案によるプラグは、当該プラグの先端部分を形成する電気絶縁層 に形成した凹入部内を利用し、その凹入部内に導体でなるピンを突出させること により電極数を増加させるものであるから、極数を増加させてもプラグの軸長が 長くならないという長所がある。
【0026】 請求項2の考案によるジャックは、請求項1の考案によるプラグの相手方コネ クタとして用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の考案の実施例によるプラグの側面図
である。
【図2】プラグの縦断側面図である。
【図3】プラグを後端側から見た正面図である。
【図4】請求項2の考案の実施例によるジャックの側面
図である。
【図5】ジャックの正面図である。
【図6】図4のB−B線に沿う断面図である。
【図7】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図8】プラグをジャックに差し込んだ状態の縦断側面
図である。
【符号の説明】
P プラグ J ジャック 6 第6極(ピン) 7 凹入部 8 電気絶縁層 110 ボディ 120 プラグ収容空間 122 プラグ収容空間の奥壁 260 第6接片(接片) 263 第6接片の接点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該プラグの先端部分を形成する電気絶
    縁層と、電気絶縁層に形成され、かつ電気絶縁層の先端
    面で開口された凹入部と、凹入部内に突出された導体で
    なるピンとを有することを特徴とするプラグ。
  2. 【請求項2】 絶縁性のボディと、ボディに形成された
    プラグ収容空間と、プラグ収容空間の奥壁に突設され、
    プラグ収容空間に挿入されるプラグの先端部分に設けら
    れた導体でなるピンに弾接される接点を備えた接片とを
    有することを特徴とするジャック。
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