JPH0538499Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0538499Y2 JPH0538499Y2 JP1986094180U JP9418086U JPH0538499Y2 JP H0538499 Y2 JPH0538499 Y2 JP H0538499Y2 JP 1986094180 U JP1986094180 U JP 1986094180U JP 9418086 U JP9418086 U JP 9418086U JP H0538499 Y2 JPH0538499 Y2 JP H0538499Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- push button
- point
- lever member
- force
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000035807 sensation Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 2
- 101100441413 Caenorhabditis elegans cup-15 gene Proteins 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 210000003811 finger Anatomy 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、例えばビデオカメラに配されるス
イツチに用いて好適なスイツチ釦のクリツク機構
に関する。
イツチに用いて好適なスイツチ釦のクリツク機構
に関する。
この考案は、スイツチ釦のクリツク機構におい
て、タクトスイツチを支点から作用点までの距離
が支点から力点までの距離より長いてこ機構を用
いて押圧することにより、クリツク感を向上さ
せ、誤動作を防止するようにしたものである。
て、タクトスイツチを支点から作用点までの距離
が支点から力点までの距離より長いてこ機構を用
いて押圧することにより、クリツク感を向上さ
せ、誤動作を防止するようにしたものである。
〔従来の技術〕
ビデオカメラには、録画開始時に操作される録
画釦が設けられている。第7図はかかる従来のビ
デオカメラの録画釦の一例である。
画釦が設けられている。第7図はかかる従来のビ
デオカメラの録画釦の一例である。
第7図において101はタクトスイツチ、10
2は押釦である。タクトスイツチ101として
は、そのスイツチ操作部108がゴムで被れた消
音型のものが用いられる。タクトスイツチ101
が基板103上に配置される。キヤビネツト10
4に凹部105が形成され、凹部105の中心部
に貫通孔106が形成される。この貫通孔106
に押釦102の軸部が挿入され、凹部105に押
釦102の頭部が嵌合される。押釦102の頭部
の底面と凹部105の底面との間にコイルスプリ
ング107が介挿される。
2は押釦である。タクトスイツチ101として
は、そのスイツチ操作部108がゴムで被れた消
音型のものが用いられる。タクトスイツチ101
が基板103上に配置される。キヤビネツト10
4に凹部105が形成され、凹部105の中心部
に貫通孔106が形成される。この貫通孔106
に押釦102の軸部が挿入され、凹部105に押
釦102の頭部が嵌合される。押釦102の頭部
の底面と凹部105の底面との間にコイルスプリ
ング107が介挿される。
押釦102が押圧されていない時には、押釦1
02がコイルスプリング107に付勢され、左方
に移動されている。このため、タクトスイツチ1
01のスイツチ操作部108は押圧されていな
い。押釦102を押圧すると、押釦102の軸部
がタクトスイツチ101のスイツチ操作部108
を押圧し、タクトスイツチ101がオンされる。
02がコイルスプリング107に付勢され、左方
に移動されている。このため、タクトスイツチ1
01のスイツチ操作部108は押圧されていな
い。押釦102を押圧すると、押釦102の軸部
がタクトスイツチ101のスイツチ操作部108
を押圧し、タクトスイツチ101がオンされる。
ビデオカメラの録画釦は、その本体匣体の背面
に設けられ、右手の親指で操作される場合が多
い。親指は、他の指に比べて力が強い反面、感覚
が鈍い。このため、ビデオカメラの録画釦には、
十分なクリツク感が得られるクリツク機構が必要
とされ、クリツク感が十分得られないと、誤操作
される虞がある。
に設けられ、右手の親指で操作される場合が多
い。親指は、他の指に比べて力が強い反面、感覚
が鈍い。このため、ビデオカメラの録画釦には、
十分なクリツク感が得られるクリツク機構が必要
とされ、クリツク感が十分得られないと、誤操作
される虞がある。
