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JPH05504645A - 光ディスクシステム用のアクチュエータ組立体 - Google Patents

光ディスクシステム用のアクチュエータ組立体

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Publication number
JPH05504645A
JPH05504645A JP90503211A JP50321189A JPH05504645A JP H05504645 A JPH05504645 A JP H05504645A JP 90503211 A JP90503211 A JP 90503211A JP 50321189 A JP50321189 A JP 50321189A JP H05504645 A JPH05504645 A JP H05504645A
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JP
Japan
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actuator
channel
focusing
center
rail
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Application number
JP90503211A
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Inventor
イアンセン ヘラルダス ルシーン マシルダス
フラッセンス レオナルダス イェー
ハーレン ツデネク ティー
Original Assignee
コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ
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Publication date
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 光デイスクシステム用のアクチュエータ組立体発明の分野 本発明は光ディスクの書き込み及び/又は読み取りに関する。
詳細には、本発明はディスク上の放射スボント情報を読み取り又は書き込みする ために回転する光ディスクに対して径方向に焦点合わせする装置を移送する改良 したアクチュエータ組立体に関する。
背景技術情報 情報を記憶したり読み取る光デイスクシステムは既知である。
情報はレーザを用いてディスクにマークや変形を形成してディスク上に記憶され る。ディスクから情報を読み取るために、低パワーのレーザビームがディスク上 に位1決めされて焦点合わせされ、ディスクからの反射が読み取られる。典型的 には、ディスク上の種々の位置にレーザを位置決めするために、ディスクは回転 させられ、径方向アクチュエータ組立体がディスクの半径に沿って並進させられ る。
同様な位置決め組立体は磁気ディスクシステムについて既知である。このシステ ムは光の形ではなく磁気の形で情報が記憶される点で上述のものとは本質的に異 なる。典型的には、磁気ディスクは回転し、組立体が径方向に並進させられる。
少なくとも幾つかの点で、位置決め方法は光ディスクのものとは異なる。典型的 には、ビットサイズは光ディスクのものより小さい。
それ故、アクチュエータ応答周波数は高くしなければならない。
通常は磁気ディスクと光ディスクの両者は情報をディスク上の別個の螺旋状又は 同心状の円形トランクに含む、大部分の光ディスクは螺旋状トラックをもつ。特 定位1の情報を読み取るために、組立体は直接にトラックの正しい部分と整列し て位置決めされなければならない。ディスクはまた、所定のトラック内の情報が アクチュエータ組立体の上に位置決めされるように回転させられる。
典型的な磁気フロッピディスクのトランク幅は200 ミクロン程度である。磁 気ハードディスク内のトラックは典型的には10ミクロン程度である。光ディス クは1.5 ミクロン程度の幅のトラックをもつ。従って、情報の正確な読み取 りを行うのに必要な光デイスクキャリッジの径方向位置決め精度は磁気ディスク システムに要するものより大きい。
磁気ディスクシステム用のキャリッジアクチュエータ装置は多くのものが知られ ている。例えば、ジョンソンの米国特許第4.012,778号(1977年3 月15日)には、駆動シャフトと2つのローラによって磁気組立体を並進させる 線形アクチュエータを開示している。各組立体は2つの平行な案内レールによっ て支持される。
サンライの米国特許第4,646.182号(1987年2月24日)には磁気 ディスク装置用のキャリッジ組立体を開示している。この装置のもつキャリッジ は幾つかの支承手段上に設けた2つの案内ロッド上に載っている。更に、キャリ ッジと支承手段間に弾性部材を備え、もしロッドが平行でなければ、弾性変形に よってすべての逸れを吸収するようになしている。
サントンの米国特許第4,427,905号(1984年1月24日)には、磁 気データ記憶システムを開示している。キャリッジは2つの平行な支持ロッド上 を移動し、組立体はキャリ、ジ岨立体の重心が支持ロッド上でキャリッジ組立体 を並進させるのに用いられる力の中心と略整列するように設計される。
上述の如く、磁気システムの動作要件は光システムのものより少ない。というの は、光システムにおけるトラック幅とビットサイズは実質上手さいからである。
