JPH054789B2 - - Google Patents
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- JPH054789B2 JPH054789B2 JP1132796A JP13279689A JPH054789B2 JP H054789 B2 JPH054789 B2 JP H054789B2 JP 1132796 A JP1132796 A JP 1132796A JP 13279689 A JP13279689 A JP 13279689A JP H054789 B2 JPH054789 B2 JP H054789B2
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- locking
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4364—Insertion of locking piece from the front
- H01R13/4365—Insertion of locking piece from the front comprising a temporary and a final locking position
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ワイヤーハーネス等の接続に用いら
れるコネクタにおいて、コネクタハウジングの端
子収容室に挿入される端子金具の後抜けを防止す
るための、該コネクタハウジングに結合される端
子係止具の構造に関するものである。
れるコネクタにおいて、コネクタハウジングの端
子収容室に挿入される端子金具の後抜けを防止す
るための、該コネクタハウジングに結合される端
子係止具の構造に関するものである。
コネクタハウジングの端子収容室に挿入される
端子金具の係止については、該端子収容室の内壁
に可撓係子腕を一体的に設け、該可撓係子腕を該
端子収容室内に挿入される端子金具に係合させて
該端子金具の後抜けを防止するのが一般的である
が、最近においてはコネクタハウジングの前部か
らスペーサを差し込んで可撓係子腕の反対方向へ
の撓みを抑え、端子金具の抜け防止を確実にする
ようにしたものが提案されている。
端子金具の係止については、該端子収容室の内壁
に可撓係子腕を一体的に設け、該可撓係子腕を該
端子収容室内に挿入される端子金具に係合させて
該端子金具の後抜けを防止するのが一般的である
が、最近においてはコネクタハウジングの前部か
らスペーサを差し込んで可撓係子腕の反対方向へ
の撓みを抑え、端子金具の抜け防止を確実にする
ようにしたものが提案されている。
第4図はかかる係止構造についての公知技術を
示すものである(実開昭62−1382号公報)。
示すものである(実開昭62−1382号公報)。
これは、雌、雄のコネクタハウジングF,Mの
端子収容室a,a′の壁面に端子b,b′に係合する
係止突起c,c′を設け、該係止突起と対向する壁
面に適宜の撓み空間d,d′を残して可撓性のアー
ムe,e′を設け、該撓み空間d,d′にスペーサ
f,f′を挿着することにより、アームe,e′およ
び端子b,b′を固定するようにしたものである。
端子収容室a,a′の壁面に端子b,b′に係合する
係止突起c,c′を設け、該係止突起と対向する壁
面に適宜の撓み空間d,d′を残して可撓性のアー
ムe,e′を設け、該撓み空間d,d′にスペーサ
f,f′を挿着することにより、アームe,e′およ
び端子b,b′を固定するようにしたものである。
上記従来技術にあつては、端子係止部材である
スペーサf,f′がそれぞれコネクタハウジング
F,Mとは別部品であつて、仮係止手段をもたな
いために、ハウジングに対してプリセツトしてお
くことができないから、端子b,b′の挿入の都度
スペーサf,f′を取り出して挿着しなければなら
ず、コネクタの管理工数および組立工数が増加す
る。
スペーサf,f′がそれぞれコネクタハウジング
F,Mとは別部品であつて、仮係止手段をもたな
いために、ハウジングに対してプリセツトしてお
くことができないから、端子b,b′の挿入の都度
スペーサf,f′を取り出して挿着しなければなら
ず、コネクタの管理工数および組立工数が増加す
る。
また、第5図に示すように、2本の端子b′がそ
れぞれ不完全挿入状態にあつても、スペーサf′の
挿入が可能であり、端子収容室a′や端子b′が小さ
いものであるために、外部から挿入状態のチエツ
クをするのは困難である。
