JPH0542144A - 超音波探触子 - Google Patents
超音波探触子Info
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- JPH0542144A JPH0542144A JP3208104A JP20810491A JPH0542144A JP H0542144 A JPH0542144 A JP H0542144A JP 3208104 A JP3208104 A JP 3208104A JP 20810491 A JP20810491 A JP 20810491A JP H0542144 A JPH0542144 A JP H0542144A
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- JP
- Japan
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- electrodes
- ultrasonic
- transmitting
- receiving
- transducer
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、簡単な構成、良好なコストパフォー
マンスの下に3次元情報を短時間で収集できる超音波探
触子を提供することを目的とする。 【構成】本発明の超音波探触子は、トランスデューサ
と、それぞれ超音波送信回路と超音波受信回路に信号線
を介して接続し、このトランスデューサの相対向する面
にそれぞれ配列される複数個の短冊状送信用電極と受信
用電極を備え、これら送信用電極と受信用電極は互いに
ほぼ直交するように配列される。
マンスの下に3次元情報を短時間で収集できる超音波探
触子を提供することを目的とする。 【構成】本発明の超音波探触子は、トランスデューサ
と、それぞれ超音波送信回路と超音波受信回路に信号線
を介して接続し、このトランスデューサの相対向する面
にそれぞれ配列される複数個の短冊状送信用電極と受信
用電極を備え、これら送信用電極と受信用電極は互いに
ほぼ直交するように配列される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数個の電気−音響変
換素子(圧電素子、トランスデューサ)を配列して構成
され、様々な分野での超音波診断に使用される超音波探
触子に係り、特に3次元デ−タの取得ができる超音波探
触子に関する。
換素子(圧電素子、トランスデューサ)を配列して構成
され、様々な分野での超音波診断に使用される超音波探
触子に係り、特に3次元デ−タの取得ができる超音波探
触子に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波パルスを生体内に放射し、各組織
からの反射波により生体情報を得る超音波診断法は、X
線のような照射障害がなく、しかも造影剤なしで軟部組
織の診断ができるという利点を有する。そして、近年に
おける超音波診断法は、特に電子走査型の診断装置の実
用化によって飛躍的な普及をみるに至った。
からの反射波により生体情報を得る超音波診断法は、X
線のような照射障害がなく、しかも造影剤なしで軟部組
織の診断ができるという利点を有する。そして、近年に
おける超音波診断法は、特に電子走査型の診断装置の実
用化によって飛躍的な普及をみるに至った。
【0003】この電子走査型の超音波診断装置に用いら
れる超音波探触子は、超音波プローブ内で一般には複数
個のトランスデューサを一次元に配列した配列形(アレ
イ型)であり、それぞれのトランスデューサに掛かる駆
動信号および受信信号に所定の遅延時間を与えることに
よって超音波ビームを偏向させたり、所望の位置に集束
させて方位分解能を高め、解像度の優れた断層像を得て
いる。
れる超音波探触子は、超音波プローブ内で一般には複数
個のトランスデューサを一次元に配列した配列形(アレ
イ型)であり、それぞれのトランスデューサに掛かる駆
動信号および受信信号に所定の遅延時間を与えることに
よって超音波ビームを偏向させたり、所望の位置に集束
させて方位分解能を高め、解像度の優れた断層像を得て
いる。
【0004】図6は、このような超音波探触子を備える
セクタ電子走査型超音波診断装置のブロック図である。
セクタ電子走査型超音波診断装置のブロック図である。
【0005】装置本体側に装備される基準信号発生器1
は、バスBを介してN個の送信用遅延回路2-1 〜2-N と
接続し、各送信用遅延回路はまたパルサ(送信回路)3-
1 〜3-N と接続する。そして、各パルサはプローブ内で
超音波探触子を構成する一次元に配列されたN個のトラ
ンスデューサ4-1 〜4-N とそれぞれ接続する。
は、バスBを介してN個の送信用遅延回路2-1 〜2-N と
