JPH0546221A - ロボツトの数値制御装置 - Google Patents
ロボツトの数値制御装置Info
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- JPH0546221A JPH0546221A JP22466591A JP22466591A JPH0546221A JP H0546221 A JPH0546221 A JP H0546221A JP 22466591 A JP22466591 A JP 22466591A JP 22466591 A JP22466591 A JP 22466591A JP H0546221 A JPH0546221 A JP H0546221A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワーク等ロボットの機械系部分のばらつきを
気にせずに、ロボットの最大性能を引き出すプログラム
を容易に作成できるロボットの数値制御装置を提供す
る。 【構成】 ロボットを駆動するモータ25に供給する電
源の積算値を求める積算部30が、プログラム解析実行
部2において積算開始命令が実行されたときから積算部
30に電流積算を開始させ、所定時に積算を終了させ、
プログラム解析実行部2において積算値読み出し命令が
実行されたときに積算部30が保持する積算値をプログ
ラム解析実行部2に参照可能とする積算制御手段(トラ
ンジスタ20、A/D変換器22等)を有する。
気にせずに、ロボットの最大性能を引き出すプログラム
を容易に作成できるロボットの数値制御装置を提供す
る。 【構成】 ロボットを駆動するモータ25に供給する電
源の積算値を求める積算部30が、プログラム解析実行
部2において積算開始命令が実行されたときから積算部
30に電流積算を開始させ、所定時に積算を終了させ、
プログラム解析実行部2において積算値読み出し命令が
実行されたときに積算部30が保持する積算値をプログ
ラム解析実行部2に参照可能とする積算制御手段(トラ
ンジスタ20、A/D変換器22等)を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、産業用ロボットの数値
制御装置に関する。
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロボットの数値制御装置は、サー
ボアンプに係る技術を核として発展してきているという
沿革的理由から、 (i)ロボットの言語の解析実行、ロボットプログラム
の退避等の処理を行ない、ロボットが次に移動すべき位
置を決定する論理制御層と、 (ii)論理制御層より指示された制御値(位置、速度、
加速度等の情報を含む制御値、以下同じ)に基づいて機
械系を実際に制御する物理制御層と、に機能上の明確な
分離がなされている。
ボアンプに係る技術を核として発展してきているという
沿革的理由から、 (i)ロボットの言語の解析実行、ロボットプログラム
の退避等の処理を行ない、ロボットが次に移動すべき位
置を決定する論理制御層と、 (ii)論理制御層より指示された制御値(位置、速度、
加速度等の情報を含む制御値、以下同じ)に基づいて機
械系を実際に制御する物理制御層と、に機能上の明確な
分離がなされている。
【0003】図7は、従来のロボットの数値制御装置の
構成を示している。図7において、プログラム記憶部1
001およびプログラム解析実行部1002が論理制御
層1007に、サーボアンプ制御1003およびサーボ
アンプ1004が物理制御層1008にそれぞれ相当す
る。各層にはそれぞれ独立にCPUが設けられ、各CP
Uが各層の制御を担当する。これらの層は、RS−23
2Cや2ポートRAMによるバス結合等1006により
その間の通信を実現している。
構成を示している。図7において、プログラム記憶部1
001およびプログラム解析実行部1002が論理制御
層1007に、サーボアンプ制御1003およびサーボ
アンプ1004が物理制御層1008にそれぞれ相当す
る。各層にはそれぞれ独立にCPUが設けられ、各CP
Uが各層の制御を担当する。これらの層は、RS−23
2Cや2ポートRAMによるバス結合等1006により
その間の通信を実現している。
【0004】プログラム記憶部1001は、ロボットの
動作をASCIIコードによって、または予め決められ
た他のコード体系によって記述したプログラム(以下単
にプログラムという)を記憶する。プログラム解析実行
部1002はプログラム記憶部1001に記憶されたプ
ログラムを所定の順序で読み出し、その内容を解析し、
更に解析された内容に従って、所定の処理を行う。ここ
で、所定の処理とは、解析した内容がプログラムフロー
制御命令(FORTRAN言語でいう“DO”、“GO
TO”、“IF”等プログラムの流れを変速させる命
令)の場合には次に読み込むべきプログラムステップの
設定であり、実計算命令(FORTRAN言語でいう
“A=A+10”の如き命令)の場合には、この命令に
対応する計算であり、また、ロボットの動作命令の場合
には、次に移動すべき位置情報、速度情報等をサーボア
ンプ制御部1003に転送する等の具体的な処理をい
う。
動作をASCIIコードによって、または予め決められ
た他のコード体系によって記述したプログラム(以下単
にプログラムという)を記憶する。プログラム解析実行
部1002はプログラム記憶部1001に記憶されたプ
ログラムを所定の順序で読み出し、その内容を解析し、
更に解析された内容に従って、所定の処理を行う。ここ
で、所定の処理とは、解析した内容がプログラムフロー
制御命令(FORTRAN言語でいう“DO”、“GO
TO”、“IF”等プログラムの流れを変速させる命
令)の場合には次に読み込むべきプログラムステップの
設定であり、実計算命令(FORTRAN言語でいう
“A=A+10”の如き命令)の場合には、この命令に
対応する計算であり、また、ロボットの動作命令の場合
には、次に移動すべき位置情報、速度情報等をサーボア
ンプ制御部1003に転送する等の具体的な処理をい
う。
【0005】サーボアンプ制御部1003は、プログラ
ム解析実行部1002より得られた移動情報を解析し、
また、当該移動情報に基づいて、ロボット1005の各
関節を駆動するモータ(図示せず)を動作させるための
アナログ指令値を生成する。なお、サーボアンプ制御部
1003が、A/D変換器を有する高速なCPUを使用
する場合には、次に述べるサーボアンプ1004中から
得られるアナログ値をフィードバック路1009を介し
て取り込むこともある。このアナログ値としては、例え
ばモータを流れる電流の検出値である。サーボアンプ1
04は一般的なサーボアンプであり、その内部にループ
を含むこともある。
ム解析実行部1002より得られた移動情報を解析し、
また、当該移動情報に基づいて、ロボット1005の各
関節を駆動するモータ(図示せず)を動作させるための
アナログ指令値を生成する。なお、サーボアンプ制御部
1003が、A/D変換器を有する高速なCPUを使用
する場合には、次に述べるサーボアンプ1004中から
得られるアナログ値をフィードバック路1009を介し
て取り込むこともある。このアナログ値としては、例え
ばモータを流れる電流の検出値である。サーボアンプ1