れぞれ不完全挿入状態にあつても、スペーサf′の
挿入が可能であり、端子収容室a′や端子b′が小さ
いものであるために、外部から挿入状態のチエツ
クをするのは困難である。
さらに、スペーサがコネクタハウジングとは前
述の如く別部品であるために、スペーサが挿着さ
れていない不良品が出るおそれもある。
述の如く別部品であるために、スペーサが挿着さ
れていない不良品が出るおそれもある。
本発明は上記した点に着目してなされたもので
あり、端子係止部材をコネクタハウジングに対し
てプリセツトしておくことができ、しかも該部材
に端子金具の不完全挿入状態のチエツク機能を担
わせるようにしたものである。
あり、端子係止部材をコネクタハウジングに対し
てプリセツトしておくことができ、しかも該部材
に端子金具の不完全挿入状態のチエツク機能を担
わせるようにしたものである。
上記の課題を達成するため、本発明において
は、端子収容室を有するコネクタハウジングと、
該端子収容室内に挿入される端子金具と、該コネ
クタハウジングの前部に対して仮結合状態と本結
合状態の二段階をもつて組み合わせれる端子係止
具とから成り、端子収容室は対向する壁面の一方
に正規位置に挿入された端子金具と係合する第一
の係止突起を有し、端子金具はその基板部に係止
孔を有し、端子係止具は端子収容室内においてそ
れぞれ後方にのびる仮ロツク板と可撓端子係止板
を有し、仮ロツク板はコネクタハウジングに対す
るロツク手段を備え、可撓端子係止板には端子金
具の係止孔と係合する第二の係止突起が形成され
ており、端子金具の端子収容室への未挿入時にお
いて、端子係止具は前記ロツク手段によりコネク
タハウジングに対して仮結合され、端子金具の挿
入過程において、端子金具の先端部が可撓端子係
止板の先端部に衝合して端子係止具の一部を端子
収容室外に押し出し、端子金具が前記正規位置に
達したときに端子収容室内に可撓端子係止板の進
入可能な空間が形成され、端子係止具の端子収容
室への再度の押し込みにより可撓端子係止板の第
二の係止突起が端子金具の係止孔と係合し、端子
係止具が本結合される構成を採用した。
は、端子収容室を有するコネクタハウジングと、
該端子収容室内に挿入される端子金具と、該コネ
クタハウジングの前部に対して仮結合状態と本結
合状態の二段階をもつて組み合わせれる端子係止
具とから成り、端子収容室は対向する壁面の一方
に正規位置に挿入された端子金具と係合する第一
の係止突起を有し、端子金具はその基板部に係止
孔を有し、端子係止具は端子収容室内においてそ
れぞれ後方にのびる仮ロツク板と可撓端子係止板
を有し、仮ロツク板はコネクタハウジングに対す
るロツク手段を備え、可撓端子係止板には端子金
具の係止孔と係合する第二の係止突起が形成され
ており、端子金具の端子収容室への未挿入時にお
いて、端子係止具は前記ロツク手段によりコネク
タハウジングに対して仮結合され、端子金具の挿
入過程において、端子金具の先端部が可撓端子係
止板の先端部に衝合して端子係止具の一部を端子
収容室外に押し出し、端子金具が前記正規位置に
達したときに端子収容室内に可撓端子係止板の進
入可能な空間が形成され、端子係止具の端子収容
室への再度の押し込みにより可撓端子係止板の第
二の係止突起が端子金具の係止孔と係合し、端子
係止具が本結合される構成を採用した。
本発明のコネクタの端子係止具は、端子金具の
未挿入時には、仮ロツク板がコネクタハウジング
(端子収容室)と係合した仮結合状態にあり、該
ハウジングに対してプリセツトしておくことがで
きる。
未挿入時には、仮ロツク板がコネクタハウジング
(端子収容室)と係合した仮結合状態にあり、該
ハウジングに対してプリセツトしておくことがで
きる。
したがつて、コネクタ組立時の管理工数や組立
工数の減少と共に、端子係止具(端子係止部材)
の付け忘れの問題が解消する。
工数の減少と共に、端子係止具(端子係止部材)
の付け忘れの問題が解消する。
また、端子金具の挿入過程において、コネクタ
ハウジングにプリセツトされた端子係止具の一部
が押し出され、端子金具が正規位置に完全挿入さ
れないと、端子係止具をリセツトできない。
ハウジングにプリセツトされた端子係止具の一部
が押し出され、端子金具が正規位置に完全挿入さ
れないと、端子係止具をリセツトできない。
したがつて、端子金具の不完全挿入状態をチエ
ツクし、これを未然に防止することができる。
ツクし、これを未然に防止することができる。
第1図において、Aは合成樹脂製の雄コネクタ
ハウジング、Bはその前部に結合される合成樹脂
製の端子係止具である。雄コネクタハウジングA