接続し、各送信用遅延回路はまたパルサ(送信回路)3-
1 〜3-N と接続する。そして、各パルサはプローブ内で
超音波探触子を構成する一次元に配列されたN個のトラ
ンスデューサ4-1 〜4-N とそれぞれ接続する。
【0006】トランスデューサ4-1 〜4-N は、さらに装
置本体側のプリアンプ5-1 〜5-N とも接続する。そして
各プリアンプは受信用遅延回路6-1 〜6-N と接続し、各
受信回路は加算器7と接続する。そして、加算器7から
は順次、対数増幅器8、検波回路9、A/D変換器1
0、画像メモリ11およびCRT12が接続していく。
置本体側のプリアンプ5-1 〜5-N とも接続する。そして
各プリアンプは受信用遅延回路6-1 〜6-N と接続し、各
受信回路は加算器7と接続する。そして、加算器7から
は順次、対数増幅器8、検波回路9、A/D変換器1
0、画像メモリ11およびCRT12が接続していく。
【0007】さて、セクタ電子走査においては、まず超
音波の送波に当たり、基準信号発生器1が生体内に放射
される超音波パルスの間隔を決定し、その決定したパル
ス間隔の下に、繰返しパルスが送信用遅延回路2-1 〜2-
N に送られる。そして、各送信用遅延回路2-1 〜2-N で
は、セクタスキャンに伴う送信超音波の放射方向と集束
点から決定される所定の遅延時間が与えられる。超音波
ビームを集束させるのは、超音波画像の解像度を高める
ためである。
音波の送波に当たり、基準信号発生器1が生体内に放射
される超音波パルスの間隔を決定し、その決定したパル
ス間隔の下に、繰返しパルスが送信用遅延回路2-1 〜2-
N に送られる。そして、各送信用遅延回路2-1 〜2-N で
は、セクタスキャンに伴う送信超音波の放射方向と集束
点から決定される所定の遅延時間が与えられる。超音波
ビームを集束させるのは、超音波画像の解像度を高める
ためである。
【0008】遅延時間が与えられた繰返しパルスはつい
でパルサ3-1 〜3-N に送られ、駆動パルスが形成され
る。そして、この駆動パルスによってN個のトランスデ
ューサ4-1 〜4-N が駆動され、生体内に超音波が放射さ
れる。
でパルサ3-1 〜3-N に送られ、駆動パルスが形成され
る。そして、この駆動パルスによってN個のトランスデ
ューサ4-1 〜4-N が駆動され、生体内に超音波が放射さ
れる。
【0009】一方、生体各組織からの超音波の反射波
は、同じくN個のトランスデューサ4-1 〜4-N で受波さ
れ、受信信号に変換された後、装置本体側のプリアンプ
5-1 〜5-N に入力する。そして、受信信号は各プリアン
プで増幅されてから、受信用遅延回路6-1 〜6-N に入力
する。
は、同じくN個のトランスデューサ4-1 〜4-N で受波さ
れ、受信信号に変換された後、装置本体側のプリアンプ
5-1 〜5-N に入力する。そして、受信信号は各プリアン
プで増幅されてから、受信用遅延回路6-1 〜6-N に入力
する。
【0010】受信信号は、各受信回路で送信時とほぼ同
様の遅延時間が与えられた後、加算器7に送られ、すべ
ての受信信号が加算される。ところで、加算器7の出力
信号は、実際には先に説明したブロックを含む断層像表
示用処理回路と血流情報算出用処理回路の二手に別れる
のであるが、ここでは断層像表示用処理回路での信号処
理のみを述べる。
様の遅延時間が与えられた後、加算器7に送られ、すべ
ての受信信号が加算される。ところで、加算器7の出力
信号は、実際には先に説明したブロックを含む断層像表
示用処理回路と血流情報算出用処理回路の二手に別れる
のであるが、ここでは断層像表示用処理回路での信号処
理のみを述べる。
【0011】加算器7の出力信号は、まず対数増幅器8
で信号振幅が対数変換により増幅された後、検波回路9
で包絡線検波が行われる。その後はA/D変換器10で
A/D変換が行われた後、一旦画像メモリ11に入力さ
れる。そして必要なデータがCRT12に送られて超音
波断層像が表示される。
で信号振幅が対数変換により増幅された後、検波回路9
で包絡線検波が行われる。その後はA/D変換器10で
A/D変換が行われた後、一旦画像メモリ11に入力さ
れる。そして必要なデータがCRT12に送られて超音
波断層像が表示される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、医療診断に
おいて必要なのは体内の3次元的情報であるが、今まで
実用化されている超音波診断装置で得られる画像はあく
までも生体のある断面の表示(2次元的情報)にすぎな
い。このため、検者(医師、検査士)は、超音波画像を
複数枚得て、これを基に脳裏で生体の3次元構造を構築
している。
おいて必要なのは体内の3次元的情報であるが、今まで
