JPH0548098U - センサの異常監視装置 - Google Patents
センサの異常監視装置Info
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- JPH0548098U JPH0548098U JP10658791U JP10658791U JPH0548098U JP H0548098 U JPH0548098 U JP H0548098U JP 10658791 U JP10658791 U JP 10658791U JP 10658791 U JP10658791 U JP 10658791U JP H0548098 U JPH0548098 U JP H0548098U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な回路構成によりセンサの故障等に
起因する異常を容易、且つ、迅速に検出可能なセンサの
異常監視装置を提供する。 【構成】 A/D変換部13から中央処理部14に
読み込まれたA/D変換データが0Vの電圧値に相当す
るかどうかを判断するとともに、A/D変換データが0
Vの電圧値に相当する場合にはリレー制御部16からリ
レー制御信号をリレー回路18に送出しリレースイッチ
18Cをリレー端子18Aに切換え、電流−電圧変換回
路3をバイパス回路19を介して直接A/Dコンバータ
7に接続することにより電流−電圧変換回路3からの電
圧値を直接A/D変換して得られたA/Dデータ変換を
再度0Vの電圧値に相当するかどうかを判断する。判断
の結果、A/D変換データが0Vの電圧値に相当する場
合にはエラーコマンドを中央監視装置12に送出する。
起因する異常を容易、且つ、迅速に検出可能なセンサの
異常監視装置を提供する。 【構成】 A/D変換部13から中央処理部14に
読み込まれたA/D変換データが0Vの電圧値に相当す
るかどうかを判断するとともに、A/D変換データが0
Vの電圧値に相当する場合にはリレー制御部16からリ
レー制御信号をリレー回路18に送出しリレースイッチ
18Cをリレー端子18Aに切換え、電流−電圧変換回
路3をバイパス回路19を介して直接A/Dコンバータ
7に接続することにより電流−電圧変換回路3からの電
圧値を直接A/D変換して得られたA/Dデータ変換を
再度0Vの電圧値に相当するかどうかを判断する。判断
の結果、A/D変換データが0Vの電圧値に相当する場
合にはエラーコマンドを中央監視装置12に送出する。
Description
【0001】
本考案は被監視物の状態を零よりも大きいアナログ値により検出するセンサの 異常監視装置に関し、特に、かかるセンサからのアナログ入力値をA/Dコンバ ータに出力するに際し、簡単なリレー制御を行うことにより、センサの異常を容 易、且つ、迅速に監視可能なセンサの異常監視装置に関するものである。
【0002】
従来、この種被監視物の監視装置としては、例えば図5に示すように、複数の 各ガスボンベにおけるガスの充填状態を、零よりも大きなアナログ値をもって検 出する圧力センサを使用して監視する監視装置が提案されている。
【0003】 図5において、ガスボンベ1には圧力センサ2が接続されており、また、圧力 センサ2には電流−電圧変換回路3が接続されている。更に、電流−電圧変換回 路3には、整流回路5、A/D変換回路7及び監視制御部8が接続されている。 また、基準電圧発生回路6の一方の出力はA/Dコンバータ7に接続されるとと もに、他方の出力は加算回路4に接続されている。更に、加算回路4の出力は電 流−電圧変換回路3と整流回路5との接続線に接続されている。
【0004】 ここに、圧力センサ2はガスボンベ1内におけるガスの充填状態に従って、ガ スの内圧を零よりも大きい4mAから20mAのアナログ電流値として検出する ものである。また、電流−電圧変換回路3は圧力センサ2により検出された電流 値を1V乃至5Vの電圧値に変換し、更に、基準電圧発生回路6はA/Dコンバ ータ7に対しては5Vの基準電圧、加算回路4に対しては−1Vの基準電圧を出 力するものである。
【0005】 また、加算回路4は基準電圧発生回路6からの基準電圧(−1V)に基づいて 安定して−1Vの電圧値を出力するものである。更に、整流回路5は電流−電圧 変換回路3からの電圧値と加算回路4から出力された電圧値とを加算した電圧値 を整流し、0V乃至5Vの電圧値をA/Dコンバータ7に出力するとともに、0 V以下の電圧値を整流して0Vの電圧値を出力するものである。
【0006】 更に、A/Dコンバータ7は前記基準電圧発生回路6からの5Vの電圧値を基 準として(例えば、nビットデータの場合は基準電圧発生回路6からの5Vを2 n−1分割した値を基準とする)、0V乃至5Vの電圧値を変換する能力を有す るものであり、これら以外の0Vよりも低い電圧値は0V入力とし、5Vよりも 高い電圧値はカットし5V入力としてA/D変換を行う。
【0007】 これより、A/Dコンバータ7により変換されたデータは監視制御部8におい て所定の処理が行われた後中央監視装置に送信され、中央監視装置は送信された データに基づいてガスボンベ1内のガスの充填状態をモニタするものである。
