JPH05347708A - 画像変換装置 - Google Patents
画像変換装置Info
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- JPH05347708A JPH05347708A JP15382792A JP15382792A JPH05347708A JP H05347708 A JPH05347708 A JP H05347708A JP 15382792 A JP15382792 A JP 15382792A JP 15382792 A JP15382792 A JP 15382792A JP H05347708 A JPH05347708 A JP H05347708A
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Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Image Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 濃度分布調査のためにわざわざ復号化作業を
行う無駄を減らしつつ、高効率な濃度分布調査および濃
度変換が実現できる画像変換装置を提供する。 【構成】 周波数データ中の低周波数成分であるDC成
分107を対象として、濃度分布調査部102が濃度分
布を調査し、その濃度分布調査結果108をもとに濃度
変換量決定部103が濃度変換量を決定する。濃度変換
部105は、濃度変換量決定部103の決定結果に従っ
て、DC成分107を濃度変換する。復号化部105
は、ACデータ111および濃度変換DC成分データ1
10から、復号化データ112を出力する。
行う無駄を減らしつつ、高効率な濃度分布調査および濃
度変換が実現できる画像変換装置を提供する。 【構成】 周波数データ中の低周波数成分であるDC成
分107を対象として、濃度分布調査部102が濃度分
布を調査し、その濃度分布調査結果108をもとに濃度
変換量決定部103が濃度変換量を決定する。濃度変換
部105は、濃度変換量決定部103の決定結果に従っ
て、DC成分107を濃度変換する。復号化部105
は、ACデータ111および濃度変換DC成分データ1
10から、復号化データ112を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、離散的コサイン変換
(以下DCTまたはDCT変換とする)等の手法によっ
て周波数データに変換された階調画像データを、復号化
するとともに、出力対象装置に適するように濃度分布変
換する画像変換装置に関する。
(以下DCTまたはDCT変換とする)等の手法によっ
て周波数データに変換された階調画像データを、復号化
するとともに、出力対象装置に適するように濃度分布変
換する画像変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】階調画像データを出力機器に出力する際
には、画質向上のための濃度変換が広く行われている。
には、画質向上のための濃度変換が広く行われている。
【0003】例えば、「画像処理ハンドブック」(株式
会社 昭晃堂 発行)の「11 画像処理の手法(1)前
処理」の章では、原画像の濃度ヒストグラムを調べ、画
像濃度データ z を
会社 昭晃堂 発行)の「11 画像処理の手法(1)前
処理」の章では、原画像の濃度ヒストグラムを調べ、画
像濃度データ z を
【0004】
【数1】
【0005】によってz’に濃度変換する例が述べられ
ている。この変換により、例えば原画像データがaから
bの濃度範囲にあった場合、それが z1 から zk の濃
度範囲のデータになるように変換される。a、b、z
1、zk の値は、原画像の濃度ヒストグラム、出力装置
の特性等を考慮して、適当な値に決定される。また別の
例としては、図3に示すように、濃度ヒストグラムが平
坦化するような濃度変換を行い、コントラストを強調す
る例等が示されている。
ている。この変換により、例えば原画像データがaから
bの濃度範囲にあった場合、それが z1 から zk の濃
度範囲のデータになるように変換される。a、b、z
1、zk の値は、原画像の濃度ヒストグラム、出力装置
の特性等を考慮して、適当な値に決定される。また別の
例としては、図3に示すように、濃度ヒストグラムが平
坦化するような濃度変換を行い、コントラストを強調す
る例等が示されている。
【0006】また、特開昭60−199286号の例で
は、レッド(以下R)、グリーン(以下G)、ブルー
(以下B)の3色成分からなるカラー画像データを扱う
