JPH0534757A - カメラ - Google Patents
カメラInfo
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- JPH0534757A JPH0534757A JP19203591A JP19203591A JPH0534757A JP H0534757 A JPH0534757 A JP H0534757A JP 19203591 A JP19203591 A JP 19203591A JP 19203591 A JP19203591 A JP 19203591A JP H0534757 A JPH0534757 A JP H0534757A
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- JP
- Japan
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- value
- camera shake
- camera
- amount
- jiggling
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B3/00—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
- H01B3/02—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of inorganic substances
- H01B3/06—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of inorganic substances asbestos
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】ステップ104で測光してEV値を決定し、ス
テップ105でAF動作を完了し、合焦状態か否かを判
断し、否ならばステップ106でAF動作を行う。合焦
ならステップ107で手ぶれ量を検出し、ステップ10
8でステップ104で決定したEV値とステップ107
で検出した手ぶれ量により露出制御値の演算を行い、シ
ャッタスピードと絞りを最適調整する。 【効果】手ぶれ検出手段により手ぶれ量を検出し、EV
値と組み合わせてマイクロコンピュータで手ぶれが無視
できるようにシャッタスピードと絞りを調節するので、
手ぶれの目立たない写真がとれる。
テップ105でAF動作を完了し、合焦状態か否かを判
断し、否ならばステップ106でAF動作を行う。合焦
ならステップ107で手ぶれ量を検出し、ステップ10
8でステップ104で決定したEV値とステップ107
で検出した手ぶれ量により露出制御値の演算を行い、シ
ャッタスピードと絞りを最適調整する。 【効果】手ぶれ検出手段により手ぶれ量を検出し、EV
値と組み合わせてマイクロコンピュータで手ぶれが無視
できるようにシャッタスピードと絞りを調節するので、
手ぶれの目立たない写真がとれる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影者の手ぶれ量を判
定するカメラに関するものである。
定するカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラの自動焦点検出手段を用い
て撮影者の手ぶれ量を検出する手ぶれ検出カメラは多数
提案されており、本出願人も特開昭60ー166910
号等が提案されている。また検出した手ぶれ量に基づい
てシヤツタースピードを決めてAE制御をおこなうもの
についても提案がなされている。
て撮影者の手ぶれ量を検出する手ぶれ検出カメラは多数
提案されており、本出願人も特開昭60ー166910
号等が提案されている。また検出した手ぶれ量に基づい
てシヤツタースピードを決めてAE制御をおこなうもの
についても提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかし従来例では
