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JPH054738A - 紙葉類搬送装置 - Google Patents

紙葉類搬送装置

Info

Publication number
JPH054738A
JPH054738A JP15446191A JP15446191A JPH054738A JP H054738 A JPH054738 A JP H054738A JP 15446191 A JP15446191 A JP 15446191A JP 15446191 A JP15446191 A JP 15446191A JP H054738 A JPH054738 A JP H054738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
paper
paper sheet
sheet
paper sheets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15446191A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Yamada
義則 山田
Tomohiko Hayakawa
朋彦 早川
Koichi Omae
浩一 大前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP15446191A priority Critical patent/JPH054738A/ja
Publication of JPH054738A publication Critical patent/JPH054738A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】紙葉類が通過する分離ローラと搬送ローラとの
間の間隔を調整することにより紙葉類の搬送速度を補正
する。 【構成】センサ17a,17bを紙葉類が通過するタイ
ミングを測定し、これを基準値と比較する。この比較結
果に基づいて間隔調整モータ16aを駆動し、分離ロー
ラ12と搬送ローラ13との間の間隔を広狭変化させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、ファクシミ
リ装置及び印刷機等において収納部に積層された紙葉類
を一枚ずつ分離して搬送する紙葉類搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等において使用される紙
葉類搬送装置は、繰出ローラ等によって構成される繰出
機構により収納部に積層されている紙葉類を繰り出し、
分離ローラと搬送ローラとの間を通過させて搬送する。
この分離ローラ及び搬送ローラは同方向に回転してお
り、繰出ローラによって複数枚の紙葉類が同時に繰り出
された場合において、搬送ローラに当接する紙葉類のみ
を前方に搬送し、それ以外の紙葉類は分離ローラの回転
により後方に戻し、搬送装置から紙葉類が一枚ずつ搬送
されるようにしている。このような搬送装置において繰
出ローラにより収納部から単一の紙葉類のみが正常に繰
り出された場合、その用紙には上下面において搬送ロー
ラおよび分離ローラによりそれぞれ反対方向の力が作用
する。このため、搬送方向に垂直な方向の全域に渡って
均一な力が搬送ローラ及び分離ローラから用紙に作用し
ないと用紙が斜行し、搬送装置が装着される主装置にお
いて正常な処理を行うことができなくなる。
【0003】そこで、従来の紙葉類搬送装置では、分離
ローラと搬送ローラとの間の間隔を搬送方向に垂直な方
向の両端付近において調整可能にするとともに、同一位
置における用紙の両端部の通過タイミングの誤差を検出
する手段を備え、通過タイミングが遅れている側のロー
ラの間隔が広くなるように調整するようにしたものがあ
った。このように、用紙の搬送状態に応じて分離ローラ
と搬送ローラとの間の間隔を搬送方向に垂直な方向のい
ずれか一方の端部において調整することにより、用紙の
斜行を修正することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、分離ロ
ーラと搬送ローラとの間隔は、搬送する紙葉類の厚さや
コーティングの有無等の紙質に応じて適正な値が変化
し、両ローラの間隔を一定にしておくと紙質の変化によ
り搬送速度に差異が生じ、紙葉類搬送装置が装着される
主装置に対して適正なタイミングで紙葉類を搬送するこ
とができなくなる。
【0005】また、紙厚が極端に薄くなった場合には紙
葉類の二枚出しを生じ、逆に両ローラの間隔に対して紙
厚が極端に大きい場合には用紙の損傷や紙詰まりを生じ
るが、従来の紙葉類搬送装置では紙質による搬送速度の
差異を修正するようにしたものがなく、上記の問題を解