実用化されている超音波診断装置で得られる画像はあく
までも生体のある断面の表示(2次元的情報)にすぎな
い。このため、検者(医師、検査士)は、超音波画像を
複数枚得て、これを基に脳裏で生体の3次元構造を構築
している。
【0013】ところが、複数枚の2次元画像を得るには
時間がかかるし、また3次元画像を脳裏で構築するに
は、それなりの経験を積まねばならない。さらに、2次
元表示では、臓器の形状に疾患に伴う微妙な変化があっ
ても、見逃す危険性がある。
時間がかかるし、また3次元画像を脳裏で構築するに
は、それなりの経験を積まねばならない。さらに、2次
元表示では、臓器の形状に疾患に伴う微妙な変化があっ
ても、見逃す危険性がある。
【0014】そこで、このような背景から3次元の超音
波画像が直接得られる診断装置の実用化が期待されてい
るが、これまでそのニーズに応える技術として、(1)
機械的な3次元走査方式、(2)1次元アレイを回転な
いしこれと直交する方向に移動する方式、(3)2次元
アレイによる電子走査方式などが提案され、すでに研究
開発の段階にある。
波画像が直接得られる診断装置の実用化が期待されてい
るが、これまでそのニーズに応える技術として、(1)
機械的な3次元走査方式、(2)1次元アレイを回転な
いしこれと直交する方向に移動する方式、(3)2次元
アレイによる電子走査方式などが提案され、すでに研究
開発の段階にある。
【0015】しかし、(1)、(2)の機械走査による
ものは超音波探触子が大型で重くなり、操作性に難点が
ある。また複数方向の並列同時受信が不可能であるた
め、3次元情報の収集に多くの時間がかかり、3次元画
像をリアルタイムで表示することができないという欠点
がある。
ものは超音波探触子が大型で重くなり、操作性に難点が
ある。また複数方向の並列同時受信が不可能であるた
め、3次元情報の収集に多くの時間がかかり、3次元画
像をリアルタイムで表示することができないという欠点
がある。
【0016】他方、(3)の2次元アレイによるもの
は、トランスデューサの数が多くなって、信号線を極め
て狭い間隔で引き出さなければならなくなるなど、超音
波探触子の製造が困難になる。またトランスデューサ数
と同じ数の送受信回路が必要になりコストパフォーマン
スが低下する。
は、トランスデューサの数が多くなって、信号線を極め
て狭い間隔で引き出さなければならなくなるなど、超音
波探触子の製造が困難になる。またトランスデューサ数
と同じ数の送受信回路が必要になりコストパフォーマン
スが低下する。
【0017】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、簡単な構成、良好なコストパフォーマンスの下に
3次元情報を短時間で収集できる超音波探触子を提供す
ることを目的とする。
あり、簡単な構成、良好なコストパフォーマンスの下に
3次元情報を短時間で収集できる超音波探触子を提供す
ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、トランスデューサと、それぞれ超音波送信
回路と超音波受信回路に信号線を介して接続し、このト
ランスデューサの相対向する面にそれぞれ配列される複
数個の短冊状送信用電極と受信用電極を備え、これら送
信用電極と受信用電極は互いにほぼ直交するように配列
される超音波探触子を提供する。
するために、トランスデューサと、それぞれ超音波送信
回路と超音波受信回路に信号線を介して接続し、このト
ランスデューサの相対向する面にそれぞれ配列される複
数個の短冊状送信用電極と受信用電極を備え、これら送
信用電極と受信用電極は互いにほぼ直交するように配列
される超音波探触子を提供する。
【0019】
【作用】本発明の超音波探触子は、電極を設置するのに
トランスデューサの相対向する2つの面を用い、一方の
面には送信用電極を、そしてもう一方の面には受信用電
極を互いにほぼ直交するように配列する。したがって、
この超音波探触子は、送信超音波ビームと受信超音波ビ
ームが電極の配列に応じてほぼ直交することになり、少
ない数の電極でも、両者の一致する方向において3次元
情報を取得できる。
トランスデューサの相対向する2つの面を用い、一方の
面には送信用電極を、そしてもう一方の面には受信用電
極を互いにほぼ直交するように配列する。したがって、
この超音波探触子は、送信超音波ビームと受信超音波ビ
ームが電極の配列に応じてほぼ直交することになり、少
ない数の電極でも、両者の一致する方向において3次元
情報を取得できる。
【0020】本発明によれば、各電極と送信回路および
受信回路を結ぶ信号線は、電極を配置した2つの面にお
いて従来の1次元アレイ超音波探触子と同じ間隔で設置
でき、また送受信用チャネルも電極数に応じて少なくす
ませることができる。
