JPH05323158A - レ−ザダイオ−ド結合装置及びその組立方法 - Google Patents
レ−ザダイオ−ド結合装置及びその組立方法Info
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- JPH05323158A JPH05323158A JP12325492A JP12325492A JPH05323158A JP H05323158 A JPH05323158 A JP H05323158A JP 12325492 A JP12325492 A JP 12325492A JP 12325492 A JP12325492 A JP 12325492A JP H05323158 A JPH05323158 A JP H05323158A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】光通信用レーザダイオードパッケージのファイ
バ出力の高出力化を図るため結合効率の向上とレーザダ
イオードからの放熱改善を図ったパッケージを得る。 【構成】レーザダイオード1と非球面レンズ7との光軸
調整をし易くするためにサブステム4に台座9を付け、
非球面レンズ7を金属リング8に固定する。また、サブ
ステム4、熱電冷却素子3、ケース2を半田接合するの
に、予め熱電冷却素子3の表面に金属板19をAgロー
付けし、In−Ag等の半田を使って接合する。また、
ケース2内に断熱材を接合するのもよい。
バ出力の高出力化を図るため結合効率の向上とレーザダ
イオードからの放熱改善を図ったパッケージを得る。 【構成】レーザダイオード1と非球面レンズ7との光軸
調整をし易くするためにサブステム4に台座9を付け、
非球面レンズ7を金属リング8に固定する。また、サブ
ステム4、熱電冷却素子3、ケース2を半田接合するの
に、予め熱電冷却素子3の表面に金属板19をAgロー
付けし、In−Ag等の半田を使って接合する。また、
ケース2内に断熱材を接合するのもよい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズを介してレ−ザ
ダイオ−ドと光ファイバとの光結合を行うレーザダイオ
ード結合装置及びその組立方法に関する。
ダイオ−ドと光ファイバとの光結合を行うレーザダイオ
ード結合装置及びその組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを伝送路として使用する光通
信方式では、長距離伝送を行うために高いファイバ出力
が要求される。すなわち、レ−ザダイオ−ド素子から発
振した光を出来るだけ効率よくしかも高い出力で光ファ
イバ内に取り込む光結合装置が必要である。
信方式では、長距離伝送を行うために高いファイバ出力
が要求される。すなわち、レ−ザダイオ−ド素子から発
振した光を出来るだけ効率よくしかも高い出力で光ファ
イバ内に取り込む光結合装置が必要である。
【0003】結合効率を高めるには、光ファイバ先端に
レンズ効果を持たせた先球ファイバで光結合する方法、
或いは複数のレンズを介して光ファイバに結合する方法
等が使われている。
レンズ効果を持たせた先球ファイバで光結合する方法、
或いは複数のレンズを介して光ファイバに結合する方法
等が使われている。
【0004】先球ファイバを用いた方法では、レ−ザダ
イオ−ドと先球ファイバとの相対許容位置ずれ量(1d
Bの光出力が変動する量)がわずか±2μm程度である
のに対し、レンズを使った方法では先球ファイバでの結
合より相対許容位置ずれ量を大きくとることができ、組
み立てを行なう上で容易である。
イオ−ドと先球ファイバとの相対許容位置ずれ量(1d
Bの光出力が変動する量)がわずか±2μm程度である
のに対し、レンズを使った方法では先球ファイバでの結
合より相対許容位置ずれ量を大きくとることができ、組
み立てを行なう上で容易である。
【0005】ファイバ出力を高めるためには、レーザダ
イオード素子への動作電流を増大させたり高い出力特性
をもとレーザダイオード素子を実装するが、これに伴っ
てレーザダイオードからの発熱が大きくなる。
イオード素子への動作電流を増大させたり高い出力特性
をもとレーザダイオード素子を実装するが、これに伴っ
てレーザダイオードからの発熱が大きくなる。
【0006】レーザダイオード素子の温度が上昇する
と、発光出力が低下する性質があるため、結合装置内で
はレーザダイオードからの熱をすみやかに放熱する構造
であることが望ましい。
と、発光出力が低下する性質があるため、結合装置内で
はレーザダイオードからの熱をすみやかに放熱する構造
であることが望ましい。
【0007】この種の従来の技術は、特開昭63ー11
8706号公報に開示されているように、レ−ザダイオ
−ドはケ−スの側壁に熱電冷却素子及びサブステムを介
して接合固定されている。
8706号公報に開示されているように、レ−ザダイオ
−ドはケ−スの側壁に熱電冷却素子及びサブステムを介
して接合固定されている。
【0008】サブステムは、上方にレ−ダイオ−ドが出
射できるように、T字型形状となっている。従って、側
壁に低融点半田等を用いて接合固定された熱電冷却素子
の上にレ−ザダイオ−ドを実装することにより、レ−ザ
光は側壁と直角の方向に出射される。
射できるように、T字型形状となっている。従って、側
壁に低融点半田等を用いて接合固定された熱電冷却素子
の上にレ−ザダイオ−ドを実装することにより、レ−ザ
光は側壁と直角の方向に出射される。
【0009】レ−ザ光は、前方と後方から同一出力で出
射し、後方の光はモニタダイオ−ドで受光して前方出力
の制御が行える構造となっている。光伝送に使用する前
方の光は、球レンズで集光される。球レンズはレ−ザダ
イオ−ドの出射部との位置合わせを行った後、Pb−S
n半田、或いは低融点ガラスで接合固定されている。
射し、後方の光はモニタダイオ−ドで受光して前方出力
の制御が行える構造となっている。光伝送に使用する前
方の光は、球レンズで集光される。球レンズはレ−ザダ
イオ−ドの出射部との位置合わせを行った後、Pb−S
n半田、或いは低融点ガラスで接合固定されている。
【0010】結合装置の組立は以下の様に行う。
【0011】予めサブステム上にはレーザダイオード、
球レンズ、モニタ用フォトダイオード及び熱電冷却素子
を組み立てておく。レーザダイオードの光は、球レンズ
を透過し円柱形ロッドレンズで集光されファイバに入
る。そこで、ロッドレンズはケースの側壁に設けた穴に
Pb−Sn半田で固定し、次に、ロッドレンズの光軸と
球レンズの光軸が一致するように前記レーザダイオード
付サブステムを位置合わせ後熱電冷却素子の底面とケー
スの側壁とを接合固定する。
球レンズ、モニタ用フォトダイオード及び熱電冷却素子
を組み立てておく。レーザダイオードの光は、球レンズ
を透過し円柱形ロッドレンズで集光されファイバに入
る。そこで、ロッドレンズはケースの側壁に設けた穴に