決することができなかった。
【0006】この発明の目的は、紙葉類の通過タイミン
グが常に一定になるように分離ローラと搬送ローラとの
間の間隔を調整することにより、常に適正なタイミング
で紙葉類を搬送することができるとともに、二枚出しや
紙葉類の損傷及び紙詰まりの発生を未然に防止すること
ができる紙葉類搬送装置を提供することにある。
【0007】また、紙葉類の通過タイミングに応じて繰
出ローラの押圧力を調整することにより、紙葉類の搬送
速度をより正確に制御することができる紙葉類搬送装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
に係る紙葉類搬送装置は、図1に示すように、分離ロー
ラと搬送ローラとの間を紙葉類が通過するタイミングを
検出する通過タイミング検出手段と、通過タイミング検
出手段の検出結果を基準値と比較する比較手段と、比較
手段の比較結果に応じて分離ローラと搬送ローラとの間
の間隔を変化させるローラ間隔調整手段とを設けたもの
である。
【0009】また、請求項2に記載した発明に係る紙葉
類搬送装置は、比較手段の比較結果に応じて繰出ローラ
の押圧力を調整する押圧力調整手段を設けたものであ
る。
【0010】
【作用】請求項1に記載した発明においては、通過タイ
ミング検出手段により紙葉類の通過タイミングが検出さ
れ、この検出結果が比較手段において基準値と比較され
る。比較手段における比較結果はローラ間隔調整手段に
入力され、ローラ間隔調整手段は実際の紙葉類の通過タ
イミングと基準値との差に応じて分離ローラと搬送ロー
ラとの間の間隔を広狭変化させる。したがって、搬送さ
れる紙葉類の紙質が変化して搬送速度に異常を来した場
合には分離ローラと搬送ローラとの間隔が調整され、紙
葉類の搬送速度が適正に修正される。
【0011】また、請求項2に記載した発明において
は、紙葉類の通過タイミングと基準値との比較結果が押
圧力調整手段にも入力され、押圧力調整手段は比較結果
に応じて繰出ローラの押圧力を加減する。したがって、
搬送速度に異常を来した場合には分離ローラと搬送ロー
ラとの間の間隔に加えて繰出ローラの押圧力が調整さ
れ、紙葉類の搬送速度がより正確に修正される。
【0012】
【実施例】図2は、この発明の実施例である紙葉類搬送
装置の内部構造を示す側面断面図である。また、図3は
同紙葉類搬送装置のローラ部の構成を示す斜視図であ
る。
【0013】さらに図4は同紙葉類搬送装置の紙押さえ
部の構成を示す斜視図である。紙葉類搬送装置1におい
て載置台2には、上面に原稿や用紙等の紙葉類が載置さ
れる。
【0014】載置台2上に紙葉類が載置されるとセンサ
19がオンし、用紙等がセットされたことを検出する。
載置台2上に載置された紙葉類の上面は押圧板4に対向
する。
【0015】この押圧板4はスプリング11により軸4
aを中心に矢印A方向に付勢されている。通常は、スト
ッパ10により図2中に示す位置に押し上げられてい
る。また、このとき紙葉類の搬送路はストッパ10によ
り閉鎖されている。
【0016】ストッパ10の下端はソレノイド8のアク
チュエータ9に係合しており、ソレノイド8の駆動によ
りストッパ10はガイド板21の下方に移動する。これ
によって紙葉類の搬送路が開放されるとともに、押圧板
4はスプリング11の弾性力によって下方に移動し紙葉
類の上面に当接する。載置台2上に載置された紙葉類の
下面は繰出ローラ3に接触する。この繰出ローラ3は支
持台5a,5bにより両端近傍を軸支されたローラ軸3
aに取り付けられている。支持台5a,5bには押圧力
調整モータ6a,6bの回転軸7a,7bのそれぞれが
螺合しており、押圧力調整モータ6a,6bを正転また
は逆転方向に駆動することにより支持台5a,5bとと
もに繰出ローラ3が上下移動する。
【0017】紙葉類の搬送時においてソレノイド8が駆
動され、ストッパ10が下方に移動して搬送路を開放す
ると、繰出ローラ3により繰り出された用紙はガイド2
1上を通過して分離ローラ12と搬送ローラ13との間
に導かれる。この分離ローラ12及び搬送ローラ13は
同方向に回転しており、両ローラが対向する位置におい
て分離ローラ12は用紙の上面に搬送方向と逆方向の力
を作用させ、搬送ローラ13は用紙の下面に搬送方向の
力を作用させる。これによって複数枚の用紙が分離ロー
ラ12と搬送ローラ13との間に導かれた場合にも最下
部に位置する用紙のみに搬送方向の力が作用し、一枚の
用紙のみが両ローラの間を通過するようにしている。
【0018】分離ローラ12はフレームに軸支されたロ
ーラ軸12bに固定されており、一方、搬送ローラ13
は両端を支持台14a,14bに軸支されたローラ軸1
3aに取り付けられている。支持台14a,14bのそ
れぞれは間隔調整モータ16a,16bの回転軸15