それ故、磁気システムに許容し得るアクチュエータ組立体の不正確さと振動の量 は光システムについては大き過ぎる。ビットサイズが小さいので、光システムに は高いトランキング精度が必要になる。この高いトランキング精度はトランキン グループに即ちディスクの情報トランクに対してアクチュエータを位置決めする ためのフィードバックシステムに高い帯域幅(伝達関数が1に等しくなる周波数 )を与えることによって得られる。既知の1段階式のトラックシステムは約50 0ヘルツまでの帯域幅が得られるに過ぎない。
本発明装置は約2キロヘルツまでの、そしてもし主な逆位相共振が10キロヘル ツ以下で起こらなければ3キロヘルツまでの帯域幅が得られる。
更に、光システムは磁気システムと関連しない幾つかの設計要件をもつ。例えば 光システムは光デイスク上にレーザビームを焦点合わせするためアクチュエータ 上にレンズを含む。更に、光システムは焦点合わせ作用のためにレンズを動かす 装置を必要とする。また、光システムのアクチュエータは光路を光源からレンズ まで移動させるように設計しなければならない。
成る光情報システムはレンズをディスクに対して移送するために2段階式の径方 向移動機構を含む。第1段階はアクチュエータの大きな、遅いアクチュエータの 移動(いわゆる“粗いトラッキング)を制御Bシ、第2段階はアクチュエータ上 の対物レンズの速い、微小な移動(いわゆるパ微小トラッキング)を制御する。
これらのシステムは高い精度をもつが、それらは2つの個別の径方向移送機構を もつため、製作費が高く、IIaが複雑である。
他の光システムは1段階式の径方向移動を行う。例えばヤンセンの米国特許第4 ,443.721号< 1984年4月17日)には組立体が2つの平行な案内 ロッド上に支持され、前記ロンドは磁化されかつ固定子ヨークの一部をなしてい る如き対物レンズを移送する装置が開示されている。
ヤンセンその他の米国特許第4,545.046号(1985年10月1日)は 反射した光ビームを電気変調信号に変換する光−電子システムを含む光学的記録 装置を開示している。この装置では、光−電子システムはスライダが並進する平 行案内ロッドに対して定置される。
ヤンセンの米国特許第4,607,913号(1986年8月26日)は光デイ スクシステム内でレンズを並進させる電気力学的装置を開示している。この装置 はスライダ用の一対の径方向駆動コイルと、スライダに径方向力を与える寸法を 有する対物レンズ用の一対の径方向駆動コイルと、それらの各質量に比例した対 物レンズを含む。
磁気−光学システムとして既知の成る光学的情報システムは光学的に書き込みと 読み取りができるディスク上に磁気的情報を記憶する。かかるシステムは典型的 にはディスクに磁気的情報を書き込むだめの強力な磁石をもち、前記磁石は焦点 レンズの上に位置決めし、前記レンズは情報ディスク上に光ビームを懺点合わせ する。かかるシステムの問題点はこの磁石がレンズを焦点合わせさせかつアクチ ュエータを並進させる電磁的機構と干渉することにある。
光デイスクシステムでレンズを径方向に移動させる装置は既知であるが、アクチ ュエータキャリッジは焦点合わせレンズに高周波数移動を可能ならしめる改良さ れた安定性をもつ必要がある。改良された安定性は高い加速度を可能にしてアク セス特開を短縮させ、精度の高い位1決めを可能にして1段階式のシステムを使 用できるようになす。また、電磁的レンズ焦点合わせシステムとの実質的な干渉 なしに磁気−光学的システムに使用できる光情報システム用のレンズ位置決め装 置が必要とされる。
発明の要約 本発明は改良された動作特性をもつ光デイスク上の情報を処理するためのアクチ ュエータ組立体を包含する。アクチュエータ組立体はアクチュエータ本体、径方 向駆動組立体及び焦点組立体を含む。光ビームは光源から発生させられ、この光 ビームはアクチュエータ本体が載るスライダレールに略平行な軸線をもつ。径方 向駆動組立体はアクチュエータ本体をレールに沿つて駆動させる。光ビームはア クチュエータ本体上に45度ミラーによって反射させられ、焦点組立体の焦点レ ンズによって光デイスク上に焦点合わせされる。
アクチュエータ本体はアクチュエータフレームを含み、前記フレームは縦方向の レールチャンネルと、光チャンネルと、内部磁極スペースを画成する。アクチュ エータ本体の概略の質量中心はスライダレールに沿うアクチュエータ本体の移動 に関連した摩擦ベクトルより上に(皿ちレンズに向かう方向において)1決めさ れる。光チャンネルはレールチャンネルに略平行であり、光ビームを焦点組立体 に到達せしめる。内部磁極スペースは内部磁極片にスペースを提供して径方向コ イルを通して受入れられるようになし、前記コイルは径方向駆動組立体の1素子 であり、アクチュエータフレームの回りに巻かれている。
本発明の径方向駆動組立体はアクチュエータ本体に径方向力を与える。径方向力 ベクトルはアクチュエータの質量中心と実質上一致するか、又は焦点レンズの方 向に質量中心から変位させられる。径方向駆動組立体は径方向コイルと、磁界を 作るためにコイルを通して電流を流すための電源を含む、アクチュエータ本体に 加わる径方向力は径方向コイルによって作られる磁界と定置永久磁石から出る磁 界間の相互作用によって作られる。
前記永久磁石は外部磁極片に接続される。磁束のための戻り経路を与える内部磁 極片は径方向コイル内部に配置され、外部磁極片に取付けられる。