04は一般的なサーボアンプであり、その内部にループ
を含むこともある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来は前述の様に独立
の階層化構造を採っていたため、論理制御層で生成した
情報は単に物理制御層に転送するのみであり、論理制御
層は物理制御層に於いて生じたエラーステータス情報を
受け取ることはあるものの、さらに詳細な情報を受け取
ってその結果に基づいて所定の動作を決定するといった
処理は行っていなかった。
の階層化構造を採っていたため、論理制御層で生成した
情報は単に物理制御層に転送するのみであり、論理制御
層は物理制御層に於いて生じたエラーステータス情報を
受け取ることはあるものの、さらに詳細な情報を受け取
ってその結果に基づいて所定の動作を決定するといった
処理は行っていなかった。
【0007】このため、重量物のPTP(Point To Poi
nt)搬送や、軽量物の搬送でも急俊な加速・減速をさせ
るものに代表される様なサーボアンプ駆動能力限界付近
の動作に係るロボットプログラムの作成においては、物
理制御層においてのみ判断し得る駆動限界を越える動作
についてはロボット自身が異常停止等によって明示する
場合を除くほか、他の判断手段はなく、プログラミング
には相当労力を要するといった問題点があった。
nt)搬送や、軽量物の搬送でも急俊な加速・減速をさせ
るものに代表される様なサーボアンプ駆動能力限界付近
の動作に係るロボットプログラムの作成においては、物
理制御層においてのみ判断し得る駆動限界を越える動作
についてはロボット自身が異常停止等によって明示する
場合を除くほか、他の判断手段はなく、プログラミング
には相当労力を要するといった問題点があった。
【0008】上述の駆動限界を越える動作は、予めシミ
ュレーションをすれば予測し得るものではあるが、手続
が増える。また、ワークのばらつき等、予測不可能なも
のに対しては非力である。
ュレーションをすれば予測し得るものではあるが、手続
が増える。また、ワークのばらつき等、予測不可能なも
のに対しては非力である。
【0009】請求項1に記載の本発明の目的は、ロボッ
トの最大性能を引き出すプログラムを、ワーク等ロボッ
トの機械系部分にばらつきを気にせずに容易に作成する
ことができるロボットの数値制御装置を提供することに
ある。
トの最大性能を引き出すプログラムを、ワーク等ロボッ
トの機械系部分にばらつきを気にせずに容易に作成する
ことができるロボットの数値制御装置を提供することに
ある。
【0010】また、従来、ロボット動作中に慣性モーメ
ントを測定することにより、自動的にそのサーボ回路の
パラメータを調整するものもあったが、動作に従って被
制御対象たる慣性モーメントが変化し、発振を誘発する
ため満足できるものではなかった。
ントを測定することにより、自動的にそのサーボ回路の
パラメータを調整するものもあったが、動作に従って被
制御対象たる慣性モーメントが変化し、発振を誘発する
ため満足できるものではなかった。
【0011】請求項2に記載の本発明の目的は、発振を
誘発させることなく、サーボ回路のループ利得を調整す
ることができるロボット数値制御装置を提供することを
目的とする。
誘発させることなく、サーボ回路のループ利得を調整す
ることができるロボット数値制御装置を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のロボッ
トの数値制御装置は、ロボットを駆動するモータを制御
するロボットの数値制御装置であって、モータに供給す
る電力または電流に基づく値を検出し、その積算値を求
める積算部と、ロボットの動作を規定する命令、積算開
始命令および積算値読み出し命令を記憶するプログラム
記憶部と、プログラム記憶部に記憶された命令を読み出
し、読み出した命令を解析実行するプログラム解析実行
部とを備え、積算部は、プログラム解析実行部におい
て、積算開始命令が実行された時から積算部に積算を開
始させ、所定の積算終了時に積算を終了させ、プログラ
ム解析実行部において積算値読み出し命令が実行された
時に積算部が保持する積算値をプログラム解析実行部が
参照可能とする積算制御手段を有することを特徴とす
る。
トの数値制御装置は、ロボットを駆動するモータを制御
するロボットの数値制御装置であって、モータに供給す
る電力または電流に基づく値を検出し、その積算値を求
める積算部と、ロボットの動作を規定する命令、積算開
始命令および積算値読み出し命令を記憶するプログラム
記憶部と、プログラム記憶部に記憶された命令を読み出
し、読み出した命令を解析実行するプログラム解析実行
部とを備え、積算部は、プログラム解析実行部におい
て、積算開始命令が実行された時から積算部に積算を開
始させ、所定の積算終了時に積算を終了させ、プログラ
ム解析実行部において積算値読み出し命令が実行された
時に積算部が保持する積算値をプログラム解析実行部が
参照可能とする積算制御手段を有することを特徴とす
る。
【0013】請求項2に記載のロボットの数値制御装置
は、ロボットを駆動するモータを制御するロボットの数
値制御装置であって、モータに供給する電力または電流
に基づく値を検出する検出部と、ロボットの動作を規定
する命令および評価関数定義命令を記憶するプログラム
記憶部と、プログラム記憶部に記憶された命令を読み出
し、読み出した命令を解析して電流指令値を算出するプ
ログラム解析実行部と、少なくとも1つ以上のループを
有し、電流指令値に従ってモータを駆動させるサーボ回
路と、検出部の検出値を入力とし、入力に対し少なくと
も1つ以上の出力が定義された数値計算手順に従って計
算を行って、サーボ回路中のループ利得を決定する出力
を発生する評価関数計算部とを備え、プログラム解析実
行部は、評価関数定義命令を解析し、評価関数計算部の
数値計算手順を評価関数に設定することを特徴とする。
は、ロボットを駆動するモータを制御するロボットの数
値制御装置であって、モータに供給する電力または電流
に基づく値を検出する検出部と、ロボットの動作を規定
する命令および評価関数定義命令を記憶するプログラム
記憶部と、プログラム記憶部に記憶された命令を読み出
し、読み出した命令を解析して電流指令値を算出するプ
ログラム解析実行部と、少なくとも1つ以上のループを
有し、電流指令値に従ってモータを駆動させるサーボ回
路と、検出部の検出値を入力とし、入力に対し少なくと
も1つ以上の出力が定義された数値計算手順に従って計
算を行って、サーボ回路中のループ利得を決定する出力
を発生する評価関数計算部とを備え、プログラム解析実
行部は、評価関数定義命令を解析し、評価関数計算部の
数値計算手順を評価関数に設定することを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1に記載のロボットの数値制御装置にお
いては、積算制御手段が、プログラム解析実行部の動作
に応じてモータ供給電力または電流を積算し、その積算
値をプログラム解析実行部に参照可能とするので、ロボ
ットの機械系部分のばらつきを気にせずにプログラムを
作成でき、またロボットの最大性能を容易に引き出すこ
とができる。
いては、積算制御手段が、プログラム解析実行部の動作
に応じてモータ供給電力または電流を積算し、その積算