受信回路を結ぶ信号線は、電極を配置した2つの面にお
いて従来の1次元アレイ超音波探触子と同じ間隔で設置
でき、また送受信用チャネルも電極数に応じて少なくす
ませることができる。
【0021】
【実施例】以下図1ないし図5を参照して本発明の実施
例を説明する。
例を説明する。
【0022】図1は、本発明の第1実施例に係る超音波
探触子20の斜視図である。平板状のトランスデューサ
21は、表面21a側(生体側あるいはイメージングし
ようとする媒質側)と裏面21b側(生体と反対側)
に、それぞれアレイ形の4個の短冊状送信用電極22-1〜
22-4と受信用電極23-1〜23-4が4個づつ取り付けられ
る。ここで4個の送信用電極22-1〜22-4は長手方向を縦
方向に合わせて横方向に配列され、また4個の受信用電
極23-1〜23-4は長手方向を横方向に合わせて縦方向に、
すなわち送信用電極22-1〜22-4と直交して、配列され
る。
探触子20の斜視図である。平板状のトランスデューサ
21は、表面21a側(生体側あるいはイメージングし
ようとする媒質側)と裏面21b側(生体と反対側)
に、それぞれアレイ形の4個の短冊状送信用電極22-1〜
22-4と受信用電極23-1〜23-4が4個づつ取り付けられ
る。ここで4個の送信用電極22-1〜22-4は長手方向を縦
方向に合わせて横方向に配列され、また4個の受信用電
極23-1〜23-4は長手方向を横方向に合わせて縦方向に、
すなわち送信用電極22-1〜22-4と直交して、配列され
る。
【0023】そして、送信用電極22-1〜22-4と受信用電
極23-1〜23-4のトランスデューサ21の反対側には、そ
れぞれ生体とトランスデューサの音響インピーダンスを
整合させるマッチング層24、および生体の反対方向に
放射される不要な超音波を吸収するバッキング材25が
張り合わされる。また、送信用電極22-1〜22-4と受信用
電極23-1〜23-4からは、それぞれ信号線26a,26b
が引き出され、各信号線26aは送信回路(パルサ)27
-1〜27-4に、信号線26bは受信回路(プリアンプ)28
-1〜28-4に接続する。
極23-1〜23-4のトランスデューサ21の反対側には、そ
れぞれ生体とトランスデューサの音響インピーダンスを
整合させるマッチング層24、および生体の反対方向に
放射される不要な超音波を吸収するバッキング材25が
張り合わされる。また、送信用電極22-1〜22-4と受信用
電極23-1〜23-4からは、それぞれ信号線26a,26b
が引き出され、各信号線26aは送信回路(パルサ)27
-1〜27-4に、信号線26bは受信回路(プリアンプ)28
-1〜28-4に接続する。
【0024】本実施例においてはトランスデューサを分
離せず、電極のみを分離するが、この際トランスデュー
サの各電極の間の部位に溝を切り込んだり、あるいはト
ランスデューサとして既に実用化されている複合圧電体
を用いれば、隣接信号間での音響カップリングによるク
ロストーク(cross talk) を抑えることができる。
離せず、電極のみを分離するが、この際トランスデュー
サの各電極の間の部位に溝を切り込んだり、あるいはト
ランスデューサとして既に実用化されている複合圧電体
を用いれば、隣接信号間での音響カップリングによるク
ロストーク(cross talk) を抑えることができる。
【0025】一方、図2は、本実施例の超音波探触子2
0を用いて電子セクタ走査を行う3次元イメージング装
置のブロック図である。
0を用いて電子セクタ走査を行う3次元イメージング装
置のブロック図である。
【0026】装置本体側に装備される基準信号発生器3
1は、バスBを介して4個の送信用遅延回路32-1〜32-4
と接続し、各送信用遅延回路はまたパルサ(送信回路)
27-1〜27-4と接続する。そして、各パルサはプローブ内
で超音波探触子を構成する一次元に配列された4個のト
ランスデューサ(すなわち4個の送信用電極22-1〜22-
4)とそれぞれ接続する。
1は、バスBを介して4個の送信用遅延回路32-1〜32-4
と接続し、各送信用遅延回路はまたパルサ(送信回路)
27-1〜27-4と接続する。そして、各パルサはプローブ内
で超音波探触子を構成する一次元に配列された4個のト
ランスデューサ(すなわち4個の送信用電極22-1〜22-
4)とそれぞれ接続する。
【0027】4個のトランスデューサ(すなわち4個の
受信用電極23-1〜23-4)は、さらに装置本体側のプリア
ンプ28-1〜28-4とも接続する。そして各プリアンプは受
信用遅延回路39-1〜39-4と接続し、各受信回路は加算器
40と接続する。そして、加算器40からは順次、対数
増幅器41、検波回路42、A/D変換器43、画像メ
モリ44およびTVモニタ45が接続していく。