手ぶれ量が一定の値となるようなシヤツタースピードを
求めて、その値での制御を行うため、必ずしも適正露出
が可能な最速のシヤツタースピード、つまり手ぶれの最
も少ないシヤツタースピードが選ばれるものではなかっ
た。
手ぶれ量が一定の値となるようなシヤツタースピードを
求めて、その値での制御を行うため、必ずしも適正露出
が可能な最速のシヤツタースピード、つまり手ぶれの最
も少ないシヤツタースピードが選ばれるものではなかっ
た。
【0004】また絞りの効果についてはまったく考慮さ
れなかった。
れなかった。
【0005】また手ぶれの検出は必ずしも、精度の高い
ものではなく誤作動の可能性があり、そのばあいかえっ
て手ぶれするようなシヤツタースピードで制御されてし
まうことがあった。
ものではなく誤作動の可能性があり、そのばあいかえっ
て手ぶれするようなシヤツタースピードで制御されてし
まうことがあった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば検出した
手ぶれ量に応じてプログラムシフトをおこなうことによ
り、手ぶれのより少ないシヤツタースピードが自動的に
設定されるようにしたものであり、且つ設定されたシヤ
ツタースピードに応じて絞りは撮影意図を考慮して設定
することができる。
手ぶれ量に応じてプログラムシフトをおこなうことによ
り、手ぶれのより少ないシヤツタースピードが自動的に
設定されるようにしたものであり、且つ設定されたシヤ
ツタースピードに応じて絞りは撮影意図を考慮して設定
することができる。
【0007】
【実施例】図3は実施例を実現するための焦点検出装置
の概略構成を示す図である。
の概略構成を示す図である。
【0008】図中、MSKは視野マスクであり、中央に
十字形の開口部MSKー1を有している。FLDLはフ
イールドレンズである。DPは絞りであり、中央部に上
下左右に一対ずつ計4つの開口部DPー1a、DPー1
b、DPー2a、DPー2bがそれぞれ設けられてい
る。前記フイールドレンズFLDLはこれらの開口対を
不図示の対物レンズの射出瞳付近に結像する作用を有し
ている。AFLは2対計4つのレンズAFLー1a、A
FLー1b、レンズAFLー2a、AFLー2bからな
る2次結像レンズであり、絞りDPの各開口に対応し
て、その後方に配置されている。SNSは2対計4つの
センサ列SNSー1a、SNSー1b、SNSー2a、
SNSー2b、から成るセンサであり、各2次結像レン
ズAFLに対応してその像を受光するように配置されて
いる。
十字形の開口部MSKー1を有している。FLDLはフ
イールドレンズである。DPは絞りであり、中央部に上
下左右に一対ずつ計4つの開口部DPー1a、DPー1
b、DPー2a、DPー2bがそれぞれ設けられてい
る。前記フイールドレンズFLDLはこれらの開口対を
不図示の対物レンズの射出瞳付近に結像する作用を有し
ている。AFLは2対計4つのレンズAFLー1a、A
FLー1b、レンズAFLー2a、AFLー2bからな
る2次結像レンズであり、絞りDPの各開口に対応し
て、その後方に配置されている。SNSは2対計4つの
センサ列SNSー1a、SNSー1b、SNSー2a、
SNSー2b、から成るセンサであり、各2次結像レン
ズAFLに対応してその像を受光するように配置されて
いる。
【0009】この図3に示す焦点検出系では、撮影レン
ズの焦点がフイルム面より前方に或場合には各センサ列
上に形成される被写体像は互いに近付いた状態に成り、
又、焦点が後方にある場合には被写体像は互いに離れた
状態になる。この被写体像の相対位置変位量は撮影レン
ズの焦点外れ量と特定の関数関係にあるため、各センサ
列対でそのセンサ出力に対してそれぞれ適当な演算を施
せば、撮影レンズの焦点ずれ量、いわゆるデフオーカス
量を検出することができる。
ズの焦点がフイルム面より前方に或場合には各センサ列
上に形成される被写体像は互いに近付いた状態に成り、
又、焦点が後方にある場合には被写体像は互いに離れた
状態になる。この被写体像の相対位置変位量は撮影レン
ズの焦点外れ量と特定の関数関係にあるため、各センサ
