JPH0542695Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0542695Y2 JPH0542695Y2 JP10236188U JP10236188U JPH0542695Y2 JP H0542695 Y2 JPH0542695 Y2 JP H0542695Y2 JP 10236188 U JP10236188 U JP 10236188U JP 10236188 U JP10236188 U JP 10236188U JP H0542695 Y2 JPH0542695 Y2 JP H0542695Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper
- wiper blade
- groove
- seal
- protrusions
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 9
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、自動車のフロントガラス等を雨天の
際に摺察して雨水等を除去すべく、ワイパー本体
に取付けられると共に、ガラス面を摺察するワイ
パーブレードを備えたワイパーリフイールの改良
に関する。
際に摺察して雨水等を除去すべく、ワイパー本体
に取付けられると共に、ガラス面を摺察するワイ
パーブレードを備えたワイパーリフイールの改良
に関する。
従来のこの種のワイパーリフイールは、ワイパ
ーブレードも一体化したもの、或いはリフイール
にワイパーブレードを着脱自在としたものがあ
る。
ーブレードも一体化したもの、或いはリフイール
にワイパーブレードを着脱自在としたものがあ
る。
前述のワイパーブレードが一体として形成され
ているワイパーリフイールは、ワイパーブレード
がガラス面に密着し、且つワイパーの作動方向に
応じて摺察面が傾かなければならいため、柔軟性
を必要とし、これをワイパー本体に取付けたので
はワイパー本体から抜脱したり、ワイパー本体の
取付部に対して弛んでしまつたりしてしまう。
ているワイパーリフイールは、ワイパーブレード
がガラス面に密着し、且つワイパーの作動方向に
応じて摺察面が傾かなければならいため、柔軟性
を必要とし、これをワイパー本体に取付けたので
はワイパー本体から抜脱したり、ワイパー本体の
取付部に対して弛んでしまつたりしてしまう。
そのために、ワイパーリフイールの全長にわた
つてバネ鋼の補強板を取付けねばならず、構造が
複雑化して高価なものとなつてしまう欠点があつ
た。
つてバネ鋼の補強板を取付けねばならず、構造が
複雑化して高価なものとなつてしまう欠点があつ
た。
そこで、或る程度の硬さのあるリフイールに、
柔軟なワイパーバフードを取付け、このリフイー
ルをワイパー本体に取付けるものが提案された。
柔軟なワイパーバフードを取付け、このリフイー
ルをワイパー本体に取付けるものが提案された。
しかし、これもワイパーブレードが極めて柔軟
性に富むため、リフイールの止着が不完全であつ
たり、止着の機構が複雑であつたり、リフイール
に対してワイパーブレードの交換ができなかつた
りする欠点があつた。
性に富むため、リフイールの止着が不完全であつ
たり、止着の機構が複雑であつたり、リフイール
に対してワイパーブレードの交換ができなかつた
りする欠点があつた。
本考案は、従来のワイパーリフイールの前述の
欠点を解消するためのもので、極めて簡単な機
構、操作でワイパーブレードをリフイールに確実
に着脱できるワイパーリフイールを提供すること
を目的とする。
欠点を解消するためのもので、極めて簡単な機
構、操作でワイパーブレードをリフイールに確実
に着脱できるワイパーリフイールを提供すること
を目的とする。
本考案は、前述の目的を達成するためのワイパ
ーリフイールの手段に関し、ワイパー本体の取付
爪に挿入される溝を備えると共に、該取付爪に係
合する係合片が設けられているリフイールに、対
向する一対の突条を突設し、ガラス面摺察部が設
けられているワイパーブレードにはリフイールの
対向する突条に挿入される溝部を設けると共に、
該溝部に挿入される鋸歯状部を設けた係止片は前
記リフイール内において前記突条とワイパーブレ
ードとの間に挿入し、前記鋸歯状部でワイパーブ
レードの溝部間を挾持させるものである。
ーリフイールの手段に関し、ワイパー本体の取付
爪に挿入される溝を備えると共に、該取付爪に係
合する係合片が設けられているリフイールに、対
向する一対の突条を突設し、ガラス面摺察部が設
けられているワイパーブレードにはリフイールの
対向する突条に挿入される溝部を設けると共に、
該溝部に挿入される鋸歯状部を設けた係止片は前
記リフイール内において前記突条とワイパーブレ
ードとの間に挿入し、前記鋸歯状部でワイパーブ
レードの溝部間を挾持させるものである。
本考案のワイパーリフイールは、ワイパー本体
に装着するリフイールの2本の対向する突条に挿