値をプログラム解析実行部に参照可能とするので、ロボ
ットの機械系部分のばらつきを気にせずにプログラムを
作成でき、またロボットの最大性能を容易に引き出すこ
とができる。
【0015】請求項2に記載のロボットの数値制御装置
においては、プログラム解析実行部が、プログラム記憶
部に記憶されたロボットの動作を規定する命令を読み出
し解析して電流指令値を算出し、この電流値に従ってサ
ーボ回路のモータを駆動し、検出部がモータに供給され
た電力または電流に基づく値例えば慣性モーメントを検
出し、評価関数計算部が検出部の出力に応じてサーボ回
路のループ利得を決定する。従って、ロボットの実際の
動作前に、例えばチャックしたワークを微小区間動作さ
せて予めループ利得を決定することができるので、ロボ
ット動作中にループ利得を変化させる必要がないから発
振誘発させることがない。
においては、プログラム解析実行部が、プログラム記憶
部に記憶されたロボットの動作を規定する命令を読み出
し解析して電流指令値を算出し、この電流値に従ってサ
ーボ回路のモータを駆動し、検出部がモータに供給され
た電力または電流に基づく値例えば慣性モーメントを検
出し、評価関数計算部が検出部の出力に応じてサーボ回
路のループ利得を決定する。従って、ロボットの実際の
動作前に、例えばチャックしたワークを微小区間動作さ
せて予めループ利得を決定することができるので、ロボ
ット動作中にループ利得を変化させる必要がないから発
振誘発させることがない。
【0016】
【実施例】図1は第1の発明に係るロボットの数値制御
装置の一実施例の構成を示す。本実施例は、ロボットの
モータ25を、PWMによって動作させるものである。
プログラム記憶部1はロボットに動作をさせる手続、そ
の手続実行に寄与する情報等を記憶する部分であり、具
体的には以下のような種類の記述が記憶される。 (a)ロボット動作命令:ロボット動作命令は、ロボッ
トの移動命令、作用端に付設されるチャックなどの処理
命令等、具体的なロボットの物理的動作を誘起する命令
をいう。 (b)計算命令:計算命令は、ロボットの動作を決定す
るため等に資する演算を行う命令である。 (c)測定関連命令:測定関連命令は、後述する積算部
30への指令を誘起する命令のほか、積算部30に記録
された値を読み込む命令等を含むものである。 (d)流れ制御命令:流れ制御命令はプログラムの流れ
をかえる(いわゆる分岐等の命令)ものである。
装置の一実施例の構成を示す。本実施例は、ロボットの
モータ25を、PWMによって動作させるものである。
プログラム記憶部1はロボットに動作をさせる手続、そ
の手続実行に寄与する情報等を記憶する部分であり、具
体的には以下のような種類の記述が記憶される。 (a)ロボット動作命令:ロボット動作命令は、ロボッ
トの移動命令、作用端に付設されるチャックなどの処理
命令等、具体的なロボットの物理的動作を誘起する命令
をいう。 (b)計算命令:計算命令は、ロボットの動作を決定す
るため等に資する演算を行う命令である。 (c)測定関連命令:測定関連命令は、後述する積算部
30への指令を誘起する命令のほか、積算部30に記録
された値を読み込む命令等を含むものである。 (d)流れ制御命令:流れ制御命令はプログラムの流れ
をかえる(いわゆる分岐等の命令)ものである。
【0017】なお、これらの命令の記述は図示しないパ
ーソナルコンピュータや、同じく図示しないプログラム
編集部等で作成し、そのまま又は一定の書式に変換した
後、プログラム記憶部1に記憶される。
ーソナルコンピュータや、同じく図示しないプログラム
編集部等で作成し、そのまま又は一定の書式に変換した
後、プログラム記憶部1に記憶される。
【0018】プログラム解析実行部2は、プログラム記
憶部1に記憶された命令をその記述順によみだし、これ
を解析し、その内容に従って、所定の処理をするもので
ある。
憶部1に記憶された命令をその記述順によみだし、これ
を解析し、その内容に従って、所定の処理をするもので
ある。
【0019】サーボ計算等制御部3はプログラム解析実
行部2より得られた移動位置情報と、モータ25に付設
されたロータリーエンコーダ(図示せず)のエンコーダ
出力に基づいて、毎サンプリング時刻毎にあるべき位置
情報を算出し、これを実現しうるべく、電流指令基準値
を決定する。電流指令基準値は電流指令値作成部4に出
力される。なお、電流指令基準値はデジタル値であり、
12ビット程度のものであれば満足する性能が得られ
る。
行部2より得られた移動位置情報と、モータ25に付設
されたロータリーエンコーダ(図示せず)のエンコーダ
出力に基づいて、毎サンプリング時刻毎にあるべき位置
情報を算出し、これを実現しうるべく、電流指令基準値
を決定する。電流指令基準値は電流指令値作成部4に出
力される。なお、電流指令基準値はデジタル値であり、
12ビット程度のものであれば満足する性能が得られ
る。
【0020】電流指令値作成部4は、サーボ計算等制御
部3よりえられた電流指令基準値に対し、モータ25に
接続された大電力スイッチング回路5から出力され、電
流検出値によって補正を行ってモータ25に指令すべき
電流のアナログ指令値を作成する。電流指令作成部4
は、一般に、D/A変換器を核として構成されるもので
ある。
部3よりえられた電流指令基準値に対し、モータ25に
接続された大電力スイッチング回路5から出力され、電
流検出値によって補正を行ってモータ25に指令すべき
電流のアナログ指令値を作成する。電流指令作成部4
は、一般に、D/A変換器を核として構成されるもので
ある。
【0021】比較器6および10、鋸歯状波発生部7、
ならびに抵抗8Aおよび8Bから成る分圧回路を構成要
素とするPWM信号発生部は、電流指令値作成部4の指
令値に基づいてこれをPWM信号に変換する。比較器6
は、一方の入力において電流指令値を受け、他方の入力
において鋸歯状波発生部7により生成された鋸歯状波を
受けて、PWM信号が生成する。比較器11は、一方の
入力において鋸歯状波発生部7に与えている鋸歯状波の
ピーク電圧9の1/2分圧値10を受け、他方の入力に
おいて鋸歯状波を受けて、比較器6により得られるPW
M信号に同期したハーフデューティー信号(以下、平衡
状態基準信号)を出力する。
ならびに抵抗8Aおよび8Bから成る分圧回路を構成要
素とするPWM信号発生部は、電流指令値作成部4の指
令値に基づいてこれをPWM信号に変換する。比較器6
は、一方の入力において電流指令値を受け、他方の入力
において鋸歯状波発生部7により生成された鋸歯状波を
受けて、PWM信号が生成する。比較器11は、一方の
入力において鋸歯状波発生部7に与えている鋸歯状波の
ピーク電圧9の1/2分圧値10を受け、他方の入力に
おいて鋸歯状波を受けて、比較器6により得られるPW
M信号に同期したハーフデューティー信号(以下、平衡
状態基準信号)を出力する。
【0022】増幅器15は、PWM信号を大電力スイッ
チング回路5で使用可能となるまでに増幅する。大電力
スイッチ回路5はモータ25のスイッチングを行うとと
もに、モータ25に流れた電流値を検出し、これを電流
指令値作成部4に供給する。
チング回路5で使用可能となるまでに増幅する。大電力
スイッチ回路5はモータ25のスイッチングを行うとと
もに、モータ25に流れた電流値を検出し、これを電流
