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JPH0537291Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0537291Y2
JPH0537291Y2 JP15638887U JP15638887U JPH0537291Y2 JP H0537291 Y2 JPH0537291 Y2 JP H0537291Y2 JP 15638887 U JP15638887 U JP 15638887U JP 15638887 U JP15638887 U JP 15638887U JP H0537291 Y2 JPH0537291 Y2 JP H0537291Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
constant current
transistor
resistor
supply terminal
circuit
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP15638887U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0161716U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15638887U priority Critical patent/JPH0537291Y2/ja
Publication of JPH0161716U publication Critical patent/JPH0161716U/ja
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Publication of JPH0537291Y2 publication Critical patent/JPH0537291Y2/ja
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  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば、ボタン電話装置又はホーム
テレホン等の電話システムのトランク等に好適な
定電流回路に関し、更に詳細には、高インピーダ
ンスの定電流回路に関する。
[従来の技術] 従来の電話システムのトランクにおける定電流
回路は、第10図に示す如く電源端子1と定電流
供給端子2との間に保護用抵抗3と抵抗4と定電
流化用トランジスタ5と電流設定用抵抗6と逆流
阻止用ダイオード5とを順次に接続し、抵抗4の
左端とトランジスタ5のベースとの間にベース電
流供給用抵抗8を接続し、ベースと抵抗6の右端
との間に2個のバイアス設定用ダイオード9,1
0を接続し、抵抗4の左端とグランドとの間に電
源ノイズ防止用電解コンデンサ11を接続するこ
とにより構成されている。
この定電流回路によれば、ダイオード9,10
によつて一定のバイアス電圧をトランジスタ5の
ベース・エミツタ接合と抵抗6との直列回路に与
えることができるので、定電流供給端子2とグラ
ンドとの間に接続された電話機から成る負荷12
に定電流(バイアス直流電流)を供給することが
できる。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、第10図の定電流回路のインピーダ
ンス周波数特性は第11図に示す如くであつて、
負荷12が100Ωの時の定電流供給端子2から見
たインピーダンス値Zは500〜600Ω程度である。
定電流回路のインピーダンス値が上述の値であつ
ても、負荷12が単独で使用される場合にはさほ
ど問題がないが、ボタン電話装置13に第10図
に示す如く負荷12と定電流回路を同時に接続す
る場合には問題がある。
次に、この問題を第12図によつて説明する。
ボタン電話装置13の内線通話路系統は、内線ト
ランク14、ボタン電話子機15,16を含み、
ボタン電話子機15,16が相互に通話可能であ
ると共に、無極性の結合コンデンサ17を介して
接続された負荷12の内の単独電話機18とも通
話可能に構成されている。なお、各ボタン電話子
機15,16は内蔵されているフツクスイツチ1
9,20を介して相互に接続され且つ内線トラン
ス14に接続されている。また単独電話機18は
フツクスイツチ21を介して単独電話トランク2
2に接続され、且つ内線電話子機15,16に接
続れる。単独電話機18とボタン電話子機15又
は16とが通話する場合には、結合コンデンサ1
7を介して通話信号が伝送され、ボタン電話子機
15又は16から単独電話機18に送られる通話
信号の負荷は単独電話機18と単独電話トランク
22との両方となる。なお、内線トランク14も
負荷になり得るが、通常ハイインピーダンスに形