入するワイパーブレードの溝に、係止片の鋸歯状
部を挿入し、このワイパーブレードの溝と共に係
止片を突条間に挿入することによつて、ワイパー
ブレードと一緒に係止片を突条間に挿着する。
に装着するリフイールの2本の対向する突条に挿
入するワイパーブレードの溝に、係止片の鋸歯状
部を挿入し、このワイパーブレードの溝と共に係
止片を突条間に挿入することによつて、ワイパー
ブレードと一緒に係止片を突条間に挿着する。
そして、係止片の鋸歯状部を突条間の押圧力で
ワイパーブレードの溝部に喰い込ませ、ワイパー
ブレードがリフイールから抜脱するのを防止する
ものである。
ワイパーブレードの溝部に喰い込ませ、ワイパー
ブレードがリフイールから抜脱するのを防止する
ものである。
次に、本考案の実施の一例を、図面について以
下に説明する。
下に説明する。
図面において、Aはワイパー本体、Bはプラス
チツクで形成されたリフイール、Cはリフイール
Bの係合片、Dは柔軟なゴムで形成されたワイパ
ーブレード、EはワイパーブレードDの係止片で
ある。
チツクで形成されたリフイール、Cはリフイール
Bの係合片、Dは柔軟なゴムで形成されたワイパ
ーブレード、EはワイパーブレードDの係止片で
ある。
リフイールBは、その左右両側面に設けた溝部
1をワイパー本体Aの取付爪2に挿入する。
1をワイパー本体Aの取付爪2に挿入する。
このリフイールBには、係合片Cの左右から内
側に向つて突出する突片3と両側面4の突起5を
溝部1内に挿入し、且つ上方から下方に向つて突
出する突片6を上面の孔7に挿入することで、係
合片Cが取り付けられている。
側に向つて突出する突片3と両側面4の突起5を
溝部1内に挿入し、且つ上方から下方に向つて突
出する突片6を上面の孔7に挿入することで、係
合片Cが取り付けられている。
この係合片Cには斜面8を有する2つの弾性片
9が突設されていて、この係合片Cを溝部1と共
にワイパー本体の取付爪2に挿入して、前記斜面
8をワイパー本体の取付爪2の1面10に係入す
ることでリフイールBはワイパー本体Aに装着さ
れる。
9が突設されていて、この係合片Cを溝部1と共
にワイパー本体の取付爪2に挿入して、前記斜面
8をワイパー本体の取付爪2の1面10に係入す
ることでリフイールBはワイパー本体Aに装着さ
れる。
そして、斜面8を両側から押圧することで、取
付爪2の1面10より内方へ凹ませ、弾性片9,
9の斜面8,8の取付爪2の内壁に対する押圧を
解くことにより、リフイールBの溝部1を取付爪
2から抜き取ることができるようになつている。
付爪2の1面10より内方へ凹ませ、弾性片9,
9の斜面8,8の取付爪2の内壁に対する押圧を
解くことにより、リフイールBの溝部1を取付爪
2から抜き取ることができるようになつている。
このリフイールBには、左右両側から内方に向
つて2本の突条11が突設され、ワイパーブレー
ドDの左右側面に形成された2本の溝部12がこ
の突条11に挿入されるようになつている。
つて2本の突条11が突設され、ワイパーブレー
ドDの左右側面に形成された2本の溝部12がこ
の突条11に挿入されるようになつている。
又、ワイパーブレードDは第2の溝部13によ
つて、ガラス面を摺察する摺察部14が、ワイパ
ー本体Aの動作方向に応じて傾くことができるよ
うになつている。
つて、ガラス面を摺察する摺察部14が、ワイパ
ー本体Aの動作方向に応じて傾くことができるよ
うになつている。
そして、摘部15を形成された係止片Eには、
対向する鋸歯状部16が弾性的に形成されてい
る。
対向する鋸歯状部16が弾性的に形成されてい
る。
この係止片Eは、鋸歯状部16をワイパーブレ
ードDの溝部12に挿入した後、係止片Eをリフ
イールBの突条11間の上方にあるようにして、
溝部12を突条11に挿入することで、ワイパー
ブレードDをリフイールBに挿着する。
ードDの溝部12に挿入した後、係止片Eをリフ
イールBの突条11間の上方にあるようにして、
溝部12を突条11に挿入することで、ワイパー
ブレードDをリフイールBに挿着する。
すると、係止片Eの鋸歯状部16は突条11の
上の対向する内壁部分で内側に押され、ワイパー
ブレードDの溝部12間に喰い込むようになるた
め、ワイパーブレードDはリフイールBから抜脱
しなくなる。
上の対向する内壁部分で内側に押され、ワイパー
ブレードDの溝部12間に喰い込むようになるた
め、ワイパーブレードDはリフイールBから抜脱
しなくなる。
従つて、ワイパーブレードDのリフイールの装
着作業は極めて容易に行われる。
着作業は極めて容易に行われる。
又、ワイパーブレードDが摩耗、或いは表面層
の疲労等で、雨滴の除去が不完全となつた時には
係止片Eの摘部15を持つて、係止片Eをリフイ
ールから引き抜くようにすれば、ワイパーブレー
ドDはリフイールBから簡単に抜き取られ、その
交換も可能である。
の疲労等で、雨滴の除去が不完全となつた時には
係止片Eの摘部15を持つて、係止片Eをリフイ
ールから引き抜くようにすれば、ワイパーブレー