受信用電極23-1〜23-4)は、さらに装置本体側のプリア
ンプ28-1〜28-4とも接続する。そして各プリアンプは受
信用遅延回路39-1〜39-4と接続し、各受信回路は加算器
40と接続する。そして、加算器40からは順次、対数
増幅器41、検波回路42、A/D変換器43、画像メ
モリ44およびTVモニタ45が接続していく。
【0028】さて、セクタ電子走査においては、まず超
音波の送波に当たり、基準信号発生器31が生体(ある
いは一般的に媒質)内に放射される超音波パルスの間隔
を決定し、その決定したパルス間隔の下に、繰返しパル
スが送信用遅延回路32-1〜32-4に送られる。そして、各
送信用遅延回路32-1〜32-4では、セクタスキャンに伴う
送信超音波の放射方向と集束点から決定される所定の遅
延時間が与えられる。超音波ビームを集束させるのは、
超音波画像の解像度を高めるためである。
音波の送波に当たり、基準信号発生器31が生体(ある
いは一般的に媒質)内に放射される超音波パルスの間隔
を決定し、その決定したパルス間隔の下に、繰返しパル
スが送信用遅延回路32-1〜32-4に送られる。そして、各
送信用遅延回路32-1〜32-4では、セクタスキャンに伴う
送信超音波の放射方向と集束点から決定される所定の遅
延時間が与えられる。超音波ビームを集束させるのは、
超音波画像の解像度を高めるためである。
【0029】遅延時間が与えられた繰返しパルスは、つ
いでパルサ27-1〜27-4に送られ、駆動パルスが形成され
る。そして、この駆動パルスによって4個のトランスデ
ューサが駆動され、生体内に超音波が放射される。
いでパルサ27-1〜27-4に送られ、駆動パルスが形成され
る。そして、この駆動パルスによって4個のトランスデ
ューサが駆動され、生体内に超音波が放射される。
【0030】一方、生体各組織からの超音波の反射波
は、同じく4個のトランスデューサで受波され、トラン
スデューサを透過して生体と反対側の受信用電極23-1〜
23-4で受信信号に変換された後、装置本体側のプリアン
プ28-1〜28-4に入力する。そして、受信信号は各プリア
ンプで増幅されてから、受信用遅延回路39-1〜39-4に入
力する。
は、同じく4個のトランスデューサで受波され、トラン
スデューサを透過して生体と反対側の受信用電極23-1〜
23-4で受信信号に変換された後、装置本体側のプリアン
プ28-1〜28-4に入力する。そして、受信信号は各プリア
ンプで増幅されてから、受信用遅延回路39-1〜39-4に入
力する。
【0031】受信信号は、各受信回路で送信時とほぼ同
様の遅延時間が与えられた後、加算器40に送られ、す
べての受信信号が加算される。加算器40の出力信号
は、まず対数増幅器41で信号圧縮された後、検波回路
42で包絡線検波が行われる。その後はA/D変換器4
3でA/D変換が行われた後、一旦画像メモリ44に入
力される。そして必要なデータがTVモニタ45に送ら
れて超音波断層像が表示される。
様の遅延時間が与えられた後、加算器40に送られ、す
べての受信信号が加算される。加算器40の出力信号
は、まず対数増幅器41で信号圧縮された後、検波回路
42で包絡線検波が行われる。その後はA/D変換器4
3でA/D変換が行われた後、一旦画像メモリ44に入
力される。そして必要なデータがTVモニタ45に送ら
れて超音波断層像が表示される。
【0032】この場合、図3に示すように、z方向に進
む送信超音波ビーム50は、x方向に偏向および集束が
可能であるが、y方向には強い指向性は有しない。特に
トランスデューサ21の近傍では、トランスデューサ2
1の素子幅にほぼ等しいビーム幅になる。
む送信超音波ビーム50は、x方向に偏向および集束が
可能であるが、y方向には強い指向性は有しない。特に
トランスデューサ21の近傍では、トランスデューサ2
1の素子幅にほぼ等しいビーム幅になる。
【0033】これに対してz方向から得られる受信超音
波ビーム51は、送信超音波ビーム50とは逆に、y方
向に偏向および集束が可能であるが、x方向には強い指
向性は有しない。そしてトランスデューサ21の近傍で
は、同じくトランスデューサ21の素子幅にほぼ等しい
ビーム幅になる。
波ビーム51は、送信超音波ビーム50とは逆に、y方
向に偏向および集束が可能であるが、x方向には強い指
向性は有しない。そしてトランスデューサ21の近傍で
は、同じくトランスデューサ21の素子幅にほぼ等しい
ビーム幅になる。
【0034】よって、送受信超音波ビーム52により得
られる媒質内の反射情報は、送信超音波ビーム50と受
信超音波ビーム51が交わった方向から得られ、3次元
情報となる。そして、この交わった方向は、送信ビーム
のx方向ビーム偏向角と受信ビームのy方向ビーム偏向
角によって決定され、任意の方向にとることができる。