成されるため特に問題にはならない。単独電話ト
ランク22は第10図に示す定電流回路を含むの
で、この定電流回路のインピーダンスが低いと通
話レベルの低下が生じる。また、側音のバランス
も悪くなる。従つて、単独電話機の定電流回路の
インピーダンスは理想的には無限大であることが
好ましく、現実的には6kΩ以上が望まれる。
そこで、本考案の目的は、インピーダンスの高
い定電流回路を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決し、上記目的を達成するため
の本考案は、実施例を示す第1図符号を参照して
説明すると、電源端子1と定電流供給端子2との
間に直列に接続されたトランジスタ5と、前記ト
ランジスタ5に直列に接続された保護用抵抗3
と、前記トランジスタ5のエミツタに接続され且
つ前記電源端子1と前記定電流供給端子2との間
に直列に配置されている電流設定用抵抗6と、一
定のバイアス電圧を与えるために前記トランジス
タ5のベース・エミツタ接合と前記電流設定用抵
抗6とに対して並列に接続された少なくとも2個
のPN接合素子9,10の直列回路と、前記少な
くとも2個のPN接合素子の直列回路に対して並
列接続されたコンデンサ23と、前記トランジス
タ5のベースとコレクタとの間に接続された定電
流ダイオード24とから成る定電流回路に係わる
ものである。
[作用] 上記考案の定電流回路では、低電流ダイオード
24をトランジスタのコレクタ・ベース間に接続
することによりコレクタへのバイアス電流を一定
に保持することができるため、直流抵抗が高くな
る。また、バイアス用のPN接合に並列に接続さ
れたコンデンサ23は、トランジスタ5がオフし
ている時(バイアス電流が極めて小さい時)の定
電流供給端子2側から見たインピーダンスを高め
る機能を有する。
[第1の実施例] 次に、本考案の第1の実施例に係わるボタン電
話機システムにおける定電流回路を第1図に基づ
いて説明する。但し、第1図において第10図及
び第12図と共通する部分には同一の符号を付し
てその説明を省略する。
第1図の定電流回路は、第12図は単独電話ト
ランク22に含まれるものであつて、20ボルト
の電源端子1と定電流供給端子2との間に保護用
抵抗3と電流設定用抵抗6とPNP型トランジス
タ5と逆流阻止用ダイオード7とをこの順番に直
列接続し、抵抗6の左端とトランジスタ5のベー
スとの間に2つのダイオード9,10を順方向に
接続し、これ等のダイオード9,10に並列に電
解コンデンサから成る有極性コンデンサ23を接
続し、ベースとコレクタ間に抵抗8を介して定電
流ダイオード24を接続することによつて構成さ
れている。コンデンサ23は電源端子1側が正と
なる極性に接続されている。
次に、各部の具体例を示す。抵抗3は47Ω(使
用可能範囲は14〜140Ω)、抵抗6は12Ω(使用可
能範囲は3.6〜36Ω)、コンデンサ23は3.3μF/
50V(使用可能範囲は1〜10μF)、ダイオード9,
10は夫々汎用の整流ダイオードトランジスタ5
は1W定格PNPトランジスタ、抵抗8は10kΩ(使
用可能範囲は0〜30kΩ)、逆流阻止用ダイオード
7は汎用の整流ダイオード、定電流ダイオード2
4は500μA(使用可能範囲は150μA〜1.5mA)を
流すことができる例えば石塚電子(株)の定電流ダイ
オード501である。
[動作] 定電流供給端子2に負荷12が接続されると、
ダイオード9,10との順方向電圧が接続点25
とベースとの間に一定バイアス電圧として印加さ
れ、これに応じた電流がトランジスタ5を通つて
流れる。トランジスタ5で定電流化されて定電流
供給端子2に流れ込む直流電流は、抵抗6の値に
よつて調整可能であり、この値が12Ωの場合には
約35mAとなる。
第1図の定電流回路のインピーダンス値は第2
図に示す如く200Hzで6kΩ程度であり、周波数が
高くなるに従つて高くなる。この様に高いインピ
ーダンス値は、定電流供給端子2から見た定電流
ダイオード24のインピーダンスが大きいために
得られる。
この様に定電流回路のインピーダンス値が高く
なると、ボタン電話装置13内のボタン電話子機
と負荷12の単独電話機とが通話するときに、通
話信号の定電流回路に基づく損失が少なくなり、
通話レベルの低下が少なくなる。
また、定電流回路のインピーダンスが大きくな
ると、電源ノズルが負荷12に到達するまでに大
幅に減衰されるため、第10図で設けたノイズ除
去用コンデンサ11を省くこともできる。
なお、第1図に示す如くトランジスタ5を
PNP型とすれば、負荷12に流れるバイアス直
流電流(定電流)が極めて小さくても定電流供給
端子2から見たインピーダンス値を高くすること
ができる。第10図のトランジスタ5がNPN型
の場合には負荷12の直流バイアス電流が極めて
小さい時に定電流供給端子2側から見たインピー