【0008】
しかしながら、前記した従来の監視装置においては、例えば、圧力センサ2に 故障等の異常が発生した場合には、ガスボンベ1内におけるガスの充填状態の如 何に拘らず圧力センサ2から出力される電流値は0mAとなり、これより電流− 電圧変換回路3を経た時点で0Vとなる。また、加算回路4からは前記基準電圧 発生回路6からの基準電圧(−1V)に基づいて−1Vの電圧値が出力され、こ の結果、整流回路5への入力電圧値は−1Vとなる。これより、整流回路5から 出力される電圧値はその整流作用により0Vとなってしまう。
【0009】 一方、圧力センサ2が正常に作動して圧力センサ2から4mAの電流値が出力 された場合、整流回路5から出力される電圧値は0Vとなる。
【0010】 このように従来の監視装置では、圧力センサ2に異常が発生した場合と圧力セ ンサ2が正常に作動している場合の双方において0Vの電圧値がA/Dコンバー タ7に入力されてしまうので、A/Dコンバータ7から同一のデータが出力され てしまう虞が存する。この結果、かかるデータに基づいて得られるガスボンベ1 内のガスの充填状態に関するデータも双方の場合において同一のデータとなって しまう。
【0011】 また、かかる従来の監視装置には、圧力センサ2の異常を検出するための検出 回路等は何等設けられていない。 従って、圧力センサ2に故障等の異常が発生しているにも拘らず、正常に作動 しているものとしてガスボンベ1内におけるガスの充填状態をモニタし続ける虞 が多分に存するものであり、この結果、長期に渡ってガスボンベ1内のガスの充 填状態を正確にモニタすることができないという問題があった。
【0012】 本考案は前記従来技術の問題点を解消するためになされたものであり、極めて 簡単な回路構成によりセンサの故障等による異常を容易、且つ、迅速に検出する ことができ、もって被監視物の監視を正確に行うことができるセンサの異常監視 装置を提供することを目的とする。
【0013】
前記目的を達成するため本考案は、被監視物の状態を零より大きいアナログ値 により検出するセンサ手段と、前記センサ手段により検出されたアナログ値を所 定の電圧値に換算する第1換算手段と、前記第1換算手段からの電圧値を零を含 む所定の電圧値に換算する第2換算手段と、前記第1換算手段と前記第2換算手 段との間に配設された切換手段と、前記第2換算手段により換算された電圧値を A/D変換するためのA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータにより得られ たデータに基づき前記第2換算手段を介して換算された電圧値が零であるかどう かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記第2換算手段を介して換算さ れた電圧値が零であると判断された場合、前記第1換算手段からの電圧値を直接 A/D変換すべくバイパス手段を介して前記第1換算手段と前記A/Dコンバー タとを接続するように前記切換手段を制御する切換制御手段とを備えた構成とさ れる。
【0014】
前記構成を有する本考案では、センサ手段を介して被監視物の状態を零より大 きいアナログ値をもって検出する。検出された値は第1換算手段及び第2換算手 段を介して零を含む所定の電圧値に換算される。次に、このように換算された電 圧値はA/Dコンバータにより所定のデータにA/D変換される。更に、このよ うに得られたデータが判断手段により前記電圧値が零に相当するデータではない と判断された場合センサに異常は発生していないものとして、このデータが読み 込まれメモリに記憶される。
【0015】 一方、前記のように得られたデータが判断手段により前記電圧値が零に相当す るデータであると判断された場合センサに異常が発生している虞があるものとし て、切換制御手段により切換手段を切換え、バイパス手段を介して第1換算手段 とA/Dコンバータとを接続し、第1換算手段からの電圧値を直接A/Dコンバ ータによりA/D変換して所定のデータを作成する。
【0016】 そして、かかるデータが判断手段により電圧値が零に相当しないデータである と判断された場合には、センサは正常に作動しているものとしてそのデータが読 み込まれメモリに記憶される。これに対し、データが判断手段により電圧値が零 に相当するデータであると判断された場合には、センサに異常が発生したものと して中央監視装置にエラー信号を送出する。
【0017】
以下、本考案をガスボンベ内におけるガスの充填状態を監視する監視装置につ いて具体化した一実施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。ここに、 前記した図5に示す従来の監視装置に使用される回路等と同一のものについては 同一の符号を付して説明する。
【0018】 図1は本実施例に係るセンサの異常監視装置のブロック図を示し、ガスボンベ 1内には手術時等に使用される酸素ガス、笑気ガス等の医療用のガスが充填され ており、かかるガスボンベ1のバルブ1Aには圧力センサ2が接続されている。