指令値作成部4に供給する。
【0023】電流積算部30は、モータ動作のためのP
WM信号と、平衡状態基準信号とにより平衡状態よりズ
レたモータ動作用PWM信号の成分がある時間を積算す
る。具体的には、一方の入力において加減速期間信号を
受けるANDゲート14を使用して加減速を行っている
間に限りその積算を行ない、積算された結果はコンデン
サ28に電圧として記憶させる。積算結果をプログラム
解析実行部2が読み込める様な形式にするべく、A/D
変換器22が設けられており、これによって、コンデン
サ28に記憶されたアナログ電圧値はデジタル値に変換
されることになる。
WM信号と、平衡状態基準信号とにより平衡状態よりズ
レたモータ動作用PWM信号の成分がある時間を積算す
る。具体的には、一方の入力において加減速期間信号を
受けるANDゲート14を使用して加減速を行っている
間に限りその積算を行ない、積算された結果はコンデン
サ28に電圧として記憶させる。積算結果をプログラム
解析実行部2が読み込める様な形式にするべく、A/D
変換器22が設けられており、これによって、コンデン
サ28に記憶されたアナログ電圧値はデジタル値に変換
されることになる。
【0024】トランジスタ20はコンデンサ28に蓄積
された電荷をプログラム解析実行部2の指示に従い、放
電させるためのスイッチングトランジスタである。トラ
ンジスタ16は、そのすぐ後段のトランジスタ19のオ
ン/オフを制御するものである。トランジスタ19は、
コンデンサ28に対して定電流で充電するための定電流
回路を構成するが、これによって、コンデンサ28の両
端の電圧は、ANDゲート27の出力がアクティブとな
る時間の積算値を示すことになることとなる。
された電荷をプログラム解析実行部2の指示に従い、放
電させるためのスイッチングトランジスタである。トラ
ンジスタ16は、そのすぐ後段のトランジスタ19のオ
ン/オフを制御するものである。トランジスタ19は、
コンデンサ28に対して定電流で充電するための定電流
回路を構成するが、これによって、コンデンサ28の両
端の電圧は、ANDゲート27の出力がアクティブとな
る時間の積算値を示すことになることとなる。
【0025】コンデンサ28への電流値は、トランジス
タ19のベース回路にあるツェナーダイオード17のツ
ェナー電圧ならびに同じトランジスタ19のエミッタ回
路に設けられた抵抗3の値によって決定される。従っ
て、コンデンサ28の電流値と容量によって、その時定
数が決定される。ここで、時定数はロボットの動作に対
応して、コンデンサ28が飽和しない程度に設定しなけ
ればならない。もちろん、後段のA/D変換器22によ
って得られた数値をプログラム解析実行部2において適
当な値を乗算して補正する方法を併用しても構わない。
タ19のベース回路にあるツェナーダイオード17のツ
ェナー電圧ならびに同じトランジスタ19のエミッタ回
路に設けられた抵抗3の値によって決定される。従っ
て、コンデンサ28の電流値と容量によって、その時定
数が決定される。ここで、時定数はロボットの動作に対
応して、コンデンサ28が飽和しない程度に設定しなけ
ればならない。もちろん、後段のA/D変換器22によ
って得られた数値をプログラム解析実行部2において適
当な値を乗算して補正する方法を併用しても構わない。
【0026】トランジスタ19のベース回路に順方向に
挿入されているダイオード29はトランジスタ19のエ
ミッタとベースの間のビルトインポテンシャルの温度補
正のためのものであり、サーマルカップリングの処理を
する。トランジスタ2はボルテージフォロワを構成し、
コンデンサ28に蓄積された荷電によって生ずる電圧を
そのままA/D変換器22に供給する。ここでボルテー
ジフォロワを使用したのは、ロボットが所定の動作を終
了するまでプログラム解析実行部2がコンデンサ18の
電圧を読取らないものと考えられるので、動作開始時よ
り動作終了時迄の長時間に、コンデンサ28の自己放電
等によって誤差が生ずるのを防止するためであり、その
入力インピーダンスは相当高くしておくのが望ましい。
挿入されているダイオード29はトランジスタ19のエ
ミッタとベースの間のビルトインポテンシャルの温度補
正のためのものであり、サーマルカップリングの処理を
する。トランジスタ2はボルテージフォロワを構成し、
コンデンサ28に蓄積された荷電によって生ずる電圧を
そのままA/D変換器22に供給する。ここでボルテー
ジフォロワを使用したのは、ロボットが所定の動作を終
了するまでプログラム解析実行部2がコンデンサ18の
電圧を読取らないものと考えられるので、動作開始時よ
り動作終了時迄の長時間に、コンデンサ28の自己放電
等によって誤差が生ずるのを防止するためであり、その
入力インピーダンスは相当高くしておくのが望ましい。
【0027】なお、図1の構成によらず、モータ電流値
をそのまま積算部30に入力しても構わないが、モータ
電流値は多くのノイズを含んでいるため、精度の高い測
定値が得にくいと考えられる。
をそのまま積算部30に入力しても構わないが、モータ
電流値は多くのノイズを含んでいるため、精度の高い測
定値が得にくいと考えられる。
【0028】次に、上述のように構成された図1の実施
例のハードウェア上の動作を図4のタイムチャートを使
用して説明する。図4中(d)、(e)、(f)および
(g)は加速時のタイムチャートであり、(h)、
(i)、(j)および(k)は減速時のタイムチャート
である。
例のハードウェア上の動作を図4のタイムチャートを使
用して説明する。図4中(d)、(e)、(f)および
(g)は加速時のタイムチャートであり、(h)、
(i)、(j)および(k)は減速時のタイムチャート
である。
【0029】サーボ計算等制御部3により生成された電
流指令基準値と大電力スイッチング回路5で検出された
モータ電流に基づいて電流指令値作成部4によって作成
された電流指令値と鋸歯状波発生部7において発生した
出力が図4の(a)および(b)に示す様な信号である
場合、その比較器6により生成されるPWM信号は、図
4の(c)に示すようなものとなる。
流指令基準値と大電力スイッチング回路5で検出された
モータ電流に基づいて電流指令値作成部4によって作成
された電流指令値と鋸歯状波発生部7において発生した
出力が図4の(a)および(b)に示す様な信号である
場合、その比較器6により生成されるPWM信号は、図
4の(c)に示すようなものとなる。
【0030】比較器11が発生する平衡状態基準信号
は、モータ25が動作していない状態における電流指令
値に基づくPWM信号と同一の信号であって、回路によ
って擬似的に生成されるものである。本擬似信号は通常
50%デューティの信号であるが、多少のズレがあって
も構わない。これは、後にソフトウエア処理をするとき
に補正しうるものだからである。
は、モータ25が動作していない状態における電流指令
値に基づくPWM信号と同一の信号であって、回路によ
って擬似的に生成されるものである。本擬似信号は通常
50%デューティの信号であるが、多少のズレがあって
も構わない。これは、後にソフトウエア処理をするとき
に補正しうるものだからである。
【0031】比較器6によって生成されたPWM信号と
比較器11によって生成された平衡状態基準信号は、X
ORゲート26および12によって、加速時にはそのま