アクチュエータ本体はレールチャンネルの両端に取付けたブシュによってレール 上に殆ど全体的に支持される。アクチュエータ本体をレールの回りに回転しない ように保つために、小さい回転力又は予荷重をアクチュエータ本体に与える。前 記予荷重はアクチュエータ本体を直立した位置に維持するようスライダ面が定置 した面に衝合するように位置決めされたアクチュエータ本体上のスライダ面によ って抵抗される。
図面の簡単な説明 第1図は本発明のアクチュエータ本体、径方向コイル、焦点組立体の斜視図であ る; 第2図はアクチュエータ本体、径方向駆動組立体、焦点組立体、スライダレール を含む本発明装置を、可撓性ホイルを示すために一部を切除して示した斜視図で ある;第3図はアクチュエータ本体とそれに取付けられた、スライダレール上に 載る部品を示す本発明装置の上面図である;第4図は第2図の線4−4上の本発 明装置の側部断面図で、スライダレール上に載っているアクチュエータ本体を示 巳、光ビームがミラー上で反射巳、レンズを通して光ディスクに進む状態を示し た図である; 第5図はアクチュエータ本体の正面図であり、内部磁極片に接触するスライダビ ンを示す図である;第6A図、第6B図はアクチュエータが直立位置にあるとき の本発明アクチュエータ組立体の径方向移送動作についてのボード線図である; 第7A図、第7B図はアクチュエータが水平軸線の回りに90度何回転せられた ときの本発明アクチュエータ組立体の径方向移送動作についてのボード線図であ る;第8A図、第8B図はアクチュエータが逆さまの位置にあるときの本発明ア クチュエータ組立体の径方向移送動作のボード線図である; 第9図は本発明のアクチュエータ本体と径方向コイルと焦点組立体の分解図であ る。
詳細な説明 本発明は光デイスクシステムに使用する線形アクチュエータ組立体を含む。アク チュエータ本体は回転する光ディスクに対して径方向に移動するように備える。
光源はレーザビームを発生する。前記ビームはレンズを通して光ディスクに向か ってアクチュエータ本体上に配置した45度の角度ミラーによって反射される。
焦点組立体は光デイスク上に光ビームを焦点合わせさせる。この焦点組立体:′ :、光ビームを焦点合わせさせるために光ディスクに対してレンズを移動させる 。径方向駆動組立体はアクチュエータ本体をスライダレール上で光ディスクに対 して径方向に動かすために備える。
第2図には本発明の好適実施例を示す。光源20はコリメートレーザ光の如き光 ビームを発生する。前記ビームはスライダレール24上を移動するアクチュエー タ本体22に伝達される光ビームはスライダレールに略平行であり、第4図に示 す如く光ディスク26の方向でスライダレール24に対して変位させられる。ア クチュエータ本体22は径方向駆動組立体28によってスライダレール24に沿 って動かされる。このようにして、アクチュエータ本体22はディスク26上の 色々な位置において所望の情報にアクセス又は書き込みするために光ディスク2 6に対して位置決めされる。第4図に示すように、焦点組立体30は2つの平行 な焦点撓み部材31a、31bによってアクチュエータ本体22に取付けられ、 光ビームが焦点組立体の一部をなすレンズ34に向かって光ディスク26の方向 にミラー32によって反射された後に、その光を受入れる。第1図に示すように 、焦点組立体30は光ディスク26に対してレンズ34を位置決めする焦点駆動 組立体36を含む。第4図に示すように、光ビームはミラー32へ光ディスク2 6によって反射される。前記ミラーはビームを光源20に向かって略後方に差し 向ける。そこで前記ビームはビームスプリッタ(図示せず)の如き追加の部品と 相互作用する。前記スプリ、7タは入光ビームから反射光ビームを分離する。そ の後、反射光ビームは例えばホトダイオード(図示せず)によって怒知される。
第1図はアクチュエータ本体22の詳細を示す。アクチュエータ本体22はアク チュエータフレーム3日を含む。前記フレームはレールチャンネル42と、光チ ャンネル42と、第1と第2の内部磁極片スペース44a、44bを画成する。
レールチャンネル40は長手方向の空洞であり、それは、アクチュエータフレー ム38をレール24に沿って自由に摺動させるように例えばブシュ46a、46 bを用いてスライダレール24上に位置決めできるように形成される。レール2 4は好適には円形断面とするが、四角形、三角形のような他の断面とすることが できる。レールチャンネル40は好適には円形とし、直径を十分に大きくして、 レールチャンネル40とレール24開に接触を起こさずにアクチュエータ本体2 2がレール24に沿って自由に移動できるようにする。レール40は他の形状に 作ることもできる。しかし、他の形状にした場合にもアクチュエータ本体22が 自由に径方向に移動できなければならない。
アクチュエータフレーム38はまた光チャンネル42を画成する。光チャンネル 42は光源20によって発生した光ビームを受入れる。従って、アクチュエータ フレーム38と本発明の他の部品は、光ビームが妨害されることなく光チャンネ ル42に自由に入ることができるように配置される。光a!20によって発生し た光ビームは光チャンネル42を通過してミラー32に当たる。光チャンネル4 2はレールチャンネル40に略平行であり、光ディスク26の方向に、従ってレ ンズ34の方向にレールチャンネル40から変位させられる。
アクチュエータフレーム38は内部磁極片スペース44a、44bを画成する。