a,15bに螺合しており、間隔調整モータ16a,1
6bを正方向または逆方向に回転させることにより搬送
ローラ13は支持台14a,14bとともに上下方向に
移動し、分離ローラ12と搬送ローラ13との間の間隔
が変化する。分離ローラ12および搬送ローラ13を通
過した用紙はセンサ17,18により搬送方向に垂直な
方向の両端部近傍を検出される。
【0019】図5は、上記紙葉類搬送装置の制御部の構
成を示すブロック図である。CPU31には内部バス4
0を介してROM32、RAM33、パネルコントロー
ラ34、モータドライバ36,37およびソレノイドド
ライバ38が接続されている。ROM32にはCPU3
1の制御動作を規定するプログラムが記憶されており、
CPU31はこのプログラムにしたがって各入出力機器
を制御する。この時入出力されるデータはRAM33の
所定のメモリエリアに一時格納される。パネルコントロ
ーラ34には図外の操作パネル上に設けられたキー35
が接続されており、パネルコントローラ34はキー35
の操作データをCPU31に入力する。
【0020】また、CPU31にはセンサ17,18が
接続されており、これらセンサ17,18の検出データ
がCPU31に入力される。モードドライバ36にはロ
ーラ駆動モータ39が接続されており、CPU3から出
力される駆動データにしたがってローラ駆動モータ39
を駆動する。このローラ駆動モータ39の駆動力は繰出
ローラ3、分離ローラ12および搬送ローラ13のそれ
ぞれに図外の伝達機構を介して伝達される。モードドラ
イバ37には押圧力調整モータ6a,6bおよび間隔調
整モータ16a,16bが接続されており、CPU31
から出力された駆動データに応じてこれらモータ6a,
6b,16a,16bのそれぞれを駆動する。さらに、
ソレノイドドライバ38にはソレノイド8が接続されて
おり、CPU31から出力される駆動データにしたがっ
てソレノイド8を駆動する。
【0021】図6及び図7は、上記紙葉類搬送装置の制
御部の処理手順を示すフローチャートである。電源投入
後CPU31は載置台2上に紙葉類が載置されて用紙セ
ンサ9がオンするのを待機する(n1)。載置台2上に
紙葉類が載置され用紙センサ19がオンすると、操作パ
ネルにおいて現在設定されている紙種を読み取る(n
2)。操作パネルには紙葉類の厚さ及びコーティングの
有無等の紙種を設定するキーが設けられおり、オペレー
タはこのキー操作により搬送しようとする紙葉類の紙種
を設定する。CPU31は読み取った紙種に応じてモー
タドライバ37に駆動データを出力し、押圧力調整モー
タ6a,6bおよび間隔調整モータ16a,16bを駆
動して載置台2上に載置された紙葉類の紙種に応じた押
圧力及びローラ間隔を実現する(n3)。
【0022】この状態で操作パネルのキーボード35の
操作または主装置からのデータの入力により搬送命令が
なされるのを待機する(n4)。搬送命令が入力される
とモータドライバ36に対してローラ駆動モータ39の
駆動データを出力し、繰出ローラ3、分離ローラ12及
び搬送ローラ13を回転させる(n5)。さらに、ソレ
ノイドドライバ38に対してソレノイド8の駆動データ
を出力し、ソレノイド8を駆動してストッパ10を下方
に移動させる(n6)。以上の処理により載置台2上に
載置された用紙が下方に位置するものから順に搬送され
始める。
【0023】紙葉類の搬送が開始されるとセンサ17,
18の出力データを読み取り(n7、右側センサ17と
左側センサ18との出力データの立ち下がりの時間差を
求め、この時間差が所定量以上である場合には紙葉類が
斜行を生じたと判断し、立ち下がりのタイミングが遅い
方の間隔調整用モータを逆転するとともに、押圧力調整
モータを正転する(n8〜n13)。
【0024】たとえば、右側のセンサ17の出力データ
の立ち下がりのタイミングが遅い場合には右側の間隔調
整モータ14aを逆転し、搬送ローラ13の右側を下方
に移動させて搬送ローラ13の右側における分離ローラ
12との間隔を広くする。これとともに、右側の押圧力
調整モータ6aを正転して右側の繰出ローラ3を上方に
移動し、紙葉類の右側に作用する押圧力を大きくする。
逆に、左側のセンサ18の出力データの立ち下がりが遅
い場合には左側の間隔調整モータ16bを逆転して紙葉
類の左側における分離ローラ12と搬送ローラ13との
間隔を広くする。これとともに左側の押圧力調整モータ
6bを正転し、紙葉類の左側に作用する押圧力を大きく
する。このように、紙葉類の斜行の発生を左右のセンサ
17,18の出力データの立ち下がりのタイミングの時
間差により検出し、遅れの生じている側の分離ローラ1
2及び搬送ローラ13から作用する摩擦力を小さくする
とともに、繰出ローラ3から作用する押圧力を大きく
し、紙葉類の斜行を修正する。n8において左右のセン