ま(図4の(d)および(e)参照)、減速時には判定
する(図4の(i)および(h)参照)。この後、両信
号をANDゲート14に通すことにより、加速時には図
4の(f)の如き信号が得られ、減速時には図4の
(j)の如き信号が得られる。すなわち、加速時には加
速に要する電流指令に基づくデューティの信号が、また
減速時には減速に要する電流指令に基づくディーティの
信号が「正のパルス」(以下加減速電流指令パルスとい
う)として得ることができたことになる。
比較器11によって生成された平衡状態基準信号は、X
ORゲート26および12によって、加速時にはそのま
ま(図4の(d)および(e)参照)、減速時には判定
する(図4の(i)および(h)参照)。この後、両信
号をANDゲート14に通すことにより、加速時には図
4の(f)の如き信号が得られ、減速時には図4の
(j)の如き信号が得られる。すなわち、加速時には加
速に要する電流指令に基づくデューティの信号が、また
減速時には減速に要する電流指令に基づくディーティの
信号が「正のパルス」(以下加減速電流指令パルスとい
う)として得ることができたことになる。
【0032】なお、加減速期間をサーボ計算等制御部3
より指示することにより、等速動作を除く加減速期間に
係る指令のみの測定をすることが望ましい。
より指示することにより、等速動作を除く加減速期間に
係る指令のみの測定をすることが望ましい。
【0033】積算部30は加減速電流指令パルスがアク
ティブである時間をデジタル量として出力する。この
際、加減速電流パルスがアクティブである期間、定電流
回路のトランジスタ19のベース回路に定電圧を供給す
るべく、トランジスタ16がオフとなる。これによりト
ランジスタ19のベースには所定の電圧が印加され、同
トランジスタ19のエミッタ回路に挿入された抵抗31
の両端にツェナー電圧がかかり、一定電流が流れ、その
ままコンデンサ28に蓄積される。電流一定であること
からコンデンサ28の両端電圧は時間にリニアの関係と
なることから、加減速電流パルスのアクティブ期間がそ
のままコンデンサ28の両端電圧に反映されることにな
る。この電圧の加速時の様子は図4の(g)に、減速時
の様子は図4の(k)にそれぞれ図示されている。上述
の加速時および減速時の選択によって、モータ電流がい
ずれの方向に流れても、積算出力が正の方向に積算する
ことができるようになっている。
ティブである時間をデジタル量として出力する。この
際、加減速電流パルスがアクティブである期間、定電流
回路のトランジスタ19のベース回路に定電圧を供給す
るべく、トランジスタ16がオフとなる。これによりト
ランジスタ19のベースには所定の電圧が印加され、同
トランジスタ19のエミッタ回路に挿入された抵抗31
の両端にツェナー電圧がかかり、一定電流が流れ、その
ままコンデンサ28に蓄積される。電流一定であること
からコンデンサ28の両端電圧は時間にリニアの関係と
なることから、加減速電流パルスのアクティブ期間がそ
のままコンデンサ28の両端電圧に反映されることにな
る。この電圧の加速時の様子は図4の(g)に、減速時
の様子は図4の(k)にそれぞれ図示されている。上述
の加速時および減速時の選択によって、モータ電流がい
ずれの方向に流れても、積算出力が正の方向に積算する
ことができるようになっている。
【0034】この積算結果はA/D変換器22でデジタ
ル信号に変換され、プログラム解析実行部2が読み取れ
る様に変換される。
ル信号に変換され、プログラム解析実行部2が読み取れ
る様に変換される。
【0035】いま、プログラム記憶部1に以下のプログ
ラムリスト1に命令が含まれているとする。
ラムリスト1に命令が含まれているとする。
【0036】プログラムリスト1 POINT:P1 P2 P3 〜L01 REAL:VEL 〜L02 MOVE P1 〜L03 MOVE P2 〜L04 CHACK ON 〜L05 MEASURE START 〜L06 MOVE P3 〜L07 MEASURE STOP 〜L08 IF MEASURE<10THEN VEL=5EL
SE VEL=2 〜L09 VELOSITY(VEL) 〜L10 MOVE P1 〜L11
SE VEL=2 〜L09 VELOSITY(VEL) 〜L10 MOVE P1 〜L11
【0037】このプログラムは図3に示すように、ワー
ク301を作業スペース302に移送し、その上蓋及び
その付属物等を組み付ける工程303において、ワーク
301を作業スペース302に移送する部分を抽出した
ものである。ここで、L01、L02は変数の宣言であ
り、L03において表わされているP1はワーク301
上方の適当な位置すなわち上死点を示し(図3参照)、
L04において表わされているP2はワーク301面上
の位置を示し(図3参照)L07において表わされてい
るP3とはワーク301の若干上方の位置、すなわち測
定点を示す(図3参照)。また、L05ではロボットの
作用端であるチャックでワークを挟む操作である。
ク301を作業スペース302に移送し、その上蓋及び
その付属物等を組み付ける工程303において、ワーク
301を作業スペース302に移送する部分を抽出した
ものである。ここで、L01、L02は変数の宣言であ
り、L03において表わされているP1はワーク301
上方の適当な位置すなわち上死点を示し(図3参照)、
L04において表わされているP2はワーク301面上
の位置を示し(図3参照)L07において表わされてい
るP3とはワーク301の若干上方の位置、すなわち測
定点を示す(図3参照)。また、L05ではロボットの
作用端であるチャックでワークを挟む操作である。
【0038】L06行目では、測定開始を指定する。こ
れをプログラム解析実行部2が読み込むと、コンデンサ
28の電荷を消去するべく、電荷放電信号24をONし
(図4の(e)参照)、トランジスタ20をアクティベ
ートし、コンデンサ28の電荷を放電させる。これによ
り、コンデンサ28に含まれる情報はリセットされ、測
定の準備ができる。
れをプログラム解析実行部2が読み込むと、コンデンサ
28の電荷を消去するべく、電荷放電信号24をONし
(図4の(e)参照)、トランジスタ20をアクティベ
ートし、コンデンサ28の電荷を放電させる。これによ
り、コンデンサ28に含まれる情報はリセットされ、測
定の準備ができる。
【0039】L07行目ではロボットの微小量の移動が
指示される。これをプログラム解析実行部2が読み込む
と、サーボ計算等制御部3を通じて、PWM信号がモー
タ駆動する様にデューティー変化し、モータ25が駆動
される。
指示される。これをプログラム解析実行部2が読み込む
と、サーボ計算等制御部3を通じて、PWM信号がモー
タ駆動する様にデューティー変化し、モータ25が駆動
される。
【0040】L08行目は測定終了を意味するが、具体
的にはA/D変換器22の内容をプログラム解析実行部
2が読み込む処理をする。この値は「MEASURE」
なる変数として取り扱われ、L09行目で参照される。
この値は当該微小動作期間に要したモータでの電流積算
量であるので、ロボットが持ち上げた負荷に係る情報が
得られたことになる。
的にはA/D変換器22の内容をプログラム解析実行部
2が読み込む処理をする。この値は「MEASURE」