従来のビデオカメラの録画ボタンは、タクトス
イツチ101のスイツチ操作部108を押釦10
2で押圧する構成とされているため、クリツク感
が十分得られないものであつた。
イツチ101のスイツチ操作部108を押釦10
2で押圧する構成とされているため、クリツク感
が十分得られないものであつた。
したがつて、この考案の目的で、クリツク感が
十分得られ、誤操作を防止できるスイツチ釦のク
リツク機構を提供することにある。
十分得られ、誤操作を防止できるスイツチ釦のク
リツク機構を提供することにある。
この考案は、板状部材34を回転自在に固定し
てなるてこ機構と、てこ機構の作用点に配設され
たタクトスイツチ31と、てこ機構の力点に配設
された押釦部材22とからなり、支点から作用点
までの距離を支点から力点までの距離よりも長く
するようにしたスイツチ釦のクリツク機構であ
る。
てなるてこ機構と、てこ機構の作用点に配設され
たタクトスイツチ31と、てこ機構の力点に配設
された押釦部材22とからなり、支点から作用点
までの距離を支点から力点までの距離よりも長く
するようにしたスイツチ釦のクリツク機構であ
る。
押釦22が押されると、てこ部材34の隆起部
39が押され、てこ部材34の端部34aよりタ
クトスイツチ31のスイツチ操作部31aが押圧
される。てこ部材34の端部34bから端部34
aまでの距離は端部34bから隆起部39までの
距離より長いので、これにより、押圧力が大きく
なり、ストロークが短くなる。このため、押圧力
の変化が著しくなり、クリツク感が向上される。
39が押され、てこ部材34の端部34aよりタ
クトスイツチ31のスイツチ操作部31aが押圧
される。てこ部材34の端部34bから端部34
aまでの距離は端部34bから隆起部39までの
距離より長いので、これにより、押圧力が大きく
なり、ストロークが短くなる。このため、押圧力
の変化が著しくなり、クリツク感が向上される。
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
第4図及び第5図はこの考案が適用されたカメ
ラ一体型VTRの全体構成を示すものである。第
4図及び第5図において、1はカメラ一体型
VTRの本体であり、2は撮影を行う際にこのカ
メラ一体型VTR本体1を把持するグリツプ体で
ある。
ラ一体型VTRの全体構成を示すものである。第
4図及び第5図において、1はカメラ一体型
VTRの本体であり、2は撮影を行う際にこのカ
メラ一体型VTR本体1を把持するグリツプ体で
ある。
本体匣体3内にはカメラ部5及びVTR部6が
夫々収納されており、更に本体匣体3の前面3a
の上部において形成された四角状の窓孔8に対向
して、前面3aより僅かに後退した位置に窓枠が
固定され、カメラ部5の対物レンズ7はこの窓枠
により外部に臨まされている。そしてこの前面3
aの背面側には窓枠板との間において、適当な手
段により防塵カバー9が上下に摺動自在となるよ
うに取付けられており、その上端縁が前面3aの
窓枠8より、僅かに外方に突出されてカバー9の
摘子部10となされている。
夫々収納されており、更に本体匣体3の前面3a
の上部において形成された四角状の窓孔8に対向
して、前面3aより僅かに後退した位置に窓枠が
固定され、カメラ部5の対物レンズ7はこの窓枠
により外部に臨まされている。そしてこの前面3
aの背面側には窓枠板との間において、適当な手
段により防塵カバー9が上下に摺動自在となるよ
うに取付けられており、その上端縁が前面3aの
窓枠8より、僅かに外方に突出されてカバー9の
摘子部10となされている。
本体匣体3の上面3cより左側面3eにかけ
て、本体匣体3と同一輪郭となるように蓋体11
が取付けられており、これは、その下縁をヒンジ
として本体匣体3に対して回動自在となされてお
り、蓋体11の開蓋状態で、VTR部6のカセツ
ト装着部(図示せず)に対してテープカセツト
(図示せず)を着脱自在に装着できるように構成
されている。
て、本体匣体3と同一輪郭となるように蓋体11
が取付けられており、これは、その下縁をヒンジ
として本体匣体3に対して回動自在となされてお
り、蓋体11の開蓋状態で、VTR部6のカセツ
ト装着部(図示せず)に対してテープカセツト
(図示せず)を着脱自在に装着できるように構成
されている。
一方、グリツプ体2にあつては、そのグリツプ
匣体4内の上部において光学ビユーフアインダ1
2が組込まれている。13はその対物レンズであ
つてグリツプ匣体4の前面4aの上部において、
これに形成された窓枠14より外部に臨まされて
いる。そしてこのグリツプ匣体4の後面の上端に
は弾性材料で形成されたいわゆるアイカツプ15
が取付けられ、これには接眼レンズ(図示せず)
が取付けられ、かくして対物レンズ13より接眼
レンズの間で光学系が形成され、光学ビユーフア