列対でそのセンサ出力に対してそれぞれ適当な演算を施
せば、撮影レンズの焦点ずれ量、いわゆるデフオーカス
量を検出することができる。
【0010】以上、説明したような構成をとることによ
り、不図示の対物レンズにより撮影または観察される範
囲の中心付近では、光量分布が上下または左右の位置方
向にのみ変化するような物体に対しても測距(焦点検
出)をすることができる。
り、不図示の対物レンズにより撮影または観察される範
囲の中心付近では、光量分布が上下または左右の位置方
向にのみ変化するような物体に対しても測距(焦点検
出)をすることができる。
【0011】図2は図3のごとき焦点検出装置を備えた
カメラの具体的な構成の一例を示す電気制御ブロツク図
であり、まず各部の構成について説明する。1はマイク
ロコンピユータでカメラ各部の動きを制御する。2はレ
ンズ制御回路で不図示の撮影レンズ内のフオーカスレン
ズの移動と絞りを制御する。レンズ制御回路2は、マイ
クロコンピユータ1からのLCO信号を受けている間、
DBUを介しシリアル通信を行う。レンズ制御回路2
は、この通信内容より不図示のモータを制御し、フオー
カスレンズと絞りを制御する。また、マイクロコンピユ
ータ1はレンズの焦点距離情報や、距離情報、ベストピ
ント補正情報、その他各種補正情報などを受け取る。
カメラの具体的な構成の一例を示す電気制御ブロツク図
であり、まず各部の構成について説明する。1はマイク
ロコンピユータでカメラ各部の動きを制御する。2はレ
ンズ制御回路で不図示の撮影レンズ内のフオーカスレン
ズの移動と絞りを制御する。レンズ制御回路2は、マイ
クロコンピユータ1からのLCO信号を受けている間、
DBUを介しシリアル通信を行う。レンズ制御回路2
は、この通信内容より不図示のモータを制御し、フオー
カスレンズと絞りを制御する。また、マイクロコンピユ
ータ1はレンズの焦点距離情報や、距離情報、ベストピ
ント補正情報、その他各種補正情報などを受け取る。
【0012】3は液晶表示回路で、シヤツタースピード
・絞り制御値などのカメラの各撮影情報を表示する回路
である。液晶表示回路3は、マイクロコンピユータ1か
らのDPCO信号を受けている間、DBUを介しシリア
ル通信を行う。液晶表示回路3は、この通信内容より液
晶表示を行う。
・絞り制御値などのカメラの各撮影情報を表示する回路
である。液晶表示回路3は、マイクロコンピユータ1か
らのDPCO信号を受けている間、DBUを介しシリア
ル通信を行う。液晶表示回路3は、この通信内容より液
晶表示を行う。
【0013】4はスイツチセンサ回路であり、液晶表示
回路3とともに、常に電源が供給されており、カメラの
レリーズボタンの第1ストロークと連動しているSW1
や、その他不図示の露出モードを決めるスイツチやカメ
ラの自動焦点調節(AF)のモードを決めるスイツチな
どを常に読取ることが出来る。すなわちAFモード設定
スイツチがワンシヨツトモード(一旦合焦するとピント
をロツク)であるか、サーボモード(合焦、非合焦にか
かわらず焦点検出を行う)であるかを読み取る。スイツ
チセンサ回路4は、スイツチが切り替わると、DBUを
介しシリアル通信を行いマイクロコンピユータ1に各ス
イツチ情報を通信する。5はストロボ発光制御回路であ
り、ストロボの発光と調光を制御する回路であり、発光
のための電荷を蓄えるための回路、発光部であるキセノ
ン管、トリガー回路、発光を停止させる回路、フイルム
面反射光測光回路、積分回路など既存の回路からなる。
回路3とともに、常に電源が供給されており、カメラの
レリーズボタンの第1ストロークと連動しているSW1
や、その他不図示の露出モードを決めるスイツチやカメ
ラの自動焦点調節(AF)のモードを決めるスイツチな
どを常に読取ることが出来る。すなわちAFモード設定
スイツチがワンシヨツトモード(一旦合焦するとピント
をロツク)であるか、サーボモード(合焦、非合焦にか
かわらず焦点検出を行う)であるかを読み取る。スイツ
チセンサ回路4は、スイツチが切り替わると、DBUを
介しシリアル通信を行いマイクロコンピユータ1に各ス
イツチ情報を通信する。5はストロボ発光制御回路であ