なる変数として取り扱われ、L09行目で参照される。
この値は当該微小動作期間に要したモータでの電流積算
量であるので、ロボットが持ち上げた負荷に係る情報が
得られたことになる。
【0041】以上の処理により得られた結果より、その
負荷が判別しうるので、これから加速度の指定等の処理
が行え、プログラム中でそのロボットの有する能力の最
大限まで引き上げることができるものとなる。
負荷が判別しうるので、これから加速度の指定等の処理
が行え、プログラム中でそのロボットの有する能力の最
大限まで引き上げることができるものとなる。
【0042】図5は第2の発明に係るロボット数値制御
装置一実施例の原理図である。図5に示されたプログラ
ム記憶部501、プログラム解析実行部502、サーボ
計算等制御部503及びサーボアンプ505の主な機能
は従来例と略同一である。
装置一実施例の原理図である。図5に示されたプログラ
ム記憶部501、プログラム解析実行部502、サーボ
計算等制御部503及びサーボアンプ505の主な機能
は従来例と略同一である。
【0043】しかし、従来例においては、プログラム記
憶部501およびプログラム解析実行部502がロボッ
トの動作を規定する命令の記憶および実行のみ行ない、
サーボ計算等制御部503中のループ利得が固定で使用
され、またサーボアンプ505で計算された制御値に基
づいた増幅のみが行われていたのに対し、本実施例に於
いては、数値計算手順が再定義可能な評価関数計算部5
04が設けられる点、プログラム記憶部501が評価関
数定義命令を記憶する点、プログラム解析実行部502
が評価関数定義命令を解析し、評価関数計算部504の
数値計算手順を評価関数に設定する点、ならびに、サー
ボアンプ中に当該評価関数に対する入力となる情報を検
出する部分がある点で従来例と相違する。
憶部501およびプログラム解析実行部502がロボッ
トの動作を規定する命令の記憶および実行のみ行ない、
サーボ計算等制御部503中のループ利得が固定で使用
され、またサーボアンプ505で計算された制御値に基
づいた増幅のみが行われていたのに対し、本実施例に於
いては、数値計算手順が再定義可能な評価関数計算部5
04が設けられる点、プログラム記憶部501が評価関
数定義命令を記憶する点、プログラム解析実行部502
が評価関数定義命令を解析し、評価関数計算部504の
数値計算手順を評価関数に設定する点、ならびに、サー
ボアンプ中に当該評価関数に対する入力となる情報を検
出する部分がある点で従来例と相違する。
【0044】図6は、図5に概略的に示された第2の発
明のロボット数値制御装置の具体的構成例を示す。プロ
グラム記憶部501は、上述のようにロボットの動作を
規定する命令のほか、評価関数定義命令を記憶してい
る。プログラム解析実行部502は、プログラム記憶部
501に記憶された命令を読み出し、読み出した命令を
解析して電流指令値を算出することに加えて、評価関数
定義命令を解析し、評価関数計算部の数値計算手順を評
価関数に設定する。
明のロボット数値制御装置の具体的構成例を示す。プロ
グラム記憶部501は、上述のようにロボットの動作を
規定する命令のほか、評価関数定義命令を記憶してい
る。プログラム解析実行部502は、プログラム記憶部
501に記憶された命令を読み出し、読み出した命令を
解析して電流指令値を算出することに加えて、評価関数
定義命令を解析し、評価関数計算部の数値計算手順を評
価関数に設定する。
【0045】評価関数計算部504は、プログラム解析
実行部502に付設される評価関数選択部602と、サ
ーボ計算等制御部503中のループ部分のループ利得
(Ki、Kp、Kd)を決定する設定部603とから成
る。
実行部502に付設される評価関数選択部602と、サ
ーボ計算等制御部503中のループ部分のループ利得
(Ki、Kp、Kd)を決定する設定部603とから成
る。
【0046】サーボアンプ505は慣性モーメントの値
(これはモータに供給された電力または電流に基づく値
である)を検出する。評価関数選択部602は、検出さ
れた慣性モーメント値およびプログラム記憶部501に
記述された情報に基づいて、適当なサーボパラメータす
なわちループ利得(Ki、Kp、Kd)を決定し、この
内容を設定部603に引き渡すとともに、サーボ計算等
制御部503の各ループゲインノード608、609お
よび610に上記決定したループ利得を設定する。
(これはモータに供給された電力または電流に基づく値
である)を検出する。評価関数選択部602は、検出さ
れた慣性モーメント値およびプログラム記憶部501に
記述された情報に基づいて、適当なサーボパラメータす
なわちループ利得(Ki、Kp、Kd)を決定し、この
内容を設定部603に引き渡すとともに、サーボ計算等
制御部503の各ループゲインノード608、609お
よび610に上記決定したループ利得を設定する。
【0047】サーボアンプ505は、公知の構成であ
り、ループによる推定機構により慣性モーメントを算出
しうるものである。アンプ604は慣性モーメントの推
定値が設定されうるアンプである。アンプ606は、実
際のモータを模擬するアンプである。アンプは理想の数
学的モデルによるアンプである。アンプ605と606
の出力差eを積分器607によって累積することによっ
て慣性モーメントの推定値を得ることができる。なお、
サーボアンプ505中、モータ動作を示すアンプ605
の出力を値として取る部分615が検出部505Dに相
当する。
り、ループによる推定機構により慣性モーメントを算出
しうるものである。アンプ604は慣性モーメントの推
定値が設定されうるアンプである。アンプ606は、実
際のモータを模擬するアンプである。アンプは理想の数
学的モデルによるアンプである。アンプ605と606
の出力差eを積分器607によって累積することによっ
て慣性モーメントの推定値を得ることができる。なお、
サーボアンプ505中、モータ動作を示すアンプ605
の出力を値として取る部分615が検出部505Dに相
当する。
【0048】以下、プログラム記憶部501が、次に記
載されたプログラムリスト2を記憶しているものとして
図6の実施例の動作を説明する。
載されたプログラムリスト2を記憶しているものとして
図6の実施例の動作を説明する。
【0049】プログラムリスト2 POINT:P1 P2 P3 〜L01 REAL:VEL 〜L02 DEFINE F(1)=(0.10,0.20,0.30)
〜L100 DEFINE F(2)=(0.22,0.24,0.25)
〜L101 DEFINE F(3)=(0.10,0.20,0.50)
〜L102 DEFINE F(4)=(0.22,0.24,0.45)
〜L103 MOVE P1 〜L03 MOVE P2 〜L04 CHACK ON 〜L05 MEASURE START 〜L06 MOVE P3 〜L07 MEASURE STOP 〜L08 IF MEASURE<10THEN SET F
(1)ELSE SETF(2) 〜L09 MOVE P1 〜L10 SET F(INTEGER(MEASURE/5))
〜L11 MOVE P4 〜L12
〜L100 DEFINE F(2)=(0.22,0.24,0.25)
〜L101 DEFINE F(3)=(0.10,0.20,0.50)