ドDはリフイールBから簡単に抜き取られ、その
交換も可能である。
本考案のワイパーリフイールは、叙上のように
従来と同様にしてワイパー本体に着脱でき、雨滴
の除去が不完全となつた時にワイパーリフイール
全体を交換することができる。
従来と同様にしてワイパー本体に着脱でき、雨滴
の除去が不完全となつた時にワイパーリフイール
全体を交換することができる。
又、リフイールを適度な硬さのプラスチツク等
で形成することにより、従来のようなワイパーリ
フイールの補強体を必要としない。
で形成することにより、従来のようなワイパーリ
フイールの補強体を必要としない。
そして、リフイールへのワイパーブレードの装
着は、押出成型、或いは引抜き成形で形成された
リフイールやワイパーブレードに特別の加工を行
うことなく、係止片の付加によつて確実、且つ簡
単に行われ、使用中にワイパーブレードが抜け脱
したり、特別加工によるコストアツプや、作業の
困難さによる作業の能率の悪さもない。
着は、押出成型、或いは引抜き成形で形成された
リフイールやワイパーブレードに特別の加工を行
うことなく、係止片の付加によつて確実、且つ簡
単に行われ、使用中にワイパーブレードが抜け脱
したり、特別加工によるコストアツプや、作業の
困難さによる作業の能率の悪さもない。
更に、必要に応じては、リフイールに対してワ
イパーブレードを交換することも可能である等の
効果を有するものである。
イパーブレードを交換することも可能である等の
効果を有するものである。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は分解状態の要部の斜面図、第2図は同上のリフ
イールと係合片、ワイパーブレードと係止片を組
付けた斜面図、第3図はワイパー本体への取付状
態の斜面図、第4図は第3図の断面図である。 A……ワイパー本体、B……リフイール、C…
…係合片、D……ワイパーブレード、E……係止
片、1……溝部、2……取付爪、11……突条、
12……溝部、14……摺擦部、15……摘部、
16……鋸歯状部。
は分解状態の要部の斜面図、第2図は同上のリフ
イールと係合片、ワイパーブレードと係止片を組
付けた斜面図、第3図はワイパー本体への取付状
態の斜面図、第4図は第3図の断面図である。 A……ワイパー本体、B……リフイール、C…
…係合片、D……ワイパーブレード、E……係止
片、1……溝部、2……取付爪、11……突条、
12……溝部、14……摺擦部、15……摘部、
16……鋸歯状部。
Claims (1)
- ワイパー本体の取付爪に挿入される溝を備える
と共に、該取付爪に係合する係合片が設けられて
いるリフイールに、対向する一対の突条を突設
し、ガラス面摺察部が設けられているワイパーブ
レードにはリフイールの対向する突条に挿入され
る溝部を設けると共に、該溝部に挿入される鋸歯
状部を設けた係止片は前記リフイール内において
前記突条とワイパーブレードとの間に挿入し、前
記鋸歯状部でワイパーブレードの溝部間を挾持す
ることを特徴とするワイパーリフイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10236188U JPH0542695Y2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10236188U JPH0542695Y2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0224754U JPH0224754U (ja) | 1990-02-19 |
JPH0542695Y2 true JPH0542695Y2 (ja) | 1993-10-27 |
Family
ID=31332202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10236188U Expired - Lifetime JPH0542695Y2 (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0542695Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5546320B2 (ja) * | 2010-04-01 | 2014-07-09 | ヤマハ発動機株式会社 | ロボット |
JP6174398B2 (ja) * | 2013-07-05 | 2017-08-02 | エドワーズ株式会社 | 真空ポンプ |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP10236188U patent/JPH0542695Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0224754U (ja) | 1990-02-19 |
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