【0019】 尚、このようなガスボンベ1は病院の側に配置されている。 また、圧力センサ2には、後述する監視制御部10(図2参照)が接続されてお り、更に、監視制御回路10には電話回線11を介して中央監視装置12が接続 されている。また、中央監視装置12にはブザー、ランプ等の警報装置Pが接続 されている。尚、中央監視装置12はガス供給会社等に配置されている。
【0020】 図2は監視制御部10のブロック図を示すものであり、監視制御部10はA/ D変換部13、中央処理部14、通信用インターフェース部15、リレー制御部 16及びメモリ部17より構成される。
【0021】 A/D変換部13には圧力センサ2からの出力が入力され、図3にその詳細な 構成が示されている。図3はA/D変換部13の構成を示すブロック図であり、 前記圧力センサ2からの出力は電流−電圧変換回路3の入力端子に接続されてい る。また、電流−電圧変換回路3の出力はリレー回路18のリレースイッチ18 Cに接続されており、このリレースイッチ18Cは後述するリレー制御部16か らのリレー制御信号によりリレー端子18Aと18Bとに切り換えられるもので ある。
【0022】 また、リレー端子18Bには整流回路5が接続され、更に、整流回路5の出力 はA/Dコンバータ7の一方の入力端子に接続されている。リレー端子18Aか らはバイパス回路19が設けられており、このバイパス回路19は前記整流回路 5とA/Dコンバータ7との接続線に接続されている。
【0023】 更に、A/D変換部13は基準電圧発生回路6を有し、かかる基準電圧発生回 路6の一方の出力端子はA/Dコンバータ7の他方の入力端子に接続されている とともに、他方の出力端子は加算回路4の入力端子に接続されている。ここに、 基準電圧発生回路6はA/Dコンバータ7に対しては5Vの基準電圧を供給し、 A/Dコンバータ7はかかる5Vの基準電圧を255分割して得られた値に基づ いて8ビットデータを生成するものである。また、基準電圧発生回路6は加算回 路4に対して−1Vの基準電圧を供給し、加算回路4はかかる−1Vの基準電圧 を受けて安定した−1Vの電圧値を生成するものである。 尚、加算回路4は前記リレー端子18Bに接続されている。
【0024】 このように構成されるA/D変換部13の動作について説明すると、ガスボン ベ1内におけるガスの充填状態は、ガスによるボンベ1内の内圧として圧力セン サ2により検出される。圧力センサはボンベ1の内圧を電流値として検出し、正 常な作動状態で零よりも大きい4mAから20mAの幅で検出する。圧力センサ 2にて検出された電流値は電流−電圧変換回路3により1乃至5Vの電圧値に変 換され、更に、かかる電圧値は、リレースイッチ18C、リレー端子18Bを介 して加算回路4から出力される−1Vの電圧値と加算される。
【0025】 この結果、整流回路5に入力される電圧値は0V乃至4Vとなる。整流回路5 では、かかる電圧値が整流されて0V乃至5Vの電圧値をA/Dコンバータ7に 出力する。A/Dコンバータ7は基準電圧発生回路6から入力される5Vの電圧 を基準として入力された電圧値を8ビットのデータにA/D変換する。
【0026】 また、リレー制御部16からのリレー制御信号によりリレー回路18のリレー スイッチ18Cがリレー端子18Aに切り換えられた場合、電流−電圧変換回路 3はバイパス回路19を介して直接A/Dコンバータ7に接続されることとなる ので、圧力センサ2からの電流値を電流−電圧変換回路3により変換して得られ た電圧値(0V乃至5V)はA/Dコンバータ7により直接A/D変換されて対 応する8ビットデータに変換される。
【0027】 更に、図2に戻って説明を続けると、A/D変換部13に接続された中央処理 部14はCPUを中核として構成され、公知のRAM、ROMを有している。R AMはCPUによって演算された各種のデータを一時的に記憶するものであり、 また、ROMには後述する異常監視プログラムが記憶されており、CPUはかか る異常監視プログラムに従って各種の演算を行う。
【0028】 また、通信用インターフェース部15はNCU(Network Control Unit)又は モデムを有し電話回線11を介して中央監視装置12に接続されており、NCU 等から出力されたアクセス信号に基づき中央処理部14から送出されたデータを 中央監視装置12へ送出する際の送信制御を行うものである。ここに、NCUや モデムは、一定時間毎に中央処理部14をアクセスするとともに、中央処理部1 4から出力されるデータを電話回線11を介して中央監視装置12に送出するも のである。
【0029】 更に、リレー制御部16はタイマ回路を内蔵し、タイマ回路により設定された 一定時間毎(例えば、1時間毎)にリレー制御信号を前記したA/D変換部13 のリレー回路18に送出しリレー端子18Aと18Bとを切換えるものである。 更に、メモリ部17は、A/D変換部13から中央処理部14を介して送られ た8ビットデータや必要なコマンドを記憶しておくためのものである。