〜L102 DEFINE F(4)=(0.22,0.24,0.45)
〜L103 MOVE P1 〜L03 MOVE P2 〜L04 CHACK ON 〜L05 MEASURE START 〜L06 MOVE P3 〜L07 MEASURE STOP 〜L08 IF MEASURE<10THEN SET F
(1)ELSE SETF(2) 〜L09 MOVE P1 〜L10 SET F(INTEGER(MEASURE/5))
〜L11 MOVE P4 〜L12
【0050】ラインL01およびL02は、プログラム
に関する変数等の宣言である。
に関する変数等の宣言である。
【0051】ラインL100乃至L103に記載された
DEFINE文はサーボパラメータすなわちループ利得
(Ki、Kp、Kd)を記憶する部分すなわち評価関数
定義命令である。これらの行では、ループ利得をパラメ
ータの配列として記憶されているが、その表記上、評価
関数として見做すことができる。本明細書において配列
を評価関数と指称する所以である。プログラム解析実行
部502は、評価関数定義命令を解析し、評価関数計算
部502の数値計算手順を評価関数に設定する。
DEFINE文はサーボパラメータすなわちループ利得
(Ki、Kp、Kd)を記憶する部分すなわち評価関数
定義命令である。これらの行では、ループ利得をパラメ
ータの配列として記憶されているが、その表記上、評価
関数として見做すことができる。本明細書において配列
を評価関数と指称する所以である。プログラム解析実行
部502は、評価関数定義命令を解析し、評価関数計算
部502の数値計算手順を評価関数に設定する。
【0052】ラインL03乃至L08の処理はプログラ
ムリスト1の同じ行と同様の処理である。但し、プログ
ラム解析実行部502がL06の測定開始命令を認識
し、サーボアンプ中のループスイッチ611をオンと
し、L07での微小区間動作によって生じるチャックし
た物品を含めた慣性モーメントの推定を開始する点がプ
ログラムリスト1の処理と異なる。プログラム解析実行
部502は、動作の終了時にループスイッチ611をオ
フし、推定した慣性モーメントを確定させる。
ムリスト1の同じ行と同様の処理である。但し、プログ
ラム解析実行部502がL06の測定開始命令を認識
し、サーボアンプ中のループスイッチ611をオンと
し、L07での微小区間動作によって生じるチャックし
た物品を含めた慣性モーメントの推定を開始する点がプ
ログラムリスト1の処理と異なる。プログラム解析実行
部502は、動作の終了時にループスイッチ611をオ
フし、推定した慣性モーメントを確定させる。
【0053】次に、上記一連の処理により推定慣性モー
メントの値が得られるので、次に具体的にループ中にこ
れを設定する手続を行う。ラインL09では、推定慣性
モーメントが10より小さければ、F(1)を使用し、
推定慣性モーメントが10以上ならばF(2)を使用す
ることを規定している。ラインL10におけるロボット
動作はラインL09で設定したサーボパラメータによっ
て動作することになる。
メントの値が得られるので、次に具体的にループ中にこ
れを設定する手続を行う。ラインL09では、推定慣性
モーメントが10より小さければ、F(1)を使用し、
推定慣性モーメントが10以上ならばF(2)を使用す
ることを規定している。ラインL10におけるロボット
動作はラインL09で設定したサーボパラメータによっ
て動作することになる。
【0054】ラインL11には推定した慣性モーメント
から評価関数を決定する別の表記方法が示されている。
かかる表記によっても、ループゲインの設定が可能であ
る。ラインL11に規定されたロボット動作はラインL
11で設定したサーボパラメータによって動作すること
になる。
から評価関数を決定する別の表記方法が示されている。
かかる表記によっても、ループゲインの設定が可能であ
る。ラインL11に規定されたロボット動作はラインL
11で設定したサーボパラメータによって動作すること
になる。
【0055】なお、上記両実施例ではともに測定終了命
令を実行したことによりその測定の終了を明示的に数値
制御装置に指示しているが、プログラムリスト例からも
判るように、測定開始の直後の動作命令が終了した時点
で測定終了する場合が比較的多い。かかる場合、測定終
了命令を記述しなくとも、測定開始命令の後、単一のロ
ボット動作命令が終了した時点で当該測定値を確定する
こととしても構わない。
令を実行したことによりその測定の終了を明示的に数値
制御装置に指示しているが、プログラムリスト例からも
判るように、測定開始の直後の動作命令が終了した時点
で測定終了する場合が比較的多い。かかる場合、測定終
了命令を記述しなくとも、測定開始命令の後、単一のロ
ボット動作命令が終了した時点で当該測定値を確定する
こととしても構わない。
【0056】また、測定終了を積算開始命令が実行され
た後、予め決められた時間経過時とすることとしても当
初の目的を達成することができる。
た後、予め決められた時間経過時とすることとしても当
初の目的を達成することができる。
【0057】さらに、ロボット動作に係る動作命令によ
り、「積算開始命令」にかえて積算開始をすることによ
り、簡易なプログラムを作ることができる。
り、「積算開始命令」にかえて積算開始をすることによ
り、簡易なプログラムを作ることができる。
【0058】上述した図1の実施例と図5および図6の
実施例を同時に実施してもよいが、図1の実施例による
積算値参照による速度等の補正効果と、図5およひ図6
の実施例のループ利得制御の効果とが相殺し合って、満
足な効果が得られないおそれがある。従って、同時実施
の場合、図1の実施例と図5および図6の実施例を選択
できる命令をインプリメントしておくのが好ましい。
実施例を同時に実施してもよいが、図1の実施例による
積算値参照による速度等の補正効果と、図5およひ図6
の実施例のループ利得制御の効果とが相殺し合って、満
足な効果が得られないおそれがある。従って、同時実施
の場合、図1の実施例と図5および図6の実施例を選択
できる命令をインプリメントしておくのが好ましい。
【0059】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載のロボッ
ト制御装置によれば、プログラム解析実行部がモータ供
給電力または電流の積算値を参照できるようにしたの
で、ロボットの機械系部分のばらつきを気にせずにプロ
グラムを作成でき、またロボットの最大性能を容易に引
き出すことができる。
ト制御装置によれば、プログラム解析実行部がモータ供
給電力または電流の積算値を参照できるようにしたの
で、ロボットの機械系部分のばらつきを気にせずにプロ
グラムを作成でき、またロボットの最大性能を容易に引
き出すことができる。
【0060】請求項2に記載のロボット制御装置によれ
ば、ロボットの動作前にサーボ回路の利得を求めること
ができるようにしたので、ロボット動作中にループ利得
を変化させる必要がないから、発振を誘発させることが
ない。
ば、ロボットの動作前にサーボ回路の利得を求めること
ができるようにしたので、ロボット動作中にループ利得
を変化させる必要がないから、発振を誘発させることが
ない。
【図1】第1の発明に係るロボットの数値制御装置の一
実施例の構成を示すブロック図である。