は相手方の雌コネクタハウジング(図示せず)と
嵌合されるもので、外周部に雌コネクタハウジン
グに対するロツキングアーム1と共に防水フード
2が設けられている。また、外周部と防水フード
2の間〓の奥部には防水パツキン3(第2図参
照)が嵌着されている。
ハウジング、Bはその前部に結合される合成樹脂
製の端子係止具である。雄コネクタハウジングA
は相手方の雌コネクタハウジング(図示せず)と
嵌合されるもので、外周部に雌コネクタハウジン
グに対するロツキングアーム1と共に防水フード
2が設けられている。また、外周部と防水フード
2の間〓の奥部には防水パツキン3(第2図参
照)が嵌着されている。
コネクタハウジングAの内部には、左右一対の
端子収容室4が並設され、各収容室の対向する側
壁5,5間に適宜間〓Vが設けられている。
端子収容室4が並設され、各収容室の対向する側
壁5,5間に適宜間〓Vが設けられている。
端子収容室4は、第2図に示されるように、対
向する上壁6と底壁7とを有し、上壁6の中央部
には端子金具Cの電気接触部C1の後方肩部23
に係合する第一の係止突起8が突設され、底壁7
には該突起8と対向して前方にのびる可撓アーム
9が設けられている。また、上壁6の前端部は上
記係止突起8の付近まで窓10として開放されて
いる。
向する上壁6と底壁7とを有し、上壁6の中央部
には端子金具Cの電気接触部C1の後方肩部23
に係合する第一の係止突起8が突設され、底壁7
には該突起8と対向して前方にのびる可撓アーム
9が設けられている。また、上壁6の前端部は上
記係止突起8の付近まで窓10として開放されて
いる。
端子係止具Bは、断面がエ字状に形成され、コ
ネクタハウジングAに対する仮ロツク板12、可
撓端子係止板13および天板14などから構成さ
れる。
ネクタハウジングAに対する仮ロツク板12、可
撓端子係止板13および天板14などから構成さ
れる。
すなわち、端子係止具Bは水平基板部15を備
え、該板15の両側に前記左右一対の端子収容室
4に対応して該室4内にのびる水平な可撓端子係
止板13が突設され、該板15の中央には端子収
容室4,4の対向する側壁5,5間の間〓Vに進
入する仮ロツク板12が立設されると共に、仮ロ
ツク板12の基端部には端子収容室4の前記窓1
0を塞ぐ天板14が可撓端子係止板13と平行に
設けられている。
え、該板15の両側に前記左右一対の端子収容室
4に対応して該室4内にのびる水平な可撓端子係
止板13が突設され、該板15の中央には端子収
容室4,4の対向する側壁5,5間の間〓Vに進
入する仮ロツク板12が立設されると共に、仮ロ
ツク板12の基端部には端子収容室4の前記窓1
0を塞ぐ天板14が可撓端子係止板13と平行に
設けられている。
仮ロツク板12は、その自由端部に端子収容室
4の側壁5と係合するロツク爪12aを有し、可
撓端子係止板13は第二の係止突起13aを有す
る。この第二の係止突起13aは、御述するよう
に、端子金具Cの基板部17に設けた係止孔18
と係合する。
4の側壁5と係合するロツク爪12aを有し、可
撓端子係止板13は第二の係止突起13aを有す
る。この第二の係止突起13aは、御述するよう
に、端子金具Cの基板部17に設けた係止孔18
と係合する。
また、端子係止具Bにおいて、天板14の内面
両側には端子金具Cの前方への抜けを防止するス
トツパー14aが、水平基板部15の下面中央に
は端子係止具Bの端子収容室4への没入を阻止す
るストツパー15aが、それぞれ設けられてい
る。なお、水平基板部15には、可撓端子係止板
13の下方に保護板16(第2図参照)を設け、
可撓端子係止板13が外力により損傷するのを防
止できるようにするのが好ましい。
両側には端子金具Cの前方への抜けを防止するス
トツパー14aが、水平基板部15の下面中央に
は端子係止具Bの端子収容室4への没入を阻止す
るストツパー15aが、それぞれ設けられてい
る。なお、水平基板部15には、可撓端子係止板
13の下方に保護板16(第2図参照)を設け、
可撓端子係止板13が外力により損傷するのを防
止できるようにするのが好ましい。
端子金具Cは、第2図に示すように、基板部1
7の前部に電気接触部C1、後部に電線接続部C2
を連成して成り、電線接続部C2には電線20が
圧着接続されて、防水ゴム栓21が外挿されてい
る。電気接触部C1は図示しない相手方雄端子を
受け入れるリセプタクルとして形成され、該電気
接触部C1内において、基板部1には係止孔18
が設けられ、該孔18の両側にスタビライザ19
が設けられている。