り、ストロボの発光と調光を制御する回路であり、発光
のための電荷を蓄えるための回路、発光部であるキセノ
ン管、トリガー回路、発光を停止させる回路、フイルム
面反射光測光回路、積分回路など既存の回路からなる。
【0014】X接点はシヤツターユニツトの先幕走行に
よりONする。ストロボ発光制御回路5は、X接点がO
Nすることでストロボの閃光を開始させる。6は焦点検
出ユニツトで、ラインセンサ装置SNSとその駆動回路
SDRからなる。ラインセンサ装置SNSは2対計4つ
のセンサ列SNSー1a、SNSー1b、SNSー2
a、SNSー2b、から成るセンサであり、(図3参
照)、駆動回路SDRからの制御信号により蓄積制御さ
れる。駆動回路SDRは、マイクロコンピユータ1から
の、センサ蓄積開始信号を受け取るとセンサの蓄積を開
始し、センサの蓄積レベルが一定になるまで蓄積を行
う。蓄積レベルが一定に成るとセンサの蓄積を終了さ
せ、センサの蓄積が終了したことをマイクロコンピユー
タ1にDBUを介しシリアル通信する。マイクロコンピ
ユータ1が、駆動回路SDRにセンサ信号読みだし通信
を行うと、駆動回路SDRはラインセンサ装置SNSに
センサ駆動信号を出力する。マイクロコンピユータ1は
ラインセンサに蓄積された信号を読みだし、センサ駆動
信号に同期してAD変換を行い、AD変換された被写体
の像信号から被写体が撮影レンズによりどの位置に焦点
を結んでいるかを既存の位相差検出法で演算によって検
出する。
よりONする。ストロボ発光制御回路5は、X接点がO
Nすることでストロボの閃光を開始させる。6は焦点検
出ユニツトで、ラインセンサ装置SNSとその駆動回路
SDRからなる。ラインセンサ装置SNSは2対計4つ
のセンサ列SNSー1a、SNSー1b、SNSー2
a、SNSー2b、から成るセンサであり、(図3参
照)、駆動回路SDRからの制御信号により蓄積制御さ
れる。駆動回路SDRは、マイクロコンピユータ1から
の、センサ蓄積開始信号を受け取るとセンサの蓄積を開
始し、センサの蓄積レベルが一定になるまで蓄積を行
う。蓄積レベルが一定に成るとセンサの蓄積を終了さ
せ、センサの蓄積が終了したことをマイクロコンピユー
タ1にDBUを介しシリアル通信する。マイクロコンピ
ユータ1が、駆動回路SDRにセンサ信号読みだし通信
を行うと、駆動回路SDRはラインセンサ装置SNSに
センサ駆動信号を出力する。マイクロコンピユータ1は
ラインセンサに蓄積された信号を読みだし、センサ駆動
信号に同期してAD変換を行い、AD変換された被写体
の像信号から被写体が撮影レンズによりどの位置に焦点
を結んでいるかを既存の位相差検出法で演算によって検
出する。
【0015】7は測光回路で、画面を複数のエリアに分
割し、各エリアの被写体の輝度をTTL測光しマイクロ
コンピユータ1に送る役目をする。8はシヤツター制御
回路で、マイクロコンピユータ1の制御信号に従って、
不図示のシヤツターユニツトの制御を行う。9は給送回
路で、マイクロコンピユータ1の制御信号に従って、フ
イルム給送用モータを制御し、フイルムの巻き上げ、巻
き戻しを行う。
割し、各エリアの被写体の輝度をTTL測光しマイクロ
コンピユータ1に送る役目をする。8はシヤツター制御
回路で、マイクロコンピユータ1の制御信号に従って、
不図示のシヤツターユニツトの制御を行う。9は給送回
路で、マイクロコンピユータ1の制御信号に従って、フ
イルム給送用モータを制御し、フイルムの巻き上げ、巻
き戻しを行う。
【0016】上記構成において実施例の動作の概略を図
1のフローチヤートを用いて説明する。カメラに給電が
開始されると、ステツプ101から動作を開始する。
1のフローチヤートを用いて説明する。カメラに給電が
開始されると、ステツプ101から動作を開始する。
【0017】ステツプ102において、レリーズ釦の第
1ストロークでオンするスイツチSW1の状態検出を行
ない、オフならばステツプ103に以降し、変数やフラ
グ類を初期化する。
1ストロークでオンするスイツチSW1の状態検出を行
ない、オフならばステツプ103に以降し、変数やフラ
