JPH053590B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、研磨金属によつて代表される鏡様部
分、ブラシがけ金属、ロゼツト模様、木目または
ちりめん仕上ペイントによつて代表されるパター
ン部分および下絵、符号または英数字文字を代表
的に表わす着色部分を組み合わせるグラフイツク
生成技術に関する。特に、本発明は、このような
グラフイツクを生成するシート材料に関し、この
シート材料は、自動車両または計算機あるいはラ
ジオのような器具のパネルのような表示面に適用
できる接着剤の層を含む。

背景技術 鏡様、パターンおよび着色部分を組み合わせる
グラフイツクを生成するために、一技術において
は、研磨面が選択的に摩耗または機械加工されて
ブラシがけまたは他のパターン外観を発現する、
研磨金属の平板が用いられる。着色は、例えば噴
霧塗装あるいはスクリーン印刷によつて面の全部
分に選択的に適用される。接着剤は、金属シート
を表示面に接着するために金属シートの他面に塗
布されてもよい。

前記の装飾効果を組み合わせるグラフイツクを
有する金属シートをシミユレートする技術におい
ては、一面が個々に鮮明なパターンおよび着色層
をシミユレートする熱箔押層が遂次適用されてい
るプラスチツク薄膜が用いられる。この積層複合
材料は、次いでプラスチツクシートが可撓性の場
合は湾曲してもよい表示面に接着される。このよ
うな積層複合材料は、全く高価なために、研磨お
よひパターン金属面をシミユレートするペイント
をかなりの美的な犠牲のみで開発するために努力
が払われている。

鏡様およびパターン部分の両者を有する金属の
シートをシミユレートする他の技術においては、
一一面が接着剤によつて被覆され、この接着剤が
使い捨ての低接着被覆によつて保護された鏡様薄
膜金属被覆を有するプラスチツク薄膜が使用され
る。プラスチツクフイルムの露出面にグラフイツ
クを適用後、面の選ばれた部分をエンポシングし
て、例えばブラシがけした金属の外観を与える。

鏡様金属またはブラシがけ金属をシミユレート
する部分をプラスチツクシート上に個々に生成す
る他の技術が知られているが、しかしながらこの
ような両者の外観が前記以外のプラスチツクの一
枚のシート上に生成される先行技術の一商品も見
られない。

発明の開示 本発明は、鏡様金属およびブラシがけ金属、ロ
ゼツト模様金属、木目または逆反射シート材料の
外観のようなパターン外観の部分をシミユレート
する部分を有するグラフイツクを表示に適用する
ために使用できる可撓性積層複合材料に関する。
グラフイツクの高品質外観はこれらのグラフイツ
クを生成できる低コストの点から注目すべきもの
である。

簡単には、新規な積層複合材料は、 (a) プラスチツクフイルムの第一面を被覆する鏡
様の薄膜金属層、 (b) プラスチツクフイルムの全第二面を被覆する
不透明パターン層および (c) 不透明パターン層を被覆する接着剤層を有す
る強固、強じんな可撓性寸法安定性透明プラス
チツクフイルムを含む。

薄膜金属層は、選択的にエツチングして除き、
積層複合材料がその接着剤層によつて表示面に装
着される場合に鏡様金属およびパターン外観の両
者の部分を与えることができる。

パターン層を生成する技術は、プラスチツクフ
イルムの前記第二面をブラシがけしたかまたはロ
ゼツトパターンをもつて摩耗またはエンボシング
して摩耗したかまたはエンボスド面上に不透明の
薄膜金属層を提供することである。次いで、鏡様
金属層を選択的にエツチングして除いた後、残存
する鏡様部分の間にブラシがけしたかまたはロゼ
ツト模様金属をシミユレートするパターン部分が
現われる。残存する鏡様金属部分の一部に色を適
用する場合、積層複合材料は、鏡様、パターンお
よび着色部分を組み合わせるグラフイツク有する
金属のシートをシミユレートする。

プラスチツクフイルムの第二面のエンボシング
は、プラスチツクフイルムにロゼツトパターンま
たはランダムで、密な間隔の筋を生成し得る熱ロ
ールによつて生成できる。薄膜金属層を密な間隔
の筋のパターン上に沈積する場合、積層複合材料
は、鏡様金属層がエツチングして除かれたブラシ
がけ金属の外観を有する。