7の前部に電気接触部C1、後部に電線接続部C2
を連成して成り、電線接続部C2には電線20が
圧着接続されて、防水ゴム栓21が外挿されてい
る。電気接触部C1は図示しない相手方雄端子を
受け入れるリセプタクルとして形成され、該電気
接触部C1内において、基板部1には係止孔18
が設けられ、該孔18の両側にスタビライザ19
が設けられている。
上記において、コネクタハウジングAと端子係
止具Bは、端子金具Cの挿入前においては、第2
図に示すように、仮ロツク板12のロツク爪12
aが収容室側壁5に係合し、同時にストツパー1
5aがコネクタハウジング外周の切欠部11(第
1図参照)に衝合している仮結合状態にある。
止具Bは、端子金具Cの挿入前においては、第2
図に示すように、仮ロツク板12のロツク爪12
aが収容室側壁5に係合し、同時にストツパー1
5aがコネクタハウジング外周の切欠部11(第
1図参照)に衝合している仮結合状態にある。
この状態において、電線20に接続されかつ防
水ゴム栓21を備えた端子金具Cを端子収容室4
の後方開口端から室に挿入して第一の係止8に係
合させる。
水ゴム栓21を備えた端子金具Cを端子収容室4
の後方開口端から室に挿入して第一の係止8に係
合させる。
第3図イ〜ロは、端子金具Cの挿入から端子係
止具Bの本結合状態に至る過程を示し、第3図ホ
は端子金具Cの半挿入状態を示す。
止具Bの本結合状態に至る過程を示し、第3図ホ
は端子金具Cの半挿入状態を示す。
第3図イは端子金具Cの挿入初期状態を示し、
電気接触部C1の上壁22が第一の係止突起8の
内面に接し、基板部17の先端部が可撓アーム9
のテーパ状駆動面9aに接している。
電気接触部C1の上壁22が第一の係止突起8の
内面に接し、基板部17の先端部が可撓アーム9
のテーパ状駆動面9aに接している。
第3図ロは、端子金具Cの挿入中途状態を示
し、基板部17が可撓アーム9を底壁7側に押し
付けつつ端子金具Cが更に前進し、その電気接触
部C1の先端が可撓端子係止板13の端面に衝合
して端子係止具Bの一部を矢線のように端子収容
室4の外に押し出している。このとき、端子係止
具Bの仮係止状態は解除されている。
し、基板部17が可撓アーム9を底壁7側に押し
付けつつ端子金具Cが更に前進し、その電気接触
部C1の先端が可撓端子係止板13の端面に衝合
して端子係止具Bの一部を矢線のように端子収容
室4の外に押し出している。このとき、端子係止
具Bの仮係止状態は解除されている。
第3図ハは、端子金具Cの完全挿入状態を示
す。すなわち、電気接触部C1が第一の係止突起
8を乗り越えると同時に可撓アーム9の弾発力に
より、端子金具Cは上壁6側に押し付けられて変
位し、電気接触部C1の後方肩部23に係止突起
28が係合し、端子金具Cの一次係止が行われ
る。その結果、基板部17と底壁7との間に、端
子係止具Bの可撓端子係止板13の進入を許容す
る空間V′が形成される。
す。すなわち、電気接触部C1が第一の係止突起
8を乗り越えると同時に可撓アーム9の弾発力に
より、端子金具Cは上壁6側に押し付けられて変
位し、電気接触部C1の後方肩部23に係止突起
28が係合し、端子金具Cの一次係止が行われ
る。その結果、基板部17と底壁7との間に、端
子係止具Bの可撓端子係止板13の進入を許容す
る空間V′が形成される。
また、第3図ハは、上記空間V′に対して端子
係止具Bを矢線のように一部押し戻し、可撓端子
係止板13が、その第二の係止突起13aと基板
部17との摺接により、底壁7側に撓んでいる状
態である。
係止具Bを矢線のように一部押し戻し、可撓端子
係止板13が、その第二の係止突起13aと基板
部17との摺接により、底壁7側に撓んでいる状
態である。
第3図ニは、端子係止具Cの本結合状態を示
し、第3図ハから更に押し込まれた可撓端子係止
板13の第二の係止突起13aが端子金具Cの係
止孔18に達し、可撓端子係止板13の弾性復帰
により、該突起13aと該孔18が結合し、端子
金具Cの二次係止と同時に端子係止具Bの本係止
が行われる。
し、第3図ハから更に押し込まれた可撓端子係止
板13の第二の係止突起13aが端子金具Cの係
止孔18に達し、可撓端子係止板13の弾性復帰
により、該突起13aと該孔18が結合し、端子
金具Cの二次係止と同時に端子係止具Bの本係止
が行われる。
第3図ホは、端子金具Cの不完全挿入状態を示
す。この状態では、端子係止具Bを矢線方向に押
し込んで本係止させようとしても、可撓端子係止
板13と電気接触部C1との衝合により、端子金
具Cがそのまま端子収容室4の後方から押し出さ