場合に、全色、全画素のついて濃度調査するのではな
く、グリーン成分の一部の画素についてのみ濃度調査
し、それを全体の濃度分布調査の代用とする手法が用い
られている。具体的には、まず0から255の値をとる
レッド(以下R)、グリーン(以下G)、ブルー(以下
B)の入力カラー画像データのなかから、Gデータにつ
いて、全画素ではなく、10画素に1画素の割合でサン
プリング調査して求めた輝度分布を全画素の輝度分布の
代わりに用い、累積輝度分布の値が全体の1%のポイン
トをダークポイント(再現される濃度の最高値)DP、
99%のポイントをハイライトポイント(再現される濃
度の最低値)HPとし、例えばレッドデータを変換する
場合には、レッドデータをR、シアンデータをCとし
て、
は、レッド(以下R)、グリーン(以下G)、ブルー
(以下B)の3色成分からなるカラー画像データを扱う
場合に、全色、全画素のついて濃度調査するのではな
く、グリーン成分の一部の画素についてのみ濃度調査
し、それを全体の濃度分布調査の代用とする手法が用い
られている。具体的には、まず0から255の値をとる
レッド(以下R)、グリーン(以下G)、ブルー(以下
B)の入力カラー画像データのなかから、Gデータにつ
いて、全画素ではなく、10画素に1画素の割合でサン
プリング調査して求めた輝度分布を全画素の輝度分布の
代わりに用い、累積輝度分布の値が全体の1%のポイン
トをダークポイント(再現される濃度の最高値)DP、
99%のポイントをハイライトポイント(再現される濃
度の最低値)HPとし、例えばレッドデータを変換する
場合には、レッドデータをR、シアンデータをCとし
て、
【0007】
【数2】
【0008】によって、RからCへの変換、ガンマ補
正、正規化を同時に行う例が述べられている。
正、正規化を同時に行う例が述べられている。
【0009】以上にのべた例ではいずれも、適切な濃度
変換を行うためには、事前の濃度分布調査が必要であ
る。
変換を行うためには、事前の濃度分布調査が必要であ
る。
【0010】一方、階調画像データは膨大なデータ容量
となるため、圧縮手段により、データ容量を低減した圧
縮画像データを扱う機会が増えている。特に最近、DC
Tなどを用いて空間データを周波数データに変換したの
ちに、データ圧縮する技術が、高画質と高圧縮率を両立
する技術として注目されている。例えば、JPEG(J
oint Photographic Expert
Group)規格の例では、8×8画素を1ブロックと
し、 1) 2次元DCT 2) DCT係数の適当な精度への量子化 3) 量子化されたDCT係数のハフマン符号化 以上のような手順により、画質劣化が少なく高効率な圧
縮を行っている。
となるため、圧縮手段により、データ容量を低減した圧
縮画像データを扱う機会が増えている。特に最近、DC
Tなどを用いて空間データを周波数データに変換したの
ちに、データ圧縮する技術が、高画質と高圧縮率を両立
する技術として注目されている。例えば、JPEG(J
oint Photographic Expert
Group)規格の例では、8×8画素を1ブロックと
し、 1) 2次元DCT 2) DCT係数の適当な精度への量子化 3) 量子化されたDCT係数のハフマン符号化 以上のような手順により、画質劣化が少なく高効率な圧
縮を行っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】先に示した従来技術で
は、適切な濃度変換を行うためには、濃度変換を行う前
に、画像全体または、画像データの一部について、濃度
または輝度等の分布の事前調査を行う必要があった。特
開昭60−199286号の例では、調査結果をヒスト
グラムや累積度数分布の形にせずとも、ハイライトポイ
ントやダークポイントを直接調べるための方法が述べら
れているが、これらの工程も本発明でいうところの「濃
度分布の事前調査」の一種である。
は、適切な濃度変換を行うためには、濃度変換を行う前
に、画像全体または、画像データの一部について、濃度
または輝度等の分布の事前調査を行う必要があった。特
開昭60−199286号の例では、調査結果をヒスト
グラムや累積度数分布の形にせずとも、ハイライトポイ
ントやダークポイントを直接調べるための方法が述べら
れているが、これらの工程も本発明でいうところの「濃
度分布の事前調査」の一種である。
【0012】しかしながら、JPEG等の複雑な手法で
画像圧縮されたデータを入力データとする場合、以上の
ような濃度分布の事前調査をおこなうためには、事前調
査のためにも圧縮画像の復号化作業をおこなわなければ