パターン層を生成する他の技術には、プラスチ
ツクフイルムの第二面を、鏡様金属層が除かれた
プラスチツクフイルムの部分を通して透視した場
合にパターン外観を有する層をもつて被覆するこ
とが含まれる。このような被覆は、逆反射性であ
るかまたは木目外観を有し得る。

節約のためには、新規な積層複合材料のどのよ
うな薄膜金属層も、不透明度を与える最小厚さ、
通常40ナノメートル未満を有する。

新規な積層複合材料の接着剤層が感圧接着剤の
場合、この接着剤債は使い捨ての低接着ライナー
によつて被覆されなければならない。このように
被覆される場合、複合材料は、貯蔵およひ出荷に
便利なように、それ自体の上にロール形に巻取る
ことができる。

新規な積層複合材料を用いるには、実質的に不
透明な着色グラフイツク、代表的には英数字文字
を、鏡様の薄膜金属層上に適用できる。着色グラ
フイツク上に透明の保護層またはレジストを適用
できる。次いでエツチング剤を塗布して鏡様金属
層の未保護部分を除いで、透明プラスチツクフイ
ルムを通して透視するパターン層を露出する。得
られた複合材料は、 (a) プラスチツクフイルムの第一面の選ばれた部
分を被覆する鏡様、薄膜金属層、 (b) プラスチツクフイルムの全第二面を被覆する
不透明パターン層および (c) 不透明パターン層を被覆する接着剤層 を有し、この積層複合材料はその接着剤層によつ
て装着される場合、鏡様金属およびパターン外観
の両者の部分を有する、強固、強じん寸法安定
性、可撓性透明プラスチツクフイルムを含む。

表示面に適用されしかもパターン外観の部分を
有する鏡様金属をシミユレートできるグラフイツ
クを生成する本発明の方法を要約するために、こ
の方法は、 (1) 強固、強じんな可撓性、寸法安定性の透明ポ
ラスチツクフイルムを第一面にエツチング性鏡
様、薄膜金属層をもつて完全に被覆し、 (2) プラスチツクフイルムの第二面を不透明パタ
ーン層をもつて完全に被覆し、 (3) 不透明パターン層上に接着剤の層を適用し
て、積層複合材料の層を与え、次いで (4) 鏡様薄膜金属層の選ばれた部分をエツチング
して除き、これらの部分にパターン外観を与え
る ことを特徴とする。

積層複合材料およびそのクラフイツクを保護す
るために、工程(4)の後にフラスチツクフイルムの
第一面上に透明な保護被覆を適用してもよい。外
部用途には、透明被覆は紫外線吸収剤を含有する
のが好ましい。

工程(1)および(2)に続いてしかも工程(4)の前に、
実質的に不透明の着色グラフイツクを薄膜金属層
の選ばれた部分に適用してもよく、また透明レジ
ストを少なくともグラフイツク上に適用してもよ
い。次いで工程(4)において、レジスト間の部分の
みをエツチングして除く。グラフイツクが英数字
文字を含み、しかもレジストが各々の境界をこえ
て均一に広がる場合、各文字は、その美的外観を
大いに増進する研磨金属の輪郭を有する。

二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム
は、好ましい透明プラスチツクフイルムである。
なぜならばこのフイルムは、比較的安価であり、
すぐれた強さ強じん性および寸法安定性を有し、
しかも新規な積層複合材料が使用時にさらされる
ことのある温度に抵抗性があるからである。延伸
プラスチツクフイルムがエンボシングされる場
合、このフラスチツクフイルムは、エンボシング
を受容し、しかも次いで硬化される熱硬化性被覆
を含むのが好ましい。他の有用なプラスチツクフ
イルムとしては、酢酸酪酸セルロース、ポリカー
ボネートおよひアクリル系フイルムがある。この
フイルムは、また不透明パターン層に所望の着色
を与える染料または顔料を含有してもよい。例え
ば、黄金色ロゼツトパターンは、透明黄色フイル
ムをもつて得られる。

発明の詳細な説明 第１図において、可撓性積層複合材料１０は、
可撓性、寸法安定性透明プラスチツクフイルム１
１を有する。このプラスチツクフイルムの第一面
１２に、鏡様薄膜金属層１３を沈積する。プラス
チツクフイルム１１の第二面１４は、機械的に摩
耗され、この上に第二薄膜金属層１５を沈積し、
この第二薄膜金属層１５は次いで感圧接着剤層１
６によつて被覆される。接着剤層１６を保護する
ものは、積層物１０に表示面上に装着できる接着
剤を露出するようにはぎとられているように示さ
れている使い捨て低接着ライナー１７である。

