JPH0534140U - ワンタツチ、プルオープン式封筒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】封筒の中身を傷つけずにハサミ等使わずに手で
簡単に開封でき、開封の簡便性と新規性で意外とめんど
うな封筒の開封をワンタッチで開けられるようにする。 【構成】封筒ののりしろ１の一方を伸ばしてベロがつく
ように抜く。同時にミシン目３，４を入れてで谷折り２
に折り返す。ミシン目の外側部分５，６を実際ののりし
ろにして宛名面と貼り合わせる。すると宛名面にベロが
隠れベロがつまめなくなるので、三角の抜き場７をつく
りベロが容易につまめるようにする。このようにして貼
り合わせ、もう一つののりしろは従来通りに貼れば封筒
ができあがる。また、谷折り２に折り返して上部のベロ
と下部のミシン目３，４のまじあう谷折り２の位置で折
り畳むことにより、折り畳んだ形状のものをベロを引っ
張ることにより開き、開く力でミシン目３，４を破り封
筒を開封させる。

Description

【考案の詳細な説明】

この考案の封筒はハサミ等を使わずに中の物を傷付けずにワンタッチで開封で きる封筒です。

【産業上の利用分野】

各イベント等の案内状を入れたり

【及び０００１】各ショップでのパッケージ として使用すれば、その新規性や簡便性、安全性においてジャンルを超えて広 く利用される封筒です。

【従来の技術】

従来の封筒においてはハサミ等で切るか、封筒の周囲にミシン目を入れて手で 開封するしか手段がなかった。

【課題を解決するための手段】

封筒の宛名面の開口部のある辺を除いた３辺の内１辺を選び（封筒の左右の比 率によって選ぶ辺が変わります。例えば開口部の広い洋封筒の場合は宛名面の 右側の辺）ベロをつけます。そのベロはのりしろにつながっていて、のりしろ 部分にミシン目をベロを中心にしてベロ部分を避けるように２本入れておきベ ロ部分にのりがつかないようにしてはりあわせればベロを引っ張るだけで封筒 が簡単に開封されます。

【作用】

【図２】の８部分を引っ張ると

【図１】３．４のミシン目が切れて封筒が簡単 に開封されます。

【実施例】

以下、実施例に基づいて説明します。

【図２】の８部分ベロはのりしろと１枚の紙でつながり

【図１】２の部分で折 り返されている

【図１】３．４のミシン目と

【図１】５．６部分ののりしろに よって

【図２】８部分を引っ張れば

【図１】３．４のミシン目が切れて封筒の 中身を傷つけずに簡単に開封されます。

【図３】は開封された形状です。

【考案の効果】

本考案の封筒は手で引っ張るだけで簡単に中身を傷つけずに開封できます。 開封の行為が簡単で新規性があり面白いため、意外とめんどうな開封がされず にそのまま捨てられる案内状等が減少する。

【図面の簡単な説明】

【図１】展開図 抜き型で抜いた状態の図です。

【符号の説明】

１．のりしろの形、２．折り返し線（谷折り）３．４．
ミシン目、５．６．実際ののりしろ部分、７．ベロをつ
まむ為の三角の抜き場

【図２】正面図 中身を入れる前の封筒の正面（宛名面）です。

【符号の説明】

８．ベロ

【図３】開封図

【図２】の８のベロ部分を引っ張って開封した状態で
す。

【符号の説明】

９．１０．のりしろの形に入れた

【図１】３．４のミシン目が切れた部分

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】従来ある封筒ののりしろを 【図１】の１の形にします。 【図１】の２で折り返し上に重ねればベロ部分ができる
   形です。 【図１】３．４の位置にミシン目を入れます。ミシン目
   の外側部分２ヶ所 【図１】の５．６に実際ののりしろ部分をつくり 【図１】の２でベロ部分を折り返して（谷折り）貼り合
   わせます。その際、封筒の宛名面とベロが重なりベロが
   つまみにくくなりますので、重なった部分の宛名面にベ
   ロが容易につまめる程の 【図１】７の部分に三角の形に抜きます。もうひとつの
   のりしろは従来通りに貼ります。以上のごとく構成した
   封筒はベロ部分を引っ張るだけで簡単に開封できます。
2. 【請求項２】 【図１】の２で折り返す際は必ず谷折りにしてベロ部分
   と３．４のミシン目のまじあう２の位置で折り畳む事に
   より、折り畳んだ形状のものを上部のベロ部分を引っ張
   ることにより開くように下部のミシン目が破けて開封す
   る封筒の形状です。