Pb−Sn半田で固定し、次に、ロッドレンズの光軸と
球レンズの光軸が一致するように前記レーザダイオード
付サブステムを位置合わせ後熱電冷却素子の底面とケー
スの側壁とを接合固定する。
【0012】ロッドレンズからの光は最終的にシングル
モ−ドファイバに結合される。ファイバはロッドレンズ
からの光をX,Y,Z軸方向で調整出きるようにフェル
−ル付ファイバとフェル−ルガイドで構成されている。
モ−ドファイバに結合される。ファイバはロッドレンズ
からの光をX,Y,Z軸方向で調整出きるようにフェル
−ル付ファイバとフェル−ルガイドで構成されている。
【0013】光軸は、まず、ロッドレンズからの光が最
大となるようにフェル−ル付ファイバを光軸合わせした
後、フェル−ルガイドの全周を固定する。
大となるようにフェル−ル付ファイバを光軸合わせした
後、フェル−ルガイドの全周を固定する。
【0014】次に、フェル−ルガイドとフェル−ル付フ
ァイバとをZ軸方向で調整後、Pb−Sn等の半田で固
定されている。
ァイバとをZ軸方向で調整後、Pb−Sn等の半田で固
定されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、シン
グルモードファイバとの結合効率を得るために球レンズ
とロッドレンズとを組み合わせたレンズ構成で光結合し
ているが、レーザダイオードと球レンズとが同一面上に
配置されるため、面上での合わせはできるが面外での調
整ができないため、高さ方向のずれに対し光軸が傾いて
ロッドレンズに入射し結合効率を低下させる問題があっ
た。
グルモードファイバとの結合効率を得るために球レンズ
とロッドレンズとを組み合わせたレンズ構成で光結合し
ているが、レーザダイオードと球レンズとが同一面上に
配置されるため、面上での合わせはできるが面外での調
整ができないため、高さ方向のずれに対し光軸が傾いて
ロッドレンズに入射し結合効率を低下させる問題があっ
た。
【0016】また、ファイバ出力を増大させるために
は、レーザダイオードの動作電流を大きくしたりレーザ
ダイオードが高出力動作できる素子を実装する場合があ
るが、これに伴い素子発熱が増大し、これに対応したレ
ーザダイオード放熱構造とはなっていない問題があっ
た。
は、レーザダイオードの動作電流を大きくしたりレーザ
ダイオードが高出力動作できる素子を実装する場合があ
るが、これに伴い素子発熱が増大し、これに対応したレ
ーザダイオード放熱構造とはなっていない問題があっ
た。
【0017】更には、サブステム、熱電冷却素子、ケー
スを夫々In−Ag(融点141℃)、In−Sn(融
点117℃)を使って接合固定するが十分な濡れが得ら
れず、熱抵抗を増大させる結果ファイバ出力低下或いは
レーザダイオード素子寿命を低下させる問題があった。
スを夫々In−Ag(融点141℃)、In−Sn(融
点117℃)を使って接合固定するが十分な濡れが得ら
れず、熱抵抗を増大させる結果ファイバ出力低下或いは
レーザダイオード素子寿命を低下させる問題があった。
【0018】本発明の目的は、例えレーザダイオードか
らの発熱が大きくなっても、レンズとレーザダイオード
との光軸合わせを精度よく行うとともに、構成部材間の
接合部ぬれ性を確保し、レーザダイオードで発生する熱
を速やかにケース外部に放熱するとともにケース外部の
熱が再びレーザダイオードに戻って来ない構造と組立法
を提供することにより、高いファイバ出力を得ることに
ある。
らの発熱が大きくなっても、レンズとレーザダイオード
との光軸合わせを精度よく行うとともに、構成部材間の
接合部ぬれ性を確保し、レーザダイオードで発生する熱
を速やかにケース外部に放熱するとともにケース外部の
熱が再びレーザダイオードに戻って来ない構造と組立法
を提供することにより、高いファイバ出力を得ることに
ある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のレ−ザダイオ−ド結合装置は、パッケ−ジ
ケ−スの一方の側壁に熱電冷却素子及びサブステムを介
して接合固定されたレ−ザダイオ−ド素子と、レ−ザダ
イオ−ド素子の前方出射端の近傍でサブステム上に接合
固定された第一のレンズと、パッケ−ジケ−スの他方の
対向した側壁にレンズホルダを介して接合固定された第
二のレンズと、レンズホルダの一端でフェルールホルダ
を介して固定されたフェルール付ファイバとを備えたも
のにおいて、予めサブステムに台座を設けておき、金属
リングに固定した第一のレンズとの光軸合わせ後台座と
金属リングとを接合固定されたことを特徴とする。ま
た、サブステムの台座と第一レンズ用金属リングの材質
はFe−45Ni或いはFe−50NiでYAG溶接或
いは高周波加熱を用いた半田固定されたものがよい。
に、本発明のレ−ザダイオ−ド結合装置は、パッケ−ジ
ケ−スの一方の側壁に熱電冷却素子及びサブステムを介
して接合固定されたレ−ザダイオ−ド素子と、レ−ザダ
イオ−ド素子の前方出射端の近傍でサブステム上に接合
固定された第一のレンズと、パッケ−ジケ−スの他方の
対向した側壁にレンズホルダを介して接合固定された第
二のレンズと、レンズホルダの一端でフェルールホルダ
を介して固定されたフェルール付ファイバとを備えたも
のにおいて、予めサブステムに台座を設けておき、金属
リングに固定した第一のレンズとの光軸合わせ後台座と
金属リングとを接合固定されたことを特徴とする。ま
た、サブステムの台座と第一レンズ用金属リングの材質
はFe−45Ni或いはFe−50NiでYAG溶接或
いは高周波加熱を用いた半田固定されたものがよい。
【0020】また、他の本発明のレ−ザダイオ−ド結合
装置は、パッケ−ジケ−スの一方の側壁に熱電冷却素子
及びサブステムを介して接合固定されたレ−ザダイオ−
ド素子と、レ−ザダイオ−ド素子の前方出射端の近傍で
サブステム上に接合固定された第一のレンズと、パッケ
−ジケ−スの他方の対向した側壁にレンズホルダを介し
て接合固定された第二のレンズと、レンズホルダの一端
でフェルールホルダを介して固定されたフェルール付フ
ァイバとを備えたものであって、パッケージケース内の
上面及び下面にAl2O3板或いはSi3N4,MgO−S
iO2板を接合固定されたことを特徴とする。
装置は、パッケ−ジケ−スの一方の側壁に熱電冷却素子
及びサブステムを介して接合固定されたレ−ザダイオ−
ド素子と、レ−ザダイオ−ド素子の前方出射端の近傍で
サブステム上に接合固定された第一のレンズと、パッケ
−ジケ−スの他方の対向した側壁にレンズホルダを介し
て接合固定された第二のレンズと、レンズホルダの一端
でフェルールホルダを介して固定されたフェルール付フ
ァイバとを備えたものであって、パッケージケース内の
上面及び下面にAl2O3板或いはSi3N4,MgO−S
iO2板を接合固定されたことを特徴とする。
【0021】熱電冷却素子の表面にはパッケージケース
と同一又は同種の材質からなる金属材が夫々接合され、