鏡様金属層１３の部分をエツチングして除き、
しかも筋はこれらの部分でフイルムを通して透視
する場合、外観はブラシがけした金属をシミユレ
ートする。

第２図の可撓積層複合材料２０は、可撓性、寸
法安定性透明プラスチツクフイルム２１を有し、
この第一面２２は鏡様薄膜金属層２３によつて被
覆される。プラスチツクフイルム２１の第二面２
４はロゼツトパターン（第２図にはエンボシング
は図示せず）をもつてエンボシングされた層２５
によつて被覆される。層２５を被覆するものは、
室温において不粘着性の熱活性化接着剤層２６で
ある。

実質的に不透明の英数字文字２８は、鏡様金属
層２３の露出面上に印刷され、グラフイツクの各
要素は、各英数字文字の境界をわずかに越えて広
がる透明レジスト２９によつて被覆されている。

エツチング剤が第２図の積層複合材料２０のグ
ラフイツクを有する面に適用される場合、レジス
ト２９の間の鏡様金属層２３の部分は除かれ、第
３図に図示された外観を生じる。ここで、英数字
文字２８および鏡様金属層２３は第３図に示され
ないレジスト２９を通して透視される。なぜなら
ば、このレジスト２９は透明であり、しかもほと
んど不可視だからである。鏡様金属がエツチング
して除かれた部分においては、層２５のロゼツト
パターンは露出されて見られる。

第４図の可撓性積層複合材料４０は、可撓性、
寸法安定性の光透過性プラスチツクフイルム４１
を有し、そのプラスチツクフイルムの第一面４２
は鏡様薄膜金属層４３によつて被覆されている。
透明結合材材料４５、ビーズまたは微小球４８お
よび薄膜金属層４９を含む逆反射構造はプラスチ
ツクフイルムの第二面４４を被覆する。この型の
逆反射構造は、米国特許第4367920号明細書の第
１図および第２図に示されている。金属層４９を
被覆するのは、積層複合材料１０および２０につ
いて行われたように、先ず鏡様金属層４３の部分
を除いた後に、積層複合材料４０が表示面上に装
着できる接着剤層４６である。

下記の例において、部および百分率はすべて特
記しない限り重量による。

例 １ 0.05mmの透明二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムの一面を機械的に摩耗して、密な間
隔の筋を生成し、次いで摩耗面をアルミニウム金
属をもつて不透明度を与える厚さ、すなわち80n
ｍに蒸着した。透明プラスチツクフイルムを通し
て透視する場合、沈積アルミニウムは、ブラシが
けアルミニウムの外観を有した。プラスチツクフ
イルムの平滑面は、同じ方法で蒸着されて鏡様、
不透明の薄膜金属層を与えた。フイルムの金属被
覆摩耗面に、シリコーン処理ポリエステル剥離ラ
イナー上にあらかじめ塗布されたアクリル系感圧
接着剤を積層した。接着剤厚さは約0.025mmであ
つた。得られた積層複合材料およびライナーは、
貯蔵または出荷用のロール形に巻くことができ
た。

鏡様金属層上に、ポリエステルインキの黒色英
数字文字をスクリーン印刷し、このインキは厚さ
0.005mmに乾燥された。スクリーンの目は0.055mm
であつた。同じ大きさのスクリーンを用いて、透
明ポリエステルインキの透明レジスト被覆を、英
数字文字の各に適用し次いで厚さ0.0025mmに乾燥
した。レジスト被覆の境界は、下に存在する英数
字文字の境界を越えて約３mm広がつた。

印刷面は、温度約70℃に保たれたリン酸エツチ
ング溶液にさらされ、透明レジストによつて保護
されなかつた鏡様金属層の部物を除いた。各黒色
英数字文字は、対照的に引き立つ鏡様金属輪郭を
有し、この輪郭をとつた文字は、シミユレートさ
れたブラツシユがけアルミニウムバツクグラウン
ドに対して肉太の高品質外観を有した。

例 ２ 0.05mmの透明二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ートの一面にポリエステル接着剤をもつて下塗り
した。この下塗り面は、インクをもつてグラビア
印刷して、透明プラスチツクフイルムを通して透
視した場合にシミユレートした木目パターンを生
成する。プラスチツクフイルムの他面を、次いで
例１におけるようにアルミニウムをもつて蒸着し
て、鏡様薄膜層を与える。次いで、木目層に、シ
リコーン処理されたポリエステルライナーによつ
て指示されながら下塗りされたアクリル系感圧接
着剤を積層した。接着剤被覆は、厚さ約0.025mm
であつた。