サ17,18の出力データの立ち下がりのタイミングの
時間差がさほど大きくない場合には、用紙が略正常な方
向に搬送されていると判断し、上記n9〜n13の斜行
修正処理は行われない。
【0025】この後、センサ17,8が検出した紙葉類
が搬送開始後一枚目の紙葉類であるか否かの判別を行い
(n14)、一枚目でない場合には先の紙葉類がセンサ
17,18を通過した時点から次の紙葉類がセンサ1
7,18を通過した時点までの通過タイミングを検出し
(n15)、この通過タイミングが基準値に一致するか
否かの判別を行う(n16)。この基準値は紙葉類搬送
装置1が装着される主装置において紙葉類に対してなさ
れる処理動作に応じて定められる最適な搬送時間であ
る。
【0026】この比較において通過タイミングが基準値
と一致しない場合には通過タイミングが基準値より大き
いか否かの判別を行い(n17)、紙葉類の搬送速度が
遅く、通過タイミングが基準値より大きい場合には押圧
力調整モータ6a,6bを正転して繰出ローラ3を上昇
させ、紙葉類に作用する押圧力を大きくする(n1
8)。これとともに間隔調整モータ16a,16bを逆
転し、搬送ローラ13を下降させて分離ローラ12と搬
送ローラ13との間の間隔を広くし、紙葉類に作用する
摩擦力を小さくする(n29)。逆に搬送速度が速く、
通過タイミングが基準値より小さい場合には押圧力調整
モータ6a,6bを逆転して繰出ローラ3を下降させ、
紙葉類に作用する押圧力を小さくするとともに(n2
0)、間隔調整モータ16a,16bを正転させて搬送
ローラ13を上昇させ、紙葉類に作用する摩擦力を小さ
くする(n21)。
【0027】以上の処理により、紙葉類の搬送速度の誤
差の発生をセンサ17,18の位置における紙葉類の通
過タイミングによって検出し、搬送速度が遅い場合には
紙葉類に作用する押圧力を大きくするとともに摩擦力を
小さくし、逆に搬送速度が速い場合には紙葉類に作用す
る押圧力を小さくして摩擦力を大きくすることにより、
搬送速度が主装置の処理動作に適した速さになるように
補正する。なお、n16において通過タイミングが基準
値にほぼ一致する場合にはn17〜n21の搬送速度補
正処理は行われない。また、n14において一枚目の紙
葉類であった場合にも上記搬送速度補正処理は行われな
い。
【0028】この後、用紙センサ19がオンしているか
否かの判別を行い、載置台2上に載置された紙葉類の全
ての搬送が終了するまでn7〜n21の処理を繰り返し
実行する。載置台2上に載置された紙葉類の全てについ
て搬送処理が終了し、用紙センサ19がオフすると、ソ
レノイド8およびローラ駆動モータ39をオフして(n
23,n24)搬送処理を終了する。
【0029】以上の処理によって本実施例によれば、繰
出ローラ3の左右間に設けられた押圧力調整モータ6
a,6b及び搬送ローラ13の左右端に設けられた間隔
調整モータ6a,16bの駆動により紙葉類に作用する
押圧力および摩擦力を加減し、紙葉類の斜行の修正およ
び搬送速度の補正を行うことができる。
【0030】なお、紙葉類に作用する摩擦力を増減する
場合に、本実施例においては搬送ローラ13を分離ロー
ラ12に対して上下動させる構成としたが、逆に搬送ロ
ーラ13を固定し、間隔調整モータ16a,16bの駆
動により分離ローラ12を上下動作させるようにしても
よい。この場合には、n10,n12の斜行修正処理に
おいて、遅い方の間隔調整モータを正転させ、分離ロー
ラ12を上方に移動して紙葉類の遅い方の端部に作用す
る摩擦力を軽減する。また、n19,n21の搬送速度
補正処理において、搬送速度が遅い場合には間隔調整モ
ータ16a,16bを正転して分離ローラ2を上昇さ
せ、逆に搬送速度が速い場合には間隔調整モータ16
a,16bを逆転させて分離ローラ12を下降させるこ
とになる。
【0031】また、斜行補正処理において繰出ローラ3
から紙葉類に作用する押圧力の影響が小さいと判断され
る場合には、斜行修正処理においてn11,n13の処
理を省くこともできる。この場合には、繰出ローラ3の
左右端を個別に上下動させる必要がなく、支持台5a,
5bを一体に形成するとともに、これに単一の間隔調整
モータの回転軸を螺合させる構成とすることができる。
【0032】さらに、各調整モータの駆動量は一回の調
整時に一定量づつ回転させるようにしてもよく、また斜
行修正処理における時間差及び搬送速度補正処理におけ
る基準値との差の大きさに比例した量だけ回転させるよ
うにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載した紙葉類搬送装置によ
れば、紙葉類が搬送ローラおよび分離ローラを通過する
タイミングを通過タイミング検出手段により検出し、こ
の検出結果を基準値と比較することによって紙葉類の搬
送速度の誤差の発生を検出し、この誤差に応じて搬送ロ