グ類を初期化する。
【0018】SW1がオンであればステツプ104へ移
行しカメラの動作を開始する。
行しカメラの動作を開始する。
【0019】ステツプ104では測光を行ない露出制御
をおこなうEV値を決定する。
をおこなうEV値を決定する。
【0020】ステツプ105でAF動作が完了して合焦
状態であるか否かを判断して、非合焦であればステツプ
106にすすみAF動作をおこなう。合焦状態であれ
ば、ステツプ107で手ぶれ量の検出をおこない、ステ
ツプ108でステツプ104で決定したEV値とステツ
プ107で検出した手ぶれ量により、露出制御値の演算
をおこなう。この演算については後にくわしく述べる。
状態であるか否かを判断して、非合焦であればステツプ
106にすすみAF動作をおこなう。合焦状態であれ
ば、ステツプ107で手ぶれ量の検出をおこない、ステ
ツプ108でステツプ104で決定したEV値とステツ
プ107で検出した手ぶれ量により、露出制御値の演算
をおこなう。この演算については後にくわしく述べる。
【0021】スイツチSW1がおされている状態では、
上記の動作を繰り返す。
上記の動作を繰り返す。
【0022】図4は図1のステツプ107において実行
されるサブルーチン[手振れ検知]のフローチヤートで
ある。
されるサブルーチン[手振れ検知]のフローチヤートで
ある。
【0023】サブルーチン[手振れ検知]がコールされ
ると、ステツプ401を経て、ステツプ402以降の手
振れ検知制御を実行してゆく。まずステツプ402にお
いて、現在の時刻TM2を入力する。次に前回該サブル
ーチンが実行された時の時刻TM1との差TM2ーTM
1を計算する。TM2ーTM1は該サブルーチンが実行
される時間間隔となる。
ると、ステツプ401を経て、ステツプ402以降の手
振れ検知制御を実行してゆく。まずステツプ402にお
いて、現在の時刻TM2を入力する。次に前回該サブル
ーチンが実行された時の時刻TM1との差TM2ーTM
1を計算する。TM2ーTM1は該サブルーチンが実行
される時間間隔となる。
【0024】次にステツプ403へ移行し、サブルーチ
ン[蓄積]を実行する。サブルーチン[蓄積]では手振
れ検知に必要な像情報を蓄積する。像情報の蓄積が終了
するとステツプ404へ進み像変化検出を行なう。像変
化検出は、今回蓄積された像信号と前回蓄積された像信
号のずれ量を検出する。実際の手振れ状態は一方向にだ
けに動くのではなく、縦、横の2次の方向に動くことが
ほとんどであるため、縦方向と横方向の両方のずれ量を
もとめる。
ン[蓄積]を実行する。サブルーチン[蓄積]では手振
れ検知に必要な像情報を蓄積する。像情報の蓄積が終了
するとステツプ404へ進み像変化検出を行なう。像変
化検出は、今回蓄積された像信号と前回蓄積された像信
号のずれ量を検出する。実際の手振れ状態は一方向にだ
けに動くのではなく、縦、横の2次の方向に動くことが
ほとんどであるため、縦方向と横方向の両方のずれ量を
もとめる。
【0025】ステツプ404の実行後、ステツプ405
へ移行し、手振れ検出に必要な像データの蓄積数(ST
RーNUM)を判定し、その蓄積数が2以上でなければ
ステツプ407へ移行する。その蓄積数が2以上である
ときは、手振れ量の検出が可能な状態であるので、ステ
ツプ406へ移行する。
へ移行し、手振れ検出に必要な像データの蓄積数(ST
RーNUM)を判定し、その蓄積数が2以上でなければ
ステツプ407へ移行する。その蓄積数が2以上である
ときは、手振れ量の検出が可能な状態であるので、ステ
ツプ406へ移行する。
【0026】ステツプ406では[手振れTv値計算]
を行なう。この計算における基本的な考え方を次に示
す。
を行なう。この計算における基本的な考え方を次に示
す。
【0027】ピント面上の像変化速度をv(mm/
s)、シヤツタ時間をt(s)、許容錯乱円をσ(0.
035mm)とすると vxt≦σ(mm) となる撮影条件では手振れ写真とならないと考える。よ
って、 t=0.035/v(s) でシヤツタ時間tを計算する。
s)、シヤツタ時間をt(s)、許容錯乱円をσ(0.