得られた積層複合材料の鏡様面は、黒色英数字
文字をもつてスクリーン印刷し、この英数字文字
を透明レジスト被覆をもつて上塗りし、次いで例
１におけるようにエツチングして例１におけるも
のと同様の外観の輪郭をとつた文字を生成した。
この輪郭をとつた文字は、つや消し木目バツクグ
ラウンドに対して鮮明な肉太の高品質外観を有し
た。

例 ３ 0.05mmの透明二軸延伸ポリエチレンテレフタレ
ートフイルムの一面に接着促進被覆を適用した。
この上に、接着促進剤として塩化ビニル／酢酸ビ
ニル共重合体（ユニオン・カーバイド・VYHH）
３％を含有し、かつ粘度約600センチポアズを有
する紫外線硬化性ウレタン−アクリルレート被覆
を適用した。このことは、0.05mmのオリフイスに
おいてナイフ塗布し、厚さ約0.025mmの層を沈積
した。この層は、パターンダイと接触されて、そ
の表面にロゼツトパターンを生成し、ダイと接触
しながら、この層をポリエチテルフイルムを通し
て紫外線にさらし、従つて型押しパターンを固定
した。紫外線は、各々長さ62cmおよび強さ
200W／cm²を有する焦点をぼかした４個の中圧水
銀灯によつて与えられた。この水銀灯は、15ｍ／
minで移動するプラスチツクフイルム上75cmに位
置した。

固定パターンを、例１におけるようにアルミニ
ウムをもつて蒸着し、従つて透明プラスチツクフ
イルムを通して透視した場合に、ロゼツト模様の
金属の外観を有するパターン層を与えたプラスチ
ツクフイルムの未被覆面を、同様にアルミニウム
を蒸着して、鏡様薄膜金属層を与えた。パターン
層の金属被覆を、次いで、シリコーン処理された
ポリエステルライナー上に塗布されたアクリル系
感圧接着剤に積層した。