この金属材の面を介して熱電冷却素子接合表面とサブス
テム或いはパッケージケースが接合固定されることが好
ましい。また、サブステム、パッケージケースの材質
が、Mo,Cu−(80〜90)W,Cu/32Ni−
4Co−Fe/Cuのクラッド材であることが好まし
い。
と同一又は同種の材質からなる金属材が夫々接合され、
この金属材の面を介して熱電冷却素子接合表面とサブス
テム或いはパッケージケースが接合固定されることが好
ましい。また、サブステム、パッケージケースの材質
が、Mo,Cu−(80〜90)W,Cu/32Ni−
4Co−Fe/Cuのクラッド材であることが好まし
い。
【0022】更に、熱電冷却素子表面に接合する金属材
料がMo,Cu−(80〜90)W,或いはCu/32
Ni−Co−Fe/Cuのクラッド材であり、Agロ
−、Au−Si,Au−Ge,Au−Sn等の接合材で
前記熱電冷却素子表面にこの金属材が夫々接合固定さ
れ、続いてIn−Sn,In−Ag,In−Pb−A
g,In−Pb−Sn,Pb−Sn等の半田材或いは抵
抗溶接、YAG溶接によりサブステム、金属材付き熱電
冷却素子、パッケージケースが夫々固定されたものがよ
い。
料がMo,Cu−(80〜90)W,或いはCu/32
Ni−Co−Fe/Cuのクラッド材であり、Agロ
−、Au−Si,Au−Ge,Au−Sn等の接合材で
前記熱電冷却素子表面にこの金属材が夫々接合固定さ
れ、続いてIn−Sn,In−Ag,In−Pb−A
g,In−Pb−Sn,Pb−Sn等の半田材或いは抵
抗溶接、YAG溶接によりサブステム、金属材付き熱電
冷却素子、パッケージケースが夫々固定されたものがよ
い。
【0023】また本発明のレ−ザダイオ−ド結合装置の
組立方法は、パッケ−ジケ−スの一方の側壁に熱電冷却
素子及びサブステムを介して接合固定されたレ−ザダイ
オ−ド素子と、レ−ザダイオ−ド素子の前方出射端の近
傍に固定された第一のレンズと、パッケ−ジケ−スの他
方の対向した側壁に固定された第二のレンズと、レンズ
ホルダの一端でフェルールホルダを介して固定されたフ
ェルール付ファイバとを備えたレ−ザダイオ−ド結合装
置において、予め熱電冷却素子の冷却面にサブステムと
同一又は同種の材質からなる金属材と熱電冷却素子の加
熱面にパッケージケースと同一又は同種の材質からなる
金属材を夫々接合固定しておき、次にレーザダイオード
と光軸合わせした第一レンズ付サブステムと、サブステ
ムの同一又は同種の金属材付熱電冷却素子表面とを半田
材或いは溶接で接合固定し、次にサブステム付き熱電冷
却素子と第二レンズとの光軸合わせを行った後パッケー
ジケースに半田材或いは溶接で接合固定し、最後にフェ
ルール付ファイバを光軸調整及び固定することを特徴と
するものである。
組立方法は、パッケ−ジケ−スの一方の側壁に熱電冷却
素子及びサブステムを介して接合固定されたレ−ザダイ
オ−ド素子と、レ−ザダイオ−ド素子の前方出射端の近
傍に固定された第一のレンズと、パッケ−ジケ−スの他
方の対向した側壁に固定された第二のレンズと、レンズ
ホルダの一端でフェルールホルダを介して固定されたフ
ェルール付ファイバとを備えたレ−ザダイオ−ド結合装
置において、予め熱電冷却素子の冷却面にサブステムと
同一又は同種の材質からなる金属材と熱電冷却素子の加
熱面にパッケージケースと同一又は同種の材質からなる
金属材を夫々接合固定しておき、次にレーザダイオード
と光軸合わせした第一レンズ付サブステムと、サブステ
ムの同一又は同種の金属材付熱電冷却素子表面とを半田
材或いは溶接で接合固定し、次にサブステム付き熱電冷
却素子と第二レンズとの光軸合わせを行った後パッケー
ジケースに半田材或いは溶接で接合固定し、最後にフェ
ルール付ファイバを光軸調整及び固定することを特徴と
するものである。
【0024】
【作用】一般にレーザダイオードからの光は、30〜4
0°の広がりを持って発振される。この光を効率よくフ
ァイバに入射させるために、レンズを使用する。第一レ
ンズで集光する時、レーザダイオードを固定するサブス
テムに台座をもうけ、予め第一レンズを金属リングに固
定しておき、台座とリング付レンズとをすり合わせなが
ら光軸調整して固定する。
0°の広がりを持って発振される。この光を効率よくフ
ァイバに入射させるために、レンズを使用する。第一レ
ンズで集光する時、レーザダイオードを固定するサブス
テムに台座をもうけ、予め第一レンズを金属リングに固
定しておき、台座とリング付レンズとをすり合わせなが
ら光軸調整して固定する。
【0025】また、レーザダイオードでの熱をケース外
にすばやく放熱するために、熱電冷却素子の表面に予め
金属板をAgロー等で固定しておく。金属板は例えばサ
ブキャリアと同質の材料でIn−Pb−Ag等との濡れ
性が良い。そこで、サブキャリア、熱電冷却素子、パッ
ケージケース間をIn−Pb−Agで固定し接合性を高
めるとともに、パッケージケース内の上、下面にAl2
O3を接合して、熱電冷却素子動作時パッケージケース
外からケース内気体を介してレーザダイオードに伝達さ
れる熱を遮断することにより放熱性を高める。
にすばやく放熱するために、熱電冷却素子の表面に予め
金属板をAgロー等で固定しておく。金属板は例えばサ
ブキャリアと同質の材料でIn−Pb−Ag等との濡れ
性が良い。そこで、サブキャリア、熱電冷却素子、パッ
ケージケース間をIn−Pb−Agで固定し接合性を高
めるとともに、パッケージケース内の上、下面にAl2
O3を接合して、熱電冷却素子動作時パッケージケース
外からケース内気体を介してレーザダイオードに伝達さ
れる熱を遮断することにより放熱性を高める。
【0026】こうして組み立てたレーザダイオード結合
装置は、結合効率を高くできるとともにレーザダイオー
ド素子の温度を低く保つことができ、安定した高いファ
イバ出力を得ることができる。
装置は、結合効率を高くできるとともにレーザダイオー
ド素子の温度を低く保つことができ、安定した高いファ
イバ出力を得ることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。
る。
【0028】レ−ザダイオ−ド1は、ケ−ス2の側壁に
熱電冷却素子3、サブステム4、ベ−ス5を介して接合
固定されている。サブステム4は、上方(図1のZ方
向)にレ−ザダイオ−ド1が出射できるようにT字型形
状となっている。レ−ザダイオ−ド1は、温度変化に対
して光出力、波長が変動する性質がある。
熱電冷却素子3、サブステム4、ベ−ス5を介して接合
固定されている。サブステム4は、上方(図1のZ方
向)にレ−ザダイオ−ド1が出射できるようにT字型形
状となっている。レ−ザダイオ−ド1は、温度変化に対
して光出力、波長が変動する性質がある。
【0029】そこで、レーザダイオード1の温度を一定
に保つために、サブステム4は熱電冷却素子3で温度制
御している。熱電冷却素子3からの熱は、速やかにケー
ス2外に放出できるようにベース5の材料として熱伝導