ならない、という問題点が生じる。復号化された画像デ
ータは何十倍もの容量となるのが普通で、事前調査時に
復号化した画像データをすべて記憶しておいて、濃度変
換時に再度それを用いるということは、多くの場合、メ
モリ容量の点で困難である。このため、濃度分布調査時
に一度復号化作業を行っているにもかかわらず、濃度変
換時にも、複雑で時間がかかる復号化作業を再度繰り返
さざるおえず、作業時間、工数が増大するという問題点
があった。
画像圧縮されたデータを入力データとする場合、以上の
ような濃度分布の事前調査をおこなうためには、事前調
査のためにも圧縮画像の復号化作業をおこなわなければ
ならない、という問題点が生じる。復号化された画像デ
ータは何十倍もの容量となるのが普通で、事前調査時に
復号化した画像データをすべて記憶しておいて、濃度変
換時に再度それを用いるということは、多くの場合、メ
モリ容量の点で困難である。このため、濃度分布調査時
に一度復号化作業を行っているにもかかわらず、濃度変
換時にも、複雑で時間がかかる復号化作業を再度繰り返
さざるおえず、作業時間、工数が増大するという問題点
があった。
【0013】また、特開昭60−199286号の例の
ように、全画像データについて濃度分布調査をおこなう
のではなく、何%かのデータをサンプリングして調査す
る手法を、JPEG等の圧縮画像データに対して適応す
るケースでは、別の問題点も生じる。例えば、8×8画
素を1ブロックとしてデータ圧縮されている中から1画
素分だけサンプリングしたい場合、サンプリングの際に
も復号化作業が必要となるが、その1画素だけを復号化
する場合でも、8×8=64個のDCTデータすべてを
参照して復号化演算処理をしなければならないため、サ
ンプル数を減らした割りには効率が上がらない。
ように、全画像データについて濃度分布調査をおこなう
のではなく、何%かのデータをサンプリングして調査す
る手法を、JPEG等の圧縮画像データに対して適応す
るケースでは、別の問題点も生じる。例えば、8×8画
素を1ブロックとしてデータ圧縮されている中から1画
素分だけサンプリングしたい場合、サンプリングの際に
も復号化作業が必要となるが、その1画素だけを復号化
する場合でも、8×8=64個のDCTデータすべてを
参照して復号化演算処理をしなければならないため、サ
ンプル数を減らした割りには効率が上がらない。
【0014】また、従来の手法では、濃度変換処理は各
画素毎に行うため、画素数の多い画像データを扱う場合
には、処理量が非常に多くなるという問題点もあった。
画素毎に行うため、画素数の多い画像データを扱う場合
には、処理量が非常に多くなるという問題点もあった。
【0015】そこで本発明の目的は、以上のような問題
点を解決するもので、画像データを周波数データの形で
受け取る場合に、2度も復号化作業を行う無駄を減らし
つつ、高効率で適切な濃度分布調査をおこない、的確な
濃度変換が実現でき、しかも濃度変換処理量を大幅に低
減する、画像変換装置を提供することにある。
点を解決するもので、画像データを周波数データの形で
受け取る場合に、2度も復号化作業を行う無駄を減らし
つつ、高効率で適切な濃度分布調査をおこない、的確な
濃度変換が実現でき、しかも濃度変換処理量を大幅に低
減する、画像変換装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の画像変換装置
は、階調画像データを空間周波数成分に変換した周波数
データを入力画像データとする装置であって、前記周波
数データ中の低周波数成分を対象として濃度分布を調査
する濃度分布調査部と、前記濃度分布調査部の調査結果
をもとに濃度変換量を決定する濃度変換量決定部と、前
記低周波成分を前記濃度変換量決定部の決定結果に従っ
て濃度変換し濃度変換低周波成分を得る濃度変換部と、
前記周波数データにおける前記低周波成分を前記濃度変
換低周波成分に置き換えた濃度変換周波数データをもと
に復号化して濃度補正画像データを得る復号化部からな
ることを特徴とする。
は、階調画像データを空間周波数成分に変換した周波数
データを入力画像データとする装置であって、前記周波
数データ中の低周波数成分を対象として濃度分布を調査
する濃度分布調査部と、前記濃度分布調査部の調査結果
をもとに濃度変換量を決定する濃度変換量決定部と、前
記低周波成分を前記濃度変換量決定部の決定結果に従っ
て濃度変換し濃度変換低周波成分を得る濃度変換部と、
前記周波数データにおける前記低周波成分を前記濃度変
換低周波成分に置き換えた濃度変換周波数データをもと
に復号化して濃度補正画像データを得る復号化部からな
ることを特徴とする。
【0017】