第1図に示すように、内部磁極片スペース44a、44bはスライダレールチャ ンネル40の両側でアクチュエータフレーム上に対称的に配置される。アクチュ エータフレーム38は内部磁極片スペース44a、44bの3つの側面を画成す る。径方向駆動組立体2日の1部品である径方向コイル48は内部磁極片スペー ス44a、44bの外側を画成する。詳細に後述するように、内部[極片スペー ス44a、44bは定置した内部磁極片50a、50bを径方向コイル48の内 側に配置させるようになす。内部磁極片50a、50bは径方向駆動組立体28 の部品をなす。
第1.4図はスライダブシュ46a、46bを示す。各ブノュはスライダレール 24を配置させる略円形の開口を限定する。
ブシュ46a、46bはレールチャンネル40と整列させてアクチュエータフレ ーム38に取付けられる。ブシュ46a、46bの開口の最小直径はスライダレ ールチャンネル40の直径より小さい。このようにして、ブシュ46a、46b はアクチュエータフレーム38に取付けられ、アクチュエータはスライダレール チャンネル40によってスライダレール24上に配置されるので、アクチュエー タフレーム38はブシュ46a、46bによってスライダレール24上に支持さ れる。従って、レール24に沿うアクチュエータ本体22の移動によってもたら される主な摩擦力はブシュ46a、46bとレール24間の接触によって起こる 。本文中で“摩擦ベクトル”又は“摩擦力ベクトル”は摩擦力の空間的位置を指 示し、典型的にはブシュ46a、46bとレール24間の接触点によって限定さ れる線である。
高周波数においてアクチュエータ本体22とそれに取付けられた部品の安定性と 動作を改善するために、本発明装置は、アクチュエータ本体22とそれに取付け られた部品の質量中心がスライダレール24に沿うアクチュエータ本体22の移 動に閲わる摩擦力と実質上−敗するか又はそれより上に(即ちディスクに向かう 方向において)なるように設計され、即ち質量中心が、安定性又は動作に実質的 なロスが摩擦力ベクトルより下にある質量中心によって起こることがないように 一致するのに十分近いところにくるように設計される。
ブシュ46a、46bは接着剤によってアクチュエータフレーム36に取付けら れる。しかし、ブシュ46a、46bは当業者に既知の他の手段によって取付け てもよい。例えば、第9図に示すように本発明の種々の部品は取付はビン52に よって接合される。
また、アクチュエータ本体22には上部と下部の焦点撓み部材31a、31bが 取付けられる。焦点撓み部材31a、31bはアクチュエータフレーム38に取 付けられ、焦点組立体30のレンズホルダー54を支持する。焦点撓み部材31 a、31bは平らなばねとし、前記ばねは頂部と底部にレンズホルダー54を支 持する。下部輝点撓み部材31aはレールチャンネル4oの下に配置し、レンズ ホルダー54の底部を支持する。
上部焦点撓み部材31bは光チャンネル42の上に位1決めし、レンズホルダー 54の頂部を支持する。焦点撓み部材31a、31bは互いに略平行とする。
光チャンネル42の上又は下に焦点撓み部材31a、31bを配置すれば、アク チュエータ本体22及びそれに取付けた部品の質量中心は以前のシステムの場合 よりもずっと低い位置に1かれる。この構造によれば焦点駆動組立体36は光チ ャンネル42の下に配置されるので、少なくとも一部は低い質量中心を与える。
第9図は焦点撓み部材31a、31b上にある緩衝テープ片55a、bを示す。
緩衝テープ片は可撓性テープ片であり、このテープ片は撓み部材31a、31b のばね状移動をチェック又は無効にするために焦点撓み部材31a、31bに付 着する。
第1図には可撓性ホイル支持体56を示す。可撓性ホイル支持体56はアクチュ エータフレーム38の大部分を囲む径方向コイル48の外側でアクチェエータフ レーム38に取付けられる。第2図に示す如く、可撓性ホイル5日は電流源(図 示せず)から径方向コイル48と焦点組立体30に電流を供給するために備える 。第3.5図に示すように、径方向コイルの成端ピン59a、59bと焦点コイ ルの成端ビン61a、61bが設けられる。径方向及び焦点コイルの各端は成端 ビンに取付けられる。可撓性ホイル5日は例えば半田付は接続部(図示せず)に よって成端ピンに電気接続される。コイルに入る電流は一方の成端ピンを通り、 コイルを通り、他方の成端ビンを通り、可撓性ホイル58を通って電流源に戻る 。可撓性ホイル58は導電性材料からなり、第1端58bで定置した電流源に電 気接続される。可撓性ホイルの第2部分58aは可撓性ホイル支持体56に取付 けられ、アクチュエータ本体22と共に径方向に移動する。かかる移動を行うた めに、可撓性ホイル58はアクチェエータ本体22の径方向の全ストロークを行 うのに十分な長さの可撓性材料からなる。電流は可撓性ホイル58とは異なった 手段によって径方向コイル48に供給することができる0例えば可撓性ワイヤ( 図示せず)が径方向コイル4日に電流を入れ出しするために使用される。
第5図に示すように、スライダ面60はアクチュエータフレーム38に取付けら れ又はその中に形成され、内部磁極片スペース44a、44bの1つ内に置かれ る0本発明装置の作動に際しては、予荷重がアクチュエータ本体22に印加され 、(後述の如く)スライダレール24の回りに小さい回転力を与える。