インダ12が構成されている。尚この光学ビユー
フアインダ12は、上述したカメラ部5の対物レ
ンズ7による光学系とは全く独立している。
匣体4内の上部において光学ビユーフアインダ1
2が組込まれている。13はその対物レンズであ
つてグリツプ匣体4の前面4aの上部において、
これに形成された窓枠14より外部に臨まされて
いる。そしてこのグリツプ匣体4の後面の上端に
は弾性材料で形成されたいわゆるアイカツプ15
が取付けられ、これには接眼レンズ(図示せず)
が取付けられ、かくして対物レンズ13より接眼
レンズの間で光学系が形成され、光学ビユーフア
インダ12が構成されている。尚この光学ビユー
フアインダ12は、上述したカメラ部5の対物レ
ンズ7による光学系とは全く独立している。
グリツプ匣体4内にはバツテリ16が着脱自在
に収納される。17はこのバツテリ16の出入口
であり、グリツプ匣体4の前面4aに形成されて
いる。また、このグリツプ匣体4には、その右側
面4fに対向するようにバンド19が取付けられ
ており、撮像者はこのバンド19とグリツプ匣体
4との間に右手を挿し込んでこのグリツプ匣体4
を把持するようになされている。
に収納される。17はこのバツテリ16の出入口
であり、グリツプ匣体4の前面4aに形成されて
いる。また、このグリツプ匣体4には、その右側
面4fに対向するようにバンド19が取付けられ
ており、撮像者はこのバンド19とグリツプ匣体
4との間に右手を挿し込んでこのグリツプ匣体4
を把持するようになされている。
本体匣体3の右側面と、グリツプ匣体4の左側
面とは、これら両者が互いに対接する結合側面と
なされており、これら各面に結合手段が形成され
ている。グリツプ匣体の後面4bには、第5図に
示すように、レバー21が設けられていて、この
レバー21を操作することにより、本体1とグリ
ツプ体2とが分割できるようになされている。ま
た、グリツプ匣体4内の後面4bには録画スイツ
チ用の押釦が設けられている。この押釦22は軽
くプツシユすると、スタンバイ状態となり、更に
強くプツシユするとテープが走行し、記録がなさ
れる。
面とは、これら両者が互いに対接する結合側面と
なされており、これら各面に結合手段が形成され
ている。グリツプ匣体の後面4bには、第5図に
示すように、レバー21が設けられていて、この
レバー21を操作することにより、本体1とグリ
ツプ体2とが分割できるようになされている。ま
た、グリツプ匣体4内の後面4bには録画スイツ
チ用の押釦が設けられている。この押釦22は軽
くプツシユすると、スタンバイ状態となり、更に
強くプツシユするとテープが走行し、記録がなさ
れる。
この録画スイツチ用の押釦22について詳述す
る。第1図、第2図及び第3図は、本体匣体3の
後面4b内の押釦22の近傍を示すものである。
第1図〜第3図において、31はタクトスイツ
チ、32はリーフスイツチである。タクトスイツ
チ31は、録画開始を制御するスイツチである。
リーフスイツチ32は、スタンバイ状態を設定す
るスイツチである。タクトスイツチ31として
は、そのスイツチ操作部31aがゴムで被われた
消音型のものが用いられる。タクトスイツチ31
は、基板30上に配置される。リーフスイツチ3
2は、本体匣体4の左側面4eに固定される。3
4はてこ部材である。てこ部材34の一端34b
は、グリツプ匣体4の左側面4eから内方に突出
したボス36により回転自在に固定される。
る。第1図、第2図及び第3図は、本体匣体3の
後面4b内の押釦22の近傍を示すものである。
第1図〜第3図において、31はタクトスイツ
チ、32はリーフスイツチである。タクトスイツ
チ31は、録画開始を制御するスイツチである。
リーフスイツチ32は、スタンバイ状態を設定す
るスイツチである。タクトスイツチ31として
は、そのスイツチ操作部31aがゴムで被われた
消音型のものが用いられる。タクトスイツチ31
は、基板30上に配置される。リーフスイツチ3
2は、本体匣体4の左側面4eに固定される。3
4はてこ部材である。てこ部材34の一端34b
は、グリツプ匣体4の左側面4eから内方に突出
したボス36により回転自在に固定される。
第2図及び第3図に示すように、本体匣体4の
後面4bに押釦22の頭部22aが嵌合される凹
部37が形成され、凹部37の中心部に貫通孔3
8が形成される。この貫通孔38の位置は、てこ
部材34に形成される隆起部39に対応してい
る。貫通孔38に押釦22の軸部21bが挿入さ
れ、凹部37に押釦22の頭部22aが嵌合され
る。押釦22の頭部22aの底面と凹部37の底
面との間にコイルスプリング40が介挿される。
押釦22の頭部22aを押圧すると、第3図に示
すように、押釦22の軸部22bがてこ部材34
の隆起部39に当接する。
後面4bに押釦22の頭部22aが嵌合される凹
部37が形成され、凹部37の中心部に貫通孔3