【実施例】まず、直交変換による画像データ符号化の原
理について簡単に説明しておく。直交変換による変換符
号化は、標本値を相互に直交する座標系に変換すること
によって、標本値間の相関を除去し、効率的な符号化を
実現するものである。また、周波数成分への変換を行
い、パワーが集中し、かつ視覚特性的にも影響力の大き
い低周波成分に多くのビット数を割り当てて、高周波成
分は少ないビット数で量子化することにより、データ圧
縮性を高める。画像を周波数成分に変換する直交変換に
はアダマール変換や、DCT等がある。
理について簡単に説明しておく。直交変換による変換符
号化は、標本値を相互に直交する座標系に変換すること
によって、標本値間の相関を除去し、効率的な符号化を
実現するものである。また、周波数成分への変換を行
い、パワーが集中し、かつ視覚特性的にも影響力の大き
い低周波成分に多くのビット数を割り当てて、高周波成
分は少ないビット数で量子化することにより、データ圧
縮性を高める。画像を周波数成分に変換する直交変換に
はアダマール変換や、DCT等がある。
【0018】次に、DCTとその逆変換について、8×
8画素を1ブロックとして符号化する場合の例を、図4
に基づいて説明しておく。原画像データを8×8画素ず
つのブロックに分け、ブロック単位で変換する。各画素
を1ブロック内での相対位置によって、左上の画素を原
点のゼロ番目のデータとして、右方向にi番目、下方向
にj番目の画素のデータを、 f(i,j) (0≦i<8,0≦j<8, i,j は整数) のように表わすとする。左上角の原点データはf(0、
0)、右下角のデータはf(7、7)となる。この時DC
T変換されたデータ F(u,v) (0≦u<8,0≦v<8, u,v は整数) は、
8画素を1ブロックとして符号化する場合の例を、図4
に基づいて説明しておく。原画像データを8×8画素ず
つのブロックに分け、ブロック単位で変換する。各画素
を1ブロック内での相対位置によって、左上の画素を原
点のゼロ番目のデータとして、右方向にi番目、下方向
にj番目の画素のデータを、 f(i,j) (0≦i<8,0≦j<8, i,j は整数) のように表わすとする。左上角の原点データはf(0、
0)、右下角のデータはf(7、7)となる。この時DC
T変換されたデータ F(u,v) (0≦u<8,0≦v<8, u,v は整数) は、
【0019】
【数3】
【0020】の様になる。
【0021】F(0、0)は、画像ブロックの平均データ
に対応する値を表わし、直流成分の意味でDC係数と呼
ばれる。式3の場合は、実際にはブロック内データの平
均値の8倍となる。他の63要素は、交流成分を表わ
し、AC係数とも呼ばれる。式3のu,vの値が大きい
ほど、高周波の成分となる。データ圧縮を行う場合に
は、自然画においては高周波成分ほど値が小さく、かつ
人間の目にも認識されにくくなることを利用し、高周波
成分の下位ビットを切り捨てて少ないビット数で量子化
する。
に対応する値を表わし、直流成分の意味でDC係数と呼
ばれる。式3の場合は、実際にはブロック内データの平
均値の8倍となる。他の63要素は、交流成分を表わ
し、AC係数とも呼ばれる。式3のu,vの値が大きい
ほど、高周波の成分となる。データ圧縮を行う場合に
は、自然画においては高周波成分ほど値が小さく、かつ
人間の目にも認識されにくくなることを利用し、高周波
成分の下位ビットを切り捨てて少ないビット数で量子化
する。
【0022】また、Fからfを求める逆離散コサイン変
換(IDCT)は、
換(IDCT)は、
【0023】
【数4】
【0024】となる。ただし、式4中のc(u),c(v)
の定義は、式3の場合と同様である。では、以下に、本
発明の画像変換装置の実施例を図に基づいて説明する。
図1は、直交変換としてDCTを用いて、8×8画素を
1ブロックとして符号化された画像データを扱う場合の
本発明の1実施例を示す図である。
の定義は、式3の場合と同様である。では、以下に、本
発明の画像変換装置の実施例を図に基づいて説明する。
図1は、直交変換としてDCTを用いて、8×8画素を
1ブロックとして符号化された画像データを扱う場合の
本発明の1実施例を示す図である。
【0025】データ入力部101には、直交変換として
DCTを用いて周波数データに変換された、DCT画像
データ106が入力される。DCT画像データ106は
磁気ディスク記憶装置内のファイルや通信回線から直接
得られる場合もあるし、JPEG規格等によって圧縮さ
れたデータの復号化過程で得られる場合もある。データ
入力部101は、最初の濃度分布調査工程では、DCT