【0030】 続いて、前記のように構成されたセンサの異常監視装置の動作について、図4 に参照しつつ説明する。ここに、図4は圧力センサ2の異常監視プログラムのフ ローチャートを示し、また、リレー回路18のリレースイッチ18Cはリレー端 子18Bに短絡されているものとする(図3に破線で示す)。
【0031】 先ず、ステップ(以下、Sと略記する)1において、リレー制御部16のタイ マが起動されているかどうかが判断される。起動されていない場合(S1の判断 がNOの場合)は圧力センサ2の監視タイミングでないこととなり、リターンし てプログラムを終了する。
【0032】 S1における判断がYESの場合、S2でA/Dコンバータ7によりA/D変 換されたデータが中央処理部14に読み込まれる。続くS3では、S2で読み込 まれたA/D変換データが0Vの電圧値に相当するデータかどうかが判断される 。S3における判断がNOの場合、圧力センサ2に異常が発生していないのでS 5に進み、S5にてS2で読み込んだA/D変換データをメモリ部17に記憶し てリターンする。
【0033】 一方、S3における判断がYESの場合、圧力センサ2に異常が発生している 虞がある。そこで、S6でリレー制御部16からリレー制御信号をリレー回路1 8に出力し、リレースイッチ18Cをリレー端子18Aに切換える(図3に実線 で示す)。これにより、電流−電圧変換回路3は整流回路5をスルーしバイパス 回路19を介してA/Dコンバータ7に直接接続されることとなる。
【0034】 次に、S7に進み電流−電圧変換回路3から出力されてきた電圧値がA/Dコ ンバータ7により直接A/D変換されるとともに、得られたA/D変換データが 中央処理部14に読み込まれる。S8では、S7で得られたA/D変換データが 0Vの電圧値に相当するデータかどうかが判断される。S8での判断がNOの場 合は、圧力センサ2から4mA以上の電流値が得られて電流−電圧変換回路3か ら出力された電圧値も1V以上であることから圧力センサ2に異常が発生してい ないことが明かとなるのでS4に進み、S4にてリレー制御部16からのリレー 制御信号をOFFにしてリレースイッチ18Cをリレー端子18Bに切換える。 そして、S5においてその読み込んだA/D変換データをメモリ部17に記憶 しリターンする。
【0035】 また、S8における判断がYESの場合、圧力センサ2から出力された電流値 は0mAであるとともに、電流−電圧変換回路3から出力された電圧値も0Vで あり、従って、圧力センサ2に異常が発生しているいることが明かであるので、 S9にてメモリ部17に記憶されているエラーコマンドを読み込む。
【0036】 更に、S10において、通信用インターフェース部15から電話回線11を介 して中央監視装置12にエラーコマンドが送信される。中央監視装置12はかか るエラーコマンドを受けて警報装置Pにより圧力センサ2に異常が発生したこと を外部に知らせる。そして、S11にてリレー制御部16からのリレー制御信号 をOFFにし、リレースイッチ18Cをリレー端子18Bに切換えてリターンす る。
【0037】 以上詳細に説明した通り本実施例に係るセンサの異常監視装置は、A/D変換 部13から中央処理部14に読み込まれたA/D変換データが0Vの電圧値に相 当するかどうかを判断し、0Vの電圧値に相当しない場合には圧力センサ2が正 常に作動していると認識するとともに、A/D変換データが0Vの電圧値に相当 する場合にはリレー制御部16からリレー制御信号をリレー回路18に送出しリ レースイッチ18Cをリレー端子18Aに切換え、電流−電圧変換回路3をバイ パス回路19を介して直接A/Dコンバータ7に接続することにより電流−電圧 変換回路3からの電圧値を直接A/D変換して得られたA/D変換データを再度 0Vの電圧値に相当するかどうかを判断するようにしたので、極めて簡単な回路 構成により圧力センサの異常を容易、且つ、簡単に監視することができる。 これより、ガスボンベ1内におけるガスの充填状態を長期に渡って正確に監視 することができるものである。
【0038】 特に、本実施例のようにガスボンベ1内に医療用ガスを充填しその充填状態を 監視する場合、監視のミスは患者の生命に直接影響する重要なものであり、かか る場合に本実施例に係るセンサの異常監視装置を使用すればガスボンベ1内にお ける医療用ガスの充填状態を常時正確にモニタすることができ、これより患者の 生命の安全を保持することができるものである。
【0039】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しな い範囲において種々の改良、変形が可能である。 例えば、前記実施例では圧力センサ2の異常を監視する構成を中心に説明した が、ガスボンベ1から監視制御部10に至る接続線の断線検知についても適用す ることができることは言うまでもない。
【0040】 また、前記実施例では監視制御部10と中央監視装置12間を電話回線11に より接続したが、電話回線11の代わりに光ファイバ等の信号線を用いてもよい ことは勿論である。