8が形成される。この貫通孔38の位置は、てこ
部材34に形成される隆起部39に対応してい
る。貫通孔38に押釦22の軸部21bが挿入さ
れ、凹部37に押釦22の頭部22aが嵌合され
る。押釦22の頭部22aの底面と凹部37の底
面との間にコイルスプリング40が介挿される。
押釦22の頭部22aを押圧すると、第3図に示
すように、押釦22の軸部22bがてこ部材34
の隆起部39に当接する。
てこ部材34の端部34aには、突出片41が
延設される。この突出片41にリーフスイツチ3
2のスイツチ片32aが当接される。てこ部材3
4は、このリーフスイツチ32の弾性により上方
に付勢される。
延設される。この突出片41にリーフスイツチ3
2のスイツチ片32aが当接される。てこ部材3
4は、このリーフスイツチ32の弾性により上方
に付勢される。
なお、42,43はてこ部材34の動く範囲を
規制するための突起である。
規制するための突起である。
押釦22を軽く押圧すると、押釦22の軸部2
2bがてこ部材34の隆起部39に当接し、てこ
部材34が矢印Aで示す方向に揺動される。これ
により、リーフスイツチ32のスイツチ片32a
とスイツチ片32aが接触され、スタンバイ状態
に設定される。押釦22を更に強く押すと、第3
図に示すように、てこ部材34の端部34aによ
りタクトスイツチ31のスイツチ操作部31Aが
押圧され、録画状態に設定される。
2bがてこ部材34の隆起部39に当接し、てこ
部材34が矢印Aで示す方向に揺動される。これ
により、リーフスイツチ32のスイツチ片32a
とスイツチ片32aが接触され、スタンバイ状態
に設定される。押釦22を更に強く押すと、第3
図に示すように、てこ部材34の端部34aによ
りタクトスイツチ31のスイツチ操作部31Aが
押圧され、録画状態に設定される。
なお、押釦22の軸部22bが当接するてこ部
材34の隆起部39は、円形をなしているため、
常に線接触となり、ガタが生じにくい。
材34の隆起部39は、円形をなしているため、
常に線接触となり、ガタが生じにくい。
上述のように、押釦22を軽くプツシユすると
リーフスイツチ32がオンしてスタンバイ状態に
設定され、押釦22を更に押すと、タクトスイツ
チ31がオンされ録画状態に設定される。タクト
スイツチ31は、てこ部材34を介して押圧され
るので、クリツク感が向上され、誤操作が防止さ
れる。
リーフスイツチ32がオンしてスタンバイ状態に
設定され、押釦22を更に押すと、タクトスイツ
チ31がオンされ録画状態に設定される。タクト
スイツチ31は、てこ部材34を介して押圧され
るので、クリツク感が向上され、誤操作が防止さ
れる。
つまり、てこ部材34からなるてこ機構の支点
は、てこ部材34の端部34bであり、その力点
は、押釦22の軸部22bが当接する隆起部39
であり、その作用点は、タクトスイツチ31のス
イツチ操作部31aと当接する端部34aであ
る。端部34bから端部34aまでの距離は端部
34bから隆起部39までの距離より長く、その
長さの比は例えば(2.2:1)である。したがつ
て、てこ部材34が設けられることにより、押釦
22でタクトスイツチ31を押圧する力が例えば
2.2倍必要になり、そのストロークが(1/2.2)
になる。すなわち、第6図は押釦22を押す力と
ストロークとの関係を示すものである。第6図に
おいて横軸がストロークを示し、縦軸が力を示
し、A1がてこ部材34が設けられた場合の関係
を示し、A2がてこ部材34が設けられず、タク
トスイツチ31を直接押した場合の関係を示して
いる。なお、説明の簡単のため、コイルスプリン
グ40の抗力は無視することとし、ストローク
は、押釦22の軸部22が隆起部39に当接した
ときを0とする。
は、てこ部材34の端部34bであり、その力点
は、押釦22の軸部22bが当接する隆起部39
であり、その作用点は、タクトスイツチ31のス
イツチ操作部31aと当接する端部34aであ
る。端部34bから端部34aまでの距離は端部
34bから隆起部39までの距離より長く、その
長さの比は例えば(2.2:1)である。したがつ
て、てこ部材34が設けられることにより、押釦
22でタクトスイツチ31を押圧する力が例えば
2.2倍必要になり、そのストロークが(1/2.2)
になる。すなわち、第6図は押釦22を押す力と
ストロークとの関係を示すものである。第6図に
おいて横軸がストロークを示し、縦軸が力を示
し、A1がてこ部材34が設けられた場合の関係
を示し、A2がてこ部材34が設けられず、タク
トスイツチ31を直接押した場合の関係を示して
いる。なお、説明の簡単のため、コイルスプリン
グ40の抗力は無視することとし、ストローク
は、押釦22の軸部22が隆起部39に当接した
ときを0とする。
てこ部材34が設けられると、タクトスイツチ
31をオンさせるまでのストロークl1がてこ部材