画像データ106から、低周波成分として、DC成分デ
ータ107のみを選択し、濃度分布調査部102に出力
する。式3では、DC成分F(0、0)はブロック内デー
タの平均値の8倍の値になるが、本実施例では、DC成
分は、原画像データと同じ8ビット、256階調に量子
化して出力されるものとする。
DCTを用いて周波数データに変換された、DCT画像
データ106が入力される。DCT画像データ106は
磁気ディスク記憶装置内のファイルや通信回線から直接
得られる場合もあるし、JPEG規格等によって圧縮さ
れたデータの復号化過程で得られる場合もある。データ
入力部101は、最初の濃度分布調査工程では、DCT
画像データ106から、低周波成分として、DC成分デ
ータ107のみを選択し、濃度分布調査部102に出力
する。式3では、DC成分F(0、0)はブロック内デー
タの平均値の8倍の値になるが、本実施例では、DC成
分は、原画像データと同じ8ビット、256階調に量子
化して出力されるものとする。
【0026】次に、濃度分布調査部102は、DC成分
データ107を対象に、濃度分布調査をおこなう。濃度
分布調査部102の詳細については、図2を用いて説明
する。本実施例では、濃度分布調査工程の簡略化のため
に、DC成分値の分布を、64区間に分割する。そのた
め、濃度分布調査部102は、カウンタ0からカウンタ
63までの64個のカウンタ202とカウンタ制御部2
01を持つ。カウンタ制御部201は、調査開始前に全
てのカウンタの初期値をゼロにしておく。次に、カウン
タ制御部201はDC成分データ107の値を読み込
み、その値がn×4以上、n×4+3以下(nは0以上
63以下の整数)の時は カウンタnの値を1増やす、
というカウント動作を行う。このカウント動作を全DC
成分データ107に対して行うことで、n番目のカウン
タの値が、DC成分のレベルが n×4 以上 n×4+
3 以下範囲のデータ数を示すようになる。これによ
り、カウンタ201内に、下位2ビットを無視して濃度
を64のエリアに区切った場合の、DC成分データ10
7の分布データが得られ、濃度調査結果108として、
濃度変換量決定部103に出力される。
データ107を対象に、濃度分布調査をおこなう。濃度
分布調査部102の詳細については、図2を用いて説明
する。本実施例では、濃度分布調査工程の簡略化のため
に、DC成分値の分布を、64区間に分割する。そのた
め、濃度分布調査部102は、カウンタ0からカウンタ
63までの64個のカウンタ202とカウンタ制御部2
01を持つ。カウンタ制御部201は、調査開始前に全
てのカウンタの初期値をゼロにしておく。次に、カウン
タ制御部201はDC成分データ107の値を読み込
み、その値がn×4以上、n×4+3以下(nは0以上
63以下の整数)の時は カウンタnの値を1増やす、
というカウント動作を行う。このカウント動作を全DC
成分データ107に対して行うことで、n番目のカウン
タの値が、DC成分のレベルが n×4 以上 n×4+
3 以下範囲のデータ数を示すようになる。これによ
り、カウンタ201内に、下位2ビットを無視して濃度
を64のエリアに区切った場合の、DC成分データ10
7の分布データが得られ、濃度調査結果108として、
濃度変換量決定部103に出力される。
【0027】濃度変換量決定部103は、濃度分布調査
部102から得られた濃度分布調査結果を基に、DC成
分の最適な濃度変換量を決定する。
部102から得られた濃度分布調査結果を基に、DC成
分の最適な濃度変換量を決定する。
【0028】濃度分布調査結果をもとに、適切な濃度変
換量を決めるには、多くの手法があるが、本実施例で
は、特開昭60−199286号の例のように、高濃度
側から数えた累積輝度分布の値が、全体の1%のポイン
トをダークポイント:DP、99%のポイントをハイラ
イトポイント:HPとしてその値をもとめ、それを[従
来の技術]で説明した式1に応用することとする。すな
わち、式1で b=DP、a=HP、zk=255、z1=0 のように定数を割り当て、濃度変換式 式5を決定す
る。
換量を決めるには、多くの手法があるが、本実施例で
は、特開昭60−199286号の例のように、高濃度
側から数えた累積輝度分布の値が、全体の1%のポイン
トをダークポイント:DP、99%のポイントをハイラ
イトポイント:HPとしてその値をもとめ、それを[従
来の技術]で説明した式1に応用することとする。すな
わち、式1で b=DP、a=HP、zk=255、z1=0 のように定数を割り当て、濃度変換式 式5を決定す
る。
【0029】
【数5】
【0030】ただし z’<0 の場合には z’=0、z’>255