率の良好なMo、Cu−(80〜90)W,或いはCu
/32Ni−4Co−Fe/Cu材が適している。ケー
ス2の材料もベース5と同様である。
に保つために、サブステム4は熱電冷却素子3で温度制
御している。熱電冷却素子3からの熱は、速やかにケー
ス2外に放出できるようにベース5の材料として熱伝導
率の良好なMo、Cu−(80〜90)W,或いはCu
/32Ni−4Co−Fe/Cu材が適している。ケー
ス2の材料もベース5と同様である。
【0030】更には、ベ−ス5をケ−ス2内に取り付け
る方法としては、放熱性を高めるようにケ−ス2の側壁
と下面とをAgロ−材(例えば72Ag−Cu,85A
g−Cu)で固定する方法或いはベース5とケース2と
を一体で切れ目のない同一材を圧延加工して形成する方
法がある。
る方法としては、放熱性を高めるようにケ−ス2の側壁
と下面とをAgロ−材(例えば72Ag−Cu,85A
g−Cu)で固定する方法或いはベース5とケース2と
を一体で切れ目のない同一材を圧延加工して形成する方
法がある。
【0031】図2は、ケース2の組立工程を示す。図2
ーaは、ケース2を上から見た正面図である。ケース2
の一側面と下面が一体のT字型となっており、ベース5
は中央部に形成されている。この板を折り曲げると図2
−bとなる。更に、ケース2の四側面となる角型パイプ
2’(図2ーd)を予め形成しておき、図2ーbと組み
合わせると、図2ーcとなる。T字型板と角型パイプ
2’とはAgロー付が適している。
ーaは、ケース2を上から見た正面図である。ケース2
の一側面と下面が一体のT字型となっており、ベース5
は中央部に形成されている。この板を折り曲げると図2
−bとなる。更に、ケース2の四側面となる角型パイプ
2’(図2ーd)を予め形成しておき、図2ーbと組み
合わせると、図2ーcとなる。T字型板と角型パイプ
2’とはAgロー付が適している。
【0032】レ−ザダイオ−ド1からの発振光はダイオ
−ドの前後から同時に出射される。伝送で使用する前方
光の出力制御を行うために、後方からの光をモニタする
フォトダイオ−ド6がサブステム4に設けられている。
レ−ザダイオ−ド1からの出射光は、ダイオ−ドに直角
方向に約40゜、水平方向に約30゜の広がりを持って
いる。この光を効率良くファイバ内に入射させるために
非球面レンズ7及びロッドレンズ10を使用する。
−ドの前後から同時に出射される。伝送で使用する前方
光の出力制御を行うために、後方からの光をモニタする
フォトダイオ−ド6がサブステム4に設けられている。
レ−ザダイオ−ド1からの出射光は、ダイオ−ドに直角
方向に約40゜、水平方向に約30゜の広がりを持って
いる。この光を効率良くファイバ内に入射させるために
非球面レンズ7及びロッドレンズ10を使用する。
【0033】非球面レンズ7は、予めFe−45Ni或
いはFe−50Niからなる金属リング8上に低融点ガ
ラス、Au−Sn等で固定したり金属リング8に直接ガ
ラスモールドでレンズを造り込んでいる。一方、サブス
テム4の端面にはリング状の台座9をAgロー固定され
ている。
いはFe−50Niからなる金属リング8上に低融点ガ
ラス、Au−Sn等で固定したり金属リング8に直接ガ
ラスモールドでレンズを造り込んでいる。一方、サブス
テム4の端面にはリング状の台座9をAgロー固定され
ている。
【0034】台座9の材質は金属リング8と同質である
ことが好ましい。この台座9に非球面レンズ付金属リン
グ8を置き、レ−ザダイオ−ドから発振した光が直角平
行になるように光軸調整を行った後、台座9と金属リン
グ8とを固定する。固定の方法としては、YAG溶接或
いは高周波加熱を用いてAu−Sn等で固定する方法が
ある。
ことが好ましい。この台座9に非球面レンズ付金属リン
グ8を置き、レ−ザダイオ−ドから発振した光が直角平
行になるように光軸調整を行った後、台座9と金属リン
グ8とを固定する。固定の方法としては、YAG溶接或
いは高周波加熱を用いてAu−Sn等で固定する方法が
ある。
【0035】ロッドレンズ10は、予めケ−ス2の側壁
にレンズガイド11を固定後この中に挿入して固定す
る。レンズガイド11とケ−ス2との固定部12は、ケ
−ス内の気密保持或いはレンズの固定を行う上で基にな
る部分で、Agロ−、低融点ガラス、YAG溶接、抵抗
溶接を用いてレンズガイド11を固定する。レンズガイ
ド11の材質としては、SPCC,SS41等の鉄材が
適している。
にレンズガイド11を固定後この中に挿入して固定す
る。レンズガイド11とケ−ス2との固定部12は、ケ
−ス内の気密保持或いはレンズの固定を行う上で基にな
る部分で、Agロ−、低融点ガラス、YAG溶接、抵抗
溶接を用いてレンズガイド11を固定する。レンズガイ
ド11の材質としては、SPCC,SS41等の鉄材が
適している。
【0036】ケ−ス2内へレ−ザダイオ−ド1を組み込
む方法としては、2種類がある。すなわちレンズガイド
11をAgロ−、低融点ガラスで固定する場合とYAG
溶接、抵抗溶接で固定する場合である。
む方法としては、2種類がある。すなわちレンズガイド
11をAgロ−、低融点ガラスで固定する場合とYAG
溶接、抵抗溶接で固定する場合である。
【0037】レンズガイド11をAgロ−、低融点ガラ
ス付けする場合、ケース2を高い温度にするため、レン
ズガイド11を予め固定しておく構造となるのに対し、
YAG溶接、抵抗溶接では、レーザダイオード1をケー
ス2内に予め固定後レンズガイド11を固定する。
ス付けする場合、ケース2を高い温度にするため、レン
ズガイド11を予め固定しておく構造となるのに対し、
YAG溶接、抵抗溶接では、レーザダイオード1をケー
ス2内に予め固定後レンズガイド11を固定する。
【0038】Agロー固定の場合、ケ−ス2内にレンズ
ガイドを固定後ロッドレンズ10をレンズガイド11の
所定位置に置き,Au−Sn,Au−Ge等の接合材を
使って固定する。顕微鏡でロッドレンズ10を透した内
部観察を行い、非球面レンズ7付サブステム4の光軸が
ロッドレンズ10の光軸上に来るように位置合わせし、
サブステム4底面を固定する。サブステム4には、予め
熱電冷却素子3が固定されており、熱電冷却素子3底面
とベ−ス5を固定する。
ガイドを固定後ロッドレンズ10をレンズガイド11の
所定位置に置き,Au−Sn,Au−Ge等の接合材を
使って固定する。顕微鏡でロッドレンズ10を透した内
部観察を行い、非球面レンズ7付サブステム4の光軸が
ロッドレンズ10の光軸上に来るように位置合わせし、
サブステム4底面を固定する。サブステム4には、予め
熱電冷却素子3が固定されており、熱電冷却素子3底面
とベ−ス5を固定する。
【0039】次に、YAG溶接固定の場合、非球面レン
ズ付サブステム4をまずケ−ス2内に組み込む。すなわ
ちケ−ス2の側壁でロッドレンズ10が位置する部分に
は、ダミ−のロッドレンズ付レンズガイドを準備してお
く。
ズ付サブステム4をまずケ−ス2内に組み込む。すなわ