例えば第5図で、レール40の時計回りの回転は矢印61で示す、予荷重はアク チュエータ本体22を回転させ、その結果スライダ面60が第5図に示すように 内部磁極片50aに接触する。第5図では、予荷重は可撓性ホイル58のばね状 押圧作用によって与えられる。このようにすれば、アクチュエータ本体22とそ れに取付けられた部品の重量の殆どすべてはスライダレール24に接触するブシ ュ46a、46bに衝当する一方、スライダ面60はアクチュエータ本体22を スライダレール24上の直立した中心位置シこ維持するために内部磁極片50b に接触する。しかし、スライダ面60は内部磁極片50a、50b以外の面に接 触することができる。例えばスライダ面60はアクチュエータ本体22の下に置 かれ、アクチュエータ組立体(図示せず)用の支持体基部のスロット内に延び入 る。
本発明の径方向駆動組立体28は第1と第2の内部磁極片50a、50b3第1 と第2の外部磁極片62a、62b、第1と第2の永久磁石64a、64b、径 方向コイル4日を含む。
径方向駆動組立体28は第2図に示す。磁石64a、64b、内部磁極片50a 、50b、外部磁極片62a、62bは対称的にアクチュエータ本体の両側で作 用する。しかし、説明の闇路上、これらの部品の1組だけについて説明する。第 2図を参照すれば、内部磁極片50aは内部磁極片スペース44a内に置かれる 。外部磁極片62aは細長いU形の素子とする。前記素子はU形の2つの頂部で 内部磁極片50aの各端に取付けられる。U形の細長い底部は内部V!Lti片 50aに略平行であり、内部磁極片スペース44aの外側にある。磁石64aは 細長く、かつ内部1m片50aに向かって開放したU形而上において外部磁極片 62aのU形の細長い底部に取付けられる。磁石64bは内部磁極片50aと外 部磁極片62a間の空気間隙65a内に磁束を発生させる。この磁束は内部磁極 片50aを通って磁石64aへ戻り、外部Fet極片62aへ行って磁石64a の背後へ戻る。磁石64a、64b、内部磁極片50a、50b、外部磁極片6 2a、62bの長さはアクチュエータ本体22が。
光ディスク26の読出し及び書き込み可能の部分の径方向の距離全体を覆うため に進むべき径方向距離と少なくとも同じ大きさでなければならない。
磁石64a、64bは内部磁極片50a、50bと外部磁極片64a、64b間 の空気間165a、65bの各々に強力な磁界を発生させる。ロレンツ力の原理 に従って、これらの空気間隙65a、65b内に1かれたアクチュエータの径方 向コイル48が電流を流しているとき、コイル48は磁石64a、64bからく る磁界とコイル48の電磁誘導によって作られた磁界間の相互作用によって生し る力を受ける。磁界の正確な方位によってコイル48に加わる力は、従ってアク チュエータ本体22に加わる力はレール24に沿って径方向に置かれる。このよ うにして、アクチュエータ本体22は径方向位置決めのためにスライダレール2 4に沿って動かされる。特に、周知の電磁的設計原理を用いて、磁石64a、6 4b、WL極片50a、50b、62a、62b及びコイル48の形状、方位及 び特性は力ベクトルに所望の位置と方位を与えるように選択することができる。
コイル48中の電流の大きさと方向を、従ってコイル48によって作られた磁界 の大きさ又は極性を変えると、アクチュエータ本体22に与えられる力が変化す る。アクチュエータ本体22に加わる力の大きさと方向を制御することによって 本体22はスライダレール24に沿って両方向に加速又は減速させられる。
本発明の径方向駆動組立体2日は、アクチェエータ本体22に加えられる力が合 成径方向力ベクトルを規定するように構成される。前記ベクトルはアクチュエー タ本体22及びそれに取付けられた部品の質量中心と実質上一致するか、又はレ ンズ34が質量中心から変位させられるのと同じ方向に質量中心から、しかしレ ンズ34の変位より大きくない距離だけ、変位させられる。即ち質量中心は、安 定性又は動作の実質的なロスが、径方向力ベクトルをレンズ34に問かう方向以 外の方向に質量中心から変位させることによって起こらないように、一致するよ うに十分に近くなる。これらの構成は後述する如く高周波数で組立体に改良され た安定性を与える。径方向力ベクトルの位置は径方向コイル48と定置磁石64 a、64bの相対的位1によって決定される。磁石64a、64bが径方向コイ ル48に対して対称的に1かれると、径方向駆動組立体28によって作られる径 方向力ベクトルは径方向コイル48の中心と略一致した箇所を通過する。
第4図を参照すれば、本発明の焦点組立体は焦点駆動組立体36、レンズ34、 レンズホルダー54を含む、ミラー32はアクチュエータ本体22に固定され、 光チャンネル26と整列してアクチュエータ本体22に対して位1決めされる。
このようにして、ミラー32は光源20によって発生した光ビームを受入れ、そ れを焦点組立体のレンズ34に向かって反射させる。
ミラーは光チャンネル42に対して45度の角度に位置決めされ、そのため光チ ャンネル42とスライダレール24に平行な入光ビームは光ディスク26に向か ってかつレールチャンネル40から離れて90度の角度をなして反射させられる 。かかる構成において、ミラー32は、スライダレール24上にアクチュエータ 本体22が位1するにも拘らず、光ディスク26に向かって光ビームを反射させ る。
レンズホルダー54は焦点撓み部材31a、31bによってアクチュエータ本体 22に取付けられる。しかし、レンズホルダーはスライダレール24に沿ってア クチュエータ本体22の径方向移動に直角をなす方向にアクチュエータ本体に対 して動く、レンズホルダー54のこの移動方向は光ディスク26に向かってミラ ー32から反射される光ビームの方向と略平行である。