得られた積層複合材料の鏡様金属面に黒色の英
数字文字を印刷し、次いでこの文字に、例１にお
けるような透明レジストをオーバープリントし
た。例１におけるようにエツチング後、鮮明な輪
郭の黒色文字はロゼツト模様の金属バツクグラウ
ンドに対して３次元外観を有した。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の可撓性積層複合材料の略断
面図であり、第２図は、不透明の着色グラフイツ
クが適用された本発明の第二の可撓性積層複合材
料の略断面図であり、第３図は、その鏡様、薄膜
金属層がエツチングして除かれた後の第２図のグ
ラフイツクを有する積層複合材料の面の平面図で
あり、かつ第４図は、本発明の第三の積層複合材
料の略断面図である。 １０：可撓性積層複合材料、１１：プラスチツ
クフイルム、１２：プラスチツクフイルム１１の
第一面、１３：鏡様薄膜金属層、１４：プラスチ
ツクフイルム１１の第二面、１５：第二薄膜金属
層、１６：感圧接着剤層、１７：使い捨て低接着
ライナー、２０：可撓性積層複合材料、２１：プ
ラスチツクフイルム、２２：プラスチツクフイル
ム２１の第一面、２３：鏡様薄膜金属層、２４：
プラスチツクフイルム２１の第二面、２５：層、
２６：熱活性化接着剤層、２８：英数字文字、２
９：透明レジスト、４０：可撓性積層複合材料、
４１：プラスチツクフイルム、４２：プラスチツ
クフイルム４１の第一面、４３：鏡様薄膜金属
層、４４：プラスチツクフイルム４１の第二面、
４５：透明結合材材料、４６：接着剤層、４８：
透明ビーズまたは微小球、４９：薄膜金属層。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ (a) 透明プラスチツクフイルム１１の第一面
   １２を被覆する鏡様薄膜金属層１３、 (b) 透明プラスチツクフイルム１１の全第二面１
   ４を被覆する不透明パターン層１５および (c) 不透明パターン層１５を被覆する接着剤層１
   ６ を有し、鏡様薄膜金属層１３は、選択的にエツチ
   ングして除かれ、可撓性積層複合材料１０がその
   接着剤層１６によつて表示面に装着された場合、
   鏡様金属およびパターン外観の両者を与える強
   固、強じんな可撓性、寸法安定性透明プラスチツ
   クフイルム１１を含むことを特徴とする可撓性積
   層複合材料１０。 ２ 不透明パターン層１５のパターンは、透明プ
   ラスチツクフイルム１１の第二面１４の不連続性
   によつて与えられ、しかもその不透明度は第二鏡
   様薄膜金属層１３によつて与えられる、特許請求
   の範囲第１項記載の可撓性積層複合材料１０。 ３ 前記透明プラスチツクフイルムは、前記不連
   続性が形成される熱硬化性被覆を含む、特許請求
   の範囲第２項記載の可撓性積層複合材料１０。 ４ 不連続性が、鏡様薄膜金属性１３のエツチン
   グ除去された部分を通して透視した場合にブラシ
   がけの外観を与えるランダムで、密な間隔の筋で
   ある、特許請求の範囲第３項記載の可撓性積層複
   合材料１０。 ５ 不連続性が、ロゼツトパターンを有し、鏡様
   薄膜金属層１３のエツチング除去された部分を通
   して透視した場合にロゼツト金属外観を呈する、
   特許請求の範囲第３項記載の可撓性積層複合材料
   １０。 ６ 透明プラスチツクフイルム１１の第一面１２
   を覆う鏡様薄膜金属層１３が印刷を含む、特許請
   求の範囲第１項記載の可撓性積層複合材料１０。 ７ 鏡様薄膜金属層１３のエツチング除去された
   部分を通して透視する場合に、不透明パターン層
   １５は、木目外観を有する、特許請求の範囲第６
   項記載の可撓性積層複合材料１０。 ８ 鏡様薄膜金属層１３のエツチング除去された
   部分を通して透視する場合に不透明パターン層１
   ５は逆反射外観を有する、特許請求の範囲第１項
   記載の可撓性積層複合材料１０。 ９ (a) 透明プラスチツクフイルム１１の第一面
   １２の選ばれた部分を被覆する鏡様薄膜金属層
   １３、 (b) 透明プラスチツクフイルム１１の第二面１４
   を被覆する不透明パターン層１５および (c) 不透明パターン層１５を被覆する接着剤層１
   ６ を有し、その接着剤層１６によつて表示面に装着
   された場合に可撓性積層複合材料１０は鏡様金属
   およびパターン外観の両者を有する、強固、強じ
   んな、寸法安定性、可撓性透明プラスチツクフイ
   ルム１１を含むことを特徴とする、可撓性積層複
   合材料１０。 １０ 鏡様薄膜金属層１３の実質的部分を被覆す
   る実質的に不透明な着色グラフイツクを有する、
   特許請求の範囲第９項記載の可撓性積層複合材料
   １０。 １１ 前記実質的に不透明な着色グラフイツクを
   被覆する透明保護層を有する、特許請求の範囲第
   １０項記載の可撓性積層複合材料１０。 １２ (1) 強固、強じんな寸法安定性、可撓性透
   明プラスチツクフイルム１１の第一面１２をエ
   ツチング性鏡様薄膜金属層１３をもつて完全に
   被覆し、 (2) 透明プラスチツクフイルム１１の第二面１４
   を不透明パターン層１５をもつて完全に被覆
   し、 (3) 不透明パターン層１５上に接着剤の層を適用
   して、可撓性積層複合材料１０を与え、次いで (4) 鏡様薄膜金属層１３の選ばれた部分をエツチ
   ングして除き、これらの部分にパターン外観を
   与えることを 特徴とする、異なつた部分に鏡様金属およびパタ
   ーン外観をシミユレートするグラフイツクを表示
   面に適用する方法。 １３ 工程２は、前記第二面１４を摩耗またはエ
   ンボシングし、次いで摩耗またはエンボシング面
   上に不透明パターン層１５を沈積することを含
   む、特許請求の範囲第１２項記載の方法。 １４ 前記プラスチツクフイルムが熱硬化性被覆
   を含み、かつ工程２は、被覆にパターンを型押し
   ながら前記熱硬化性被覆を熱硬化させることを含
   む、特許請求の範囲第１３項記載の方法。 １５ 工程２は、紫外線にさらすことによつて前
   記熱硬化性被覆を硬化することを含む、特許請求
   の範囲第１４項記載の方法。 １６ 工程４の前に、実質的に不透明の着色グラ
   フイツクを鏡様薄膜金属層１３の選ばれた部分に
   適用し、しかも工程４においてレジスト間の部分
   のみがエツチング除去されるように透明レジスト
   をグラフイツク上に適用する、特許請求の範囲第
   １２項記載の方法。