ちケ−ス2の側壁でロッドレンズ10が位置する部分に
は、ダミ−のロッドレンズ付レンズガイドを準備してお
く。
【0040】次に、顕微鏡下で非球面レンズ付サブステ
ム4とロッドレンズ付レンズガイドとの光軸合わせを行
い、サブステム4、熱電冷却素子3底面とベース5とを
夫々接合固定する。サブステム4の組込後レ−ザダイオ
−ド1が発振できるようにAuワイヤ配線を行う。ダミ
−のロッドレンズ付きレンズガイドを取り除き、予めレ
ンズガイド11とロッドレンズ10とを固定したものを
ケ−ス2側壁に配置する。
ム4とロッドレンズ付レンズガイドとの光軸合わせを行
い、サブステム4、熱電冷却素子3底面とベース5とを
夫々接合固定する。サブステム4の組込後レ−ザダイオ
−ド1が発振できるようにAuワイヤ配線を行う。ダミ
−のロッドレンズ付きレンズガイドを取り除き、予めレ
ンズガイド11とロッドレンズ10とを固定したものを
ケ−ス2側壁に配置する。
【0041】レ−ザダイオ−ド1を発振させながら、非
球面レンズ7からの光がロッドレンズ10の光軸と一致
するようにレンズガイド11をX,Y方向で調整し、接
合部12の部分でYAG溶接或いは抵抗溶接固定する。
YAG溶接する場合、レンズガイド11の端部は、図2
に示すように、U字或いはV字型溝を全周にわたって付
けることが好ましい。
球面レンズ7からの光がロッドレンズ10の光軸と一致
するようにレンズガイド11をX,Y方向で調整し、接
合部12の部分でYAG溶接或いは抵抗溶接固定する。
YAG溶接する場合、レンズガイド11の端部は、図2
に示すように、U字或いはV字型溝を全周にわたって付
けることが好ましい。
【0042】溶接時は、レンズガイド周りで対角2ヵ所
或いは4ヵ所から同時に仮どめ固定し、その後レンズガ
イド全周にわたって溶接固定する。抵抗溶接する場合、
レンズガイド11の端部は、予め図3に示すように、突
起18を全周にわたり設けておく。
或いは4ヵ所から同時に仮どめ固定し、その後レンズガ
イド全周にわたって溶接固定する。抵抗溶接する場合、
レンズガイド11の端部は、予め図3に示すように、突
起18を全周にわたり設けておく。
【0043】ケ−ス2とレンズガイド11との間に加圧
力を加えながら通電すると、突起部は溶融してケ−ス2
と接合するが、この時溶融突起が流入するわずかな溝を
レンズガイド11側に設けておくと、ケ−ス2とレンズ
ガイド11とはすき間なく接合させることができ、傾き
のないレンズ固定が得られる。
力を加えながら通電すると、突起部は溶融してケ−ス2
と接合するが、この時溶融突起が流入するわずかな溝を
レンズガイド11側に設けておくと、ケ−ス2とレンズ
ガイド11とはすき間なく接合させることができ、傾き
のないレンズ固定が得られる。
【0044】レンズガイド11がAgロー固定されたケ
−ス2内へレ−ザダイオ−ド1を組み込む場合、レンズ
ガイドに設けられたロッドレンズ10との光軸合わせを
行いながら、レ−ザダイオ−ド1が固定されたサブステ
ム4をケ−ス2に固定する必要がある。
−ス2内へレ−ザダイオ−ド1を組み込む場合、レンズ
ガイドに設けられたロッドレンズ10との光軸合わせを
行いながら、レ−ザダイオ−ド1が固定されたサブステ
ム4をケ−ス2に固定する必要がある。
【0045】ケ−ス2内のスペ−スが限られること、ケ
−ス2、例えばbutterfly型の場合は外形2
0.8×12.7×7.6しかなく、非常に狭い空間で
の接合作業になること、半田接合を行うには接合面のこ
すり合わせにより半田に生じた酸化膜を除去することが
重要なこと、熱電冷却素子3は耐熱性が150℃程度し
かなく、これより低い融点の半田材使用となること、熱
電冷却素子3表面はアルミナを使っており、この表面に
例えばCu,Ni,Au等のメタライズ処理を行って半
田接合するが濡れ性が十分でないこと、レーザダイオー
ド1の高出力化に伴いサブステム4からケース2外への
放熱が高いファイバ出力を得る上で必要なこと等の問題
があった。
−ス2、例えばbutterfly型の場合は外形2
0.8×12.7×7.6しかなく、非常に狭い空間で
の接合作業になること、半田接合を行うには接合面のこ
すり合わせにより半田に生じた酸化膜を除去することが
重要なこと、熱電冷却素子3は耐熱性が150℃程度し
かなく、これより低い融点の半田材使用となること、熱
電冷却素子3表面はアルミナを使っており、この表面に
例えばCu,Ni,Au等のメタライズ処理を行って半
田接合するが濡れ性が十分でないこと、レーザダイオー
ド1の高出力化に伴いサブステム4からケース2外への
放熱が高いファイバ出力を得る上で必要なこと等の問題
があった。
【0046】レーザダイオード1からの放熱を良くする
第一の方法は、サブステム4の形状を角錐形とすること
にある。レーザダイオード1からの熱は広がりを持って
伝導して行く。従って、角錐形の頂点にレーザダイオー
ド1が実装されていると、最も効率よく放熱が行われ
る。
第一の方法は、サブステム4の形状を角錐形とすること
にある。レーザダイオード1からの熱は広がりを持って
伝導して行く。従って、角錐形の頂点にレーザダイオー
ド1が実装されていると、最も効率よく放熱が行われ
る。
【0047】実際には、サブステム4上にはレンズ8、
フォトダイオード6等の部品を実装するため、階段状に
なる。また、熱電冷却素子3への熱伝導を考慮すると、
角錐形の底面は熱電冷却素子3と一致していることが望
ましい。
フォトダイオード6等の部品を実装するため、階段状に
なる。また、熱電冷却素子3への熱伝導を考慮すると、
角錐形の底面は熱電冷却素子3と一致していることが望
ましい。
【0048】レーザダイオード1からの放熱を良くする
第二の方法は、図4に示すように、サブステム4の接合
面に段差(溝)21を設けて、熱電冷却素子3表面で金
属材層19と半田接合層17で固定する方法がある。半
田接合部が組立或いは使用時破壊する方向は、接合面の
外周部から内側にむかってであり、外周部の半田厚を厚
くすることにより半田接合層にかかる力を分散し、接合
部破壊を防止するとともに熱抵抗の劣化を防ぐ。
第二の方法は、図4に示すように、サブステム4の接合
面に段差(溝)21を設けて、熱電冷却素子3表面で金
属材層19と半田接合層17で固定する方法がある。半
田接合部が組立或いは使用時破壊する方向は、接合面の
外周部から内側にむかってであり、外周部の半田厚を厚
くすることにより半田接合層にかかる力を分散し、接合
部破壊を防止するとともに熱抵抗の劣化を防ぐ。
【0049】更には図5に示すように、サブステム4と
同一或いは同種の材料からなる金属材19を予め熱電冷
却素子3表面に接合しておき、この金属材19の面とサ
ブステム4とを接合させる方法である。
同一或いは同種の材料からなる金属材19を予め熱電冷
却素子3表面に接合しておき、この金属材19の面とサ
ブステム4とを接合させる方法である。
【0050】従来の接合品を温度サイクル試験(−45