の場合には z’=255 として、変換結果が8ビットの範囲を越えないようにす
る。
の場合には z’=255 として、変換結果が8ビットの範囲を越えないようにす
る。
【0031】次に、復号化部105は、DCT画像デー
タのDC成分として濃度変換DCデータ110を、AC
成分としてAC成分データ111を用い、先に説明した
ようなIDCT処理によって、周波数データを、空間画
像データに変換した復号化データ112を出力する。
タのDC成分として濃度変換DCデータ110を、AC
成分としてAC成分データ111を用い、先に説明した
ようなIDCT処理によって、周波数データを、空間画
像データに変換した復号化データ112を出力する。
【0032】以上の実施例において、濃度変換量決定部
103や濃度変換部104等における各種の演算処理
は、コンピュータの中央処理装置がソフトウェア演算に
よって行ってもよいし、電子回路による乗算器や加算器
を組み合わせる等の手段で構成した、ハードウェアによ
る演算器を用いてもよい。
103や濃度変換部104等における各種の演算処理
は、コンピュータの中央処理装置がソフトウェア演算に
よって行ってもよいし、電子回路による乗算器や加算器
を組み合わせる等の手段で構成した、ハードウェアによ
る演算器を用いてもよい。
【0033】以上の実施例では、式5のような濃度変換
式に基づく濃度変換を行ったが、出力装置が特定の入出
力特性を持つ場合に、それを補正するような濃度変換処
理を同時に行ってもよい。例えば、特開昭60−199
286号での例を示した式2のように、式中に log を
導入して、出力装置に応じたガンマ補正を同時に行って
もよい。
式に基づく濃度変換を行ったが、出力装置が特定の入出
力特性を持つ場合に、それを補正するような濃度変換処
理を同時に行ってもよい。例えば、特開昭60−199
286号での例を示した式2のように、式中に log を
導入して、出力装置に応じたガンマ補正を同時に行って
もよい。
【0034】また、特開昭60−199286号の例の
ように、濃度分布調査部と濃度変換量決定部が一体化し
ていて、分布調査と変換量決定を同時に行うような構成
でもよい。
ように、濃度分布調査部と濃度変換量決定部が一体化し
ていて、分布調査と変換量決定を同時に行うような構成
でもよい。
【0035】また、以上の実施例では、DCデータは8
ビットの精度で扱い、濃度分布調査は6ビットの精度で
行ったが、これらは任意の精度で行ってよい。また、濃
度変換等の前後で、精度や使用ビット数変化してもよ
い。
ビットの精度で扱い、濃度分布調査は6ビットの精度で
行ったが、これらは任意の精度で行ってよい。また、濃
度変換等の前後で、精度や使用ビット数変化してもよ
い。
【0036】また、濃度変換量は必ずしも特定の式で示
される必要はない。例えば、図3に示したような濃度分
布ヒストグラム平坦化処理を用いて、濃度分布調査部で
得られたDC成分の分布ヒストグラムを平坦化する、濃
度変換テーブルを求め、その変換テーブルを用いて、D
C成分データの濃度変換を行ってもよい。
される必要はない。例えば、図3に示したような濃度分
布ヒストグラム平坦化処理を用いて、濃度分布調査部で
得られたDC成分の分布ヒストグラムを平坦化する、濃
度変換テーブルを求め、その変換テーブルを用いて、D
C成分データの濃度変換を行ってもよい。
【0037】また、濃度分布調査部は、必ずしも全DC
データを調査する必要はなく、特開昭60−19928
6号の例のように、適当な方法でサンプリングしたデー
タのみについて調査してもよい。
データを調査する必要はなく、特開昭60−19928
6号の例のように、適当な方法でサンプリングしたデー
タのみについて調査してもよい。
【0038】また、以上の実施例では、「濃度」という
言葉を用いたが、これは輝度や明度等、画像の明るさま
たは暗さを示す他のパラメータを対象にしてもよい。
言葉を用いたが、これは輝度や明度等、画像の明るさま
たは暗さを示す他のパラメータを対象にしてもよい。
【0039】以上の実施例は、単色画像での濃度変換の
例であったが、もちろんレッド、グリーン、ブルー等の
複数の色成分データからなるカラー画像に対して本発明
を適応してもよい。その場合、各色成分ごとに、独立し
て本発明の濃度変換を実施してもよいし、特開昭60−
199286号の例のように、このうちの一色成分のみ
を対象に濃度分布調査をおこない、その結果決定した濃
度変換量を、すべての色成分に対して適応してもよい。
また、レッド、ブルー、グリーンのDC成分データを、
演算処理によってモノクロ輝度データに変換し、その輝