ダンスを低くすることができる。従つて、第1図
示す定電流回路を用いれば、負荷に流れるバイア
ス直流電流(定電流)が極めて小さい場合、例え
ば内線オンフツクダイアル、内線スピーカ受話な
ど内線トランクの電流を流さない動作モードの場
合に定電流供給端子2から見たインピーダンスを
高くすることができるため、第12図に示すボタ
ン電話装置13を内線トランク14に用いて通話
に悪影響しないようにすることができる。
[第2の実施例] 第3図は本考案の第2の実施例の定電流回路を
示す。この定電流回路は、負荷12に比較的大き
なバイアス直流電流(定電流)を流すものである
から、トランジスタ5として第10図と同様に
NPN型が使用されている。この第3図では、電
源端子1と定電流供給端子2との間に、抵抗3、
トランジスタ5、抵抗6、逆流阻止用ダイオード
7がこの順に接続されている。ダイオード9,1
0及びコンデンサ23は第1図と同様にエミツタ
接合と抵抗6に並列に接続され、抵抗8と定電流
ダイオード24はコレクタ・ベース間に接続され
ている。第3図の定電流回路も第1図と実質的に
同様に動作し、高インピーダンス値を有するの
で、通話信号のレベル低下が少なくなる。
[実施例] 本考案は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形な可能なものである。
(1) 第4図に示す如く定電流ダイオード24に流
れる電流を制限する必要がない場合には、トラ
ンジスタ5のベース・コレクタ間に第1図の抵
抗8を介さないで定電流ダイオード24を接続
してもよい。
(2) 第5図に示す如くトランジスタ5をNPN型
にした場合にも、第3図の抵抗8に相当するも
のを設けなくてもよい。
(3) 第6図、第7図、第8図及び第9図に示す如
く電源端子1が負(−Vcc)である場合にも適
用可能である。
(4) ボタン電話装置と単独電話機とを含む回路の
定電流電源回路に限ることなく、高インピーダ
ンスが要求される他の定電流回路にも適用可能
である。
(5) 逆流阻止用ダイオード7が不要な場合には第
4図、第5図、第8図、第9図に示すように省
いてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、インピー
ダンスの高い定電流回路を簡単な構成で得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例に係わる定電流
回路を示す回路図、第2図は第1図の定電流回路
のインピーダンス周波数特性図、第3図は本考案
の第2の実施例の定電流回路を示す回路図、第4
図、第5図、第6図、第7図、第8図及び第9図
は種々の変形例の定電流回路を示す回路図、第1
0図は従来の定電流回路を示す回路図、第11図
は第10図の定電流回路のインピーダンス周波数
特性図、第12図はボタン電話装置における内線
通話路系統を示すブロツク図である。 1……電源端子、2……定電流供給端子、3…
…保護用抵抗、5……トランジスタ、6……電流
設定用抵抗、7……逆流阻止用ダイオード、9,
10……ダイオード、23……コンデンサ、24
……定電流ダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 [1] 電源端子1と定電流供給端子2との間に
    直列に接続されたトランジスタ5と、 前記トランジスタ5に直列に接続された保護
    用抵抗3と、 前記トランジスタ5のエミツタに接続され且
    つ前記電源端子1と前記定電流供給端子2との
    間に直列に配置されている電流設定用抵抗6
    と、 一定のバイアス電圧を与えるためにトランジ
    スタ5のベース・エミツタ接合と前記電流設定
    用抵抗6とに対して並列に接続された少なくと
    も2個のPN接合素子9,10の直列回路と、 前記少なくとも2個のPN接合素子の直列回
    路に対して並列接続されたコンデンサ23と、 前記トランジスタ5のベースとコレクタとの
    間に接続された定電流ダイオード24とから成
    る定電流回路。 [2] 前記PN接合素子は順方向電圧を得るよ
    うに接続されたダイオードである実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の定電流回路。
JP15638887U 1987-10-12 1987-10-12 Expired - Lifetime JPH0537291Y2 (ja)

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JPH0161716U JPH0161716U (ja) 1989-04-19
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