レンズホルダー54はレンズ34を成る位置に保持するように形成され、ミラー 32から反射した光ビームはレンズ34を通過するように向けられる。従ってレ ンズホルダー54が移動すると、レンズ34はレンズホルダー54の移動によっ て位置決めされる。この移動は光ディスク26の方向にスライダレール24に沿 ってアクチュエータ本体22の径方向の移動方向に対して直角をなす。
第1図を参照すれば、焦点駆動組立体36は第1、第2及び第3の焦点磁石66 a、66b、66c及び焦点コイル68を含む。焦点磁石66a、66b、66 cはアクチェエータ本体22に固定され、スライダレール24に沿ってアクチュ エータ本体22に略直角な方向に、即ち光ディスク26の方向に向いた磁界を発 生する。焦点コイル68はレンズホルダー54に固定され、磁界は焦点コイル6 8を通して電流を流すことによって生じる!磁誘導により作られる。従って、電 気接続が可撓性ホイル58と焦点コイル68間に生じる。かくして、可撓性ホイ ル58は2つの電流を運ぶ、それらは径方向電流と焦点電流である。径方向電流 と焦点電流の両者は当業者に周知の方法を用いて焦点とトラッキング信号を与え る装置によって提供される。焦点コイル68を通る電流を変化させることによっ て焦点コイル68によって発生する磁界の方向と大きさは変化させることができ る。このようにして、焦点コイル6日と焦点磁石66a、66b、66cの磁界 間の相互作用は光デイスク26上に光ビームを焦点合わせさせるためにレンズホ ルダー54の移動を起こさせるために変えられる。
本発明の好適実施例の焦点駆動組立体はアクチュエータ本体に取付けられた焦点 磁石と、アクチュエータ本体に対して可動のレンズホルダー上の焦点コイルを含 む。しかし、その他の構造も本発明の範囲に包含されるのは勿論である。例えば 、焦点駆動組立体は別法として、焦点磁石をレンズホルダーに取付け、アクチュ エータ本体に取付けられた焦点コイルをもつこともできる。かかる実施例では、 焦点磁石は焦点合わせ運動の間にアクチュエータ本体に対して移動する。
上述の如く、アクチェエータ本体22とそれに取付けた部品の主な重量担持力は スライダレール24上に載るブシュ46a、46bに掛かる。予荷重力はアクチ ュエータ本体22に加わり、第5図に矢印61で示すようにスライダレール24 の回りでアクチュエータ本体22上に小さい回転力を及ぼす。この力は内部磁極 片50aに載るスライダ面60によって抵抗を受ける。
予荷重力はスライダ面60とこのスライダ面60に接触する面間の接触を実質上 維持するのに十分な強さを必要とするに過ぎない、もし、予荷重力が強過ぎるな らば、スライダ面60と前記面間の接触によって起こされる摩擦はスライダレー ル24上でのアクチュエータ本体22の移動を小さくする。1実施例では、予荷 重は焦点磁石66a、66b、66cをアクチュエータ本体22上に非対称的に 配置すること(図中には示さず)によって生ぜしめられる。このようにして、焦 点磁石66a、66b、6cと永久磁石64a、64bによって作られる磁界間 の磁気的相互作用はアクチュエータ本体22に集中されない。
従って磁気的相互作用はスライダレール24の回りでアクチュエータ本体22に 回転力を与える。
予荷重は他の手法によって与えることができる。例えば、非対称的焦点磁石の代 わりに、追加の磁石又は鉄片をアクチュエータ本体22の成る場所に置いて、こ の余分の磁石又は鉄片がアクチュエータ本体22とそれに取付けられた部品の質 量中心に対して非対称的に1かれるようになすことができる。これらの実施例は 小さい有効な回転力が生じるようにアクチュエータ本体に作用する磁力バランス を変化させる。別法として、予荷重が可撓性ホイル58のばね状押圧作用によっ て可撓性ホイル支持体56と接触する箇所でアクチュエータ本体に与えられる。
可撓性ホイル58は弾性材料又はばね状材料から作られ、第2図に示す位置で応 力印加状態にあって、可撓性ホイル支持体56を可撓性ホイル58から遠ざかる 方向に押圧する傾向を有する。
図示の本発明の実施例では、アクチュエータ本体22は入光ビームが光ディスク 26に向かって上方へ逸れるようにレール24上で直立位置にある0本発明はレ ール24に対して他の位置を占めたアクチュエータ本体2も含むことができるの は勿論である。例えば、アクチュエータ本体22は光ディスク26をレール24 の下においてシステム内で逆さまになすこともできる。別法として、アクチュエ ータは上述の如く2つの位1間の中程に配置することもできる。この位置では、 光ディスク26はアクチュエータ本体22の一側に位置決めされる。
前述の如く、光デイスクシステムの目的は低い周波数を用いた場合よりも少ない 時間で情報にアクセスするために高周波数のアクチュエータ組立体移動を行なわ せることにある。高周波数の移動をなすシステムにおけるアクチュエータの能力 の容認された尺度はアクチュエータの伝達関数に関連する帯域幅である。アクチ ュエータの帯域幅は逆位相共振の発生によって制限される。従来既知のシステム は約500ヘルツまでの帯域幅を得るに過ぎなかった。上記の原理に基づいて設 計されたアクチュエータ組立体は500ヘルツより大きな、一層好適には1キロ ヘルツより大きな、最も好適には約2キロヘルツに等しい径方向伝達帯域幅を得 ることができる。もし主な逆位相共振が10キロヘルツ以下で起こaなければ、 約3キロヘルツに等しい帯域幅が得られる。10キロヘルンの周波数より上では 、現在既知の入手し得る材料を使用した場合レンズホルダーとアクチュエータ本 体間の径方向のこわさが制限されるので、径方向力はレンズホルダーに伝達され ない。径方向のこわさば少なくとも部分的には、焦点撓み部材の径方向こねさや 、レンズホルダーとアクチュエータ本体及び場合によってはアクチュエータ本体 の若干の部品との焦点撓み部材の接着継手のこわさによって決まる。