度データを対象に濃度分布調査を行う等してもよい。
例であったが、もちろんレッド、グリーン、ブルー等の
複数の色成分データからなるカラー画像に対して本発明
を適応してもよい。その場合、各色成分ごとに、独立し
て本発明の濃度変換を実施してもよいし、特開昭60−
199286号の例のように、このうちの一色成分のみ
を対象に濃度分布調査をおこない、その結果決定した濃
度変換量を、すべての色成分に対して適応してもよい。
また、レッド、ブルー、グリーンのDC成分データを、
演算処理によってモノクロ輝度データに変換し、その輝
度データを対象に濃度分布調査を行う等してもよい。
【0040】また、以上の実施例では、8×8画素を1
ブロックとして、直交変換された画像データの例につい
て述べたが、1ブロックの画素サイズは4×4、16×
16等、任意の数でよい。また、10×10等、2のべ
き乗以外の数でもよい。
ブロックとして、直交変換された画像データの例につい
て述べたが、1ブロックの画素サイズは4×4、16×
16等、任意の数でよい。また、10×10等、2のべ
き乗以外の数でもよい。
【0041】以上のように、本発明では、原画像の濃度
分布を直接調査する代わりに、DCT画像におけるDC
成分等の、低周波成分を対象に、濃度分布調査を行って
おり、そのために、調査対象のデータ量が大幅に少なく
なっている。図1の実施例のように、8×8画素を1ブ
ロックとした場合には、DC成分データ数は原画像デー
タ数の1/64になる。先に述べたように、DC成分は
ブロック内データの平均値に対応する値である。画像デ
ータとして自然画を扱う場合には、一般にAC成分量は
それほど多くないので、DC成分のみを対象としたこと
による問題はあまり生じない。
分布を直接調査する代わりに、DCT画像におけるDC
成分等の、低周波成分を対象に、濃度分布調査を行って
おり、そのために、調査対象のデータ量が大幅に少なく
なっている。図1の実施例のように、8×8画素を1ブ
ロックとした場合には、DC成分データ数は原画像デー
タ数の1/64になる。先に述べたように、DC成分は
ブロック内データの平均値に対応する値である。画像デ
ータとして自然画を扱う場合には、一般にAC成分量は
それほど多くないので、DC成分のみを対象としたこと
による問題はあまり生じない。
【0042】また同様に、本発明では、濃度変換処理も
全画像データに行わず、DC成分等の低周波成分のみに
行い、処理量を大幅に減少させている。DC成分値を増
減させると、ブロック内の全データが、等量だけ変化す
る。例えば、式4を用いてDCTデータを復号化する場
合は、DC成分F(0、0)をある値X変化させるのは、
復号化後の全データを一律にX/8だけ変化させるのと
等価となる。これは、復号化後の画素データ1つ1つに
応じた濃度補正は行っていないことを示しているが、こ
れもAC成分の少ない自然画を対象とする場合には大き
な問題にならず、処理量低減のメリットの方がはるかに
大きい。
全画像データに行わず、DC成分等の低周波成分のみに
行い、処理量を大幅に減少させている。DC成分値を増
減させると、ブロック内の全データが、等量だけ変化す
る。例えば、式4を用いてDCTデータを復号化する場
合は、DC成分F(0、0)をある値X変化させるのは、
復号化後の全データを一律にX/8だけ変化させるのと
等価となる。これは、復号化後の画素データ1つ1つに
応じた濃度補正は行っていないことを示しているが、こ
れもAC成分の少ない自然画を対象とする場合には大き
な問題にならず、処理量低減のメリットの方がはるかに
大きい。
【0043】
【発明の効果】そこで本発明の目的は、以上のような問
題点を解決するもので、画像データを周波数データの形
で受け取る場合に、2度も復号化作業を行う無駄を減ら
しつつ、高効率で適切な濃度分布調査をおこない、的確
な濃度変換が実現でき、しかも濃度変換処理量を大幅に
低減する、画像変換装置を提供することにある。
題点を解決するもので、画像データを周波数データの形
で受け取る場合に、2度も復号化作業を行う無駄を減ら
しつつ、高効率で適切な濃度分布調査をおこない、的確
な濃度変換が実現でき、しかも濃度変換処理量を大幅に
低減する、画像変換装置を提供することにある。
【0044】以上にのべたように、本発明の画像変換装
置は、濃度分布調査部が、周波数データ中の低周波成分
を対象に濃度分布調査を行うよう構成したため、濃度分
布の事前調査のために、わざわざ画像の復号化作業をお
こなう必要がない上に、調査対象データ数を大幅に減ら
すことができる。このため、JPEG等の圧縮画像に濃
度補正を施す場合に、濃度変換量を決定するための工程
を大幅に減らすことができる。