ーラと分離ローラとの間隔を広狭変化させ、紙葉類に作
用する摩擦力を減少または増加させることにより、適正
な搬送速度に補正することができる。
【0034】また請求項2に記載した発明によれば、搬
送ローラと分離ローラとの間隔の調整に加えて繰出ロー
ラから紙葉類に作用する押圧力を加減することにより、
紙葉類の搬送速度を更に素早く且つ適正に補正すること
ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の紙葉類搬送装置の構成を示す図であ
る。
【図2】この発明の実施例である紙葉類搬送装置の構成
を示す側面断面図である。
【図3】同紙葉類搬送装置のローラ部の構成を示す斜視
図である。
【図4】同紙葉類搬送装置の押圧力の構成を示す斜視図
である。
【図5】同紙葉類搬送装置の制御部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】同紙葉類搬送装置の制御部の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図7】同制御部の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1−紙葉類搬送装置 3−繰出ローラ 6a,6b−押圧力調整モータ 12−分離ローラ 13−搬送ローラ 16a,16b−間隔調整モータ 17,18−センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納部に積載された紙葉類を搬送ローラと
    分離ローラとの間に通過させて搬送する紙葉類搬送装置
    において、紙葉類が搬送ローラ及び分離ローラを通過す
    るタイミングを検出する通過タイミング検出手段と、通
    過タイミング検出手段の検出結果を基準値と比較する比
    較手段と、比較手段の比較結果に応じて搬送ローラと分
    離ローラとの間隔を広狭変化させるローラ間隔調整手段
    と、を設けたことを特徴とする紙葉類搬送装置。
  2. 【請求項2】前記収納部に積載された紙葉類を繰り出す
    繰出ローラと、前記比較手段の比較結果に応じて繰出ロ
    ーラの押圧力を加減する押圧力調整手段と、を設けた請
    求項1記載の紙葉類搬送装置。
JP15446191A 1991-06-26 1991-06-26 紙葉類搬送装置 Pending JPH054738A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15446191A JPH054738A (ja) 1991-06-26 1991-06-26 紙葉類搬送装置

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JP15446191A JPH054738A (ja) 1991-06-26 1991-06-26 紙葉類搬送装置

Publications (1)

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JPH054738A true JPH054738A (ja) 1993-01-14

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ID=15584751

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15446191A Pending JPH054738A (ja) 1991-06-26 1991-06-26 紙葉類搬送装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH054738A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0853240A (ja) * 1994-08-09 1996-02-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7389083B2 (en) * 2003-12-11 2008-06-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and medium conveying method

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JPH0853240A (ja) * 1994-08-09 1996-02-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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