035mm)とすると vxt≦σ(mm) となる撮影条件では手振れ写真とならないと考える。よ
って、 t=0.035/v(s) でシヤツタ時間tを計算する。
【0028】ピント面上での像の変化量をr(mm)、
変化量測定時間をts(s)とすると、像面変化速度v
(mm/s)は、 v=r/ts(mm/s) となる。
変化量測定時間をts(s)とすると、像面変化速度v
(mm/s)は、 v=r/ts(mm/s) となる。
【0029】上記式のrはステツプ404で求めたずれ
量に比例する値であり、かつtsはステツプ402で求
めたサブルーチンが実行される時間間隔である。これを
上式に代入することにより手振れ限界シヤツタ速度tを
計算する事が出来る。この値tをアペツクス表現に変換
すると手振れTv値になる。
量に比例する値であり、かつtsはステツプ402で求
めたサブルーチンが実行される時間間隔である。これを
上式に代入することにより手振れ限界シヤツタ速度tを
計算する事が出来る。この値tをアペツクス表現に変換
すると手振れTv値になる。
【0030】手振れTv値を計算した後ステツプ407
へ移行し、[制御値演算]サブルーチンを実行する。ま
ず手振れ量検出に必要なデータ蓄積数STRーNUMが
1以下か否かを判定し、1以下であれば、手振れ量の検
出が不可能であるので通常の測光値に基づいたシヤツタ
速度を最終的な計算Tv値とする。次にデータ蓄積数S
TRーNUMが2の場合は、手振れ検出したTv値と測
光値に基づいたTv値の平均を最終的なTv値とする。
データ蓄積数STRーNUMが3以上の場合は、過去に
検出した手振れTv値と今回検出した手振れTv値との
加重平均を求め最終的なTv値とする。
へ移行し、[制御値演算]サブルーチンを実行する。ま
ず手振れ量検出に必要なデータ蓄積数STRーNUMが
1以下か否かを判定し、1以下であれば、手振れ量の検
出が不可能であるので通常の測光値に基づいたシヤツタ
速度を最終的な計算Tv値とする。次にデータ蓄積数S
TRーNUMが2の場合は、手振れ検出したTv値と測
光値に基づいたTv値の平均を最終的なTv値とする。
データ蓄積数STRーNUMが3以上の場合は、過去に
検出した手振れTv値と今回検出した手振れTv値との
加重平均を求め最終的なTv値とする。
【0031】次にステツプ408に進み、ステツプ40
2にて検知した今回の蓄積開始時間TM2を次回の検出
用にTM1として記憶する。次いでステツプ409で
は、今回の手振れ検出制御によって求められた制御Tv
値を、次回の手振れ検出用に記憶する。最後にステツプ
410へ移行し、サブルーチン[手振れ検出]の実行を
終了する。
2にて検知した今回の蓄積開始時間TM2を次回の検出
用にTM1として記憶する。次いでステツプ409で
は、今回の手振れ検出制御によって求められた制御Tv
値を、次回の手振れ検出用に記憶する。最後にステツプ
410へ移行し、サブルーチン[手振れ検出]の実行を
終了する。
【0032】次にプログラムシフトの演算について、図
6のフローチヤートにしたがって説明する。
6のフローチヤートにしたがって説明する。
【0033】実施例のプログラムは図5のプログラム線
図で示すように、手振れ量の少ない場合は、シヤツタス
ピードが1/60秒のポイントから、45°で立ち上る
ような線図になっている。
図で示すように、手振れ量の少ない場合は、シヤツタス
ピードが1/60秒のポイントから、45°で立ち上る
ような線図になっている。
【0034】ステツプ502で、測光したEV値が上述
した立ち上がりポイントか否かを判定する。本実施例の
場合、EVが9以下の場合絞りは開放となるので、その
絞り値による制御をおこなう(ステツプ503)。立ち
上がりポイントより明るい(測光したEV値が大きい)
場合はまずステツプ504で手ぶれ量の少ない場合の
(45°で立ち上るプログラム線図の)TV値であるT
VAEを求める。ここでTV0は立ち上がりポイントのT
V値である。
した立ち上がりポイントか否かを判定する。本実施例の
場合、EVが9以下の場合絞りは開放となるので、その
絞り値による制御をおこなう(ステツプ503)。立ち
上がりポイントより明るい(測光したEV値が大きい)
場合はまずステツプ504で手ぶれ量の少ない場合の
(45°で立ち上るプログラム線図の)TV値であるT
VAEを求める。ここでTV0は立ち上がりポイントのT
V値である。
【0035】次にまず手ぶれ検出で求められたTV値が
立ち上がりポイントより3段以上早いか否かを判断する
(ステツプ505)。TV値が立ち上がりポイントより
十分早ければ(本実施例では1/500秒より早い)手
ぶれの可能は少ないので、手ぶれ検出でそれより速いシ
ヤツタースピードが求められても、一定秒時の値とみな
す(ステツプ508)。
立ち上がりポイントより3段以上早いか否かを判断する
(ステツプ505)。TV値が立ち上がりポイントより
十分早ければ(本実施例では1/500秒より早い)手
ぶれの可能は少ないので、手ぶれ検出でそれより速いシ
ヤツタースピードが求められても、一定秒時の値とみな