℃〜80℃)すると熱電冷却素子3のセラミックス表面
から半田が剥離しており、サブステム4側の剥離はな
い。これはセラッミクスと半田との濡れ性が十分でない
ためである。そこで、熱電冷却素子3表面に前記金属板
19を取り付けることにより接合の向上をはかる。
℃〜80℃)すると熱電冷却素子3のセラミックス表面
から半田が剥離しており、サブステム4側の剥離はな
い。これはセラッミクスと半田との濡れ性が十分でない
ためである。そこで、熱電冷却素子3表面に前記金属板
19を取り付けることにより接合の向上をはかる。
【0051】更には、図5に示すようにサブステム4或
いは熱電冷却素子3冷却面、加熱面に溝21、22を設
けると更に接合向上を図ることができる。溝21、22
の幅は、接合面積の20〜30%が適している。
いは熱電冷却素子3冷却面、加熱面に溝21、22を設
けると更に接合向上を図ることができる。溝21、22
の幅は、接合面積の20〜30%が適している。
【0052】冷却面に接合する金属板19の厚さとして
は、セラミックス板の1/5〜1/2で、材質はMo,
Cu−(80〜90)W、Cu/32Ni−4Co−F
e/Cuのクラッド材が良い。セラミックスへの接合に
は、予め72Ag−Cuや85Ag−Cu等のAgロ−
或いはAu−Si,Au−Ge,Au−Sn等の接合材
で固定しておき、その後に熱電冷却素子3内部の組立を
行う。具体的に各部材の材質の組合わせ例を次に示す。
は、セラミックス板の1/5〜1/2で、材質はMo,
Cu−(80〜90)W、Cu/32Ni−4Co−F
e/Cuのクラッド材が良い。セラミックスへの接合に
は、予め72Ag−Cuや85Ag−Cu等のAgロ−
或いはAu−Si,Au−Ge,Au−Sn等の接合材
で固定しておき、その後に熱電冷却素子3内部の組立を
行う。具体的に各部材の材質の組合わせ例を次に示す。
【0053】(1)Al2O3のアルミナ板に、72Ag
−Cuを使ってMo板をロー付けする。
−Cuを使ってMo板をロー付けする。
【0054】(2)アルミナ板に、Au−Snを使って
Cu−(80〜90)W板を接合する。
Cu−(80〜90)W板を接合する。
【0055】(3)アルミナ板に、Au−Geを使って
Cu/32Ni−4Co−Fe/Cu板を接合する。加
熱面に接合する金属板19の厚さとしては、セラミック
ス板の1/5〜1/2で、材質はMo,Cu−(80〜
90)W,Cu/32Ni−4Co−Fe/Cuがよ
い。
Cu/32Ni−4Co−Fe/Cu板を接合する。加
熱面に接合する金属板19の厚さとしては、セラミック
ス板の1/5〜1/2で、材質はMo,Cu−(80〜
90)W,Cu/32Ni−4Co−Fe/Cuがよ
い。
【0056】このようにして形成した熱電冷却素子加熱
面とサブステム4面とをIn−Sn,In−Ag,In
−Pb−Ag,Pb−Sn等の半田を用いて固定する。
面とサブステム4面とをIn−Sn,In−Ag,In
−Pb−Ag,Pb−Sn等の半田を用いて固定する。
【0057】次に、ロッドレンズ10と非球面レンズ7
からの光軸とを調整しながら熱電冷却素子付サブステム
4をベ−ス5に接合固定する。接合材としてはIn−S
n,In−Ag,In−Pb−Ag,Pb−Sn等が適
している。この部分の接合では、組立後にレ−ザダイオ
−ド、フォトダイオ−ドが実装された状態で、ケ−ス2
内をフラックス洗浄することが難しい。
からの光軸とを調整しながら熱電冷却素子付サブステム
4をベ−ス5に接合固定する。接合材としてはIn−S
n,In−Ag,In−Pb−Ag,Pb−Sn等が適
している。この部分の接合では、組立後にレ−ザダイオ
−ド、フォトダイオ−ドが実装された状態で、ケ−ス2
内をフラックス洗浄することが難しい。
【0058】そこで、金属表面にはNi,Auメタライ
ズを行い、接合時の雰囲気をN2の不活性ガス或いはイ
ナ−トガス中でフラックス無し接合を行うことが好まし
い。
ズを行い、接合時の雰囲気をN2の不活性ガス或いはイ
ナ−トガス中でフラックス無し接合を行うことが好まし
い。
【0059】レーザダイオード1からの放熱を良くする
第三の方法は、パッケージケース2内の上面及び下面に
断熱材20を接合する。材料としては、Al2O3,Si
3N4,MgO−SiO2等が適している。
第三の方法は、パッケージケース2内の上面及び下面に
断熱材20を接合する。材料としては、Al2O3,Si
3N4,MgO−SiO2等が適している。
【0060】パッケージケース2への接合材としてはA
u−Sn,Au−Ge,Au−Si等の半田がよい。断
熱材20の幅はサブステム4と熱電冷却素子3とを覆う
程度がよい。また、断熱材20はケース2の上下面だけ
でなく左右面に接合すると更によい。これら断熱材20
は、パッケージへのレーザダイオード1実装前に接合し
ておくことが好ましい。
u−Sn,Au−Ge,Au−Si等の半田がよい。断
熱材20の幅はサブステム4と熱電冷却素子3とを覆う
程度がよい。また、断熱材20はケース2の上下面だけ
でなく左右面に接合すると更によい。これら断熱材20
は、パッケージへのレーザダイオード1実装前に接合し
ておくことが好ましい。
【0061】ロッドレンズ10からの光は、最終的にシ
ングルモ−ドファイバ13に結合される。ファイバ13
の外形はφ125μmであるが、光が導波される部分は
コア部φ10μmである。従って、ロッドレンズ10か
らの光をできるだけ集光させて、コアに入射させること
が必要である。
ングルモ−ドファイバ13に結合される。ファイバ13
の外形はφ125μmであるが、光が導波される部分は
コア部φ10μmである。従って、ロッドレンズ10か
らの光をできるだけ集光させて、コアに入射させること
が必要である。
【0062】すなわち、X,Y,Zの三方向に対して軸
調整できる構造を得るために、まず、ファイバ13はセ
ラミックス、ジルコニア等のフェル−ル14内に接着固
定後、端面を研磨し、入射するコア部分を得る。
調整できる構造を得るために、まず、ファイバ13はセ
ラミックス、ジルコニア等のフェル−ル14内に接着固
定後、端面を研磨し、入射するコア部分を得る。
【0063】端面研磨は、直角から4゜以上の傾斜をつ
ける。これは、レンズを通してファイバ端面に集光する
場合、端面反射する部分があるとレ−ザダイオ−ド1に
再入射されることになり、わずかな戻り光でもレ−ザダ
イオ−ド1ヘ再入射すると、これにともなって光が増幅
され、レ−ザダイオ−ドの発振が不安定になる。そこ
で、ファイバ端面に傾斜23を付けることにより反射光
がレ−ザダイオ−ド1に戻らない構造にしている。
ける。これは、レンズを通してファイバ端面に集光する
場合、端面反射する部分があるとレ−ザダイオ−ド1に
再入射されることになり、わずかな戻り光でもレ−ザダ
イオ−ド1ヘ再入射すると、これにともなって光が増幅
され、レ−ザダイオ−ドの発振が不安定になる。そこ
で、ファイバ端面に傾斜23を付けることにより反射光