従って、帯域幅は上記部品のこわさを改善することによって約3キロヘルツ以上 延ばすことができる。
約2キロヘルツの周波数で、上記装置には通常は正位相の共振が起こる。この共 振は摩擦力がアクチュエータに作用する支承システムに関連する。もし摩擦力が 質量中心より上でアクチュエータに作用すれば、これらの力は約2キロヘルツの 上記支承に関連する共振で逆位相シフトを起こす、もし摩擦力がアクチュエータ に、実質上質量中心と一致した箇所で又はその下で作用すれば、それらの共振は 正位相となる。正位相の共振はトラ、7キングループに不安定性を起こさず、約 3キロヘルツまでの帯域幅が得られる。それ故、本発明は摩擦力がアクチュエー タに実質上その質量中心より上で作用しないような装置と方法を提供することを 含む。
上記の如き線形アクチュエータ組立体は光情報システムに有利であり、製作コス トを最小にする簡単な構造をもつ。単一のレールを用いるため、2レール弐のシ ステムに含まれる問題点例えば高周波数におけるアクチュエータの停止や振動の 発生が避けられる。本発明の構成はバランスがよく、安定性が高い。
従って、それは高い径方向加速度及び焦点加速度並びに高周波数に耐えることが できる。また、焦点及び径方向移動についての応答時間を改善する大きな帯域幅 が得られる。
本発明のアクチュエータ組立体は焦点又は径方向組立体と干渉することなく、磁 気−光学システムに使用することができる。
焦点組立体の磁気部品は情報面から最も離れたレンズホルダーの一部近くに1か れる。従ってディスク上に情報を書き込むための磁石から磁気干渉を受ける可能 性は減少する。
第6.7.8図は第1〜5回に示す本発明のアクチュエータ組立体の径方向動作 のボード線図である。ボード線図はシステムの径方向周波数を示すグラフ対から なる。多対の一方のグラフ6A、7A、8Aは周波数対入力信号の大きさくデシ ベル(dB)で示す)に対する出力信号の大きさの変化割合を表す線ばてあり、 多対の他方のグラフ6B、7B、8Bは周波数対入力信号と出力信号間の位相シ フトの線図である。
第6図は水平軸に沿うアクチュエータ組立体の作動についてのボード線図を示す 。その水平軸の位置では光ディスクはアクチュエータより上に1かれる。第7図 は水平軸に沿うアクチュエータ組立体の作動のボード線図であり、その間アクチ ュエータ組立体は第6図に相当する位置から略90°回転させられる。
第8図は水平軸に沿うアクチュエータ組立体の作動のボード線図であり、その水 平軸の位置では光ディスクはアクチュエータの下に置かれる。
第6〜8図に示す本発明の装置の伝達関数から明らかな如く、少な(とも約2キ ロヘルツの帯域幅が得られる。もし伝達関数の位相シフトが積極的に維持される ならば、約3キロヘルツの帯域幅を得ることができる。第6〜8図に示すように 、異なった位置でのアクチュエータの作動は該装置の動作には実質上の影響を与 えない。
本発明の種々の実施例につき詳述したが、本発明は上述した処に限定されること なく2本発明の範囲内で種々の変更を加えることができる。
特表千5−504645 (10) FIG、3 200 Log Hz 20K FREQ RESP 200 Log Hz 20K FIG、6 FIG、7 FIG、8 国際調査報告 国際調査報告

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.光ディスク情報処理システムに使用するアクチュエータ組立体において、 a)第1チャンネルを限定しかつ質量中心をもつアクチュエータ本体を備え; b)前記第1チャンネルを通過するスライダレールを備え、c)前記光ディスク 上に入光ビームを焦点合わせする手段を備え、前記焦点合わせする手段はレンズ を含み、前記レンズは第1方向に前記質量中心から変位させられ;d)前記第1 チャンネルに略平行な第1の線に沿って前記本体に原動力を与える手段を備え、 前記線は前記質量中心に実質上一致するか又は前記第1方向に前記質量中心から 変位させられる;ことを特徴とするアクチュエータ組立体。
  2. 2.前記原動力を与える手段は中心を限定しかつ前記本体の回りに巻かれた径方 向コイルを含み、前記コイルの前記中心は前記第1の線と実質上整列している、 請求項1に記載のアクチュエータ組立体。
  3. 3.前記本体は前記第1チャンネルの両側に第1と第2の内部磁極空洞部を画成 し、前記原動力を与える手段は第1と第2の定置した内部磁極片、第1と第2の 定置した外部磁極片及び第1と第2の定直した永久磁石を備え、前記第1と第2 の内部磁極片は夫々前記第1と第2の内部磁極空洞部を通して配置され、前記第 1と第2の外部磁極片は夫々前記第1と第2の内部磁極片に接続され、前記第1 と第2の外部磁極片は前記内部磁極空洞部の外側に配置され、前記第1と第2の 永久磁石は前記第1と第2の外部磁極片に接触し、前記第1と第2の外部磁極片 と前記アクチュエータ本体間にあり、かつ前記径方向コイルに対して対称的に配 置される、請求項1に記載のアクチュエータ組立体。
  4. 4.前記レールの回りの前記本体の回転を防止する手段を備えた、請求項1に記 載のアクチュエータ組立体。