す(ステツプ508)。
【0036】ステツプ506でこのTVAEと手ぶれ検出
により求められたTV値であるTVSAの値を比較して、
TVAEが早ければTVAEの値で制御をおこなう(ステツ
プ507)。
により求められたTV値であるTVSAの値を比較して、
TVAEが早ければTVAEの値で制御をおこなう(ステツ
プ507)。
【0037】TVAEが遅い場合、つまり手ぶれの可能性
があると判断されたばあいは手ぶれ検出で求められた秒
時での制御をおこなう(ステツプ509)。
があると判断されたばあいは手ぶれ検出で求められた秒
時での制御をおこなう(ステツプ509)。
【0038】次にステツプ510でこのようにして求め
られたTV値で制御をおこなう場合、レンズの開放絞り
値以内で制御可能であることを確認し、可能であればス
テップ511で求められたTV値に対応するAV値で絞
り制御を行い、不可能な場合はステツプ503に移行し
て開放絞りでの制御をおこなう。
られたTV値で制御をおこなう場合、レンズの開放絞り
値以内で制御可能であることを確認し、可能であればス
テップ511で求められたTV値に対応するAV値で絞
り制御を行い、不可能な場合はステツプ503に移行し
て開放絞りでの制御をおこなう。
【0039】つまり図5のプログラム線図に示すように
手ぶれ量の多い場合はEV線上で一定シヤツタースピー
ド(ここでは1/500秒)になるか、絞りが開放にな
るまでは、検出した手ぶれ量に応じて高速側にシヤツタ
ースピードを制御する。
手ぶれ量の多い場合はEV線上で一定シヤツタースピー
ド(ここでは1/500秒)になるか、絞りが開放にな
るまでは、検出した手ぶれ量に応じて高速側にシヤツタ
ースピードを制御する。
【0040】[他の実施例]上記実施例では、プログラ
ム線図の立ち上がりポイントを1/60で固定している
が、これを可変にしてもよい。例えばレンズの焦点距離
等によりかえてもよい。
ム線図の立ち上がりポイントを1/60で固定している
が、これを可変にしてもよい。例えばレンズの焦点距離
等によりかえてもよい。
【0041】また高速側のリミツターを1/500秒で
固定したが、これも同様にレンズの焦点距離により可変
としてもよいのは言うまでもない。
固定したが、これも同様にレンズの焦点距離により可変
としてもよいのは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、手ぶれ検出手段よ
り手ぶれ量を検出し、その値によりプログラムシフトす
るようにしたので、手ぶれの少ない写真をとれるように
なった。
り手ぶれ量を検出し、その値によりプログラムシフトす
るようにしたので、手ぶれの少ない写真をとれるように
なった。
【0043】またシフト量にリミツタを設けたので、手
ぶれ検出の誤動作により高輝度でも絞りが開放になって
しまうことも少なくなった。
ぶれ検出の誤動作により高輝度でも絞りが開放になって
しまうことも少なくなった。
【0044】また手ぶれ検出手段が誤作動しても、ノー
マルなプログラム線図からシフトしないだけなので、手
ぶれにより大きく失敗となる可能性を減らすこともでき
た。
マルなプログラム線図からシフトしないだけなので、手
ぶれにより大きく失敗となる可能性を減らすこともでき
た。
【図1】本発明一実施例の概念を示すフローチヤート
【図2】ブロツク図
【図3】手ぶれ検出手段の概略構成図
【図4】手ぶれ検出のフローチヤート
【図5】プログラム線図
【図6】AE演算のフローチヤート
1 マイクロコンピユータ
2 レンズ制御回路
6 焦点検出ユニツト
8 シヤツター制御回路
Claims (3)
- 【請求項1】 手ぶれ量を検出する検出手段と、外光の
明るさを測定する測光手段と、それらの出力によりカメ
ラの露出制御をおこなう制御手段を有し、前記制御手段
はプログラム線図を演算する手段と前記検出手段より得
られた手ぶれ量に応じてプログラムシフト量を演算する
手段を有することを特徴とするカメラ。 - 【請求項2】 上記手ぶれ量検出手段は焦点検出手段の
像信号を利用することを特徴とする請求項1記載のカメ
ラ。 - 【請求項3】 上記演算手段にはプログラムシフトのシ
フト量を制限する手段を設けたことを特徴とする請求項
1又は2記載のカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19203591A JPH0534757A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19203591A JPH0534757A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | カメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534757A true JPH0534757A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16284523