がレ−ザダイオ−ド1に戻らない構造にしている。
【0064】フェル−ル14をガイドするフェル−ルガ
イド15を設けることにより、フェル−ル14とガイド
15間でZ軸調整するとともにフェル−ルガイド15と
レンズガイド11間でX,Y軸調整する。
イド15を設けることにより、フェル−ル14とガイド
15間でZ軸調整するとともにフェル−ルガイド15と
レンズガイド11間でX,Y軸調整する。
【0065】光結合実験によると、ロッドレンズ10と
ファイバ13との許容相対位置ずれ量は最大結合から1
dB低下する場合、X,Y方向に対しては±3μmであ
り、Z方向に対しては±150μmである。そこで、ま
ず、X,Y,Z三軸を光軸調整後レンズガイド11とフ
ェル−ルガイド15との間を全周固定する。固定部16
は、フェル−ルガイド15側に溝を取付け、この部分に
リング状Au−Sn,Au−Ge接合材を置き、高周波
加熱装置によりフェル−ルガイド15外周部を加熱して
溶融.凝固させる。
ファイバ13との許容相対位置ずれ量は最大結合から1
dB低下する場合、X,Y方向に対しては±3μmであ
り、Z方向に対しては±150μmである。そこで、ま
ず、X,Y,Z三軸を光軸調整後レンズガイド11とフ
ェル−ルガイド15との間を全周固定する。固定部16
は、フェル−ルガイド15側に溝を取付け、この部分に
リング状Au−Sn,Au−Ge接合材を置き、高周波
加熱装置によりフェル−ルガイド15外周部を加熱して
溶融.凝固させる。
【0066】次に、フェル−ル14とフェル−ルガイド
15との間をPb−Sn半田で固定する。尚、フェルー
ル14材がAl2O3或いはジルコニア材である時、フェ
ル−ル14とフェル−ルガイド15との接合は、熱電冷
却素子3とサブステム4との接合と同様な方法を用いる
と更に安定した接合が得られる。
15との間をPb−Sn半田で固定する。尚、フェルー
ル14材がAl2O3或いはジルコニア材である時、フェ
ル−ル14とフェル−ルガイド15との接合は、熱電冷
却素子3とサブステム4との接合と同様な方法を用いる
と更に安定した接合が得られる。
【0067】上記実施例によれば、サブステム4の形状
を角錐状としたこと、サブステム4、熱電冷却素子3、
ベース5との接合に接合界面にかかる力を低減する溝を
設けるとともに熱電冷却素子4表面に金属板接合して接
合性を高めたこと、ケース2内に断熱材を接合したこと
により、レーザダイオード1からケース外への放熱を確
実にできるとともにレーザダイオード1と第一レンズ7
との光軸合わせを金属リングで精度よくでき、パッケー
ジからのファイバ出力を高くすることができる。
を角錐状としたこと、サブステム4、熱電冷却素子3、
ベース5との接合に接合界面にかかる力を低減する溝を
設けるとともに熱電冷却素子4表面に金属板接合して接
合性を高めたこと、ケース2内に断熱材を接合したこと
により、レーザダイオード1からケース外への放熱を確
実にできるとともにレーザダイオード1と第一レンズ7
との光軸合わせを金属リングで精度よくでき、パッケー
ジからのファイバ出力を高くすることができる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、レーザダイオードを固
定するサブステムを熱電冷却素子に、濡れ性よく、接合
界面にかかる力を少なくして固定することができ、しか
もケース内の断熱材を設けることにより、レーザダイオ
ードの放熱を確実に行うことが可能である。
定するサブステムを熱電冷却素子に、濡れ性よく、接合
界面にかかる力を少なくして固定することができ、しか
もケース内の断熱材を設けることにより、レーザダイオ
ードの放熱を確実に行うことが可能である。
【0069】また、レーザダイオードとファイバとの結
合効率を高くできる効果がある。更には、ハッケージの
信頼性を大きくできるという効果がある。
合効率を高くできる効果がある。更には、ハッケージの
信頼性を大きくできるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例のパッケージの縦断面図であ
る。
る。
【図2】図1のパッケージケースの組立行程を示す正面
図である。
図である。
【図3】図1のレンズガイド部の断面図である。
【図4】図3の他の実施例の断面図である。
【図5】本発明に係るサブステムと熱電冷却素子の接合
部の実施例の断面図である。
部の実施例の断面図である。
【図6】本発明に係るサブステムと熱電冷却素子の接合
部の他実施例の断面図である。
部の他実施例の断面図である。
1…レ−ザダイオ−ド、2…ケ−ス、3…熱電冷却素
子、4…サブステム、5…ベ−ス、6…フォトダイオ−
ド、7…非球面レンズ、10…ロッドレンズ、11…レ
ンズガイド、13…シングルモ−ドファイバ、14…フ
ェル−ル、15…フェル−ルガイド、20…断熱材。
子、4…サブステム、5…ベ−ス、6…フォトダイオ−
ド、7…非球面レンズ、10…ロッドレンズ、11…レ
ンズガイド、13…シングルモ−ドファイバ、14…フ
ェル−ル、15…フェル−ルガイド、20…断熱材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 熊沢 鉄雄 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内
Claims (7)
- 【請求項1】パッケ−ジケ−スの一方の側壁に熱電冷却
素子及びサブステムを介して接合固定されたレ−ザダイ
オ−ド素子と、前記レ−ザダイオ−ド素子の前方出射端
の近傍でサブステム上に接合固定された第一のレンズ
と、パッケ−ジケ−スの他方の対向した側壁にレンズホ
ルダを介して接合固定された第二のレンズと、レンズホ
ルダの一端でフェルールホルダを介して固定されたフェ
ルール付ファイバとを備えたレ−ザダイオ−ド結合装置
において、前記第一レンズを予めリング状金属に固定し
ておき、前記サブステムに設けた台座にリング状金属付
第一レンズとレーザダイオード素子との光軸が一致する
ように調整した後、固定することを特徴とするレーザダ
イオード結合装置。 - 【請求項2】請求項1において、リング及び台座の材質
はFe−45Ni或いはFe−50Niで、リング状金
属付第一レンズと台座との固定をYAG溶接或いは高周
波加熱を使って半田固定することを特徴とするレーザダ
イオード結合装置。 - 【請求項3】パッケ−ジケ−スの一方の側壁に熱電冷却
素子及びサブステムを介して接合固定されたレ−ザダイ
オ−ド素子と、前記レ−ザダイオ−ド素子の前方出射端
の近傍でサブステム上に接合固定された第一のレンズ
と、パッケ−ジケ−スの他方の対向した側壁にレンズホ
ルダを介して接合固定された第二のレンズと、レンズホ
ルダの一端でフェルールホルダを介して固定されたフェ
ルール付ファイバとを備えたレ−ザダイオ−ド結合装置
において、パッケージケース内の上面及び下面にAl2