34が設けられていないときのストロークl2に比
べて短くなり、その時の押圧力F1がてこ部材3
4が設けられていない時の押圧力F2より大きく
なる。このため、第6図から明らかなように、て
こ部材34が設けられると、タクトスイツチ31
をオンしたときのストロークに対する押圧力の変
化は著しくなり、クリツク感が向上される。
31をオンさせるまでのストロークl1がてこ部材
34が設けられていないときのストロークl2に比
べて短くなり、その時の押圧力F1がてこ部材3
4が設けられていない時の押圧力F2より大きく
なる。このため、第6図から明らかなように、て
こ部材34が設けられると、タクトスイツチ31
をオンしたときのストロークに対する押圧力の変
化は著しくなり、クリツク感が向上される。
この考案に依れば、タクトスイツチが支点から
作用点までの距離が支点から力点までの距離より
長いてこ機構を用いて押圧されるので、クリツク
感が向上され、誤操作が防止される。
作用点までの距離が支点から力点までの距離より
長いてこ機構を用いて押圧されるので、クリツク
感が向上され、誤操作が防止される。
第1図はこの考案の一実施例の平面断面図、第
2図及び第3図はこの考案の一実施例の側面断面
図、第4図及び第5図はこの考案が適用されるカ
メラ一体型VTRの斜視図、第6図はこの考案の
一実施例の効果を示すグラフ、第7図は従来のス
イツチ釦のクリツク機構の一例を示す断面図であ
る。 図面における主要な符号の説明、22……押
釦、31……タクトスイツチ、32……リーフス
イツチ、34……てこ部材。
2図及び第3図はこの考案の一実施例の側面断面
図、第4図及び第5図はこの考案が適用されるカ
メラ一体型VTRの斜視図、第6図はこの考案の
一実施例の効果を示すグラフ、第7図は従来のス
イツチ釦のクリツク機構の一例を示す断面図であ
る。 図面における主要な符号の説明、22……押
釦、31……タクトスイツチ、32……リーフス
イツチ、34……てこ部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 板状部材一端を回転自在に固定してなるてこ機
構と、 上記てこ機構の作用点に配設されたタクトスイ
ツチと、 上記てこ機構の力点に配設された押釦部材と、 上記押釦部材の押圧により接し上記てこ機構の
力点部に配設された半円状の隆起部と、 上記押釦部材の押圧に応じて回動するてこ機構
の回動範囲を規制する回動規制部材と からなり、支点から上記作用点までの距離を上記
支点から上記力点までの距離よりも長くするよう
にしたスイツチ釦のクリツク機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986094180U JPH0538499Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986094180U JPH0538499Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS632337U JPS632337U (ja) | 1988-01-08 |
JPH0538499Y2 true JPH0538499Y2 (ja) | 1993-09-29 |
Family
ID=30957390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986094180U Expired - Lifetime JPH0538499Y2 (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538499Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4807849B2 (ja) * | 2006-10-06 | 2011-11-02 | パイオニア株式会社 | 操作スイッチ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58176336U (ja) * | 1982-05-21 | 1983-11-25 | パイオニア株式会社 | 押釦装置 |
JPS6071033U (ja) * | 1983-10-20 | 1985-05-20 | シャープ株式会社 | 押釦装置 |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP1986094180U patent/JPH0538499Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS632337U (ja) | 1988-01-08 |
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