【0041】 更に、前記実施例では、ガスボンベ1内に医療用ガスが充填された場合を例に とって説明したが、都市ガス、プロパンガス等の家庭用ガスを充填した場合につ いても適用できることは勿論であり、この場合ガスボンベ1は各家庭に配置され るものである。
【0042】
以上説明した通り本考案は、極めて簡単な回路構成によりセンサの故障等によ る異常を容易、且つ、迅速に検出することができ、もって被監視物の監視を正確 に行うことができるセンサの異常監視装置を提供することができ、その産業上奏 する効果は大である。
【図1】圧力センサの異常監視装置のブロック図であ
る。
る。
【図2】監視制御部のブロック図である。
【図3】A/D変換部のブロック図である。
【図4】圧力センサの異常監視制御プログラムのフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】従来における圧力センサの異常監視装置のブロ
ック図である。
ック図である。
1 ガスボンベ 2 圧力センサ 3 電流−電圧変換回路 4 整流回路 7 A/Dコンバータ 10 監視制御部 12 中央監視装置 13 A/D変換部 14 中央処理部 16 リレー制御部 17 メモリ部 18 リレー回路 19 バイパス回路
Claims (1)
- 【請求項1】 被監視物の状態を零より大きいアナ
ログ値により検出するセンサ手段と、 前記センサ手段により検出されたアナログ値を所定の電
圧値に換算する第1換算手段と、 前記第1換算手段からの電圧値を零を含む所定の電圧値
に換算する第2換算手段と、 前記第1換算手段と前記第2換算手段との間に配設され
た切換手段と、 前記第2換算手段により換算された電圧値をA/D変換
するためのA/Dコンバータと、 前記A/Dコンバータにより得られたデータに基づき前
記第2換算手段を介して換算された電圧値が零であるか
どうかを判断する判断手段と、 前記判断手段により前記第2換算手段を介して換算され
た電圧値が零であると判断された場合、前記第1換算手
段からの電圧値を直接A/D変換すべくバイパス手段を
介して前記第1換算手段と前記A/Dコンバータとを接
続するように前記切換手段を制御する切換制御手段とを
備えたことを特徴とするセンサの異常監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10658791U JPH0548098U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | センサの異常監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10658791U JPH0548098U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | センサの異常監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0548098U true JPH0548098U (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=14437333
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10658791U Pending JPH0548098U (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | センサの異常監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0548098U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001317695A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-16 | Toyota Motor Corp | ガス供給装置 |
JP2013217740A (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-24 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP10658791U patent/JPH0548098U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001317695A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-16 | Toyota Motor Corp | ガス供給装置 |
JP2013217740A (ja) * | 2012-04-06 | 2013-10-24 | Hitachi High-Technologies Corp | 自動分析装置 |
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