  5. 5.前記回転を防止する手段は前記本体に前記レールの回りの一方向の回転力を 与える手段と、前記回転力に抵抗させる手段を含む、請求項4に記載のアクチュ エータ組立体。
  6. 6.前記回転力を与える手段は前記質量中心に対して前記本体に非対称的に配置 した磁石を含む、請求項5に記載のアクチュエータ組立体。
  7. 7.前記回転力を与える手段はばね状可撓性ホイルを含む、請求項5に記載のア クチュエータ組立体。
  8. 8.前記回転力を与える手段は前記質量中心に対して前記本体に非対称的にアク チュエータ本体上に配置した鉄片を含む、請求項5に記載のアクチュエータ組立 体。
  9. 9.前記抵抗する手段は定置した面に接触するスライダ面を含む、請求項5に記 載のアクチュエータ組立体。
  10. 10.前記焦点合わせ手段は2つの焦点支持体を備え、前記本体は前記光ビーム を通過させる第2のチャンネルを限定し、前記第1と第2のチャンネルは前記焦 点支持体間にある、請求項1に記載のアクチュエータ組立体。
  11. 11.前記焦点合わせ手段は焦点コイルと少なくとも1つの焦点磁石を備え、前 記焦点コイルと前記焦点磁石は前記第1方向とは略反対の第2方向に前記縦の軸 線から変位させられる、請求項1に記載のアクチュエータ組立体。
  12. 12.光ディスク上の情報を処理するアクチュエータ組立体において、 a)質量中心をもつアクチュエータ本体を備え、前記本体はアクチュエータ組立 体レールに掛合する第1チャンネルと、前記第1チャンネルに平行な第2チャン ネルを限定し;b)前記光ディスク上に入光ビームを焦点合わせする手段を備え 、前記焦点合わせする手段はレンズを含み、前記レンズは前記第2チャンネルに 対して前記第1チャンネルの反対側に配置し、前記焦点合わせする手段は2つの 焦点支持体を含み、前記第1と第2のチャンネルは前記焦点支持体間にあり;c )前記レールに沿って前記アクチュエータ本体を移動させるため前記第1チャン ネルに略平行に第1の線内で前記アクチュエータ本体に原動力を与える手段を含 み、前記線は前記質量中心と実質上一致し又は前記レンズの方向に前記質量中心 から変位しており、前記本体が前記レールに沿って移動すると、前記第1チャン ネルと前記レール間の接触に関連した摩擦力ベクトルが前記レンズから実質上離 れる方向に前記質量中心から変位し、前記原動力を与える手段は中心を限定しか つ前記コイルの中心が実質上前記第1の線と整列するように前記本体の回りに巻 かれた径方向コイルを含み;d)前記レールの回りの前記本体の回転を防止する 手段を備えた;ことを特徴とするアクチュエータ組立体。
  13. 13.前記焦点合わせする手段は焦点コイルと、前記第1チャンネルに対して前 記第2チャンネルの反対側に配置した焦点コイル磁石を含む、請求項12に記載 のアクチュエータ組立体。
  14. 14.前記原動力を与える手段は前記フレームの回りの径方向コイルを含み、前 記第1と第2チャンネルは前記径方向コイルを通過する、請求項12に記載のア クチュエータ組立体。
  15. 15.光ディスクシステムに光ビームを焦点合わせする方法において、 a)アクチュエータとレール組立体を備え、前記アクチュエータはアクチュエー タの縦軸線の回りに第1チャンネルを限定すると共に質量中心をもち、前記レー ルは前記第1チャンネルを通過し; b)前記第1チャンネルに略平行に第1の線に沿って中心位置に置かれた前記ア クチュエータに原動力を与え、前記第1の線は前記質量中心と実質上一致し又は 前記質量中心から第1方向に変位させられて前記光ディスクに対して径方向に前 記アクチュエータを位置決めさせるようになし;c)前記第1方向に前記質量中 心から変位させられるレンズを用いて、前記光ディスク上に入光ビームを焦点合 わせさせること;を含むことを特徴とする方法。
  16. 16.前記レールに沿う前記アクチュエータの移動に関連する摩擦力ベクトルは 前記質量中心の下にある、請求項15に記載の方法。
  17. 17.前記レールの回りの前記アクチュエータの回転を防止することを含む、請 求項15に記載の方法。
  18. 18.前記回転を防止する工程は前記アクチュエータに前記レールの回りの1方 向の回転力を与え、前記回転力に抵抗させることを含む、請求項17に記載の方 法。
  19. 19.光ディスクシステムにおいて光ビームを焦点合わせする方法において、 a)アクチュエータとレール組立体を備え、前記アクチュエータはアクチュエー タの縦軸線の回りに第1チャンネルを限定し、前記レールは前記第1チャンネル を通過し、前記アクチュエータは質量中心をもち、前記レールに沿う前記アクチ ュエータの移動に関連した摩擦力ベクトルは前記質量中心の下にあり; b)前記第1チャンネルに略平行な第1の線に沿って前記アクチュエータに原動 力を与え、前記第1の線は前記質量中心と実質上一致するか又は第1の方向で前 記質量中心から変位させられて、前記光ディスクに対して径方向に前記アクチュ エータを位置決めするようになし; c)前記第1方向に前記質量中心から変位させられるレンズを用いて前記光ディ スクに入光ビームを焦点合わせさせ;d)前記アクチュエータに前記レールの回 りの1方向の回転力を与え、前記レールの回りの前記アクチュエータの回転を防 止するように前記回転力に抵抗させること;を含むことを特徴とする方法。
  20. 20.前記アクチュエータは約3キロヘルツに等しい径方向の伝達周波数帯域幅 をもつ、請求項22に記載の方法。
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