実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例の制御対象であるロボットの一例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図3】図2のロボットの動作例を示す説明図である。
【図4】図1の実施例の動作を示すタイミング図であ
る。
る。
【図5】第2の発明に係るロボットの数値制御装置の一
実施例を示す原理図である。
実施例を示す原理図である。
【図6】図5のロボットの数値制御装置の具体例を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図7】従来のロボットの数値制御装置の一例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
1、501 プログラム記憶部 2、502 プログラム解析実行部 3、503 サーボ計算等制御部 25 モータ 30 電流積算部 504 評価関数計算部 602 評価関数選択部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】 比較器6によって生成されたPWM信号
と比較器11によって生成された平衡状態基準信号は、
XORゲート26および12によって、加速時にはその
まま(図4の(d)および(e)参照)、減速時には反
転する(図4の(i)および(h)参照)。この後、両
信号をANDゲート14に通すことにより、加速時には
図4の(f)の如き信号が得られ、減速時には図4の
(j)の如き信号が得られる。すなわち、加速時には加
速に要する電流指令に基づくデューティの信号が、また
減速時には減速に要する電流指令に基づくディーティの
信号が「正のパルス」(以下加減速電流指令パルスとい
う)として得ることができたことになる。
と比較器11によって生成された平衡状態基準信号は、
XORゲート26および12によって、加速時にはその
まま(図4の(d)および(e)参照)、減速時には反
転する(図4の(i)および(h)参照)。この後、両
信号をANDゲート14に通すことにより、加速時には
図4の(f)の如き信号が得られ、減速時には図4の
(j)の如き信号が得られる。すなわち、加速時には加
速に要する電流指令に基づくデューティの信号が、また
減速時には減速に要する電流指令に基づくディーティの
信号が「正のパルス」(以下加減速電流指令パルスとい
う)として得ることができたことになる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
Claims (2)
- 【請求項1】 ロボットを駆動するモータを制御するロ
ボットの数値制御装置であって、 前記モータに供給する電力または電流に基づく値を検出
し、その積算値を求める積算部と、 前記ロボットの動作を規定する命令、積算開始命令およ
び積算値読み出し命令を記憶するプログラム記憶部と、 前記プログラム記憶部に記憶された命令を読み出し、読
み出した命令を解析実行するプログラム解析実行部とを
備え、 前記積算部は、前記プログラム解析実行部において、前
記積算開始命令が実行された時から前記積算部に積算を
開始させ、所定の積算終了時に前記積算を終了させ、前
記プログラム解析実行部において前記積算値読み出し命
令が実行された時に前記積算部が保持する積算値を前記
プログラム解析実行部が参照可能とする積算制御手段を
有することを特徴とするロボットの数値制御装置。 - 【請求項2】 ロボットを駆動するモータを制御するロ
ボットの数値制御装置であって、 前記モータに供給する電力または電流に基づく値を検出
する検出部と、 前記ロボットの動作を規定する命令および評価関数定義
命令を記憶するプログラム記憶部と、 前記プログラム記憶部に記憶された命令を読み出し、読
み出した命令を解析して電流指令値を算出するプログラ
ム解析実行部と、 少なくとも1つ以上のループを有し、前記電流指令値に
従って前記モータを駆動させるサーボ回路と、 前記検出部の検出値を入力とし、入力に対し少なくとも
1つ以上の出力が定義された数値計算手順に従って計算
を行って、前記サーボ回路中のループ利得を決定する出
力を発生する評価関数計算部とを備え、 前記プログラム解析実行部は、前記評価関数定義命令を
解析し、前記評価関数計算部の数値計算手順を評価関数
に設定することを特徴とするロボットの数値制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22466591A JPH0546221A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | ロボツトの数値制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22466591A JPH0546221A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | ロボツトの数値制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0546221A true JPH0546221A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16817299
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22466591A Withdrawn JPH0546221A (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | ロボツトの数値制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546221A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009124547A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Hitachi Ltd | 画像処理装置および画像録画再生装置 |
KR20160111005A (ko) | 2014-03-31 | 2016-09-23 | 니혼 파인 세라믹스 가부시키가이샤 | 질화 규소 기판 제조방법 |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP22466591A patent/JPH0546221A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009124547A (ja) * | 2007-11-16 | 2009-06-04 | Hitachi Ltd | 画像処理装置および画像録画再生装置 |
KR20160111005A (ko) | 2014-03-31 | 2016-09-23 | 니혼 파인 세라믹스 가부시키가이샤 | 질화 규소 기판 제조방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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