置は、濃度分布調査部が、周波数データ中の低周波成分
を対象に濃度分布調査を行うよう構成したため、濃度分
布の事前調査のために、わざわざ画像の復号化作業をお
こなう必要がない上に、調査対象データ数を大幅に減ら
すことができる。このため、JPEG等の圧縮画像に濃
度補正を施す場合に、濃度変換量を決定するための工程
を大幅に減らすことができる。
【0045】また濃度変換部も、同じく低周波成分のみ
を対象に濃度変換を行うよう構成したため、濃度変換処
理量も大幅に減らせる。
を対象に濃度変換を行うよう構成したため、濃度変換処
理量も大幅に減らせる。
【図1】本発明の一実施例を示す図。
【図2】本発明の濃度分布調査部の一実施例を示す図。
【図3】濃度変換手法の一例を示す図。
【図4】DCT変換を示す図。
102 濃度分布調査部 103 濃度変換量決定部 104 濃度変換部 105 復号化部
Claims (3)
- 【請求項1】 階調画像データを空間周波数成分に変換
した、周波数データを、入力画像データとする装置であ
って、 前記周波数データ中の低周波数成分を対象として、濃度
分布を調査する濃度分布調査部と、 前記濃度分布調査部の調査結果をもとに濃度変換量を決
定する濃度変換量決定部と、 前記低周波成分を前記濃度変換量決定部の決定結果に従
って濃度変換し濃度変換低周波成分を得る濃度変換部
と、 前記周波数データにおける前記低周波成分を前記濃度変
換低周波成分に置き換えた濃度変換周波数データをもと
に復号化して濃度補正画像データを得る復号化部からな
ることを特徴とする画像変換装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の周波数データが階調画像
データを直交変換したデータであることを特徴とする画
像変換装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の周波数データが階調画像
データを離散的コサイン変換したデータであることを特
徴とする画像変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15382792A JPH05347708A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 画像変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15382792A JPH05347708A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 画像変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05347708A true JPH05347708A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15570959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15382792A Pending JPH05347708A (ja) | 1992-06-12 | 1992-06-12 | 画像変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05347708A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001189938A (ja) * | 1999-11-24 | 2001-07-10 | Xerox Corp | Jpeg圧縮画像データの処理方法 |
JP2010206805A (ja) * | 2004-03-10 | 2010-09-16 | Seiko Epson Corp | 画質表示装置、画質表示方法、画質表示プログラム |
-
1992
- 1992-06-12 JP JP15382792A patent/JPH05347708A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001189938A (ja) * | 1999-11-24 | 2001-07-10 | Xerox Corp | Jpeg圧縮画像データの処理方法 |
JP2010206805A (ja) * | 2004-03-10 | 2010-09-16 | Seiko Epson Corp | 画質表示装置、画質表示方法、画質表示プログラム |
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