O3板或いはSi3N4,MgO−SiO2板を接合固定し
たことを特徴とするレーザダイオード結合装置。 - 【請求項4】パッケ−ジケ−スの一方の側壁に熱電冷却
素子及びサブステムを介して接合固定されたレ−ザダイ
オ−ド素子と、前記レ−ザダイオ−ド素子の前方出射端
の近傍でサブステム上に接合固定された第一のレンズ
と、パッケ−ジケ−スの他方の対向した側壁にレンズホ
ルダを介して接合固定された第二のレンズと、レンズホ
ルダの一端でフェルールホルダを介して固定されたフェ
ルール付ファイバとを備えたレ−ザダイオ−ド結合装置
において、前記サブステムと同一または同種の材質から
なる金属材が予め前記熱電冷却素子表面に接合され、こ
の金属材の面を介して熱電冷却素子接合表面とサブステ
ム接合表面とが接合固定されたことを特徴とするレーザ
ダイオード結合装置。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかにおいて、前記
サブステム、パッケージケースの材質がMo,Cu−
(80〜90)W、或いはCu/32Ni−4Co−F
e/Cuのクラッド材であることを特徴とするレーザダ
イオード結合装置。 - 【請求項6】請求項4において、前記熱電冷却素子表面
に接合する金属材料が、Mo,Cu−(80〜90)
W,Cu/32Ni−4Co−Fe/Cuのクラッド材
であり、Agロ−、Au−Si,Au−Ge,Au−S
n等の接合材で前記熱電冷却素子表面に該金属材がそれ
ぞれ接合固定され、続いてIn−Sn,In−Ag,I
n−Pb−Ag,In−Pb−Sn,Pb−Sn等の半
田材或いは抵抗溶接、YAG溶接により前記サブステ
ム、金属材付き熱電冷却素子、前記パッケージケースが
夫々固定されたことを特徴とするレ−ザダイオ−ド結合
装置。 - 【請求項7】パッケ−ジケ−スの一方の側壁に熱電冷却
素子及びサブステムを介して接合固定されたレ−ザダイ
オ−ド素子と、前記レ−ザダイオ−ド素子の前方出射端
の近傍でサブステム上に接合固定された第一のレンズ
と、パッケ−ジケ−スの他方の対向した側壁にレンズホ
ルダを介して接合固定された第二のレンズと、レンズホ
ルダの一端でフェルールホルダを介して固定されたフェ
ルール付ファイバとを備えたレ−ザダイオ−ド結合装置
の組立方法において、予め熱電冷却素子の冷却面にサブ
ステムと同一又は同種の材質からなる金属材と熱電冷却
素子の加熱面にパッケージケースと同一又は同種の材質
からなる金属材を夫々接合固定しておき、次にレーザダ
イオードと光軸合わせした第一レンズ付サブステムと、
サブステムの同一又は同種の金属材付熱電冷却素子表面
とを半田材或いは溶接で接合固定し、次にサブステム付
熱電冷却素子と第二レンズとの光軸合わせを行った後パ
ッケージケースに半田材或いは溶接で接合固定し、最後
にフェルール付ファイバを光軸調整及び固定することを
特徴とするレーザダイオード結合装置の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12325492A JPH05323158A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | レ−ザダイオ−ド結合装置及びその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12325492A JPH05323158A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | レ−ザダイオ−ド結合装置及びその組立方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05323158A true JPH05323158A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14856025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12325492A Pending JPH05323158A (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | レ−ザダイオ−ド結合装置及びその組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05323158A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007048938A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Rohm Co Ltd | 半導体レーザ |
DE102005032593B4 (de) * | 2005-07-11 | 2007-07-26 | Technische Universität Berlin | Optisches Modul mit einer Leichtleitfaser und einem lichtemittierenden/lichtempfangenden Bauteil und Verfahren zum Herstellen |
KR100856182B1 (ko) * | 2002-03-09 | 2008-09-03 | 엘지전자 주식회사 | 레이저 다이오드의 냉각장치 |
JP2010231138A (ja) * | 2009-03-30 | 2010-10-14 | Alps Electric Co Ltd | 鏡筒付レンズとその製造方法 |
JP2012163902A (ja) * | 2011-02-09 | 2012-08-30 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光モジュール |
KR20210082168A (ko) * | 2018-10-12 | 2021-07-02 | 청두 슈퍼손 커뮤니케이션 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 | 열방출 조립체 및 통신 모듈 |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP12325492A patent/JPH05323158A/ja active Pending
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US20210341692A1 (en) * | 2018-10-12 | 2021-11-04 | Chengdu Superxon Communication Technology Co., Ltd. | Heat dissipation assembly and communication module |
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