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19203591A Pending JPH0534757A (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534757A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7030911B1 (en) | 1999-09-28 | 2006-04-18 | Minolta Co., Ltd. | Digital camera and exposure control method of digital camera |
JP2009058966A (ja) * | 2000-06-05 | 2009-03-19 | Fujifilm Corp | カメラの絞り制御方法及び装置、並びにカメラ |
US7546026B2 (en) | 2005-10-25 | 2009-06-09 | Zoran Corporation | Camera exposure optimization techniques that take camera and scene motion into account |
US8190016B2 (en) | 2006-10-25 | 2012-05-29 | CSR Technology, Inc. | Control of artificial lighting of a scene to reduce effects of motion in the scene on an image being acquired |
US8482620B2 (en) | 2008-03-11 | 2013-07-09 | Csr Technology Inc. | Image enhancement based on multiple frames and motion estimation |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP19203591A patent/JPH0534757A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7030911B1 (en) | 1999-09-28 | 2006-04-18 | Minolta Co., Ltd. | Digital camera and exposure control method of digital camera |
JP2009058966A (ja) * | 2000-06-05 | 2009-03-19 | Fujifilm Corp | カメラの絞り制御方法及び装置、並びにカメラ |
US7546026B2 (en) | 2005-10-25 | 2009-06-09 | Zoran Corporation | Camera exposure optimization techniques that take camera and scene motion into account |
US8189057B2 (en) | 2005-10-25 | 2012-05-29 | Csr Technology Inc. | Camera exposure optimization techniques that take camera and scene motion into account |
US8190016B2 (en) | 2006-10-25 | 2012-05-29 | CSR Technology, Inc. | Control of artificial lighting of a scene to reduce effects of motion in the scene on an image being acquired |
US8452169B2 (en) | 2006-10-25 | 2013-05-28 | Csr Technology Inc. | Control of artificial lighting of a scene to reduce effects of motion in the scence on an image being acquired |
US8482620B2 (en) | 2008-03-11 | 2013-07-09 | Csr Technology Inc. | Image enhancement based on multiple frames and motion estimation |
US8711234B2 (en) | 2008-03-11 | 2014-04-29 | Csr Technology Inc. | Image enhancement based on multiple frames and motion estimation |
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