られる媒質内の反射情報は、送信超音波ビーム50と受
信超音波ビーム51が交わった方向から得られ、3次元
情報となる。そして、この交わった方向は、送信ビーム
のx方向ビーム偏向角と受信ビームのy方向ビーム偏向
角によって決定され、任意の方向にとることができる。
【0035】このように、本実施例によれば、トランス
デューサの裏表で送信用の電極と受信用の電極を交差し
て配置するという交差電極型の超音波探触子を採用する
ことにより、簡単な構成で3次元走査が可能になる。す
なわち、この超音波探触子は、それぞれNチャネル(本
実施例では4チャネル)の送信回路と受信回路(すなわ
ちチャネル総数はN+N個)があればよいため、これま
で2次元アレイ超音波探触子で考えられていたようなN
×N個のトランスデューサと電極および信号線は不要
で、従来の超音波(2次元)断層装置とほぼ同程度です
み、コストパーフォーマンスに優れた超音波3次元装置
が実現できる。そして、この場合、信号線の間隔も従来
の1次元アレイ超音波探触子と同じにできる。
デューサの裏表で送信用の電極と受信用の電極を交差し
て配置するという交差電極型の超音波探触子を採用する
ことにより、簡単な構成で3次元走査が可能になる。す
なわち、この超音波探触子は、それぞれNチャネル(本
実施例では4チャネル)の送信回路と受信回路(すなわ
ちチャネル総数はN+N個)があればよいため、これま
で2次元アレイ超音波探触子で考えられていたようなN
×N個のトランスデューサと電極および信号線は不要
で、従来の超音波(2次元)断層装置とほぼ同程度です
み、コストパーフォーマンスに優れた超音波3次元装置
が実現できる。そして、この場合、信号線の間隔も従来
の1次元アレイ超音波探触子と同じにできる。
【0036】図4は、先の超音波探触子20を用いて電
子セクタ走査を行う他の3次元イメージング装置50の
ブロック図である。送信に係る系統は第1実施例と同じ
であるため省き、また第1実施例と対応する箇所には同
一の符号を付して詳しい説明は省略する。
子セクタ走査を行う他の3次元イメージング装置50の
ブロック図である。送信に係る系統は第1実施例と同じ
であるため省き、また第1実施例と対応する箇所には同
一の符号を付して詳しい説明は省略する。
【0037】媒質中からの反射波は、トランスデューサ
でとらえられた後、4個の受信用電極23-1〜23-4で電気
信号(受信信号)に変換されてプリアンプ28-1〜28-4に
送られる。受信信号は、つづいて各プリアンプに接続す
るA/D変換器43-1〜43-4でそれぞれディジタル化され
た後一旦記憶回路51-1〜51-2に格納される。
でとらえられた後、4個の受信用電極23-1〜23-4で電気
信号(受信信号)に変換されてプリアンプ28-1〜28-4に
送られる。受信信号は、つづいて各プリアンプに接続す
るA/D変換器43-1〜43-4でそれぞれディジタル化され
た後一旦記憶回路51-1〜51-2に格納される。
【0038】そして、受信超音波ビームに掛かる4つの
受信信号は、整相加算器52でy方向において所定の偏
向角で偏向されるように遅延時間が与えられて合成(加
算)される。本実施例においては、整相加算器52に入
力した受信信号はすでにディジタル化されているため、
整相加算器52が例えばmチャネルあれば、m個の方向
の信号を同時に受信することができる(これを「並列同
時受信」という)。
受信信号は、整相加算器52でy方向において所定の偏
向角で偏向されるように遅延時間が与えられて合成(加
算)される。本実施例においては、整相加算器52に入
力した受信信号はすでにディジタル化されているため、
整相加算器52が例えばmチャネルあれば、m個の方向
の信号を同時に受信することができる(これを「並列同
時受信」という)。
【0039】したがって、いまx方向にn個の走査、ま
たy方向にm個の走査をして3次元画像を構成する場合
は、この整相加算器52をmチャネル分設けて並列信号
処理をするならば、3次元走査はX方向のn回の超音波
送信で完了することになる。この送信回数は、従来3次
元走査で考えられていた、(x方向のn回の送信)×
(y方向のm回の送信)に比べて大幅な減少であり、従
来の2次元断層法における送信回数とほぼ同じである。
たy方向にm個の走査をして3次元画像を構成する場合
は、この整相加算器52をmチャネル分設けて並列信号
処理をするならば、3次元走査はX方向のn回の超音波
送信で完了することになる。この送信回数は、従来3次
元走査で考えられていた、(x方向のn回の送信)×
(y方向のm回の送信)に比べて大幅な減少であり、従
来の2次元断層法における送信回数とほぼ同じである。
【0040】よって、本実施例においては、整相加算器
52の出力は一旦画像メモリ44に蓄積された後、必要