れる。
す。この状態では、端子係止具Bを矢線方向に押
し込んで本係止させようとしても、可撓端子係止
板13と電気接触部C1との衝合により、端子金
具Cがそのまま端子収容室4の後方から押し出さ
れる。
したがつて、端子係止具Bの本結合は出来ず、
端子金具Cの不完全挿入状態のチエツクを同時に
行うことができる。
端子金具Cの不完全挿入状態のチエツクを同時に
行うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のコネクタの端子
係止具は、予めコネクタハウジングに対してプリ
セツト(仮結合)しておくことができ、管理工数
および組立工数の合理化に役立つ。また、端子係
止具の本結合は、端子金具が完全に挿入された状
態でなければできず、しかも端子金具の挿入過程
において、一旦ハウジング外部に突出する構造と
なつているから、目視確認が容易であり、端子係
止具の付け忘れや見落としも無くなる。
係止具は、予めコネクタハウジングに対してプリ
セツト(仮結合)しておくことができ、管理工数
および組立工数の合理化に役立つ。また、端子係
止具の本結合は、端子金具が完全に挿入された状
態でなければできず、しかも端子金具の挿入過程
において、一旦ハウジング外部に突出する構造と
なつているから、目視確認が容易であり、端子係
止具の付け忘れや見落としも無くなる。
第1図は本発明におけるコネクタハウジングと
その端子係止具の分解斜視図、第2図は第1図の
コネクタハウジングと端子係止具との仮結合状態
の一部破断側面図、第3図イ〜ホは、それぞれコ
ネクタハウジング、端子係止具および端子金具の
関係を示す断面図であり、イは端子金具の挿入初
期状態、ロは挿入中途状態、ハは完全挿入状態、
ニは端子係止具の本結合状態、ホは端子金具の不
完全挿入状態を示す、第4図および第5図は従来
例における端子金具の係止構造を示す断面図であ
る。 A……コネクタハウジング、B……端子係止
具、C……端子金具、4……端子収容室、5……
側壁、6……上壁、7……底壁、8……第一の係
止突起、9……可撓アーム、12……仮ロツク
板、12a……ロツク爪、13……可撓端子係止
板、13a……第二の係止突起、17……基板
部、18……係止孔、23……肩部。
その端子係止具の分解斜視図、第2図は第1図の
コネクタハウジングと端子係止具との仮結合状態
の一部破断側面図、第3図イ〜ホは、それぞれコ
ネクタハウジング、端子係止具および端子金具の
関係を示す断面図であり、イは端子金具の挿入初
期状態、ロは挿入中途状態、ハは完全挿入状態、
ニは端子係止具の本結合状態、ホは端子金具の不
完全挿入状態を示す、第4図および第5図は従来
例における端子金具の係止構造を示す断面図であ
る。 A……コネクタハウジング、B……端子係止
具、C……端子金具、4……端子収容室、5……
側壁、6……上壁、7……底壁、8……第一の係
止突起、9……可撓アーム、12……仮ロツク
板、12a……ロツク爪、13……可撓端子係止
板、13a……第二の係止突起、17……基板
部、18……係止孔、23……肩部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 端子収容室を有するコネクタハウジングと、
該端子収容室内に挿入される端子金具と、該コネ
クタハウジングの前部に対して仮結合状態と本結
合状態の二段階をもつて組み合わせれる端子係止
具とから成り、 端子収容室は対向する壁面の一方に正規位置に
挿入された端子金具と係合する第一の係止突起を
有し、 端子金具はその基板部に係止孔を有し、 端子係止具は端子収容室内においてそれぞれ後
方にのびる仮ロツク板と可撓端子係止板を有し、
仮ロツク板はコネクタハウジングに対するロツク
手段を備え、可撓端子係止板には端子金具の係止
孔と係合する第二の係止突起が形成されており、 端子金具の端子収容室への未挿入時において、
端子係止具は前記ロツク手段によりコネクタハウ
ジングに対して仮結合され、 端子金具の挿入過程において、端子金具の先端
部が可撓端子係止板の先端部に衝合して端子係止
具の一部を端子収容室外に押し出し、端子金具が
前記正規位置に達したときに端子収容室内に可撓
端子係止板の進入可能な空間が形成され、 端子係止具の端子収容室への再度の押し込みに
より可撓端子係止板の第二の係止突起が端子金具
の係止孔と係合し、端子係止具が本結合される、 ことを特徴とするコネクタの端子係止具。
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