なデ−タが画像処理回路53で所定のフォーマットに従
って画像処理され、TVモニタ45に3次元のイメージ
が表示されるが、この3次元イメージング装置50のシ
ステム構成によれば、3次元情報をリアルタイムで表示
することが可能になる。
52の出力は一旦画像メモリ44に蓄積された後、必要
なデ−タが画像処理回路53で所定のフォーマットに従
って画像処理され、TVモニタ45に3次元のイメージ
が表示されるが、この3次元イメージング装置50のシ
ステム構成によれば、3次元情報をリアルタイムで表示
することが可能になる。
【0041】なお、消費電力、装置サイズ等ハードウェ
アの観点から、整相加算器をy方向の走査分のmチャネ
ル設置して並列信号処理を行うことが困難なときは、チ
ャネル数を減らし記憶回路からの出力をそのチャネル分
だけ順次整相加算していってもよい。
アの観点から、整相加算器をy方向の走査分のmチャネ
ル設置して並列信号処理を行うことが困難なときは、チ
ャネル数を減らし記憶回路からの出力をそのチャネル分
だけ順次整相加算していってもよい。
【0042】図5は、本発明の第2実施例に係る超音波
探触子60の斜視図である。x方向に凸の湾曲板形状の
トランスデューサ61には、表面61a側に5個の送信
用電極62-1〜62-5が、また裏面61b側に4個の受信用
電極63-1〜63-4が取り付けられる。5個の送信用電極62
-1〜62-5は長手方向を縦方向に合わせて横方向に配列さ
れ、4個の受信用電極63-1〜63-4は長手方向を横方向に
合わせて縦方向に配列される。そして、送信用電極62-1
〜62-5と受信用電極63-1〜63-4からは、それぞれ信号線
64a,64bが引き出され、各信号線64aは送信回
路65-1〜65-5に、信号線64bは受信回路66-1〜66-4に
接続する。
探触子60の斜視図である。x方向に凸の湾曲板形状の
トランスデューサ61には、表面61a側に5個の送信
用電極62-1〜62-5が、また裏面61b側に4個の受信用
電極63-1〜63-4が取り付けられる。5個の送信用電極62
-1〜62-5は長手方向を縦方向に合わせて横方向に配列さ
れ、4個の受信用電極63-1〜63-4は長手方向を横方向に
合わせて縦方向に配列される。そして、送信用電極62-1
〜62-5と受信用電極63-1〜63-4からは、それぞれ信号線
64a,64bが引き出され、各信号線64aは送信回
路65-1〜65-5に、信号線64bは受信回路66-1〜66-4に
接続する。
【0043】先に図3に示したように、平面形状のトラ
ンスデューサにおいては、トランスデューサ近傍でのx
方向あるいはy方向のビーム幅はトランスデューサの素
子幅に等しく、これがまたそのxあるいはy方向の3次
元表示幅を決定する。
ンスデューサにおいては、トランスデューサ近傍でのx
方向あるいはy方向のビーム幅はトランスデューサの素
子幅に等しく、これがまたそのxあるいはy方向の3次
元表示幅を決定する。
【0044】ところが、本実施例においては、トランス
デューサはx方向に凸であるため、x方向のビーム幅は
トランスデューサの素子幅よりも広くなり、より多くの
3次元情報を取得することができる。トランスデューサ
をy方向にも凸となるようにすれば、y方向のビーム幅
もトランスデューサの素子幅より広がり、さらに多くの
3次元情報を収集できる。
デューサはx方向に凸であるため、x方向のビーム幅は
トランスデューサの素子幅よりも広くなり、より多くの
3次元情報を取得することができる。トランスデューサ
をy方向にも凸となるようにすれば、y方向のビーム幅
もトランスデューサの素子幅より広がり、さらに多くの
3次元情報を収集できる。
【0045】なお、上記実施例においてはセクタ電子走
査による3次元情報の収集について述べたが、本発明の
超音波探触子は、リニア走査、コンベックス走査、ある
いはこれらを組合せた走査方法(例えば送信時はコンベ
ックスル走査、受信時はセクタ走査など)も行うことが
できる。
査による3次元情報の収集について述べたが、本発明の
超音波探触子は、リニア走査、コンベックス走査、ある
いはこれらを組合せた走査方法(例えば送信時はコンベ
ックスル走査、受信時はセクタ走査など)も行うことが
できる。
【0046】また、本発明の超音波探触子は医用診断だ
けでなく、海洋開発、非破壊検査等にも用いることがで
きる。
けでなく、海洋開発、非破壊検査等にも用いることがで
きる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波探
触子は、電極数と送受信のチャネル数が少ない簡単な構
成、良好なコストパーフォーマンスで3次元情報を取得
できる。また電子走査であるため、並列同時受信も可能
でリアルタイムの3次元表示も可能になる。
触子は、電極数と送受信のチャネル数が少ない簡単な構
成、良好なコストパーフォーマンスで3次元情報を取得
できる。また電子走査であるため、並列同時受信も可能
でリアルタイムの3次元表示も可能になる。
【図1】本発明の第1実施例に係る超音波探触子の斜視
図。
図。
【図2】上記超音波探触子を用いる電子セクタ走査型3
次元イメージング装置のブロック図。
次元イメージング装置のブロック図。
【図3】上記超音波探触子による送受信超音波ビームの
模式図。
模式図。
【図4】上記超音波探触子を用いる他の電子セクタ走査
型3次元イメージング装置のブロック図。
型3次元イメージング装置のブロック図。
【図5】本発明の第2実施例に係る超音波探触子の斜視
図。
図。
【図6】従来の超音波探触子を備えるセクタ電子走査型
超音波診断装置のブロック図。
超音波診断装置のブロック図。
21 トランスデューサ 22-1〜22-4 送信用電極 23-1〜23-4 受信用電極 24 マッチング層 25 バッキング材 26a,26b 信号線
Claims (1)
- 【請求項1】 トランスデューサと、それぞれ超音波送
信回路と超音波受信回路に信号線を介して接続し、この
トランスデューサの相対向する面にそれぞれ配列される
複数個の短冊状送信用電極と受信用電極を備え、これら
送信用電極と受信用電極は互いにほぼ直交するように配
列される超音波探触子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3208104A JPH0542144A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 超音波探触子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3208104A JPH0542144A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 超音波探触子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0542144A true JPH0542144A (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=16550705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3208104A Pending JPH0542144A (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | 超音波探触子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542144A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999044074A1 (fr) * | 1998-02-25 | 1999-09-02 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Radar |
JP2010171872A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Nec Tokin Corp | 超音波フェイズドアレイ送受波器 |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP3208104A patent/JPH0542144A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999044074A1 (fr) * | 1998-02-25 | 1999-09-02 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Radar |
US6335789B1 (en) | 1998-02-25 | 2002-01-01 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Optical radar system |
EP1416292A1 (en) * | 1998-02-25 | 2004-05-06 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Optical scanning radar system |
JP2010171872A (ja) * | 2009-01-26 | 2010-08-05 | Nec Tokin Corp | 超音波フェイズドアレイ送受波器 |
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